JP2000318961A - 加減速式動く歩道用手摺 - Google Patents

加減速式動く歩道用手摺

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JP2000318961A
JP2000318961A JP11131088A JP13108899A JP2000318961A JP 2000318961 A JP2000318961 A JP 2000318961A JP 11131088 A JP11131088 A JP 11131088A JP 13108899 A JP13108899 A JP 13108899A JP 2000318961 A JP2000318961 A JP 2000318961A
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acceleration
belt
moving sidewalk
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JP11131088A
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Yuichi Miura
雄一 三浦
Akitada Narimatsu
明格 成松
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IHI Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加減速部の隣り合う手摺の継ぎ部を接近させ
て乗降客が次の手摺に手を移し替える際の違和感を無く
して手を移しやすくする。 【解決手段】 低速の乗降部2と、中間の高速部3と、
乗降部2と高速部3の間の加減速部4を有する加減速式
動く歩道1の加減速部4に設けられる加減速式動く歩道
用手摺であって、加減速部4の手摺を複数部分に分け、
各部分に独立した手摺5,6を設け、各独立した手摺
5,6はその近傍の動く歩道1の速度に近い速度で運転
し、隣り合う各手摺5,6の継ぎ部に乗降客の手を次の
手摺に渡すための案内板27を設けてなり、各手摺ベル
ト5a,6aは多数のプラスチック製の手摺ブロック1
2をピン30により結合して無端のキャタピラ状に形成
し、かつ、手摺ベルト5a,6aの表面に長手方向に連
続する複数の溝12Aを形成し、上記案内板27には上
記溝12A内に挿入されるくし歯28を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空港や駅構内など
の公共施設などに設けられ、乗降客を乗せて移動する加
減速式動く歩道用手摺(ハンドレール)に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の動く歩道は、図12(A),
(B)に示すように、乗降客の姿勢保持用の手摺a、乗
降客を保護する欄干bおよび腰板c、乗降客を乗せて移
動するパレット(踏面)dで構成されている。
【0003】上記動く歩道は、乗降部での乗り移りの問
題があり高速化ができないので、乗降部では低速で、中
間部では高速の加減速可能な動く歩道が提案されてい
る。この加減速可能な動く歩道は、低速の乗降部と中間
の高速部と乗降部と高速部の間の加減速部を有してお
り、加減速部の手摺を複数部分に分けるとともに、各部
分に独立した手摺を設け、各独立した手摺はその近傍の
動く歩道の速度に近い速度で運転するようにする(特開
平7−101662)。
【0004】図11は上記公報に開示された加減速可能
な動く歩道の手摺の一部拡大図である。図において、e
は加減速部の一方の手摺ベルト、fは他方の手摺ベルト
であり、hは手摺ベルトe,fの表面の長手方向に設け
た複数の溝である。gは手摺ベルトe,fの継ぎ部に設
けた案内板で、乗降客の手を次の手摺に渡すためのもの
である。案内板gの両端はくし歯を有していて手摺ベル
トe,fの溝h内に挿入されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記加
減速可能な動く歩道の手摺は、手摺ベルトがゴム製なの
で、手摺ベルトの曲げ半径を大きくしなけらばならない
が、半径を大きくすると隣り合う手摺の円弧状部の間
(継ぎ部)が離れてしまい案内板gを長くしなければな
らない。継ぎ部で乗降客は、手を次の手摺に移し替える
ため、いままで掴んできた手を手摺から離し、次の手摺
を掴み直さなければならないが、継ぎ部が離れると掴み
直すために乗降客が手を離している時間が長くなり危険
である。特に手摺ベルトに溝がある場合、継ぎ部を接近
させるために曲げ半径を小さくすると、円弧状部で溝が
崩れてしまい、案内板のくし歯を溝に挿入できなくなる
ので、曲げ半径を小さくすることができない。
【0006】本発明は、上記のような問題点を解決する
ために創案されたもので、加減速部の隣り合う手摺の継
ぎ部を接近させて乗降客が次の手摺に手を移し替える際
の違和感を無くして安全性を向上させる加減速式動く歩
道用手摺を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、低速の
乗降部と、中間の高速部と、乗降部と高速部の間の加減
速部を有する加減速式動く歩道の加減速部に設けられる
加減速式動く歩道用手摺であって、加減速部の手摺の全
長を複数部分に分け、各部分に独立した手摺を設け、各
独立した手摺はその近傍の動く歩道の速度に近い速度で
運転し、隣り合う各手摺の継ぎ部に乗降客の手を次の手
摺に渡すための案内板を設けてなり、各手摺ベルトは多
数のプラスチック製の手摺ブロックをピンにより結合し
て無端の無限軌道状に形成し、かつ、手摺ベルトの表面
に長手方向に連続する複数の溝を形成し、上記案内板に
は上記溝内に挿入されるくし歯を有している加減速式動
く歩道用手摺が提供される。
【0008】上記手摺ブロックは、手摺ベルトの幅方向
に長い矩形状主体と、矩形状主体の上面から上方に突出
し、上面が手摺ベルトの前後方向にのびた上方に凸な緩
やかな曲面になっているくし歯と、矩形状主体の前後面
に前後に突出し、先端に円弧面を有する突起と、両端の
くし歯の後方外面と前方内面には半円形状の凹部を有す
るとともに、後方内面には扇状の切り欠きを有し、中間
のくし歯の前方と後方の側面には互いに反対の面に円弧
状の凹部を有し、両端のくし歯と上記突起にはそれらを
連通するピン孔を有し、両端のくし歯の下端には内方に
突出した突起を有して矩形状主体下面との間にC型の溝
を形成してなるのが好ましい。
【0009】上記手摺ブロックの前方と後方を反対向き
にしてもよい。
【0010】上記手摺ベルトは、手摺ベルトの両側面に
押しつけて回転する駆動ローラにより駆動されるのが好
ましい。
【0011】上記手摺ベルトは、駆動モータと、手摺ベ
ルトの両側面に押しつけて回転する駆動ローラと、駆動
モータと駆動ローラとの間を連結するベルトとからなる
手摺駆動装置により駆動されるのが好ましい。
【0012】次に本発明の作用について説明する。動く
歩道は、低速の乗降部と、中間の高速部と、乗降部と高
速部の間の加減速部を有しており、加減速部の手摺は、
その全長を複数部分に分け、各部分に独立した手摺を設
けている。この独立した手摺は、その近傍の動く歩道の
速度に近い速度で運転される。手摺ベルトは、多数のプ
ラスチック製の手摺ブロックをピンにより連結して無端
の無限軌道状に形成し、かつ、手摺ベルトの表面には長
手方向に連続する複数の溝を形成しているので、円弧状
部で伸縮がなく、したがって、溝を深くしても溝の崩れ
がなく、案内板のくし歯を深く挿入できるので、手を巻
き込まれることがない。また、隣り合う手摺の継ぎ部を
接近させることができ、したがって、乗降客が次の手摺
に手を移し替える際の違和感を無くして手を移しやすく
することができる。
【0013】
【本発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい一実施
形態について、図面を参照して説明する。図1は特願平
9−280553に開示された水平循環式の動く歩道の
全体図で、(A)は平面図、(B)は側面図である。図
2は図1(B)の一部拡大図である。図3は図2のA−
A矢視図である。図4は図3のa部拡大図である。
【0014】1は水平循環式動く歩道で、図1に示すよ
うに、2個の直線部と2個の半円の円弧状部を有してい
る。2は乗降部で、2aは乗り部、2bは降り部であ
る。水平循環式動く歩道1は、低速の乗降部2と、中間
の高速部3と、乗降部2と高速部3の間の加減速部4を
有している。8は乗降客を乗せて移動する多数のパレッ
トで、環状に形成したレール上に、互いに一部分が重り
合うように連接して載置されており、パレット可変速装
置9により加減速可能になっている。なお、直線部が往
路(矢印11)と復路(矢印11a)の動く歩道になっ
ている。
【0015】10はレールに沿って設けられたパレット
可変速装置9のスクリューロッドで、螺旋状のねじ溝を
有していて4本設けられている。スクリューロッド10
のねじ溝は、図示していないが、加速部の入口側または
減速部の出口側でピッチが短く、高速部の出入口である
中間側でピッチが長くなっており、ねじ溝にパレット8
下面に突設したローラ(図示せず)を係合し、スクリュ
ーロッド10を回転させてパレット8を加減速して移動
し、直線部の中間(スクリューロッド10の設けられて
いない部分)ではパレット8同士を連結した紐状部材
(図示せず)により互いに引き合って高速で移動するよ
うになっている。
【0016】水平循環式動く歩道1の手摺は、高速部3
の手摺7を設けるとともに、加減速部4の手摺を複数部
分に分け、各部分に独立した手摺5,6とを設けてお
り、加減速部4の各独立した手摺5,6は、その近傍の
動く歩道の速度に近い速度で運転している。なお、高速
部3の手摺7は、エスカレータなどに使用されているゴ
ム製の手摺ベルトである。
【0017】加減速部4の手摺5,6は、後述する多数
のプラスチック製の手摺ブロック12をピン30により
結合して無端の無限軌道状に形成しており、図2ないし
図4に示すように(図2ないし図4は加減速部4の手摺
5を示している)、上面が手摺ベルト5aの長手方向に
長く、下面が短い台形をなすように、上方に設けたフリ
ーローラ20,20と下方に設けた上下に動かして張力
を与えるテンションローラ21,21を介して巻き廻す
ように結合している。
【0018】13は手摺5,6の手摺駆動装置である。
手摺駆動装置13は、図2ないし図4に示すように、駆
動モータ14と、手摺ベルト5aの両側面に押しつけて
回転する駆動ローラ18と、駆動モータ14と駆動ロー
ラ18との間を連結するベルト17とから構成されてい
る。なお、図4では手摺ベルト5aはリターン側を示し
ている。14aは駆動モータ14のベルトプーリであ
り、15はベルトプーリ14aの下方に設けたベルトプ
ーリである。ベルト17はベルトプーリ14a、2個の
ベルトプーリ15に巻き廻されていて、ベルトプーリ1
5,15間をテンションローラ16により下面から上方
に押し上げられている。33は入力軸15aと出力軸1
8aが直角方向に交差する減速機であり、入力軸15a
にベルトプーリ15が取り付けられ、出力軸18aに駆
動ローラ18が取り付けられている。減速機33は、ス
ライドレール35上を摺動可能に設置されており、図示
しないばねにより互いに接近するように付勢されてい
る。34は上記2つの減速機33を連結するカップリン
グである。19はサポートローラであり、リターン側で
手摺ベルト5aの内面12kを下方に押し付けている。
22はサポートローラ19の下方に手摺ベルト5aを挟
んで設けられたシューで、手摺ベルト5aのくし歯12
a,12cの溝12A内に嵌入する複数の突起22aを
有し、手摺ベルト5aが降下するのを防止している。2
5はシュ−支持材である。23は手摺支持用フレームで
ある。なお、27は後述する案内板であり、28は案内
板27のくし歯である。
【0019】図5ないし図8は手摺ブロックの図で、図
5は平面図、図6は図5のX−X矢視図、図7は図5の
Y−Y矢視図である。図8は各断面図である。手摺ブロ
ック12は、手摺ベルト5a,6aの幅方向に長い矩形
状主体12bと、矩形状主体12bの上面から上方に突
出し、上面が手摺ベルト5a,6aの前後方向にのびた
上方に凸な緩やかな曲面になっているくし歯12a,1
2cと、矩形状主体12bの前後面に前後に突出し、先
端に円弧面を有する突起12g,12mとを有してい
る。両端のくし歯12aの後方外面と前方内面には半円
形状(半径R)の凹部12f,12dを有するととも
に、後方内面には扇状の切り欠き12hを有している。
中間のくし歯12cの前方と後方の側面には互いに反対
方向の面に円弧状の凹部12n,12oを有し、両端の
くし歯12aと上記突起12g,12mにはそれらを連
通するピン孔12rを有し、両端のくし歯12aの下端
には内方に突出した突起12iを有して矩形状主体12
b下面12kとの間にC型の溝12pを形成している。
12jは両端のくし歯12aの下面であり、12qは両
端のくし歯12a上面のテーパー面である。12Aは手
摺ベルト5a,6aの表面に長手方向に連続して形成す
る溝である。なお、図5は手摺ブロック12を1点鎖線
で示す他の手摺ブロック12と連結している状態を示し
ている。
【0020】図8は手摺ブロックの断面図で、(A)は
図5のA−A矢視図である。図において、12は手摺ブ
ロックで、12aは両端のくし歯、12bは矩形状主
体、12fは両端のくし歯12aの後方外面の半円形状
(半径R)の凹部、12gは突起、12hは両端のくし
歯12a後方内面の扇状の切り欠き、12iは突起、1
2jは両端のくし歯12aの下面、12pはC型の溝、
12rはピン孔である。
【0021】図8(B)は図5のB−B矢視図である。
図において、12は手摺ブロックで、12bは矩形状主
体、12cは中間のくし歯、12hは両端のくし歯12
a後方内面の扇状の切り欠き、12iは突起、12jは
両端のくし歯12aの下面、12mは突起、12nは前
方側面の円弧状の凹部、12oは中間のくし歯12cの
後方側面の円弧状の凹部、12pはC型の溝、12rは
ピン孔である。
【0022】図8(C)は図5のC−C,K−K矢視図
である。図において、12は手摺ブロックで、12bは
矩形状主体、12cは中間のくし歯、12iは突起、1
2jは両端のくし歯12aの下面、12kは矩形状主体
12bの下面、12mは突起、12oは中間のくし歯1
2cの後方側面の円弧状の凹部、12pはC型の溝、1
2rはピン孔である。
【0023】図8(D)は図5のD−D,J−J矢視図
である。図において、12は手摺ブロックで、12cは
中間のくし歯、12iは突起、12jは両端のくし歯1
2aの下面、12kは矩形状主体12bの下面、12o
は中間のくし歯12cの後方側面の円弧状の凹部、12
pはC型の溝、12rはピン孔である。
【0024】図8(E)は図5のE−E,G−G矢視図
である。図において、12は手摺ブロックで、12bは
矩形状主体、12cは中間のくし歯、12kは矩形状主
体12bの下面、12mは突起、12rはピン孔であ
る。
【0025】図8(F)は図5のH−H矢視図である。
図において、12は手摺ブロックで、12cは中間のく
し歯、12gは突起、12kは矩形状主体12bの下
面、12mは突起、12rはピン孔である。
【0026】図8(G)は図5のF−F矢視図である。
図において、12は手摺ブロックで、12cは中間のく
し歯、12kは矩形状主体12bの下面、12mは突
起、12rはピン孔である。
【0027】図8(H)は図5のI−I矢視図である。
図において、12は手摺ブロックで、12cは中間のく
し歯、12jは両端のくし歯12aの下面、12kは矩
形状主体12bの下面、12nは中間のくし歯12cの
前方側面の円弧状の凹部、12pはC型の溝、12rは
ピン孔である。
【0028】図9は案内板の斜視図であり、図10は図
9のA−A矢視図である。図において、前記案内板27
は、隣り合う各手摺5,6の継ぎ部に設けられていて乗
降客の手を次の手摺に案内する。案内板27上面の前後
端には手摺ベルト5a,6aの溝12A内に挿入される
くし歯28を有し、下端は連結材27aに連結されてい
て手摺支持用フレーム23の上方部に固定されている。
29は案内板27の中間に設けられたローラ29であ
る。29aはローラ29の回転ピンである。なお、高速
部3の手摺7は先に述べたようにゴム製であり、前後の
プーリは大径であるが、本発明の手摺は先に述べたよう
に台形状をしているので、手摺5の上面と手摺7の上面
との隙間を小さくすることができる。そして、加速部4
の手摺5から高速部3の手摺7に移るときには手摺7の
方が高速なので、手が隙間に引き込まれることがない。
また、高速部3の手摺7から減速部4の手摺5に移ると
きには手摺5の速度をわずかに手摺7より高速にしてお
けば手が隙間に引き込まれることがない。したがって、
案内板27はなくてもよい。
【0029】26は手摺ベルトガイドで、図9に示すよ
うに、手摺ブロック12の下面12kと突起12iとの
間のC型溝12p内に嵌入して手摺ベルト6aをガイド
する。
【0030】次に本実施形態の作用について説明する。
動く歩道1は、低速の乗降部2と、中間の高速部3と、
乗降部2と高速部3の間の加減速部4を有しており、加
減速部4の手摺は、その全長を複数部分に分け、各部分
に独立した手摺5,6を設けている。この独立した手摺
5,6は、その近傍の動く歩道1の速度に近い速度で運
転される。手摺ベルト5a,6aは、多数のプラスチッ
ク製の手摺ブロック12をピン30により連結して無端
の無限軌道状に形成し、かつ、手摺ベルト5a,6aの
表面には長手方向に連続する複数の溝12Aを形成して
いるので、円弧状部で伸縮がなく、したがって、溝12
Aを深くしても溝12Aの崩れがなく、案内板27のく
し歯28を深く挿入できるので、手を巻き込まれること
がない。また、隣り合う手摺5,6の継ぎ部を接近させ
ることができ、したがって、乗降客が次の手摺に手を移
し替える際の違和感を無くして手を移しやすくすること
ができる。
【0031】本発明は、上記実施形態に限定されるもの
ではなく、たとえば、加減速部に独立した手摺を2個ず
つ設けた例について説明したが、3〜4個ずつ設けても
よく、また、ピン両端のピン孔に栓をしてピンの抜け落
ちを防止するようにしてもよいなど、本発明の要旨を逸
脱しない範囲で種々の変更が可能である。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、手
摺ベルトは多数のプラスチック製の手摺ブロックをピン
により結合して無端の無限軌道状に形成し、手摺ベルト
の表面に長手方向に連続する複数の溝を形成し、かつ、
加減速部の隣り合う手摺の継ぎ部を接近させて乗降客が
次の手摺に手を移し替える際の違和感を無くして手を移
しやすくすることができるとともに、安全性を向上させ
ることができるなど優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の水平循環式動く歩道の全体図であり、
(A)は平面図、(B)は側面図である。
【図2】図1(B)の一部拡大図である。
【図3】図2のA−A矢視図である。
【図4】図3のa部拡大図である。
【図5】手摺ブロックの平面図
【図6】図5のX−X矢視図
【図7】図5のY−Y矢視図である。
【図8】(A)は図5のA−A矢視図である。(B)は
図5のB−B矢視図である。(C)は図5のC−C,K
−K矢視図である。(D)は図5のD−D,J−J矢視
図である。(E)は図5のE−E,G−G矢視図であ
る。(F)は図5のH−H矢視図である。(G)は図5
のF−F矢視図である。(H)は図5のI−I矢視図で
ある。
【図9】手摺の一部拡大図である。
【図10】図9のA−A矢視図である。
【図11】加減速可能な動く歩道の手摺の一部拡大図で
ある。
【図12】(A),(B)は従来の動く歩道の説明図で
ある。
【符号の説明】
1 水平循環式動く歩道 2 乗降部 2a 乗り部 2b 降り部 3 高速部 4 加減速部 5,6,7 手摺 8 パレット 9 パレット可変速装置 10 スクリューロッド 12 手摺ブロック 12a 両端のくし歯 12b 矩形状主体 12c 中間のくし歯 12A 溝 13 手摺駆動装置 14 駆動モータ 15,16 プーリ 19 サポートローラ 20 フリーローラ 21 テンションローラ 27 案内部材 28 くし歯 29 ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F321 AA04 BA01 BA06 CA43 CF02 CF06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低速の乗降部と、中間の高速部と、乗降
    部と高速部の間の加減速部を有する加減速式動く歩道の
    加減速部に設けられる加減速式動く歩道用手摺であっ
    て、加減速部の手摺を複数部分に分け、各部分に独立し
    た手摺を設け、各独立した手摺はその近傍の動く歩道の
    速度に近い速度で運転し、隣り合う各手摺の継ぎ部に乗
    降客の手を次の手摺に渡すための案内板を設けてなり、
    各手摺ベルトは多数のプラスチック製の手摺ブロックを
    ピンにより結合して無端の無限軌道状に形成し、かつ、
    手摺ベルトの表面に長手方向に連続する複数の溝を形成
    し、上記案内板には上記溝内に挿入されるくし歯を有し
    ていることを特徴とする加減速式動く歩道用手摺。
  2. 【請求項2】 上記手摺ブロックは、手摺ベルトの幅方
    向に長い矩形状主体と、矩形状主体の上面から上方に突
    出し、上面が手摺ベルトの前後方向にのびた上方に凸な
    緩やかな曲面になっているくし歯と、矩形状主体の前後
    面に前後に突出し、先端に円弧面を有する突起と、両端
    のくし歯の後方外面と前方内面には半円形状の凹部を有
    するとともに、後方内面には扇状の切り欠きを有し、中
    間のくし歯の前方と後方の側面には互いに反対の面に円
    弧状の凹部を有し、両端のくし歯と上記突起にはそれら
    を連通するピン孔を有し、両端のくし歯の下端には内方
    に突出した突起を有して矩形状主体下面との間にC型の
    溝を形成してなる請求項1記載の加減速式動く歩道用手
    摺。
  3. 【請求項3】 上記手摺ブロックの前方と後方を反対向
    きにした請求項1および請求項2記載の加減速式動く歩
    道用手摺。
  4. 【請求項4】 上記手摺ベルトは、手摺ベルトの両側面
    に押しつけて回転する駆動ローラにより駆動されている
    請求項1ないし請求項3記載の加減速式動く歩道用手
    摺。
  5. 【請求項5】 上記手摺ベルトは、駆動モータと、手摺
    ベルトの両側面に押しつけて回転する駆動ローラと、駆
    動モータと駆動ローラとの間を連結するベルトとからな
    る手摺駆動装置により駆動されている請求項1ないし請
    求項3記載の加減速式動く歩道用手摺。
JP11131088A 1999-05-12 1999-05-12 加減速式動く歩道用手摺 Pending JP2000318961A (ja)

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