JPH0986845A - 可変速式動く歩道における手摺装置 - Google Patents

可変速式動く歩道における手摺装置

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JPH0986845A
JPH0986845A JP25410795A JP25410795A JPH0986845A JP H0986845 A JPH0986845 A JP H0986845A JP 25410795 A JP25410795 A JP 25410795A JP 25410795 A JP25410795 A JP 25410795A JP H0986845 A JPH0986845 A JP H0986845A
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JP
Japan
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support
handrail
guide
pallet
guide rail
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Withdrawn
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JP25410795A
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English (en)
Inventor
Shunji Kasuga
俊二 春日
Fushimi Ochiai
節美 落合
Masahiro Nitta
正寛 新田
Hiroshi Saeki
尋史 佐伯
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、パレットの前後方向または左右方向
の移動に合わせて、手摺がパレットと同じ方向に同じ速
度で同期して移動することを小型、軽量で且つ簡素な構
成および安価に実現することができる変速式動く歩道に
おける手摺装置を提供することを課題とする。 【解決手段】複数の板状支持部材81を移動方向に上下
回動自在、且つ互いに横滑り自在に連結し、下部に案内
および/または被駆動用ガイドバーを、前記板状支持部
材の上部に支持バーを夫々備えた無端状支持連続帯80
と、前記ガイドバーを当接させて前記支持連続帯を案内
するガイドレール90と、前記ガイドバーを介して前記
無端状支持連続帯を駆動する駆動装置110と、前記支
持バーに支持されて前記無端状支持連続帯の移動方向に
移動され移動方向に伸縮可能な手摺70とを具備するこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は可変速式動く歩道に
おける手摺装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、動く歩道では、踏板(以下パレッ
トと称する。)の移動方向左右両側、または片側に乗客
を保護する欄干を設置し、この欄干に、パレットと同じ
方向で同じ速度で移動し、乗客の姿勢保持を助ける手摺
を設けることが義務付けられている。
【0003】従来から用いられている公知の動く歩道
は、パレットが等速度で移動し且つパレットの横幅がパ
レット移動方向すべてにわたり変動しない形式のもので
あり、この場合には欄干および手摺もパレット側方の一
定位置に固定して設けるだけでも充分に機能している。
しかし、近年パレットの移動中にその移動速度を増大、
あるいは低下させることが可能な動く歩道が提案されて
いる。
【0004】この形式の可変速式動く歩道は、多数のパ
レットを無端状に連結した無端体を循環移動路に沿って
配設して回転して多数のパレットを連続して循環移動さ
せるとともに、各パレットを平面内で左右方向に横滑り
可能な構成として、パレットを移動中に左右方向に横滑
りさせてパレットの移動速度を変動できるようにしたも
のである。
【0005】図8はこの可変速式動く歩道の基本的構成
を示している。図中1は多数のパレットで、この多数の
パレット1は無端状に連結されている。この無端体は循
環移動路に沿って配設されて回転される。パレット1は
移動中に左右方向に横滑りさせることが可能な構成とな
っている。
【0006】図8および図9(a)に示す(A)区間
は、隣接するパレット1を左右向に移動させることなく
前後方向に移動させる低速域であり、図8に示す(B)
および(C)区間は隣接するパレット1を前後方向に移
動させるとともに、左右方向における相対的位置も徐々
に横滑りさせ、この前後方向と左右方向の合成により移
動速度を増加させてゆく加速域と、移動速度を低下させ
てゆく減速域である。加速域(B)は図9(b)にも示
している。図8および図9(c)に示す(C)区間は、
隣接するパレット1の左右方向の相対的位置を最大設定
量(δmax)で横滑りした状態で移動させる高速域であ
る。
【0007】なお、図9においてXはパレット1の左右
方向移動速度、Yはパレット1の前後方向移動速度、Z
は左右方向移動速度Xと前後方向移動速度Yの合成ベク
トルで求められるパレット1の走行速度である。
【0008】前述した可変速式動く歩道では、パレット
1が左右方向の位置を変更しながら前後方向へ走行する
ので、可変速式動く歩道に設ける手摺も、乗客の安全を
守るために、パレットの前後方向または左右方向の移動
に合わせて、パレットと同じ方向に同じ速度で同期して
移動することが必要である。
【0009】従来、動く歩道に設ける手摺装置のひとつ
として次に述べる分割型手摺駆動方式によるものがあ
る。分割型手摺駆動方式とは、従来の動く歩道に用いら
れていた無端ベルトからなる連続した手摺とは異なり、
人の手が持つ部分を分割して、多数の分割手摺を無端状
に連結したものである。図10はこの方式の手摺装置に
おける端部を示している。
【0010】図10において11は多数の分割手摺で、
これらには夫々リンク12が取り付けられ、各隣接する
分割手摺11のリンク12はローラ13により連結され
ている。また、分割手摺11の相互間には伸縮カバー1
4が連結されている。
【0011】連結された多数の分割手摺11は無端状を
なす手摺案内体15を摺動して移動され、リンク12は
無端状をなすローラガイド16を摺動して移動される。
手摺案内体15とローラガイド16とは、循環通路の湾
曲した反転端部から循環通路の前後方向中央部に近付く
に従い次第に間隔が接近する関係をもって設けられてい
る。
【0012】循環通路の湾曲した反転端部の内側には2
個の駆動スプロケット17が設けられ、この2個の駆動
スプロケット17に巻き掛けされたチェーン18には、
リンク12のローラ13に引っ掛かる複数のドグ19が
取り付けられている。
【0013】そして、駆動スプロケット17が回転され
てチェーン18が回転されると、ドグ19が一緒に移動
される。各ドグ19は移動される時に順次リンク12の
ローラ13に引っ掛かり、ローラ13がローラガイド1
6に沿って順次移動される。ローラ13の移動により各
リンク12および各分割手摺11が順次移動される。分
割手摺11は循環通路の湾曲した反転端部から循環通路
の前後方向中央部に向けて移動するに従い相互の間隔が
離れてゆく。この間隔の増加に伴い伸縮カバー14が伸
張される。
【0014】この手摺装置では、各分割手摺11はリン
クにより連結されているために、循環通路が直線の場合
には前後方向に移動することが可能であるが、循環通路
が水平面上で湾曲している場合には左右方向への移動が
困難である。
【0015】次に前記の装置とは異なる手摺装置につい
て図11(a)および(b)を参照して説明する。図1
1(b)は循環通路が直線の場合における装置の構成を
示している。
【0016】図中31は分割手摺、32は連結帯、33
は走行台車、34はカバー、35は中間台車、36は制
御ガイド、37は手摺ガイドである。手摺ガイド37に
摺動可能に設けられた各分割手摺31の間はロープやチ
ェーンなどの連結帯32で間隔が保たれている。連結帯
32はすべて同じ長さを有して、隣接する分割手摺31
の下面を通過して隣接する走行台車33に夫々取り付け
られている。連結帯32は伸縮カバー34で覆われてい
る。
【0017】走行台車33は制御ガイド36に設けられ
ている。中間台車は35は手摺ガイド37に設けられて
おり、分割手摺31の間隔が最小になった状態でも、伸
縮カバー34の保護と被血がてで挟むなどの事故を防止
し、また連結帯32のたるみを防止するものである。
【0018】各分割手摺31の間隔を制御しているの
は、制御ガイド36の傾きである。図11(b)に分割
手摺31の間隔が最大となった場合を示しており、制御
ガイド36と手摺ガイド37が平行に位置し、走行台車
33が分割手摺31と接近している様子を示している。
【0019】この従来の手摺装置は、循環移動路が水平
面内において湾曲している場合に分割手摺31が左右方
向に移動することが可能である。しかし、従来の手摺装
置は、動く歩道のパレットの移動速度が徐々に変化し、
且つ循環移動路が水平面内において湾曲する変速式動く
歩道には適さない。また、連結帯32で各分割手摺31
が連結されているために、分割手摺31の動きは決して
スムーズとはいえない。
【0020】前述した各従来例の手摺装置は、いずれも
変速的な回転および変速的な摺動が多くあり、運転によ
り騒音、摩耗の発生はさけられず、寿命は極端に短くな
るなどの不具合がある。
【0021】本発明では手摺装置の作動原理としてパレ
ットと同様な横滑り速度機構を採用している。本発明と
の差異を明確にするために従来技術のパレット移動機構
について詳述する。
【0022】横滑りパレットを採用した変速式動く歩道
は、特開昭47−669号、特開昭47−3368号お
よび特開平7−101656号に提案されている。横滑
り変速原理そのものは公知の技術であり、パレットの支
持連結方法および駆動方法に特徴がある。
【0023】前2者の発明は、ほぼ同一のものであり、
図12にパレットの支持連結方法を、図13に駆動方法
を夫々示す。本発明に関連して前2者について説明す
る。鉄道の場合に明白なにように、重量物を一定軌道上
で移動させるためには、レールと車輪を用いることが基
本的である。図12ではパレット1は上ガイドローラ4
2により支えられてガイドレール41上を移動させるよ
うになっている。鉄道と異なるのは、動く歩道では反転
してリターンする必要があるので、上ローラガイド42
は下ガイドローラ43とともにガイドローラ41を挟ん
でいる。
【0024】負荷を乗せて移動中のパレットの間隙を均
一に保つために、連結棒44で連結紙、スライダ46に
よりパレットが相互に横滑り可能となっている。反転部
においてもガイドレール41が移動の基準となるので、
パレット1は大きな周上を移動する必要があり、連結棒
44で連結しておくことができない。反転部において
は、連結棒44は固定リング45が解放されてスライダ
46中を自由に移動できるようになり、反転終了後に再
度固定されるようになっている。駆動については図13
に示すように電動機47により駆動輪48を回転させて
パレット1を摩擦駆動している。
【0025】後者を図14に示す。これは図13に示す
連結機構の難点を改善しようとするものである。すなわ
ち、これはパレット1相互の連結はなく自由とする。そ
して、高速部では駆動チェーン51で駆動されるラック
チェーン52によりパレット1を支持して移動し、反転
部では駆動チェーン53によりパレット1に設けられた
フック54、55を支持してパレット1を移動する。高
速部と反転部の中間では、支持ローラ56によりパレッ
ト1を支持し、このパレット1を後続のパレット1によ
って押し出す。図中57は駆動用電動機である。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】従来の動く歩道は、人
がパレットに乗ってから降りるまでパレットが一定速度
であったので、手摺も無端状のエンドレスベルトによる
一定速度でパレットと同期して移動するものであれば良
かった。すなわち、従来の動く歩道に用いられる手摺装
置は、手摺を水平面内を一定速度で直線的に移動する機
能を有するものであった。
【0027】ところが、最近は図8に示すような変速式
動く歩道の実現が要望されており、これに伴い変速式動
く歩道に適した手摺装置の開発が要求されてきている。
すなわち、パレットの前後方向または左右方向の移動に
合わせて、手摺がパレットと同じ方向に同じ速度で同期
して移動することが可能な装置が要求されてきている。
【0028】しかしながら、このような動く歩道の変速
方式は、原理上曲線部を必要とするものであるために、
これに対応する手摺を駆動する手摺装置は従来存在しな
かった。
【0029】そこで、手摺装置において前記変速方式の
曲線に沿って歩道と同じ横滑り変速方式を採用すること
が考えられる。この原理を手摺装置に適用することが可
能であることは後述するように証明することができる。
【0030】しかし、前記変速式歩道に提案された図1
2および図13に示す前者の装置では、パレットの解
放、固定を必要とする滑り連結装置が採用されているた
めに長期的な寿命に難点があり、また2本のレールを複
雑な曲線に加工した後に高い精度で設置する必要があ
り、加工および組立てが大変面倒である。さらに、この
装置では、パレットの移動方向とレール間隔が変化する
ために、車輪回転方向および車輪間隔を可変にする必要
があり、構造が大変複雑となっている。
【0031】一方、図14に示す後者の装置において
は、前者の装置のような連結機構およびレールは省かれ
ているが、大きさ、重量およびコストの各面で適切に適
用することができるものではなかった。
【0032】このように従来の動く歩道の変速方式を手
摺装置に適用するには、大きさ、重量、構成およびコス
トなどの面で種々の問題があった。本発明は前記事情に
基づいてなされたもので、パレットの前後方向または左
右方向の移動に合わせて、手摺がパレットと同じ方向に
同じ速度で同期して移動することを小型、軽量で且つ簡
素な構成および安価に実現することができる変速式動く
歩道における手摺装置を提供することを課題とする。
【0033】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の可変速
式動く歩道における手摺装置は、複数の板状支持部材を
移動方向に上下回動自在、且つ互いに横滑り自在に連結
し、下部に案内および/または被駆動用ガイドバーを、
前記板状支持部材の上部に支持バーを夫々備えた無端状
支持連続帯と、前記ガイドバーを当接させて前記支持連
続帯を案内するガイドレールと、前記ガイドバーを介し
て前記無端状支持連続帯を駆動する駆動装置と、前記支
持バーに支持されて前記無端状支持連続帯の移動方向に
移動され移動方向に伸縮可能な手摺とを具備することを
特徴とする。
【0034】この構成によれば、複数の板状支持部材を
移動方向に上下回動自在、且つ互いに横滑り自在に連結
して構成された無端状支持連続帯が、移動方向に伸縮可
能な手摺を支持することにより、可変速式動く歩道にお
いてパレットが移動する移動方向に沿う全域にわたっ
て、手摺をパレットの前後方向または左右方向の移動に
合わせてパレットと同期して同じ方向に同じ速度で移動
させることができる。
【0035】また、この手摺装置は、無端状支持連続帯
により伸縮可能な手摺を支持することにより、手摺の長
さがパレットの変速に応じて自動的に変化し、手摺をパ
レットと同じ方向に同じ速度で移動させることを実現で
きる。
【0036】従って、パレットの前後方向または左右方
向の移動に合わせて、手摺がパレットと同じ方向に同じ
速度で同期して移動することを小型、軽量で且つ簡素な
構成および安価に実現することができる変速式動く歩道
における手摺装置を実現することができる。
【0037】そして、本発明の手摺装置により可変式動
く歩道においても、従来の定速式動く歩道と同様に、歩
行者は何時でもどこでも手摺に掴まることが可能となっ
て歩行の安全を確保することができるようになる。
【0038】請求項2の発明は、請求項1において、ガ
イドレールが、ガイドレールサポートを備え、且つガイ
ドバーが、前記ガイドレールサポートに当接して前記板
状支持部材を位置決めする回転自在なガイドローラを有
していることを特徴とする。
【0039】この構成によれば、支持連続帯の動作を円
滑且つ安定して行うことが可能にな、り、手摺の移動を
良好に行うことに寄与する。請求項3の発明は、請求項
1において、ガイドレールが、ガイドバーを当接させて
支持連続帯を案内するガイドレールサポートと、このガ
イドレールサポートの上部に設けられて支持連続帯を支
持案内するサポートレールと、これらガイドレールサポ
ートおよびサポートレールを覆うカバーとを具備するこ
とを特徴とする。
【0040】この構成によれば、支持連続帯の動作を円
滑且つ安定して行うことが可能になり、手摺の移動を良
好に行うことに寄与する。請求項4の発明は、請求項3
において、ガイドレールサポートが、1本で構成され、
両側面にガイドレールを当接させて案内するものである
ことを特徴とする。
【0041】この構成によれば、支持連続帯において板
状支持部材を円滑且つ安定して移動させることができ、
その結果支持連続帯を円滑且つ安定して移動させること
に寄与できる。
【0042】請求項5の発明は、請求項3において、ガ
イドレールサポートが、2本で並べて構成され、互いに
対向する内側面にガイドローラを当接させて案内するも
のであることを特徴とする。
【0043】この構成によれば、支持連続帯において板
状支持部材を円滑且つ安定して移動させることができ、
その結果支持連続帯を円滑且つ安定して移動させること
に寄与できる。
【0044】請求項6の発明は、請求項3において、サ
ポートレールが、支持連続帯の移動方向に回転自在なロ
ーラテーブルであることを特徴とする。この構成によれ
ば、支持連続帯において板状支持部材を円滑且つ安定し
て移動させることができ、その結果支持連続帯を円滑且
つ安定して移動させることに寄与できる。
【0045】請求項7は、請求項3において、サポート
レールが、低い摩擦係数の摺動部材であることを特徴と
する。この構成によれば、支持連続帯において板状支持
部材を円滑且つ安定して移動させることができ、その結
果支持連続帯を円滑且つ安定して移動させることに寄与
できる。
【0046】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態について図
面を参照して説明する。本発明の手摺装置を設ける変速
式動く歩道について説明する。この変速式動く歩道は、
例えば図8に示すように構成されている。すなわち、多
数のパレット1を無端状に連結して無端体が構成され、
この無端体は動く歩道に沿って歩行者が乗る地上側と、
地下側にわたって配設される。パレット1は移動中に左
右方向に横滑りさせることが可能な構成となっている。
そして、無端体は図示しない回転駆動装置により循環移
動路の地上側と地下側にわたって循環移動される。
【0047】そして、変速式循環移動路は、無端体のパ
レット1を循環移動路に沿って循環移動させるととも
に、各パレット1を水平面内で左右方向に横滑りさせ
て、図8に示すようにパレット1の移動速度Zを変速で
きるように構成したもので、通常前後方向の移動速度Y
を一定速度で制御している。
【0048】変速式循環移動路の全体構成としては、隣
接するパレット1を左右方向の相対的位置をずらさない
低速域Aと、パレット1の左右方向の相対的位置を徐々
にずらして移動速度を変えてゆく加速域Bおよび減速域
Dと、パレット1を左右方向の相対的横滑り量(δ1 )
を最大設定量に固定した状態で移動させる高速域Cとの
組合わせによって構成されている。
【0049】図9に示すようにパレット1の幅をl1 と
した時、パレット1の長軸とパレットの移動方向とがな
す角θ1 、およびパレット1の移動速度Z1 は、 θ1 =tan-1(l1 /δ1 ) Z1 =Y1 /sinθ1 で表される。Y1 は一定であるから、所用速度Z1 によ
り必要な速度すなわちθ1 が決まってくる。
【0050】次に本願発明の手摺装置の考え方について
説明する。図1に示し且つ後述する支持連続帯50の前
後方向(移動方向)移動速度Y2=Y1 に設定すると、
移動方向角度θ2 はθ2 =θ1 であるから、Z2 =Y2
/sinθ2 =Y1 /sinθ1 =Z1 となり、支持連
続帯50は同一方向に同一速度で移動する。
【0051】今、手摺70を支持連続帯50を構成する
支持部材51n枚ごとに支持していると、最低速度の時
(θ2 =θ1 =90°)に支持点間隔距離L=n×l2
である。ただし、l2 は支持部材幅である。θ2 =θに
なった時に、支持点間距離はL=n×l2 /sinθに
変化する。この支持点間距離の変化に応じて手摺長さn
×l2 からn×l2 /sinθに変化する。
【0052】以上要約すると、パレット1および手摺7
0の移動方向がθの時に、パレット移動速度はY1 /s
inθになり、手摺は1/sinθ倍に伸張して、パレ
ットに追従していることになる。
【0053】次に本発明の手摺装置について図1ないし
図7を参照して説明する。図6および図7は変速式循環
移動路に手摺装置を設ける構成を示している。図におい
て2はパレット1の循環移動路の地上側の左右両側およ
び地下側の左右両側において夫々循環移動路の前後方向
に沿って設けられた欄干、3は欄干2の内側に夫々設け
られた腰板である。本発明の手摺装置60は欄干3に循
環移動路の前後方向に沿って設けられる。すなわち、手
摺装置60は図8に示す循環移動路の湾曲部および直線
部に合せた湾曲にして、また直線にして設けられる。
【0054】手摺装置60の構成について説明する。図
1(a)は手摺装置60の全体の構成を示している。図
1(b)は手摺低速部およびリターン部を示している。
図1(c)は手摺高速部および駆動装置を示している。
図中70は伸縮手摺、80は支持連続帯、90はガイド
レール、100はリターンローラ、110は駆動装置で
ある。
【0055】図2はパレット1の低速部Aに相当する手
摺70と支持連続帯80を示している。支持連続帯80
は、多数の板状をなす支持部材81を一列に並べて配置
し、これら多数の板状支持部材81を夫々多数の連結部
材82で移動方向に回転自在および左右方向に横滑り可
能に連結して、全体として連続無端体として構成したも
のである。図2(c)に示すように連結部材82は両側
に円弧形の突部82aを有し、板状支持部材81の端部
には円弧形の凹部81aが形成されていて、突部82a
が凹部81aに嵌合されていることにより各板状支持部
材81の連結を行っている。
【0056】板状支持部材81の上部には、複数の支持
バー85が移動方向に間隔を存して設けられており、こ
れら複数の支持バー85で伸縮手摺70を支持してい
る。板状支持部材81の下部には、複数のガイドバー8
3が2列に並んで移動方向に間隔を存して設けられてお
り、各ガイドバー83には夫々ガイドローラ84が軸受
けなどにより回転自在に保持されている。ガイドバー8
3に設けられたガイドローラ84はガイドレールサポー
ト94に接して板状支持部材81を位置決めするもので
ある。
【0057】ガイドレール90は次のように構成されて
いる。移動方向に延びる2本のガイドレールサポート9
4が間隔を存して配設され、この2本のガイドレールサ
ポート94の対向する内側面の間でガイド溝92が形成
される。2本のガイドレールサポート94の上部には移
動方向に延びるサポートレール91が夫々設けられてい
る。この低速部Aに相当する部分では、サポートレール
91は4弗化エチレン、ポリエチレンなどの低摩擦係数
の材料からなる帯状摺動部材からなるものを用いてい
る。
【0058】これらサポートレール91の上面に支持連
続帯80の板状支持部材81が摺動自在に支持され、各
ガイドバー83はガイド溝92に配置されてガイドロー
ラ84が2本のガイドレールサポート94の対向する内
側面に接触している。これにより支持連続帯80はガイ
ドレール90に移動方向に走行自在に支持される。な
お、93はガイドレールサポート94、板状支持部材8
1などを外側から覆うカバーである。
【0059】伸縮手摺70は次のように構成されてい
る。伸縮手摺70はテレスコピック方式で構成されてい
る。すなわち、各支持バー85に回転自在に支持されて
移動方向に一列に並べて配置された多数の握り筒71、
これら握り筒71の内部に出入り自在に挿入保持された
1ないし複数の鞘72、この鞘72の内部に出入り自在
に挿入保持されゴムまたはこれに相当する可撓性を有す
る材料で形成された中間部材73により構成されてい
る。図2では示されていないが鞘72および中間部材7
3は抜け出ることがないように端部に抜け止め手段が講
じられ手織り、また中間部材73により鞘72が先に押
し込まれるようになっている。これにより全体が伸縮可
能に構成されている。
【0060】図2はθ=90°の状態であり、板状支持
体81相互のずれはなく手摺70は最小の長さになって
いる。図2に示すように鞘72は握り筒71の内部に押
し込まれて、可撓性材料からなる中間部材73が握り筒
71の中間に露出している状態になっている。低速部、
すなわち手摺収納時にこのような状態になることによ
り、リターンローラ100における手摺70の曲りが可
能となる。
【0061】また、図3はパレット1の高速部Cに相当
する手摺70と支持連続帯80を示している。図9に示
すように支持連続80の板状支持体81とガイドレール
90のガイド溝92との角度はθとなっており、板状支
持体81が横滑りして支持点間距離(支持バー85間距
離)は1/sinθ倍に伸長している。手摺70は鞘7
2、中間部材73が夫々引き出されて伸長して、この長
さ変化に対応している。なお、図9に示すように高速部
に相当する箇所では、ガイドレール90におけるサポー
トレールとして摺動部材ではなく支持連続帯80に移動
方向に回転自在なローラテーブルからなるサポートレー
ル121を設けている。
【0062】駆動装置110は次のように構成されてい
る。被駆動輪111がパレット1に押し付けられて、パ
レット1の移動により摩擦力により回転力を与えられて
回転する。被駆動輪111の回転は、歯車、チェーン、
ベルトなどの動力伝達機構により駆動輪112へ動力伝
達する。駆動輪112は回転しながらガイドバー83の
下端を押す。これによりガイドバー83が移動力を与え
られて支持連続帯80の板状支持部材81がサポートレ
ール91を走行する。この時、ガイドバー83に設けら
れたガイドローラ84がガイドレールサポート94に接
して板状支持部材81を案内する。
【0063】パレット1の実移動方向と手摺70の移動
方向は同一方向且つ同一速度であるから、簡素な動力伝
達機構のみでパレット1と手摺70の速度同調を実現す
ることができる。また、必要に応じてリターンローラ1
00も駆動される。
【0064】このようにして手摺装置60では、パレッ
ト1と同期して支持連続帯80がガイドレール90に沿
って移動し、支持連続帯80とともに伸縮手摺70が移
動する。そして、支持連続帯80および伸縮手摺70は
動く歩道の各部分に沿って移動する。このため、手摺7
1を、動く歩道におけるパレット1の前後方向または左
右方向の移動に合わせてパレット1と同期して、パレッ
ト1と同じ速度および同じ速度でスムーズに移動させる
ことができる。従って、本発明の手摺装置は変速式動く
歩道に設置することにより、歩行者はパレット1の動き
にかかわらず従来の動く歩道に設ける手摺装置と同様に
何時でも、どこでも手摺に掴まることが可能で歩行者の
安全を確保することができ、変速式動く歩道を実現する
ことに寄与することができる。
【0065】なお、本発明は前述した実施の形態に限定
されず、種々変形して実施することができる。例えば図
4および図5は伸縮継手の異なる例を示している。図4
および図5において図2および図3と同じ部分は同じ符
号を付して示している。図4では伸縮継手70として伸
縮帯74と支持枠75とを組合せたものを用いている。
【0066】図5では伸縮継手70に蛇腹76を用いて
いる。また、図5ではガイドレールサポートとして、1
本のガイドレールサポート94Aを設ける。板状支持体
81にはガイドレールサポート94Aの両側に位置して
夫々ガイドバー83を移動方向に並べて設け、これらの
ガイドバー83に設けたガイドローラ84をガイドレー
ルサポート94Aの両側面に接触させる。この場合もガ
イドローラ84は板状支持体81の位置決めを行う。
【0067】
【発明の効果】請求項1の発明の可変速式動く歩道にお
ける手摺装置によれば、複数の板状支持部材を移動方向
に上下回動自在、且つ互いに横滑り自在に連結して構成
された無端状支持連続帯が、移動方向に伸縮可能な手摺
を支持することにより、可変速式動く歩道においてパレ
ットが移動する移動方向に沿う全域にわたって、手摺を
パレットの前後方向または左右方向の移動に合わせてと
パレット同期して同じ方向に同じ速度で移動させること
ができる。
【0068】また、この手摺装置は、無端状支持連続帯
により伸縮可能な手摺を支持することにより、手摺の長
さがパレットの変速に応じて自動的に変化し、手摺をパ
レットと同じ方向に同じ速度で移動させることを実現で
きる。
【0069】従って、パレットの前後方向または左右方
向の移動に合わせて、手摺がパレットと同じ方向に同じ
速度で同期して移動することを小型、軽量で且つ簡素な
構成および安価に実現することができる変速式動く歩道
における手摺装置を実現することができる。
【0070】そして、この発明の手摺装置により可変式
動く歩道においても、従来の定速式動く歩道と同様に、
歩行者は何時でもどこでも手摺に掴まることが可能とな
って歩行の安全を確保することができるようになる。
【0071】請求項2の発明によれば、請求項1におい
て、支持連続帯の動作を円滑且つ安定して行うことが可
能になり、手摺の移動を良好に行うことに寄与する。請
求項3の発明によれば、請求項1において、支持連続帯
の動作を円滑且つ安定して行うことが可能になり、手摺
の移動を良好に行うことに寄与する。
【0072】請求項4の発明によれば、請求項3におい
て、支持連続帯において板状支持部材を円滑且つ安定し
て移動させることができ、その結果支持連続帯を円滑且
つ安定して移動させることに寄与できる。
【0073】請求項5の発明によれば、請求項3におい
て、支持連続帯において板状支持部材を円滑且つ安定し
て移動させることができ、その結果支持連続帯を円滑且
つ安定して移動させることに寄与できる。
【0074】請求項6の発明によれば、請求項3におい
て、支持連続帯において板状支持部材を円滑且つ安定し
て移動させることができ、その結果支持連続帯を円滑且
つ安定して移動させることに寄与できる。
【0075】請求項7の発明によれば、請求項3におい
て、支持連続帯において板状支持部材を円滑且つ安定し
て移動させることができ、その結果支持連続帯を円滑且
つ安定して移動させることに寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施の形態の手摺装置を示
す平面図。(b)は本発明の一実施の形態の手摺装置を
示す側面図。(c)は本発明の一実施の形態の手摺装置
を示す側面図。
【図2】(a)は同実施の形態の手摺装置における手摺
を拡大して示す側面図。(b)は同実施の形態の手摺装
置における手摺を拡大して示す断面図。(c)は(a)
のX部を拡大して示す断面図。
【図3】(a)は同実施の形態の手摺装置における手摺
を拡大して示す側面図。(b)は同実施の形態の手摺装
置における手摺を拡大して示す断面図。
【図4】(a)は手摺の異なる構成を示す図。(b)は
手摺の異なる構成を示す図。
【図5】(a)は手摺の異なる構成を示す図。(b)は
手摺の異なる構成を示す図。
【図6】同実施の形態の手摺装置を備えた動く歩道を示
す図。
【図7】同実施の形態の手摺装置を備えた動く歩道を示
す図。
【図8】(a)は可変式動く歩道におけるパレットの動
作を示す図。(b)は可変式動く歩道におけるパレット
の動作を示す図。
【図9】(a)は動く歩道の低速域のパレットと手摺と
の動作関係を示す図。(b)は動く歩道の加速域のパレ
ットの手摺との動作関係を示す図。(c)は動く歩道の
高速域のパレットの手摺との動作関係を示す図。
【図10】従来の手摺装置の一例を示す図。
【図11】(a)は従来の手摺装置の他の形態を示す
図。(b)は従来の手摺装置の他の形態を示す図。
【図12】可変式動く歩道における機構の一形態を示す
図。
【図13】可変式動く歩道における機構の一形態を示す
図。
【図14】可変式動く歩道における機構の他の形態を示
す図。
【符号の説明】
1…パレット、 60…手摺装置、 70…伸縮手摺、 80…支持連続帯、 81…板状支持部材、 83…ガイドバー、 84…ガイドローラ、 85…支持バー、 90…ガイドレール、 94…ガイドレールサポート、 100…リターンローラ、 110…駆動装置。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年2月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐伯 尋史 広島県三原市糸崎町5007番地 三菱重工業 株式会社三原製作所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の板状支持部材を移動方向に上下回
    動自在、且つ互いに横滑り自在に連結し、前記板状支持
    部材の下部に案内および/または被駆動用ガイドバー
    を、前記板状支持部材の上部に支持バーを夫々備えた無
    端状支持連続帯と、前記ガイドバーを当接させて前記支
    持連続帯を案内するガイドレールと、前記ガイドバーを
    介して前記支持連続帯を駆動する駆動装置と、前記支持
    バーに支持されて前記支持連続帯の移動方向に移動され
    移動方向に伸縮可能な手摺とを具備することを特徴とす
    る可変速式動く歩道における手摺装置。
  2. 【請求項2】 ガイドレールは、ガイドレールサポート
    を備え、且つガイドバーは、前記ガイドレールサポート
    に当接して前記板状支持部材を位置決めする回転自在な
    ガイドローラを有していることを特徴とする請求項1記
    載の可変速式動く歩道における手摺装置。
  3. 【請求項3】 ガイドレールは、ガイドバーを当接させ
    て支持連続帯を案内するガイドレールサポートと、この
    ガイドレールサポートの上部弐設けられ支持連続帯を支
    持案内するサポートレールと、これらガイドレールサポ
    ートおよびサポートレールを覆うカバーとを具備するこ
    とを特徴とする請求項1記載の可変速式動く歩道におけ
    る手摺装置。
  4. 【請求項4】 ガイドレールサポートは、1本で構成さ
    れ、両側面にガイドレールを当接させて案内するもので
    あることを特徴とする請求項3記載の可変速式動く歩道
    における手摺装置。
  5. 【請求項5】 ガイドレールサポートは、2本で並べて
    構成され、互いに対向する内側面にガイドローラを当接
    させて案内するものであることを特徴とする請求項3記
    載の可変速式動く歩道における手摺装置。
  6. 【請求項6】 サポートレールは、支持連続帯の移動方
    向に回転自在なローラテーブルであることを特徴とする
    請求項3記載の可変速式動く歩道における手摺装置。
  7. 【請求項7】 サポートレールは、低い摩擦係数の摺動
    部材であることを特徴とする請求項3記載の可変速式動
    く歩道における手摺装置。
JP25410795A 1995-09-29 1995-09-29 可変速式動く歩道における手摺装置 Withdrawn JPH0986845A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107985433A (zh) * 2017-12-28 2018-05-04 盛琳芫 一种道路护栏用轨道电动车

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107985433A (zh) * 2017-12-28 2018-05-04 盛琳芫 一种道路护栏用轨道电动车

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