JP2000185649A - 乗客連続輸送装置 - Google Patents

乗客連続輸送装置

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JP2000185649A
JP2000185649A JP10365117A JP36511798A JP2000185649A JP 2000185649 A JP2000185649 A JP 2000185649A JP 10365117 A JP10365117 A JP 10365117A JP 36511798 A JP36511798 A JP 36511798A JP 2000185649 A JP2000185649 A JP 2000185649A
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chair
speed
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continuous
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JP10365117A
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Tomoaki Sato
友章 佐藤
Ryuichi Okuno
隆一 奥野
Shinichiro Aoe
信一郎 青江
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗客の輸送効率を損なわず、安全で快適な乗
客連続輸送装置を得る。 【解決手段】 ル−プ状に配置されたガイドレ−ル2沿
って互いに接続されていない複数の椅子装置1が周回す
る乗客連続輸送装置であって、該乗客連続輸送装置の反
転部に設けた乗り口部3、5および降り口部4、6の椅
子輸送速度は、乗客が乗り降りできる程度の低速とし、
中間部S3およびS8の椅子輸送速度は、乗り口部3、
5および降り口部2、6の速度よりも高速とし、乗り口
部3、5から中間部S3およびS8にかけては前記低速
から前記高速に徐々に加速する加速領域S2およびS7
を、中間部S3およびS8から降り口部2、6にかけて
は前記高速から前記低速に徐々に減速する減速領域S4
およびS9をそれぞれ設けるとともに、少なくとも降り
口部2、6には椅子装置1の進行方向に沿って椅子装置
1の輸送速度と同等またはそれ以下の速度の動く歩道7
および8を設けた乗客連続輸送装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ル−プ状に配置
されたガイドレ−ルに沿って互いに接続されていない複
数の椅子装置が周回し、この椅子装置に乗客が乗り降り
でき、かつ搬送時間が短くなるように、椅子装置の乗降
口では低速で、中間部では高速で運転できるようにした
乗客連続輸送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】駅周辺の諸施設や空港等においては、比
較的短距離の昇降移動手段としてエスカレ−タ−が、水
平移動手段としては動く歩道があり、乗客の搬送効率に
優れた交通手段として、一般的に普及している。
【0003】しかしながら、動く歩道は搬送速度が遅い
ため、乗客のいらいら感が募るので、乗客の長距離輸送
には向いていない。
【0004】近年、より長距離の移動手段として、可変
速型の動く歩道が提案され、実用化されつつある。可変
速型の動く歩道は、乗降口では乗客が安全に乗り降りで
きるように低速で運転され、中間部では高速で乗客を運
搬できるので、移動距離が延びても、乗客が乗っている
時間を短縮できるという利点がある。
【0005】しかしながら、移動距離が延びれば、それ
だけ乗っている時間も長くなるので、単に移動速度を上
げただけでは、乗客のいらいら感を解消できない上に、
高齢者等には疲労感を与えることになる。
【0006】このような、乗客のいらいら感や疲労感を
解消しようとする技術として、特開平6−72318号
公報に開示された技術がある。この技術に基づく乗客の
連続輸送装置は、磁性ベルトコンベアの周回に追従させ
た連続輸送装置であり、自動開閉式の乗降ゲ−トをもつ
複数の台車を連結して可変速で連続的に移動させ、勾配
区間や急曲線区間の通過に対する追従性と時間差分散乗
降への対応および安全性の向上を果たすことができると
している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
6−72318号公報に開示された技術では、乗客のい
らいら感や疲労感を十分に解消できない上に、乗降時の
乗客の安全性に問題がある。
【0008】この発明は、従来技術の上述のような問題
点を解消するためになされたものであり、乗客の輸送効
率を損なうことなく、安全で快適な乗客連続輸送装置を
提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る乗客連続
輸送装置は、ル−プ状に配置されたガイドレ−ルに沿っ
て互いに接続されていない複数の椅子装置が周回する乗
客連続輸送装置であって、該乗客連続輸送装置の反転部
に設けた乗り口部および降り口部の椅子輸送速度は、乗
客が乗り降りできる程度の低速とし、中間部の椅子輸送
速度は、乗り口部および降り口部の速度よりも高速と
し、乗り口部から中間部にかけては前記低速から前記高
速に徐々に加速する加速領域を、中間部から降り口部に
かけては前記高速から前記低速に徐々に減速する減速領
域をそれぞれ設けるとともに、少なくとも降り口部には
椅子装置の進行方向に沿って椅子装置の搬送速度と同等
またはそれ以下の速度の動く歩道を設けたものである。
【0010】また、前記低速および高速の速度一定領域
には、水平面内を循環し前記椅子装置を駆動させるため
の駆動伝達部材を一定ピッチで複数配置した無端状のチ
ェ−ンを有する椅子駆動装置を配置し、前記加速領域お
よび減速領域には、表面に螺旋状のピッチ可変の溝が設
けられ、この溝に椅子装置の係合部を係合させて椅子装
置を加減速させる回転軸を有する椅子駆動装置を配置し
たものである。
【0011】また、前記乗り口および降り口付近の低速
領域では、椅子装置が前記ガイドレ−ルに対して外向き
の姿勢をとり、中間部の高速領域では椅子装置がガイド
レ−ルに沿って進む方向の姿勢をとるように構成したも
のである。
【0012】また、高速領域の傾斜輸送経路において、
輸送経路の傾斜角度に応じて椅子装置の背もたれを前方
または後方に傾動させるように構成したものである。
【0013】また、低速領域においては椅子装置側面に
位置し、高速領域では椅子装置の前面に位置するように
配置した手すりを有するものである。
【0014】本発明の乗客連続輸送装置は、乗客を椅子
に座らせた状態で輸送でき、かつ乗り口および降り口に
おいては、乗客が安全に乗り降りできるように低速で、
中間部分では高速で輸送するようにし、かつ椅子装置の
姿勢が変更でき、安全のための手すりが配置してあるの
で、乗客を安全かついらいら感や疲労感を感じさせるこ
となく、短時間で輸送することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を、図面を
参照して説明する。図1は、この発明の実施の形態の乗
客連続輸送装置の平面図である。
【0016】図1において、1は椅子装置、2は互いに
接続されていない複数の椅子装置1を、搬送経路に沿っ
て移動させるためのル−プ状のガイドレ−ル2である。
この乗客連続輸送装置においては、互いに接続されてい
ない複数の椅子装置1が、ル−プ状のガイドレ−ル2に
沿って、平行な二つの直線経路AおよびBと、この二つ
の直線経路AおよびBを両端部において連結する二つの
半円経路CおよびDとで構成されるル−プ経路を、周回
搬送されるようになっている。
【0017】そして、直線経路Aが往路、直線経路Bが
復路として使用される。図1においては、椅子装置1が
時計回りになるように構成されているので、往路である
直線経路Aには、左側に乗客の乗り口3が、右側に降り
口4が設けられている。また、復路である直線経路Bに
は、逆に右側に乗客の乗り口5が、左側に降り口6が設
けられている。
【0018】それぞれの経路の乗り口3と5および降り
口4と6の領域S1とS5およびS6とS10は、乗客
が乗降可能な低速領域、直線経路AおよびBの中間の領
域S3とS8は高速領域、低速領域と高速領域との中間
の領域のうち、S2とS7は加速領域、S4とS9は減
速領域である。
【0019】なお、ル−プ経路の形としては、図2に示
すように、半円経路CおよびDの径の大きさを、直線経
路Aと直線経路Bとの間の間隔よりも大きくして、ル−
プ経路の占める面積を小さくしてもよい。
【0020】そして、上述した乗客連続輸送装置のル−
プ経路の降り口4および6には、椅子装置1の搬送速度
と同等またはそれ以下の搬送速度の動く歩道7および8
が設けられており、乗客がこの動く歩道7および8を経
由してから椅子装置1に乗ったり降りたりすることがで
きるので、安全に乗降できる。
【0021】図3は、図1で説明した乗客連続輸送装置の
駆動方式を示す平面図である。領域S1から領域S10
にわたる低速領域には、チェン−ンスプロケット9と1
0およびチェ−ンガイド(図示せず)に掛け回された無
端状の駆動チェ−ン11が水平面内を循環する椅子駆動
装置12が設けられている。この駆動チェ−ン11に
は、一定間隔をおいて複数の椅子装置1を駆動させるた
めの駆動伝達部材が設けられており、この駆動伝達部材
と後述する椅子装置1の係合部材とが係合して、椅子装
置1が一定の低速で搬送される。
【0022】同じように、領域S5から領域S6にわた
る低速領域にも、チェン−ンスプロケット13と14お
よびチェ−ンガイド(図示せず)に掛け回された無端状
の駆動チェ−ン15が水平面内を循環する椅子駆動装置
16が設けられている。この駆動チェ−ン16にも、一
定間隔をおいて複数の椅子装置1を駆動させるための駆
動伝達部材が設けられており、この駆動伝達部材と後述
する椅子装置1の係合部材とが係合して、椅子装置1が
一定の低速で搬送される。
【0023】また、領域S3から領域S8にわたる高速
領域にも、チェン−ンスプロケット17、18、19お
よび20に掛け回された無端状の駆動チェ−ン21が水
平面内を循環する椅子駆動装置22が設けられている。
この駆動チェ−ン21にも、一定間隔をおいて複数の椅
子装置1を駆動させるための駆動伝達部材が設けられて
おり、この駆動伝達部材と後述する椅子装置1の係合部
材とが係合して、椅子装置1が一定の高速で搬送され
る。
【0024】往路Aの加速領域S2および減速領域S
4、復路Bの加速領域S7および減速領域S9には、表
面に螺旋状のピッチ可変の溝が設けられ、この溝に椅子
装置1の係合部を係合させて椅子装置を加減速させる回
転軸を有する椅子駆動装置23、24、25および26
が設けられている。
【0025】図4は、椅子装置1の正面図である。椅子
装置は1は、椅子31と、椅子31を水平方向に回動さ
せるための回動支軸32と、椅子装置1をガイドレ−ル
2に沿って搬送するための椅子支持ア−ム33および椅
子支持ア−ム33から延設された係合部材34が主構成
要件として構成されている。
【0026】そして、係合部材34の上端部34aは、
前述した低速領域や高速領域に配置した椅子駆動装置1
2、16および22の駆動チェ−ン11、15および2
1に設けられている駆動伝達部材と係合するようになっ
ている。したがって、係合部材34の上端部34aが、
上述したような駆動チェ−ンの駆動伝達部材と係合して
いるときには、椅子装置1は一定の低速度または一定の
高速度で搬送される。
【0027】また、係合部材34の下端部34bは、椅
子駆動装置23、24、25および26の回転軸35
(ヘリコイド軸)の表面に設けた螺旋状のピッチ可変の
溝に係合するようになっている。
【0028】図5は椅子駆動装置23、24、25およ
び26の回転軸35の平面図であるが、係合部材34の
下端部34bは、回転軸35の表面に設けた螺旋状の溝
36に係合する。そして、回転軸35は、軸方向に移動
しない状態で回転するようになっているので、回転軸3
5が回転することによって、係合部材34は螺旋状の溝
36に沿って進行方向に進む。
【0029】回転軸35の表面に設ける螺旋状の溝36
のピッチが、椅子装置1の進行方向に沿って、徐々に大
きくなるように構成し、回転軸35を一定の回転数で回
転させると、椅子装置1は加速される。また、逆にピッ
チを徐々に小さくなるように構成し、回転軸35を一定
の回転数で回転させると、椅子装置1は減速される。
【0030】図6は、椅子装置1の姿勢制御機構を示す
平面図であり、図6(a)は椅子31が進行方向(太い
矢印で示す)を向いた姿勢(細い矢印で示す)を、図6
(b)は椅子31が進行方向と直交した方向を向きかつ
ガイドレ−ル2を背にした姿勢を示す。なお、椅子31
の姿勢とは、椅子31に座った乗客の視線の方向をい
う。
【0031】この椅子装置1の姿勢制御機構は、前記椅
子支持ア−ム33から延設された支持部材37の先端に
設けたピン38の回りに回転する方向回転支持ア−ム3
9と、方向回転支持ア−ムストッパ−40と、方向回転
支持ア−ム39を方向回転支持ア−ムストッパ−40に
押し付ける方向保持バネ41とから構成されている。
【0032】方向回転支持ア−ム39の一端部39aに
は、図4に示すように、椅子姿勢保持ロ−ラ42が延設
されており、椅子姿勢保持ロ−ラ42は、ガイドレ−ル
2の下方にガイドレ−ル2と平行して設けられている椅
子姿勢保持ガイド43に沿って走行するようになってい
る。
【0033】また、方向回転支持ア−ム39の他端部3
9bには、椅子31に設けられた長孔31aに嵌挿され
る突起部が設けられている。
【0034】そして、椅子姿勢保持ロ−ラ42が椅子姿
勢保持ガイド43に沿って走行すると、方向回転支持ア
−ム39には方向保持バネ41を圧縮させるような回転
力が作用し、方向回転支持ア−ム39は方向回転支持ア
−ムストッパ−40に押し付けられるとともに、長孔3
1aに嵌挿されている方向回転支持ア−ム39の突起部
も、長孔31aの一端部に接触した状態となる。その結
果、椅子31は輸送方向を向く姿勢を保持する。
【0035】椅子装置1が乗降口に到達すると、乗降口
では前記椅子姿勢保持ガイド43が設けられていないの
で、椅子姿勢保持ロ−ラ42は椅子姿勢保持ガイド43
から外れる。そして、方向回転支持ア−ム39には方向
保持バネ41を圧縮させるような回転力が作用しなくな
るので、方向保持バネ41が延びて、方向回転支持ア−
ム39は方向回転支持ア−ムストッパ−40から離れる
方向に回転する。
【0036】そして、椅子31に設けられた長孔31a
に嵌挿される方向回転支持ア−ム39の突起部が、長孔
31a中を移動するので、椅子31は図6(b)に示す
ように、進行方向と直交した方向を向きかつガイドレ−
ル2を背にした姿勢となる。
【0037】図7は、高速領域の傾斜輸送経路におい
て、輸送経路の傾斜角度に応じて椅子装置1の背もたれ
を前方または後方に傾動させる機構を示す側面図であ
り、図7(a)は水平経路での椅子装置の状態を、図7
(b)は傾斜経路での椅子装置の状態を示す。前述した
椅子姿勢保持ロ−ラ42のガイドレ−ル2からの位置
を、椅子姿勢保持ガイド43とガイドレ−ル2の相対位
置関係を調整することにより変更することにより、椅子
姿勢保持ロ−ラ42を支持する支持部材44が接続され
ている椅子31をピン45の回りに回転させて、乗客が
椅子31から転がり落ちないようにしている。
【0038】図8は、椅子装置1に設けた安全手すり4
6と椅子31との相対位置関係を示す平面図であり、図
8(a)は可変速領域から高速領域、図8(b)は低速
領域から可変速領域、図8(c)は低速領域における相
対位置関係を示している。この手すり46は、椅子装置
1の前記椅子支持ア−ム33から、進行方向前方側に位
置するように設けられている。そして、乗客輸送中は、
椅子31に座った乗客が、椅子31から転がり落ちない
ようにガ−ドしている。そして、図8(c)に示すよう
に、低速領域、すなわち乗降口では椅子31が回転する
ので、手すり46は椅子31の側面に位置するようにな
り、乗り降りのじゃまにはならない。
【0039】
【発明の効果】この発明により、乗客の輸送効率を損な
うことなく、安全で快適な乗客連続輸送装置を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の乗客連続輸送装置の平面
図である。
【図2】発明の他の実施の形態の乗客連続輸送装置の平
面図である。
【図3】本発明の乗客連続輸送装置の駆動方式を示す平
面図である。
【図4】椅子装置の正面図である。
【図5】椅子駆動装置の回転軸の平面図である
【図6】椅子装置の姿勢制御機構を示す平面図であり、
(a)は椅子が進行方向を向いた姿勢を、(b)は椅子
が進行方向と直交した方向を向きかつガイドレ−ルを背
にした姿勢を示す。
【図7】輸送経路の傾斜角度に応じて椅子装置の背もた
れを前方または後方に傾動させる機構を示す側面図であ
【図8】安全手すりと椅子との相対位置関係を示す平面
図であり、(a)は可変速領域から高速領域、(b)は
低速領域から可変速領域、(c)は低速領域における相
対位置関係を示している。
【符号の説明】
1 椅子装置 2 ガイドレ−ル 3 乗り口 4 降り口 5 乗り口 6 降り口 7 動く歩道 8 動く歩道 9 チェン−ンスプロケット 10 チェン−ンスプロケット 11 駆動チェ−ン 12 椅子駆動装置 13 チェン−ンスプロケット 14 チェン−ンスプロケット 15 駆動チェ−ン 16 椅子駆動装置 17 チェン−ンスプロケット 18 チェン−ンスプロケット 19 チェン−ンスプロケット 20 チェン−ンスプロケット 21 駆動チェ−ン 22 椅子駆動装置 23 椅子駆動装置 24 椅子駆動装置 25 椅子駆動装置 26 椅子駆動装置 31 椅子 32 回動支軸 33 椅子支持ア−ム 34 係合部材 35 回転軸 36 螺旋状の溝 37 支持部材 38 ピン 39 方向回転支持ア−ム 40 方向回転支持ア−ムストッパ− 41 方向保持バネ 42 椅子姿勢保持ロ−ラ 43 椅子姿勢保持ガイド 44 支持部材 45 ピン 46 安全手すり

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ル−プ状に配置されたガイドレ−ルに沿
    って互いに接続されていない複数の椅子装置が周回する
    乗客連続輸送装置であって、該乗客連続輸送装置の反転
    部に設けた乗り口部および降り口部の椅子輸送速度は、
    乗客が乗り降りできる程度の低速とし、中間部の椅子輸
    送速度は、乗り口部および降り口部の速度よりも高速と
    し、乗り口部から中間部にかけては前記低速から前記高
    速に徐々に加速する加速領域を、中間部から降り口部に
    かけては前記高速から前記低速に徐々に減速する減速領
    域をそれぞれ設けるとともに、少なくとも降り口部には
    椅子装置の進行方向に沿って椅子装置の輸送速度と同等
    またはそれ以下の速度の動く歩道を設けたことを特徴と
    する乗客連続輸送装置。
  2. 【請求項2】 前記低速および高速の速度一定領域に
    は、水平面内を循環し前記椅子装置を駆動させるための
    駆動伝達部材を一定ピッチで複数配置した無端状のチェ
    −ンを有する椅子駆動装置を配置し、前記加速領域およ
    び減速領域には、表面に螺旋状のピッチ可変の溝が設け
    られ、この溝に椅子装置の係合部を係合させて椅子装置
    を加減速させる回転軸を有する椅子駆動装置を配置した
    ことを特徴とする請求項1に記載の乗客連続輸送装置。
  3. 【請求項3】 前記乗り口および降り口付近の低速領域
    では、椅子装置が前記ガイドレ−ルに対して外向きの姿
    勢をとり、中間部の高速領域では椅子装置がガイドレ−
    ルに沿って進む方向の姿勢をとるように構成したことを
    特徴とする請求項1または2に記載の乗客連続輸送装
    置。
  4. 【請求項4】 高速領域の傾斜輸送経路において、輸送
    経路の傾斜角度に応じて椅子装置の背もたれを前方また
    は後方に傾動させるように構成したことを特徴とする請
    求項1、2または3に記載の乗客連続輸送装置。
  5. 【請求項5】 低速領域においては椅子装置側面に位置
    し、高速領域では椅子装置の前面に位置するように配置
    した手すりを有することを特徴とする請求項1、2、3
    または4に記載の乗客連続輸送装置。
JP10365117A 1998-12-22 1998-12-22 乗客連続輸送装置 Pending JP2000185649A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012035944A (ja) * 2010-08-05 2012-02-23 Daifuku Co Ltd 搬送用走行体利用の搬送装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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