JP5103344B2 - 自動二輪車 - Google Patents

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Description

本発明は、自動二輪車の改良に関するものである。
従来の自動二輪車として、エンジンに、排気浄化装置を備えた排気装置が接続されたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−281858公報
特許文献1の図1〜図4によれば、自動二輪車1に搭載されたエンジンEに排気システム30が接続されている。
排気システム30は、エンジンEのシリンダヘッド22の前部から延びる複数の排気管31と、この排気管31の途中に設けられた排気浄化装置65,66と、排気管31の後端に接続されたマフラ51とから構成されている。
複数(4本)の排気管31は、シリンダヘッド22の前部から下方に延びた後、Uターンするように上方に延びて2本ずつ集合して、それぞれ排気浄化装置65,66に接続される。また、排気管31は排気浄化装置65,66の下流側では、更に上方に延びた後に下方にUターンして2本から1本に集合し、エンジンEの下方に配置されたマフラ51に接続される。
自動二輪車1のような大型の車両では、比較的車体スペースに余裕があるが、車高が低く、且つ車体前後長も短いミニバイクのような小さな二輪車では、車体スペースが小さく、排気管長さを確保することは困難である。
本発明の目的は、小さくても排気管長さが確保可能な自動二輪車を提供することにある。
請求項1に係る発明は、ヘッドパイプから後方斜め下方にメインフレームが延び、このメインフレームの下部にエンジンが取付けられ、このエンジンがクランクケース、シリンダブロック及びシリンダヘッドを備え、これらのシリンダブロック及びシリンダヘッドが水平に近い状態まで前傾し、シリンダヘッドに接続された排気管の途中に排気浄化装置が設けられた自動二輪車において、排気浄化装置は、シリンダブロックの下方に配置されるとともに、長手方向が車幅方向に延びるように配置され、排気浄化装置より下流側の排気管は、エンジンの下方で後方に延びた後、屈曲して排気浄化装置に接近し、更に上方に延びてマフラに接続され、排気浄化装置の一端部に排ガスの流入口と流出口とが設けられ、流入口から排気浄化装置の内部に流入した排ガスは、排気浄化装置の他端部でUターンして流出口から排気浄化装置の下流側の排気管へ流出することを特徴とする。
作用として、シリンダブロックはクランクケースより幅が小さいので、シリンダブロックの下方には比較的大きな車体スペースが形成され、このスペースに、排気浄化装置を長手方向が車幅方向に延びるように配置することで、排気浄化装置の前後方向の長さが小さくなり、これに加えて、排気浄化装置より下流側の排気管をエンジンの下方で後方に延ばした後に排気浄化装置側に接近するように屈曲させて配置することにより、排気管長をより大きくすることが可能になる。
また、排気浄化装置の往復行路長分の排気浄化経路を長くすることが可能になり、浄化性能が高まるとともに、排気浄化装置がコンパクトになる。また、排ガスの流入口と流出口とが車体一側方で近接しており、排気管の配置が容易で且つ短く見せられる。
請求項2に係る発明は、排気浄化装置は、筒状に形成されるとともに、その外径は排気管よりも大きく、排気浄化装置は、側面視でクランクケースの前方で且つクランクケースの下面よりも低い位置に配置された前記シリンダブロックの下方で、更にシリンダヘッドの排気管が接続される部分の後方にできるスペースに配置され、下流側の排気管は、排気浄化装置から後方に延びるクランクケース下方で、且つクランクケースの幅より内側で屈曲しながら延びる第1下流側排気管と、この第1下流側排気管の先端部に接続されるとともに、屈曲して排気浄化装置に接近し、第1下流側排気管と交差して更に上方に延びる第2下流側排気管とを有し、第1下流側排気管と第2下流側排気管とがループ状に構成されていることを特徴とする。
作用として、排気管をクランクケース下に配置することで、クランクケース下のスペースが有効に利用される。
排気管はクランクケースの幅より内側に配置されるから、車両の左右のバンク角が大きくすることが可能になる。
更に、クランクケース下で排気管は後方に延びて更に前方に延びるから、側面視では排気管の一部しか露出しないため、外観性が高まる。
また、シリンダブロックの下方に比較的大きなスペースが形成される。また、排気浄化装置が、筒状に形成されるので、排気浄化装置の容量がより大きくなる。
請求項3に係る発明は、排気管が、屈曲して排気浄化装置に再接近した部分に、排気浄化装置の長手方向に沿って延びるとともに排気浄化装置の長手方向と平行な軸線を有する管からなる平行部を有し、この平行部の後方で上方に屈曲してシリンダブロックの側方を通り、マフラに接続されることを特徴とする。
作用として、平行部から更に上方に屈曲した部分は、排気浄化装置から直接に延びている部分であるかのような印象を与え、排気管を短く見せる。
請求項4に係る発明は、平行部が、排気浄化装置とブラケットで結合されることを特徴とする。
作用として、排気浄化装置に対して平行部がブラケットで支えられるため、排気浄化装置の下流側の排気管が長くなっても補強されて振動等が抑えられる。また、排気浄化装置と平行部とが接近して配置されていても、ブラケットで結合されるため、排気浄化装置と平行部は一定の間隔を確保できる。更に、排気浄化装置と平行部とが接近して配置できるので、排気装置がコンパクトになり、外観性が向上する。
請求項5に係る発明は、排気浄化装置の一端部に排ガスの流入口と流出口とが設けられ、流入口から排気浄化装置の内部に流入した排ガスは、排気浄化装置の他端部でUターンして流出口から排気浄化装置の下流側の排気管へ流出することを特徴とする。
作用として、排気浄化装置の往復行路長分の排気浄化経路を長くすることが可能になり、浄化性能が高まるとともに、排気浄化装置がコンパクトになる。また、排ガスの流入口と流出口とが車体一側方で近接しており、排気管の配置が容易で且つ短く見せられる。
請求項5に係る発明は、シリンダブロックの軸線が、前方に傾斜していることを特徴とする。
作用として、シリンダブロックの高さが低くなるとともに、シリンダブロックが排気浄化装置を上から覆うように配置される。
請求項6に係る発明は、排気浄化装置が、車幅方向に対して傾斜して配置されることを特徴とする。
作用として、排気浄化装置の車幅方向の長さをより小さくすることが可能になる。
請求項1に係る発明では、排気浄化装置が、シリンダブロックの下方に配置されるとともに、長手方向が車幅方向に延びるように配置され、排気浄化装置より下流側の排気管が、エンジンの下方で後方に延びた後、屈曲して排気浄化装置に接近し、更に上方に延びてマフラに接続され、排気浄化装置の一端部に排ガスの流入口と流出口とが設けられ、流入口から排気浄化装置の内部に流入した排ガスは、排気浄化装置の他端部でUターンして流出口から排気浄化装置の下流側の排気管へ流出させるようにしたので、クランクケースより細身であるシリンダブロックの下方及び側方に出来たスペースに排気浄化装置をその長手方向が車幅方向に延びるように配置されるため、小さな車体スペースを有効利用でき、排気浄化装置をコンパクトにレイアウトすることができる。
また、エンジンの下方のデッドスペースを利用して排気管長さを確保でき、更に、細身のシリンダブロック周辺のスペースに余裕の有る部分を通過させて車体後方のマフラまで延びるので、排気管の取り回しが容易になり、特に、車体の前後長が短いミニバイクにおける車体レイアウトでも排気装置をコンパクトにしつつ排気管長さを確保することができる。
さらに、排気浄化装置の全長を短くすることができ、且つ排気流路長を稼げるため、排気浄化装置をコンパクトにしつつ排気浄化装置を含めた排気管長さを確保することができる。
請求項2に係る発明では、排気浄化装置は、筒状に形成されるとともに、その外径は排気管よりも大きく、排気浄化装置は、側面視でクランクケースの前方で且つクランクケースの下面よりも低い位置に配置された前記シリンダブロックの下方で、更にシリンダヘッドの排気管が接続される部分の後方にできるスペースに配置され、下流側の排気管は、排気浄化装置から後方に延びるクランクケース下方で、且つクランクケースの幅より内側で屈曲しながら延びる第1下流側排気管と、この第1下流側排気管の先端部に接続されるとともに、屈曲して排気浄化装置に接近し、第1下流側排気管と交差して更に上方に延びる第2下流側排気管とを有し、第1下流側排気管と第2下流側排気管とがループ状に構成されているので、排気浄化装置より下流側の排気管が、クランクケース下方且つクランクケースの幅より内側で屈曲しながら延びることとなり、バンク角を大きくしながら、デッドスペースを利用して排気管長さを確保することができる。また、クランクケース下で排気管を屈曲させながら延ばすので、排気管の一部のみ露出させることができ、外観性を向上させることができる。
また、シリンダブロックの下面がクランクケースの下面より地上高が高いので、シリンダブロックの下方に出来る比較的大きなスペースに排気浄化装置を配置することができること、排気浄化装置が、筒状に形成され、その外径が排気管より大きいので、排気浄化装置の容量を大きくすることができ、排気浄化性能を高めることができる。
請求項3に係る発明では、排気管が、屈曲して排気浄化装置に再接近した部分に、排気浄化装置の長手方向に沿って延びるとともに排気浄化装置の長手方向と平行な軸線を有する管からなる平行部を有し、この平行部の後方で上方に屈曲してシリンダブロックの側方を通り、マフラに接続されるので、排気管が、屈曲して更に延びているにもかかわらず、あたかも排気浄化装置から直接に延びているかのような外観とすることができ、排気管を短く見せて外観性を向上させることができる。
請求項4に係る発明では、平行部が、排気浄化装置とブラケットで結合されるので、平行部をブラケットで支えて補強することができるとともに、平行部と排気浄化装置とを接近させてコンパクト化、外観性向上、平行部と排気浄化装置との間隔の確保を図ることができる。
請求項5に係る発明では、シリンダブロックの軸線が、前方に傾斜しているので、シリンダブロックの高さを低くすることができ、また、シリンダブロックが上から排気浄化装置を覆うように配置されるため、排気浄化装置を車両前方からより目立たなくすることができ、外観性を向上させることができる。
請求項6に係る発明では、排気浄化装置が、車幅方向に対して傾斜して配置されるので、排気浄化装置の車幅方向の長さを小さくすることができ、排気浄化装置がシリンダブロックの左右の側壁から突出する突出量をより小さくすることができる。従って、排気浄化装置が目立たなくなり、外観性を向上させることができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る自動二輪車の側面図であり、自動二輪車10は、シート11の高さが、例えば、運転者の膝位置程度の超小型車両、所謂「ミニバイク」であり、車体フレーム13と、この車体フレーム13の前端部を構成するヘッドパイプ14に操舵自在に取付けられたフロントフォーク16と、このフロントフォーク16の上端部に取付けられた左右一対のバーハンドル17,18(手前側の符号のみ示す。)と、フロントフォーク16の下端部に車軸21を介して取付けられた前輪22と、ヘッドパイプ14から後方斜め下方に延びるメインフレーム24の上部に取付けられた燃料タンク25と、メインフレーム24及びこのメインフレーム24の後部下端部に結合されたピボットプレート26に取付けられたエンジン27と、メインフレーム24の中間部から後方に延ばされたシートレール28にステー31,31及びステー32,32で取付けられたシート11と、ピボットプレート26にピボット軸34を介して上下スイング自在に取付けられたスイングアーム36と、このスイングアーム36の後端部に車軸37を介して取付けられた後輪38と、シートレール28及びスイングアーム36のそれぞれに渡されたリヤクッションユニット(不図示)とで構成されている。
車体フレーム13は、ヘッドパイプ14と、メインフレーム24と、ピボットプレート26と、シートレール28と、これらのメインフレーム24の下端部及びシートレール28の後端部のそれぞれに渡すように取付けられたサブフレーム41とからなる。
メインフレーム24は、ヘッドパイプ24の近傍では後方に延びるにつれて緩やかに斜め下方に傾斜し、更に後方では下方に大きく湾曲しながら後方斜め下方に延びている。
上記メインフレーム24が下方に大きく湾曲し始める部分にシートレール28の前端部が取付けられている。
燃料タンク25には、燃料供給管43及び燃料戻り管44を介して燃料ポンプ46が接続されている。
燃料ポンプ46は、サブフレーム41に取付けられたポンプブラケット47にバンド部材48を介して取付けられている。
エンジン27は、クランクケース51と、このクランクケース51の前端部に取付けられたシリンダブロック52と、このシリンダブロック52の前端部に取付けられたシリンダヘッド53と、このシリンダヘッド53の端部開口部を塞ぐヘッドカバー54と、クランクケース51の後部に一体的に設けられた変速機56とからなり、エンジン27の上部がメインフレーム24に左右一対のエンジンハンガ57,58(手前側の符号67のみ示す。)を介して取付けられ、エンジン24の後端部がピボットプレート26に取付けられている。
シリンダヘッド53は、上部に吸気装置61、下部に排気装置62が接続されている。
吸気装置61は、シリンダヘッド53に取付けられた吸気マニホールド65と、この吸気マニホールド65の端部に接続されたスロットルボディ66と、このスロットルボディ66にコネクティングチューブ67を介して接続されたエアクリーナ68と、吸気マニホールド65に取付けられた燃料噴射弁69とからなり、燃料噴射弁69は、燃料送出管72を介して燃料ポンプ46に接続されている。
排気装置62は、シリンダヘッド53に接続された排気管75と、この排気管75の途中に設けられた排気浄化装置76と、排気管75の後端部に接続されたマフラ77とからなる。
図中の符号81はヘッドランプ、82,82(手前側の符号82のみ示す。)はヘッドランプ81を支持するためにフロントフォーク16に取付けられた左右一対のヘッドランプステー、83はメータ、84は前輪22の上方を覆うフロントフェンダ、86,86(手前側の符号86のみ示す。)はバーハンドル17,18を支持するためにフロントフォーク17の上端部に取付けられた左右一対のハンドル支持ブラケット、87は燃料タンク25の給油口を塞ぐキャップ、88は変速機56の出力軸、91は出力軸88に取付けられたドライブスプロケット、92は後輪38に一体的に取付けられたドリブンスプロケット、93はドライブスプロケット91及びドリブンスプロケット92のそれぞれに掛け渡されたチェーン、94はクランクケース51の下部に取付けられたサイドスタンド、96はシートレール28の後端部にリヤステー97を介して取付けられたテールランプ、98は後輪38の上方を覆うリヤフェンダである。
図2は本発明に係る自動二輪車の要部平面図(図中の矢印(FRONT)は車両前方を表している。)であり、燃料タンク25の下方に排気装置62を構成する排気管75の大部分と排気浄化装置76とが配置され、メインフレーム24及びシートレール28の右側方にマフラ77が配置されている。
排気管75は、シリンダヘッド53に取付けるためにフランジ105が設けられた前端部から後方斜め右方に延びて右回りに輪を描き、右側方に突出した後は後方斜め左方に延びてマフラ77の前端に接続されている。なお、符号106はマフラ77の後端部に接続されたテールパイプである。
排気浄化装置76は、フランジ105の近傍の排気管75における後方斜め右方に延びる部分に設けられ、車幅の中央を通って車体前後方向に延びる車体中心線108を跨ぐように且つ長手方向が車幅方向に延びるように配置されている。
図中の符号111はエンジン27(図1参照)の下面に取付けられたステップバー、112,112はステップバー111の両端部に取付けられたステップ、113はブレーキペダルである。
図3は本発明に係る自動二輪車の要部を示す左側面図であり、エンジン27のシリンダヘッド53の下部から排気管75がエンジン27の下方に延び、更に、エンジン27のシリンダブロック52の奥側を上方に延びてメインフレーム24及びサブフレーム41の奥側に配置されたマフラ77に接続された状態を示している。なお、符号116はメインフレーム24、シートレール28及びサブフレーム41の側方を覆うように逆三角形状に形成されて車体フレーム13に着脱自在に取付けられたサイドカバーである。なお、符号52cはシリンダブロック52の軸線、即ち、ピストンを移動自在に挿入するためにシリンダブロック52に形成されたシリンダ穴の軸線である。
排気管75は、排気浄化装置76の下流側では、クランクケース51の下方でループ状に屈曲し、更に上方に延びるため、排気浄化装置76の下流側の排気管75は、排気浄化装置76から直接に上方に延びているような印象を与え、排気管75を短く見せることができ、外観性を向上させることができる。
排気浄化装置76は、側面視で、クランクケース51の前方で、且つクランクケース51の下面51aよりも高い位置に配置されたシリンダブロック52の下方で、更にシリンダヘッド53の排気管51が接続される部分の後方に出来るスペースに配置されるため、排気浄化装置76がエンジン27に対して大きく下方に突出することがなく、最低地上高を大きくすることができる。
図4は本発明に係るエンジンの底面図であり、排気浄化装置76は、平面視でその大部分がエンジン27のシリンダブロック52の下方に重なる位置に配置されている。
排気管75は、フランジ105から排気浄化装置76までの上流側排気管121と、排気浄化装置76の下流に設けられた下流側排気管122とからなる。
下流側排気管122は、排気浄化装置76からループの途中までの第1下流側排気管124と、この第1下流側排気管124の先端部に接続されるとともに、ループした後に第1下流側排気管124と交差して更に上方に延びる第2下流側排気管125と、この第2下流側排気管125に一端が接続されるとともに他端がマフラ77に接続される第3下流側排気管126とからなる。
第2下流側排気管125は、途中に排気浄化装置76の長手方向に沿って延びる平行部125Aを備える。
即ち、排気管75の一部である平行部125Aは、その軸線125cが、排気浄化装置76の軸線76cと平行に、あるいは平行に近くなるように配置されている。これにより、排気浄化装置76に平行部125Aをできる限り接近させることができる。
クランクケース51の幅をW、クランクケース51の主要部を構成する左右二つ割りのケース本体51Aの幅WBとすると、ループ状に形成された下流側排気管122の第1下流側排気管124及び第2下流側排気管125の大部分は、エンジン27のクランクケース51の下方に且つクランクケース51の下面51aに沿って配置されるとともに、幅W内、詳しくは、幅WB内に配置されている。
図5は本発明に係る自動二輪車の要部を示す右側面図であり、排気浄化装置76の下流側に設けられた第2下流側排気管125は、上部に延びる先端部125aが、第3排気管126の一端に設けられた接続用管部128にバンド部材131で締め付けられることで接続され、この第2下流側排気管125と第3下流側排気管126との接続部133の側方が遮熱カバー135で覆われている。なお、符号137は第3下流側排気管126に遮熱カバー135を取付けるビス、複数の138は遮熱カバー135に開けられた通気穴である。
以上の図1、図4、図5に示したように、ヘッドパイプ14から後方斜め下方にメインフレーム24が延び、このメインフレーム24の下部にエンジン27が取付けられ、このエンジン27がクランクケース51、シリンダブロック52及びシリンダヘッド53を備え、これらのシリンダブロック52及びシリンダヘッド53が水平に近い状態まで前傾し、シリンダヘッド53に接続された排気管75の途中に排気浄化装置76が設けられた自動二輪車10において、排気浄化装置76が、シリンダブロック52の下方に配置されるとともに、長手方向が車幅方向に延びるように配置され、排気浄化装置76より下流側の排気管75、詳しくは、下流側排気管122が、エンジン27の下方で後方に延びた後、屈曲して排気浄化装置76に接近し、更に上方に延びてマフラ77に接続されるので、クランクケース51より細身であるシリンダブロック52の下方に出来たスペースに排気浄化装置76をその長手方向が車幅方向に延びるように配置されるため、小さな車体スペースを有効利用でき、排気浄化装置76をコンパクトにレイアウトすることができる。
また、エンジン27の下方のデッドスペースを利用して排気管長さを確保でき、更に、シリンダブロック52の周辺のスペースに余裕の有る部分を通過させて車体後方のマフラ77まで延びるので、排気管75の取り回しが容易になり、特に、車体の前後長が短いミニバイクにおける車体レイアウトでも排気装置62をコンパクトにしつつ排気管長さを確保することができる。
更に、排気浄化装置76より下流側の排気管75、詳しくは、第1下流側排気管124及び第2下流側排気管125が、クランクケース51の下方で且つクランクケース51の幅W、詳しくは、ケース本体51Aの幅WBより内側で屈曲しながら延びるので、自動二輪車10(図1参照)のバンク角を大きくしながら、デッドスペースを利用して排気管長さを確保することができる。
また、クランクケース51の下で第1下流側排気管124及び第2下流側排気管125を屈曲させながら延ばすので、側面視で第1下流側排気管124及び第2下流側排気管125の一部のみ露出させることができ、外観性を向上させることができる。
更に、下流側排気管122が、屈曲して排気浄化装置76に再接近した部分に、排気浄化装置76の長手方向に沿って延びるとともに排気浄化装置76の軸線76cと平行な軸線125cを有する管からなる平行部125Aを有し、この平行部125Aの後方で上方に屈曲してシリンダブロック52の側方を通り、マフラ77に接続されるので、下流側排気管122が、屈曲して更に延びているにもかかわらず、あたかも排気浄化装置76から直接に延びているかのような外観とすることができ、排気管75を短く見せて外観性を向上させることができる。
また更に、平行部125Aが、排気浄化装置76と支持ブラケット165で結合されるので、平行部125Aを支持ブラケット165で支えて補強することができるとともに、平行部125Aと排気浄化装置76とを接近させてコンパクト化、外観性向上、平行部125Aと排気浄化装置76との間隔の確保を図ることができる。
図6は本発明に係る排気装置の一部を示す平面図であり、排気浄化装置76は、二重管からなる上流側排気管121を構成する内管141と第1下流側排気管124とが接続された浄化装置本体部143と、この浄化装置本体部143の全体を覆う遮熱カバー部144とからなる。
浄化装置本体部143は、中央に設けられた中央管146と、この中央管146内に設けられた担体147(クロスハッチングが施された部分である。)と、中央管146の両側に取付けられた第1キャップ部材148及び第2キャップ部材149とからなり、第1キャップ部材148に内管141及び第1下流側排気管124が接続されている。なお、符号141aは浄化装置本体143へ流入する排ガスの流入口、124aは浄化装置本体143から流出する排ガスの流出口である。
担体147は、断面がハニカム状に形成された部材であり、ハニカムの表面に触媒の活性成分が付着し支持されている。
第1キャップ部材148は、内管141が挿入されるとともに取付けられる管取付穴152aが開けられた前側キャップ半体152と、第1下流側排気管124が挿入されるとともに取付けられる管取付穴153aが開けられた後側キャップ半体153と、これらの前側キャップ半体152及び後側キャップ半体153との間に配置されて内部を仕切る仕切り板154とからなる。
第2キャップ部材149はドーム状の部材である。
遮熱カバー部144は、センタカバー156と、このセンタカバー156の両端部に取付けられた端部カバー157,158とからなる。
センタカバー156及び端部カバー157に内管141が通る貫通穴161が開けられるとともに上流側排気管121を構成する外管162の先端部が取付けられている。
上記の内管141及び外管162は、上流側排気管121を構成する部品である。
また、端部カバー157は、第1下流側排気管124が通る貫通穴163が開けられるとともに貫通穴163の縁に第1下流側排気管124が取付けられている。
図中の符号165は、排気浄化装置76と下流側排気管122とを結合するためにセンタカバー156と下流側第2排気管125、詳しくは平行部125Aとに渡されて取付けられた板状の支持ブラケットであり、排気浄化装置76に対して下流側排気管122が支持される。
このように支持ブラケット165を設けることにより、ループ状に形成されて排気管長さが長くされた下流側排気管122を補強することができ、振動等を抑えることができる。
また、排気浄化装置76の長手方向に延びる軸線と平行部125Aの軸線とを平行に、あるいは平行に近い状態に配置し、且つできる限り接近させても、排気浄化装置76と平行部125Aとが干渉するのを防止することができる。
更に、排気浄化装置76と平行部125Aとを接近させることで、フランジ105の前端部から第1下流側排気管124の後端部までの前後長Lを短くすることができ、排気装置62の下部(上流側排気管121、排気浄化装置76、下流側排気管122の一部(第1下流側排気管124及び第2下流側排気管125))をコンパクトに構成することができ、エンジン27(図4参照)の下方の占有スペースを小さくすることができる。
上記したように、浄化装置本体部143の第1キャップ部材148には仕切り板154が設けられているので、矢印で示すように、エンジン27(図1参照)側から上流側排気管121を通って第1キャップ部材148内に流入した排ガスは、仕切り板154で浄化装置本体部143の長手方向、即ち担体147側へ方向を変え、担体147内の触媒活性成分と接触しながら進み、第2キャップ部材149でUターンして再び担体147内を通過し、第1キャップ部材148の後側キャップ半体153側から第1下流側排気管124内に流出する。
このように、排気浄化装置76を排ガスがUターンする構造とすることで、浄化装置本体部143、ひいては排気浄化装置76の長手方向の全長を短くすることができ、排気浄化装置76のコンパクト化を図ることができる。
以上の図6に示したように、排気浄化装置76が、内部を排ガスがUターンするUターン構造を有し、排気浄化装置76の一端部に排ガスの流入口141aと流出口124aとが設けられ、流入口141aから排気浄化装置76の内部に流入した排ガスは、排気浄化装置76の他端部でUターンして流出口124aから排気浄化装置76の下流側の第1下流側排気管124へ流出するので、排気浄化装置76の長手方向の寸法(全長)を短くすることができ、且つ排気流路長を稼げるので、排気浄化装置76をコンパクトにしつつ排気浄化装置76を含めた排気管長さを確保することができ、更に、排ガスが通過する担体147の長さを大きくすることができ、必要な排気浄化性能を容易に確保することができる。
以上の図2〜図4に示したように、シリンダブロック52の下面52dがクランクケース51の下面51aより地上高が高いので、シリンダブロック52の下方に出来る比較的大きなスペース171に排気浄化装置76を配置することができる。
また、排気浄化装置76が、筒状に形成されるとともに、その外径が排気管75より大きいので、排気浄化装置76の容量を大きくすることができ、排気浄化性能を高めることができる。
更に、シリンダブロック52の軸線52cが、前方に傾斜しているので、シリンダブロック52の高さを低くすることができ、また、シリンダブロック52が上から排気浄化装置76を覆うように配置されるため、排気浄化装置76を車両前方からより目立たなくすることができて、外観性を向上させることができる。
また更に、排気浄化装置76、詳しくは、排気浄化装置76の軸線76cが、車幅方向に対して傾斜して配置されているので、排気浄化装置76の車幅方向の長さを小さくすることができ、排気浄化装置76がシリンダブロック52の左右の側壁52e,52fから突出する突出量をより小さくすることができる。従って、排気浄化装置76が目立たなくなり、外観性を向上させることができる。
本発明は、超小型の自動二輪車に好適である。
本発明に係る自動二輪車の側面図である。 本発明に係る自動二輪車の要部平面図である。 本発明に係る自動二輪車の要部を示す左側面図である。 本発明に係るエンジンの底面図である。 本発明に係る自動二輪車の要部を示す右側面図である。 本発明に係る排気装置の一部を示す平面図である。
符号の説明
10… 自動二輪車、14…ヘッドパイプ、24…メインフレーム、27…エンジン、51…クランクケース、51a…下面、52…シリンダブロック、52c…軸線、52d…下面、53…シリンダヘッド、75…排気管、76…排気浄化装置、76c…軸線、77…マフラ、122…下流側排気管、124a…流出口、125A…平行部、125c…平行部の軸線、141a…流入口、165…ブラケット(支持ブラケット)。

Claims (6)

  1. ヘッドパイプ(14)から後方斜め下方にメインフレーム(24)が延び、このメインフレーム(24)の下部にエンジン(27)が取付けられ、このエンジン(27)がクランクケース(51)、シリンダブロック(52)及びシリンダヘッド(53)を備え、これらのシリンダブロック(52)及びシリンダヘッド(53)が水平に近い状態まで前傾し、シリンダヘッド(53)に接続された排気管(75)の途中に排気浄化装置(76)が設けられた自動二輪車において、
    前記排気浄化装置(76)は、前記シリンダブロック(52)の下方に配置されるとともに、長手方向が車幅方向に延びるように配置され、排気浄化装置(76)より下流側の排気管(122)は、前記エンジン(27)の下方で後方に延びた後、屈曲して排気浄化装置(75)に接近し、更に上方に延びてマフラ(77)接続され、
    前記排気浄化装置(76)の一端部に排ガスの流入口(141a)と流出口(124a)とが設けられ、流入口(141a)から排気浄化装置(76)の内部に流入した排ガスは、排気浄化装置(76)の他端部でUターンして流出口(124a)から排気浄化装置の下流側の排気管(122)へ流出する、
    ことを特徴とする自動二輪車。
  2. 前記排気浄化装置(76)は、筒状に形成されるとともに、その外径は前記排気管よりも大きく、前記排気浄化装置(76)は、側面視で前記クランクケース(51)の前方で且つクランクケース(51)の下面(51a)よりも低い位置に配置された前記シリンダブロック(52)の下方で、更に前記シリンダヘッド(53)の前記排気管が接続される部分の後方にできるスペースに配置され、前記下流側の排気管(122)は、前記排気浄化装置(76)から後方に延びる前記クランクケース(51)下方で、且つクランクケースの幅より内側で屈曲しながら延びる第1下流側排気管(124)と、この第1下流側排気管の先端部に接続されるとともに、屈曲して前記排気浄化装置(76)に接近し、第1下流側排気管と交差して更に上方に延びる第2下流側排気管(125)とを有し、前記第1下流側排気管と前記第2下流側排気管とがループ状に構成されていることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車。
  3. 前記排気管(122)は、屈曲して前記排気浄化装置(76)に再接近した部分に、前記排気浄化装置(76)の長手方向に沿って延びるとともに排気浄化装置(76)の長手方向と平行な軸線(125c)を有する管からなる平行部(125A)を有し、この平行部(125A)の後方で上方に屈曲して前記シリンダブロックの側方を通り、前記マフラ(77)に接続されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の自動二輪車。
  4. 前記平行部(125A)は、前記排気浄化装置(76)とブラケット(165)で結合されることを特徴とする請求項3記載の自動二輪車。
  5. 前記シリンダブロック(52)の軸線(52c)は、前方に傾斜していることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車。
  6. 前記排気浄化装置(76)は、車幅方向に対して傾斜して配置されることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車。
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