JP5103344B2 - 自動二輪車 - Google Patents
自動二輪車 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5103344B2 JP5103344B2 JP2008254063A JP2008254063A JP5103344B2 JP 5103344 B2 JP5103344 B2 JP 5103344B2 JP 2008254063 A JP2008254063 A JP 2008254063A JP 2008254063 A JP2008254063 A JP 2008254063A JP 5103344 B2 JP5103344 B2 JP 5103344B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- purification device
- exhaust
- exhaust pipe
- exhaust purification
- downstream
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
- Exhaust Gas After Treatment (AREA)
Description
排気システム30は、エンジンEのシリンダヘッド22の前部から延びる複数の排気管31と、この排気管31の途中に設けられた排気浄化装置65,66と、排気管31の後端に接続されたマフラ51とから構成されている。
本発明の目的は、小さくても排気管長さが確保可能な自動二輪車を提供することにある。
また、排気浄化装置の往復行路長分の排気浄化経路を長くすることが可能になり、浄化性能が高まるとともに、排気浄化装置がコンパクトになる。また、排ガスの流入口と流出口とが車体一側方で近接しており、排気管の配置が容易で且つ短く見せられる。
排気管はクランクケースの幅より内側に配置されるから、車両の左右のバンク角が大きくすることが可能になる。
更に、クランクケース下で排気管は後方に延びて更に前方に延びるから、側面視では排気管の一部しか露出しないため、外観性が高まる。
また、シリンダブロックの下方に比較的大きなスペースが形成される。また、排気浄化装置が、筒状に形成されるので、排気浄化装置の容量がより大きくなる。
作用として、平行部から更に上方に屈曲した部分は、排気浄化装置から直接に延びている部分であるかのような印象を与え、排気管を短く見せる。
作用として、排気浄化装置に対して平行部がブラケットで支えられるため、排気浄化装置の下流側の排気管が長くなっても補強されて振動等が抑えられる。また、排気浄化装置と平行部とが接近して配置されていても、ブラケットで結合されるため、排気浄化装置と平行部は一定の間隔を確保できる。更に、排気浄化装置と平行部とが接近して配置できるので、排気装置がコンパクトになり、外観性が向上する。
作用として、排気浄化装置の往復行路長分の排気浄化経路を長くすることが可能になり、浄化性能が高まるとともに、排気浄化装置がコンパクトになる。また、排ガスの流入口と流出口とが車体一側方で近接しており、排気管の配置が容易で且つ短く見せられる。
作用として、シリンダブロックの高さが低くなるとともに、シリンダブロックが排気浄化装置を上から覆うように配置される。
作用として、排気浄化装置の車幅方向の長さをより小さくすることが可能になる。
さらに、排気浄化装置の全長を短くすることができ、且つ排気流路長を稼げるため、排気浄化装置をコンパクトにしつつ排気浄化装置を含めた排気管長さを確保することができる。
また、シリンダブロックの下面がクランクケースの下面より地上高が高いので、シリンダブロックの下方に出来る比較的大きなスペースに排気浄化装置を配置することができること、排気浄化装置が、筒状に形成され、その外径が排気管より大きいので、排気浄化装置の容量を大きくすることができ、排気浄化性能を高めることができる。
図1は本発明に係る自動二輪車の側面図であり、自動二輪車10は、シート11の高さが、例えば、運転者の膝位置程度の超小型車両、所謂「ミニバイク」であり、車体フレーム13と、この車体フレーム13の前端部を構成するヘッドパイプ14に操舵自在に取付けられたフロントフォーク16と、このフロントフォーク16の上端部に取付けられた左右一対のバーハンドル17,18(手前側の符号のみ示す。)と、フロントフォーク16の下端部に車軸21を介して取付けられた前輪22と、ヘッドパイプ14から後方斜め下方に延びるメインフレーム24の上部に取付けられた燃料タンク25と、メインフレーム24及びこのメインフレーム24の後部下端部に結合されたピボットプレート26に取付けられたエンジン27と、メインフレーム24の中間部から後方に延ばされたシートレール28にステー31,31及びステー32,32で取付けられたシート11と、ピボットプレート26にピボット軸34を介して上下スイング自在に取付けられたスイングアーム36と、このスイングアーム36の後端部に車軸37を介して取付けられた後輪38と、シートレール28及びスイングアーム36のそれぞれに渡されたリヤクッションユニット(不図示)とで構成されている。
上記メインフレーム24が下方に大きく湾曲し始める部分にシートレール28の前端部が取付けられている。
燃料ポンプ46は、サブフレーム41に取付けられたポンプブラケット47にバンド部材48を介して取付けられている。
吸気装置61は、シリンダヘッド53に取付けられた吸気マニホールド65と、この吸気マニホールド65の端部に接続されたスロットルボディ66と、このスロットルボディ66にコネクティングチューブ67を介して接続されたエアクリーナ68と、吸気マニホールド65に取付けられた燃料噴射弁69とからなり、燃料噴射弁69は、燃料送出管72を介して燃料ポンプ46に接続されている。
排気管75は、フランジ105から排気浄化装置76までの上流側排気管121と、排気浄化装置76の下流に設けられた下流側排気管122とからなる。
即ち、排気管75の一部である平行部125Aは、その軸線125cが、排気浄化装置76の軸線76cと平行に、あるいは平行に近くなるように配置されている。これにより、排気浄化装置76に平行部125Aをできる限り接近させることができる。
第1キャップ部材148は、内管141が挿入されるとともに取付けられる管取付穴152aが開けられた前側キャップ半体152と、第1下流側排気管124が挿入されるとともに取付けられる管取付穴153aが開けられた後側キャップ半体153と、これらの前側キャップ半体152及び後側キャップ半体153との間に配置されて内部を仕切る仕切り板154とからなる。
第2キャップ部材149はドーム状の部材である。
センタカバー156及び端部カバー157に内管141が通る貫通穴161が開けられるとともに上流側排気管121を構成する外管162の先端部が取付けられている。
上記の内管141及び外管162は、上流側排気管121を構成する部品である。
Claims (6)
- ヘッドパイプ(14)から後方斜め下方にメインフレーム(24)が延び、このメインフレーム(24)の下部にエンジン(27)が取付けられ、このエンジン(27)がクランクケース(51)、シリンダブロック(52)及びシリンダヘッド(53)を備え、これらのシリンダブロック(52)及びシリンダヘッド(53)が水平に近い状態まで前傾し、シリンダヘッド(53)に接続された排気管(75)の途中に排気浄化装置(76)が設けられた自動二輪車において、
前記排気浄化装置(76)は、前記シリンダブロック(52)の下方に配置されるとともに、長手方向が車幅方向に延びるように配置され、排気浄化装置(76)より下流側の排気管(122)は、前記エンジン(27)の下方で後方に延びた後、屈曲して排気浄化装置(75)に接近し、更に上方に延びてマフラ(77)に接続され、
前記排気浄化装置(76)の一端部に排ガスの流入口(141a)と流出口(124a)とが設けられ、流入口(141a)から排気浄化装置(76)の内部に流入した排ガスは、排気浄化装置(76)の他端部でUターンして流出口(124a)から排気浄化装置の下流側の排気管(122)へ流出する、
ことを特徴とする自動二輪車。 - 前記排気浄化装置(76)は、筒状に形成されるとともに、その外径は前記排気管よりも大きく、前記排気浄化装置(76)は、側面視で前記クランクケース(51)の前方で且つクランクケース(51)の下面(51a)よりも低い位置に配置された前記シリンダブロック(52)の下方で、更に前記シリンダヘッド(53)の前記排気管が接続される部分の後方にできるスペースに配置され、前記下流側の排気管(122)は、前記排気浄化装置(76)から後方に延びる前記クランクケース(51)下方で、且つクランクケースの幅より内側で屈曲しながら延びる第1下流側排気管(124)と、この第1下流側排気管の先端部に接続されるとともに、屈曲して前記排気浄化装置(76)に接近し、第1下流側排気管と交差して更に上方に延びる第2下流側排気管(125)とを有し、前記第1下流側排気管と前記第2下流側排気管とがループ状に構成されていることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車。
- 前記排気管(122)は、屈曲して前記排気浄化装置(76)に再接近した部分に、前記排気浄化装置(76)の長手方向に沿って延びるとともに排気浄化装置(76)の長手方向と平行な軸線(125c)を有する管からなる平行部(125A)を有し、この平行部(125A)の後方で上方に屈曲して前記シリンダブロックの側方を通り、前記マフラ(77)に接続されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の自動二輪車。
- 前記平行部(125A)は、前記排気浄化装置(76)とブラケット(165)で結合されることを特徴とする請求項3記載の自動二輪車。
- 前記シリンダブロック(52)の軸線(52c)は、前方に傾斜していることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車。
- 前記排気浄化装置(76)は、車幅方向に対して傾斜して配置されることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008254063A JP5103344B2 (ja) | 2008-09-30 | 2008-09-30 | 自動二輪車 |
CN2009101763644A CN101712364B (zh) | 2008-09-30 | 2009-09-28 | 机动二轮车 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008254063A JP5103344B2 (ja) | 2008-09-30 | 2008-09-30 | 自動二輪車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010083308A JP2010083308A (ja) | 2010-04-15 |
JP5103344B2 true JP5103344B2 (ja) | 2012-12-19 |
Family
ID=42247696
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008254063A Active JP5103344B2 (ja) | 2008-09-30 | 2008-09-30 | 自動二輪車 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5103344B2 (ja) |
CN (1) | CN101712364B (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6149705B2 (ja) * | 2013-11-19 | 2017-06-21 | スズキ株式会社 | 自動二輪車の排気装置 |
JP6237472B2 (ja) * | 2014-05-28 | 2017-11-29 | スズキ株式会社 | 車両の排気管構造 |
JP2017150309A (ja) * | 2014-07-04 | 2017-08-31 | ヤマハ発動機株式会社 | エンジンユニットおよび鞍乗型車両 |
JP6346117B2 (ja) * | 2015-03-26 | 2018-06-20 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車 |
JP6922492B2 (ja) * | 2017-07-11 | 2021-08-18 | スズキ株式会社 | 排気ガスセンサの配置構造及び自動二輪車 |
JP6644820B2 (ja) * | 2018-02-09 | 2020-02-12 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗型車両 |
JP6845879B2 (ja) * | 2019-02-25 | 2021-03-24 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両の排気構造 |
JP6845880B2 (ja) * | 2019-02-25 | 2021-03-24 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両の排気構造 |
WO2021220299A1 (en) * | 2020-04-28 | 2021-11-04 | Tvs Motor Company Limited | An exhaust system for a vehicle |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0614026Y2 (ja) * | 1988-06-24 | 1994-04-13 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車 |
JP2812538B2 (ja) * | 1990-06-09 | 1998-10-22 | ヤマハ発動機株式会社 | 自動二輪車用エンジンの吸気装置 |
JP4145423B2 (ja) * | 1999-05-28 | 2008-09-03 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車における排気ガスセンサ装置 |
JP4445710B2 (ja) * | 2003-03-11 | 2010-04-07 | ヤマハ発動機株式会社 | 鞍乗型車両のヘルメット収納構造 |
JP4538380B2 (ja) * | 2004-12-28 | 2010-09-08 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車の排気装置 |
JP4468861B2 (ja) * | 2005-01-24 | 2010-05-26 | 本田技研工業株式会社 | 車両の排気装置 |
JP4546310B2 (ja) * | 2005-03-31 | 2010-09-15 | 川崎重工業株式会社 | 自動二輪車用エンジンの排気システム |
JP4685527B2 (ja) * | 2005-07-05 | 2011-05-18 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車の排気装置 |
-
2008
- 2008-09-30 JP JP2008254063A patent/JP5103344B2/ja active Active
-
2009
- 2009-09-28 CN CN2009101763644A patent/CN101712364B/zh active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN101712364A (zh) | 2010-05-26 |
CN101712364B (zh) | 2013-12-11 |
JP2010083308A (ja) | 2010-04-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5103344B2 (ja) | 自動二輪車 | |
KR100828057B1 (ko) | 자동 이륜차의 배기 구조 | |
US9016422B2 (en) | Saddle-ride type vehicle | |
JP4272029B2 (ja) | 自動二輪車の排気制御装置 | |
JP2007321610A (ja) | 排気管構造 | |
EP1643095A1 (en) | Exhaust catalyst mounting structure for motorcycles | |
JP2013036422A (ja) | 内燃機関の排気管構造 | |
JP2008222078A (ja) | 自動二輪車 | |
JP4871107B2 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP2009114883A (ja) | 自動二輪車の排気装置 | |
JP2010052625A (ja) | 自動二輪車 | |
JP2013231384A (ja) | マフラー及び鞍乗型車両 | |
JP5819202B2 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP6099193B2 (ja) | 自動二輪車 | |
US9303541B2 (en) | Exhaust system for motorcycle | |
JP5396152B2 (ja) | 自動二輪車 | |
JP4911612B2 (ja) | 自動二輪車の排気装置 | |
EP3505431B1 (en) | Saddle-riding-type vehicle canister arrangement structure | |
JP4726702B2 (ja) | 自動二輪車 | |
JP5674502B2 (ja) | 自動二輪車の排気装置 | |
JP5285505B2 (ja) | エンジンの排気装置 | |
JP3727641B2 (ja) | 自動二輪車の排気装置 | |
JP2007062601A (ja) | 小型車両における気化器配設構造 | |
JP5932865B2 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP5850733B2 (ja) | エンジンの吸気装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101126 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120427 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120515 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120711 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120925 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121001 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151005 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5103344 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |