JP5102789B2 - 半導体装置及びデータプロセッサ - Google Patents

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Description

本発明は動作速度の異なる回路ブロックを備えた半導体装置さらにはデータプロセッサにおける低速回路ブロックに対するアクセス応答性を向上させる技術に関する。
CPUなどの高速動作を行う回路ブロックと、低速なシリアル通信などをおこなう周辺回路とを同一半導体基板上に搭載した、システム・オン・チップのデータプロセッサ等の半導体装置が広く用いられている。この種の半導体装置において、高速動作を行う回路ブロックはオンチップの高速バスに接続され、低速動作を行う回路ブロックはオンチップの低速バスに接続され、双方のバスはバスブリッジ回路で接続される。バスブリッジ回路は双方のバスにおけるバスアクセス動作の相違に対するタイミング制御を行って高双方のバスに渡るアクセス動作を可能にしている。高速バスと低速バスをバスブリッジ回路によって接続する構成について記載された文献の例として下記特許文献1がある。
特開2003−308289号公報
高速で動作するCPUが低速バスを経由して周辺回路へアクセスを行うと、低速バスサイクルが完了するまでCPUがストールすることになり、システム性能が劣化する。特に、近年のCPUの動作周波数の向上に比べ、周辺回路の動作周波数はほとんど向上しておらず、低速バスと高速バスの間の動作周波数間に大きなギャップが生じており、CPUの動作周波数の向上分の性能を引き出すことが困難になっていた。
例えば、リアルタイムOSの管理の下で、割り込みを多用して組み込み機器を制御するような用途では、割り込みに対する応答性がシステム性能に大きな影響を及ぼす。CPUが割り込みに応答するには割り込み要求元に対して割り込み要因を解析しなければならない。多くの場合、割り込み要因元の周辺回路に対して数多くの内部レジスタをリードすることが必要であり、このとき、低速バスに接続する周辺回路のレジスタアクセスに多くの時間を費やしたのでは、良好な割り込み応答性を得ることができない。
この性能低下は、低速動作する周辺回路に高速バスインタフェースを実装し、高速バスに接続することで回避可能であるが、多数の回路に高速バスインタフェースを採用すると、今度は消費電力が不所望に増大する。システム・オン・チップの半導体装置では多数の周辺回路を搭載するため、無駄に多くの電力を消費することになり、例えば20を超える周辺回路を搭載するような場合には、もはや低速周辺回路に高速バスインタフェースを実装することは現実的ではない。
本発明の目的は電力消費を大幅に増大させることなく高速回路ブロックによる低速回路ブロックに対するアクセス速度を向上させることができる半導体装置、更にはデータプロセッサを提供することにある。
本発明の別の目的は電力消費を大幅に増大させることなく割り込み応答性を向上させることができる半導体装置、更にはデータプロセッサを提供することにある。
本発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、高速の第1のクロック信号に同期動作されるCPUから低速の第2のクロック信号に同期動作される周辺回路へのアクセスのタイミング制御をバスコントローラが行うデータプロセッサにおいて、周辺回路とバスコントローラとの間にタイミング制御回路を設け、前記バスコントローラは、周辺回路からの読み出し指示に対し、前記高速クロック信号のサイクルに同期してタイミング制御回路に前記周辺回路が保持するデータを前記バスコントローラに出力させ、周辺回路に対する書き込み指示に対し、前記高速クロック信号のサイクルに同期して前記周辺回路に書き込みを開始させ、低速クロック信号のサイクルに同期して書き込み終了させる。要するに、書き込み期間は、高速クロック信号に同期するアクセス開始から、低速クロック信号に同期するアクセス終了までの期間とし、読み出し期間は高速クロック信号に同期するサイクル期間とする。
上記より、周辺回路を低速クロックで動作させながら、高速にバスアクセスを行うことができるから、電力消費を抑制した上でシステム性能を向上させることができる。周辺回路に対する割り込み発生要因特定のために必要なアクセス時間を大幅に減少させることができるから、割り込み応答性の点においてもシステム性能の向上に資することができる。
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記のとおりである。
すなわち、電力消費を大幅に増大させることなく高速回路ブロックによる低速回路ブロックに対するアクセス速度を向上させることができる。
また、電力消費を大幅に増大させることなく割り込み応答性を向上させることができる。
図1は本発明に係る半導体装置の一例としてシステム・オン・チップ(SOC)のデータプロセッサを例示するブロック図である。 図2は周辺回路及びタイミング制御回路の詳細を例示するブロック図である。 図3はレジスタ回路31及び出力セレクタ33,41の具体例を示すブロック図である。 図4はブリッジ回路11の一例を示すブロック図である。 図5は高速モードにおける読み出し動作の基本プロトコルを例示するタイミングチャートである。 図6は低速モードにおけるレジスタリード動作と高速モードにおけるレジスタリード動作を例示するタイミングチャートである。 図7は高速モードにおける書き込み動作の基本プロトコルを例示するタイミングチャートである。 図8は低速モードにおけるレジスタ書き込み動作と高速モードにおけるレジスタ書き込み動作を例示するタイミングチャートである。 図9は記憶回路としてレジスタ回路に代えてRAMを採用した例を示すブロック図である。 図10は記憶回路として低速タイプのRAMを採用した例を示すブロック図である。 図11はアダプタモジュールとしてのタイミング制御回路の機能を周辺回路に取り込んだIPモジュールを例示するブロック図である。 図12はレジスタアクセスなどのオリジナルIPモジュールである周辺回路が行うロジック機能以外の部分を切り離し、切り離した部分をレジスタアクセスブロックとして新たに開発するようにした構成を例示するブロック図である。
1.実施の形態の概要
先ず、本願において開示される発明の代表的な実施の形態について概要を説明する。代表的な実施の形態についての概要説明で括弧を付して参照する図面中の参照符号はそれが付された構成要素の概念に含まれるものを例示するに過ぎない。
〔1〕本発明の代表的な実施の形態に係る半導体装置は、第1のクロック信号(CLKH)に同期して動作される第1の回路(2,9)と、前記第1のクロック信号よりも周波数の低い第2のクロック信号(CLKL)に同期動作される第2の回路ブロック(12,13,14)と、前記第1の回路から前記第2の回路ブロックへのアクセスのタイミング制御を行うブリッジ回路(11)と、前記第2の回路ブロックと前記ブリッジ回路との間に配置され、前記ブリッジ回路からの指示に基づいて、前記第2の回路ブロック内の記憶回路(31,31A,31B)が保持するデータを前記ブリッジ回路に出力する動作を前記第1のクロック信号のサイクルに同期して行う第3の回路ブロック(15,16,17)と、を有する。
〔2〕項1の半導体装置において、前記ブリッジ回路は、前記第1の回路から前記記憶回路に対する読み出し動作の指示に応答して、前記第3の回路ブロックによる前記ブリッジ回路への出力動作サイクルを前記第1のクロック信号のサイクルに同期して開始させ、前記第3の回路ブロックによる出力動作の完了の通知を待って前記出力動作サイクルを終了する。
〔3〕項2の半導体装置において、前記ブリッジ回路は、前記第1の回路から前記記憶回路に対する書き込み動作の指示に応答して、当該記憶回路への書き込み動作を前記第1のクロック信号のサイクルに同期して開始させ、前記第2のクロック信号のサイクルに同期する前記記憶回路への書き込み動作の完了の通知を待って当該書き込み動作サイクルを終了する。
〔4〕項3の半導体装置において、前記第1の回路はCPU(2)である。前記第2の回路ブロックからの割込み要求に応答して割込み信号(INT)を前記第1の回路に出力する割込みコントローラ(3)を更に有する。
〔5〕項3の半導体装置において、前記第2の回路ブロックは、前記記憶回路としてレジスタ回路(31)を有し、前記レジスタ回路のラッチタイミングは前記第2のクロック信号に同期制御され、前記レジスタ回路のラッチ出力信号の選択タイミングは前記第2のクロック信号に同期される。前記第3の回路ブロックは、前記レジスタ回路のラッチ出力信号を入力し、入力したラッチ出力信号の選択タイミングは前記第1のクロック信号に同期される。
〔6〕項3の半導体装置において、前記第2の回路ブロックは、前記記憶回路として前記第2のクロック信号のサイクルをメモリサイクルとして動作可能なクロック同期型のRAM(31B)である。このとき、前記第3の回路ブロックは、前記クロック同期型のRAMの読み出しデータを前記第2のクロック信号に同期してラッチするラッチ回路(45)を有する。
〔7〕項3の半導体装置において、前記第2の回路ブロックは、前記記憶回路として前記第1のクロック信号のサイクルをメモリサイクルとして動作可能なクロック同期型のRAM(31A)である。このとき、前記第2の回路ブロックは前記クロック同期型のRAMを前記第2のクロック信号のサイクルをメモリサイクルとして動作させる。前記第3の回路ブロックは、前記クロック同期型のRAMを前記第1のクロック信号のサイクルをメモリサイクルとして動作させる。
〔8〕本発明の別の観点による半導体装置は、第1のクロック信号に同期して動作される第1の回路と、前記第1のクロック信号よりも周波数の低い第2のクロック信号に同期動作される第2の回路ブロックと、第1の回路から第2の回路ブロックへのアクセスのタイミング制御を行い第1モード(高速モード)と第2モード(低速モード)を有するブリッジ回路と、前記第2の回路ブロックと前記ブリッジ回路との間に配置される第3の回路ブロックとを有する。前記ブリッジ回路は、前記第1モードにおいて前記第3の回路ブロックに、前記第2の回路ブロック内の記憶回路が保持するデータを前記第1のクロック信号のサイクルに同期して前記ブリッジ回路に出力させ、前記第2モードにおいて前記第2の回路ブロックに、前記記憶回路が保持するデータを前記第2のクロック信号のサイクルに同期して前記ブリッジ回路に出力させる。
〔9〕項8の半導体装置において、前記第1モードにおいて前記ブリッジ回路は、前記第1の回路から前記記憶回路に対する読み出し動作の指示に応答して、前記第3の回路ブロックによる前記ブリッジ回路への出力動作サイクルを前記第1のクロック信号のサイクルに同期して開始させ、前記第3の回路ブロックによる出力動作の完了の通知を待って前記出力動作サイクルを終了する。
〔10〕項9の半導体装置において、前記第1モードにおいて前記ブリッジ回路は、前記第1の回路から前記記憶回路に対する書き込み動作の指示に応答して、当該記憶回路への書き込み動作を前記第1のクロック信号のサイクルに同期して開始させ、前記第2のクロック信号のサイクルに同期する前記記憶回路への書き込み動作の完了の通知を待って当該書き込み動作サイクルを終了する。
〔11〕項10の半導体装置において、前記ブリッジ回路は、アクセス対象毎に前記第1のモード又は第2のモードの何れを適用するかを指定するためのモードデータが格納されるモードレジスタと、前記第1の回路からのアクセスアドレスに応じて前記モードレジスタに格納されたモードデータに従ったモードでアクセスのタイミング制御を行うバスアクセス制御部とを有する。
〔12〕項11の半導体装置において、前記第2の回路ブロックは、前記記憶回路としてレジスタ回路を有し、前記レジスタ回路のラッチタイミングは前記第2のクロック信号に同期制御され、前記レジスタ回路のラッチ出力信号の選択タイミングは前記第2のクロック信号に同期される。前記第3の回路ブロックは、前記レジスタ回路のラッチ出力信号を入力し、入力したラッチ出力信号の選択タイミングは前記第1のクロック信号に同期される。
〔13〕項11の半導体装置において、前記第2の回路ブロックは、前記記憶回路として前記第2のクロック信号のサイクルをメモリサイクルとして動作可能なクロック同期型のRAMである。このとき、前記第3の回路ブロックは、前記クロック同期型のRAMの読み出しデータを前記第2のクロック信号に同期してラッチするラッチ回路を有する。
〔14〕項11の半導体装置において、前記第2の回路ブロックは、前記記憶回路として前記第1のクロック信号のサイクルをメモリサイクルとして動作可能なクロック同期型のRAMである。このとき、前記第2の回路ブロックは前記クロック同期型のRAMを前記第2のクロック信号のサイクルをメモリサイクルとして動作させる。前記第3の回路ブロックは、前記クロック同期型のRAMを前記第1のクロック信号のサイクルをメモリサイクルとして動作させる。
〔15〕本発明に係るデータプロセッサは、第1のクロック信号(CLKH)に同期して動作されるCPU(2)と、前記第1のクロック信号よりも周波数の低い第2のクロック信号(CLKL)に同期動作される複数の周辺回路(12,13,14)と、前記CPUから前記周辺回路へのアクセスのタイミング制御を行うバスコントローラ(11)と、前記周辺回路と前記バスコントローラとの間に配置され、前記バスコントローラからの指示に基づいて、前記周辺回路が保持するデータを前記バスコントローラに出力する動作を前記第1のクロック信号のサイクルに同期して行うタイミング制御回路(15,16,17)と、を有する。
〔16〕項15のデータプロセッサは更に、前記周辺回路からの割込み要求に応答して割込み信号を前記CPUに出力する割込みコントローラを有する。
〔17〕項16のデータプロセッサにおいて、前記バスコントローラは、前記CPUから前記周辺回路に対する読み出し動作の指示に応答して、前記タイミング制御回路による前記バスコントローラへの出力動作サイクルを前記第1のクロック信号のサイクルに同期して開始させ、前記タイミング制御回路による出力動作の完了の通知を待って前記出力動作サイクルを終了する。
〔18〕項17のデータプロセッサにおいて、前記バスコントローラは、前記CPUから前記周辺回路に対する書き込み動作の指示に応答して、当該周辺回路への書き込み動作を前記第1のクロック信号のサイクルに同期して開始させ、前記第2のクロック信号のサイクルに同期する前記周辺回路への書き込み動作の完了の通知を待って当該書き込み動作サイクルを終了する。
〔19〕本発明の別の観点によるデータプロセッサは、第1のクロック信号に同期して動作されるCPUと、前記第1のクロック信号よりも周波数の低い第2のクロック信号に同期動作される複数の周辺回路と、前記CPUから前記周辺回路へのアクセスのタイミング制御を行うバスコントローラと、前記周辺回路とバスコントローラとの間に配置されたタイミング制御回路とを有する。前記バスコントローラは、前記周辺回路からの読み出し指示に対し、前記第1のクロック信号のサイクルに同期してタイミング制御回路に前記周辺回路が保持するデータを前記バスコントローラに出力させ、周辺回路に対する書き込み指示に対し、前記第1のクロック信号のサイクルに同期して前記周辺回路に書き込みを開始させ、第2クロック信号のサイクルに同期して書き込みを終了させる。
2.実施の形態の詳細
実施の形態について更に詳述する。
《データプロセッサ》
図1には本発明に係る半導体装置の一例としてシステム・オン・チップ(SOC)のデータプロセッサが例示される。同図に示されるデータプロセッサ1は、特に制限されないが、単結晶シリコン等の1個の半導体基板に相補型MOS集積回路製造技術などによって構成される。
データプロセッサ1は、命令をフェッチして実行する中央処理装置(CPU)2などが接続するバス7にブリッジ回路(BRDGH)8を介して接続するバス10を有し、このバス10にブリッジ回路(BRDGHL)11を介して、シリアルコミュニケーションインタフェース(SCIF)12、タイマユニット(TMU)13、及びその他の周辺回路(PHRF)14などの周辺回路が多数接続される。
第1バス7には、CPU2のほかに、割込み要求信号IRQによる割込み要求を調停してCPU2に割込み信号INTを出力する割込みコントローラ(INTC)3、クロック同期動作されるSDRAM(シンクロナス・ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ)を制御する外部メモリコントローラ(EXTMCNT)4、描画及び表示制御を行うグラフィック処理ユニット(GRFU)5、並びに画像の3次元画像処理を行う3次元処理ユニット(3DU)が接続される。それら回路ブロック2〜6,8は、クロック生成回路(CPG)18で生成されるクロック信号CLKHが供給されて、それに同期動作される。クロック信号CLKHは例えば266MHzの周波数を有する。モジュールストップ信号mstpは夫々の回路モジュールに個別信号として供給され、これが活性化されることによって対応する回路モジュールの動作が停止され、低消費電力状態にされる。例えばクロック信号入力又は/及び電源入力が遮断される。
バス10には代表的に示されたDMAC(ダイレクト・メモリ・アクセス・コントローラ)9が接続される。DMAC9はクロック信号CLKHに同期して動作される。バス7をバス10から分離するのはCPU2が接続するバスの負荷を極力減らすためであり、本発明において本質的な理由はない。
前記バス7,10は例えばスプリットトランザクションによるパケット交換方式のバスで構成される。このバス方式は、アクセスを要求する回路が、アクセス要求の内容を含むリクエストパケットを、アクセス要求に応答する回路に送信し、アクセス要求に応答する回路は応答内容を含むレスポンスパケットを、アクセスを要求した回路に送信する、という処理を行なうものである。リクエストパケットとレスポンスパケットを含む一連の処理をトランザクションと称し、1つのトランザクションをパケットの転送毎に分離して、バスアクセス効率を向上させることができる。アクセスを要求する回路をイニシエータ、アクセス要求に答える回路をターゲットと呼ぶ。回路の種類によってはイニシエータとターゲットの双方の機能を備えるものもある。バス7,10はリクエストパケットとレスポンスパケットの中継を行う図示を省略するパケットルータを有し、パケットルータは、一つのターゲットに対して複数のイニシエータがアクセスを要求したときの調停制御、共有リソースなどに対する排他制御のために後のアクセス要求を無効化する制御などを行う。
代表的に示された周辺回路12〜14は、クロック生成回路(CPG)18で生成されるクロック信号CLKLが供給されて、それに同期動作される。クロック信号CLKLは例えば66MHzの周波数を有する。
代表的に示された周辺回路12〜14はバス20を介してブリッジ回路11に接続する。バス20はバスアクセスのリクエスト中は他のリクエストを受け付けないというインターロック方式で使用される。ブリッジ回路11は双方のクロック信号CLKH,CLKLを入力し、スプリットトランザクションによるパケット交換方式のバス10と、インターロック方式のバス20との間のバスプロトコルの相違と動作速度の相違に対するバスの動作タイミングを整合させる、バスコントローラとして機能される。更にブリッジ回路11は、周辺回路に対するアクセス制御をクロック信号CLKHに同期して行う高速モードと、クロック信号CLKLに同期して行う低速モードとを有し、CPU2によって何れかの動作モードに切換え可能に設定される。
代表的に示された周辺回路12〜14にはタイミング制御回路(ADPT)15〜17が接続され、タイミング制御回路(ADPT)15〜17はバス21によってブリッジ回路11に接続される。ブリッジ回路によるタイミング制御回路15〜17を用いたデータ転送は、特に制限されないが、バス20とは異なるバス21を用いて行われる。夫々のタイミング制御回路15〜17にはクロック信号CLKHが供給される。
タイミング制御回路15〜17は低速のクロック信号CLKLに同期してデータの出力と入力データのラッチ動作を行う周辺回路12〜14に対して、ブリッジ回路の高速動作モードにおいて、ブリッジ回路10への読み出し動作を高速のクロック信号CLKHに同期させ、また、高速のクロック信号CLKHに同期するブリッジ回路11からの書き込み指示に対応するための回路である。
ブリッジ回路11は、高速動作モードにおいて、CPU2などによる前記周辺回路12〜14からの読み出し指示に対し、クロック信号CLKHのサイクルに同期してタイミング制御回路15〜17に周辺回路12〜14が保持するデータをバス21に出力させ、CPU2などからの周辺回路12〜14に対する書き込み指示に対し、高速のクロック信号CLKHのサイクルに同期して周辺回路12〜14に書き込み動作を開始させ、低速のクロック信号CLKLのサイクルに同期して書き込みを終了させる。
特に制限されないが、周辺回路12〜14の設計に機能検証済みの回路設計データであるIP(インテレクチュアル・プロパティー)モジュールが利用される場合、タイミング制御回路15〜17はIPモジュールに対するアダプタモジュールとして位置付けられ、この場合には、IPモジュールに対してアダプタモジュールを単に接続するだけでよい。
《タイミング制御回路》
タイミング制御回路の詳細を説明する。図2には周辺回路及びタイミング制御回路の詳細が例示される。周辺回路3は前記周辺回路12〜14の一つを例示するものである。タイミング制御回路40は前記タイミング制御回路15〜17の一つを例示し、周辺回路30に対応して設けられるものである。
周辺回路(PHRF)30は、その周辺機能を実現するための周辺ロジック回路(PHRFLGC)32、レジスタ回路(REGF)31、出力セレクタ(SLCTREG)33、及び周辺制御回路(PHRFCNT)34を有し、クロック信号CLKLに同期してレジスタ部31のアクセスが行われる。レジスタ回路31はデータレジスタ、コントロールレジスタ、ステータスレジスタなどの各種レジスタを有する。それらレジスタは、特に制限されないが、CPU2等の外部のバスマスタ回路によってアクセス可能なアドレスに配置されている。
図2では、夫々のレジスタがラッチしているレジスタデータREGDATは、レジスタ回路31から並列的に出力されて、出力セレクタ33に供給されるようになっている。出力セレクタ33はレジスタデータREGDATを選択してブリッジ回路11に出力する選択回路である。周辺制御回路34はレジスタ回路31に対するラッチ制御及び出力セレクタ33に対する選択制御を行う。周辺ロジック回路32はレジスタ回路34に外部から設定された制御データや演算データを用いて、タイマなどの周辺機能を実現するための制御ロジックを有する。特に制限されないが、周辺回路動作に必要なテンポラリレジスタは周辺ロジック回路が備える。
動作リクエスト信号prq、リードライト信号pwr、アドレス信号pa、ライトデータpwdata、及びリードデータprdataはブリッジ回路11における低速モードにおいて有効とされる。ブリッジ回路11は動作リクエスト信号prq、リードライト信号pwr、アドレス信号pa、及びライトデータpwdataをクロック信号CLKLに同期して変化させ、リードデータprdataをクロック信号CLKLに同期して認識する。それら信号はブリッジ回路11において高速モードでは非活性レベル又は高インピーダンスにされる。特にブリッジ回路11は高速モードにおいてリードデータprdataの入力段を遮断して無視する。
ブリッジ回路11における高速モードでは動作リクエスト信号hsprq、リードライト信号hspwr、アドレス信号hspa、ライトデータhspwdata、及びリードデータhsprdataが有効とされる。ブリッジ回路11は動作リクエスト信号hsprq、リードライト信号hspwr、アドレス信号hspa、及びライトデータhspwdataをクロック信号CLKHに同期して変化させる。それら信号はブリッジ回路11において低速モードでは非活性レベル又は高インピーダンスにされる。
周辺制御回路34は動作リクエスト信号prq/hsprqのハイレベルによって活性化され、リードライト信号pwr/hspwrにより書き込み動作が指示されたときはアドレス信号pa/hspaのデコード結果に従って一つのレジスタをラッチ動作させるライトパルスWRPLSをパルス変化させる。
リードライト信号pwr/hspwrにより読み出し動作が指示されたときはアドレス信号pa/hspaのデコード結果に従ってレジスタ回路31のラッチ出力から一つの出力を選択する選択パルスSLTPLSをパルス変化させる。但し、ブリッジ回路11は高速モードではリードデータprdataを無視し、後述するリードデータhsrdataを採用する。
タイミング制御回路40は、アドレスデコーダ(ADRDEC)43、バスサイクルマネジャ(BSCYCMNG)42及び出力セレクタ(SLCTREG)41を有し、高速のクロック信号CLKHに同期動作する。
アドレスデコーダ43はアドレス信号hspaをデコードして選択パルスHSSLPLSを出力セレクタ41に供給する。
バスサイクルマネジャ42は動作リクエスト信号hsprqのハイレベルによって活性化され、リードライト信号hspwrにより読み出し動作が指示されたとき、イネーブル信号rdenbによって出力セレクタ41を活性化する。活性化された出力セレクタ41はアドレス信号hspaのデコード結果である選択パルスHSSLPLSに従ってレジスタ回路31から供給されているレジスタデータREGDATの中から一つを選択し、選択したデータhsprdataをブリッジ回路11に出力する。アクセスストローブ信号hsp_endはデータhsprdataの出力が確定するタイミングでハイレベルからローレベルに変化される。
バスサイクルマネジャ42は、動作リクエスト信号hsprqのハイレベルによって活性化されたとき、リードライト信号hspwrのハイレベルにより書き込み動作が指示されているときは、書き込み動作が完了するタイミングでアクセスストローブ信号hsp_endをハイレベルからローレベルに変化させる。書き込み動作の完了タイミングを生成するために同期信号hspsyncを用いる。この同期信号hspsynは低速クロック信号CLKLの1サイクル毎に高速クロック信号CLKHの1サイクル期間だけハイレベルにパルス変化される信号である。バスサイクルマネジャ42は書き込み動作が指示されたとき書き込み動作の指示タイミングの後に前記同期信号hspsyncがハイレベルパルス変化されるのに同期してアクセスストローブ信号hsp_endをハイレベルパルス変化させる。尚、リードライト信号hspwrのハイレベルにより書き込み動作が指示されているときは、イネーブル信号rdenbは非活性に維持されている。
バスサイクルマネジャ42の機能について整理する。バスサイクルマネジャ42は、書き込み要求の際には、低速クロック信号CLKLと同期を行うための動作を行い、最低限書き込みに必要なサイクル数経過後に、バスの解放とみなされるアクセスストローブ信号hsp_endを低速クロックに同期して出力する。読み出し要求の場合は、読み出しデータの出力と同時にアクセスストローブ信号hsp_endを立ち上げ、バスの解放をブリッジ回路11に伝送する。アクセスストローブ信号hsp_endを制御するためにバスサイクルマネジャ42には信号hspsyncが入力されている。これは、低速クロックCLKLと高速クロックCLKHの同期のタイミングで発行される信号であり、書き込み時には、前述のように、この信号を用いてタイミングをはかり、アクセスストローブ信号hsp_endをハイレベルに変化させる。
図3にはレジスタ回路31及び出力セレクタ33,41の具体例が示される。レジスタ回路31を構成するラッチ回路50〜53と、出力セレクタ33の出力段位配置されたラッチ回路54は、低速クロック信号CLKLに同期してラッチ動作を行う。タイミング制御回路40の入力段に配置されたラッチ回路60,61と、タイミング制御回路40の出力段に配置されたラッチ回路62,63は、高速クロック信号CLKHに同期してラッチ動作を行う。
図4にはブリッジ回路11の一例が示される。ブリッジ回路11は低速モードにおける周辺回路アクセスのためのタイミング制御を行う低速アクセスタイミング制御回路(LSACNT)71と、高速モードにおける周辺回路アクセスのためのタイミング制御を行う高速アクセスタイミング制御回路(HSACNT)72を有し、何れを用いるかはモードレジスタ(MDREG)75の設定値に従って選択回路(SLCT)72が選択する。モードレジスタ75は周辺回路毎に前記高速モード又は低速モードの何れを適用するかを指定するためのモードデータが格納される。特に図示はしないが、モードデータはパワーオンリセットで適当な不揮発性メモリなどからモードレジスタ75に転送されて、初期設定される。選択回路72はアドレスデコーダ(ADRDEC)74とセレクタ73を有し、CPUなどから与えられるアクセス対象アドレスをアドレスデコーダ74でデコードし、デコード信号によってモードレジスタ75から読み出したモードビットによってセレクタでバス10の接続先を速アクセスタイミング制御回路71又は高速アクセスタイミング制御回路72とする。これにより、モードデータのモードビットによって指定された動作モード(高速動作モード/低速動作モード)をアクセス対象アドレスによって選択することができる。
図5には高速モードにおける読み出し動作の基本プロトコルが例示される。動作概要は、次の通りである。
1.信号hsprqが高速クロック信号CLKHに同期して立ち上がる、
2.上記に並行して、有効なアドレスhspa、リードライト信号hspwrがローレベルにされ(ローレベル;読み出し指示、ハイレベル;書き込み指示)、
3.次の高速クロック信号CLKHのサイクルで、有効なテータhsprdataが出力され、これに並行して、hsp_endが変化され、ブリッジ回路11にアクセス終了が通知される。
このように、高速モードでは、高速クロック信号CLKHに同期してレジスタ回路31のデータをリードアクセスすることが可能である。低速モードでの低速クロック信号CLKLに同期した読み出しに比べてリードアクセス効率が向上され、データ処理効率の向上に資することができる。また、割り込み信号INTにより割り込みがあったとき、CPU2がこれに応答する処理ルーチンを決めるために割り込み要因を判定するための情報を、割り込み要求元の周辺回路から得るとき、上述のようにレジスタ回路31のリードアクセス効率を向上させることができる。したがって、割り込み応答性の改善にも資することができる。
図6には低速モードにおけるレジスタリード動作と高速モードにおけるレジスタリード動作のタイミングチャートが例示される。ここでは、CPU2による割り込み検出時からのレジスタ読み出しまでのタイミングを例示する。
CPU2が割り込みを検知すると、例えば割り込みコントローラ3から通知された割り込み要求元情報を参照して、割り込み要求元の周辺回路をアクセスする要求をバス7に出力する。このアクセス要求がブリッジ回路11に到達すると、ブリッジ回路11はクロック信号CLKHに同期してそのアクセス要求(高速バスリクエスト)を受領する。ここでは、ブリッジ回路11はAPPの期間に高速バスリクエストを受領するものとする。このとき、アクセス対象周辺回路に低速モードが指定される場合には、次の低速クロック信号CLKLの立ち上がりにおいて周辺回路はリクエストprq及び読み出し信号pwrを受領し、更に次の低速クロック信号CLKLの立ち上がりに同期してレジスタデータを出力する(prdata)。このときのバスサイクル期間は、例えば高速クロック信号CLKHと低速クロック信号CLKLとの周波数比が6:1の場合は、高速クロック信号CLKHのサイクル数相当で、15.5サイクルになる。即ち、BCL=(6+5+4+3+2+1)/6+6+6=15.5サイクル、となる。
一方、アクセス対象周辺回路に高速モードが指定される場合には、ブリッジ回路11は高速バスリクエストを受領すると、高速クロック信号CLKHの立ち上がりに同期して周辺回路にリクエストhsprq及び読み出し信号hspwrなどを出力し、更に次の高速クロック信号CLKHの立ち上がりに同期してレジスタデータが出力される(hsprdata)と共に、信号hsp_endがパルス変化させる。このときのバスサイクル期間は低速モードに比べて格段に短縮される。
このように、高速モードを設定すれば、CPU2は周辺回路の内部情報を高速クロック信号CLKHに同期して読み出すことができ、周辺回路30それ自体を高速クロック信号CLKHで動作させた場合と同じタイミングでCPU2が周辺回路の内部のレジスタ情報を取得することが可能である。
図7には高速モードにおける書き込み動作の基本プロトコルが例示される。動作概要は次の通りである。
1.リクエストhsprqが高速クロック信号CLKHに同期して立ち上がり、
2.これに並行して有効なアドレスhspa、書き込みデータhspwdataが出力されると共に、リードライト信号hspwrがハイレベルにされ(ローレベル;読み出し指示、ハイレベル;書き込み指示)、
3.次の低速クロック信号CLKLの立ち上がりまで、2.の出力動作を維持し(ライトストローブ:write strobe)、
4.次の低速クロックの立ち上がりで、hsp_endをハイレベルにしてバスを開放する。この低速クロック信号の立ち上がりタイミングでデータがレジスタに書き込み完了される。書き込みのリクエストは、低速クロック信号CLKLの1サイクルのうち、任意の高速クロック信号CLKHのタイミングで発生するため、低速クロック信号CLKLの立ち上がりまでバスを占有する必要がある。その制御を行うためにバスサイクルマネジャ42には同期のための前記信号hspsyncが入力されており、この信号によって前述のように信号hsp_endの制御を行う。
書き込みに必要な高速クロック信号CLKHのサイクル数は以下の通りとなる。例えば高速クロック信号CLKH:低速クロック信号CLKLの速度比を=N:1とする。低速クロック信号CLKLのサイクルに同期する従来からの書き込み制御の場合、書き込み動作のクロック数は、cyc_req_org+cyc_strobe_org…(1)、となる。cyc_req_orgは、次の低速クロック立ち上がりまでの高速クロック数である。cyc_strobe_orgは、書き込みに必要なサイクル数(従来は低速クロック信号CLKLで2サイクル、つまり2Nサイクル必要)である。
一方、図7で説明した高速クロック信号CLKHに同期して書き込み動作を開始する書き込み制御の場合には、書き込み動作のクロック数は、cyc_req_hsp+cyc_strobe_hsp…(2)、となる。cyc_req_hspは、次の高速クロック信号CLKHの立ち上がりまでのサイクル数(=1)である。cyc_strobe_hspは、次の低速クロック信号CLKLの立ち上がりまでのサイクル数であり、高速クロック信号CLKHに同期した書き込みの場合には、〔1+(1+2+3+…+N)/N〕…(3)、従来の書き込みの場合には〔2N+(1+2+3+…+N)/N〕…(4)となる。
式(3)、(4)より、仮にN=2であったとしても、本発明は書き込み動作に対しても性能向上に十分貢献する。
図8には低速モードにおけるレジスタ書き込み動作と高速モードにおけるレジスタ書き込み動作のタイミングチャートが例示される。ここでは、CPU2による割り込み検出時からのレジスタ書き込み動作のタイミングを例示する。
CPUが割り込みを検知し、それに基づいて周辺回路を書き込みアクセスする要求をバス7に出力する。このアクセス要求がブリッジ回路11に到達すると、ブリッジ回路11はクロック信号CLKHに同期してそのアクセス要求(高速バスリクエスト)を受領する。ここでは、ブリッジ回路11はAPPの期間に高速バスリクエストを受領するものとする。このとき、アクセス対象周辺回路に低速モードが指定される場合には、次の低速クロック信号CLKLの立ち上がりにおいて周辺回路はリクエストprq、及び書き込み信号pwrを受領し、更に次の低速クロック信号CLKLの立ち上がりに同期してレジスタにデータに書き込みが行われる。例えば、高速クロック信号CLKHと低速クロック信号CLKLとの周波数比が6:1の場合、このときのバスサイクル期間は、低速モードによるレジスタリードの場合と同じくBCL=15.5サイクル、となる。
一方、アクセス対象周辺回路に高速モードが指定される場合には、ブリッジ回路11は高速バスリクエストを受領すると、高速クロック信号CLKHの立ち上がりに同期して周辺回路にリクエストhsprq、書き込み信号hspwr、書き込みデータhspwdataなどを低速クロック信号CLKLの当該サイクル期間で維持する(write strobe.の期間)。この低速クロック信号CLKLの当該サイクル期間の区切りで、信号hspsyncで制御された信号hsp_endがパルス変化され、書き込み完了がバスブリッジ回路11に通知される。
書き込みアクセスの場合においても高速モードを用いればバスサイクル期間は低速モードに比べて短縮される。
以上説明したアダプタモジュールとしてのタイミング制御回路40と、高速モードを持つブリッジ回路11を採用することにより、周辺回路のレジスタ回路自体には高速クロック信号を供給する必要がなく、タイミング制御回路40だけを高速クロック信号で動作させればよい。これにより、全ての周辺回路それ自体を高速クロック信号に同期させて高速動作させる場合に比べて、消費電力の大幅な増加を抑制して、データ処理効率を向上でき、また、良好な割り込み応答性を得ることができる。
消費電力削減のためにタイミング制御回路40にも動作を停止するための機能が備わっている。モジュールストップ信号mstpをイネーブルにすることにより、動作の不要なタイミング制御回路40に対してもクロック信号の供給を停止でき、この点においても低消費電力に寄与する。
図9には記憶回路としてレジスタ回路に代えてRAMを採用した例を示す。RAM31Aは高速クロック信号CLKHのサイクルに同期してメモリ動作可能な高速タイプ(HS)のRAMとされる。周辺制御回路34Aはアドレスpa/hspaからRAM31AのローカルアドレスMADRSPを生成し、信号pwr/hspwr及びprq/hsprqに基づいて、メモリイネーブル信号やメモリリードライト信号などのメモリアクセスストローブ信号MASTRBPを生成する。タイミング制御回路40Aにおいても周辺回路30Aの変更点と同様にRAM31Aアクセスのためのメモリ制御ロジック(MACLGC)43Aを採用する。メモリ制御ロジック43AはアドレスhspaからRAM31AのローカルアドレスMADRSAを生成し、信号hspwr及びhsprqに基づいて、メモリイネーブル信号やメモリリードライト信号などのメモリアクセスストローブ信号MASTRBAを生成する。
ローカルアドレス信号MADRSP及びメモリアクセスストローブ信号MASTRBPは低速クロック信号CLKLに同期して変化され、ローカルアドレス信号MADRSA及びメモリアクセスストローブ信号MASTRBAは高速クロック信号CLKHに同期して変化されるが、RAM31Aは高速タイプであるから、タイミング制御回路40Aからのアクセス制御に対しては高速動作する。したがって、図9の場合も図2で説明した構成と同様の作用効果を得ることができる。
図10には記憶回路として低速タイプのRAMを採用した例を示す。図9の構成に対してRAM31Bはクロック信号CLKLのサイクルで動作可能な低速タイプ(LS)である。この場合、タイミング制御回路40Bはデータhsprdataの出力段に、hspsyncでラッチ動作を行うラッチ回路45を備え、低速タイプのRAM31Aから出力されるデータをその確定タイミングでラッチしてから出力するようになっておる。この構成は高速モードにおいてもデータの出力動作を大幅に高速化することは期待できない。
図11にはアダプタモジュールとしてのタイミング制御回路の機能を周辺回路に取り込んだIPモジュールの例が示される。タイミング制御回路40Cは高速クロック信号CLKHに同期動作される。但し、この場合には、低速で動作するオリジナルIPモジュールである周辺回路の設計を変更した新たなIPモジュールデータを生成するのに大幅な工数が必要となる。
図12にはレジスタアクセスなどのオリジナルIPモジュールである周辺回路が行うロジック機能(PHRFLGC)32以外の部分を切り離し、切り離した部分をレジスタアクセスブロック(REGABLK)として新たに開発して、高速に動作させる構成が例示される。この手法は、書き込みに関しても高速に行うことができるが、既存のオリジナルIPを変更する工数が大きくなり過ぎる。
以上本発明者によってなされた発明を実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、周辺回路をアクセスする第1の回路はCPUに限定されず、CPUの付加を軽減するためのアクセラレータや、DMAC等であってもよい。第2回路はCPUの周辺回路に限定されず、バスマスタによってアクセスされるバススレーブ、あるいはイニシエータによってアクセスされるターゲットであればよい。バス構成は図1のようなスプリットトランザクションバスと、インターロックバスが混在する構成に限定されず、何れか一方のバス構成であってもよい。
本発明は動作速度の異なる回路ブロックを備えたデータプロセッサ等のデータ処理用の半導体装置に広く適用することができる。半導体装置はマルチチップであってもシングルチップであってもよい。
1 データプロセッサ
2 中央処理装置(CPU)
8 ブリッジ回路(BRDGH)
11 ブリッジ回路(BRDGHL)
12 シリアルコミュニケーションインタフェース(SCIF)
13 タイマユニット(TMU)
14 他の周辺回路(PHRF)
IRQ 割込み要求信号
3 割込みコントローラ(INTC)
4 外部メモリコントローラ(EXTMCNT)
5 グラフィック処理ユニット(GRFU)
18 クロック生成回路(CPG)
CLKH 高速クロック信号
CLKL 低速クロック信号
15〜17 タイミング制御回路(ADPT)
40 タイミング制御回路
30 周辺回路
32 周辺ロジック回路(PHRFLGC)
33 レジスタ回路(REGF)
33 出力セレクタ(SLCTREG)
34 周辺制御回路(PHRFCNT)

Claims (19)

  1. 第1のクロック信号に同期して動作される第1の回路と、
    前記第1のクロック信号よりも周波数の低い第2のクロック信号に同期動作される第2の回路ブロックと、
    前記第1の回路から前記第2の回路ブロックへのアクセスのタイミング制御を行うブリッジ回路と、
    前記第2の回路ブロックと前記ブリッジ回路との間に配置され、前記ブリッジ回路からの指示に基づいて、前記第2の回路ブロック内の記憶回路が保持するデータを前記ブリッジ回路に出力する動作を前記第1のクロック信号のサイクルに同期して行う第3の回路ブロックと、を有する半導体装置。
  2. 前記ブリッジ回路は、前記第1の回路から前記記憶回路に対する読み出し動作の指示に応答して、前記第3の回路ブロックによる前記ブリッジ回路への出力動作サイクルを前記第1のクロック信号のサイクルに同期して開始させ、前記第3の回路ブロックによる出力動作の完了の通知を待って前記出力動作サイクルを終了する、請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記ブリッジ回路は、前記第1の回路から前記記憶回路に対する書き込み動作の指示に応答して、当該記憶回路への書き込み動作を前記第1のクロック信号のサイクルに同期して開始させ、前記第2のクロック信号のサイクルに同期する前記記憶回路への書き込み動作の完了の通知を待って当該書き込み動作サイクルを終了する、請求項2記載の半導体装置。
  4. 前記第1の回路はCPUであり、
    前記第2の回路ブロックからの割込み要求に応答して割込み信号を前記第1の回路に出力する割込みコントローラを更に有する、請求項3記載の半導体装置。
  5. 前記第2の回路ブロックは、前記記憶回路としてレジスタ回路を有し、前記レジスタ回路のラッチタイミングは前記第2のクロック信号に同期制御され、前記レジスタ回路のラッチ出力信号の選択タイミングは前記第2のクロック信号に同期され、
    前記第3の回路ブロックは、前記レジスタ回路のラッチ出力信号を入力し、入力したラッチ出力信号の選択タイミングは前記第1のクロック信号に同期される、請求項3記載の半導体装置。
  6. 前記第2の回路ブロックは、前記記憶回路として前記第2のクロック信号のサイクルをメモリサイクルとして動作可能なクロック同期型のRAMであり、
    前記第3の回路ブロックは、前記クロック同期型のRAMの読み出しデータを前記第2のクロック信号に同期してラッチするラッチ回路を有する、請求項3記載の半導体装置。
  7. 前記第2の回路ブロックは、前記記憶回路として前記第1のクロック信号のサイクルをメモリサイクルとして動作可能なクロック同期型のRAMであり、
    前記第2の回路ブロックは前記クロック同期型のRAMを前記第2のクロック信号のサイクルをメモリサイクルとして動作させ、
    前記第3の回路ブロックは、前記クロック同期型のRAMを前記第1のクロック信号のサイクルをメモリサイクルとして動作させる、請求項3記載の半導体装置。
  8. 第1のクロック信号に同期して動作される第1の回路と、
    前記第1のクロック信号よりも周波数の低い第2のクロック信号に同期動作される第2の回路ブロックと、
    第1の回路から第2の回路ブロックへのアクセスのタイミング制御を行い第1モードと第2モードを有するブリッジ回路と、
    前記第2の回路ブロックと前記ブリッジ回路との間に配置される第3の回路ブロックとを有し、
    前記ブリッジ回路は、前記第1モードにおいて前記第3の回路ブロックに、前記第2の回路ブロック内の記憶回路が保持するデータを前記第1のクロック信号のサイクルに同期して前記ブリッジ回路に出力させ、前記第2モードにおいて前記第2の回路ブロックに、前記記憶回路が保持するデータを前記第2のクロック信号のサイクルに同期して前記ブリッジ回路に出力させる、半導体装置。
  9. 前記第1モードにおいて前記ブリッジ回路は、前記第1の回路から前記記憶回路に対する読み出し動作の指示に応答して、前記第3の回路ブロックによる前記ブリッジ回路への出力動作サイクルを前記第1のクロック信号のサイクルに同期して開始させ、前記第3の回路ブロックによる出力動作の完了の通知を待って前記出力動作サイクルを終了する、請求項8記載の半導体装置。
  10. 前記第1モードにおいて前記ブリッジ回路は、前記第1の回路から前記記憶回路に対する書き込み動作の指示に応答して、当該記憶回路への書き込み動作を前記第1のクロック信号のサイクルに同期して開始させ、前記第2のクロック信号のサイクルに同期する前記記憶回路への書き込み動作の完了の通知を待って当該書き込み動作サイクルを終了する、請求項9記載の半導体装置。
  11. 前記ブリッジ回路は、アクセス対象毎に前記第1のモード又は第2のモードの何れを適用するかを指定するためのモードデータが格納されるモードレジスタと、前記第1の回路からのアクセスアドレスに応じて前記モードレジスタに格納されたモードデータに従ったモードでアクセスのタイミング制御を行うバスアクセス制御部とを有する、請求項10記載の半導体装置。
  12. 前記第2の回路ブロックは、前記記憶回路としてレジスタ回路を有し、前記レジスタ回路のラッチタイミングは前記第2のクロック信号に同期制御され、前記レジスタ回路のラッチ出力信号の選択タイミングは前記第2のクロック信号に同期され、
    前記第3の回路ブロックは、前記レジスタ回路のラッチ出力信号を入力し、入力したラッチ出力信号の選択タイミングは前記第1のクロック信号に同期される、請求項11記載の半導体装置。
  13. 前記第2の回路ブロックは、前記記憶回路として前記第2のクロック信号のサイクルをメモリサイクルとして動作可能なクロック同期型のRAMであり、
    前記第3の回路ブロックは、前記クロック同期型のRAMの読み出しデータを前記第2のクロック信号に同期してラッチするラッチ回路を有する、請求項11記載の半導体装置。
  14. 前記第2の回路ブロックは、前記記憶回路として前記第1のクロック信号のサイクルをメモリサイクルとして動作可能なクロック同期型のRAMであり、
    前記第2の回路ブロックは前記クロック同期型のRAMを前記第2のクロック信号のサイクルをメモリサイクルとして動作させ、
    前記第3の回路ブロックは、前記クロック同期型のRAMを前記第1のクロック信号のサイクルをメモリサイクルとして動作させる、請求項11記載の半導体装置。
  15. 第1のクロック信号に同期して動作されるCPUと、
    前記第1のクロック信号よりも周波数の低い第2のクロック信号に同期動作される複数の周辺回路と、
    前記CPUから前記周辺回路へのアクセスのタイミング制御を行うバスコントローラと、
    前記周辺回路と前記バスコントローラとの間に配置され、前記バスコントローラからの指示に基づいて、前記周辺回路が保持するデータを前記バスコントローラに出力する動作を前記第1のクロック信号のサイクルに同期して行うタイミング制御回路と、を有するデータプロセッサ。
  16. 前記周辺回路からの割込み要求に応答して割込み信号を前記CPUに出力する割込みコントローラを更に有する、請求項15記載のデータプロセッサ。
  17. 前記バスコントローラは、前記CPUから前記周辺回路に対する読み出し動作の指示に応答して、前記タイミング制御回路による前記バスコントローラへの出力動作サイクルを前記第1のクロック信号のサイクルに同期して開始させ、前記タイミング制御回路による出力動作の完了の通知を待って前記出力動作サイクルを終了する、請求項16記載のデータプロセッサ。
  18. 前記バスコントローラは、前記CPUから前記周辺回路に対する書き込み動作の指示に応答して、当該周辺回路への書き込み動作を前記第1のクロック信号のサイクルに同期して開始させ、前記第2のクロック信号のサイクルに同期する前記周辺回路への書き込み動作の完了の通知を待って当該書き込み動作サイクルを終了する、請求項17記載のデータプロセッサ。
  19. 第1のクロック信号に同期して動作されるCPUと、
    前記第1のクロック信号よりも周波数の低い第2のクロック信号に同期動作される複数の周辺回路と、
    前記CPUから前記周辺回路へのアクセスのタイミング制御を行うバスコントローラと、
    前記周辺回路とバスコントローラとの間に配置されたタイミング制御回路とを有し、
    前記バスコントローラは、前記周辺回路からの読み出し指示に対し、前記第1のクロック信号のサイクルに同期してタイミング制御回路に前記周辺回路が保持するデータを前記バスコントローラに出力させ、周辺回路に対する書き込み指示に対し、前記第1のクロック信号のサイクルに同期して前記周辺回路に書き込みを開始させ、第2クロック信号のサイクルに同期して書き込みを終了させる、データプロセッサ。
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