JP5100419B2 - 検査システム - Google Patents

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Description

本発明は、半導体ウェハやガラス基板上に製造した微細パターンの欠陥を顕微鏡により拡大して観察するレビュー検査と、その欠陥をレーザにより修正することが可能な修正機能を備える欠陥レビュー及び修正装置に関する。
従来、半導体ICチップや液晶パネルは、複数の製造工程を経て製造され製品となる。これらの各工程間には製造装置やその製造工程により生じた微細パターン上の欠陥を管理するため、検査工程を設けるのが一般的である。
この検査工程は、配線パターンの乱れや異物混入を検査する外観検査装置、配線パターン間の距離や幅を測定する線幅測定検査装置、そして外観検査装置により検出した欠陥の詳細検査を行うレビュー検査装置等から構成される検査システムにより実行される。これらの検査工程でいち早く不良を発見し、その原因となった製造工程にフィードバックすることが生産ラインの歩留まり向上に繋がる。また、歩留まり向上を行う手段として欠陥箇所を修正する修正工程を備えることもある。この修正工程が無い検査システムの場合、検出した欠陥を含む半導体ICチップや液晶基板パネルは不良品と判定され製品にならない。
しかし、修正装置を用いることで欠陥箇所や不良箇所を修正することが可能となり、検査工程で不良と判定された基板を再び良品として後工程に進めることができる。
修正工程の無いレビュー検査装置としては、例えば、特許文献1に開示されている。これは検査装置から出力された欠陥座標とレビュー検査装置の観察座標の誤差を補正し、欠陥箇所を特定する欠陥探索を精度良く行い、更に欠陥サイズの検出値の傾向に基づいてSEM等の高倍視観察の必要がある欠陥選定を行うことでレビュー効率を高めたシステムである。
また、検査工程を有する修正検査装置としては、例えば、特許文献2に開示されたような欠陥の修正方法および欠陥修正装置がある。この修正装置は、検査装置により検出した欠陥を欠陥の位置座標、形状、サイズなどの構成成分として分析収集し、この欠陥に関するデータと、回路設計レイアウトデータと欠陥毎の修正方法を記憶した欠陥修正方法知識データベースを用い、電気的に不整合を引き起こす欠陥の特定を自動分類しその欠陥の除去もしくは修復を行う装置である。
特開2006−145269号公報 特開2006−303227号公報
上述のようなレビュー検査装置は、検査装置が出力した欠陥の座標に例えば光学顕微鏡の様な観察装置を移動し、レビュー検査するものである。また、検査装置に分類機能がある場合、その分類データを用いレビューが必要な欠陥を予め選別することでレビュー検査回数を減らすことができる。
上述のような方法でレビューを行った場合、前述の顕微鏡の移動座標は、検査装置が出力した個々の欠陥座標を中心に移動することになり、レビュー対象欠陥数分の顕微鏡移動が発生してしまうという問題点があった。
また、上述のような方法では顕微鏡の移動速度やオートフォーカス速度が改善しない限り検査時間の短縮が期待できないという問題点があった。
本発明は上記のような問題に鑑みてなされたものであり、顕微鏡の移動速度やオートフォーカス速度に関わらず、レビュー検査を効率的に行い、検査時間短縮を実現することが可能な検査システムを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、下記のような構成を採用した。
すなわち、本発明の一態様によれば、本発明の検査システムは、欠陥検査装置とレビュー検査装置とを備えた検査システムである。そして、前記欠陥検査装置は、基板に形成された欠陥を認識し、前記欠陥の位置座標を示す欠陥位置座標および前記欠陥のサイズを示す欠陥サイズを含む欠陥情報を取得する。また、前記レビュー検査装置は、前記欠陥検査装置によって取得した前記欠陥位置座標に基づいて、同一の撮像範囲内に同時に入る前記認識した複数の欠陥をグループ化し、前記グループ化された複数の欠陥の位置座標に基づいて、前記撮像範囲を相対的に移動させて前記基板を顕微鏡にて検査し、前記欠陥情報および前記撮像範囲を構成するための撮像範囲情報に基づいて、前記相対的な移動の回数が少なくなるよう座標を算出する座標算出部を備えたことを特徴とする。
また、本発明の検査システムは、前記座標算出部が、前記レビュー検査装置とは異なる装置、例えば、前記レビュー検査装置とネットワークで接続された欠陥検査装置、生産データ管理サーバ、または座標管理サーバが備えることが望ましい。
また、本発明の検査システムは、前記座標算出部が、前記顕微鏡の同一撮像範囲内に同時に複数の欠陥が入る座標を求める同一視野内欠陥抽出部を備えることが望ましい。
また、本発明の検査システムは、前記座標算出部が、前記顕微鏡の撮像範囲に基づいて、複数の欠陥が入る格子を求めるための格子座標設定部を備えることが望ましい。
また、本発明の検査システムは、前記レビュー検査装置が、前記欠陥検査装置から出力された欠陥の位置座標を記憶する欠陥座標記憶部を備えることが望ましい。
また、本発明の検査システムは、前記レビュー検査装置が空間変調素子を備え、一度に任意の形状で複数のレーザ光を照射してリペアを行う修正機能付きのレビュー検査装置であることが望ましい。
また、本発明の検査システムは、前記レビュー検査装置が、レーザによるリペアが必要な欠陥部分を抽出して、リペアが不要な部分を除外するレーザ照射不要部分判定部を備えることが望ましい。
また、本発明の検査システムは、前記座標算出部が、前記同一視野内欠陥抽出部によって求められた前記複数の座標を、前記レビュー検査装置の顕微鏡の同一視野内に入る1つの座標に統合することが望ましい。
本発明によれば、半導体の製造工程により生じた基板上の複数の欠陥座標を、レビュー検査装置の顕微鏡の同一撮像範囲内に入る1つの座標に統合することができるので、レビュー検査のために撮像範囲を相対的に移動させる回数を減らすことができ、検査時間を短縮することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。すべての図面において、実施の形態が異なる場合であっても、同一または相当する部材には同一の符号を付し、共通する説明は省略する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明を適用した検査システムの構成を示す図である。
図1において、検査システムは、液晶基板を生産する液晶基板生産システムの一部であり、ネットワーク104に接続された欠陥検査装置101とレビュー検査装置103とを備えている。また、ネットワーク104には、他に生産データ管理サーバ102と座標管理サーバ105が接続されている。
前記欠陥検査装置101は、基板に形成された欠陥を認識し、前記欠陥の位置座標を示す欠陥位置座標および前記欠陥のサイズを示す欠陥サイズを含む欠陥情報を取得する。前記レビュー検査装置103は、顕微鏡を搭載し、前記欠陥検査装置101によって取得した前記欠陥位置座標に基づいて、撮像範囲を相対的に移動させて前記基板を顕微鏡にて観察、検査する。
また、生産データ管理サーバ102は、液晶基板を生産する工場の生産ライン情報を統括管理するデータベース機能を有し、座標管理サーバ105は、レビューデータを作成管理するデータベース機能を有する。
一般に、液晶TVなどの液晶表示装置は、ガラス基板上に薄膜層を形成しパターニングする工程等の製造工程が繰り返されることにより製造される。そして、検査工程はこのパターニングの評価を行うものである。一般的な検査処理は、次のようにして行われる。
まず、フォト工程で製造されたパターン付きガラス基板が、生産工場の搬送システムにより欠陥検査装置101に搬入される。次に、欠陥検査装置101が、設定された検査条件(検査レシピ)に従って検査を実行し、塗布ムラや異物混入、パターンの乱れを欠陥として検出する。そして、欠陥検査装置101は、この検査結果を例えばFTP(File Transfer Protocol)を用いてネットワーク104を介し、座標管理サーバ105に登録する。
座標管理サーバ105は、登録されたその検査結果を生産データ管理サーバ102に登録可能なフォーマットに変換した後、FTPを用いてネットワーク104を介し、生産データ管理サーバ102にファイルとして登録する。
次に、上述のようにしてパターンの欠陥が検査された基板は、搬送システムによりレビュー検査装置103に搬送される。そして、レビュー検査装置103は、搬送された基板の例えば基盤を識別するための基板IDを検索条件とした要求ファイルを作成し、FTPにより座標管理サーバ105に対してレビュー情報の要求を行う。
座標管理サーバ105は、生産データ管理サーバ102からFTPによりレビューファイル取得する。そして、座標管理サーバ105は、内部設定された変換情報に従い、最適レビューファイル作成し、レビュー検査装置103にレビュー情報を送信する。
レビュー検査装置103は、取得した最適レビューファイルに従い、顕微鏡の顕微鏡ヘッドを座標移動して欠陥画像を撮像する。そして、画像処理機能により欠陥の種類を分類した結果をレビュー結果ファイル作成として作成し、座標管理サーバ105に登録する。
座標管理サーバ105は、生産データ管理サーバ102に登録可能なフォーマットに変換後、FTPを用いてネットワーク104を介し、生産データ管理サーバ102に登録する。
そして、基板はレビュー検査装置から搬出され、検査を完了する。
上述のような検査システムにおいて、本発明は実現される。ここで、第1の実施の形態について、概略を説明する。
まず、欠陥検査装置101が抽出した欠陥の位置座標を、レビュー検査装置103が受け取る。次に、欠陥検査装置101から受け取った欠陥の画像を画像処理によりレーザ照射が不要な部分を判定し、その部分をレーザ照射の対象とする欠陥から除外する。ここで、不要な部分とは、例えば後述するパターン同士がショートしておらず、リペアしなくても実害のない欠陥を指す。
そして、欠陥画像の位置座標からレーザリペア機能付きのレビュー検査装置103で検査を行うための順番を算出する。具体的には、座標の順にソートを行い、同一撮像範囲内に他の欠陥が入るか判定し、入る場合はその中心座標を求めて、レビュー検査を行う順番を決める。
最後に、レビュー検査装置103の顕微鏡を移動させ、決定した順にレビュー検査と、必要によりレーザリペアを行なう。
図2は、レビューファイルのフォーマット例を示す図である。
図2において、ブロック201は、ヘッダー領域を示し、レビューする基板に関する情報として、以下のような基板情報が含まれる。すなわち、ここでの基板情報は、先頭行から、コメント201a、レビューする基板を特定するための基板ID201b、この基板に含まれる面取り数201cを表している。
ブロック202は、面取り番号1の欠陥情報を表している。すなわち、ここでの欠陥情報は、先頭行から、コメント202a、この面に含まれる欠陥総数202b、第1の欠陥情報202c、第2の欠陥情報202dおよび第3の欠陥情報202eを表している。これら第1の欠陥情報202c乃至第3の欠陥情報202eは、それぞれインデックス、X座標、Y座標、Xサイズ、Yサイズで構成される。例えば、第1の欠陥情報202cは、インデックスが「01」で、X座標が「111」で、Y座標が「111」で、Xサイズが「10」で、Yサイズが「10」となる。
ブロック203は、他の面取り番号2乃至4の欠陥情報を表している。
このようなレビューファイルは、レビューする欠陥座標がリスト状に記述されたファイルであり、欠陥検査装置101や他の検査装置が作成した結果データを基に作成される。
次に、最適なレビューファイルの作成方法を説明する。
図3は、最適なレビューファイルを作成するレビューファイル作成処理の流れを示すフローチャートである。
まず、ステップS301において、顕微鏡が欠陥ポイント間を最短距離の順序で移動可能なように、レビューファイルの欠陥座標データのソートを行い、座標リストを作成する。その理由は、レビューファイルの欠陥座標データを昇順または降順でそのまま処理すると必ずしも顕微鏡を最短距離で移動する効率的な制御が行えないからである。
次に、顕微鏡の移動回数を最小限にすることを目的にして、レビューする顕微鏡倍率の同一撮像範囲内に同時に入る欠陥をグループ化する。具体的な手順としては、まず、ステップS302において、作成する新たな座標データを管理するレビューリストを初期化する。次に、ステップS303において、ステップS301でソートした座標リストの先頭座標を基準欠陥座標として設定する。そして、ステップS304において、リスト中の次の欠陥座標を基準欠陥座標と比較し、ステップS305において、これらの欠陥座標が同時に同一撮像範囲の範囲内に入るか判断する。
同時に同一撮像範囲内に入ると判断された場合(ステップS305:Yes)は、ステップS306において、同時に同一撮像範囲の範囲内に入ると判断された欠陥座標のグループの中心座標を算出する。そして、この中心座標を新たな基準欠陥座標とするため、ステップS303の基準欠陥座標設定ステップに戻る。
他方、同時に同一撮像範囲内に入らないと判断された場合(ステップS305:No)は、ステップS307において、その際(同時に同一撮像範囲内に入らないと判断された際)に保持した基準欠陥座標を、前記新たな座標データを管理するレビューリストに追加し、次の欠陥座標を基準欠陥座標の候補として保持する。そして、ステップS308において、座標リストの最後のデータか否かを判断し、座標リストに残りがあると判断された場合(ステップS308:Yes)は、ステップS307で保持した基準欠陥座標の候補を新たな基準欠陥座標とするため、ステップS303の基準欠陥座標設定ステップに戻る。他方、座標リストの最後であると判断された場合(ステップS308:No)は、本レビューファイル作成処理を終了する。
次に、上述の基準欠陥座標の設定ステップ(ステップS303)からレビューリストの追加ステップ(ステップS307)までの処理について詳細に説明する。
図4、図5、図6および図7は、図3のステップS303からステップS307までの処理を詳細に説明するための図である。
図4は、欠陥401とその欠陥が入るサイズの矩形402を示した図であり、本実施の形態ではこの矩形402を欠陥として扱う。
図5は、顕微鏡視野501の中心座標502に、欠陥503の中心座標が重なっている状態を示す図であり、この欠陥503が図3における第1回目のステップS303で設定される基準欠陥座標となる。そして、欠陥504は、次の欠陥を示す。
図6は、図3のステップS306で中心座標の算出が行われた状態を示す図である。ここで、算出された中心座標601は、欠陥503と欠陥504を囲う矩形602の中心座標である。そして、欠陥603は、さらにその次の欠陥を示す。
図7は、ステップS306で2度目の中心座標の算出が行われた状態を示す図であり、欠陥503、欠陥504の他、欠陥603も含む中心座標701を算出している。ここで、さらに欠陥702を含めると、すなわち、欠陥503、欠陥504、欠陥603および欠陥702から構成される欠陥のグループは、顕微鏡視野外のサイズになってしまうため、欠陥503、欠陥504および欠陥603までを1グループとし、この中心座標701をレビューリストに追加する。これらの処理により作成されたレビューリストを用いることで、最小限の移動回数によるレビュー検査を実現し、検査時間を短縮することができる。
なお、本実施の形態では、座標管理サーバ105を設けてレビューファイル作成処理を別に行っているが、このレビューファイル作成処理が検査時間の遅延に繋がっても問題とならないシステムの場合、レビュー検査装置103内部のプログラムで実行しても良い。また、座標管理サーバ105に本機能を含め、座標管理サーバ105にて変換したレビューファイル作成を行っても良い。また、欠陥を矩形とみなしているが、観察する欠陥を囲うものであれば曲線を含んでいても良い。
次に、パターン修正機能を備えたレビュー検査装置におけるレビュー座標の算出方法について説明する。
ここで、パターン修正機能とは、修正対象の欠陥にレーザ照射することにより、例えば2つのパターン間に跨った欠陥をカットするもので、例えば、特開2006−350123号公報では、マイクロミラーアレイを制御することで任意の形状パターンにカットする方法がある。このような任意の形状パターンにカットする場合、上述の第1の実施の形態で示す欠陥全体が入る矩形を基準にする必要はなく、配線パターンを考慮しレーザカットすべき領域のみを対象座標として計算すれば良い。
図8は、レジストパターンが正常に形成されている状態を示す図であり、図9は、基板上に欠陥が形成されている状態を示す図である。図10は、欠陥から欠陥領域を抽出した状態を示す図である。
図8において、パターン801、パターン802およびパターン803の3本のレジストパターンは、基板上に正常に形成されている。
図9において、基板上に形成されたパターン901、パターン902およびパターン903の3本の正常なレジストパターンとともに、これらに跨るような欠陥904、欠陥905および欠陥906が存在している。
ここで、例えば図8に示したような正常のレジストパターンのみの画像を参照画像とし、図9に示したような欠陥901等を含む画像と比較する画像処理を行うと、その差分として、正常なレジストパターン上に乗っていない欠陥の一部分が、図10に示すように欠陥領域1001、欠陥領域1002、欠陥領域1003、欠陥領域1004、欠陥領域1005および欠陥領域1006として抽出できる。
次に、これら欠陥領域1001乃至欠陥領域1006の中で、修正を必要とするショート欠陥、すなわち、パターン間に跨るような欠陥を識別するための流れについて説明する。
図11は、回路設計レイアウトデータフォーマットの一例を示す図であり、図12は、レジストパターンの例を示す図である。
図11の開始位置座標1101は、図12のレジストパターン1204aの開始位置座標(X,Y)1201を示し、長さ1102は、図12のレジストパターン1204aの長さ1202を示す。また、幅1103は、レジストパターン1204aの幅であり、図12のレジストパターン1204aの長さ1203を示し、個数1104は、前述の長さ1102および幅1103で定義したレジストパターン1204aと同じサイズのレジストパターンの個数を示す。図12に示した例では、レジストパターン1204a、レジストパターン1204b、レジストパターン1204cの3個のレジストパターンが存在することを示す。そして、繰り返し間隔1105は、レジストパターン1204aとその隣のレジストパターン1204bとの間隔を示し、図12中では繰り返し間隔1205で示す。なお、レジストパターン1204bとその隣のレジストパターン1204cとの間隔も、繰り返し間隔1105で定義した間隔になる。
図13は、ショート欠陥を識別するためのショート欠陥識別処理の流れを示すフローチャートである。
本ショート欠陥識別処理は、前述した、パターン同士がショートしておらず、リペアしなくても実害のない欠陥と、リペアが必要な欠陥とを識別するために実行する処理である。
まず、ステップS1301において、修正欠陥の矩形座標を管理するリペアリスト(RepairerList)を作成して初期化し、ステップS1302において、レジストパターンの繰り返し数、例えば図11に例示したようなレイアウトデータフォーマットに記述されたNumber=3を定義する。
次に、ステップS1303において、ステップS1304以降の処理を繰り返し数だけ繰り返すために、Numberが1以下であるか否かを判断し、1以下であると判断された場合(ステップS1303:Yes)は、本ショート欠陥識別処理を終了する。
他方、Numberが1以下でないと判断された場合(ステップS1303:No)は、ステップS1304において、ショートを禁止する領域の座標、禁止領域座標X1とX2を算出する。ここで、X1は、例えば図10のパターン901の中心座標(PointX)にパターン901の幅の半分を加算している。これはパターン801の右側のエッジ座標となる。また、X2は、パターン801の中心座標(PointX)にパターン繰り返し間隔(Interval)を加え、パターン801の幅の半分を減算している。これはパターン802の左側のエッジ座標になる。
次に、ステップS1305において、例えば図10で示す欠陥1001乃至欠陥1006が、ステップS1304で算出したX1からX2の間にあるか否かを判断する。具体的には、欠陥1001等を囲う矩形の左下座標および右上座標を、それぞれ(DefectL,DefectB)および(DefectR,DefectT)とし、X1がDefectL以上であり、かつ、X2がDefectR以下であるか否かを判断する。
そして、欠陥1001等がX1からX2の間にある欠陥であると判断された場合(1305:Yes)は、ステップS1306において、矩形座標(RepairerL、RepairerR、RepairerB、RepairerT)を下記式により設定する。
RepairerL=X1
RepairerR=X2
RepairerB=DefectB
RepairerT=DefectT
さらに、ステップS1307において、ステップS1306で設定した矩形座標をRepairerListに追加する。そして、ステップS1308において、次の欠陥を識別するために変数Numberを1インクリメントし、PointXにパターンの間隔を加算して、ステップS1304に戻る。
本ショート欠陥識別処理により、例えば図10の欠陥1002および欠陥1004の2つをリペアすべきショート欠陥として識別することができる。これにより、リペアが不要な部分への照射を防ぐことができる。
図14は、ショート欠陥が同一撮像範囲内に入っている状態を示す図である。
図14において、欠陥1002および欠陥1004は、図13を用いて説明したショート欠陥識別処理により識別され、図3乃至図7等を用いて説明した処理により、同一撮像範囲内に入ると判断される。そして、上述したように、顕微鏡視野1401内の欠陥1002および欠陥1004をマイクロミラーアレイ制御で任意形状パターンにカットできる修正機能を用いると、これらの欠陥1002および欠陥1004を同時に修正することが可能となり、座標移動回数が減り、修正を目的としたレビュー検査を効率的に行うことができる。
本第1の実施の形態によれば、半導体の製造工程により生じた複数の欠陥座標を顕微鏡の同一撮像範囲内に入る1つの座標に統合する際、修正の必要な欠陥についての情報を加味することで、修正を目的としたレビュー検査座標の座標移動を減らすことができ、検査時間を短縮することが可能となる。
また、本第1の実施の形態によれば、半導体の製造工程により生じた複数の欠陥座標を顕微鏡の同一撮像範囲内に入る1つの座標に統合する計算処理を、レビュー検査とは別に実行することで、計算処理にかかる負荷を検査装置から取り除くことができ、計算処理に要する処理時間を短縮することが可能となる。
(第2の実施の形態)
本発明を適用した第2の実施の形態は、観察領域矩形を基板上に均等に配置し、その矩形中心座標を観察座標とする方法である。
本第2の実施の形態は、第1の実施の形態を実現した検査システムと同様な構成の検査システムにおいて実現される。ここで、第2の実施の形態について、概略を説明する。
まず、欠陥検査装置101が抽出した欠陥の位置座標を、レビュー検査装置103が受け取る。次に、欠陥検査装置101から受け取った欠陥の画像を、第1の実施の形態で説明した図13のショート欠陥識別処理等を用いることにより、画像処理によってレーザ照射が不要な部分を判定し、その部分をレーザ照射の対象とする欠陥から除外する。
そして、欠陥画像の位置座標からレーザリペア機能付きのレビュー検査装置103で検査を行うための順番を算出する。具体的には、顕微鏡の視野を基に欠陥の座標を格子状に切り分けた格子座標を複数用意して格子座標に当てはめ、複数の格子を跨っている欠陥については、中心座標と大きさの情報となるので他のどこの格子座標に入るか判定して入る格子座標を求めて、レビュー検査を行う順番を決める。
最後に、レビュー検査装置103の顕微鏡を移動させ、決定した順にレビュー検査と、必要によりレーザリペアを行なう。
図15は、顕微鏡視野に入る観察領域矩形を基板上に格子状に配置した例を示す図である。
図15において、基板1501の座標は、左下を原点(0,0)とし、横軸をX軸、縦軸をY軸とする。そして、観察領域矩形1502内には矩形座標1503を(X,Y)で示している。
図16は、基板上にレビューファイルの欠陥位置座標を示した図である。
図16において、欠陥1601、欠陥1602、欠陥1603、欠陥1604、欠陥1605および欠陥1606のうち、欠陥1602と欠陥1603は、同一の観察領域に入っている。また、欠陥1606は、3つの観察領域に渡る欠陥である。
図17は、欠陥を含む観察領域矩形のみを顕微鏡が移動する順序を示した図である。
図17において、観察対象である矩形座標(1,3)、矩形座標(2,4)、矩形座標(3,6)、矩形座標(5,3)、矩形座標(7,1)、矩形座標(8,1)および矩形座標(9,1)は、開始観察位置1701から最終観察位置1703まで結んだ破線1702によって観察されることを示している。
図18は、顕微鏡の移動する順序を決定する顕微鏡移動順序決定処理の流れを示すフローチャートである。
本顕微鏡移動順序決定処理は、レビューファイルの欠陥情報から対象とする観察領域矩形を決定し、顕微鏡の移動順序を決定する。
まず、ステップS1801において、図15に示したような観察領域矩形1502で基板1501を分割し、各観察領域矩形1502の矩形座標1503を要素番号とした2次元配列InspMap[maxX][maxY]マップを作成する。ここで、maxXは、横軸を観察領域矩形1502の横幅で分割した場合に必要となる個数であり、maxYは、縦軸を観察領域矩形1502の縦幅で分割した場合に必要となる個数である。
次に、ステップS1802において、全要素のデータを0で初期化する。
そして、ステップS1803において、レビューファイルを読み込み、レビューファイルに示された全情報(欠陥座標、サイズX、サイズY)を取得する。ここで、欠陥の座標系は説明を容易にするため、図15で示した左下を原点とする。
次に、ステップS1804において、欠陥座標と一致する2次元配列InspMap[maxX][maxY]にデータをセットするサブルーチン「2次元配列InspMap[maxX][maxY]データ設定処理」を実行する。
図19は、サブルーチン「2次元配列InspMap[maxX][maxY]データ設定処理」の流れを示すフローチャートであり、図20は、欠陥の定義を説明するための図である。
図20において、欠陥2001のXサイズ2003をDefectXで表し、Yサイズ2004をDefectYで表す。また、欠陥2001を囲う矩形2002の左下座標2005のX座標2005XをRectL_Xで表し、Y座標2005YをRectB_Yで表し、右上座標2006のX座標2006XをRectR_Xで表し、Y座標2006YをRectT_Yで表す。
図19に示したサブルーチン「2次元配列InspMap[maxX][maxY]データ設定処理」は、ステップS1900とステップS1912で示した「レビュー欠陥座標数ループ」の間の各ステップ、すなわち、ステップS1901乃至ステップS1911を、欠陥の座標の数だけ座標を変更しながら繰り返す処理である。
まず、ステップS1901において、レビューファイルの最初の欠陥のXサイズDefectX2003、YサイズRefectY2004、矩形2002の左下座標2005のX座標RectL_X2005X、Y座標RectB_Y2005Y、上座標2006のX座標RectR_X2006およびY座標RectT_Y2006Yを算出する。
次に、ステップS1902において、本サブルーチンプログラム内部の変数PointXおよびPointYに、それぞれ初期値としてRectL_XおよびRectB_Yを設定する。そして、ステップS1903において、この矩形2002の座標が2次元配列InspMapのどの要素数に一致するか算出する。2次元配列InspMapの要素数はそれぞれ、InspMap[ElementX][ElementY]で表し、ElementXの初期値をInitElementX、ElementYの初期値をInitElementYとし、下記により算出する。
InitElementX=PointX/InspAreaX
ElementX=InitElement
InitElementY=PointY/InspArea
ElementY=InitElementY
そして、ステップS1904において、ステップS1903で算出した要素数に一致するInspMap[ElementX][ElementY]のデータを1インクリメントし、ステップS1905において、1つ右側(X軸の正方向)の座標番号を求めるためにElementXを1インクリメントし、そのElementXの開始座標値PointXを求める。
次に、ステップS1906において、ステップS1905により算出したElementXの開始座標値PointXが対象欠陥の矩形座標RectR_Xを超えているか否か、すなわち、欠陥が連続していないか否かを判断する。開始座標値PointXが矩形座標RectR_Xを超えていれば、欠陥は連続していないことを意味する。そして、開始座標値PointXが矩形座標RectR_Xを超えていないと判断された場合(ステップS1906:No)は、ステップS1907において、InspMap[ElementX][ElementY]のデータを1インクリメントし、ステップS1905に戻る。
他方、開始座標値PointXが矩形座標RectR_X以下であると判断された場合(ステップS1906:Yes)は、このElementXには欠陥が存在しないと判断し、ステップS1908に進む。
次に、ステップS1908において、X軸のパラメータ座標番号ElementXおよび開始座標値PointXを初期値に戻した後、ステップS1909において、1つ上側(Y軸の正方向)の座標番号を求めるためにElementYを1インクリメントし、そのElementYの開始座標値PointYを求める。
次に、ステップS1910において、ステップS1909により算出したElementYの開始座標値PointYが対象欠陥の矩形座標矩形座標RectR_Yを超えているか否か、すなわち、欠陥が連続していないか否かを判断する。開始座標値PointYが矩形座標RectR_Yを超えていれば、欠陥は連続していないことを意味する。そして、開始座標値PointYが矩形座標RectR_Yを超えていないと判断された場合(ステップS1910:No)は、ステップS1911において、InspMap[ElementX][ElementY]のデータを1インクリメントし、ステップS1905に戻る。
他方、開始座標値PointYが矩形座標RectR_Y以下であると判断された場合(ステップS1910:Yes)は、このElementYには欠陥が存在しないと判断する。そして欠陥座標の数のループ数を完了すると、本サブルーチン「2次元配列InspMap[maxX][maxY]データ設定処理」を終了する。
上述したように、図19および図20を用いて説明した、図18のステップS1804のサブルーチン「2次元配列InspMap[maxX][maxY]データ設定処理」の実行により、検査対象のInspMap[ElementX][ElementY]には0以上のデータが入っているので、0以外のデータが入っているInspMap[ElementX][ElementY]の中心座標に顕微鏡を順番に移動して検査すればよい。
図21は、基板上の顕微鏡移動ルールの例を示す図である。
図21において、基板2101上の矢印2102は、顕微鏡の移動ルールを示したものである。図18のステップS1805以降はこの移動ルールに基づく。
図18の説明に戻る。
ステップS1805において、InspMap[ElementX][ElementY]のElementXを0に初期化する。
次に、ステップS1806において、ElementXが偶数か奇数か判断する。
ElemenXが偶数であると判断された場合(ステップS1806:Yes)は、ステップS1807において、ElementYを0に初期化し、ElementYが奇数であると判断された場合(ステップS1806:No)は、ステップS1808において、ElementYにMaxYを設定する。
次に、ステップS1809において、InspMap[ElementX][ElementY]にデータが入っている(1以上)か否かを判断する。
データが入っていると判断された場合(ステップS1809:Yes)は、ステップS1810において、下記に示す式によってInspMap[ElementX][ElementY]の中心座標を算出し、顕微鏡移動の座標(MoveX、MoveY)とする。
MoveX=ElementX×InspAreaX+InspAreaX/2
MoveY=ElementY×InspAreaY+InspAreaY/2
そして、ステップS1811において、ステップS1810で算出した座標(MoveX、MoveY)に顕微鏡を移動するためのリストを作成する。
次に、ステップS1812において、再度ElementXが偶数か奇数か判断する。
ElementXが偶数であると判断された場合(ステップS1812:Yes)は、ステップS1813において、ElementYを1インクリメントし、ステップS1814において、ElementYがMaxY以上か否かを判断する。そして、MaxY未満であると判断された場合(ステップS1814:No)は、ステップS1809に戻り、MaxY以上であると判断された場合(ステップS1814:Yes)は、ステップS1817に進む。
他方、ステップS1812でElementYが奇数であると判断された場合(ステップS1812:No)は、ステップS1815において、ElementYを1デクリメントし、ステップS1816において、ElementYが0未満か否かを判断する。そして、0未満ではないと判断された場合(ステップS1816:No)は、ステップS1809に戻り、0未満であると判断された場合(ステップS1816:Yes)は、ステップS1817に進む。
そして、ステップS1817において、ElementXを1インクリメントする。
最後に、ステップS1818において、ElementXがMaxX以上であるか否かを判断し、MaxX以上でないと判断された場合(ステップS1818:No)は、ステップS1807に戻り、MaxX以上であると判断された場合(ステップS1818:Yes)は、本顕微鏡移動順序決定処理を終了する。
本第2の実施の形態によれば、予め作成された観察領域矩形を用いて、一度に観察できる欠陥を求めているので、算出のための負荷が少なく、迅速に観察の順番を求めることができる。
以上、本発明の各実施の形態を、図面を参照しながら説明してきたが、本発明が適用される検査システムが備える欠陥検査装置およびレビュー検査装置は、その機能が実行されるのであれば、上述の各実施の形態等に限定されることなく、それぞれ単体の装置であっても、複数の装置からなるシステムあるいは統合装置であっても、LAN、WAN等のネットワークを介して処理が行なわれるシステムであってもよいことは言うまでもない。
また、バスに接続されたCPU、ROMやRAMのメモリ、入力装置、出力装置、外部記録装置、媒体駆動装置、可搬記憶媒体、ネットワーク接続装置で構成されるシステムでも実現できる。すなわち、前述してきた各実施の形態のシステムを実現するソフトウェアのプログラムコードを記録したROMやRAMのメモリ、外部記録装置、可搬記憶媒体を、欠陥検査装置またはレビュー検査装置に供給し、その欠陥検査装置またはレビュー検査装置のコンピュータがプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、可搬記憶媒体等から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した可搬記憶媒体等は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための可搬記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、DVD−RAM、磁気テープ、不揮発性のメモリーカード、ROMカード、電子メールやパソコン通信等のネットワーク接続装置(言い換えれば、通信回線)を介して記録した種々の記憶媒体などを用いることができる。
また、コンピュータがメモリ上に読み出したプログラムコードを実行することによって、前述した各実施の形態の機能が実現される他、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部又は全部を行ない、その処理によっても前述した各実施の形態の機能が実現される。
さらに、可搬型記憶媒体から読み出されたプログラムコードやプログラム(データ)提供者から提供されたプログラム(データ)が、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行ない、その処理によっても前述した各実施の形態の機能が実現され得る。
すなわち、本発明は、以上に述べた各実施の形態等に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の構成又は形状を取ることができる。
本発明を適用した検査システムの構成を示す図である。 レビューファイルのフォーマット例を示す図である。 最適なレビューファイルを作成するレビューファイル作成処理の流れを示すフローチャートである。 図3のステップS303からステップS307までの処理を詳細に説明するための図(その1)である。 図3のステップS303からステップS307までの処理を詳細に説明するための図(その2)である。 図3のステップS303からステップS307までの処理を詳細に説明するための図(その3)である。 図3のステップS303からステップS307までの処理を詳細に説明するための図(その4)である。 レジストパターンが正常に形成されている状態を示す図である。 基板上に欠陥が形成されている状態を示す図である。 欠陥から欠陥領域を抽出した状態を示す図である。 回路設計レイアウトデータフォーマットの一例を示す図である。 レジストパターンの例を示す図である。 ショート欠陥を識別するためのショート欠陥識別処理の流れを示すフローチャートである。 ショート欠陥が同一撮像範囲内に入っている状態を示す図である。 顕微鏡視野に入る観察領域矩形を基板上に格子状に配置した例を示す図である。 基板上にレビューファイルの欠陥位置座標を示した図である。 欠陥を含む観察領域矩形のみを顕微鏡が移動する順序を示した図である。 顕微鏡の移動する順序を決定する顕微鏡移動順序決定処理の流れを示すフローチャートである。 サブルーチン「2次元配列InspMap[maxX][maxY]データ設定処理」の流れを示すフローチャートである。 欠陥の定義を説明するための図である。 基板上の顕微鏡移動ルールの例を示す図である。
符号の説明
101 欠陥検査装置
102 生産データ管理サーバ
103 レビュー検査装置
104 ネットワーク
105 座標管理サーバ
201 ブロック
201a コメント
201b 基板ID
201c 面取り数
202 ブロック
202a コメント
202b 欠陥総数
202c 第1の欠陥情報
202d 第2の欠陥情報
202e 第3の欠陥情報
203 ブロック
401 欠陥
402 矩形
501 顕微鏡視野
502 中心座標
503 欠陥
504 欠陥
601 中心座標
602 矩形
603 欠陥
701 中心座標
702 欠陥
801、802、803、901、902、903 パターン
904、905、906 欠陥
1001、1002、1003、1004、1005、1006 欠陥領域
1101 開始位置座標
1102 長さ
1103 幅
1104 個数
1105 繰り返し間隔
1201 開始位置座標
1202 長さ
1203 幅
1204a、1204b、1204c、1205 レジストパターン
1205 繰り返し間隔
1401 顕微鏡視野
1501 基板
1502 観察領域矩形
1503 矩形座標
1601、1602、1603、1604、1605、1606 欠陥
1701 開始観察位置
1702 破線
1703 最終観察位置
2001 欠陥
2002 矩形
2003 Xサイズ(DefectX)
2004 Yサイズ(DefectY)
2005 左下座標
2006 右上座標
2101 基板
2102 顕微鏡移動ルール

Claims (8)

  1. 欠陥検査装置とレビュー検査装置とを備えた検査システムであって、
    前記欠陥検査装置は、基板に形成された欠陥を認識し、前記欠陥の位置座標を示す欠陥位置座標および前記欠陥のサイズを示す欠陥サイズを含む欠陥情報を取得し、
    前記レビュー検査装置は、前記欠陥検査装置によって取得した前記欠陥位置座標に基づいて、同一の撮像範囲内に同時に入る前記認識した複数の欠陥をグループ化し、前記グループ化された複数の欠陥の位置座標に基づいて、前記撮像範囲を相対的に移動させて前記基板を顕微鏡にて検査し、
    前記レビュー検査装置は、前記欠陥情報および前記撮像範囲を構成するための撮像範囲情報に基づいて、前記相対的な移動の回数が少なくなるよう座標を算出する座標算出部と、
    を備えたことを特徴とする検査システム。
  2. 前記座標算出部は、前記レビュー検査装置とは異なる装置が備えることを特徴とする請求項1に記載の検査システム。
  3. 前記座標算出部は、前記顕微鏡の同一撮像範囲内に同時に複数の欠陥が入る座標を求める同一視野内欠陥抽出部を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の検査システム。
  4. 前記座標算出部は、前記顕微鏡の撮像範囲に基づいて、複数の欠陥が入る格子を求めるための格子座標設定部を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の検査システム。
  5. 前記レビュー検査装置は、前記欠陥検査装置から出力された欠陥の位置座標を記憶する欠陥座標記憶部を備えることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の検査システム。
  6. 前記レビュー検査装置は、空間変調素子を備え、一度に任意の形状で複数のレーザ光を照射してリペアを行う修正機能付きのレビュー検査装置であることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の検査システム。
  7. 前記レビュー検査装置は、レーザによるリペアが必要な欠陥部分を抽出して、リペアが不要な部分を除外するレーザ照射不要部分判定部を備えることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の検査システム。
  8. 前記座標算出部は、前記同一視野内欠陥抽出部によって求められた前記複数の座標を、前記レビュー検査装置の顕微鏡の同一視野内に入る1つの座標に統合することを特徴とする請求項3に記載の検査システム。
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