JP2005136113A - 検査データ解析プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 集積回路などの薄膜デバイスを形成する基板に発生する異物やパターン欠陥が、デバイスの良否に与える影響度を定量的に解析するプログラムを提供する。
【解決手段】 欠陥座標データをステップ11で読み出し、電気検査データをステップ12で読み出し、レイアウト図面をステップ13で読み出す。次に、読み出した欠陥座標データとレイアウト図面を照らし合わせて、ステップ14で不良の発生具合を予測し、ステップ15で欠陥座標データを絞り込む。次に、ステップ16で電気検査データの分類情報からチップを2グループに分ける。ステップ17で、絞り込んだ欠陥座標データと、チップを2グループに分けた電気検査データを照らし合わせて、歩留り影響度を計算し、ステップ18で結果を出力する。
【選択図】 図1


Description

本発明は、集積回路、液晶ディスプレイ、光デバイス、薄膜磁気ヘッドなどの薄膜デバイスの製造過程における検査データを解析するために実行するプログラムに関する。
薄膜デバイスの代表として、集積回路を例に以下説明する。
集積回路の製造では、暗視野検査装置や明視野検査装置で異物やパターン欠陥(以下、異物とパターン欠陥を総称して欠陥と呼ぶ)を検出した後、検出した個々の欠陥を解析する目的で、電子顕微鏡などを搭載した画像取得装置、例えばレビュー装置を用いて欠陥の画像を撮像して、画像を基に欠陥の分類を行う。
レビュー装置は、暗視野検査装置や明視野検査装置に比べて、個々の欠陥の位置を高分解能な画像として撮像するため、撮像に時間がかかる。そのため、レビュー装置では、検査装置で検出したすべての欠陥位置を撮像するのではなく、ウエハ面内での欠陥座標のサンプリングを行い、数箇所に限定して画像を撮像する。撮像された画像は、目視あるいはADC(Automatic Defect Classification)と呼ばれる自動化技術で欠陥の種類を分類する。
これら検査装置やレビュー装置の出力結果は、一般に、ローカルエリアネットワーク(LAN)を介して、検査実績データベース装置に格納される。
一方、製造の最終工程では、テスタ(電気検査装置)を用いて、ウエハ面内に形成した複数の集積回路のそれぞれが良品であるか不良品であるかを電気的に判定する。不良品は、一般に不良発生のパレート図を作成したり、不良原因を究明するために、断線不良、短絡不良、トランジスタの動作速度の遅延による不良など不良の種類で分類してテスタから出力される。このようなテスタの出力結果も、ローカルエリアネットワークを介して、検査実績データベース装置に格納される。
一般に、これら検査実績データベース装置に格納された検査データを解析して、歩留りを低下させる致命的な欠陥の発生源を絞り込む。そのために、検査工程別に歩留り影響度を算出する方法がある。例えば、特許文献1に記載の方法や非特許文献1に記載の方法などがある。
上記の方法は、多数のデータを用いて統計的に歩留り影響度を計算する技術である。そのため、上述したように、レビュー装置を用いてレビューし、分類した有益な情報も、欠陥座標の数箇所に対してサンプリングしたものでは、通常、データが少なく、有効な活用が難しい。そのため、レビュー結果ではなく、レビューする前の検査装置で検出したすべての欠陥データを活用せざるを得ない。しかし、非特許文献2に提言されているように、電気的に不良になる確率が少ない欠陥のデータを、予め何らかの方法で除外しなければ、歩留り影響度の解析精度は低い。
特開2000-223385号(米国特許 6539272号) Nemoto, Watanabe, Ono他の論文"A new systematic yield ramp methodology",IEEE/SEMI Advanced Semiconductor Manufacturing Conference and Workshop, 1999年 Ono, Iwata, Watanabeの論文"Accuracy of yield impact calculation based on kill ratio",IEEE/SEMI Advanced Semiconductor Manufacturing Conference and Workshop Proceedings, 2002年
そこで、本発明では、レビューする前の大量なデータを活用して、高精度に歩留り影響度を算出し、歩留り向上に有益な情報を出力する方法を提供する。
本発明は、欠陥をレビューすることなく、CAD(Computer Aided Design)ツールを用いて設計された回路レイアウト図面を活用し、回路レイアウト図面と、欠陥の座標や大きさとの関係から欠陥を分類する。また、テスタ(電気検査装置)の結果も、不良原因を基に分類する。最後にそれぞれの分類結果を対応づけて、歩留り向上に有効な情報を出力する。
具体的には、例えば、ウエハなどの被検査対象が有する異物ないしはパターン欠陥の座標と大きさの情報を有する欠陥座標データを読み込む手段と、該被検査対象が有する複数のチップを、チップ毎に電気的に良品ないしは複数種類の不良品に分類した情報を有する電気検査データを読み込む手段と、該チップに形成された回路のレイアウト図面を読み込む手段と、該欠陥座標データに含まれる異物ないしはパターン欠陥の座標と大きさの情報と、該レイアウト図面とを用いて、異物ないしはパターン欠陥毎に異物ないしはパターン欠陥が原因で電気的な不良が生じる確率を予測する手段と、該電気検査データが有する良品ないしは複数種類の不良品に分類した情報から、一つないしは複数の不良品チップを第1グループとし、良品チップと第1グループに属さない不良品チップを第2グループとする手段と、該予測結果と、該グループ分けした電気検査データを用いて、欠陥がデバイスの良否に与える影響度を解析する手段とを有するようなプログラムを提供する。
より具体的には、特許請求の範囲に記載の通りに構成したものである。
本発明によれば、LSIの回路レイアウト図面の情報や、テスタ(電気検査装置)の結果を良品と複数の不良品に分類した情報を活用し、欠陥がデバイスの良否に与える影響度(歩留り影響度や致命率)の解析精度を向上できる。特に、検査装置が検出した欠陥座標データから数箇所の座標をサンプリングして欠陥のレビューを行うといったことをしなくとも、断線、短絡、トランジスタ特性不良などが発生する影響度を精度よく計算できる。
以下、本発明の実施の形態を図面により説明する。
図2に、本発明のプログラムを実行する装置構成の一例を示す。暗視野検査装置や明視野検査装置などの欠陥検査装置21、CADツール22、テスタ(電気検査装置)23、データ解析ユニット30が、ローカルエリアネットワーク24を介して、接続され、データ伝送が行われる。データ解析ユニット30は、ネットワークインターフェース36を介して、ローカルエリアネットワーク24に接続され、主記憶装置31、制御・演算部32、入力部33、出力部34、2次記憶装置35を有するコンピュータである。2次記憶装置35には、本発明のプログラムが格納されている。また、2次記憶装置35には、レイアウト図面、欠陥座標データ、電気検査データなどの歩留り影響解析に必要なデータが格納されている。また、これらデータをネットワークインターフェースを介して、収集し、管理するプログラムが格納されている。レイアウト図面は、CADツール22からネットワークインターフェース36を介して、データ解析ユニット30に入力され、2次記憶装置35に格納される。欠陥座標データは、欠陥検査装置21からネットワークインターフェース36を介して、データ解析ユニット30に入力され、2次記憶装置35に格納される。電気検査データは、テスタ23からネットワークインターフェース36を介して、データ解析ユニット30に入力され、2次記憶装置35に格納される。
図1は、本発明のプログラムの処理手順を示す一例である。まず、ステップ11,12で、指定したLSIの品種名、ロット番号、ウエハ番号、検査工程、検査日時に対する欠陥座標データ、電気検査データを読み込む。次に、ステップ13で、指定したLSIの品種名、検査工程に対応する層のレイアウト図面を読み込む。ステップ14では、ステップ11で読み込んだ欠陥座標データと、ステップ13で読み込んだレイアウト図面を照合して、欠陥によって生じる可能性がある不良を予測する。ステップ15では、ステップ14で予測した結果に基づいて、欠陥座標データから必要なデータだけを絞り込む。ステップ16では、ステップ12で読み込んだ電気検査データの分類情報に基づいて、電気検査データの各チップを2つのグループに分ける。ステップ17では、ステップ15で絞り込んだ欠陥座標データとステップ16でグループ分けした電気検査データとを用いて、歩留り影響度を計算する。最後にステップ18で、ステップ17で計算した歩留り影響度を出力する。
次に、図3から図5に、ステップ11で読み込んだ欠陥座標データの一例を示す。欠陥座標データとは、図3の41に示すような個々の欠陥がウエハ上のどこに存在していたかがわかるデータである。例えば、41の例では、欠陥の通し番号、欠陥の存在するウエハ面内のチップ(チップ列、チップ行)、チップ内の欠陥の座標(X,Y)、欠陥の直径が記されている。図4は、図3の欠陥座標データをウエハマップ状に図示したものである。
円51は、ウエハを表し、多数の四角い枠は、個々のLSIのチップを表す。101から110の黒丸の打点は、欠陥の座標を表し、欠陥座標データ41の欠陥の通し番号1から10にそれぞれ対応している。図5は、図4のチップ列1、チップ行1の拡大図である。
四角い枠52はLSIのチップを表す。
次に、図6は、ステップ12で読み込んだ電気検査データの一例である。例えば、42の例では、ウエハ状にカンマ区切りで電気検査の結果が記されている。記号Gは、良品のチップを表し、記号1から記号4は、不良品のチップを表す。また、記号ハイフンは、その位置にチップが存在しないことを表す。記号1から記号4および記号Gは、テスタでの検査結果である。記号1は、不良原因が短絡、記号2は、不良原因が断線、記号3は、不良原因が他のDC不良、記号4は、不良原因がAC不良と言ったことを意味する。AC不良とは、トランジスタの動作速度の遅延などの不良を含んでいる。
次に、図7は、ステップ13で読み込んだLSIの回路レイアウト図面の一例である。
LSIのレイアウト図面は、露光装置で使用するマスクパターンを作成するための図面である。レイアウト図面は、実際にはGDS2と呼ばれる形式のデータや、GDS2より多くの情報を含んだベクトルデータである場合が多い。レイアウト図面には、通常、LSIを形成する複数の層のマスクパターンを作成するための図面が登録されているが、本発明では、検査工程に対応する1層の図面、ないしは2,3層の合成図面を活用する。図7は、LSIの配線を形成する1つの層を図示したものである。四角い枠52はLSIのチップを表し、その一部を拡大したものが四角い枠53であり、枠53の内側に描かれたものが、配線のパターンの例である。
次に、図8は、ステップ14で行う不良の予測方法の一例である。図8は、欠陥座標データの中の一つの欠陥座標とその大きさが、図7で示したレイアウト図面の拡大図52の中央に位置したときに、短絡と断線がそれぞれがどの程度の確率で発生するのかをシミュレーションで予測する方法を示している。円111は、欠陥座標データを得るときの検査装置などの測定誤差の範囲であり、円111内でシミュレーションを行う。例えば、図8では、円111の内側にデータ解析ユニット30で擬似的に10個の座標をランダムに発生させる。ランダムではなく、中央に近いほど発生確率を上げてもよい。次に、発生させた座標を中心に、欠陥座標データに記されていた大きさをそれぞれの座標に与えた結果が、円120から129である。そのため、円120から129のそれぞれの大きさは、一つの欠陥座標に対するシミュレーションであるため、すべて同じ大きさである。これらの円が回路パターンと幾何学的に短絡や断線になる確率を計算する。この例では、短絡は、円121と円127で生じ、確率は10分の2で、0.2となる。一方、断線は、円120で生じ、確率は10分の1で、0.1となる。
次に、図9は、図8とは別の、ステップ14で行う不良の予測方法の一例を示したものである。図8は、配線を形成する1つの層を対象としていたが、図9は、トランジスタを形成する1つの層を対象としている。四角い枠54は、LSIチップのレイアウト図面の一部を拡大した図であり、黒で塗りつぶした四角131から136は、トランジスタが形成される位置を示している。円112は、図8と同様に欠陥座標データを得るときの測定誤差である。まず、円112の中心、すなわち、欠陥座標からもっとも近くにあるトランジスタの位置までの距離を計算する。次に、円112の半径からその距離を引き、その結果を円112の半径で割った商を、トランジスタ不良になる確率とする。もし、円112の内側に、一つもトランジスタが存在しない場合は、確率は0となる。
次に、図10は、図8や図9で電気的な不良になる確率を計算した結果を、欠陥座標データ41に追記した新たな欠陥座標データ42である。図8に示した方法で計算した短絡が生じる予測確率と、断線が生じる予測確率、また、図9に示した方法で計算したトランジスタ不良になる予測確率が追記されている。
次に、図11は、ステップ15で欠陥座標データ42から必要なデータを絞り込んだデータの一例を示す。欠陥座標データ43の例では、トランジスタ不良になる予測確率が0.3以上の欠陥だけをその予測確率が大きい順に並べている。同様に、短絡になる予測確率や、断線になる予測確率に着目して、欠陥座標データを絞り込む場合もある。また、欠陥座標データ43の例では、予測確率が0.3以上で絞り込んだが、0.3に限るものではない。
次に、図12は、欠陥座標データ43に記された個々の欠陥の座標を、図4と同様にウエハ状に打点したものである。これにより、欠陥座標データ41から、トランジスタ不良になる確率が高い欠陥だけを自動的に選出することができた。
次に、図13は、ステップ12で読み込んだ電気検査データ61を、ステップ16で2グループに分類した一例である。ステップ15で、欠陥座標データの絞込みをトランジスタ不良に着目した。そこで、ステップ16では、電気検査データ61から、トランジスタ不良に関連するAC不良(記号4)のチップを「B」、良品とAC不良以外のチップ(記号Gと記号1と記号2と記号3)を「G」として、グループを分ける。その結果が62である。
次に、図14は、ステップ15で絞り込んだ欠陥座標データ43と、ステップ16でグループ分けした電気検査データを、ウエハの同じ場所にあるチップ同士をつき合わせて、作成した2元表である。図12の欠陥座標の打点と、図13の電気検査データを用いて、2元表の作成方法を示す。この例では、ウエハには、44個のチップが存在する。それを、電気検査データ62で「G」のチップで、欠陥の打点があるチップを数える。そうすると、欠陥の打点103,106,110が存在するチップがその対象となり、3個となり、それをGDとする。次に、電気検査データ62で「B」のチップで、欠陥の打点があるチップを数える。そうすると、欠陥の打点101,107,109が存在するチップがその対象となり、3個となり、それをBDとする。次に、電気検査データ62で「G」のチップで、欠陥の打点がないチップを数えると、36個となり、それをGNDとする。電気検査データ62で「B」のチップで、欠陥の打点がないチップを数えると、2個となり、それをBNDとする。この2元表をもとに、ステップ17で、数1で致命率KR、さらに数2で歩留り影響度YIを計算できる。
Figure 2005136113
Figure 2005136113
この式にGD=3、BD=3、GND=36、BND=2を代入すると、致命率KRは、0.528となり、歩留り影響度YIは、0.07となる。すなわち、トランジスタ不良で7%の歩留り低下を、例で示した欠陥座標データで起こしていることがわかる。
以上、説明したことを、検査工程ごと、不良の種類ごとに計算することで、重点的に対策すべき工程や、重点的に対策すべき不良を絞り込むことができる。
上述した最良の形態では、半導体集積回路の製造での実施形態を示した。しかし、半導体集積回路の製造にはなく、例えば、液晶ディスプレイの基板の製造、磁気ディスクや光ディスクなどのデータ読取用ヘッドの製造、光通信用モジュールのコネクタの製造など幅広い製品の製造に活用することができる。
本発明の検査データ解析処理フローの一例である。 ハードウェアの構成を示すブロック図の一例である。 欠陥座標データの一例である。 図3の欠陥座標データをウエハ状に図示した一例である。 図4のチップ列1チップ行1の拡大図である。 電気検査データの一例である。 配線層の回路レイアウト図面の一例である。 断線や短絡の不良確率の予測方法を示す図である。 トランジスタ不良の不良確率の予測方法を示す図である。 欠陥座標データの一例である。 欠陥座標データを絞り込んだ一例である。 図11の欠陥座標データのウエハ状に図示した一例である。 チップを2グループに分けた電気検査データの一例である。 2元表の一例である。
符号の説明
11…欠陥座標データ読出し処理、12…分類情報つきの電気検査データ読出し処理、13…レイアウト図面読出し処理、14…欠陥座標データとレイアウト図面を用いた不良予測処理、15…予測処理結果から欠陥座標データの絞込み処理、16…電気検査データの分類情報からチップの2グループ分け処理、17…歩留り影響度の計算処理、18…歩留り影響度の出力処理、21…欠陥検査装置、22…CADツール、23…テスタ、24…ローカルエリアネットワーク、30…データ解析ユニット、31…主記憶装置、32…制御・演算部、33…入力部、34…出力部、35…2次記憶装置、36…ネットワークインタフェース、41〜43…欠陥座標データ、51…ウエハ、52…チップ、53、54…レイアウト図面の拡大図、61、62…電気検査データ、101〜110…欠陥座標の打点、111、112…シミュレーション範囲、120〜129…モンテカルロシミュレーションで擬似的に発生させた円図形、131〜136…トランジスタの配置。


Claims (6)

  1. 被検査対象が有する異物ないしはパターン欠陥の座標と大きさの情報を有する欠陥座標データを読み込む手段と、
    該被検査対象が有する複数のチップを、チップ毎に電気的に良品ないしは複数種類の不良品に分類した情報を有する電気検査データを読み込む手段と、
    該チップに形成された回路のレイアウト図面を読み込む手段と、
    該欠陥座標データに含まれる異物ないしはパターン欠陥の座標と大きさの情報と、該レイアウト図面とを用いて、異物ないしはパターン欠陥毎に、異物ないしはパターン欠陥が原因で電気的な不良が生じる確率を予測する手段と、
    該電気検査データが有する良品ないしは複数種類の不良品に分類した情報から、一つないしは複数の不良品チップを第1グループとし、良品チップと第1グループに属さない不良品チップを第2グループとする手段と、
    該予測結果と、該グループ分けした電気検査データを用いて、欠陥がデバイスの良否に与える影響度を解析する手段と
    を有することを特徴とする検査データ解析プログラム。
  2. 前記の不良が生じる確率を予測する手段として、
    前記欠陥座標データが有する個々の欠陥の座標と大きさと、前記レイアウト図面が有する回路情報の位置関係から、幾何学的に不良が生じる確率を予測することを特徴とする請求項1記載の検査データ解析プログラム。
  3. 前記の幾何学的に不良が生じる確率を予測する方法として、前記欠陥座標データが有する個々の欠陥の座標の測定誤差に基づいた範囲で、シミュレーションを行い、不良が生じる確率を予測することを特徴とする請求項2記載の検査データ解析プログラム。
  4. 前記の欠陥がデバイスの良否に与える影響度を解析する方法として、前記欠陥座標データが有する個々の欠陥の座標が存在するチップと存在しないチップ、ならびに前記グループ分けした電気検査データで第1グループのチップと第2グループのチップの情報を用いて、欠陥が存在することによる致命率を計算することを特徴とする請求項1記載の検査データ解析プログラム。
  5. 被検査対象が有する異物ないしはパターン欠陥の座標と大きさの情報を有する欠陥座標データを読み込む手段と、
    該被検査対象が有する複数のチップを、チップ毎に電気的に良品ないしは複数種類の不良品に分類した情報を有する電気検査データを読み込む手段と、
    該電気検査データが有する良品ないしは複数種類の不良品に分類した情報から、一つないしは複数の不良品チップを第1グループとし、良品チップと第1グループに属さない不良品チップを第2グループとする手段と、
    該欠陥座標データと、該グループ分けした電気検査データを用いて、欠陥がデバイスの良否に与える影響度を解析する手段と
    を有することを特徴とする検査データ解析プログラム。
  6. 前記の欠陥がデバイスの良否に与える影響度を解析する方法として、前記欠陥座標データが有する個々の欠陥の座標が存在するチップと存在しないチップ、ならびに前記グループ分けした電気検査データで第1グループのチップと第2グループのチップの情報を用いて、欠陥が存在することによる致命率を計算することを特徴とする請求項5記載の検査データ解析プログラム。
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