JP5098801B2 - 組み込み式加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、組み込み式加熱調理器に関するものである。
近年、外食産業が伸び、ビルトイン調理機器がお店に設置されているところが増えてきている。鍋、焼肉等の調理をお客様のテーブル上に設置したビルトイン調理機器で行うというスタイルである。
そのようなビルトイン調理機器のほとんどは、調理、加熱を行う本体とその操作を行う操作部とは分離され操作部は、テーブルの側面や天面の端の方に取り付けられている。両者はケーブルでつながれ、電気的な信号のやりとりを行い、操作と加熱が行えるのである。そのような中、お店で使われる商品のメンテナンス性の向上が非常に重要となってきている。
従来、この種の組み込み式加熱調理器の構成としては、例えば、本体と操作部はケーブルでつながれているが、ケーブルの接続部は本体内、操作部内にありそれぞれの出口はブッシングで固定されているものがあった。
また、加熱ユニット、電源ユニット、操作ユニットが独立していて、加熱ユニット及び操作ユニットからでたケーブルが電源ユニットのターミナル部に接続されるものがあった(例えば、特許文献1参照)。
図12は特許文献1に記載された従来の組み込み式加熱調理器の斜視図、図13は、特許文献1に記載された従来の組み込み式加熱調理機器の断面図を示すものである。図12、13において、鍋等を載置するセラミックプレート等で構成された天板1を下から支持する天板支持部2があり、天板1の下には鍋を加熱する加熱部3と加熱部3の通電を制御する制御基板A4があり、その両者を基板支持体5で支持している。
そして、それら全体を囲うように支持する箱状の外郭6があり、本体を構成している。制御基板A4からは、ケーブルA7が接続され、外郭6の側面の開口部A8から外部へ出て、開口部A8ではブッシングA9を挿入することにより、ケーブルA7を保持、固定している。
一方、操作部10内にも制御基板B11があり、ケーブルA7と接続されている。ケーブルA7は操作部10の開口部B12から出され、開口部B12ではブッシングB13でケーブルA7が保持、固定されている。
これで、本体と操作部が接続されている。こうすることで、電気接続部いわゆるコネクタの接続部が、本体の外に露出しないことから、例えばテーブル天面の隙間から水が漏れ、本体外側につたってきても、電気接続部には直接水が触れないため、故障や感電の恐れは少なかった。また、加熱ユニット、電源ユニット、操作ユニットが独立した構成においては、サービス時、各ユニット各々そのユニットだけ取り出せることができていた。
実開昭59−041990号公報
しかしながら、前記従来の構成では、本体が故障した等で操作部10内の制御基板B1
1あるいはケーブルA7を交換する場合、ケーブルA7は本体内部で、制御基板A4と接続されているため、ケーブルA4が本体についた状態で基板交換作業を行わなければならない(持ち運びができないため自由度なし)し、またケーブルA4交換時には、わざわざ本体まで外して、制御基板A4からケーブルA7抜かなければ、交換できないため、サービス時の作業に時間がかかるという課題を有していた。
また、加熱ユニット、電源ユニット、操作ユニットが独立した構成においてはサービス性はいいが、例えば、テーブルと加熱ユニットの隙間から水浸入があった際、電源ユニットの天板上へぽたぽた落ちたり、あるいは加熱ユニットからのケーブルは下方の電源ユニットへ接続されているため、ケーブルをつたって、充電部である電源ユニットのターミナル部に水付着し、機器の故障の原因になる要素を有していた。つまり、サービス性と水浸入した際の機器の信頼性とを両立することが非常に困難であるという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、本体と操作部の構成において、サービス性と溢水性能を両立した信頼性の高い機器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の組み込み式加熱調理器は、テーブルの開口穴に設置される本体と、前記本体の天面を覆い鍋等を載置する天板を有する天板支持部と
、前記天板支持部の下方に位置する加熱部と、前記加熱部の通電を制御する制御基板と、前記制御基板を支持する基板支持体と、前記天板支持部、前記加熱部、及び前記基板支持体を下方から支持し、前記本体を構成する箱状の外郭と、前記外郭とは別体で構成され前記本体の操作を行う操作部と、を備え、前記操作部と前記本体との間は、接続部Aを有するケーブルAで接続されるとともに、前記制御基板からのケーブルBの接続部Bが前記外郭に設けられた開口穴に内側から嵌着され、前記ケーブルAよりも上方に位置した前記接続部Bにおいて前記接続部Aは、前記外郭の側面に配置され前記本体中心側に入り込んだ凹部で着脱自在に接続するとしたものである。
これによって、操作部の基板交換やケーブルを交換する際、本体との接続部のコネクタを着脱するだけで、容易に基板等の交換ができる。また、たとえケーブルAに水が付着しても、接続部A、接続部BはケーブルAよりも上方に位置しているため、充電部を有する接続部には、直接水付着はしない。また、接続部A、接続部Bは、外郭の側面に配置され本体中心側に入り込んだ凹部で接続されているため、本体外側をつたってきた水に対しても、直接水は触れることもない。
本発明の組み込み式加熱調理器は、サービス時、操作部やケーブルを交換する際に、本体を外すことなく、接続部のコネクタを着脱するだけで操作部およびケーブルを交換することができるので短時間で作業することができる。その上、テーブルの隙間からの水浸入が起こり、本体外側をつたったとしても、直接電気接続部に水のかからない信頼性の高い機器をも提供できる。つまり、サービス性と水浸入した際の機器の信頼性とを両立することができる。
第1の発明は、テーブルの開口穴に設置される本体と、前記本体の天面を覆い鍋等を載置する天板を有する天板支持部と、前記天板支持部の下方に位置する加熱部と、前記加熱部の通電を制御する制御基板と、前記制御基板を支持する基板支持体と、前記天板支持部、前記加熱部、及び前記基板支持体を下方から支持し、前記本体を構成する箱状の外郭と、前記外郭とは別体で構成され前記本体の操作を行う操作部と、を備え、前記操作部と前記本体との間は、接続部Aを有するケーブルAで接続されるとともに、前記制御基板からのケーブルBの接続部Bが外郭に設けられた開口穴に内側から嵌着され、前記ケーブルAよりも上方に位置した前記接続部Bにおいて前記接続部Aは、前記外郭の側面に配置され前記本体中心側に入り込んだ凹部で着脱自在に接続された構成とすることにより、接続部のコネクタを外すだけで、操作部の基板やケーブルAを交換することができるサービス性のよい機器を提供することができる。また、たとえケーブルAに水が付着しても、接続部A、接続部BはケーブルAよりも上方に位置しているため、充電部を有する接続部には、直接水付着はしない。また、接続部A、接続部Bは、外郭の側面に配置され前記本体中心側に入り込んだ凹部で接続されているため、本体外側をつたってきた水に対しても、直接水は触れることもない。
第2の発明は、特に、第1の発明の前記接続部Aと前記接続部Bとの接続部である接続部Cには、前記接続部Cを覆設するカバーを前記外郭の側面に設け、前記カバーは、前記外郭の外側に固定後に前記テーブルの開口穴に入る位置に配置された構成とすることにより、たとえ、キッチンから水が漏れ、接続部上部に水がかかったとしても、充電部に水のかからない信頼性の高い機器を提供することができる。また、接続部Cを完全にカバーで覆っているため、設置時に本体をテーブルの開口穴に入れる際、接続部Cがテーブルに当たることも防止でき、また、設置後の接続部の機械的保護も行なうこともできる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明の前記ケーブルAは前記外郭側面または底面に、固定部材により固定された構成とすることにより、ケーブルAが引っかかって、引っ張られたとしても接続部に応力のかからない信頼性の高い機器を提供することができる。
の発明は、特に、第1〜のいずれか1つの発明の外郭底面の4角の角エッジ部の前記テーブルの下方で露出する少なくとも1ヶ所には、外観が滑らかな保護部材を固定した構成とすることにより、ケーブルAが引っ張られて外郭の角部に接触しても、ケーブルAに傷や裂け等の損傷のない信頼性の高い機器を提供することができる。また、製品はテーブルに設置しているため、人がテーブルの周りに座ると膝がちょうど本体の底面近くに来る場合もある。その際にも、外郭の角エッジは保護部材で保護されているため、たとえ膝46が当たったとしても、けがをすることなく安全に食事を楽しむことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における組み込み式加熱調理器の斜視図、図2は、本発明の第1の実施の形態における組み込み式加熱調理器の断面図、図3は、本発明の第1の実施の形態における組み込み式加熱調理器の設置時の斜視図を示すものである。
図1〜3において、鍋等を載置するセラミックプレート等で構成された天板21を下方から天板支持体22で支持し、両者を天板支持部23として構成している。
天板支持部23下方には、鍋を加熱するヒーター等の加熱部24と加熱部24の通電を制御する制御基板A25があり、加熱部24、制御基板A25を基板支持体26で支持している。そして、それら全体を囲うように支持する箱状の外郭27があり、天板支持部23と組み合わされることにより本体28を構成している。
そして、本体28はテーブル29に設置されている。一方、本体28の操作を行う操作部30は本体28とは別体で構成され、操作部30内には操作の制御を行う制御基板B31が備えられ、操作基板B31と接続されたケーブルA32がつながれ、操作基板B31と反対側には電気接続部を設けた中継コネクタで構成された接続部A33が設けられている。
操作部30の孔34からでたケーブルA32はブッシング35により挟着することにより、孔34で保持、固定されている。本体28内の制御基板A25からは、ケーブルB36が接続され、制御基板A25とは反対側には電気接続部を設けた中継コネクタで構成された接続部B37が、外郭27の側面に設けられた開口穴38に内側から挿入、嵌着することにより、固定されている。
開口穴38は外郭27の側面に形成されている凹部39(本体中心側)に設けられている。接続部B37において接続部A33は、着脱自在に接続されることで、本体28と操作部30は結合され、加熱、調理を行うことができる。
以上のように構成された組み込み式加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
まず、上記構成において、本体が何らかの理由で正常に動かなくなり、操作部30内の制御基板B31、ケーブルA32を交換することを考える。操作部30はケーブルA32の接続部A33を介して、本体28の接続部B37に接続されている。
ところが、接続部A33と接続部B37は、着脱自在に接続、固定されているため、容易に接続部を外すことができる。よって、操作部30と本体28は分離され、ケーブルA32を含めた操作部30単体で作業することができる。その後は、操作部30を開けて、制御基板B31やケーブルA32を取り換えれば、容易に作業をすることができる。
また、操作部30を本体28に取り付ける際も、接続部B37に接続部A33を挿入するだけで完了するため、サービス時、短時間で効率的に作業することができる。また接続部A33、接続部B37は、外郭27の凹部39で接続されているため、本体28外側をつたってきた水に対しても、直接水は触れることもない。
また、たとえケーブルA32に水が付着しても、接続部A33、接続部B37はケーブルA32よりも上方に位置しているため、充電部を有する接続部には、直接水付着はしない。
以上のように、本実施の形態においては、本体と操作部がケーブルを介して分離している機器において、サービス時、操作部の制御基板BやケーブルAを交換する際に、接続部A32を着脱するだけで、容易に作業が行えるサービス性がよい機器を提供することができるとともに、テーブルからの水浸入時に対しても、接続部に水が付着しない故障、感電等のない信頼性の高い機器をも提供できる。つまり、サービス性と信頼性が両立した機器を提供できる。
また、本実施の形態では、外郭側面に凹部を設けた構成で行っているが、凹部を設けなくても、接続部上部に庇を設けてもよいし、またそのような手段がなくても上方からの水浸入が防止できる構成(シール材で完全にシール等)にすればよい。
さらに、凹部を設ける構成にすることにより、外郭側面からの接続部の出っ張りを少なくすることができ、本体をテーブルに設置する際、テーブルの開口部に入れやすいという効果もある。
なお、凹部の構成は、外郭一体でなくても、別部品を穴の開いた外郭側面に設けてもよい。
また、ここでは、接続部の出口を外郭側面からとしているが、出口を外郭底面に設けても同様の効果が得られる。
また、ケーブルAは、複数のリード線を束ねた構成となり、それをシースで囲ったものでも、チューブに通したものでも、テープで巻いたものでもよい。
また、加熱部はIHヒーター、電気ヒーター、ガス等のヒーターでも同様の効果が得られる。
上記で述べたケーブルAをつたって落ちてきた水は、ケーブルAの最下点で、充電部のないテーブルの下へ落ちるか、操作部に挟着されているブッシングによって、防御され操作部内への浸入を防止されるため、充電部への付着を防止することができる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の第2の実施の形態の組み込み式加熱調理器の斜視図、図5は、本発明の第2の実施の形態の組み込み式加熱調理器の断面図である。
図4、5において、基本的な構成は実施の形態1と同様であるため、構成の異なる部分を説明する。接続部A33と接続部B37とを接続部C40として、接続部C40を覆設するようなカバー41が外郭27の側面に爪及びねじの締結で固定されている。ケーブルA32は、カバー41の下方に設けられた切欠部から外部へと出ている。
以上のように構成された組み込み式加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
動作、作用についても、実施の形態1の内容と異なる部分についてだけ述べるため、同様の内容は実施の形態1を参照とする。まず、テーブル29の隙間から水が漏れてきたことを考える。水は、外郭27の外側をつたって、接続部A33と接続部B37とからなる接続部C40に落ちてくる。
ところが、接続部C40の周囲は、カバー41と外郭27の側面によって、完全に覆われているため、接続部C40に水が触れることはない(カバー41の切欠部は下方に設けられているため、上からの水のしたたりにおいて、接続部C40への水付着はない)。
以上のように、本実施の形態においては、本体と操作部がケーブルを介して分離している機器において、水がテーブルから浸入してきても、本体の接続部C(充電部)に水が触れることによる故障、感電等のない信頼性の高い機器を提供することができる。
さらに、接続部C40を完全にカバー41で覆っているため、設置時に本体をテーブルの開口穴47に入れる際、接続部C40がテーブルに当たることも防止でき、また、設置後の接続部の機械的保護も行なうこともできる。
また、ここでは外郭の側面で説明したが、底面にカバーを取り付けても同様の効果が得られる。
なお、接続部Cをカバーで覆うことから、電気的な接続部を有する接続部Cを機械的に保護する役割をも行える。
また、カバーは爪とねじの締結だけでなく、爪のみの固定で行ってもよい。そうすれば、カバーの着脱も非常にしやすい。
また、ケーブルAは、ここで説明したようにカバーの下面から出す方が、水付着や本体の設置性を考えると有効であるが、構成によっては、カバーの側面からケーブルAをだしても、同様の効果が得られる。
(実施の形態3)
図6は、本発明の第3の実施の形態の組み込み式加熱調理器の裏面斜視図、図7は、本発明の第3の実施の形態の組み込み式加熱調理器の断面図である。
図6、7において、基本的な構成は実施の形態1と同様であるため、構成の異なる部分を説明する。外郭27の底面には、ケーブルA32を固定する固定部材42が締結されている。
以上のように構成された組み込み式加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
動作、作用についても、実施の形態1の内容と異なる部分についてだけ述べるため、同様の内容は実施の形態1を参照とする。まず、ケーブルA32がたるみ、偶発的にケーブルA32を引っ張ってしまったとする。ところが、ケーブルA32は固定部材42によって外郭27の底面に固定されているため、応力は固定部材42までしかかからない。
つまり、電気的に接続された接続部C40には、応力がかからないため電気的接続部が抜けることはない。よって、接触不良等の現象は起こることはなくなる。
以上のように、本実施の形態においては、ケーブルAは外郭側面もしくは底面に、固定部材により固定することにより、本体と操作部がケーブルを介して分離している機器において、接続部の接続不良が起こることのない信頼性の高い機器を提供できる。
なお、ここでは、外郭底面に固定部材を取り付けたが、外郭側面に取り付けても同様の効果が得られる。
また、固定部材は樹脂でも、金属でもよく、ケーブルに損傷を与えないような処理がなされていればよい(R形状、カーリング、へミング曲げ等)。
また、固定部材の固定方法もねじと爪だけでなく、ねじ2本で締結しても同様の効果が得られる。
参考の形態
図8は、本発明の第参考の形態の組み込み式加熱調理器の斜視図である。
図8において、基本的な構成は実施の形態1と同様であるため、構成の異なる部分を説明する。本体28操作部30を結ぶケーブルA43は、両者の通信を行う信号線のみ(0.5sq以下)で形成されている。
以上のように構成された組み込み式加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
動作、作用についても、実施の形態1の内容と異なる部分についてだけ述べるため、同様の内容は実施の形態1を参照とする。まず、ケーブルA43を交換する場合について説明する。
その際、ケーブルA43は、複数の細い信号線のみで構成されているため、より合わせても約8mm程度で細いため、非常に作業が行いやすい。また、大電流が流れるような太い2sqがないため、たとえ接続部C40で半挿入があり、接触抵抗の増加があったとしても、発熱、発煙等の異常は発生しないため、安全である(接触不良で通電不可になるぐらいである)。
以上のように、本参考の形態においては、ケーブルAは、微小電流の通電のみを行う信号線だけで構成することにより、本体と操作部がケーブルを介して分離している機器において、施工、サービス時の作業が行いやすく、また安全である信頼性の高い機器を提供できる。
なお、ケーブルAは、複数のリード線を束ねた構成となり、それをシースで囲ったもの
でも、チューブに通したものでも、テープで巻いたものでもよい。
(実施の形態
図9は、本発明の第の実施の形態の組み込み式加熱調理器の斜視図、図10は、本発明の第の実施の形態の組み込み式加熱調理器の詳細断面図、図11は、本発明の第の実施の形態の組み込み式加熱調理器の設置時の断面図である。
図9〜11において基本的な構成は実施の形態1と同様であるため、実施の形態1を参照とする。金属製の外郭27底面4角の角エッジ44は、樹脂で形成され、外観が滑らかな保護部材45が外郭27に設けられた穴に嵌合され、取り付けられている。
外観が滑らかとは、外観の面と面とがかかる辺において、エッジがなく丸みをおびるような形状のことをいう(当たっても、傷を発生させない形状)。
以上のように構成された組み込み式加熱調理器ついて、以下その動作、作用を説明する。
動作、作用についても、実施の形態1の内容と異なる部分について説明する。同様の内容は実施の形態1を参照とする。まず、テーブル29への設置状態を説明する。外郭27は、本体28内からの発煙、発火に対して安全性を確保するために不燃性の鉄で構成された金属製である。外郭27を作る際には、プレス成形される。
そこで、折り曲げの角部にはどうしても、角エッジ44が形成されてしまう。それで、ケーブルA32は接続部C40を出た後、操作部30に接続されるがその間、基本的にはクリップ等でテーブル29裏面に固定されるが、固定されない場合もある。その際、ケーブルA32はぶらぶらした状態で、外郭27角エッジ44に触れる事がある。
電気の通信を行うケーブルA32が角エッジ44に触れてしまうと、ケーブルA32の被覆が破れたり、切れたりして絶縁が破壊されてしまう。ところが、外郭27の角エッジ44には、その上から樹脂製の外観が滑らかな形状をした保護部材45が取り付けられているため、ケーブルA32が接触しても、被覆が損傷することがないため、製品の性能を確保することができる。
また、製品はテーブルに設置しているため、人がテーブルの周りに座ると膝46がちょうど本体28の底面近くに来る場合もある。その際にも、外郭27の角エッジ44は保護部材45で保護されているため、たとえ膝46が当たったとしても、けがをすることなく安全に食事を楽しむことができる。
以上のように、本実施の形態においては、外郭底面の4角の角エッジ部の少なくとも1ヶ所には、外観が滑らかな保護部材を固定することにより、本体と操作部がケーブルを介して分離している機器において、ケーブルの損傷がない信頼性の高い機器と食事中においてけがをすることのない安全な機器をも提供できる。
なお、ここでは保護部材を4つで説明しているが、角エッジ部に対応したところに構成すればよい。数は問わなくてもいいし、必要最低限、角エッジ部があっても他の方法の例えば仕切り板等で当たらないようにしている場合には、人やケーブルがあたりそうな箇所だけ設けても同様の効果が得られる。
また、角エッジは底面にこだわらず、側面の発生したところでもいいし、折り曲げ等でできる角エッジのみにこだわらず、切欠の爪や切おこし、先端のとがったねじ等のエッジ
部においても保護部材を設けることで同様の効果が得られる。
また、ここでは保護部材の取付は、外郭の穴に保護部材の爪を2つ嵌合して説明しているが、ねじで締結させる等容易に外れない構成でもよい。
また、保護部材の材質は樹脂は限らず、シリコン等のゴムでもいいし、削りだしで作成したような外観が滑らかな金属(鉄、アルミ等)でもよい。
以上のように、本発明にかかる組み込み式加熱調理器は、本体と操作部がケーブルを介して分離しているリモコン機器(マッサージ機、パソコン)等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における組み込み式加熱調理器の斜視図 本発明の実施の形態1における組み込み式加熱調理器の断面図 本発明の実施の形態1における組み込み式加熱調理器の設置時の斜視図 本発明の実施の形態2における組み込み式加熱調理器の斜視図 本発明の実施の形態2における組み込み式加熱調理器の断面図 本発明の実施の形態3における組み込み式加熱調理器の裏面斜視図 本発明の実施の形態3における組み込み式加熱調理器の断面図 本発明の参考の形態における組み込み式加熱調理器の斜視図 本発明の実施の形態における組み込み式加熱調理器の斜視図 本発明の実施の形態における組み込み式加熱調理器の詳細断面図 本発明の実施の形態おける組み込み式加熱調理器の設置時の断面図 従来の組み込み式加熱調理器の斜視図 従来の組み込み式加熱調理器の断面図
符号の説明
21 天板
22 天板支持体
24 加熱部
25 制御基板A(加熱部の通電を制御する制御基板)
26 基板支持体
27 外郭
28 本体
29 テーブル
30 操作部
32、43 ケーブルA
33 接続部A
36 ケーブルB
37 接続部B
38 開口穴
39 凹部
40 接続部C
42 固定部材
47 テーブルの開口穴

Claims (4)

  1. テーブルの開口穴に設置される本体と、前記本体の天面を覆い鍋等を載置する天板を有する天板支持部と、前記天板支持部の下方に位置する加熱部と、前記加熱部の通電を制御する制御基板と、前記制御基板を支持する基板支持体と、前記天板支持部、前記加熱部、及び前記基板支持体を下方から支持し、前記本体を構成する箱状の外郭と、前記外郭とは別体で構成され前記本体の操作を行う操作部と、を備え、前記操作部と前記本体との間は、接続部Aを有するケーブルAで接続されるとともに、前記制御基板からのケーブルBの接続部Bが前記外郭に設けられた開口穴に内側から嵌着され、前記ケーブルAよりも上方に位置した前記接続部Bにおいて前記接続部Aは、前記外郭の側面に配置され前記本体中心側に入り込んだ凹部で着脱自在に接続された組み込み式加熱調理器。
  2. 前記接続部Aと前記接続部Bとの接続部である接続部Cには、前記接続部Cを覆設するカバーを前記外郭の側面に設け、前記カバーは、前記外郭の外側に固定後に前記テーブルの開口穴に入る位置に配置された請求項1に記載の組み込み式加熱調理器。
  3. 前記ケーブルAは前記外郭の側面または底面に、固定部材により固定された請求項1または2に記載の組み込み式加熱調理器。
  4. 前記外郭の底面の4角の角エッジ部の前記テーブルの下方で露出する少なくとも1ヶ所には、外観が滑らかな保護部材を固定した請求項1〜3のいずれか1項に記載の組み込み式加熱調理器。
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