JP3920180B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は誘導加熱調理器に関し、詳しくは誘導加熱調理器のケーシング内に構成部品を収容する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
誘導加熱部とグリルユニットを備えた誘導加熱調理器が普及し始めている。この誘導加熱調理器は、ガス式の加熱調理器に比して、多くの電子部品を必要とし、多くの電子基板を必要とする。ガス式の加熱調理器の場合、ケーシング内に大きなスペースが確保され、電子基板の収容スペースにさほどの工夫を要しない。誘導加熱調理器の場合、ケーシング内に多くの構成部品を効率的に収容する技術が必要とされる。
特許文献1には、下方から誘導加熱部を支持する加熱部支持板の下方に複数の電子基板を収容する技術が開示されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−190426号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
誘導加熱調理器のメインテナンスサービス時には電子基板にアクセスすることが求められる。従来の誘導加熱調理器の場合、トッププレートを取外し、誘導加熱部を取外し、加熱部支持板を取外することによってやっと電子基板にアクセスすることができ、作業性が悪い。
本発明は、電子基板のメインテナンスを容易に行える誘導加熱調理器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段と作用と効果】 本発明の誘導加熱調理器は、トッププレートと、トッププレートの下方に配設された誘導加熱部と、誘導加熱部の下方に配設されて誘導加熱部を支持する加熱部支持板と、加熱部支持板の下方に配設されたグリルユニットと、加熱部支持板の下方においてグリルユニットと並設され、複数の電子基板をサブアッシー化した基板ユニットと、誘導加熱部と加熱部支持板とグリルユニットと基板ユニットを収容してトッププレートを支持するケーシングとを備えている。
基板ユニットの前面とケーシングの前面は向かい合う。ケーシング前面のうち基板ユニット前面に対向する箇所には、基板ユニットが通過可能な開口部が設けられている。
さらに、各種操作スイッチが設けられているとともにケーシングから分離可能な操作パネルが前記開口部を覆う位置に配置されている。
【0006】
この加熱調理器では、加熱部支持板の下方に配される電子基板が基板ユニットを形成している。電子基板がユニット化されているため、電子基板をケーシング内に収容したり取外したりする作業が容易であり、電子基板のメインテナンスの作業性が向上する。
この加熱調理器のケーシングの前面には、基板ユニットが通過可能な開口部が設けられており、基板ユニットはこの開口部から出し入れ自在となっている。このために、基板ユニットをケーシング内に収容したり取外したりするにあたってトッププレートと誘導加熱部と加熱部支持板を取外す必要がなく、電子基板のメインテナンスの作業性が向上する。
【0007】
基板ユニットとケーシング内の各種電気部品が前記開口部の近傍でコネクタによって接続されていることが好ましい。
この場合、開口部の近傍に位置しているコネクタを外すことで基板ユニットとケーシング内の電気部品が分離され、基板ユニットを開口部から取外すことができる。逆に、基板ユニットを開口部からケーシング内に収容したあとに、開口部の近傍に位置しているコネクタを接続することによって基板ユニットとケーシング内の電気部品を接続することができる。電気的接続の接続分離作業が容易化される。
【0008】
あるいは、基板ユニットが開口部からケーシング内の所定位置に収容されたときに、基板ユニット側接続部とこの基板ユニット側接続部が当接する箇所に設けられたケーシング側接続部とによって、基板ユニットとケーシング内の各種電気部品が接続される構造とすることもできる。
これによれば、基板ユニットを開口部から引出したり押入れたりすることができ、押入れることによってケーシング内の所定の位置に設置することができる。また、基板ユニットを所定の位置に設置することによって、基板ユニットとケーシング内の各種電気機器を電気的に接続させることができる。電気的接続の接続分離作業が容易化される。
【0009】
さらに、操作パネルは、開口部の近傍でコネクタによって基板ユニットに接続されていることが好ましい。
このような構成によれば、ケーシングの開口部を覆う操作パネルは、その後方に設置されている基板ユニットと開口部近傍でコネクタによって分離可能に接続されているため、コネクタを分離することによって操作パネルと基板ユニットを分離することができ、基板ユニットをケーシング内に収めたまま操作パネルを取外すことができるので、メインテナンス作業がさらに容易となる。
【0010】
あるいは、操作パネルは、基板ユニットの前方形成されており、基板ユニットがケーシング内に収容されたときにその操作パネルが開口部を覆うようにしてもよい。
このような構成によれば、基板ユニットと操作パネルが一体化しているため、操作パネルを前方に引出すことによって基板ユニットも引出すことができる。基板ユニットの取付けや取外し作業がさらに容易となる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に説明する実施例の主要な特徴を列記する。
(形態1)ケーシングの開口部から手の届く範囲にコネクタパネルが設けられている。コネクタパネルはケーシングに固定されている。コネクタパネルには、ケーシング内に配置されている各種電気機器から伸びるケーブル先端に固定されているコネクタが固定されている。基板ユニットからはコネクタ付きのケーブルが延びており、基板ユニット側のコネクタがコネクタパネルに固定されているコネクタに接続される。
【0012】
【実施例】
以下、本発明の好適な実施形態を説明する。
本発明を具現化した第1実施例を図1から図4を用いて説明する。図1は本実施例の加熱調理器の正面図であり、図2、図3は同加熱調理器の縦断面図であり、図4は同加熱調理器の構成を説明するための縦断面図である。
ここに示す加熱調理器10は、システムキッチンのキッチンキャビネットに組込まれるビルトイン型加熱調理器である。
図2に示すように、この加熱調理器10は、キッチンカウンタ14の取付け孔14aに落し込まれて設置されるケーシング16と、このケーシング16の上部開口を覆う耐熱強化ガラス製のトッププレート18と、トッププレート18の下方に配設される左右一対の誘導加熱部20と、左右一対の誘導加熱部20の下方に配設されて誘導加熱部20を下方から支持する加熱部支持板30と、加熱部支持板30の下方に配設されるグリルユニット22と、グリルユニット22に並設される基板ユニット24を備えている。
図1に示すように、ケーシング16の前方には外装部12が形成されている。外装部12はグリルユニット22の焼成庫(32:図2参照)の開口部を塞ぐ扉38と、各種操作スイッチが配された操作パネル64を有している。なお、図2はケーシング16の前面の外装部12のすぐ後方で縦断した断面図である。
【0013】
図2に示すように、左右一対の誘導加熱部20のそれぞれには加熱コイル26が配設されている。これらによってトッププレート18上に載置された鍋等の被加熱物を誘導加熱する。なお、この加熱調理器10には2個の加熱コイル26の中間後方にラジエントヒータ(28:図3参照)が配設されている。これらの熱源を有する誘導加熱部20は加熱部支持板30によって支持されている。
【0014】
加熱部支持板30の下方にはグリルユニット22が配設されている。即ち、ケーシング16の下方に焼成庫32が形成され、この焼成庫32内に2個のグリルヒータ34が上下に並列して配設されている。これらによって焼成庫32の下部に収容されるトレイ36に焼網(図示省略)を介して載せられる魚等の被加熱物を上下方向から加熱する。なお、焼成庫32の前部には被加熱物を出し入れするための開口部が形成されている。トレイ36の前方にはこの開口部を塞ぐための扉(38:図1参照)が形成されており、トレイ36を焼成庫32の所定の位置に収容すると、この扉38によって焼成庫32の開口部が塞がれる。
【0015】
加熱部支持板30の下方にはグリルユニット22に隣接して基板ユニット24が配設されている。即ち、基板ユニット24は操作パネル64の後方に配設されている。図2、図3に示すように、基板ユニット24は次のように構成されている。2個の加熱コイル26を駆動制御する2個のIH基板40,42はそれぞれの基板支持板44,46に水平に固定されている。また、各熱源やヒータ類28,34や後述する冷却ファン48(図3)の動作を全体的に制御する制御基板50は基板支持台52に立てられて固定されている。基板支持板44,46と基板支持台52は互いに独立しており、基板支持台52上にIH基板40が固定された基板支持板44が載置され、さらにこの基板支持板44の上方を覆うようにIH基板42が固定された基板支持板46が重ねられる。即ち、基板支持台52上には制御基板50と2個のIH基板40,42が互いに独立して載置されている。なお、この基板支持台52はケーシング16の底部に載置されているだけであり、固定されていない。
【0016】
図3に示すように、加熱部支持板30は、基板ユニット24の上方に当たる箇所に一段低い段部30aが形成されている。この段部30aに電源基板66が固定されている。電源基板66は電源コード68によって外部電源と接続される。操作パネル64の裏面にはコネクタ付きのケーブル54が配されており、制御基板50の前面側に配されているコネクタ付きのケーブル56と着脱自在に接続されている。操作パネル64に設けられた各種操作スイッチから送信される操作信号は、これらのコネクタ付きのケーブル54,56を介して制御基板50に入力される。
基板ユニット24の各電子基板40,42,50にはそれぞれコネクタ付きのケーブル58が接続されており、これらのコネクタ付きのケーブル58はケーシング16の前面の開口部近傍に形成されたコネクタパネル62に着脱自在に接続されている。このコネクタパネル62には、ケーシング16内に配置されている各種電気部品から伸びるケーブル(60:図3参照)に接続されたコネクタが集中している。加熱調理器10の各種動作に関わる各種電気部品と各電子基板40,42,50はこのコネクタパネル62で電気的に接続されている。
【0017】
基板ユニット24の後方には電子基板40,42,50を強制的に冷却するための冷却ファン48が配設されている。図示しないファンモータが駆動すると、トッププレート18の後部に設けられた吸気口18aからケーシング16内に外気を導入する。そして、導入された空気が電子基板40,42,50とこの近傍を空冷する。空冷に用いられた後の空気は吸気口18aに並設された図示しない排気口からケーシング16外に排気される。
【0018】
ケーシング16の前面には、操作パネル64の後方で基板ユニット24の前方に当たる部分に開口部63が設けられている。この開口部63は操作パネル64によって覆うことができ、且つ基板ユニット24を通過させることができる形状である。従って、基板ユニット24をケーシング16の前面の開口部63から取付けたり取外したりすることができる。
この基板ユニット24の取付け・取外しの様子を図4を用いて説明する。加熱調理器10本体から基板ユニット24を取外す場合には、まず、操作パネル64を取外し、操作パネル64側のコネクタ付きのケーブル54と基板ユニット24側のコネクタ付きのケーブル56の接続を外す。なお、操作パネル64はケーシング16の前面にビス止めされているだけであり、加熱調理器10が設置された状態のままで容易に取外すことができる。次に、コネクタパネル62から各電子基板のコネクタ付きのケーブル58を外す。コネクタパネル62はケーシング16の開口部63の近傍に配されており、加熱調理器10が設置された状態のままで容易にコネクタ付きのケーブル58を外すことができる。そして、基板支持台52を前方に引出す。以上の動作により、基板ユニット24を取外すことができる。なお、加熱調理器10に基板ユニット24を取付ける場合には以上の動作を逆の手順で行なう。
【0019】
本実施例によれば、加熱調理器10の加熱部支持板30より下側に配設されている複数の電子基板は集約されて基板支持台52に取付けられている。また、これらの電子基板を電気的に接続している各コネクタ付きケーブルとコネクタパネル62との着脱操作や、制御基板50と操作パネル64との着脱操作を、ケーシング16の前面の開口部63から行なうことができる。さらに、この開口部63から基板ユニット24を基板支持台52ごと前に引出したり押入れたりすることができる。このことから、加熱調理器10をキッチンカウンタ14に設置した状態で、容易に基板ユニット24を取外したり取付けたりすることができる。
【0020】
本発明を具現化した第2実施例を図5を用いて説明する。図5は本実施例の加熱調理器の構成を説明するための縦断面図である。なお、本実施例の加熱調理器の構成は第1実施例に示した加熱調理器とほぼ同様である。従って、ここでは第1実施例と相違する特徴的な部分のみを説明し、同様な部分の説明は省略する。また、第1実施例と同様な部分については共通の符号を用いる。
図5に示すように、本実施例の加熱調理器100は、基板ユニット24と操作パネル64が一体化されている点において第1実施例の加熱調理器10と相違している。即ち、加熱調理器100は、第1実施例と同様に、基板ユニット24をケーシング16前面の開口部63から引出したり押入れたりすることができる。また、各電子基板のコネクタ付きのケーブル58は第1実施例と同様にコネクタパネル62に接続されており、ケーシング16の開口部63から容易に着脱を行なうことができる。
【0021】
本実施例では、操作パネル64は基板ユニット24の基板支持台52の前部に固定されており、操作パネル64からの操作信号は制御基板50に直接送信される。
この加熱調理器100本体から基板ユニット24を取外す場合には、まず、操作パネル64をケーシング16に固定しているビスを取外して操作パネル64ごと前方に引出す。次に、コネクタパネル62から各電子基板のコネクタ付きのケーブル58を外す。そして、さらに操作パネル64を前方に引出して操作パネル64と一体化した基板ユニット24を取出す。以上の動作により、操作パネル64と一体化した基板ユニット24を容易に取外すことができる。なお、加熱調理器100に基板ユニット24を取付ける場合には以上の動作を逆の手順で行なう。
【0022】
本実施例によれば、第1実施例と同様に、加熱調理器100の加熱部支持板30より下側に配設されている複数の電子基板は集約されて基板支持台52に取付けられている。また、これらの電子基板を電気的に接続しているコネクタ付きのケーブル58とコネクタパネル62との着脱操作をケーシング16前面の開口部63から行なうことができる。そして、この開口部63からこの基板ユニット24を基板支持台52ごと前に引出したり押入れたりすることができる。さらに、操作パネル64と基板ユニット24とが一体化しており、制御基板50と操作パネル64とが直接接続されている。このことから、加熱調理器10をキッチンカウンタ14に設置した状態で、操作パネル64を引出したり押入れたりするだけで容易に基板ユニットを取外したり取付けたりすることができる。
【0023】
本発明を具現化した第3実施例を図6を用いて説明する。図6は本実施例の加熱調理器の構成を説明するための縦断面図である。なお、本実施例の加熱調理器の構成は第1実施例や第2実施例に示した加熱調理器とほぼ同様である。従って、ここでは第1実施例や第2実施例と相違する特徴的な部分のみを説明し、同様な部分の説明は省略する。また、第1実施例や第2実施例と同様な部分については共通の符号を用いる。
図6に示すように、本実施例の加熱調理器200は、基板ユニット24と操作パネル64が一体化されている点において第1実施例の加熱調理器10と相違しており、さらに各電子基板にコネクタ付きのケーブル58が配されていない点において第1実施例の加熱調理器10や第2実施例の加熱調理器100と相違している。即ち、加熱調理器200では、第1実施例や第2実施例と同様に、基板ユニット24をケーシング16前面の開口部63から引出したり押入れたりすることができる。また、第2実施例と同様に、操作パネル64は基板ユニット24の基板支持台52の前部に固定されており、操作パネル64からの操作信号は制御基板50に直接送信される。
【0024】
本実施例では、基板ユニット24の後部に基板ユニット側接続部70が形成され、基板ユニット24をケーシング16内の所定位置に収容したときにこの基板ユニット側接続部70が当接する箇所にケーシング側接続部72が形成されている。このケーシング側接続部72はケーシング16に固定されている。このケーシング側接続部72には、ケーシング16内に配置されている各種電気部品から伸びるケーブル(図示省略)が集中的に接続されている。基板ユニット側接続部70とケーシング側接続部72は、基板ユニット24がケーシング16内に収容されて操作パネル64がケーシング16に当接した状態であるときに接続されている。これらの基板ユニット側接続部70とケーシング側接続部72が接続されることによって、各電子基板と各種電気部品が電気的に接続される。従って、第1実施例や第2実施例に配されていたようなコネクタ付きのケーブル(58:図2〜5参照)は配されていない。
この加熱調理器200本体から基板ユニット24を取外す場合には、操作パネル64をケーシング16に固定しているビスを取外して操作パネル64ごと前方に引出す。この動作により、各電子基板と各種電気部品との電気的な接続を絶ち、操作パネル64と一体化した基板ユニット24を容易に取外すことができる。なお、加熱調理器200に基板ユニット24を取付ける場合には以上の動作を逆の手順で行なう。
【0025】
本実施例によれば、第1実施例あるいは第2実施例と同様に、加熱調理器200の加熱部支持板30より下側に配設されている複数の電子基板が集約されて基板支持台52に取付けられている。また、この開口部63からこの基板ユニット24を基板支持台52ごと前に引出したり押入れたりすることができる。さらに、操作パネル64と基板ユニット24とが一体化しており、制御基板50と操作パネル64とが直接接続されている。そして、基板ユニット側接続部70とケーシング側接続部72が形成されているため、基板ユニット24をケーシング16内の所定位置に設置することによって基板ユニット側接続部70とケーシング側接続部72が接続されて各電子基板と各種電気部品とが電気的に接続される。これらのことから、加熱調理器10をキッチンカウンタ14に設置した状態で、操作パネル64を引出したり押入れたりするだけで容易に電子基板を取外したり取付けたりすることができる。
【0026】
本発明の加熱調理器では、加熱部支持板の下方に配される複数の電子基板が基板ユニットを形成している。電子基板がユニット化しているため、電子基板のメインテナンス時には基板ユニットごと取外して行なえばよい。また、基板ユニットの取外しや取付けは、基板ユニットをケーシングの開口部から引出したり、ケーシング内に押入れたりすることによって容易に行なうことができる。従って、加熱調理器が設置された状態のままで、トッププレート等の他の部品を取外すことなく、ケーシングの前面から基板ユニットの取付けや取外しを容易に行なうことができる。このことによって、電子基板のメインテナンスの際の作業性を向上させることができる。
【0027】
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の加熱調理器の正面図。
【図2】 同加熱調理器の縦断面図。
【図3】 同加熱調理器の縦断面図。
【図4】 同加熱調理器の構成を説明するための縦断面図。
【図5】 第2実施例の加熱調理器の構成を説明するための縦断面図。
【図6】 第3実施例の加熱調理器の構成を説明するための縦断面図。
【符号の説明】
10:加熱調理器
12:外装部
14:キッチンカウンタ、14a:取付け孔
16:ケーシング
18:トッププレート、18a:吸気口
20:加熱部
22:グリルユニット
24:基板ユニット
26:加熱コイル
28:ラジエントヒータ
30:加熱部支持板、30a:段部
32:焼成庫
34:グリルヒータ
36:トレイ
38:扉
40:IH基板
42:IH基板
44:基板支持板
46:基板支持板
48:冷却ファン
50:制御基板
52:基板支持台
54:コネクタ付きケーブル
56:コネクタ付きケーブル
58:コネクタ付きケーブル
60:ケーブル
62:コネクタパネル
63:開口部
64:操作パネル
66:電源基板
68:電源コード
70:基板ユニット側接続部
72:ケーシング側接続部

Claims (5)

  1. トッププレートと、
    トッププレートの下方に配設された誘導加熱部と、
    誘導加熱部の下方に配設されて誘導加熱部を支持する加熱部支持板と、
    加熱部支持板の下方に配設されたグリルユニットと、
    加熱部支持板の下方においてグリルユニットと並設され、複数の電子基板をサブアッシー化した基板ユニットと、
    前記の誘導加熱部と加熱部支持板とグリルユニットと基板ユニットを収容し、前記トッププレートを支持するケーシングとを備え、
    前記基板ユニットの前面に対向する箇所において前記ケーシングの前面に前記基板ユニットが通過可能な開口部が設けられており、
    各種操作スイッチが設けられているとともにケーシングから分離可能な操作パネルが前記開口部を覆う位置に配置されていることを特徴とする誘導加熱調理器。
  2. 基板ユニットとケーシング内の各種電気部品が前記開口部の近傍でコネクタによって接続されていることを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  3. 基板ユニットとケーシング内の各種電気部品が、基板ユニットが前記開口部からケーシング内の所定位置に収容されたときに、基板ユニット側接続部とこの基板ユニット側接続部が当接する箇所に設けられたケーシング側接続部とによって接続されることを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  4. 前記操作パネルは、前記開口部の近傍でコネクタによって基板ユニットに接続されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の誘導加熱調理器。
  5. 前記操作パネルは基板ユニットの前方形成されており、この操作パネルは基板ユニットがケーシング内に収容されたときに前記開口部を覆ことを特徴とする請求項2又は3に記載の誘導加熱調理器。
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