JP5094231B2 - 床下収納ユニット - Google Patents
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Description
このような従来の床下収納庫は、床に開設された開口部の開口縁に、アルミ製等の枠材からなる蓋枠(扉枠)を係止させて、該蓋枠に収納庫を連設する、あるいは、着脱自在に係止させるとともに、蓋体(扉体)を開閉自在に支持させるようにしている。
このような蓋枠は、矩形枠状に形成され、上端に設けられた鍔状の係止部を、開口縁に係止させて、開口部に取付けられる。
例えば、下記特許文献1では、上記のような蓋枠(入口枠4)を採用した床下収納庫の蓋体の自立構造に関する発明が提案されている。
キッチンや洗面所等に設けられることが多い比較的小型の床下収納庫では、その蓋枠も小型であるため、施工時等において、その取り扱いが困難となることは多くはないが、保管時や運搬時等には、嵩だかとなるという問題があった。
また、特に、近年、大容量の収納スペース、例えば、開口が畳1枚分程度で容量が300リットル超の床下収納庫も提案されている。このような大容量の収納庫では、蓋枠も大型となり、保管時や運搬時だけでなく、施工時にも、その取り扱いが容易ではないという問題があった。
さらに、このような大容量の収納庫は、大型であるため施工現場での組立が容易ではなく、収納箱と該収納箱の上端部に取付けられた蓋枠とを、工場等で予め組み立てて、施工現場へ搬送することが多い。このような場合は、工場等での保管スペースや運搬時の運搬スペースを多く必要とし、また、組み立てられて大型となるため、その取り扱いがより困難なものとなるという問題があった。
また、前記係合枠材は、前記固定枠材と係合することによって、取付けられるので、施工が容易となる。
また、底板を更に備え、前記固定枠材及び前記係合枠材のそれぞれの下端部に係止部を更に形成して、該係止部に前記底板を係止させる構成としているので、固定枠材と係合枠材と底板とで、収納空間を形成できる。また、例えば、固定枠材及び係合枠材の高さ方向への長さを長くすることで、収納空間を広くとることもできる。
さらに、収納空間を形成するそれぞれの部材が、複数の部材で構成されているので、その取り扱いが容易である。例えば、前記したような従来の大容量の収納庫は、大型であるため施工現場での組立が容易ではなく、収納箱と該収納箱の上端部に取付けられた蓋枠とを、工場等で予め組み立てて、施工現場へ搬送することが多い。このような場合は、工場等での保管スペースや運搬時の運搬スペースを多く必要とし、また、組み立てられて大型となるため、その取り扱いがより困難なものとなるという問題があった。
これに対して、本発明によれば、床下収納ユニットを、複数の部材で構成し、容易に施工現場で組付けられるようにしているため、保管時や運搬時、施工時の取り扱いが容易であるとともに、保管スペースや運搬スペースの省スペース化が図れる。
図1は、第1実施形態に係る床下収納ユニットが床に取付けられた状態を示す概略斜視図、図2は、同実施形態に係る床下収納ユニットの一部分解概略斜視図、図3は、同実施形態に係る床下収納ユニットの一部分解概略平面図、図4は、同実施形態に係る床下収納ユニットの取付構造を説明するための床に開設された開口部の概略斜視図、図5は、同実施形態に係る床下収納ユニットが床に取付けられた状態を示す概略断面図である。
尚、図1において、符号3aは、後記する畳3の縁(へり)である。
扉枠10は、図2及び図3に示すように、一対の固定枠材11,11と、一対の係合枠材15,15とを備えている。
固定枠材11及び係合枠材15は、それぞれ板状部材で構成され、それぞれの厚みが略同厚さとされ、それぞれの高さが略同高さとされている。
肩部14は、係合枠材15の厚み分延出して、その上面である係合段部上面12の延出幅が係合枠材15の厚みと同じ幅となるようにしている。また、係合段部上面12には、ダボ12aが突設されている。
固定枠材11の下端部には、内方(開口部4に取付けられた状態での内方、すなわち、対向する他方の固定枠材の方向を指す。)へ向けて突出した角柱状の固定枠材側係止部13が形成されている。この固定枠材側係止部13は、固定枠材11の長手方向に沿って形成されている。また、固定枠材側係止部13は、固定枠材11の長手方向の全長に亙って形成されておらず、長手方向中央部よりにのみ設けられている。
また、固定枠材11の上方よりの適所には、後記する雄ネジ9が挿通されるネジ挿通孔11bが穿設されている。
この耳部18は、上記した固定枠材11の厚み分延出して、その下面である係合段部下面16の延出幅が固定枠材11の厚みと同じ幅となるようにしている。また、係合段部下面16には、上記ダボ12aが挿入されるダボ穴16aが形成されている。
係合枠材15の下端部には、内方(開口部4に取付けられた状態での内方、すなわち、対向する他方の係合枠材の方向を指す。)へ向けて突出した角柱状の係合枠材側係止部17が形成されている。この係合枠材側係止部17は、係合枠材15の長手方向に沿って形成されている。また、係合枠材側係止部17は、係合枠材15の長手方向の全長に亙って形成されておらず、長手方向中央部よりにのみ設けられている。
尚、図2において符号31(図3では不図示)は、支持部を構成し、後記する連結部30が備える連結機構収容カバーである。
すなわち、固定枠材11と係合枠材15とが係合した際に、各係止部13,17は、各枠材11,15の下端部で、後記する底板40を係止するための矩形状の係止枠となる。
また、固定枠材11と係合枠材15とは、互いに係合した際には、上下に開放した中空の略四角筒状体となる。
底板40は、板状体で構成され、各枠材11,15が係合して形成される前記略四角筒状体に挿入可能かつ各係止部13,17に係止保持される大きさに形成されている。
この底板40が、各係止部13,17に係止されて、収納空間SS1が形成される。
また、各係止部13,17のそれぞれは、本実施形態では、各枠材11,15の長手方向に沿って連続した角柱状に突設されているが、連続したものとせず、適所に係止片として突設させる構成としてもよい。
さらに、底板40の各係止部13,17へのかかり代は、底板40の強度、及び収納空間SS1の容量等に応じて、適宜、設計することが好ましい。
さらにまた、底板40の外周縁部裏面に、凸条を形成し、前記各係止部13,17の上面に、その凸条に係合する凹溝を形成して、底板40を係止させるようにしてもよい。あるいは、底板40をネジや釘、接着剤等で、各係止部13,17へ固着させる構成としてもよい。
扉板21は、前記のように形成された収納空間SS1を閉塞する蓋を構成し、後記する連結部30で係合枠材15と連結されている。
扉板21の下面側(収納空間SS1側)には、連結部30の取付プレート32が固着されている。
扉板21の大きさは、固定枠材11と係合枠材15とが互いに係合して前記略四角筒状体とされた、その略四角筒状体の内周に合わせて形成されている。換言すれば、扉板21の外周は、畳3の外周よりも各枠材11,15の厚み分だけ、小さく形成されている。
ガススプリング33、リンクアーム34,35のそれぞれ両端は、取付プレート32及び連結機構収容カバー31に連結され、揺動自在に支持されている。
連結機構収容カバー31は、係合枠材15の内側面上方よりに固着され、扉体20が閉塞された状態では、ガススプリング33、リンクアーム34,35を収容するとともに、扉体20を開閉自在に支持する支持部を構成する。
このような扉枠10と扉体20とを連結する機構は、例えば、特開平11−62357号公報、特開2002−220967号公報に開示がある連結機構を適用してもよく、ここでの詳述は省略する。
また、連結部30の構成は、少なくとも扉枠10(係合枠材15)と、扉体20とを連結し、扉体20を開閉自在に支持可能なものであればどのようなものでもよく、扉体20を回動自在に支持、あるいは、スライド自在に支持する構成としてもよい。
開口部4は、床板2を切除して矩形状に形成されており、その大きさは、畳3の一枚分に相当する大きさとされている。また、畳3が床板2に敷設された状態では、畳3と床板2とで床1を構成し、その場合は、床1に開設された開口部4とは、床板2を切除して形成された空間と、畳3の一枚分が除去された空間とが連通した部位を指す。
床板2は、その下方から根太6、支持桟を構成する大引5、束7、束石8で支持されている。
大引5の開口側内側面5aの適所には、前記した固定枠材11を固着させる際に、雄ネジ9(図5参照)と螺合する雌ネジ部5bが形成されている。
開口部4の一方の対向する固定枠材用辺4a,4aには、前記した一対の固定枠材11,11が、それぞれ固着され、他方の対向する係合枠材用辺4b,4bには、前記した一対の係合枠材15,15が固定枠材11,11とそれぞれ係合することによって、取付けられる。
尚、固定枠材11の固着は、予めネジ挿通孔11b、雌ネジ部5bを形成せず、木ネジを螺入、あるいは、釘等によって固着してもよい。または、接着剤等により固着させてもよい。
このように、係合枠材15,15が、開口部4に固着された固定枠材11,11と係合した状態では、係合枠材15,15のそれぞれは、以下のように規制されて係止保持される(以下、図2及び図3参照)。
すなわち、係合枠材15の外側面上方部位15bは、床板2の開口側内側面2a及び根太6の開口側内側面6aに規制される。また、両端部に形成された耳部18の開口側内側面18aは、固定枠材11の上部側端面11cに規制される。さらに、耳部18の左右端面18bは、床板2の開口側内側面2a及び大引5の開口側内側面5aに規制され、下部側端面15cは、固定枠材11の肩部14の開口側内側面14aに規制される。
尚、係合枠材15,15を上記したように係止させ、さらに、ネジや釘等により根太6の開口側内側面6aあるいは固定枠材11,11に固着させるようにしてもよい。
また、係合段部を構成する肩部14の係合段部上面12にダボ12aを突設させ、耳部18の係合段部下面16にダボ12aが挿入されるダボ穴16aを形成しているが、これらダボ12a、ダボ穴16aを形成しないものとしてもよい。あるいは、ダボとダボ穴に換えて、係合段部上面12、係合段部下面16のそれぞれにピン穴を形成し、ピンを挿入するようにしてもよい。
また、連結部30、扉体20をそれぞれ取付けて、図5に示すように、床下収納ユニットAが形成される。
尚、係合枠材15に連結部30、扉体20をそれぞれ組み付けた状態で、固定枠材11,11に対して係合させる構成としてもよい。
また、扉枠10の各係止部13,17に、底板40を係止させて、収納空間SS1を形成するようにしているので、取り扱いが容易であるとともに、施工現場で容易に床下収納ユニットAの組み付けができる。
これにより、従来の大容量の収納庫のように、工場等で予め扉枠と収納箱とを組み付ける必要がなく、よって、保管スペースや運搬スペースの省スペース化が図れる。
さらに、各枠材11,15の高さの調整により、収納スペースを増減させることもできる。
また、各枠材11,15、底板40、扉板21のそれぞれを、断熱性部材で構成するようにしてもよい。
さらに、本実施形態では、畳3の形状に合わせて、開口部4の形状が平面視長方形状とされたものを例示しているが、これに限られず、矩形状であればどのようなものでもよい。また、開口部4の大きさも一枚分の畳3の大きさとしているが、これよりも大きい開口部、あるいは、これよりも小さい開口部にも本実施形態の床下収納ユニットAの取付けが可能である。このような場合は、床下収納ユニットAの各部材の大きさを開口部の大きさに合わせて形成すればよい。
さらにまた、開口部4が平面視で長方形状の場合は、本実施形態のように、固定枠材11を、その長辺側に固着させ、係合枠材15を、その短辺側に取付ける態様とすることが好ましい。
さらに、本実施形態では、大引5の開口側内側面5aに対して固定枠材11を固着させる構成としているが、補強桟等を別途、開口縁下方に取付けて、その補強桟に対して固定枠材11を固着させるようにしてもよい。
さらにまた、本実施形態では、床下収納ユニットAの取付け箇所として、地盤面(土間)との間に形成された床下スペースを利用する構成を例示しているが、これに限らず、階上の床下(天井裏)スペースを利用する構成にも適用が可能である。
また、本実施形態では、固定枠材11及び係合枠材15のそれぞれは、それらの両端部に、互いに係合する係合段部14,18を形成して、係合させる態様について、例示しているが、これに限られず、例えば、互いに係合する凹凸部を形成して、係合させるようにしてもよい。
図6は、第2実施形態に係る床下収納ユニットの一部分解概略斜視図、図7は、同実施形態に係る床下収納ユニットが床に取付けられた状態を示す概略断面図である。
尚、第1実施形態との相違点を中心に説明し、第1実施形態と同様の構成については、同一符号を付し、説明を省略する。
収納箱体41は、有底の箱部43と、その箱部43の上端周縁から外方へ向けて突出した上端鍔部42とを有している。
箱部43の外側面の外周は、前記第1実施形態で説明した各係止部13,17によって形成される矩形状係止枠に対して挿入可能な構成とされ、また、上端鍔部42の外周は、各枠材11A,15Aが係合して形成される前記略四角筒状体に挿入可能かつ各係止部13,17に係止保持される大きさに形成されている。
このものでも、各枠材11A,15Aの高さ、箱部43の深さのうち少なくともいずれか一方を調整することで、収納スペースの増減ができる。
このような表面がフローリングとされた床に開設された開口部に、蓋枠の鍔状係止部を開口部の開口縁に係止させて、該蓋枠を開口部に取付ける構成とした従来の床下収納庫では、鍔状係止部の一部が床表面に露出し、床表面との間に僅かな段差が形成されて、踏んだ際の感触が悪かったり、躓いたりする恐れがある。あるいは、このような段差を生じさせないために、フローリング表面の加工が必要になる。これに対して、本実施形態に係る床下収納ユニットBによれば、扉枠10Aを構成する固定枠材11Aを、前記第1実施形態と同様、大引5の開口側内側面5aに固着させて、固定枠材11A及び係合枠材15Aのそれぞれの上端面11a及び上端面15aが、開口部4の開口上端縁4cよりも下方位置となるように取付けられるので、扉枠10Aが床1Aの表面側に露出することがなく、意匠性にも優れたものとなる。
また、本実施形態に係る床下収納ユニットBを、開口部4に取付ける際には、扉枠10Aを取付けた後に、収納箱体41を前記したように係止させ、次いで、連結部30、扉体20Aを取付けるようにしてもよい。
さらに、収納箱体41の上端鍔部42の各係止部13,17へのかかり代は、収納箱体41の強度、及び収納空間SS2の容量等に応じて、適宜、設計することが好ましい。
さらにまた、上端鍔部42の外周縁部裏面に、凸条を形成し、前記各係止部13,17の上面に、その凸条に係合する凹溝を形成して、収納箱体41を係止させるようにしてもよい。あるいは、上端鍔部42をネジや釘、接着剤等で、各係止部13,17へ固着させる構成としてもよい。
また、前記第1実施形態で説明した畳敷きの床1に開設された開口部4へ、本実施形態に係る床下収納ユニットBを取付ける構成としてもよい。この場合は、扉体20Aを、畳3と扉板21とで構成するようにすればよい。
図8(a)は、第3実施形態に係る床下収納ユニットが床に取付けられた状態を示す概略断面図である。
尚、第1実施形態との相違点を中心に説明し、第1実施形態と同様の構成については、同一符号を付し、説明を省略する。
すなわち、扉体20Bを構成する扉板21Aは、その外周が、畳3の外周と略同大に形成されている。また、扉枠10を構成する各枠材11,15は、扉板21Aの厚み分、前記第1実施形態で説明した扉枠10よりも下方位置に取付けられている。すなわち、前記第1実施形態では、各枠材11,15の上端面11a,15aが床板2の表面と同高さとなるようにして各枠材11,15の取付けがなされている。これに対して、本実施形態では、各枠材11,15の上端面11a,15aが床板2の表面から扉板21Aの厚み分、下方位置となるようにして各枠材11,15の取付けがなされている。
すなわち、扉体20Bが閉状態とされた際には、扉板21Aの外周部下面が各枠材11,15の上端面11a,15aに当接し、床板2に敷設された他の畳3と、扉体20Bを構成する畳3との表面が略面一となる。
尚、本実施形態で説明した扉板21Aを、前記第2実施形態に係る扉板21に適用してもよい。この場合は、適宜、各枠材11,15の取付け位置を調整すればよい。
尚、第1実施形態との相違点を中心に説明し、第1実施形態と同様の構成については、同一符号を付し、説明を省略する。
すなわち、扉枠10Bを構成する固定枠材11B、係合枠材15Bのそれぞれは、その下端部に係止部を備えておらず、床下のスペースが収納空間SS3を構成する。つまり、本実施形態では、土間や天井裏のスペースが直接、収納空間SS3となる。これにより、簡易な構成かつ安価な床下収納ユニットDとなる。
また、本実施形態では、扉体20Cを構成する扉板21Bは、前記段部11c,15cの幅分だけ各枠材11B,15Bが係合して形成される略四角筒状体の内側面の内周(段部11c,15cの形成されていない部位の内周を指す。)よりも大となるように形成されている。すなわち、扉体20Cが閉状態とされた際には、扉板21Bの外周部が前記段部11c,15cに受入れられて当接し、その扉板21Bの外周に露出する畳3の下面が、前記段部11c,15cの形成されていない各枠材11B,15Bのそれぞれ上端面11a,15aに当接して、床板2に敷設された他の畳3と、扉体20を構成する畳3との表面が略面一となる。
また、本実施形態の各枠材11B,15Bのそれぞれの高さは、前記第1実施形態乃至第3実施形態の各枠材と同様、略同高さとしているが、異なる高さとしてもよい。特に、本実施形態では、前記第1実施形態乃至第3実施形態のように、下端部に係止部を形成して底板や収納箱体を係止する構成としていないため、互いに係合して取付けられた状態で、各枠材11B,15Bの上端面11a,15aが、少なくとも略面一となるようにすればよく、例えば、係合枠材15Bの高さを、固定枠材11Bよりも低いものとしてもよい。
例えば、係合枠材15Bを、その長手方向の全長に亙って、固定枠材11Bの係合段部を構成する肩部14に係合するだけの高さとしてもよい。換言すれば、耳部18のみが長手方向の全長に亙って形成されたような高さを指す。
2 床板(床)
3 畳(床、扉体)
3A フローリングパネル(床、扉体)
4 開口部
4a 固定枠材用辺(開口部の一方の対向する辺)
4b 係合枠材用辺(開口部の他方の対向する辺)
4c 開口上端縁
5 大引(支持桟)
5a 開口側内側面(大引)
10,10A,10B 扉枠
11,11A,11B 固定枠材
11a 上端面(固定枠材)
13 固定枠材側係止部
14 肩部(固定枠材の係合段部)
15,15A,15B 係合枠材
15a 上端面(係合枠材)
17 係合枠材側係止部
18 耳部(係合枠材の係合段部)
20,20A,20B,20C 扉体
21,21A,21B 扉板(扉体)
40 底板
41 収納箱体
42 上端鍔部(収納箱体の上端部)
A、B、C、D 床下収納ユニット
SS1,SS2,SS3 収納空間
Claims (2)
- 床に開設された矩形状の開口部に取付けられる扉枠と、該扉枠に支持される扉体と、底板とを少なくとも備えており、
前記扉枠は、前記開口部の一方の対向する辺に、それぞれ固着される一対の固定枠材と、
前記扉体を開閉自在に支持する支持部がそれぞれに設けられた一対の係合枠材とを有し、前記一対の固定枠材及び前記一対の係合枠材のそれぞれの両端部には、前記開口部に固着された前記一対の固定枠材に対して前記一対の係合枠材が上方から挿し入れられて互いに係合する係合段部が形成されており、互いの係合段部がそれぞれ係合してこれら一対の係合枠材が係止保持されて前記開口部の他方の対向する辺にそれぞれ取り付けられる構成とされ、
前記一対の固定枠材及び前記一対の係合枠材のそれぞれの下端部には、前記一対の固定枠材及び前記一対の係合枠材の係合段部が互いに係合した状態で、互いに隣接する両端部が互いに当接し、かつそれぞれの上面が同高さとなる係止部が設けられており、前記底板が、これら係止部に係止保持されることを特徴とする床下収納ユニット。 - 請求項1において、
前記固定枠材は、前記開口部の開口縁下方に設けられた支持桟の内側面に固着される構成とされており、
前記固定枠材及び前記係合枠材のそれぞれは、前記開口部に取付けられた際には、それらの上端面が該開口部の開口上端縁よりも下方位置となるように取付けられる構成としている床下収納ユニット。
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