JP5092116B1 - 製剤取出装置 - Google Patents

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JP5092116B1 JP2012023556A JP2012023556A JP5092116B1 JP 5092116 B1 JP5092116 B1 JP 5092116B1 JP 2012023556 A JP2012023556 A JP 2012023556A JP 2012023556 A JP2012023556 A JP 2012023556A JP 5092116 B1 JP5092116 B1 JP 5092116B1
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Abstract

【課題】 製剤の取り残しの発生を抑制することができる製剤取出装置を提供する。
【解決手段】 PTPシートを投入する投入口18と、製剤が取り出されたPTPシートを排出する排出口19とが設けられたハウジング11を備え、ハウジング11の内部には、PTPシートの進行方向と直交する方向へ伸びるシャフト21によって複数の駆動ローラ22,31が支持されているとともに、シャフト21と平行に伸びる支持ロッド23によって挟持体が支持され、複数の駆動ローラ22,31と挟持体との間にPTPシートを挟み込んで駆動ローラ22,31が回転することでハウジング11内部をPTPシートが進行方向へ搬送され、PTPシートの製剤封入部と対応する位置に配設されたシャフト21上の押圧ローラ41が押圧面41dでPTPシートの製剤封入部を押圧するように構成されているとともに、押圧ローラ41の押圧面41dに凸部42が設けられている。
【選択図】 図11

Description

本発明は、錠剤及びカプセル剤のうち少なくとも一方の製剤をPTPシートから取り出
すための製剤取出装置に関する。
病院、老人福祉施設、介護施設では、看護師や介護者が入院患者や要介護者のために上
記製剤をPTPシートから取り出す作業を行っているが、こうした製剤をPTPシートか
らひとつずつ手で取り出す作業は、煩雑であり長時間を要してしまう。そこで特許文献1
に示されるような錠剤取出装置が提案されている。
特許文献1の錠剤取出装置は、PTPシートを上流側より下流側へ搬送するための複数
の駆動ローラと、複数の前記駆動ローラ相互の間隔を変更する駆動ローラ間隔変更機構と
、前記駆動ローラに係合され、該駆動ローラの回転に伴って従動し、該駆動ローラとの間
に前記PTPシートを挟み込んで上流側より下流側へ搬送する従動ローラと、前記駆動ロ
ーラと同軸状に配設され、前記駆動ローラ及び前記従動ローラによる搬送の際に前記PT
Pシートの錠剤封入部を押圧する押圧ローラと、を備えており、前記駆動ローラ及び前記
従動ローラには、前記PTPシートの端部を把持する把持部が設けられ、前記駆動ローラ
間隔変更機構は、隣り合う前記駆動ローラ間の中間部に前記押圧ローラが位置するように
該押圧ローラの位置をも変更するように構成されている。
特許第4427683号公報
ところが、上記従来の装置では、上記押圧ローラで上記PTPシートの製剤封入部を十
分に押圧できず、製剤の取り残しが発生しやすいという問題があった。
すなわち、一般に手作業でPTPシートの製剤封入部から製剤を取り出す場合、まず製
剤封入部の中央の膨らんだ部分を指の腹で押すことで該製剤封入部内の製剤を押し、PT
Pシート裏面のアルミニウム等からなる金属薄膜に亀裂を入れ、そのままPTPシートを
湾曲させたり、製剤封入部をつぶしたりすることで、該製剤封入部内から出ようとする製
剤で該金属薄膜を亀裂から押し開いて、製剤を押し出している。
一方、上記特許文献1の装置で押圧ローラ250は、周面に複数の突起251が形成さ
れており、さらに突起251の中央部に凹部251aが形成された構成となっている(特
許文献1の[0018]段落参照)。この構成では、凹部251aによって押圧力が逃げ
てしまい、製剤封入部501の中央から外れた部位を集中的に押してしまうので(特許文
献1の図3参照)、該PTPシート500の金属薄膜に亀裂は入るものの、該製剤封入部
501内から出ようとする製剤Aで該金属薄膜を亀裂から押し開くには至らず、この押し
開かれなかった金属薄膜に製剤Aが引っ掛かってしまい、該PTPシート500に多数の
製剤Aが残ってしまう。
本発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その
目的とするところは、製剤の取り残しの発生を抑制することができる製剤取出装置を提供
することにある。
上記従来の問題点を解決する手段として、請求項1に記載の製剤取出装置の発明は、複数個の製剤封入部が列設されたPTPシートの該製剤封入部から製剤を連続して取り出すための製剤取出装置であって、上記PTPシートを装置内へ投入する投入口と、製剤が取り出されたPTPシートを装置外へ排出する排出口とが設けられたハウジングを備えており、該PTPシートは該ハウジング内を該投入口から該排出口へ向かって進行するものとして、上記ハウジングの内部には、上記PTPシートの進行方向と直交する方向へ伸びるシャフトによって複数の駆動ローラが支持されているとともに、上記シャフトと平行に伸びる支持ロッドによって挟持体が支持されており、上記複数の駆動ローラと上記挟持体との間に上記PTPシートが挟み込まれた状態で上記駆動ローラが回転することにより、上記ハウジングの内部で上記PTPシートが進行方向へ搬送されるように構成されており、上記シャフト上には、押圧ローラが上記PTPシートの製剤封入部と対応する位置に配設され、上記押圧ローラの押圧面が搬送時における上記PTPシートの製剤封入部を押圧するように構成されているとともに、上記複数の駆動ローラ及び上記押圧ローラは、連結部材を介して連結されており、上記シャフトを回転させることで、上記複数の駆動ローラと、上記押圧ローラと、が連動して回転するように構成されており、上記押圧ローラの押圧面の中央部分は、上記PTPシートの製剤封入部の上部を予め押圧することで該PTPシート裏面の金属薄膜に亀裂を入れるための凸条部、該押圧ローラの全周にわたって設けられており、更に、上記ハウジングの内部において上記複数の駆動ローラのうち何れかを介して上記シャフトに支持された連結プレートと、該連結プレートの上部に配設された投入用ガイドプレートと、該連結プレートの下部に配設された排出用ガイドとによって構成されるガイド手段を備えており、上記PTPシートの製剤封入部を上記押圧ローラが押圧するに際して、上記投入用ガイドプレートに設けられた中央ガイド部によって上記PTPシートの進行方向から見た中央部のみを下方から支持するとともに、上記連結プレートに設けられて上記PTPシートの進行方向から見た側縁部をガイドする弧状のガイド壁と上面が円弧状をなす上記排出用ガイドとによって上記PTPシートを上記押圧ローラの周面に沿う方向へ湾曲しやすくすることで、上記押圧ローラの押圧面によって押圧される該PTPシートの製剤封入部の周辺部分を該製剤封入部から上記製剤が押し出される方向に湾曲させることを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の製剤取出装置の発明において、上記挟持体は、上記複数の駆動ローラと同数の従動ローラを備えており、上記駆動ローラと上記従動ローラとの間で上記PTPシートを挟持するように構成されていることを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の製剤取出装置の発明において、上記複数の駆動ローラは、上記PTPシートの進行方向から見て中央部と対応する位置に配設された搬送ローラと、上記PTPシートの進行方向から見て側縁部と対応する位置に配設された挟持ローラと、によって構成されており、上記シャフトは筒状とされ、該シャフトの内部には棒状の間隔調整軸が挿通されており、上記間隔調整軸には一対のネジ部が、該間隔調整軸の軸線方向で中央部を境に互いのネジ溝の巻き方向が反対となるように螺設されており、上記挟持ローラは、上記間隔調整軸のネジ部に螺嵌されることにより、上記間隔調整軸を回転させることで、上記PTPシートのサイズに応じて上記シャフトに対して位置変更自在に構成されていることを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の製剤取出装置の発明において、上記挟持体
は、上記挟持ローラと、該挟持ローラとともに上記PTPシートの進行方向から見て側縁
部を挟持する従動ローラと、をつなぐ連結体を備えており、上記挟持ローラの上記シャフ
トに対する位置変更に際し、該連結体によって上記挟持ローラとつながれた従動ローラが
上記挟持ローラの動きに追従して移動するように構成されていることを要旨とする。
〔作用〕
請求項1に記載の発明によれば、PTPシートは、複数の駆動ローラと上記挟持体との
間に挟み込まれた状態で該駆動ローラが回転することによってハウジング内を投入口から
排出口へ搬送されるが、その搬送途中で製剤封入部を押圧ローラが押圧することで、製剤
が取り出される。
上記押圧ローラにおいて上記PTPシートの製剤封入部を押圧する押圧面には凸条部が設けられている。上記押圧ローラによる上記PTPシートの製剤封入部の押圧時には、まず該凸条部が製剤封入部の中央の膨らんだ部分を押し、該製剤封入部内の製剤を押すことで、PTPシート裏面のアルミニウム等からなる金属薄膜に亀裂を入れた状態とする。この状態で上記押圧ローラの押圧面が該製剤封入部の中央部全体を押し潰すことで、該製剤封入部内から出ようとする製剤が該金属薄膜の亀裂を横方向へ押し開くので、製剤は、該金属薄膜に邪魔されることなく、製剤封入部の外へ押し出されるため、製剤の取り残しの発生を抑制することができる。
なお上記製剤とは、錠剤及びカプセル剤のうち少なくとも一方を云うものとする。
さらに、連結部材で上記複数の駆動ローラ及び上記押圧ローラを連結し、上記シャフトを回転させることで、上記複数の駆動ローラと上記押圧ローラとを連動して回転させることで、搬送時のPTPシートが上記駆動ローラ又は上記押圧ローラに対して滑ることを抑制することができる。
加えて、上記PTPシートの製剤封入部を上記押圧ローラが押圧するに際して該製剤封入部の周辺部分を、該製剤封入部から上記製剤が押し出される方向に膨らむように湾曲させるガイド手段を備えることで、該製剤が該製剤封入部から外へ好適に押し出されるようになるので、該製剤の取り残しの発生をほとんど無くすことができる。
請求項に記載のように、上記挟持体が上記複数の駆動ローラと同数の従動ローラを備
えている場合、上記PTPシートを弛ませることなく張った状態で挟持することができ、
上記押圧ローラが製剤封入部を押圧する際に、該PTPシートが逃げてしまうことを抑制
することができ、該押圧ローラによる押圧力を製剤封入部に好適に加えることができる。
請求項に記載のように、複数の駆動ローラのうち、上記PTPシートの進行方向から
見て側縁部と対応する位置に配設されたものを挟持ローラとし、ネジ部が設けられた間隔
調整軸に該挟持ローラを螺嵌する等して上記シャフトに対して位置変更自在に構成すれば
、挟持ローラが該間隔調整軸に対して螺進又は螺退することで、上記PTPシートの進行
方向から見て両側で挟持ローラが相互に接近又は離隔し、上記PTPシートの横幅長に応
じて挟持ローラ同士の間隔を変更することができるので、該PTPシートの進行方向から
見て両側部を確実に挟持することができる。
またシャフトを筒状とし、その内部に間隔調整軸を挿通しているので、挟持ローラ同士
の間隔を変更するための機構がコンパクトで省スペースなものとなり、装置の小型化を図
ることができる。
請求項に記載のように、連結体で上記挟持ローラと、該挟持ローラとともに上記PT
Pシートの進行方向から見て側縁部を挟持する従動ローラと、をつないだ場合、上記挟持
ローラの位置変更の動きに追従して従動ローラが動くので、該挟持ローラの位置を変更し
ても、該挟持ローラと該従動ローラによる上記PTPシートの進行方向から見て両側部の
確実な挟持を保持することができる。
〔効果〕
本発明の製剤取出装置によれば、製剤の取り残しの発生を抑制することができる。
実施形態の製剤取出装置を示す(a)は斜視図、(b)は持ち上げた状態を示す側面図。 実施形態の搬送機構を示す(a)は平面図、(b)は側断面図。 実施形態の挟持機構を示す(a)は平面図、(b)は側断面図。 挟持ローラ相互の間隔を変更する状態を示す平面図。 実施形態の押圧機構を示す(a)は平面図、(b)は側断面図、(c)は押圧ローラの部分拡大正断面図。 押圧ローラ相互の間隔を変更する状態を示す平面図。 挟持部の間隔を変更する状態を示す部分平断面図。 図7の8−8線における側断面図。 図7の9−9線における側断面図。 実施形態のガイド手段を示す側断面図。 実施形態のガイド手段を示す平面図。 PTPシートから製剤を押し出す状態を示す(a)は側面から見た概略図、(b)は背面から見た概略図、(c)はPTPシートの進行方向から見た概略図。 PTPシートから製剤を押し出している状態を示す(a)は側面から見た概略図、(b)は背面から見た概略図、(c)はPTPシートの進行方向から見た概略図。 PTPシートから製剤を押し出した状態を示す(a)は側面から見た概略図、(b)は背面から見た概略図、(c)はPTPシートの進行方向から見た概略図。 (a)〜(f)は別形態の押圧ローラを示す部分拡大正断面図。
以下、本発明の製剤取出装置を具体化した実施形態について説明する。
図1(a)に示すように、製剤取出装置10は、錠剤及びカプセル剤の少なくとも一方
の製剤が多数包装されたPTPシートから該製剤を連続して取り出すためのものであり、
箱状をなすハウジング11を備えている。該ハウジング11の底部には脚台12が取り付
けられており、該脚台12は該ハウジング11に対して横方向に広がることで、机などに
製剤取出装置10を置いて製剤の取出作業をする際の安定化に寄与している。
上記ハウジング11の下部には、PTPシートから取り出された製剤を回収するための
回収箱13が設けられている。該回収箱13は、上方に開口する箱状に形成されており、
上記ハウジング11の内部で下部に、前方へ引き出し可能に収容されている。なお、特に
図示はしていないが、上記ハウジング11において上記回収箱13の後方にはストッパー
が設けられているので、上記ハウジング11に対する上記回収箱13の引き出し方向は前
方のみとされている。
上記ハウジング11の上部には、上記製剤取出装置10を持ち運びするための把手14
が設けられている。該把手14は、逆U字状に形成されており、その両下端部が上記ハウ
ジング11の上面で両側部に突設された取着座15に回動自在に取り付けられている。該
把手14は、PTPシートからの製剤の取出作業時には、作業の邪魔にならないように、
上記ハウジング11の上面へ倒しておく。
図1(b)に示すように、上記製剤取出装置10の持ち運び時には、該把手14を引き
起こし、手で把持する。上記把手14は、上記取着座15の突設位置を調整することによ
り、上記ハウジング11、つまりは上記製剤取出装置10を持ち上げた状態とした場合に
、上記ハウジング11に対する上記回収箱13の引き出し方向が斜め上向きになるような
取り付け位置に設定されている。このように、上記把手14によって上記製剤取出装置1
0を斜め上向きの状態で持ち上がるように構成することで、上記把手14を使用した上記
製剤取出装置10の持ち運び時に、上記回収箱13が上記ハウジング11から抜け落ちる
ことを防止している。
図1(a)に示すように、上記ハウジング11の上面には、上記PTPシートを装置内
へ投入するための投入口18が設けられている。また上記ハウジング11の前面には、上
記PTPシートを装置外へ排出するための排出口19が設けられている。上記PTPシー
トは、製剤の取出作業において、上記投入口18から装置内へ投入され、上記ハウジング
11内を該投入口18から上記排出口19へ向かって進行し、その進行の過程で内部に包
装された製剤を取り出されたうえで、該排出口19から装置外へ排出される。また上記P
TPシートから取り出された製剤は、上記回収箱13内に収容されて回収される。
上記製剤取出装置10において上記ハウジング11内には、製剤の取出作業に係り、上
記PTPシートを搬送するための搬送機構、上記PTPシートの側縁部を挟持するもので
あって該PTPシートの幅長に対応可能な挟持機構、上記PTPシートの製剤封入部から
製剤を押し出す押圧機構等が設けられている。
上記ハウジング11の一側面(図中でハウジング11を前面から見た場合の右側面)の
外部には、製剤の取出作業を行うべく、上記搬送機構、上記挟持機構、上記押圧機構等を
操作するための操作ハンドル16が設けられている。製剤の取出作業時には、該操作ハン
ドル16を回転させることで、上記PTPシートが装置内を搬送され、製剤の取出作業が
進められる。
上記操作ハンドル16の基端部(図中で上端部)には、上記PTPシートの幅長に対応
するべく挟持機構を調整操作するための調整ダイヤル17が配設されている。上記製剤の
取出作業を行うに際し、該調整ダイヤル17を回転させ、各種機構を上記PTPシートの
幅長に対応させておくことで、円滑かつ好適な作業が可能となる。
上記搬送機構について、図2(a),(b)を用いて説明する。
上記ハウジング11の内部にはシャフト21が、上記PTPシートの進行方向(図2(
a)中で縦方向)と直交する方向(図2(a)中で横方向)へ伸びるように架設されてい
る。該シャフト21は、円筒状に形成されており、上記ハウジング11に対し、その軸線
を中心として回転自在とされている。該シャフト21の一端部(図2(a)中で右端部)
は、上記操作ハンドル16に連結されている。そして、上記操作ハンドル16を回転操作
することで、該シャフト21が上記ハウジング11内で、その軸線を中心に回転するよう
になっている。また上記シャフト21の周壁にはスリット状の調整ガイド21aが、一対
が互いに対向するように、該シャフト21のほぼ全長にわたって透設されている。
上記シャフト21上には、複数の駆動ローラのうちの1つとして、搬送ローラ22が取
り付けられる。該搬送ローラ22は、中央に円孔22aを有する円盤状に形成されており
、該円孔22aに上記シャフト21が挿通されるようになっているとともに、上記PTP
シートの進行方向から見て中央部と対応する位置となるように上記シャフト21上に配設
される。該搬送ローラ22は、上記シャフト21上に配設された状態で、該シャフト21
に対する周方向への回転及び軸線方向への移動を規制される。そして該搬送ローラ22は
、上記操作ハンドル16の回転操作に伴い、上記シャフト21とともに回転する。また上
記搬送ローラ22には、上記円孔22aよりも外周寄りに、該円孔22aに比べて小径の
挿通孔22bが形成されている。
上記ハウジング11の内部において、上記シャフト21より下方位置には、支持ロッド
23が架設されている。該支持ロッド23は、丸棒状に形成されており、上記シャフト2
1と略平行に伸びるように配設されている。該支持ロッド23上には、挟持体を構成する
ものであって、上記複数の駆動ローラと同数の従動ローラのうちの1つとして、搬送従動
ローラ24が取り付けられている。該搬送従動ローラ24は、該支持ロッド23上で上記
搬送ローラ22の対向位置に配置されているとともに、該支持ロッド23に対する軸線方
向への移動を規制されている。
上記支持ロッド23は、金属線材からなるバネ部材25が上記ハウジング11の内部に
設けられることにより、該バネ部材25によって上記シャフト21に接近する方向へ付勢
されている。上記搬送従動ローラ24は、上記支持ロッド23を介して上記バネ部材25
によって付勢されることで、その周面が上記搬送ローラ22の周面に圧接されている。
上記搬送ローラ22の周面で両側縁部には、挟持凹部26が凹設されている。上記搬送
従動ローラ24の周面で両側縁部には、上記搬送ローラ22の上記挟持凹部26と対応す
る位置に、挟持凸部27が凸設されている。これら挟持凹部26及び挟持凸部27は、上
記搬送ローラ22と上記搬送従動ローラ24との間に上記PTPシートが挟み込まれた際
に、該PTPシートを凹凸状に挟み込んで挟持することで、該PTPシートが進行方向に
対して横方向へ位置ずれすることを防止している。さらに搬送ローラ22の挟持凹部26
を除く周面と搬送従動ローラ24の挟持凸部27となる周面とは粗面処理(ローレット加
工)されることで、搬送ローラ22及び搬送従動ローラ24に対する上記PTPシートの
滑り抑制に寄与している。
上記搬送ローラ22、上記搬送従動ローラ24等によって上記搬送機構が構成される。
この搬送機構においては、上記PTPシートの進行方向から見て中央部を、上記搬送ロー
ラ22と上記搬送従動ローラ24との間に強く挟み込むことで、該PTPシートを確実に
保持するように構成されている。そして上記搬送ローラ22を回転させると、該搬送ロー
ラ22とともに該PTPシートを挟み込んだ上記搬送従動ローラ24が従動回転しつつ、
上記PTPシートが進行方向へ搬送される。
上記挟持機構について、図3(a),(b)及び図4を用いて説明する。
上記ハウジング11の内部で上記シャフト21上には、複数の駆動ローラとして、一対
の挟持ローラ31が上記搬送ローラ22を挟んで対向するように配置される。
上記シャフト21においては、その内部に、棒状の間隔調整軸32が挿通されている。
上記間隔調整軸には一対のネジ部32A,32Bが、該間隔調整軸32の軸線方向で中央
部を境に、互いのネジ溝の巻き方向が反対となるように螺設されている。そして間隔調整
軸32の一端部(図3(a)中で右端部)は、上記調整ダイヤル17に連結されている。
なお該間隔調整軸32は、上記操作ハンドル16に連結されていない。
上記挟持ローラ31は、円盤状をなしており、その中央には円筒状の螺嵌筒31aを有
している。上記挟持ローラ31において上記螺嵌筒31aの外周縁には、正面視で半円弧
状をなす一対の円弧孔31bが互いに向かい合うように設けられている。これら円弧孔3
1bの間には、凸体31cが上記螺嵌筒31aの外周面上から立ち上がるようにして設け
られている。そして上記螺嵌筒31aの内周面にはネジ溝が螺刻されている(図示略)。
さらに上記挟持ローラ31の周面には、係合溝31dが全周にわたって凹設されている。
また上記挟持ローラ31には、上記搬送ローラ22の挿通孔22bと対応する位置に挿通
孔31eが形成されている。
上記一対の挟持ローラ31は、互いの螺嵌筒31aが向かい合うように配したうえで、
上記間隔調整軸32の一対のネジ部32A,32Bに、各螺嵌筒31aが螺入されること
で、それぞれ螺嵌される。さらに、上記一対の挟持ローラ31は、上記間隔調整軸32の
ネジ部32A,32Bに螺嵌されたうえで、それぞれの円弧孔31bに上記シャフト21
の周壁が挿通されるとともに、上記PTPシートの進行方向から見て側縁部と対応する位
置となるように、上記シャフト21上に配設される。そして、上記挟持ローラ31は、そ
の凸体31cが上記シャフト21の調整ガイド21aに係入されることで、上記シャフト
21に対する周方向への回転を規制され、軸線方向への移動を許容される。
上記調整ダイヤル17を回転操作した場合、上述したように間隔調整軸32は、上記操
作ハンドル16に連結されていないので、上記シャフト21に対して回転する(図4参照
)。この場合、上記一対の挟持ローラ31が上記シャフト21に対する周方向への回転を
規制されているので、上記一対の挟持ローラ31に対して上記間隔調整軸32が回転する
ことになり、該間隔調整軸32の一対のネジ部32A,32Bに螺嵌された一対の挟持ロ
ーラ31は、該間隔調整軸32上でそれぞれ螺進移動又は螺退移動する。そして上記間隔
調整軸32の一対のネジ部32A,32Bは、互いのネジ溝の巻き方向が反対となってい
るので、一対の挟持ローラ31は、上記間隔調整軸32上で共に螺進移動して互いに接近
する(図4参照)か、あるいは共に螺退移動して互いに離隔する。その結果、上述したよ
うに上記挟持ローラ31は上記シャフト21に対する軸線方向への移動を許容されている
ので、上記シャフト21に対して位置変更されることになり、上記シャフト21上におけ
る上記一対の挟持ローラ31の相互の間隔が変更される。
上記挟持ローラ31の対向位置には、挟持体を構成するものであって、上記複数の駆動
ローラと同数の従動ローラとして、従動挟持ローラ33が配設されている。該従動挟持ロ
ーラ33は、円盤状に形成されており、上記搬送従動ローラ24とともに上記支持ロッド
23に支持されている。また該従動挟持ローラ33は、該支持ロッド23に対する周方向
への回転及び軸線方向への移動を許容されている。そして上記従動挟持ローラ33は、上
記支持ロッド23を介して上記バネ部材25によって付勢されており、その周面が上記挟
持ローラ31の周面に圧接されている。
上記挟持ローラ31の周面で内側縁部には、噛込凹部31fが凹設されている。上記従
動挟持ローラ33の周面で内側縁部には、上記挟持ローラ31の上記噛込凹部31fと対
応する位置に、噛込凸部33aが凸設されている。これら噛込凹部31f及び噛込凹部3
1fは、上記挟持ローラ31と上記従動挟持ローラ33との間に上記PTPシートを凹凸
状に噛み込むことで、該PTPシートを挟持している。
上記挟持ローラ31、上記従動挟持ローラ33等によって上記挟持機構が構成される。
この挟持機構は、上記PTPシートの進行方向から見て側縁部を、上記挟持ローラ31と
上記従動挟持ローラ33との間に強く挟持するものである。そして上記PTPシートは、
進行方向から見た中央部を上記搬送機構で強く挟み込まれるとともに、進行方向から見た
側縁部を上記挟持機構で強く挟持されることにより、製剤封入部の周囲が弛みなく張った
状態とされるので、上記押圧機構による上記製剤を押し出す力を無駄なく好適に加えられ
ることになる。また上記挟持ローラ31は、上述したように凸体31cが上記シャフト2
1の調整ガイド21aに係入されることで、上記シャフト21に対する周方向への回転を
規制されているので、上記シャフト21を回転させると上記搬送ローラ22とともに回転
し、上記PTPシートを進行方向へ搬送する。従って、上記挟持ローラ31は、上記複数
の駆動ローラとして、上記PTPシートを進行方向へ搬送するための上記搬送機構として
の機能をも有している。
上記挟持機構は、上記PTPシートの幅長に対応するべく、上記間隔調整軸32等によ
って構成される間隔変更機構を有している。この間隔変更機構は、上記複数の駆動ローラ
のうち上記PTPシートの進行方向から見て側縁部と対応する位置に配設されたものの間
隔、つまり上記一対の挟持ローラ31の間隔を、上記PTPシートの幅長に応じて変更す
るためのものである。そして該間隔変更機構を有することで、上記挟持機構は、あらゆる
サイズのPTPシートにおいて、該PTPシートの進行方向から見た側縁部を確実に挟持
することができるようになる。
なお上記挟持ローラ31は、金属製の円環状をなすローラ本体311と、合成樹脂製の
凸台状をなす成形体312と、を組み合わせることによって構成されている。すなわち、
上記ローラ本体311は、金属材料を円環状に成型したうえで、係合溝31dや噛込凹部
31f等を切削加工法等の金属加工法を用いることによって形成されている。一方、上記
成形体312は、射出成形等の樹脂成形法を用いることにより、螺嵌筒31a、円弧孔3
1b、凸体31c等を有するように成形されている。例えば上記円弧孔31bのような孔
を金属部品に金属加工法で成形しようとすれば、該金属部品に歪みが生じて部品精度が落
ちるうえ、加工に長大な時間を要してしまう。これに対し、上記のように挟持ローラ31
を、ローラ本体311と成形体312との組み合わせで構成し、複雑な形状を有する箇所
の形成に樹脂成形法を用いることで、部品精度の維持あるいは向上を図ることができると
ともに、大量生産化によるコスト低減をも図ることもできるようになる。
上記押圧機構について、図5(a)〜(c)及び図6を用いて説明する。
上記シャフト21上において、上記搬送ローラ22と、上記一対の挟持ローラ31との
間には、押圧ローラ41がそれぞれ配設されている。
上記押圧ローラ41は円盤状に形成され、その中心部に円形のシャフト用孔41aが透
設されており、該シャフト用孔41aに上記シャフト21が挿通されるようになっている
。該シャフト用孔41aの内周面上には突起41bが形成されており、該突起41bが上
記シャフト21の調整ガイド21aに係入されることにより、該シャフト21に対する該
押圧ローラ41の回転が規制されている。また上記押圧ローラ41には、上記搬送ローラ
22の挿通孔22bと対応する位置に挿通孔41cが形成されている。
上記押圧ローラ41においては、その周面全体が、上記PTPシートの製剤封入部を押圧する押圧面41dとされている。さらに該押圧面41dの中央部分には、凸条部42が全周にわたって設けられている。該凸条部42は、その頂面42aが平面状とされるとともに、該頂面42aと上記押圧面41dをつなぐ両側面が、頂面42aへ近づくにつれ互いに接近するテーパ状をなす形状とされている。さらに上記押圧面41d及び上記凸条部42の頂面42aには、複数の突起43が周方向へ等間隔おきに凸設されている。該突起43は、上記PTPシートに対する上記押圧ローラ41の滑り止めの機能を発揮するとともに、該PTPシートの製剤封入部を好適に潰す機能を発揮する。
上記押圧ローラ41は、上記搬送ローラ22と上記挟持ローラ31との間に配されたう
えで、上記シャフト用孔41aには上記シャフト21が、上記調整軸用孔41bには上記
間隔調整軸32が挿通されることにより、上記シャフト21上に配置される。上記押圧ロ
ーラ41は、突起41bの上記調整ガイド21aへの係入に因り、上記シャフト21に対
する周方向への回転を規制され、軸線方向への移動を許容されている。従って、上記押圧
ローラ41は、上記調整ダイヤル17を回転操作した場合は上記間隔調整軸32の回転を
阻害することなく許容し、また上記操作ハンドル16を回転操作した場合は上記シャフト
21の回転に従って上記搬送ローラ22及び上記挟持ローラ31とともに回転する。
上記挟持ローラ31と上記押圧ローラ41との間には、コイルスプリングからなる第1
介装部材44が、上記シャフト21の外周面上に遊嵌するようにして、配設されている。
上記第1介装部材44は、上述したように上記一対の挟持ローラ31の相互の間隔の変更
に際し、両挟持ローラ31が接近する場合、上記押圧ローラ41を上記搬送ローラ22に
向かって付勢する。また上記押圧ローラ41は、上記シャフト21に対して軸線方向への
移動を許容されているので、上記第1介装部材44から加わる付勢力により、上記挟持ロ
ーラ31の動きに追従して動き、上記押圧ローラ41相互の間隔を変更させる(図6参照
)。
上記搬送ローラ22と上記押圧ローラ41との間には、コイルスプリングからなる第2
介装部材45が、上記シャフト21の外周面上に遊嵌するようにして、配設されている。
上記第2介装部材45は、上述したように上記一対の挟持ローラ31の相互の間隔の変更
に際し、両挟持ローラ31が離隔する場合、上記押圧ローラ41を上記挟持ローラ31に
向かって付勢する。また上記押圧ローラ41は、上記シャフト21に対して軸線方向への
移動を許容されているので、上記第2介装部材45から加わる付勢力により、上記挟持ロ
ーラ31の動きに追従して動き、上記押圧ローラ41相互の間隔を変更させる。
上記第1介装部材44及び上記第2介装部材45を構成するコイルスプリングは、それ
ぞれ同じバネ力となるように設定されている。従って、上記第1介装部材44によって上
記挟持ローラ31から上記押圧ローラ41へ加わる付勢力と、上記第2介装部材45によ
って上記搬送ローラ22から上記押圧ローラ41へ加わる付勢力とは釣り合っている。こ
のため、両挟持ローラ31が相互に接近すれば上記第1介装部材44及び上記第2介装部
材45は互いに同じ長さだけ収縮し、また両挟持ローラ31が相互に離隔すれば上記第1
介装部材44及び上記第2介装部材45は互いに同じ長さだけ伸長する。結果、上記押圧
ローラ41は、上記搬送ローラ22と上記挟持ローラ31との間で中央、つまりは上記P
TPシートの進行方向から見て中央部と側縁部の間であって製剤封入部と対応する位置に
配設されて位置保持される。
上記押圧ローラ41等によって上記押圧機構が構成される。該押圧機構は、上記PTP
シートの製剤封入部から製剤を押し出すためのものであり、作業時には、上記押圧ローラ
41の押圧面41dで製剤封入部を押し潰すように構成される。特に上記押圧ローラ41
については、凸条部42が全周にわたって設けられているので、上記押圧面41dが製剤封入部を押し潰すのに先んじて、該凸条部42が製剤封入部を予め押圧するため、製剤の押し出しに失敗することがほとんどない。
上記押圧機構においては、上記第1介装部材44及び上記第2介装部材45を設けたこ
とにより、上記押圧ローラ41が上記搬送ローラ22と上記挟持ローラ31との間で中央
に位置保持される。従って、上記主間隔変更機構により上記一対の挟持ローラ31の間隔
が変更された場合も、該挟持ローラ31の間隔変更の動きに追従して上記押圧ローラ41
が動き、上記挟持ローラ31と上記押圧ローラ41との間で中央に位置保持されるので、
上記PTPシートの製剤封入部に対して上記押圧ローラ41が大きく位置ずれすることが
ない。
上述した搬送ローラ22、挟持ローラ31及び押圧ローラ41は、それぞれの挿通孔2
2b,31e,41cに金属シャフトからなる連結部材46が挿通されることにより、該
連結部材46を介して連結されている。該連結部材46は、上記シャフト21の回転に際
し、上記搬送ローラ22、上記挟持ローラ31及び上記押圧ローラ41の全てを連動して
回転させるようになっており、例えばPTPシートに対して上記押圧ローラ41が滑って
製剤の取り出しに失敗する等の不具合の発生を防止している。また該連結部材46は、上
記一対の挟持ローラ31が間隔を変更される際の動きに追従して上記一対の押圧ローラ4
1が間隔を変更される場合、これら押圧ローラ41の動きをガイドし、該一対の押圧ロー
ラ41の間隔変更を円滑なものにしている。
上記挟持機構においては、上記一対の挟持ローラ31が間隔変更機構によって相互の間
隔を変更自在とされているが、該一対の挟持ローラ31とともにPTPシートを挟持する
一対の従動挟持ローラ33もまた、挟持ローラ31と従動挟持ローラ33とをつなぐ連結
体を設けることで、該一対の挟持ローラ31の間隔変更に追従して相互の間隔を変更自在
とされている。この連結体について、図7、図8、図9を用いて説明する。
上記挟持ローラ31と、上記従動挟持ローラ33との間には連結体として、側面視で略
台形板状をなす連結プレート51が架設されている。該連結プレート51において、上記
挟持ローラ31と対応する部位には、弧状の係合孔51aが形成されている。該係合孔5
1aの内周面上には、凸条52が形成されている。そして、該凸条52を上記挟持ローラ
31の係合溝31dに嵌め込むことにより、該凸条52と該係合溝31dとからなる係合
手段を介して、上記連結プレート51が上記挟持ローラ31に係合されている。
上記連結プレート51において、上記従動挟持ローラ33と対応する部位には、円形状
の収容凹部53が凹設されている。そして、該収容凹部53に上記従動挟持ローラ33を
回転自在に収容することにより、上記連結プレート51が上記従動挟持ローラ33に係合
されている。
上記連結プレート51は、上記挟持ローラ31を介して上記シャフト21等に支持され
るとともに、上記従動挟持ローラ33を介して上記支持ロッド23に支持されており、シ
ャフト21等及び支持ロッド23の2点でハウジング11内に安定的に支持されている。
そして、上記一対の挟持ローラ31が相互の間隔を変更させるべく動く際には、該挟持ロ
ーラ31の動きが上記連結プレート51を介して上記従動挟持ローラ33に伝達され、該
従動挟持ローラ33が該挟持ローラ31の動きに追従して上記支持ロッド23上をその軸
線方向に沿って移動し、上記一対の従動挟持ローラ33の間隔が変更される(図7参照)
。また上記一対の挟持ローラ31の間隔変更量と、上記一対の従動挟持ローラ33の間隔
変更量とは同じになるので、上記挟持ローラ31の噛込凹部31fと、上記従動挟持ロー
ラ33の噛込凸部33aとは常に噛み合った状態に維持される。
上記製剤取出装置10は、上記PTPシートを上記ハウジング11の内部で上記投入口
18から上記排出口19へと円滑に進行させるためのガイド手段を有している。このガイ
ド手段について、図10、図11を用いて説明する。
上記ガイド手段は、上記連結プレート51と、該連結プレート51の上部に配設された
投入用ガイドプレート61と、上記連結プレート51の下部に配設された排出用ガイド6
2と、によって構成される。
上記連結プレート51においては、その内側面で上記係合孔51aの周辺部分に弧状の
凹部54を凹設する(図8参照)ことにより、該凹部54の内周面によって、上記PTP
シートの進行方向から見た側縁部をガイドするガイド壁55が形成されている。また該凹
部54の内側面で上側には、略矩形状のプレート56が取り付けられており、該プレート
56の内側面と上記ガイド壁55との間で狭小なガイド溝57が形成されている。該ガイ
ド溝57は、上記挟持ローラ31と上記従動挟持ローラ33との間へと伸びており、上記
PTPシートの進行方向から見た側縁部を上記挟持ローラ31と上記従動挟持ローラ33
との間へ好適にかつ確実に導く。
なお上記連結プレート51は、金型を使用して大量生産が可能であることから、熱可塑
性樹脂をその材料とすることが望ましく、上記従動挟持ローラ33を回転自在に支持する
こと、上記挟持ローラ31に係合された状態で動かす必要があること、等を考慮し、強度
、弾性率、耐衝撃性に優れるとともに、摺動特性に優れるエンジニアリングプラスチック
、特にナイロン(PA)、ポリアセタール(POM)を使用することが望ましい。上記挟
持ローラ31の成形体312や上記押圧ローラ41もまた同様に、金型を使用して大量生
産が可能であることから、熱可塑性樹脂をその材料とすることが望ましく、強度、弾性率
、耐衝撃性に優れるとともに、摺動特性に優れるエンジニアリングプラスチック、特にナ
イロン(PA)、ポリアセタール(POM)を使用することが望ましい。
上記投入用ガイドプレート61は、平面視で四角形状の幅広ガイド部61aと、該幅広
ガイド部61aの下縁中央から下方へ延出された中央ガイド部61bと、を有している。
上記投入用ガイドプレート61において、幅広ガイド部61aは、上記投入口18から投
入された上記PTPシートを確実に受け止めて進行方向へと導くべく、幅広状に形成され
、斜面状に配置されたものである。上記中央ガイド部61bは、その下端が上記搬送ロー
ラ22と上記搬送従動ローラ24との間へ向かって伸びており(図11参照)、上記PT
Pシートの進行方向から見た中央部を上記搬送ローラ22と上記搬送従動ローラ24との
間へ好適にかつ確実に導く。さらに該中央ガイド部61bは、幅狭状に形成されており、
該PTPシートの進行方向から見た中央部のみ、つまり該PTPシートにおける製剤封入
部同士の間のみを下方から支持するように構成されている。そして上記押圧ローラ41に
よって製剤封入部が押圧される際、該中央ガイド部61bによって進行方向から見た中央
部のみを支持されたPTPシートは、該製剤封入部の周辺部分が、該製剤封入部から上記
製剤が押し出される方向(斜め下方)に膨らむように湾曲される(図14参照)。
上記排出用ガイド62は、製剤が取り出された後のPTPシートを上記排出口19へと
円滑に導くためのものであり、その上面は上記連結プレート51に設けられたガイド壁5
5と略同様の曲率の円弧状をなしている。
上記製剤取出装置10を用いた製剤の取出作業について説明する。
製剤の取出作業においては、まず上記調整ダイヤル17を回転させ、PTPシートSの
幅長に応じて一対の挟持ローラ31、連結プレート51及び従動挟持ローラ33の間隔を
調整したうえで、ハウジング11の投入口18にPTPシートSを投入する。
投入されたPTPシートSは、上記投入用ガイドプレート61に案内され、その先端が
搬送ローラ22と搬送従動ローラ24の間に達するので、その状態で操作ハンドル16を
回転させる。すると、図12(a)〜(c)に示すように、PTPシートSの進行方向か
ら見て中央部が搬送ローラ22と搬送従動ローラ24の間で凹凸状に挟持されるとともに
、PTPシートSの進行方向から見て両側縁部が挟持ローラ31と従動挟持ローラ33の
間で凹凸状に噛み込まれる。
上記状態のまま操作ハンドル16を回転させると、PTPシートSは排出口19へ向かって搬送され、やがてPTPシートSの製剤封入部Pが押圧ローラ41の凸条部42に接触する。このまま操作ハンドル16を回転させると、図13(a),(b)に示すように、押圧ローラ41の凸条部42がまず製剤封入部Pの上部を潰す。このように上部を潰された製剤封入部Pにおいては、図13(c)に示すように、内部の製剤Mが下方へと押しやられ、金属薄膜Tに亀裂を入れる。
上記状態からさらに操作ハンドル16を回転させると、図14(a),(b)に示すように、押圧ローラ41は凸条部42と押圧面41dとで、PTPシートSの製剤封入部P全体を押し潰す。
上記のように押圧ローラ41によって製剤封入部Pが押し潰されるときのPTPシートSにあっては、投入用ガイドプレート61の中央ガイド部61bにより、進行方向から見た中央部のみを下方から支持された状態にあり、製剤封入部Pの周辺部分については下方から支持されていない。このため、製剤封入部Pの周辺部分は、該押圧ローラ41に凸条部42が設けられている分だけ外方、つまりは製剤Mが押し出される方向に膨らむように湾曲する。さらに上記ガイド手段のガイド壁55や排出用ガイド62により、PTPシートSは、その進行方向で湾曲するようにくせづけされることで、押圧ローラ41の周面に沿う方向へは湾曲しやすくなっているが、その他の方向、特に押圧ローラ41から加わる押圧力を逃がす方向へ湾曲しづらくなっている。結果、押圧ローラ41による押圧力が無駄なく製剤封入部Pへ伝わり、該製剤封入部Pの全体が好適に押し潰されるとともに、該製剤封入部Pで金属薄膜Tの亀裂が大きく開放され、該製剤封入部Pに引っ掛かることなく製剤Mが好適かつ確実に押し出される。
すなわち、上記製剤取出装置10を用いた製剤の取出作業は、まるで指を使ってPTP
シートから製剤を取り出すように、まず金属薄膜Tに亀裂を入れてから、製剤封入部P全
体を押し潰すという動作を行うことで、製剤Mの取り出しを確実なものとしている。
本発明の製剤取出装置10は、上記の実施形態に示した構成に限定されるものではなく
、例えば下記のように変更してもよい。
挟持体は、上記従動挟持ローラ33等によって構成されるものに限らず、例えばシリコ
ン樹脂や合成ゴムからなるローラやブロック体で構成し、該ローラやブロック体に挟持ロ
ーラ31を摺接させる構成としてもよい。なお挟持体をローラやブロック体で構成する場
合、例えばローラやブロック体を挟持ローラ31の移動量に合わせた長さにする等の工夫
により、連結体は必ずしも設ける必要はない。
また連結体は、上記連結プレート51に限らず、棒材やO−リングやチェーンで構成し
てもよい。
上記挟持ローラ31の間隔調整機構は、必ずしも設ける必要はなく、シャフト21に対
して挟持ローラ31を手で動かす等の構成とすれば省略可能である。
また複数の駆動ローラは、上記搬送ローラ22及び上記挟持ローラ31のみに限らず、
挟持体との間でPTPシートを挟んだうえで回転して搬送するものであれば、例えば搬送
ローラ22と押圧ローラ41の間や、挟持ローラ31と押圧ローラ41の間に駆動ローラ
を設けてもよい。さらに搬送ローラ22を2つの駆動ローラで構成したりしてもよい。
また上記挟持ローラ31の間隔調整機構において、間隔調整軸32は、必ずしもシャフト21の内部に挿通する必要はなく、例えば支持ロッド23の内部に挿通し、該間隔調整軸32に従動挟持ローラ33を螺嵌し、該間隔調整軸32の回転によって一対の従動挟持ローラ33を間隔変更自在に構成し、該一対の従動挟持ローラ33に追従して一対の挟持ローラ31が間隔変更されるように構成してもよい
上記押圧ローラ41に設けられた凸条部42は、実施形態に示した形状に限らず、該押圧ローラ41の押圧面41dの中央部分該押圧ローラ41の全周にわたって形成されている、言い換えれば押圧面41dの特に中央部分が凹んでおらず盛り上がる形状であれば、何れの形状としてもよい。例えば、図15(a)は押圧面41dの中央部分に断面三角形状の凸条部42を形成した押圧ローラ41である。図15(b)は押圧面41dの中央部分に断面半円状の凸条部42を形成した押圧ローラ41である。図15(c)は押圧面41dの中央部分に断面四角形状の凸条部42を形成した押圧ローラ41である。また押圧面41dの中央部分にのみ凸条部42を形成することに限らず、押圧面41dのほぼ全体を凸条部42としてもよい。例えば、図15(d)は押圧面41dのほぼ全体を断面半円状の凸条部42とした押圧ローラ41である
さらに上記凸条部42には、上記PTPシートSの製剤封入部Pの上部を予め押圧することで該PTPシートS裏面の金属薄膜Tに亀裂を入れることができるのであれば、1つ又は複数の凹部を設けてもよい。
さらにまた、上記搬送ローラ22、上記搬送従動ローラ24、上記挟持ローラ31、上
記従動挟持ローラ33、上記押圧ローラ41等の各ローラは、必ずしも一体として形成す
る必要はなく、例えば2枚の円板状部材を組み合わせて1個のローラとする等、別体とし
て形成してもよい。
上記支持ロッド23は、上記バネ部材25によって上記シャフト21に接近する方向へ
常時付勢されていることに限らず、該バネ部材25による該支持ロッド23の付勢を解除
するための解除手段を設けてもよい。このような解除手段を設けた場合、上記搬送従動ロ
ーラ24の周面が上記搬送ローラ22の周面に圧接されている状態を必要に応じて解除す
ることができる。そして該解除手段を用いた場合には、上記搬送ローラ22に対する上記
搬送従動ローラ24の圧接が解除できるため、PTPシートを上記製剤取出装置10にセ
ットする際に、該PTPシートを該搬送ローラ22と該搬送従動ローラ24との間に挿入
しやすくなる。上記解除手段としては、例えば該支持ロッド23と該バネ部材25との間
に付勢解除操作用ピンや付勢解除操作用カム等を設ける、あるいは上記バネ部材25を支
持しているピンを移動させる等の構成が挙げられる。
本発明の製剤取出装置によれば、製剤の取り残しの発生を抑制することができ、取り残
した製剤を手作業で取り出すという煩雑な作業を減らすことができるから、産業上の利用
可能性がある。
10 製剤取出装置
11 ハウジング
13 回収箱
14 把手
16 操作ハンドル
17 調整ダイヤル
18 投入口
19 排出口
21 シャフト
22 搬送ローラ
24 搬送従動ローラ
31 挟持ローラ
31d 係合溝
32 間隔調整軸
32A,32B ネジ部
33 従動挟持ローラ
41 押圧ローラ
41d 押圧面
42 凸条部
44 第1介装部材
45 第2介装部材
46 連結部材
51 連結プレート
52 凸条
55 ガイド壁
57 ガイド溝
61 投入用ガイドプレート
62 排出用ガイド

Claims (4)

  1. 複数個の製剤封入部が列設されたPTPシートの該製剤封入部から製剤を連続して取り出すための製剤取出装置であって、
    上記PTPシートを装置内へ投入する投入口と、製剤が取り出されたPTPシートを装置外へ排出する排出口とが設けられたハウジングを備えており、該PTPシートは該ハウジング内を該投入口から該排出口へ向かって進行するものとして、
    上記ハウジングの内部には、上記PTPシートの進行方向と直交する方向へ伸びるシャフトによって複数の駆動ローラが支持されているとともに、上記シャフトと平行に伸びる支持ロッドによって挟持体が支持されており、
    上記複数の駆動ローラと上記挟持体との間に上記PTPシートが挟み込まれた状態で上記駆動ローラが回転することにより、上記ハウジングの内部で上記PTPシートが進行方向へ搬送されるように構成されており、
    上記シャフト上には、押圧ローラが上記PTPシートの製剤封入部と対応する位置に配設され、上記押圧ローラの押圧面が搬送時における上記PTPシートの製剤封入部を押圧するように構成されているとともに、
    上記複数の駆動ローラ及び上記押圧ローラは、連結部材を介して連結されており、上記シャフトを回転させることで、上記複数の駆動ローラと、上記押圧ローラと、が連動して回転するように構成されており、
    上記押圧ローラの押圧面の中央部分は、上記PTPシートの製剤封入部の上部を予め押圧することで該PTPシート裏面の金属薄膜に亀裂を入れるための凸条部、該押圧ローラの全周にわたって設けられており、
    更に、上記ハウジングの内部において上記複数の駆動ローラのうち何れかを介して上記シャフトに支持された連結プレートと、該連結プレートの上部に配設された投入用ガイドプレートと、該連結プレートの下部に配設された排出用ガイドとによって構成されるガイド手段を備えており、
    上記PTPシートの製剤封入部を上記押圧ローラが押圧するに際して、上記投入用ガイドプレートに設けられた中央ガイド部によって上記PTPシートの進行方向から見た中央部のみを下方から支持するとともに、上記連結プレートに設けられて上記PTPシートの進行方向から見た側縁部をガイドする弧状のガイド壁と上面が円弧状をなす上記排出用ガイドとによって上記PTPシートを上記押圧ローラの周面に沿う方向へ湾曲しやすくすることで、上記押圧ローラの押圧面によって押圧される該PTPシートの製剤封入部の周辺部分を該製剤封入部から上記製剤が押し出される方向に湾曲させる
    ことを特徴とする製剤取出装置。
  2. 上記挟持体は、上記複数の駆動ローラと同数の従動ローラを備えており、上記駆動ロー
    ラと上記従動ローラとの間で上記PTPシートを挟持するように構成されている
    請求項1に記載の製剤取出装置。
  3. 上記複数の駆動ローラは、上記PTPシートの進行方向から見て中央部と対応する位置
    に配設された搬送ローラと、上記PTPシートの進行方向から見て側縁部と対応する位置
    に配設された挟持ローラと、によって構成されており、
    上記シャフトは筒状とされ、該シャフトの内部には棒状の間隔調整軸が挿通されており
    、上記間隔調整軸には一対のネジ部が、該間隔調整軸の軸線方向で中央部を境に互いのネ
    ジ溝の巻き方向が反対となるように螺設されており、
    上記挟持ローラは、上記間隔調整軸のネジ部に螺嵌されることにより、上記間隔調整軸
    を回転させることで、上記PTPシートのサイズに応じて上記シャフトに対して位置変更
    自在に構成されている
    請求項1又は請求項2に記載の製剤取出装置。
  4. 上記挟持体は、上記挟持ローラと、該挟持ローラとともに上記PTPシートの進行方向
    から見て側縁部を挟持する従動ローラと、をつなぐ連結体を備えており、上記挟持ローラ
    の上記シャフトに対する位置変更に際し、該連結体によって上記挟持ローラとつながれた
    従動ローラが上記挟持ローラの動きに追従して移動するように構成されている
    請求項に記載の製剤取出装置。
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