JP2006089050A - 錠剤等の取出装置 - Google Patents

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弘 高井
Toru Sato
徹 佐藤
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Abstract

【課題】割れや欠け,変形がなく、確実に取り出すことができる錠剤等の取出装置を提供する。
【解決手段】PTPシートSの一側側を外周面にて挟持、移送する移送ローラ37と、PTPシートSの他側側を外周面にて挟持、移送する移送ローラ38と、移送ローラ37,38の間に配置される移送ローラ34と、PTPシートSの凹部を正面側から裏面側に押圧する押圧ローラ35、36とを備え、押圧ローラ35は、移送ローラ34との間に配置され、押圧ローラ36は、移送ローラ38,34の間に配置され、移送ローラ34がPTPシートSと接触する部位は、移送ローラ37によりPTPシートSが挟持される位置及び移送ローラ38によりPTPシートSが挟持される位置よりも押圧ローラ35,36の回転軸方向にずれた位置とされる。
【選択図】図9

Description

本発明は、PTP(プレススルーパック)シートの内部に収納された錠剤やカプセル(以下、錠剤等と言う。)を取り出す際に使用される錠剤等の取出装置に関するものである。
PTPシートは、合成樹脂シートに多数の凹部を設け、これらの各凹部内に錠剤等を一定単位ずつ収納した後に、この合成樹脂シートにアルミ箔等のシールシートを貼付することにより該錠剤等を包装するものである。こうしたPTPシートによれば、錠剤等が個別に包装され衛生的であるとともに、携帯性にも優れ、服用時には、上記凹部を押圧し上記シールシートを破ることにより簡単に取り出すことができることから、近年、錠剤等の包装として広く使用されている。しかし、一方において、病院や薬局においては、こうした製薬会社により購入した上記PTPシートに収納された錠剤等を、該PTPシートから取り出す場合も多い。こうした錠剤等の取り出し作業は、殆どは手作業により行われているのが実情であり、衛生的ではないばかりではなく、取出作業に長時間を要し、コストも高いものとなっている。
そこで、従来より、PTPシートにより包装された薬剤等を該PTPシートから取り出す装置が提案されている(特許文献1参照)。この薬剤等の取出装置は、PTPシートの両側側を挟持する側方駆動ローラと、上記側方駆動ローラとの間にそれぞれ配置されPTPシートの中央を挟持する中央駆動ローラとを備えている。また、これら上記側方駆動ローラと中央駆動ローラの間には、上記PTPシートを構成する凹部を押圧する押圧ローラが配置されている。したがって、この薬剤等の取出装置によれば、上記側方駆動ローラ及び中央駆動ローラの回転により、上記PTPシートは徐々に上流側から下流側に移送されるとともに、上記押圧ローラにより、PTPシートを構成する凹部が押圧されることに伴い、上記シールシートが錠剤等により破断され外部に排出される。
特開2004−131149号公報
しかしながら、この特許文献1に示す錠剤等の取出装置では、全ての錠剤等が取り出されず凹部内に残置される場合がある。特に、PTPシートにより包装された錠剤等が小さい場合、或いは、変形がし易いカプセルである場合には、全ての錠剤等が完全に取り出されない場合が多い。そこで、こうした課題を解決するために、上記押圧ローラの外周面が、上記側方駆動ローラ及び中央駆動ローラによりPTPシートを挟持する位置よりも押圧方向に位置するよう、例えば、該押圧ローラの外径を大径とし、或いは、該押圧ローラの回転軸を錠剤等の押圧方向にずらすことが考えられる。しかしながら、こうした構造とした場合には、逆に包装された錠剤等が、該押圧ローラにより割れたり欠けたりする場合や、カプセルが変形する場合がある。
そこで、本発明は、上記従来の錠剤等の取出装置が有する課題を解決するために鋭意研究した後に提案されたものであって、錠剤等の割れや欠け或いは変形が生ずることがなく、且つ、PTPシートの凹部内の全ての錠剤等を確実に取り出すことができる錠剤等の取出装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、上記課題を解決するために提案されたものであって、第1の発明(請求項1記載の発明)は、互いにPTPシートの一側側を外周面にて挟持しながら該PTPシートを移送する第1及び第2の移送ローラと、互いに上記PTPシートの他側側を外周面にて挟持しながら該PTPシートを移送する第3及び第4の移送ローラと、上記第1の移送ローラと第3の移送ローラとの間、又は上記第2の移送ローラと第4の移送ローラとの間に配置されてなる第5の移送ローラと、上記PTPシートの凹部を正面側から裏面側に押圧する第1及び第2の押圧ローラと、を備えてなるとともに、上記第1の押圧ローラは、上記第1の移送ローラと第5の移送ローラとの間、又は上記第2の移送ローラと第5の移送ローラとの間に配置され、上記第2の押圧ローラは、上記第3の移送ローラと第5の移送ローラとの間、又は上記第4の移送ローラと第5の移送ローラとの間に配置されてなるとともに、上記第5の移送ローラがPTPシートと接触する部位は、上記第1及び第2の移送ローラによりPTPシートが挟持される挟持位置及び上記第3及び第4の移送ローラによりPTPシートが挟持される挟持位置よりも上記第1及び第2の押圧ローラの回転軸方向にずれた位置とされてなることを特徴とするものである。
この第1の発明では、第5の移送ローラがPTPシートと接触する部位は、上記第1及び第2の移送ローラによりPTPシートが挟持される挟持位置及び上記第3及び第4の移送ローラによりPTPシートが挟持される挟持位置よりも上記第1及び第2の押圧ローラの回転軸方向にずれた位置とされてなることから、PTPシートは、上記第5の移送ローラを境として左右両側が傾斜させられた状態で移送され、その移送途中において上記第1及び第2の押圧ローラにより、この傾斜したPTPシートに形成された凹部が押圧されることに伴い、該凹部内に収納された錠剤等がシールシートを破断し外部に取り出される。なお、この第1の発明においては、少なくとも、第5の移送ローラがPTPシートと接触する部位(以下、位置Aという。)は、上記第1及び第2の移送ローラによりPTPシートが挟持される挟持位置(以下、位置Bという。)及び上記第3及び第4の移送ローラによりPTPシートが挟持される挟持位置(以下、位置Cという。)よりも上記第1及び第2の押圧ローラの回転軸方向にずれた位置とされていれば良い。すなわち、上記位置Aは、位置Bと位置Cとを結ぶ線上から、位置Aが上記第1及び第2の押圧ローラの回転軸方向にずれた位置に存在するように構成されたものであれば良く、その具体的な態様は、従来の薬剤等の取出装置を構成する上記側方駆動ローラの回転軸の位置を変更し、或いは、中央駆動ローラの回転軸の位置を変更する場合ばかりではなく、側方駆動ローラの外径寸法、又は中央駆動ローラの外径寸法を変更させる場合であっても良い。
また、第2の発明(請求項2記載の発明)は、上記第1の発明において、前記第5の移送ローラの近傍には、該第5の移送ローラの外周面と共働してPTPシートを挟持しながら該PTPシートを移送する第6の移送ローラが配置されてなることを特徴とするものである。
また、第3の発明(請求項3記載の発明)は、上記第2の発明において、前記第5及び第6の移送ローラの各外周面には、外周が前記第1及び第2の移送ローラにより挟持されるPTPシートの挟持位置と、前記第3及び第4の移送ローラにより挟持されるPTPシートの挟持位置とに対応した位置に形成された第1の挟持部と、この第1の挟持部の両側から傾斜してなる第2及び第3の挟持部とがそれぞれ形成され、これら第2及び第3の挟持部により挟持されることにより、PTPシートが傾斜されながら移送されることを特徴とするものである。
第1の発明(請求項1記載の発明)では、PTPシートは、上記第5の移送ローラを境とした左右両側が傾斜させられた状態で移送され、その移送途中において上記第1及び第2の押圧ローラにより錠剤等が押圧される。すなわち、PTPシートは、上記第1及び第2の押圧ローラにより垂直に押圧されるのではなく、傾斜して押圧され、これによって、錠剤等は、シールシートに対して傾斜して押圧することから、該シールシートを破断し易くなる。したがって、錠剤等が小さい場合であっても、確実に取り出すことが可能となるとともに、PTPシートに包装された錠剤が変形し易いカプセルである場合であっても、該錠剤等に割れや欠けが発生し、或いは、カプセルが変形する危険性を有効に防止することができる。
上記第2の発明(請求項2記載の発明)では、第5の移送ローラの近傍には、該第5の移送ローラの外周面と共働してPTPシートを挟持しながら該PTPシートを移送する第6の移送ローラが配置されてなることから、第1及び第2の押圧ローラの押圧力により、PTPシートが押圧方向に位置ずれを生じ、この結果、錠剤等がPTPシートの凹部内に残置される危険性を有効に防止することができる。
上記第3の発明(請求項3記載の発明)では、第5及び第6の移送ローラの各外周面に形成された第1の挟持部は、第1及び第2の移送ローラにより挟持されるPTPシートの挟持位置と第3及び第4の移送ローラにより挟持されるPTPシートの挟持位置とに対応した位置に形成されており、第2及び第3の挟持部は、この第1の挟持部の両側から傾斜し、これら第2及び第3の挟持部により挟持されることにより、PTPシートが傾斜されることから、第1乃至第6の各移送ローラの回転に大きな抵抗がかからず、PTPシートをスムーズに移送することができる。
以下、本発明の実施の形態に係る錠剤等の取出装置を、図面を参照しながら詳細に説明する。
この実施の形態に係る錠剤等の取出装置(以下、本装置と言う。)1は、図1に示すような外観からなるのもあって、略直方体状とされた装置本体2内に後述する駆動側ユニット31及び従動側ユニット61等が納められている。この装置本体2は、図2乃至図4に示すように、金属板を加工してなる左側板3,右側板4,底板5及び覆い板6から構成されている。これら左側板3及び右側板4は、長方形状に成形され、それぞれの下端にて折曲されてなる取付片3a,4aと底板5とがネジ(符号は省略する。)により固定されている。これらのネジは、図2に示すように、ゴム脚5a,底板5及び左側板3の取付片3a(及び右側板4の取付片4a)を互いに固定するものである。また、これら左側板3と右側板4との間には、図2に示すように、正面側下方補強板7,正面側上方補強板8及び背面側補強板9とがネジ止めされており、この装置本体2の強度を高めている。また、上記覆い板6は、一枚の金属板が折曲加工されてなるものであって、この装置本体2の正面の中途から上端までに位置する正面板部6aと、上面全体を覆う上面板部6b及び背面全体を覆う背面板部6cの3面からなるものである。そして、上記覆い板6は、図1に示すように左側板3及び右側板4の正面,上面及び背面から被せられて固定されている。この覆い板6は、この覆い板6の背面板部6cの下端左右に形成されたネジ穴と、左側板3及び右側板4の背面側に形成された取付片3b,4bの下端に形成されたネジ穴を挿通するネジによるネジ止めと、この覆い板6の正面板部6aの背面側に取り付けられた係合片26と正面側下方補強板7との係合により、左側板3,右側板4及び底板5に固定されている。なお、この覆い板6の上面板部6bの中央には、装置本体2の内部にPTPシートSを挿入するための挿入口11が形成されており、また、正面板部6aの中央には、錠剤等が取り出された後のPTPシートSが装置本体2の内部から排出される排出口12が形成されており、また、正面板部6aの背面の下端には、正面側下方補強板7と係合する断面がL字状とされた係合片26が固定され、また、上記挿入口11の背面側下面には、正面側下方に傾斜する長方形状の板体である舌片27の基端が固定されている。また、この装置本体2の正面の中途から下端にかけては(上記覆い板の正面板部6aの下方には)、後述する引出し13が挿通される引出し用開口14が形成されている。
なお、この左側板3の内側(右側面)には、図2に示すように、左内面板15が貼付されており、この左内面板15には、開口16,17が形成されている。この開口16は円形とされており、該開口16には、後述する駆動側ユニット31の左端に取り付けられた左軸受51が固定されている。また、上記開口17は、正面側斜め上方に位置する上記開口16に向けて傾斜する略楕円形(長穴)とされており、該開口17には、後述する従動側ユニット61の固定軸62の左端が嵌合されている。また、この開口17の近傍には、針金を折曲してなる左弾性材18の両端が固定される左弾性材固定片19,20が形成されている。また、この左側板3と同様に、上記右側板4の内側(左側面)には右内面板21が貼付されており、この右内面板21には、開口22が形成されている。この開口22は、上記右側板4に形成された開口4dと連通するものであって、開口4dよりも直径が大きくされており、この開口22には、後述する駆動側ユニット31の右端側中途部に取り付けられた右軸受52が嵌合されている。なお、上記開口4dには、後述する駆動側ユニット31の回動軸32及び調整軸33が挿通されている。また、上記開口22の近傍には、前記開口17に対応した図示しない開口(長穴)が形成されており、該開口には、後述する従動側ユニット61の固定軸62の右端が嵌合されている。また、この図示しない開口は、上記開口17と同様に、略楕円形とされており、この図示しない開口の近傍には、上記左弾性材18と同様に針金を折曲してなる図示しない右弾性材の両端を固定する図示しない右弾性材固定片が形成されている。
また、これら左側板3及び右側板4それぞれの背面側端部には、上述の通り、内側に向けて折り曲げられた幅の狭い取付片3b,4bが形成されており、これら取付片3b,4bそれぞれの上端近傍には、上記背面側補強板9をネジ止めするためのネジ穴が形成されており、また、これら取付片3b,4bそれぞれの下端近傍には、上記覆い板6の背面板部6cの下端近傍に形成されたネジ穴と対応するネジ穴が形成されている。また、これら左側板3及び右側板4それぞれの上端には、内側に向けて折り曲げられた取付片3c,4cが形成されており、これら左側板3及び右側板4に覆い板6が取り付けられた際には、覆い板6の上面板部6bはこの取付片3c,4c上に位置する。また、左内面板15及び右内面板21それぞれの正面側端部には、内側に向けて折り曲げられた幅の狭い取付片15a,21aが形成されており、上記正面側下方補強板7は、これら取付片13a,21aそれぞれの下端に形成されたネジ穴を挿通するネジにより固定されている。また、この正面側下方補強板7には、図2及び図3に示すように、プラスチック製の板体である下方ガイド板24が背面側に向けてネジ止めにより取り付けられている。この下方ガイド板24は、正面側から背面側にかけて徐々に下方に傾斜するとともに、後端にて上方に向けられた凸部24aを有する形状とされており、駆動側ユニット31及び従動側ユニット61の作動により錠剤等が取り出されたPTPシートSが引出し13内に落下することを防ぐと共に、該PTPシートSを前方の排出口12に導くように下方から支持するものである。
また、上記正面側上方補強板8は、上記取付片3c,4cそれぞれの正面側端部に形成されたネジ穴を挿通するネジにより固定されている。そして、この正面側上方補強板8には、図2及び図3に示すように、プラスチック製の板体である上方ガイド板25が下方に向けてネジ止めにより取り付けられている。この上方ガイド板25は、下端部が正面側から背面側に向けて徐々に下降し、後端が後述する駆動送りローラ34近傍に位置しており、駆動側ユニット31及び従動側ユニット61の押圧により錠剤等が取り出されたPTPシートSが反り返った場合にも、確実に排出口12から取り出されるように誘導するものである。また、覆い板6の正面側の板部の下端背面側には、上述の通り、図3に示すように断面がL字状に成形された係合片26が固定されており、この覆い板6が装置本体2に取り付けられる際には、この係合片26の背面側への突出部分が正面側下方補強板7の下面に係合する。また、上記舌片27は、長方形状の板体であって、正面側下方に向けて傾斜しており、上端は覆い板6の上面板部6bの裏面側であって挿入口11の背面側に固定され、下端は、およそ駆動側ユニット31及び従動側ユニット61それぞれを構成する各ローラの間に位置している。なお、上記引出し13は、上方に開口が形成された直方体状のプラスチック製の箱体であって、正面には本装置1から取り出す際に用いられる摘み13aが取り付けられている。本装置1の駆動側ユニット31及び従動側ユニット61の作動によりPTPシートSから取り出された錠剤等Sは、この引出し13内に落下する。また、排出口12には上端に支軸28aを有して正面側に回動可能とされた排出口扉28が取り付けられている。この排出口扉28は、錠剤等Sが取り出されたPTPシートSが排出される際に手前側に押されて開放されるものであり、異物がこの取出装置1内に入ることを防ぎ、中央には透明プラスチック板が取り付けられ、該取出装置1内が観察可能とされている。
そして、上記左内面板15と右内面板21との間には、駆動側ユニット31と、この駆動側ユニット31の駆動により従動する従動側ユニット61が配置されている。この駆動側ユニット31は、図4乃至図7に示すように、回動軸32,調整軸33,駆動送りローラ34,左押圧ローラ35,右押圧ローラ36,左移動ローラ37,右移動ローラ38,第1乃至第4のスプリング39,40,41,42、歪防止ピン43,左ナット44,右ナット45,ハンドル46,調整軸操作部材47,左ナット蓋板48,右ナット蓋板49,ブッシュ50,左軸受51及び右軸受52から構成されている。上記回動軸32は、図6及び図7に示すように、円筒状に成形されてなるものであって、左端から右端近傍にかけてスリット32aが形成されている。また、この回動軸32の右端近傍から右端にかけては、やや径が細くされたハンドル取付部32bが形成されている。なお、この回動軸32は、本発明を構成する回転軸である。また、上記調整軸33は、図6に示すように、金属製の丸棒であって、中心からやや左側の箇所から左端にかけて外周面に左ネジ(正ネジ)33aが螺刻されており、中央からやや右側の箇所から右端側中途部にかけては外周面に右ネジ(逆ネジ)33bが螺刻されている。なお、この調整軸33の右端側中途部から右端は、後述する調整軸操作部材47が取り付けられる取付部33cとされている。また、図5に示すように、この調整軸33は、中心が上記回動軸32の中心と一致するように該回動軸32内に挿通されており、上記左ネジ33aには左ナット44が螺着され、上記右ネジ33bには、右ナット45が螺着されている。また、上記駆動送りローラ34は、本発明を構成する第5の移送ローラであって、中心に円形の開口34aを有する円環状の部材である。この駆動送りローラ34の外周面の左右端部には、図9に示すように、それぞれに僅かに小径とされた小径部34b,34cが位置しており、また、該小径部34b,34cそれぞれの左端部及び右端部を一端として連続して、該駆動送りローラ34の径が大きくなる向きに傾斜してなる傾斜面34e,34fが形成され、さらに、該傾斜面34e,34fの他端の間には、該傾斜面34e,34fの他端と連続し、該小径部34b,34cよりも突出してなる大径部34dが形成されている。なお、図9に示すように、これら小径部34b,34c,大径部34d及び傾斜面34e,34fの形状は、後述する従動送りローラ63の大径部63b,63c,小径部63d及び傾斜面63e,63fの形状とそれぞれ対応するものとされている。そして、この駆動送りローラ34の大径部34dと従動送りローラ63の小径部63dとがPTPシートSを挟持する位置は、本発明を構成する第1の挟持部であり、また、駆動送りローラ34の傾斜面34eと従動送りローラ63の傾斜面63eとがPTPシートSを挟持する位置は、本発明を構成する第2の挟持部であり、また、駆動送りローラ34の傾斜面34eと従動送りローラ63の傾斜面63eとがPTPシートSを挟持する位置は、本発明を構成する第3の挟持部である。また、この大径部34dから中心に向けては、この駆動送りローラ34を回動軸32に固定する図示しないイモネジが螺入するイモネジ穴34gが形成されている。また、中心から偏芯した位置には、左側面及び右側面を貫通して歪防止ピン43が挿通されるピン穴34hが形成されており、また、左側面及び右側面のそれぞれには、第2及び第3のスプリング40,41が係合する円環状の左スプリング溝34i及び右スプリング溝34jが形成されている。
また、左押圧ローラ35及び右押圧ローラ36は、互いに同一の構成とされており、中心に円形の開口35a,36aを有する円環状の部材であり、これら左押圧ローラ35及び右押圧ローラ36は、それぞれ本発明を構成する第1の押圧ローラ及び第2の押圧ローラである。これら左押圧ローラ35及び右押圧ローラ36の外周面には、軸方向に長さを有する溝が多数形成されており、また、中心から偏芯した位置には、歪防止ピン43が挿通されるピン穴35b,36bが形成されている。また、左押圧ローラ35の左側面及び右側面のそれぞれには、第1及び第2のスプリング39,40の端部が係合する円環状の左スプリング溝35c及び右スプリング溝35dが形成されており、右押圧ローラ36の左側面及び右側面のそれぞれには、第3及び第4のスプリング41,42が係合する円環状の左スプリング溝36c及び右スプリング溝36dが形成されている。
また、上記左移動ローラ37及び右移動ローラ38は、上記駆動送りローラ34を挟んで互いに左右対称な形状に成形されてなるものであって、中心に円形の開口37a,38aを有する円環状の部材である。なお、これら左移動ローラ37及び右移動ローラ38は、それぞれ本発明を構成する第1の移送ローラ及び第3の移送ローラである。これらの開口37a,38aの一側面側(左移動ローラ37の左側面及び右移動ローラ38の右側面)には、開口37a,38aと中心が同一とされた円形の凹部である左ナット蓋板固定部37b(右ナット蓋板固定部38b)が形成されており、また、この左ナット蓋板固定部37b(右ナット蓋板固定部38b)の平面から反対面に向けては、左ナット蓋板固定ネジ穴37c,37c(右ナット蓋板固定ネジ穴38c,38c)が2つ形成されており、さらに同じこの左ナット蓋板固定部37b(右ナット蓋板固定部38b)の平面上には、この開口内に左ナット44(右ナット45)を入れた際にこれらに形成された凸部44b(45b)が係合する凹部37d(38d)が形成されている。また、左移動ローラ37(右移動ローラ38)の外周面上中央には、該外周面と平行に、後述する従動側ユニット61を構成する左ガイド部材64(右ガイド部材65)の左係合凸部64b(右係合凸部65b)と係合する溝状の係合凹部37e(38e)が形成されており、また同様に、これら左移動ローラ37(右移動ローラ38)の外周面上であって上記係合凹部37e(38e)よりも一方の側面(左移動ローラ37ならば右側面、右移動ローラ38ならば左側面)側の外周面には、大径部37f,38fと小径部37g,38gとが肉厚方向に並んで周回り方向に連続して形成されている。したがって、上記大径部37f,38f及び小径部37g,38gは、後述する左送りホイール66の大径部66c,小径部66f及び右送りホイール67の大径部67c,小径部67fと協働して、図10に示すように、PTPシートSの左右両端をそれぞれ二箇所で折曲して挟持する。なお、左移動ローラ37の小径部37gと左送りホイール66の大径部66cとによるPTPシートの挟持位置及び右移動ローラ38の小径部38gと右送りホイール67の大径部67cとによるPTPシートの挟持位置を結ぶ仮想の線上には、上記駆動送りローラ34及び後述する従動送りローラ63による第1の挟持部が位置しており、上述の第2及び第3の挟持部のそれぞれ左移動ローラ37及び右移動ローラ38側の端部は、上記第1の挟持部よりも回動軸32側にずれて位置している。このため、本装置1により移送されるPTPシートSは、図10に示すように左押圧ローラ35及び右押圧ローラ36に向けて図中に示すθの角度だけ傾斜して当接する。すなわち、このPTPシートSに包装された錠剤は、上記左押圧ローラ35及び右押圧ローラ36によりPTPシートSを構成するシールシートに対して傾斜されて押圧がなされる。また、上記左移動ローラ37及び右移動ローラ38には、上記左押圧ローラ35や右押圧ローラ36と同様に、中心から偏芯した位置には、歪防止ピン43が挿通されるピン穴37h,38hが形成されており、また、左移動ローラ37の右側面上(右移動ローラ38の左側面上)には、第1のスプリング39が係合する円環状の右スプリング溝37i(第4のスプリング42が係合する円環状の左スプリング溝38i)が形成されている。
また、上記第1乃至第4のスプリング39,40,41,42は、金属製のコイルスプリングであって、該第1のスプリング39は、上記左移動ローラ37と左押圧ローラ35との間に配置され、上記第2のスプリング40は、上記左押圧ローラ35と上記駆動送りローラ34との間に配置され、上記第3のスプリング41は、上記駆動送りローラ34と上記右押圧ローラ36との間に配置され、上記第4のスプリング42は、上記右押圧ローラ36と上記右移動ローラ38との間に配置されている。そして、これら第1乃至第4のスプリング39,40,41,42の端部は、それぞれ上記の各ローラ34,35,36,37,38の左側面及び/又は右側面に形成された上記左又は右スプリング溝34i,34j,35c,35d,36c,36d,37i,38i内に嵌合されている。また、上記歪防止ピン43は、金属棒であって、上記の各ローラ34,35,36,37,38に形成されたピン穴34h,35b,36b,37h,38hに挿通されている。
また、上記左ナット44及び右ナット45は、共に同じ構成であって、中心に円形の開口44a,45aを有し、該左ナット44の開口44aの内周面には、上記調整軸33に螺刻された左ネジ33aに螺着されるネジ(符号は省略する。)が螺刻され、上記右ナット45の開口45aの内周面には、上記右ネジ33bに螺着されるネジ(符号は省略する。)が螺刻されている。また、これら左ナット44及び右ナット45の外周面には、上述した回動軸32に形成されたスリット32aを介して該回動軸32の外側に突出されるとともに、上記右移動ローラ37又は左移動ローラ38に形成された凹部37d,38dに係合する凸部44b,45bが形成されている。また、上記ハンドル46は、図7に示すように、一端側に開口46eが穿設され他端側には把手46cが回動可能に配置されたハンドルレバー46aと、ハンドルホイール46bとから構成されている。上記開口46eは、前記回動軸32の右端に形成されたハンドル取付部32bが挿通される部位である。また、上記ハンドルホイール46bは、合成樹脂により一体成形されてなるものであり、中心には、上記ハンドル取付部32bが挿通される挿通穴46gが形成され、また、左側面には、上記ハンドルレバー46aの一端側が収容される収容凹部46hが形成されている。なお、上記開口46e及び挿通穴46gはそれぞれ内径が同一とされており、互いに連通するものとされている。また、このハンドルホイール46bの右側面には、上記挿通穴46gを中心とした円環状の凸部46fが形成されている。また、このハンドルホイール46bは、ネジ(符号は省略する。)により上記ハンドルレバー46aに固定されており、また、上記凸部46fには、上記回動軸32にハンドルホイール46bを固定するためのイモネジ(符号は省略する。)が螺入されるイモネジ穴46dが形成されている。また、このハンドルホイール46bの右側には、調整軸操作部材47が配置されている。この調整軸操作部材47は、合成樹脂により一体成形されてなるものであって、左側面には、上記ハンドルホイール46bに形成された凸部46fが挿入される嵌合凹部47aが形成されており、さらにこの嵌合凹部47aの中心には上記調整軸33の取付部33cの右端が嵌合される嵌合凹部47bが形成されている。なお、この調整軸操作部材47の外周面から上記嵌合凹部47bには、調整軸33とこの調整軸操作部材47とを固定するイモネジ(符号は省略する。)が螺入されるイモネジ穴47cが形成されており、また、該調整軸操作部材47の右側面には、該調整軸操作部材47の回動操作に用いられる把手47dが取り付けられている。このように、ハンドル46及び調整軸操作部材47は、それぞれ別々に回動軸32及び調整軸33を回動操作することができることから、ハンドル46が固定された状態で調整軸操作部材47のみが回動操作されることにより、回動軸32が固定された状態で調整軸33のみが回動される。
また、上記左ナット蓋板48及び右ナット蓋板49は、図6に示すように同一の形状とされており、中心に円形の開口48a,49aを有する円環状の部材である。この左ナット蓋板48及び右ナット蓋板49の側面には、上述した左移動ローラ37(右移動ローラ38)に、該左ナット蓋板48(右ナット蓋板49)をネジ止めする2つのネジ穴48b,48b(49b,49b)が形成されている。なお、これら2つのネジ穴48b,48b(49b,49b)は、上記左移動ローラ37(右移動ローラ38)に形成されたネジ穴37c,37c(ネジ穴38c,38c)に対応する位置に形成されている。また、上記ブッシュ50は、合成樹脂により一体成形されてなるものであって、上記回動軸32の左端から該回動軸32内に嵌合する嵌合部50bと、この嵌合部50bの基端に形成されたフランジ部50aと、中心に形成され上記回動軸32内に挿通された上記調整軸33の左端側が挿通される挿通穴50cとから構成されており、回動軸32の左端に嵌合されている。また、左軸受51及び右軸受52は、中心に円形の開口51a,52aを有する円環状の部材であって、該左軸受51は、上記左内面板15に形成された開口16内に固定されてなるとともに、開口51a内に、上記ブッシュ50を介して回動軸32の左端をベアリングにより回動自在に支持する部材である。また、上記右軸受52は、上記右内面板21に形成された開口22内に固定されてなるとともに、開口52a内に、上記回動軸32の右端側中途部(上記スリット32aの右端とハンドル取付部32bとの間)をベアリングにより回動自在に支持する部材である。
また、前記従動側ユニット61は、図8に示すように、固定軸62,従動送りローラ63,左ガイド部材64,右ガイド部材65,左送りホイール66,右送りホイール67,ワッシャ68,69,左スリーブ70及び右スリーブ71から構成されている。この固定軸62は、前記回動軸32と平行に配置されてなる円柱状の部材であって、中央よりやや右寄りの外周面上には、円環状の溝部62aが形成されている。そして、この固定軸62には、従動送りローラ63と、後述する左スリーブ68及び右スリーブ69を介して左送りホイール66及び右送りホイール67が回動自在に取り付けられている。この従動送りローラ63は、本発明を構成する第6の移送ローラであり、前記駆動送りローラ34と協働してPTPシートSを挟持しながら移送する部材である。この従動送りローラ63の中心には、上記固定軸62が左右に挿通される開口63aが形成された円環状の部材である。また、この従動送りローラ63の外周面63dの左右端部には、図9に示すように、それぞれに僅かに大径とされた大径部63b,63cが位置しており、また、該大径部63b,63cそれぞれの左端部及び右端部を一端として連続して、該従動送りローラ63の径が小さくなる向きに傾斜してなる傾斜面63e,63fが形成され、さらに、該傾斜面63e,63fの他端の間には、該傾斜面63e,63fの他端と連続し、該大径部63b,63cよりも凹んでなる小径部63dが形成されている。なお、図9に示すように、これら大径部63b,63c,小径部63d及び傾斜面63e,63fの形状は、上述の通り、駆動送りローラ34の小径部34b,34c,大径部34d及び傾斜面34e,34fの形状と対応するものとされている。そして、上述の通り、この従動送りローラ63の小径部63dと駆動送りローラ34の大径部34dとがPTPシートSを挟持する位置は、本発明を構成する第1の挟持部であり、また、従動送りローラ63の傾斜面63eと駆動送りローラ34の傾斜面34eとがPTPシートSを挟持する位置は、本発明を構成する第2の挟持部であり、また、従動送りローラ63の傾斜面63eと駆動送りローラ34の傾斜面34eとがPTPシートSを挟持する位置は、本発明を構成する第3の挟持部である。また、この従動送りローラ63の右側面には、筒状部63gが形成されており、この筒状部63gの外周には、該従動送りローラ63の移動を規制する移動規制ピン63hが螺着されるピン穴63iが形成されている。上記移動規制ピン63hは、このピン穴63i内に螺着されることにより、先端が上記固定軸62に形成された円環状の溝部62a内に係合し、これによって、この従動送りローラ63は固定軸62に対して回動可能に取り付けられると共に、固定軸62上の左右方向への移動が規制される。
また、上記従動送りローラ63の左側には、左ガイド部材64が配置され、また、右側には、右ガイド部材65が配置されている。これら左ガイド部材64及び右ガイド部材65は、それぞれ合成樹脂により一体成形されてなるものであり、上記従動送りローラ63を中心として左右対称に成形及び配置がされている。すなわち、上記左ガイド部材64には、図8に示すように、左PTPシート支持面64aと左係合凸部64bとが形成され、また、上記右ガイド部材65には、右PTPシート支持面65aと右係合凸部65bが形成されている。これら左PTPシート支持面64a及び右PTPシート支持面65aは、上記舌片27と共にPTPシートSの左右の両端部及び該端部近傍の裏面を支持するとともに、PTPシートSを上記駆動側ユニット31及び従動側ユニット61の間にガイドし、また、錠剤等が取り出されたPTPシートSを上記排出口12へガイドするものである。また、これら左PTPシート支持面64a及び右PTPシート支持面65aは、本装置1の背面側端部から正面側中途部にかけて下方に傾斜する左傾斜面64c及び右傾斜面65cと、該正面側中途部より正面側端部に至る左水平面64d及び右水平面65dとが、切欠き64f,65fを介してなだらかに連続してなるものである。また、この左ガイド部材64の右側面上であって、左傾斜面64cの下方側中途部には、左ホイール収容部64dが形成されており、また、この右ガイド部材65の左側面上であって、上記左傾斜面65aの下方側中途部には、右ホイール収容部65dが形成されている。これら左ホイール収容部64d及び右ホイール収容部65dは、それぞれ内部に後述する右送りホイール67及び左送りホイール66が収容される部位である。すなわち、これら左ホイール収容部64d及び右ホイール収容部65dは、それぞれ後述する左送りホイール66及び右送りホイール67よりも僅かに大きな径の円形状とされ、また、これら左ホイール収容部64d及び右ホイール収容部65dの正面側上方には、該左送りホイール66及び右送りホイール67の外周面の一部が左PTPシート支持面64a及び右PTPシート支持面65aに露出されるように、切欠き64f,65fが形成されている。なお、後述するように、左送りホイール66及び右送りホイール67の外周面には、それぞれ大径部66c,67c及び小径部66f,67fが形成されていることから、これら左ホイール収容部64d及び右ホイール収容部65dには、該小径部66f,67fに対応する段差64g,65gが形成されている。また、上記左係合凸部64bは、上記左ガイド部材64の正面に形成されてなるものであり、上述の左移動ローラ37の外周に形成された係合凹部37eに係合する部位であり、また、上記右係合凸部65bは、上記右ガイド部材65の正面に形成されてなるものであり、上述の右移動ローラ38の外周に形成された係合凹部38eに係合する部位である。また、上記左ホイール収容部64d及び右ホイール収容部65dの中央には、左右に貫通して開口64h,65hが形成されており、該開口64c,65c内には、後述する左送りホイール66の円筒部66b及び右送りホイール67の円筒部67bが挿入されている。
また、上記左送りホイール66及び右送りホイール67は、それぞれ左スリーブ68及び右スリーブ69を介して上記固定軸62に挿通され、上記左ガイド部材64の左ホイール収容部64e及び右ガイド部材65の右ホイール収容部64e内に収容されている。なお、これら左送りホイール66及び右送りホイール67は、それぞれ本発明を構成する第2の移送ローラ及び第4の移送ローラである。すなわち、これら左送りホイール66及び右送りホイール67は、円板部66a,67aと、該円板部66a,67aの中心より左方(右方)に突出する円筒部66b,67bと、から構成されてなるものであって、また、円筒部66b,67bの左端及び右端近傍には、それぞれ外周全周にわたってリング状に凹部66d,67dが形成されており、また、円板部66a,67aには、円筒部66b,67bの内周と連通する開口66e,67eが形成されている。なお、円板部66aの外周面上右端及び円板部67aの外周面上左端それぞれには、周回り方向に連続してリング状に突出する大径部66c,67cが形成されており、該円板部66a,67aの大径部66c,67cの側面には小径部66f,67fが連続している。そして、上述の通り、左ガイド部材64及び右ガイド部材65の左ホイール収容部64e及び右ホイール収容部65e内に上記円板部66a,67aが収容され、上記円筒部66b,67bは、左ガイド部材64及び右ガイド部材65の開口64h,65h内に挿入されており、左ガイド部材64の左側面及び右ガイド部材65の右側面に突出する円筒部66b,67bに形成された凹部66c,67cには、ワッシャ68,69が嵌合しており、左送りホイール66及び右送りホイール67が左ガイド部材64及び右ガイド部材65より抜け落ちることを防ぐ。また、左スリーブ70及び右スリーブ71は、円筒部70a,71aと、該円筒部70a,71aの右端又は左端にそれぞれ形成されたフランジ状の円環部70b,71bが一体となるもので、上記左送りホイール66の開口66e及び右送りホイール67の開口67e内に円筒部70a,71aが嵌入されており、また、該左スリーブ70の開口70c及び右スリーブ71の開口71c内には、固定軸62が挿入される。このため、左送りホイール66及び右送りホイール67は、上記左スリーブ70及び右スリーブ71を介して、固定軸62に対して回動可能とされてなるとともに、左ガイド部材64及び右ガイド部材65とともに、該固定軸62上を左右方向に互いに離間又は接近して移動可能とされている。
なお、上記左送りホイール66及び右送りホイール67は、上述の通り、外周面の一部が左ガイド部材64の切欠き64f及び右ガイド部材65の切欠き65fより左PTPシート支持面64a及び右PTPシート支持面65a上に露出した状態で配置されてなるものであって、上記左移動ローラ37及び右移動ローラ38の外周面と当接し、該左移動ローラ37及び右移動ローラ38の回動により従動する部材である。すなわち、左移動ローラ37の大径部37fは、左送りホイール66の小径部66fの外周と当接するとともに、該左移動ローラ37の小径部37gは、左送りホイール66の大径部66cの外周と当接し、これら左移動ローラ37と左送りホイール66は互いに協働してPTPシートSの左端を挟持し、また、右移動ローラ38の大径部38fは、右送りホイール67の小径部67fの外周と当接するとともに、該右移動ローラ38の小径部38gは、右送りホイール67の大径部67cの外周と当接し、これら右移動ローラ38と右送りホイール67は互いに協働してPTPシートSの右端を挟持する。なお、左送りホイール66の大径部66cと左移動ローラ37の小径部37gとによるPTPシートの挟持位置及び右送りホイール67の大径部67cと右移動ローラ38の小径部38gとによるPTPシートの挟持位置を結ぶ仮想の線上には、上記駆動送りローラ34及び従動送りローラ63による第1の挟持部が位置しており、上述の第2及び第3の挟持部のそれぞれ左移動ローラ37及び右移動ローラ38側の端部は、上記第1の挟持部よりも回動軸32側にずれて位置している。このため、本装置1により移送されるPTPシートSは、図10に示すように左押圧ローラ35及び右押圧ローラ36に向けて図中に示すθの角度だけ傾斜して当接する。すなわち、このPTPシートSに包装された錠剤は、上記左押圧ローラ35及び右押圧ローラ36によりPTPシートSを構成するシールシートに対して傾斜されて押圧がなされる。なお、上記固定軸62は、左右の端部がそれぞれ左弾性材18及び図示しない右弾性材により本装置1の正面側斜め上方に位置する開口16、すなわち、回動軸32に向けて付勢されていることから、上記のPTPシートSの挟持は非常に強固なものとなる。また、上述の通り、上記左ガイド部材64の正面に形成されてなる左係合凸部64bは、上記左移動ローラ37の外周に形成された係合凹部37eに係合し、また、上記右ガイド部材65の正面に形成されてなる上記右係合凸部65bは、上記右移動ローラ38の外周に形成された係合凹部38eに係合する。したがって、上記左移動ローラ37及び右移動ローラ38が左右に移動した場合には、これら左ガイド部材64及び右ガイド部材65も、該左移動ローラ37及び右移動ローラ38に追随して左右に移動する。なお、これら左ガイド部材64及び右ガイド部材65の正面側下端より、左水平面64d及び右水平面65dが手前側に突出するが、これら左水平面64d及び右水平面65dと上記下方ガイド板24により、左PTPシート支持面64a及び右PTPシート支持面65aに沿って下方に送り出されるPTPシートSを下方から支持しつつ正面側へ導き、排出口12からこのPTPシートSを取出可能とする。
次に、本装置1の動作について説明する。図1に示す挿入口11から、PTPシートSの先端が挿入されると、該PTPシートSの裏面は、上記舌片27により支持され、また、該PTPシートSの両端は、上記左ガイド部材64及び右ガイド部材65に形成された左PTPシート支持面64a及び右PTPシート支持面65aにガイドされながら正面側下方に移動し、先端側中央が上記駆動送りローラ34と従動送りローラ63との間に僅かに差し込まれるとともに、先端側左端は、上記左移動ローラ37の大径部37f及び小径部37gと左ガイド部材64の左傾斜面64aより露出する左送りホイール66の大径部66c及び小径部66fとの間に僅かに差し込まれ、また、先端側右端は、上記右移動ローラ38の大径部38f及び小径部38gと右ガイド部材65の左傾斜面65aより露出する右送りホイール67の大径部67c及び小径部67fとの間に僅かに差し込まれる。この状態において、上記ハンドル46が図1中時計回り方向に回転させられると、上記従動側ユニット61は、左弾性材18及び図示しない右弾性材の弾性力によって駆動側ユニット31方向に付勢されていることから、このPTPシートSの下端中央は駆動送りローラ34と従動送りローラ63とにより強固に挟持され、また、該PTPシートSの左端側は、左移動ローラ37の大径部37f及び小径部37gと左送りホイール66の大径部66c及び小径部66fとの間に、また、右端側は、右移動ローラ38の大径部38f及び小径部38gと右送りホイール67の大径部67c及び小径部67fとの間にそれぞれ強固に挟持されながら、上記排出口12方向に移送させられる。このとき、上記PTPシートSは、上記左押圧ローラ35及び右押圧ローラ36の外周面により、該PTPシートSの凹部に収納された錠剤等Sが裏面側に押圧され、この押圧力によりシールシートが破られ、錠剤等Sが外部に押し出される。そして、この押し出された錠剤等Sは、上記引出し13内に落下する。なお、PTPシートSは常に一定の厚さのものであるとは限らないが、このように左弾性材18及び図示しない右弾性材の作用により駆動側ユニット31と従動側ユニット61との間隔が変化するものとされていることから、本装置1によればPTPシートSが厚いものであっても薄いものであっても、上記凹部に対して適切に力を作用させることができ、錠剤等Sを取り出すことができる。また、本装置1では、上記駆動送りローラ34の大径部34dと従動送りローラ63の大径部63b,63cにはローレット仕上げ又は凹凸が施されており、また、駆動送りローラ34の小径部34b,34cと従動送りローラ63の大径部63b,63cとの噛合されることにより、ハンドル46の回転操作は確実にPTPシートSに伝達される。更に、PTPシートS内の錠剤に対しては、左押圧ローラ35及び右押圧ローラ36が傾斜して押圧するものとされていることから、このPTPシートSを構成するシールシートは破断し易いものとされ、該錠剤が小さい場合であっても残置されることなく確実に取り出すことが可能となり、また、該錠剤にわれやかけが発生し、或いは変形する危険性を有効に防止することができる。
なお、上述の通り、特に、本発明に係る本装置1では、PTPシートSは、左端より順に、左移動ローラ37の大径部37fと左送りロール66の小径部66fとの間、左移動ローラ37の大径部37fの右側面と左送りロール66の大径部66cの左側面との間、左移動ローラ37の小径部37gと左送りロール66の大径部66cとの間に挟持されていることから、PTPシートSの左端は二箇所で折曲されて強固に挟持されている。同様に、PTPシートSの右端より順に、右移動ローラ38の大径部38fと右送りロール67の小径部67fとの間、右移動ローラ38の大径部38fの右側面と右送りロール67の大径部67cの右側面との間、右移動ローラ38の小径部37gと右送りロール67の大径部67cとの間に挟持されていることから、PTPシートSの右端も二箇所で折曲されて強固に挟持されている。このため、PTPシートSは、錠剤等Sの取り出しの為に凹部に上記左押圧ローラ35及び右押圧ローラ36によって押圧された場合にも、例え該PTPシートSが薄いものであっても、該PTPシートSの両端の挟持が外れることは無く、より確実に錠剤等Sを取り出すことができ、一部の錠剤等Sが残留することを有効に防止することができる。なお、このような動作により錠剤等Sが取り出されたPTPシートSは、上記下方ガイド板24及び左水平面64d,右水平面65dにより本装置1の正面側にガイドされ、上記覆い板6の正面に形成された排出口12より外部に排出される。
また、PTPシートSの幅が異なる場合には、把手47dにより調整軸操作部材47を回動操作することにより、これら駆動側ユニット31及び従動側ユニット61をPTPシートSの幅に合わせて調節する。すなわち、調整軸操作部材47が回動操作されることにより、上記左ナット44及び右ナット45は凸部44b,45bが回動軸32のスリット32aに係合することから、回動軸32とともに回転することなく互いに離間する方向または互いに接近する方向に移動し、この動作に伴って、上記左移動ローラ37及び右移動ローラ38も移動する。そして、上記左移動ローラ37が移動すると、上記左押圧ローラ35は、第1及び第2のスプリング39,40の弾性作用により、上記駆動送りローラ34方向又はその反対側に移動し、同様に、上記右移動ローラ38が移動すると、上記右押圧ローラ36は、第3及び第4のスプリング41,42の弾性作用により上記駆動送りローラ34方向またはその反対方向に移動する。また、この左移動ローラ37や右移動ローラ38の移動に伴い、上述の通り、上記左ガイド部材64や右ガイド部材65も移動する。したがって、本装置1によれば、どのようなサイズのPTPシートSであっても錠剤等Sを取り出すことができる。
なお、ここに述べた実施の形態に係る本装置1では、錠剤等Sを押圧する押圧ローラを2つ備えており、このため、本装置1により錠剤等Sの取り出し作業ができるPTPシートSは、錠剤等Sが収納された凹部が2列に並ぶ構成のものに限る。しかし、本発明に係る錠剤等の取出装置は、このように押圧ローラを2つ備えた物には限定されず、PTPシートSの形状に応じて3つ以上の押圧ローラを備えたものとしても良い。また、ここに挙げた実施の形態に係る本装置1では、左移動ローラ37及び右移動ローラ38それぞれに係合凹部37e,38eが形成されており、また、左ガイド部材64及び右ガイド部材65それぞれには、これら係合凹部37e,38eに係合する左係合凸部64b及び右係合凸部65bが形成されており、これらは互いに係合しあうものとなっている。しかし、左移動ローラ37及び右移動ローラ38それぞれに係合凸部を形成すると共に、左ガイド部材64及び右ガイド部材65それぞれにこれら係合凸部に係合する係合凹部が形成し、これらが互いに係合しあうことにより、左移動ローラ37及び右移動ローラ38の移動に伴い、左ガイド部材64及び右ガイド部材65が移動するものとされても良い。同様に、本装置1では、一方及び他方の移動ローラ、一方及び他方の押圧ローラ及び他方の送りローラに挿通する歪防止ピン43を一本備えていることから、一方及び他方の移動ローラの移動に伴って移動する左右のガイド部材の抵抗により、該一方及び他方の移動ローラが傾斜して移動不能となることを有効に防止することができるが、このような歪防止ピン43は一本とは限らず、複数備えるものとしても良い。
また、上記実施の形態に係る錠剤等の取出装置1では、左ガイド部材64及び右ガイド部材65に形成された左PTPシート支持面64a及び右PTPシート支持面65aのそれぞれには、左移動ローラ37及び右移動ローラ38の回動により従動する左送りホイール66及び右送りホイール67が配置されている。上述の通り、本装置1によりPTPシートS内の錠剤等Sを取り出す際には、ハンドル46を操作して回動軸32を回動することにより、左移動ローラ37及び右移動ローラ38と左送りホイール66及び右送りホイール67は協働してPTPシートSの左右端部を挟持し、この左右端部が中心方向に移動することを防ぎつつ、該PTPシートSを下方に送り出す。すなわち、このPTPシートSを下方に送り出す際には、左移動ローラ37及び右移動ローラ38が回動すると同時に、左送りホイール66及び右送りホイール67も回動することから、このハンドル46の回動操作に要する力は非常に少ないものですむ。なお、本装置1は、上述のように、左移動ローラ37,右移動ローラ38,左送りホイール66及び右送りホイール67を備えており、これらの間に位置するPTPシートSの両端を挟持する大径部37f,38f,66c,67cと小径部37g,38g,66f,67fを備えてなるが、これに替えて、左移動ローラ37及び右移動ローラ38のPTPシートSを挟持する面にリング状の凸部又は凹部を形成し、また、左送りホイール6及び右送りホイール67のPTPシートSを挟持する面に、該リング状の凸部又は凹部に対応するリング状の凹部又は凸部を備える構成としてもよい。この場合にも、上記凸部及び凹部の形状によりPTPシートSの両端を二箇所或いは三箇所以上で協働して折曲して該PTPシートSを挟持することができる。この場合には、その挟持をより強固なものとすることができ、PTPシートSの左右端部が中心方向に移動することを防ぐことができ、PTPシートSからの錠剤等Sの取り出しをより確実なものとすることができる。
本発明の実施の形態に係る錠剤等の取出装置の外観を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る錠剤等の取出装置の装置本体を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る錠剤等の取出装置の側面断面図である。 本発明の実施の形態に係る錠剤等の取出装置の正面断面図である。 本発明の実施の形態に係る錠剤等の取出装置の駆動側ユニットの構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る錠剤等の取出装置の駆動側ユニットの構成を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る錠剤等の取出装置の駆動側ユニットの構成を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る錠剤等の取出装置の従動側ユニットの構成を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る錠剤等の取出装置の駆動側ユニット及び従動側ユニットの位置関係を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る錠剤等の取出装置の駆動側ユニット,従動側ユニット及びPTPシートの位置関係を示す断面図である。
符号の説明
1 錠剤等の取出装置
32 回動軸
34 駆動送りローラ
34b 小径部
34c 小径部
34d 大径部
34e 傾斜面
34f 傾斜面
35 左押圧ローラ
36 右押圧ローラ
37 左移動ローラ
37f 大径部
37g 小径部
38 右移動ローラ
38f 大径部
38g 小径部
63 従動送りローラ
63b 大径部
63c 大径部
63d 小径部
63e 傾斜面
63f 傾斜面
66 左送りホイール
66c 大径部
66f 小径部
67 右送りホイール
67c 大径部
67f 小径部
S PTPシート
錠剤等

Claims (3)

  1. 互いにPTPシートの一側側を外周面にて挟持しながら該PTPシートを移送する第1及び第2の移送ローラと、
    互いに上記PTPシートの他側側を外周面にて挟持しながら該PTPシートを移送する第3及び第4の移送ローラと、
    上記第1の移送ローラと第3の移送ローラとの間、又は上記第2の移送ローラと第4の移送ローラとの間に配置されてなる第5の移送ローラと、
    上記PTPシートの凹部を正面側から裏面側に押圧する第1及び第2の押圧ローラと、を備えてなるとともに、
    上記第1の押圧ローラは、上記第1の移送ローラと第5の移送ローラとの間、又は上記第2の移送ローラと第5の移送ローラとの間に配置され、上記第2の押圧ローラは、上記第3の移送ローラと第5の移送ローラとの間、又は上記第4の移送ローラと第5の移送ローラとの間に配置されてなるとともに、
    上記第5の移送ローラがPTPシートと接触する部位は、上記第1及び第2の移送ローラによりPTPシートが挟持される挟持位置及び上記第3及び第4の移送ローラによりPTPシートが挟持される挟持位置よりも上記第1及び第2の押圧ローラの回転軸方向にずれた位置とされてなることを特徴とする錠剤等の取出装置。
  2. 前記第5の移送ローラの近傍には、該第5の移送ローラの外周面と共働してPTPシートを挟持しながら該PTPシートを移送する第6の移送ローラが配置されてなることを特徴とする請求項1記載の錠剤等の取出装置。
  3. 前記第5及び第6の移送ローラの各外周面には、外周が前記第1及び第2の移送ローラにより挟持されるPTPシートの挟持位置と、前記第3及び第4の移送ローラにより挟持されるPTPシートの挟持位置とに対応した位置に形成された第1の挟持部と、この第1の挟持部の両側から傾斜してなる第2及び第3の挟持部とがそれぞれ形成され、これら第2及び第3の挟持部により挟持されることにより、PTPシートが傾斜されながら移送されることを特徴とする請求項2記載の錠剤等の取出装置。
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