JP2015073572A - コンピュータ、錠剤供給装置、薬剤包装装置およびその制御方法とプログラム。 - Google Patents
コンピュータ、錠剤供給装置、薬剤包装装置およびその制御方法とプログラム。 Download PDFInfo
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Abstract
Description
図1は、薬剤包装装置5と錠剤供給装置10を示す図である。
錠剤供給装置10及び錠剤供給装置10から供給された錠剤を包装する薬剤包装装置5とで構成されている薬剤包装システムである。
1は錠剤取出ユニットであり、錠剤シートから錠剤を取り出すユニットである。
錠剤供給装置10は複数の錠剤取出ユニット1を備えているが、錠剤取出ユニット1の数は1でもよい。
5は包装装置であり、錠剤供給装置10の錠剤取出ユニット1から供給された錠剤を包装する装置である。
錠剤供給装置10は、複数の錠剤をそれぞれ錠剤収容部に封入した錠剤シートから錠剤を取り出して供給する。
錠剤供給装置10は、1または複数の錠剤取出しユニット1と、錠剤取出ユニット1で取り出された錠剤を供給する供給ユニットとを備えている。
104はLCD操作パネルである。作業者による包装数等の入力や、スタートボタンにより包装動作の開始指示を受け付ける部分である。
2は、薬剤包装装置5及び錠剤供給装置10と印字コンピュータ3とが通信する為の通信ケーブルである。
3は、薬剤包装装置5及び錠剤供給装置10と通信する印字コンピュータである。
4は、印字コンピュータと通信する外部機器(調剤コントローラ)である。
図2を説明する。
図2は、錠剤供給装置10を示す図である。
尚、錠剤供給装置10を前面側から見た図である。
203は半端な数の錠剤が残っていない新品の錠剤シートの投入口である。
図3を説明する。
図3は、錠剤取出ユニット1の内部構造を示す図である。
尚、錠剤取出ユニット1を前面側から見た図である。
51は半端な数の錠剤が残っていない新品の錠剤シートである。
図4を説明する。
図4は、錠剤取出ユニット1の内部構造(断面)を示す図である。
錠剤シート投入口へシートをセットし、PTPシートを除包位置(錠剤の取出位置)まで搬送を行った際の図である。
39は下部ローラである。
下部ローラは駆動源により回転駆動可能であり、シート部の下面に当接して錠剤シートに進行方法への力を加えることができる。
上部ローラは、駆動源により回転駆動可能であり、シート部の上面に当接して錠剤シートに進行方向への力を加えることができる。
上部ローラの幅方向の位置は、2列の錠剤収容部の間に相当する位置であるため、上部ローラは錠剤収容部52に当接することはない。
24は導入シュートである。
導入シュート24により半端な数の錠剤が残っていない新品の錠剤シートから押出し機構により取り出された錠剤が供給される(シート錠剤供給機構)。
導出シュート24は、排出口に落とし込まれた錠剤を導くものであって、排出口を含む大きさの上部開口を有し、載置台の下面側に設けられている。
錠剤取出しユニットは、載置台上の錠剤シートの錠剤収容部を押圧する速度を変更させる変更機構をさらに有している。
押出し機構は、より高速に変更された速度で錠剤収容部の押圧を継続(リトライ)する。
押出し機構は、錠剤収容部の中央付近を押圧する内側押圧体83と、中央付近よりも外側の部分を押圧する外側押圧体84とを含んでいる。
内側押圧体と外側押圧体とが独立して動作することで錠剤収容部を押圧して錠剤を取り出す。
押出し機構は、内側押圧体よりも先に外側押圧体により錠剤収容部を押圧させる。
錠剤取出機構(押出し機構)は、外側押圧体を昇降させる第1昇降機構と、内側押圧体を昇降させる第2昇降機構とを有する。
錠剤取出ユニット1は、錠剤収容部の押圧をするまえに、押圧される錠剤収容部の長さを検出する検出機構17をさらに有している。
錠剤供給装置10は、検出した錠剤収容部の長さに基づいて所定の距離を算出する。
検出機構17は、押圧される錠剤収容部の長さを検出するとともに押圧される錠剤収容部の位置をさらに検知する。
錠剤供給装置10は、検知された錠剤収容部の位置に基づいて、押圧される位置までの搬送距離を算出する。
搬送機構39は、搬送距離により載置台上の錠剤収容部が押圧される位置まで錠剤シートを搬送する。
搬送機構39は、所定の距離だけ前方または後方に錠剤シートを搬送する。
図5を説明する。
図5は、錠剤供給装置10の内部構造を示す図である。
尚、錠剤供給装置10を背面側から見た図である。
錠剤落下検知機構204は、光学センサと落下錠剤カウンタとを有する。
錠剤供給装置10は、押圧により錠剤収容部から錠剤が取り出されたかいなかを判定するべく、取り出された錠剤を検知する検知機構204を有している。
錠剤供給装置10は、錠剤収容部から取り出された錠剤の個数を計数(カウント)するべく、取り出された錠剤を検知する検知機構204を有している。
薬剤包装装置5にエラー処理を実行させるべく要求するエラー処理要求工程。
錠剤供給装置10は、押出し機構が押圧動作中であるかいなかを判断する。
検知機構204は、押圧動作中であると判断されている場合には、所定の個数を少なくとも1に設定する。
検知機構は204は、押圧動作中ではないと判断されている場合には、所定の個数を0に設定することを特徴とする。
401は、錠剤導入路である。錠剤シートから取り出され落下した錠剤を導入シュート24から第1集積ホッパに中継する。
図6を説明する。
図6は、錠剤供給ユニット400の内部構造を示す図である。
402は第1集積ホッパである。錠剤シートから取り出され落下した錠剤を集積する。
501は第2集積ホッパである。第1集積ホッパで集積された錠剤をさらに集積する。
502は第1の送り出し機構である。第2集積ホッパで集積された錠剤を第3の集積ホッパに移動させる。
503は第3集積ホッパである。送り出された錠剤を集積する。
504は第2の送り出し機構である。第3集積ホッパで集積された錠剤をメインホッパに移動させる。
505はメインホッパである。送り出された錠剤を集積し、包装シート(分包紙)の中に集積した錠剤を投入する。
図7を説明する。
図7は、薬剤包装ユニット701の内部構造を示す図である。
702は包装シートが連なるロール紙を包装機構に送り出すロール紙送出機構である。
703は加熱溶着により、包装シートの中に投入された錠剤を包装シートの中に封入する(包装部)。
704は加熱溶着により、包装シートの中に投入された錠剤を包装シートの中に封入する(包装部)。
705は、連なるロール紙を1包毎の包装シートに分断するための分断用ミシン目を包装シートに形成する。(分断機構)
706はプリンタであり、包装シートに、日付、患者データ、エラー情報を印字する(印字機構)。
薬剤包装装置5は、要求を受け付ける。
薬剤包装装置5は、取り出された錠剤を個別の包装シート毎に分けて包装する包装機構704を有している。
薬剤包装装置5は、個別の包装シート毎の情報を印字する印字機構706を有している。
印字機構706は、印字要求を受け付けた場合に、所定の個数を超えた錠剤が包装されている個別の包装シートにエラー処理にかかる情報を印字する。
エラー処理にかかる情報とは、押圧動作による異物の混入を報知する情報である。
エラー処理にかかる情報とは、押圧動作によらない取出しミスを報知する情報である。
薬剤包装装置5または錠剤供給装置10のいずれか1方は、取り出された錠剤が、包装機構704よりに包装されるタイミングを制御する。
印字機構が、包装機構により取り出された錠剤が包装シートに包装されるまえに印字する錠剤供給システム。
図8を説明する。
図8は、薬剤包装ユニット701の内部構造を示す図である。
801は隣り合う一包化された包装シートの境界部分に形成された分断用ミシン目である。
802は一包化された包装シートである。エラー処理が発生した包装シートにはエラー情報の内容が印字(印刷)されている。
50は一包化された錠剤である。
図9を説明する。
図9は薬剤包装装置5を上方から見た図である。
薬剤包装装置5の上部にある手撒き錠剤部103とそれを構成する錠剤マスの拡大図である。
901は手撒きによる錠剤をセットする錠剤マス(ここでは4番目のマス)である。
予め半端な数の錠剤が残っている錠剤シートから取り出されている錠剤を供給する(手撒き錠剤供給機構)。
50は錠剤(3錠)である。
図10を説明する。
図10は印字コンピュータ3のハードウエア構成図を示す図である。
なお、本発明におけるプログラムは、フローチャートの処理を錠剤供給装置のCPUまたは薬剤包装装置のCPUが実行してもよい。
(本発明の他の実施形態)
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
一連の作業の流れを説明する。
以下のような薬品を一包化する例を用いて今回の発明における一連の流れを説明する。
錠剤AのPTPシート 毎食後 各1錠 21日分 : 錠剤取出しユニットNo.1で除包したい。
なお、薬品マスタにはあらかじめこれら錠剤のバーコード情報、および画像ビットマップデータが登録されているものとする。
予約ボタン3005を選択すると、入力した処方内容を予約リストに登録する。
作業者は、スタートボタンを選択することにより、プログラムが分包機または除包機へ指示データを送信する。
分包機(薬剤包装装置)は、プログラムから受け取った指示データ(分包データや手撒き供給データ)を元に分包動作を行う。
除包機(錠剤供給装置)は、プログラムから受け取った指示データ(除包供給データ)を元に除包動作を行う。
図11を説明する。
ステップS5301では、ユーザの指示により印字コンピュータ3が処方編集画面(図13)を表示する。この画面は用法入力欄と日数入力欄を備えている。
ステップS5302はユーザが処方編集画面の用法欄で用法を選択する。
ステップS5303はユーザが処方編集画面の日数欄に日数を入力する。
ステップS5304はユーザが処方編集画面の上部にあるDropタブを選択する。
ステップS5305では印字コンピュータ3がDrop画面(図15)を表示する(ユニット設定表示手段)。
つまりPTPシートから錠剤を取り出すユニットを設定する画面を表示する。
ステップS5306はユーザが好きな位置の錠剤取出ユニットの投入口へ1枚または複数枚のPTPシートを重ねてセット(投入)する。
つまり、錠剤取出ユニット1の読取部5102から、投入されたPTPシートの識別データ(バーコード情報)を取得する。
つまり撮像部(CCDカメラ)から、投入口に投入されたPTPシートの画像データを取得する(画像取得手段)。
ステップS5310はユーザが必要な操作を完了したことによりDrop画面(処方編集画面)にあるOKボタン1801を押している。
その後、印字コンピュータ3は処方編集画面(図13)を閉じる処理である。処方編集画面を閉じるとメイン画面(図19)に戻る。
図12を説明する。
また、図12は、印字コンピュータ3が実行する錠剤取出ユニット設定の禁止チェック処理のフローチャートである。
これはユニット設定しないときにPTPシートが投入されても誤作動を起こさないためである。
つまり取得した画像データを記憶するPTPシート毎の画像データとのパターン画像マッチングにより照合している。
取得されたPTPシートの画像がここで照合できた(成功)かいなか(失敗)を判定する。
ここで照合できた(成功)場合にはS2201に進み、ここで照合できない(失敗)場合にはS5503に進む。
ステップS5503は図21に示すメッセージ画面を表示し、セットされたPTPシートが薬品マスタに登録されていない旨をユーザへ通知している。
ステップS2201は、選択したPTPシート種別(錠剤種別)の禁止チェックする処理である。
YES(割れやすい錠剤である)判定の場合、S2204へ遷移する。そうでない場合、S5504へ遷移する。
ステップS5504では、印字コンピュータ3は薬品リスト中から一致した調剤包装単位コードまたは画像ビットマップデータを用いてより薬品名を取得する。
ここでは照合されたPTPシート種別に従って、投入口に投入されたPTPシートが含んでいる錠剤種別(錠剤名)を特定する(特定手段)。
このように該当する錠剤取出ユニットの設定を更新する(ユニット登録手段)。
ステップS2208では、印字コンピュータ3は分包モードを手撒きとして登録する処理である。S2209へ遷移する。
図13を説明する。
図13は、処方編集画面の処方画面である。
1701は、自動錠剤ボタンである。選択されると錠剤取出ユニットのみが供給動作をする。
1702は、総包数(21包等)を入力する欄である。
1703は、用法(朝、昼、夕の1日3回)を選択する欄である。
1704は、処方タブである。選択すると図13を表示する。
図14および図15を説明する。
図14および図15は、投入口に投入されたPTPシートから錠剤を取り出すユニットを設定する画面である(ユニット設定表示手段)。
図11及び図12でPTPシートが投入されてそのままユニット設定された場合には、そのユニット番号の色が変わる。
図16を説明する。
図16は錠剤取出ユニット1の内部構造(断面)である。
5102はバーコードスキャナ(読取部)である。投入口にセットされたPTPシート裏面に記載されているバーコードを読み取る位置に設置されている。
図17を説明する。
5201はPTPシートを表面から見た図である。
図18を説明する。
図18は、薬品マスタのデータベースファイルの内容である。
薬品マスタは、PTPシート種別毎の画像データを記憶している(PTPシート画像記憶手段)。
薬品マスタのデータベースファイル内の1行ごとに錠剤データまたは散薬データが記述されている。
11401は薬品(錠剤)Noである。登録されている薬剤を1つ1つ管理するための番号である。値は重複しない。値は1以上の値を設定する。
11402は薬品(錠剤)の販売名である。
薬品(錠剤)Noと、この薬剤(錠剤)の販売名との対応表を表している。
薬品(錠剤)Noと、この薬品のPTPシートの調剤包装単位コードとの対応表を表している。
11410は、薬品(錠剤)Noと、この薬剤のPTPシートを上面から撮影した基準画像のビットマップデータとの対応表を表している。
このように印字コンピュータ3はPTPシート毎の画像データを記憶している。
図19を説明する。
図19は、メイン操作画面である。
図20を説明する。
5401は錠剤取出ユニットの番号(No)である。複数(18ユニット)の錠剤取出ユニットそれぞれには連番(1〜18)の番号が付与されている。
5404はユニットNoと、このユニットNoに設置されたバーコードリーダNoとの対応表を表している。
印字コンピュータ3は錠剤取出ユニット毎に固有の番号と、投入口の読取部毎に固有の番号とを一意に関連づけた読取部データを記憶している。
5405はユニットNoと、このユニットNoに設置されたCCDカメラNoとの対応表を表している。
印字コンピュータ3は錠剤取出ユニット毎に固有の番号と、投入口の撮像部毎に固有の番号とを一意に関連づけた撮像部データを記憶している。
5401は錠剤取出ユニットの番号(No)である。複数(18ユニット)の錠剤取出ユニットそれぞれには連番(1〜18)の番号が付与されている。
5403はPTPシートを上面から撮影した画像と照合した基準画像のビットマップデータがセットされる部分である
図21を説明する。
5602はOKボタンであり、押下すると元の画面(Drop画面)に戻る。
図22を説明する。
図23を説明する。
図23は、手撒き振替え確認画面である。
2001は、いいえボタンである。
2002は、はいボタンである。
図24を説明する。
図24は、薬品マスタ(手撒きデータ)のデータベースファイルの内容である。
薬品マスタのデータベースファイル内の1行毎に薬品名1550が記述されている。
割れ易い錠剤種別であることを錠剤種別毎1501に対応づけた手撒きデータを記憶している(手撒き錠剤記憶手段)。
その他のON(規格外)フラグとしては、
(1)PTPシートの表面と裏面がアルミであることを表すフラグ。
(2)PTPシート上に錠剤が包装されている箇所以外に凹凸有を表すフラグ。
(3)PTPシートのポケットの並び方が特殊な配列であることを表すフラグ。
(4)PTPシートの裏面がシールをはがして錠剤を取り出す形状であることを表すフラグ。
(5)PTPシートに包装されている薬剤がカプセルで、サイズが00号サイズ(小さくて除包ミスが発生しやすい)であるかを表すフラグ。等でもよい。
図25を説明する。
図25は、薬品の選択画面である。
1902は、薬品マスタを参照して表示される薬品リストである。リストから選択することにより薬品を1つ選択する。
図26を説明する。
図26は、処方編集画面の薬剤詳細画面である。
2103は、OKボタンである。選択すると、処方編集画面で入力した処方内容(指示データ)を確定して画面を閉じる。
2100は、薬剤詳細タブである。選択すると図17を表示する。
3 印字コンピュータ(情報処理装置)
4 調剤コントローラ(情報処理装置)
5 薬剤包装装置
10 錠剤供給装置
50 錠剤
51 錠剤シート(PTPシート)
203 PTPシートの投入口
901 錠剤マス
Claims (10)
- 投入口にPTPシートの識別データを読み取る読取部を具備する錠剤取出ユニットを有する錠剤供給装置と、手撒き錠剤を投入する錠剤マスを有する薬剤包装装置とに通信可能に接続され、前記錠剤供給装置および前記薬剤包装装置に動作指示するための指示データを作成するコンピュータであって、
割れ易い錠剤種別であることを錠剤種別毎に対応づけた手撒きデータを記憶する手撒き錠剤記憶手段と、
錠剤取出ユニットの前記読取部から、投入されたPTPシートの識別データを取得する取得手段と、
前記取得手段が前記識別データを読み取れた場合には、前記取得した識別データに対応づけられている錠剤種別が前記手撒きデータにある前記割れ易い錠剤種別であるかを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記割れ易い錠剤種別であると判定された場合には、前記投入口に投入されたPTPシートが収容する錠剤は前記錠剤マスから供給すべき錠剤種別である旨を通知する通知手段と、
を備えることを特徴とするコンピュータ。 - 前記手撒き錠剤記憶手段は割線がある錠剤又は口腔内崩壊性の錠剤をそれぞれ区分して前記割れ易い錠剤種別に対応づけて手撒きデータに記憶し、
前記判定手段が前記割れ易い錠剤種別であるかいなかを判定する場合には、前記区分されている割線がある錠剤または口腔内崩壊性の錠剤から、前記錠剤マスから供給すべき錠剤種別である旨を通知する錠剤が少なくとも一方であるかを決定する決定手段と、
をさらに備え、
前記通知手段が、前記錠剤マスから供給すべき錠剤種別である旨と合わせて、前記受け付けた錠剤種別を収容しているPTPシートが前記決定した割線がある錠剤または口腔内崩壊性の錠剤の少なくとも一方を収容していることを通知することを特徴とする請求項1に記載のコンピュータ。 - 前記通知手段が錠剤マスから供給すべき錠剤種別である旨を通知したあとに、前記割れ易い錠剤種別であると判定されたPTPシートが収容する錠剤を前記錠剤マスから供給する指示データに振り替えて登録する手撒き登録手段をさらに備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコンピュータ。
- 前記判定手段により前記割れ易い錠剤種別ではないと判定された場合には、前記受け付けた錠剤種別を収容しているPTPシートの錠剤を取出ユニットから供給する指示データとして登録するユニット登録手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のコンピュータ。
- 前記投入されたPTPシートの識別データが前記取得手段により取得できたかいなかを判定する第2の判定手段と、
前記投入口に投入されたPTPシートから錠剤を取り出すユニットを設定する画面を表示するユニット設定表示手段と、
をさらに備え、
前記画面が表示されている間に、前記第2の判定手段が、前記投入されたPTPシートの識別データが前記取得手段により取得できたかを判定することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のコンピュータ。 - 投入口でPTPシートの画像を撮像する撮像部を具備し、
前記撮像部から、投入口に投入されたPTPシートの画像データを取得する画像取得手段と、
前記取得した画像データを前記記憶するPTPシート毎の画像データとのマッチングによりPTPシート種別を照合する照合手段と、
前記照合手段により照合されたPTPシート種別に従って、投入口に投入されたPTPシートが含んでいる前記錠剤種別を特定する特定手段と、
を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のコンピュータ。 - 手撒き錠剤を投入する錠剤マスと、PTPシートから錠剤を取り出す錠剤取出ユニットとを有する錠剤供給装置であって、
投入口にPTPシートの識別データを読み取る読取部を具備し、
割れ易い錠剤種別であることを錠剤種別毎に対応づけた手撒きデータを記憶する手撒き錠剤記憶手段と、
錠剤取出ユニットの前記読取部から、投入されたPTPシートの識別データを取得する取得手段と、
前記取得手段が前記識別データを読み取れた場合には、前記取得した識別データに対応づけられている錠剤種別が前記手撒きデータにある前記割れ易い錠剤種別であるかを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記割れ易い錠剤種別であると判定された場合には、前記投入口に投入されたPTPシートが収容する錠剤は前記錠剤マスから供給すべき錠剤種別である旨を通知する通知手段と、
を備えることを特徴とする錠剤供給装置。 - 手撒き錠剤を投入する錠剤マスと、PTPシートから錠剤を取り出す錠剤取出ユニットと、前記錠剤取出ユニットから取り出された錠剤または前記投入された錠剤を包装する包装部とを有する薬剤包装装置であって、
投入口にPTPシートの識別データを読み取る読取部を具備し、
割れ易い錠剤種別であることを錠剤種別毎に対応づけた手撒きデータを記憶する手撒き錠剤記憶手段と、
錠剤取出ユニットの前記読取部から、投入されたPTPシートの識別データを取得する取得手段と、
前記取得手段が前記識別データを読み取れた場合には、前記取得した識別データに対応づけられている錠剤種別が前記手撒きデータにある前記割れ易い錠剤種別であるかを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記割れ易い錠剤種別であると判定された場合には、前記投入口に投入されたPTPシートが収容する錠剤は前記錠剤マスから供給すべき錠剤種別である旨を通知する通知手段と、
を備えることを特徴とする薬剤包装装置。 - 投入口にPTPシートの識別データを読み取る読取部を具備する錠剤取出ユニットを有する錠剤供給装置と、手撒き錠剤を投入する錠剤マスを有する薬剤包装装置とに通信可能に接続され、割れ易い錠剤種別であることを錠剤種別毎に対応づけた手撒きデータを記憶する手撒き錠剤記憶手段を備え、前記錠剤供給装置および前記薬剤包装装置に動作指示するための指示データを作成するコンピュータの制御方法であって、
前記コンピュータの取得手段が、錠剤取出ユニットの前記読取部から、投入されたPTPシートの識別データを取得する取得工程と、
前記コンピュータの判定手段が、前記取得工程が前記識別データを読み取れた場合には、前記取得した識別データに対応づけられている錠剤種別が前記手撒きデータにある前記割れ易い錠剤種別であるかを判定する判定工程と、
前記コンピュータの通知手段が、前記判定工程により前記割れ易い錠剤種別であると判定された場合には、前記投入口に投入されたPTPシートが収容する錠剤は前記錠剤マスから供給すべき錠剤種別である旨を通知する通知工程と、
を含むことを特徴とする制御方法。 - 投入口にPTPシートの識別データを読み取る読取部を具備する錠剤取出ユニットを有する錠剤供給装置と、手撒き錠剤を投入する錠剤マスを有する薬剤包装装置とに通信可能に接続され、前記錠剤供給装置および前記薬剤包装装置に動作指示するための指示データを作成するコンピュータで読み取り実行可能なプログラムであって、
前記コンピュータを、
割れ易い錠剤種別であることを錠剤種別毎に対応づけた手撒きデータを記憶する手撒き錠剤記憶手段と、
錠剤取出ユニットの前記読取部から、投入されたPTPシートの識別データを取得する取得手段と、
前記取得手段が前記識別データを読み取れた場合には、前記取得した識別データに対応づけられている錠剤種別が前記手撒きデータにある前記割れ易い錠剤種別であるかを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記割れ易い錠剤種別であると判定された場合には、前記投入口に投入されたPTPシートが収容する錠剤は前記錠剤マスから供給すべき錠剤種別である旨を通知する通知手段と、
して機能させることを特徴とするプログラム。
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