JP2013193751A - コンピュータ、錠剤供給装置、その制御方法およびプログラム。 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】PTPシートから錠剤を取り出す複数の錠剤取出ユニットを具備する錠剤供給装置と、取り出された錠剤を包装する包装ユニットを具備する薬剤包装装置と、に通信可能に接続され、錠剤供給装置および薬剤包装装置の動作を制御するための処方箋データを管理するコンピュータが、処方箋データを解析し、解析した処方箋データに含まれる錠剤に対応するPTPシートをセットすべき位置を、複数の錠剤取出ユニットの中から特定可能に表示する。
【選択図】 図16
Description
図1は、薬剤包装装置5と錠剤供給装置10を示す図である。
錠剤供給装置10及び錠剤供給装置10から供給された錠剤を包装する薬剤包装装置5とで構成されている薬剤包装システムである。
1は錠剤取出ユニットであり、錠剤シートから錠剤を取り出すユニットである。
錠剤供給装置10は複数の錠剤取出ユニット1を備えているが、錠剤取出ユニット1の数は1でもよい。
5は包装装置であり、錠剤供給装置10の錠剤取出ユニット1から供給された錠剤を包装する装置である。
錠剤供給装置10は、複数の錠剤をそれぞれ錠剤収容部に封入した錠剤シートから錠剤を取り出して供給する。
錠剤供給装置10は、1または複数の錠剤取出しユニット1と、錠剤取出ユニット1で取り出された錠剤を供給する供給ユニットとを備えている。
104はLCD操作パネルである。作業者による包装数等の入力や、スタートボタンにより包装動作の開始指示を受け付ける部分である。
2は、薬剤包装装置5及び錠剤供給装置10と制御コンピュータ3とが通信する為の通信ケーブルである。
3は、薬剤包装装置5及び錠剤供給装置10と通信する制御コンピュータである。
図2を説明する。
図2は、錠剤供給装置10を示す図である。
尚、錠剤供給装置10を前面側から見た図である。
203は半端な数の錠剤が残っていない新品の錠剤シートの投入口である。
図3を説明する。
図3は、錠剤取出ユニット1の内部構造を示す図である。
尚、錠剤取出ユニット1を前面側から見た図である。
51は半端な数の錠剤が残っていない新品の錠剤シートである。
図4を説明する。
図4は、錠剤取出ユニット1の内部構造(断面)を示す図である。
錠剤シート投入口へシートをセットし、PTPシートを除包位置(錠剤の取出位置)まで搬送を行った際の図である。
39は下部ローラである。
下部ローラは駆動源により回転駆動可能であり、シート部の下面に当接して錠剤シートに進行方法への力を加えることができる。
上部ローラは、駆動源により回転駆動可能であり、シート部の上面に当接して錠剤シートに進行方向への力を加えることができる。
上部ローラの幅方向の位置は、2列の錠剤収容部の間に相当する位置であるため、上部ローラは錠剤収容部52に当接することはない。
24は導入シュートである。
導入シュート24により半端な数の錠剤が残っていない新品の錠剤シートから押出し機構により取り出された錠剤が供給される(シート錠剤供給機構)。
導出シュート24は、排出口に落とし込まれた錠剤を導くものであって、排出口を含む大きさの上部開口を有し、載置台の下面側に設けられている。
錠剤取出しユニットは、載置台上の錠剤シートの錠剤収容部を押圧する速度を変更させる変更機構をさらに有している。
押出し機構は、より高速に変更された速度で錠剤収容部の押圧を継続(リトライ)する。
押出し機構は、錠剤収容部の中央付近を押圧する内側押圧体83と、中央付近よりも外側の部分を押圧する外側押圧体84とを含んでいる。
内側押圧体と外側押圧体とが独立して動作することで錠剤収容部を押圧して錠剤を取り出す。
押出し機構は、内側押圧体よりも先に外側押圧体により錠剤収容部を押圧させる。
錠剤取出機構(押出し機構)は、外側押圧体を昇降させる第1昇降機構と、内側押圧体を昇降させる第2昇降機構とを有する。
錠剤取出ユニット1は、錠剤収容部の押圧をするまえに、押圧される錠剤収容部の長さを検出する検出機構17をさらに有している。
錠剤供給装置10は、検出した錠剤収容部の長さに基づいて所定の距離を算出する算出手段をさらに有している。
検出機構17は、押圧される錠剤収容部の長さを検出するとともに押圧される錠剤収容部の位置をさらに検知する。
錠剤供給装置10は、検知された錠剤収容部の位置に基づいて、押圧される位置までの搬送距離を算出する算出手段をさらに有する。
搬送機構39は、搬送距離により載置台上の錠剤収容部が押圧される位置まで錠剤シートを搬送する。
搬送機構39は、所定の距離だけ前方または後方に錠剤シートを搬送する。
図5を説明する。
図5は、錠剤供給装置10の内部構造を示す図である。
尚、錠剤供給装置10を背面側から見た図である。
錠剤落下検知機構204は、光学センサと落下錠剤カウンタとを有する。
錠剤供給装置10は、押圧により錠剤収容部から錠剤が取り出されたかいなかを判定するべく、取り出された錠剤を検知する検知機構204を有している。
錠剤供給装置10は、錠剤収容部から取り出された錠剤の個数を計数(カウント)するべく、取り出された錠剤を検知する検知機構204を有している。
薬剤包装装置5にエラー処理を実行させるべく要求するエラー処理要求工程。
錠剤供給装置10は、押出し機構が押圧動作中であるかいなかを判断する判断手段をさらに有する。
検知機構204は、判断手段により押圧動作中であると判断されている場合には、所定の個数を少なくとも1に設定する。
検知機構は204は、判断手段により押圧動作中ではないと判断されている場合には、所定の個数を0に設定することを特徴とする。
401は、錠剤導入路である。錠剤シートから取り出され落下した錠剤を導入シュート24から第1集積ホッパに中継する。
図6を説明する。
図6は、錠剤供給ユニット400の内部構造を示す図である。
402は第1集積ホッパである。錠剤シートから取り出され落下した錠剤を集積する。
501は第2集積ホッパである。第1集積ホッパで集積された錠剤をさらに集積する。
502は第1の送り出し機構である。第2集積ホッパで集積された錠剤を第3の集積ホッパに移動させる。
503は第3集積ホッパである。送り出された錠剤を集積する。
504は第2の送り出し機構である。第3集積ホッパで集積された錠剤をメインホッパに移動させる。
505はメインホッパである。送り出された錠剤を集積し、包装シート(分包紙)の中に集積した錠剤を投入する。
図7を説明する。
図7は、薬剤包装ユニット701の内部構造を示す図である。
702は包装シートが連なるロール紙を包装機構に送り出すロール紙送出機構である。
703は加熱溶着により、包装シートの中に投入された錠剤を包装シートの中に封入する(包装機構)。
704は加熱溶着により、包装シートの中に投入された錠剤を包装シートの中に封入する(包装機構)。
705は、連なるロール紙を1包毎の包装シートに分断するための分断用ミシン目を包装シートに形成する。(分断機構)
706はプリンタであり、包装シートに、日付、患者データ、エラー情報を印字する(印字機構)。
薬剤包装装置5は、要求を受け付ける受付手段を有している。
薬剤包装装置5は、取り出された錠剤を個別の包装シート毎に分けて包装する包装機構704を有している。
薬剤包装装置5は、個別の包装シート毎の情報を印字する印字機構706を有している。
印字機構706は、受付手段が要求を受け付けた場合に、所定の個数を超えた錠剤が包装されている個別の包装シートにエラー処理にかかる情報を印字する。
エラー処理にかかる情報とは、押圧動作による異物の混入を報知する情報である。
エラー処理にかかる情報とは、押圧動作によらない取出しミスを報知する情報である。
前記印字機構が、前記包装機構により前記取り出された錠剤が包装シートに包装されるまえに印字する錠剤供給システム。
図8を説明する。
図8は、薬剤包装ユニット701の内部構造を示す図である。
801は隣り合う一包化された包装シートの境界部分に形成された分断用ミシン目である。
802は一包化された包装シートである。エラー処理が発生した包装シートにはエラー情報の内容が印字(印刷)されている。
50は一包化された錠剤である。
図9を説明する。
図9は薬剤包装装置5を上方から見た図である。
薬剤包装装置5の上部にある手撒き錠剤部103とそれを構成する錠剤マスの拡大図である。
901は手撒きによる錠剤をセットする錠剤マス(ここでは4番目のマス)である。
予め半端な数の錠剤が残っている錠剤シートから取り出されている錠剤を供給する(手撒き錠剤供給機構)。
50は錠剤(3錠)である。
図10を説明する。
1001は散薬のホッパ投入口Aである。
1002は散薬のホッパ投入口Bである。
1003は散薬のホッパ投入口Cである。
図11を説明する。
図11は、プログラムの機能ブロックを示す図である。
1101は処方箋データ保存部である。制御コンピュータ3に入力された処方箋データを保存する場所である。
1104はメイン画面表示部である。制御コンピュータ3が起動すると始めに表示されるメイン画面である。メイン画面の詳細は図12で示す。
1106は通信処理部である。錠剤供給装置10及び薬剤包装装置5との通信をする処理である。
1107は薬品(薬剤)マスタ保存部である。薬剤の情報がデータベースのファイルとして保存されている。データの詳細は図17である。
1109は設定データ保存部である。薬剤と錠剤の判定情報がファイルに保存されている。詳細なデータは図21である。
1111は通信処理部である。制御コンピュータより送られた制御コマンドを解析して錠剤供給装置10及び薬剤包装装置5の動作部を動作させる。
1112は包装動作部である。通信処理部1111より制御されて動作する。
図12を説明する。
図12は制御コンピュータ3が表示する操作のメイン画面である。このメイン画面より各画面を呼び出して表示する。
1201は予約リストである。予約登録された処方箋データの一覧を表示する。
1202は患者情報エリアである。患者の基本情報を入力する。患者情報の基本的な患者名等の情報を入力するエリアである。
1203は処方箋データのリストである。患者1人に対して、複数の処方箋データ内容を入力することが出来る。入力した処方箋データを一覧で表示する。
1204は予約ボタンである。処方箋データのリストから選択された処方箋データを、予約リストへ予約登録する。
1205はスタートボタンである。予約リストに登録された処方箋データのセット表示画面の表示を開始することが出来る。
図13を説明する。
1301はユニット画面である。
1304はユニット画面への切り替えタブである。ユニットタブ1304が押下されるとユニット画面を表示する。
1305は服用パターンの入力エリアである。使用する錠剤取出ユニット1の服用パターンを入力する。
選択した用法内容に従って、各服用時点に包装する錠剤数を入力する。
ここでは朝食後1錠、昼食後1錠、夕食後1錠(1日3回)が入力されている。
1307は手撒き錠剤数の入力エリアである。使用する錠剤取出ユニット1の手撒き錠剤数を入力することができる。
1311は薬剤詳細画面である。
1312は薬剤の追加ボタンである。薬品(薬剤)の追加ボタン1312が押下されると薬品(薬剤)の設定画面(図23)を表示する。
1313は薬剤詳細画面への切り替えタブである。薬剤詳細タブ1313が押下されると薬剤詳細画面を表示する。
1315は薬剤の一覧表示である。入力した薬剤の一覧を表示する。ユニット画面で有効にされた錠剤取出ユニット1の設定内容も自動的に登録される。
1401は散薬のホッパ投入口の表示である。
1402は投入する散薬の一覧表示である。1行単位で1つの散薬の内容を表示している。
1403は散薬の薬品(薬剤)名を表示する。
1404は服用パターンを表示する。
1405は散薬のホッパへ投入する合計量を表示する。散薬の合計量の合計である。
1406は1種類ごとの散薬の合計量を表示する。服用パターンと包数を元に計算される。
1407は、次へボタンである。次へボタンが押下されると手撒き錠剤セット画面に切り替える。
図15では、計算した端数を、複数の錠剤マスの中から特定された錠剤をセットすべき位置に投入する個数として表示する(第4の表示手段)。
1502は戻るボタンである。散薬のセット画面(図14)へ切り替える。
1503は手撒きする錠剤の一覧表示である。
1504は錠剤種類の画像を表示する。錠剤マス1501の表示で表示している画像である。
1505は薬品(薬剤)名を表示する。
1506は服用パターンを表示する。
1507は1種類ごとの薬剤の合計量(端数)を表示する。服用パターンと包数を元に計算される。
1508は次へボタンである。錠剤取出ユニットセット画面へ切り替える。
図16では解析した処方箋データに含まれる錠剤の種別および個数を特定する(第1の特定手段)。
1601は戻るボタンである。手撒き錠剤のセット画面に切り替える。
1602は錠剤取出ユニットボタンである。セット前の確認が終了し、選択状態であるボタンである。確認済みの場合、ボタンがピンク色になる。
1603は錠剤取出ユニットボタンである。セット前の確認が未確認である状態ボタンである。未確認の場合、ボタンが灰色になっている。
1605は分包スタートボタンである。すべての錠剤取出ユニットの確認が終了しなければ、分包スタートボタンは実行(押下)できない。
図17を説明する。
1701は薬品(薬剤)Noである。登録されている薬剤を1つ1つ管理するための番号である。値は重複しない。値は1以上の値を設定する。
1702は販売名である。
1703は調剤包装単位コードである。PTPシート等に印字されているバーコード情報である。コード情報が存在しない薬剤の場合は空白を設定する。
1706は物流JANコードである。販売される包装箱等に印字されているバーコード情報である。コード情報が存在しない薬剤の場合は空白を設定する。
1707はYJコードである。12桁の薬剤管理コードである。
1708は包装単位数である。PTPシートなどで、薬剤が包装されている最小単位の中で、梱包されている薬剤数である。
つまり、錠剤の種別が異なるPTPシート毎に錠剤が収容されている収容数(包装単位数)を記憶している(第1の記憶手段)。
1709は薬剤単位である。薬剤の数量単位である。
図18を説明する。
図18は手撒き錠剤数の処理フローである。
図19を説明する。
図19はセット画面の処理フローである。メイン画面(図12)のスタートボタン1205が押下されると、予約登録した処方箋データの内容を元に表示する。
ここでは処方箋データを解析する(解析手段)
ここでは解析した処方箋データに含まれる薬剤の種別および処方する数量を定量するための単位を特定する(第2の特定手段)。
ここでは解析した処方箋データに含まれる散薬をセットすべき位置を、複数の散薬ホッパの中から特定可能に表示する(第5の表示手段)。
ステップS1905では、制御コンピュータ3は手撒き錠剤セット画面(図15)をモニターに表示する。
ここでは解析した処方箋データに含まれる錠剤をセットすべき位置を、複数の錠剤マスの中から特定可能に表示する(第2の表示手段)。
ステップS1908では、制御コンピュータ3は錠剤取出ユニットセット画面(図16)をモニターに表示する
ステップS1910では、バーコードスキャン処理である。処理が終了後、ステップS1911へ遷移する。詳細は図20のフローである。
ステップS1912では、制御コンピュータ3は分包スタートボタン1605を有効にする。
画面内の分包スタートボタン1605を無効から有効な状態に変更する。
ステップS1914では、制御コンピュータ3はスタートコマンドを送信する。
錠剤供給装置10及び薬剤包装装置5に対して、スタートコマンドを送る。錠剤供給装置10及び薬剤包装装置5は、コマンド受付後、包装動作を開始する。
図20を説明する。
ステップS2002では、S2001で検索した薬剤の薬品(薬剤)Noを取得する。
図21を説明する。
図21は、設定データファイルの内容である。制御コンピュータ上に保存されているファイルである。
薬剤の種別毎に薬剤の数量を定量するための単位を記憶している(第2の記憶手段)。
2101は散薬の判定データである。値はカンマ区切りであり、個々の値が単位である。
2102は錠剤の判定データである。値はカンマ区切りであり、個々の値が単位である。
図22を説明する。
2201は薬品(薬剤)名またはバーコード入力欄である。薬剤の入力欄である。
2202はOKボタンである。入力欄2201の薬剤を確定させる。
2203は検索リストである。入力欄2201で入力した薬剤の候補をリスト表示する。
図23を説明する。
図23は、薬剤の入力画面である。処方箋データ編集画面(図13)の追加ボタン1312をクリックした際に表示される、薬剤設定画面である。
2301は薬品(薬剤)名またはバーコード入力欄である。薬剤の入力欄である。
2302は用量の服用パターン入力欄である。
2303はOKボタンである。入力欄2301の薬剤を確定させる。
2304は検索リストである。入力欄2301で入力した薬剤の候補をリスト表示する。
<実施例>
作業者が行う作業とともに、本願発明の一連の流れを、実施例を元に説明する。
次に、番号2の錠剤取出ユニット(=ユニット2)をクリックして、使用可能状態にする。
次に、メイン画面(図12)の予約ボタン1204をクリックして、予約リスト1201へ確定した処方箋データを予約登録する。
図24を説明する。
図24は、制御用CPUの構成図である。
2402は薬剤包装装置を制御するためのCPUである。制御用CPU2401との通信に加え、薬剤包装装置の動作指示を行う。
2403は錠剤供給装置を制御するためのCPUである。制御用CPU2402との通信に加え、錠剤供給装置(各錠剤取出ユニット)の動作指示を行う。
図25は制御コンピュータ3のハードウエア構成図を示す図であ
(本発明の他の実施形態)
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
3 制御コンピュータ(情報処理装置)
5 薬剤包装装置
10 錠剤供給装置
50 錠剤
51 PTPシート
203 PTPシート投入口
901 手撒き錠剤投入口
1001散薬投入口
Claims (9)
- PTPシートから錠剤を取り出す複数の錠剤取出ユニットを具備する錠剤供給装置と、前記取り出された錠剤を包装する包装ユニットを具備する薬剤包装装置と、に通信可能に接続され、前記錠剤供給装置および前記薬剤包装装置の動作を制御するための処方箋データを管理するコンピュータであって、
前記処方箋データを解析する解析手段と、
前記解析した処方箋データに含まれる錠剤に対応するPTPシートをセットすべき位置を、前記複数の錠剤取出ユニットの中から特定可能に表示する第1の表示手段と、
を備えることを特徴とするコンピュータ。 - 前記薬剤包装装置は、前記包装ユニットに錠剤を供給する複数の錠剤マスをさらに具備し、
前記解析した処方箋データに含まれる錠剤をセットすべき位置を、前記複数の錠剤マスの中から特定可能に表示する第2の表示手段と、
をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のコンピュータ。 - 前記コンピュータは、
錠剤の種別が異なるPTPシート毎に錠剤が収容されている収容数を記憶する第1の記憶手段と、
前記解析した処方箋データに含まれる錠剤の種別および個数を特定する第1の特定手段と、
前記特定した種別および個数と、前記記憶する錠剤の種別が異なるPTPシート毎に錠剤が収容されている収容数に従って、前記解析した処方箋データに含まれる錠剤に対応するPTPシートの枚数を計算する第1の計算手段と、
前記計算したPTPシートの枚数を、前記複数の錠剤取出ユニットの中から特定されたPTPシートをセットすべき位置に投入する枚数として表示する第3の表示手段と、
をさらに備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコンピュータ。 - 前記コンピュータは、
前記特定した種別および個数と、前記記憶する錠剤の種別が異なるPTPシート毎に錠剤が収容されている収容数と、前記計算したPTPシートの枚数とに従って、前記計算したPTPシートの枚数による錠剤の合計数を超過する錠剤の個数を端数として計算する第2の計算手段と、
前記計算した端数を、前記複数の錠剤マスの中から特定された錠剤をセットすべき位置に投入する個数として表示する第4の表示手段と、
をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載のコンピュータ。 - 前記コンピュータは、
薬剤の種別毎に薬剤の数量を定量するための単位を記憶する第2の記憶手段と、
前記解析した処方箋データに含まれる薬剤の種別および処方する数量を定量するための単位を特定する第2の特定手段と、
前記特定した薬剤の種別および処方する数量を定量するための単位と、前記記憶する薬剤の種別毎に前記薬剤の量を定量する単位に従って、前記解析した処方箋データに錠剤が含まれているかかいなかを判断する第1の判断手段と、
をさらに備え、
前記第1の判断手段により錠剤が含まれていると判断した場合に、前記第1の表示手段がPTPシートをセットすべき位置を表示または前記第2の表示手段が錠剤をセットすべき位置を表示することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のコンピュータ。 - 前記薬剤包装装置は、前記包装ユニットに散薬を供給する複数の散薬ホッパをさらに具備し、
前記解析した処方箋データに含まれる散薬をセットすべき位置を、前記複数の散薬ホッパの中から特定可能に表示する第5の表示手段と、
をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のコンピュータ。 - 前記コンピュータは、
前記特定した薬剤の種別および処方する数量を定量するための単位と、前記記憶する薬剤の種別毎に前記薬剤の量を定量する単位に従って、前記解析した処方箋データに散薬が含まれているかかいなかを判断する第2の判断手段と、
をさらに備え、
前記第2の判断手段により散薬が含まれていると判断した場合に、前記第5の表示手段が前記解析した処方箋データに含まれる散薬をセットすべき位置を、前記複数の散薬ホッパの中から特定可能に表示することを特徴とする請求項6に記載のコンピュータ。 - PTPシートから錠剤を取り出す複数の錠剤取出ユニットを具備する錠剤供給装置と、前記取り出された錠剤を包装する包装ユニットを具備する薬剤包装装置と、に通信可能に接続され、前記錠剤供給装置および前記薬剤包装装置の動作を制御するための処方箋データを管理するコンピュータの制御方法であって、
前記コンピュータの解析手段が、前記処方箋データを解析する解析工程と、
前記コンピュータの第1の表示手段が、前記解析した処方箋データに含まれる錠剤に対応するPTPシートをセットすべき位置を、前記複数の錠剤取出ユニットの中から特定可能に表示する第1の表示工程と、
を含むことを特徴とする制御方法。 - PTPシートから錠剤を取り出す複数の錠剤取出ユニットを具備する錠剤供給装置と、前記取り出された錠剤を包装する包装ユニットを具備する薬剤包装装置と、に通信可能に接続され、前記錠剤供給装置および前記薬剤包装装置の動作を制御するための処方箋データを管理するコンピュータで読み取り実行可能なプログラムであって、
前記コンピュータを、
前記処方箋データを解析する解析手段と、
前記解析した処方箋データに含まれる錠剤に対応するPTPシートをセットすべき位置を、前記複数の錠剤取出ユニットの中から特定可能に表示する第1の表示手段と、
して機能させることを特徴とするプログラム。
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