JP2011125392A - Ptp包装における錠剤の取り出し容器。 - Google Patents

Ptp包装における錠剤の取り出し容器。 Download PDF

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Abstract

【課題】手や指先等に何らかの障害を有した人や、歳老いて指先が思うように利かないと云う人達にも容易に、錠剤を取り出せる様にする。
【解決手段】傾斜口部下にヒンジ3部を備え、該ヒンジ3上に屈曲ベ−スの内面側に押し出し用の短冊子を同間隔で並設し、該短冊子の前面側に押し出し板6を備え、前記傾斜口部2下の内部に傾斜部を有し、前記押し出し板6の周囲に補強リブを備え、前記押し出し板6表面に縦線状に突起した親指t”案内を有し、当該容器1の傾斜口部2下に包装台紙Pに対応するクリップ8を備えたPTP包装における錠剤の取り出し容器。
【選択図】図5

Description

本発明は、上方に前方向けの傾斜口部を設けた透明な筒型の服用容器を兼ねるPTP包装 (Push through Package) における錠剤の取り出し容器の改良に関するものである。
従来、PTP包装における錠剤取り出し容器の構成形態は、逆台形や楕円形状の筒型の透明な容器上に前面側へ向けた傾斜口部を設けて、該傾斜口部にPTP包装における錠剤ポケット面下を当て、該ポケット面を親指で押し潰して取り出す構造形態であった。
従って、PTP包装における錠剤のポケット面下を前記傾斜口部の適正な位置へ合わせる過程と、親指で錠剤のポケット面を潰すのに苦労すると云う問題があったものである。
また、錠剤を取り出す過程に傾斜口部から外れた時点に押し出したりして、錠剤を破壊してしまったり、床面へ取り落としてしまったりすと云う様な問題があったものである。
また、従来の容器の傾斜口部の上端側からスリットを介して上方向け有したクリップは容器の口部先端部を汚し兼ねないと云う衛生状の問題があったものである。
特願2008−310240号
特願2009−203330号
以上に述べた従来の錠剤取り出し容器では、PTP包装における錠剤ポケットの下面側を当てる時に素早く位置決め出来ない問題と、錠剤のポケット面を親指で押すと云う構成から、指先等に何らかの障害のある人や病弱な人達には容易に押し出せないと云う欠陥と服用容器を兼ねる口部側のクリップ先端が不潔になり易いと云う衛生面の問題とである。
本発明は、このような従来のPTP包装における錠剤の取り出し容器の欠陥と問題等を解決しょうとする至便な錠剤の取り出し容器を実現することを目的とするものである。
そして、本発明は上記目的を達成するために、弾性に富むポリプロピレン樹脂(pp)の透明な筒型に形成される当該容器(1)の横断面の形態は、後方側の形態を半円形ア−チ門状に形成され、該容器(1)上の前面側に向けた傾斜口部(2)の傾斜角を鋭角に形成し、該傾斜口部(2)の開口部の形態を平行状に形成して大小の錠剤径に対応させ、前記傾斜口部(2)下の口元上に傾斜口部(2)幅よりも若干狭い幅のヒンジ(3)部を設け、該ヒンジ(3)部の上前方側にヒンジ幅のベ−ス(4)を設け、該ベ−ス(4)の内側に短冊子を同間隔に離して並設した錠剤押し(5)を設け、該錠剤押し(5)の前記べ−ス(4)の前面側に押し出し板(6)を形成し、該押し出し板(6)の周囲に補強リブ(r)を設け、該補強リブ(r)間に縦線状に突起した親指案内(g)を備え、該親指案内(g)面を備えた前記押し出し板(6)に親指面を対応させるようにしたものである。
また、第2の課題解決手段は、前記傾斜口部(2)の口元下の内側に傾斜面(7)を設けて、該傾斜面(7)下の内面側の前後左右の形態を概ね同寸法の方形状に形成させ、前記傾斜面(7)下の外側部下に下向きのクリップ(8)を一体的に設けて、前記PTP包装における錠剤(t)のポケット(p)間に挟めておけるように構成されたものである。
上記第1の課題解決手段による作用は次の通りである。すなわち、前記PTP包装における錠剤tポケットp下の台紙Pの下端側を、図5に示すように前記ヒンジ3部を介して一挙に受け止めれるようにして、錠剤tポケットpの位置合わせの仕種を容易にできるようにしたものである。
そして、前記傾斜口部2下の口元に有した押し出し板6の案内面gを親指t”の面で後方へ押すようにすると、前記押し出し板6の裏面側に有した錠剤押し5は、前記傾斜口部2にセットされている錠剤tのポケットp面を、図6に示したように前記傾斜口部2から概ね10°程押し下げられた時点において錠剤tのアルミ箔aを破ると同時に当該容器1中へ落下するようにしてある。
そして、前記操作によって取り出した錠剤tを透明な容器1内を確認した時点において、前記押し出し板6から親指t”を離し、再度容器1中の錠剤tを確認したら、その取り出し終わった容器1を、服用容器1”として衛生的に使用できるようにしたものである。
そして、第2の課題解決手段による作用は、前記傾斜口部2下の口元下に有したクリップ8を、PTP包装における錠剤tのポケットp間に挟めておくようにすると、従来の傾斜口部の先端側に有したクリップ機構に比べて、口部周辺が汚れないようになるから衛生面をクリアできると云う効果と、容器1の紛失を防止できると云う相乗効果を奏する。
上記したように本発明の錠剤取り出し容器は、PTP包装における錠剤のポケットの位置合わせの第1段階となる台紙下のセットの仕方を、前記傾斜口部下に有したヒンジ部3によって概ね中心位置へ受け止められるから、その時点において錠剤ポケットpの過小の左右ずれを直したりできるし、決定的な作用は、錠剤tを押し出す過程に、錠剤ポケットpの台紙P下の両側を押し出し板6の両側部と傾斜口部2の両側とで確りと抑え込む仕組みが功を奏するようにしたものである。
従って、手や指先等に何らかの障害を有した人や、歳老いて指先が思うように利かないと云う人達にも容易に、而も面白いように錠剤tを取り出せる様になるので、病院や様々な医療機関においても、その錠剤tの取り出す過程が至便になるから、それまで看護師任せ等にしていた患者も、夫々自分自身の手先で容易に取り出せるようになると共に、使用後にはクリップ8を介して投与された錠剤tの台紙Pへ挟めて薬袋中に入れておけるので、紛失も防止できると云う、便利なPTP包装における錠剤の取り出し容器である。
本発明の実施形態を示すPTP包装の錠剤の取り出し容器の平面図。 図1におけるA−Aの縦断面図。 図2における拡大図。 押し出し板の部分拡大図。 本発明の容器の持ち方と錠剤のポケット合わせの状態を仮線で重ねて示した重複状の斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図5に基づいて説明する。
図においては、1は、前記特許文献等における容器同様に透明なpp樹脂製の筒型を形成した服用容器を兼ねれる傾斜口部を有したPTP包装ににおける錠剤の取り出し容器と近似する構成形態ではあっても、決定的に前者と相違するのは、当該容器1の横断面A−Aの形態と、後方側を丸くした半円ア−チ門状に形成させた点と、該容器1の傾斜口部2の形態を押し出し易い30°の鋭角にした点と、前記容器1における傾斜口部の内幅を大径の錠剤t”にも対応できる14mmとし、且つ、前記傾斜口部2の長さは34mmとし、当該容器1の全長は成人の手中にフィットし易い形態の80mmとしたものである。
3はヒンジ部であり、該ヒンジ3部は前記傾斜口部2下の口元において、前記傾斜口部2の幅より左右をト−タルで4mm程狭くしたものであって、4は前記ヒンジ3上に鍵の手状に屈曲したベ−スであり、該べ−ス4の内面側には、錠剤tのポケットpを押す短冊子5を等間隔に並設したものであり、6は前記錠剤t押しの短冊5基部を備える押し出し板であって、rは前記押し出し板6の全面側の周囲に有した補強を兼ねるリブであり、gは前記押し出し板6の表面側に刻設した縦線状の親指t”案内である。
7は前記傾斜口部2内の口元下に設けた傾斜部であり、該傾斜面下の容器内1”の左右の形態は夫々14mm/14mmの方形状に形成されている。
8はクリップであり、該クリップ8の付け根は、前記傾斜口部2下の傾斜部7の反対側となる前記押し出し板6のヒンジ3下方に有し、前記クリップ8の先端側は容器1の下向きにして、前記PTP包装台紙Pへ容易にセットできるようにしてある。
そして、上記構成における各部の諸動作を説明すると、先ず、利き手を用いて容器1の傾斜口部2側と押し出し板4を手前側に向けて図5に示すように持ち、次に、PTP包装における錠剤tのポケットpの台紙P下端側を、前記傾斜口部2下のヒンジ3部へ当て止める過程において、その左右ずれを直し、そして、図6に示すように押し板4を親指t”で矢aのように押すと、前記錠剤tポケットpの台紙P下の両側は傾斜口部2の縁と錠剤押し5とにょって緊張した形態に押し出し板6で抑えられ、該押し出し板6は前記傾斜口部2内に概ね10°近く押し下げられた時点において錠剤t下のアルミシ−トaは破れ、目的の錠剤tを当該容器1中へ容易に取り落とすことができるようになるものである。
また、錠剤tを取り出した後の前記押し出し板6は、曲げと回復性に優れたpp樹脂で成形されているヒンジ3によって、概ね垂直状の形態を維持するように構成されている。
1=容器(ポリプロピレン製) 2=傾斜口部 3=ヒンジ部 4=ベ−ス 5=短冊子からなる錠剤押し 6=押し出し板 7=傾斜口部内に有した傾斜面 8=クリップ a=アルミシ−ト g=案内 P=台紙 p=ポケット r=補強リブ t=錠剤 t”=親指

Claims (2)

  1. 上方に前方向けの傾斜口部を設けた透明な筒型の服用容器を兼ねれるPTP包装における錠剤の取り出し容器において、当該筒型の容器(1)の断面形態を後方側を丸い半円のア−チ門状に形成させると共に、該容器(1)の傾斜口部(2)の傾斜形態を鋭角に形成し、該鋭角の傾斜口部(2)下に、前記傾斜口部(2)の口幅よりも狭い幅のヒンジ(3)を有し、該ヒンジ(3)の上前方側にヒンジ幅の鍵の手状のベ−ス(4)を設け、該ベ−ス(4)内に同間隔に離した短冊形の錠剤押し(5)を並設し、該錠剤押し(5)の前記ベ−ス(4)の前面側を錠剤の押し出し板(6)とし、該押し出し板(6)を押し曲げて錠剤(t)を取り出す過程において、前記錠剤押し(5)の先端部が傾斜口部(2)中へ若干押し込めれるようにしたことを特徴とするPTP包装(Push through Package)における錠剤取り出し容器。
  2. 前記容器(1)における傾斜口部(2)の口元下の内側に傾斜面(7)を設けて、該傾斜面(7)下の内面側の前後左右の形態を概ね同寸法状の方形状に形成させ、前記傾斜面(7)下の外側部下に下向きのクリップ(8)を一体的に設けたことを特徴とする請求項1記載のPTP包装における錠剤の取り出し容器。
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