JP5091820B2 - 継手選択可能バルブ及び変換部材 - Google Patents
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Description
(1)複数のポートを備えるボディと、前記複数のポートの連通状態を切り替える弁部と、前記弁部に駆動力を付与する駆動部と、を備える継手選択可能バルブにおいて、前記ボディは、第1配管に連結可能な継手部が、前記複数のポートに各々設けられたものであり、前記継手部に着脱自在に取り付けられる取付部と、前記第1配管と異なる種類の第2配管に連結可能な変換継手部と、を一体に設けた変換部材を有し、前記ボディには、前記第1配管を前記ボディに連結するための第1ナット部材が締結される第1雄ねじ部が設けられ、前記変換部材には、前記第1雄ねじ部に螺合する雌ねじ部が前記取付部に設けられ、前記第2配管を前記変換部材に連結するための第2ナット部材が締結される第2雄ねじ部が前記変換継手部の外周面に設けられ、前記ボディと前記変換部材との間には、前記変換部材が正方向に回転して前記雌ねじ部を前記第1雄ねじ部に螺合させることを許容し、前記第2雄ねじ部に締結された前記第2ナット部材が逆方向に回転された際に、前記変換部材が逆方向に回転して緩むことを阻害するロック機構を設けたことを特徴とする。
図1は、本発明の実施形態に係る継手選択可能バルブ1(以下、単に「バルブ1」という。)の断面図であって、変換部材41とクランプ部材31とナット部材43を装着した状態を示す。図2は、変換部材61とナット部材62を取り付けた継手選択可能バルブ1の断面図である。図3は、シール溝22側から見た継手部24を示す図である。尚、図3は、ロック爪26の説明に用いるので、継手部24のみを記載してボディ2全体の形状を記載していない。図4は、図1に示す変換部材41をロック溝55側から見た図である。図5は、図1に示す変換部材61をロック溝55側から見た図である。
塩ビ配管81は、クランプ部材31を用いてバルブ1に接続される。具体的には、ユニオンナット33を塩ビ配管81に通してから、ユニオンエンド32を塩ビ配管81に接着する。そして、ユニオンナット33をボディ2の第1雄ねじ部25にねじ込み、ボス部35をボディ2に押し付けるようにしてユニオンエンド32を固定する。これにより、ボディ2のシール溝22に装着した環状シール部材21が、ボディ2とボス部35との間で押し潰され、ボディ2とユニオンエンド32との接続部分をシールする。これにより、塩ビ配管81の流路83がユニオンエンド32を介してボディ2の第1ポート18に連通する。
また、可撓性チューブ82を交換する場合には、変換部材61は、ナット部材62を逆方向に回転させて変換部材61から取り外す。この場合、変換部材41と同様に、変換部材61は、ロック機構27により逆方向への回転を阻害されるため、変換部材61がボディ2から外れない。
(1)例えば、上記実施形態では、エアオペレイト式のバルブ1に変換部材91を適用したが、電磁弁やスプール弁などの各種バルブ類や、圧力センサや流量センサなどのセンサ類や、レギュレータなどの圧力制御機器、マスフローコントローラやマスフローメータ、差圧式流量制御装置等の流量制御機器などのボディに変換部材41,61を取り付けて、ボディに接続する配管の種類を変更できるようにしても良い。また、例えば、配管同士を接続する変換ブロックのボディに変換部材41,61を取り付けてボディに接続する配管の種類を変更しても良い。
(3)例えば、上記実施形態では、バルブ1のボディ2が第1及び第2ポート18,20を備えるが、ボディ2に3以上のポートを設けても良い。
(5)例えば、上記実施形態では、ボディ2に2個のロック爪26を設けたが、3以上のロック爪26を継手部24に設けもよい。この場合、変換部材41,61の回転をより強固に阻止することができ、緩み止めの効果を向上させることができる。
(6)例えば、上記実施形態では、ロック爪26の形状を楔形にしたが、ロック爪26を山形や半円形にして加工を容易にしても良い。この場合、変換部材41,61のロック溝55の形状もロック爪26の形状に応じて変えると良い。
(7)例えば、上記実施形態のバルブ1及び変換部材41,61は、半導体製造装置に限らず、一般工業で使用する装置に適用しても良い。
(8)上記実施形態では、バルブ1や変換部材41,61,第1及び第2配管81,82、クランプ部材31(ユニオンエンド32、ユニオンナット33)、ナット部材43の材質を樹脂としたが、それらの材質を金属としても良い。また、例えば、バルブ1を樹脂製とし、変換部材41,61,第1及び第2配管81,82、クランプ部材31(ユニオンエンド32、ユニオンナット33)、ナット部材43の材質を金属にしたり、バルブ1を金属製とし、変換部材41,61,第1及び第2配管81,82、クランプ部材31(ユニオンエンド32、ユニオンナット33)、ナット部材43の材質を樹脂にするなど、異なる材質の部品を組み合わせても良い。
2 ボディ
3 駆動部
10 弁部
18,20 第1及び第2ポート(複数のポートの一例)
31 第1クランプ部材(第1ナット部材の一例)
41,61 変換部材
24 継手部
25 第1雄ねじ部
27 ロック機構
43,62 ナット部材(第2ナット部材の一例)
44 取付部
45,66 変換継手部
46 雌ねじ部
48.69 第2雄ねじ部
81 塩ビ配管(第1配管の一例)
82 可撓性チューブ(第2配管の一例)
Claims (3)
- 複数のポートを備えるボディと、前記複数のポートの連通状態を切り替える弁部と、前記弁部に駆動力を付与する駆動部と、を備える継手選択可能バルブにおいて、
前記ボディは、第1配管に連結可能な継手部が、前記複数のポートに各々設けられたものであり、
前記継手部に着脱自在に取り付けられる取付部と、前記第1配管と異なる種類の第2配管に連結可能な変換継手部と、を一体に設けた変換部材を有し、
前記ボディには、前記第1配管を前記ボディに連結するための第1ナット部材が締結される第1雄ねじ部が設けられ、
前記変換部材には、前記第1雄ねじ部に螺合する雌ねじ部が前記取付部に設けられ、前記第2配管を前記変換部材に連結するための第2ナット部材が締結される第2雄ねじ部が前記変換継手部の外周面に設けられ、
前記ボディと前記変換部材との間には、前記変換部材が正方向に回転して前記雌ねじ部を前記第1雄ねじ部に螺合させることを許容し、前記第2雄ねじ部に締結された前記第2ナット部材が逆方向に回転された際に、前記変換部材が逆方向に回転して緩むことを阻害するロック機構を設けた
ことを特徴とする継手選択可能バルブ。 - 請求項1に記載する継手選択可能バルブにおいて、
前記ロック機構は、
前記ボディに設けられ、前記変換部材の正方向への回転を許容する傾斜面と前記変換部材の逆方向への回転を阻害する係止面とを備える楔形状のロック爪と、
前記変換部材の開口部内周に設けられ、前記開口部内周面から突き出すように設けられ、前記係止面と当接可能な当接面と、前記当接面の頂部を前記内周面になだらかに接続する摺接面とを備えるロック溝と、から構成されている
ことを特徴とする継手選択可能バルブ。 - 第1配管に連結可能なボディの継手部に着脱可能に取り付けられるものであって、
前記継手部に着脱自在に取り付けられる取付部と、前記第1配管と異なる種類の第2配管に連結可能な変換継手部と、を備え、
前記取付部には、前記第1配管を前記ボディに連結するための第1ナット部材が締結される第1雄ねじ部に螺合する雌ねじ部が設けられ、
前記変換継手部の外周面には、前記第2配管を連結するための第2ナット部材が締結される第2雄ねじ部が設けられ、
前記ボディとの間に、正方向に回転して前記雌ねじ部が前記第1雄ねじ部に螺合させることを許容し、前記第2雄ねじ部に締結された前記第2ナット部材が逆方向に回転された際に、前記雌ねじ部が逆方向に回転して緩むことを阻害するロック機構を設けた
ことを特徴とする変換部材。
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JP2008247765A JP5091820B2 (ja) | 2008-09-26 | 2008-09-26 | 継手選択可能バルブ及び変換部材 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2008247765A JP5091820B2 (ja) | 2008-09-26 | 2008-09-26 | 継手選択可能バルブ及び変換部材 |
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JP5091820B2 true JP5091820B2 (ja) | 2012-12-05 |
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Family Applications (1)
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- 2008-09-26 JP JP2008247765A patent/JP5091820B2/ja active Active
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