JP5091197B2 - 簡易組み立て帽子 - Google Patents

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Description

本発明は、ダンボールや厚紙、等を加工し、簡単な紐、等の組合せで、平面状の素材を短時間で立体的とすることが可能な簡易帽子に関する。本発明の帽子は、携帯時、平板状に折り畳み、軽く、持ち運びが可能で、咄嗟に頭部を保護する必要が生じた際、頭部に被りあご紐を引くことで、立体的に半球状の多面体となる。本発明載帽子は、使い捨て防災用簡易組み立て帽子として適する。
従来、地震や台風、などの災害時、頭部を守るための保護具としては、一般産業用ではヘルメットが、又、家庭や小学校、等では、古くから防災頭巾が用いられて来ている。ヘルメットは、飛来物の落下に対する衝撃緩和、頭部の保護を目的とした厚生労働省の認定規格に則って作られる安全帽で、広く一般に用いられ、日々改良が行われて来ている。
例えば、特許文献1に見られる様に材質に複合材を用いて強化したり、特許文献2に見られる様に金属化と共に内側をハンモック状にして、頭部への衝撃を緩和させたり、特許文献3に見られる様にヘルメット装着時の汗を吸収し、取り替え可能として快適性向上を提案したり、種々の改良が行われて来ている。このためこれらのヘルメットを、非常時用として、各職場、学校、家庭、等、集団の単位で、人が常駐する場所に、各々準備し備えつけていることが多い。
一方、昔から、簡易的に頭部への飛来物の衝撃緩和と共に、火災時の一時的防熱、等も考慮された綿入りの防災頭巾が頭部の保護に用いられ、現在も小学校や家庭、等で非常時用に備えられている。最近では、この防災頭巾自体を難燃性の繊維を用いた布で作成し、難燃、防炎を兼ね備えたものも市販されている。
この様に地震、等の災害時、安全に頭部を保護するための方法として、これらヘルメット、防災頭巾の準備は各自に、或いは各集団単位に推奨されるものである。
しかし、問題は地震、等の自然災害が何時発生するか、不明なところにある。即ち、これら安全帽、ヘルメットや防災頭巾が常時準備されている職場や学校、或いは家庭での災害発生では問題ないが、日常的に都市部へ電車や地下鉄で通勤する一般のサラリーマンやOLが通勤時、或いは営業活動、等で都市のビル街、地下街、他を行き来する人達は、移動中に災害が発生した場合は、全くの無防備状態である。特に、都市部ではビルの看板や割れたガラスの落下、地下街では、天井の一部や照明、等の落下で頭部を損傷する危険性が高い。
この様な状況に備え、形状的に嵩張る上記のヘルメットや防災頭巾を常時、持ち運ぶことが可能かと言うと、実際上は難しい。即ち、ヘルメットは一体で出来た半球状の形状が外部からの衝撃を分散して安全を確保することから形状維持は必須で有り、大きく嵩張り、常時の携帯には適さない。一方、昔からの防災頭巾も、布地袋内に綿、等を厚く入れ頭部保護を図っていることから、折り畳んでもかなり嵩張り、常時の携帯には適さない。最近では、外層に高機能素材を用いた折り畳み板状で、覆った防災頭巾も、特許文献4で提案されているが、現実的には折り畳んでもかなりの大きさとなり、日常の持ち運びには適さなく、又材料的に高価が予想される。
常時持ち運び可能な防災頭巾としては、特許文献5では、災害時直ぐに被れる防災用カバンも提案されている。しかし、カバンは年齢層、使用目的、或いは各人の嗜好により一定形状を皆が常時携帯するものではなく、汎用的とは言えない。一方、特許文献6に見られる様に、充分な防護性を有する中空の隣接する袋体でヘルメットを構成し、必要時、瞬時に中空体に空気や炭酸ガス、等の気体を充填する機構を備えた携帯時コンパクトなヘルメットも提案されている。
このヘルメットは、非常時防災機能として有用と思われるが、製作が複雑で、気体を充填する機構に圧縮ガスを用いると小型の圧力容器を携帯することになり危険で有り、又ポンプ式とすると、緊急時には間に合わない。更には、特許文献7に見られる様に、樹脂シートを多角形に加工した折り畳み式ヘルメットも提案され、有用性は認められるが、樹脂シートを加工することから工程的に複雑で、価格的に高価となり易い。
この様に、これら安全帽、ヘルメットは、寸法的に嵩張ったり、又大き過ぎたり、本来の目的と嗜好により汎用的でなかったり、或いは、コンパクト、折り畳みが可能で有用ではあるものの高価である等、非常時のみの一時的な使用後、使い捨て出来る程安価ではなく、汎用的にだれもが常時、持ち運ぶには適していない。
このため、日常的に都市部を往来する人達にとって、何時地震、等の自然災害に遭遇し、視界が利かない状態でも簡単に組み立て、頭部を頭上の構築物、その破片、飛来物や落下物から守ってくれる携帯性に優れ、安価な使い捨て可能な防災用の簡易組み立て帽子が望まれていた。即ち、一時的に災害を防ぎ、使用後捨てることが可能な、だれでも入手可能な安価で、使い易く、常時、鞄、等へ折り畳んで携帯可能な防災用の帽子が求められていた。
特開平09−268415 特開2003−155619 特開平10−130937 特開平09−010341 特開2007−037602 特開2000−110022 特開2009−062664
本発明は、上記の問題点に鑑み、常時折り畳んで平板状で持ち運びが可能で、緊急時、容易に立体的な半球状の多面体となり、頭部を保護出来る、使い捨ての防災用等に使用可能な簡易組み立て帽子を、提供することを課題とする。
上記、本発明の課題は、以下により達成される。
1.頭部を覆う所望の立体形状の展開図よりなる簡易組み立て帽子であって、該展開図は平面要素の組み合わせよりなり、各要素は隣り合う要素と折り曲げヒンジを介して結合し、一端を所望の要素に固定し他の要素に設けた小孔を通る1〜複数本の紐を具備し、該紐を引いて絞ることにより、頭部を覆う立体形状となるように構成した簡易組み立て帽子。
2.その材質が、厚紙、ダンボール、プラスチックシート、プラスチックダンボール、樹脂シート又は発泡樹脂シートである前記1の簡易組み立て帽子。
3.頭頂部及びその周囲の内側に、複数の折り曲げ加工を施したクッション性を有する裏当てを取り付けた前記1又は2の簡易組み立て帽子。
4.外層となるダンボール又は厚紙の表面を、塗料を含浸した不織布で覆い塗装するか、ガラス繊維を含有した樹脂で被覆した前記1,2又は3の簡易組み立て帽子。
5.裏当ての材質が、ダンボール、プラスチックダンボール、発泡樹脂シート又は樹脂シートである前記3又は4の簡易組み立て帽子。
6.使い捨て防災用である前記1〜6のいずれか1項の簡易組み立て帽子。
本発明の帽子は、折りたたみ可能でコンパクトなため、携帯が容易であり、使用時は紐を引っ張ることによりワンタッチで組み立てることができる。本発明の安価で使い勝手の良い帽子の提供により、日々通勤で鉄道、地下鉄、等の交通機関を使う学生やサラリーマン、OL、或いはビル内や地下街等の職場で働く一般の人達、更には営業や業務でビル街や地下街を往来する頻度の高い人達にとっては、常時、鞄やバッグ内に折り畳んで持ち運ぶことが可能となり、緊急時、暗闇でも容易に装着出来、頭部を保護することが可能となった。
本発明の簡易組み立て帽子の外装部の組み立て前の状態の展開図である。直線状の細点線は折り曲げヒンジを、曲線状の太点線は、内側に隠れている紐を表わす。 本発明の簡易組み立て帽子で、内側に折り込み裏当てとなる部分と外装部が一体の、組み立て前の状態の展開図である。 本発明の簡易組み立て帽子の内側に取り付けるダンボール或いは厚紙、等で作られるクッション性を有する裏当てを表わす斜視図である。 本発明の簡易組み立て帽子の内側に取り付ける裏当て内部に挿入される、ダンボール或いは厚紙、等で作られる蛇腹状クッション材を表わす斜視図である。 本発明の簡易組み立て帽子を立体的に組み立てた際、内側に裏当てが取り付けられている様子の一部を、内側から見、一部透視とした斜視図である。 本発明の簡易組み立て帽子の外装部の一部を示し、ダンボールの表層を、塗料を含有させた不織布で覆い固化させた状態の断面、或いはダンボールの表層をガラス繊維を含有する樹脂で覆い固化させた状態の断面を模擬的に示す図である。 本発明の簡易組み立て帽子のあご紐を引く前の状態を示す斜視図である。 本発明の簡易組み立て帽子のあご紐を引きながら、前頭部の庇となる部分を折り曲げている状態を示す斜視図である。 本発明の防災用簡易組み立て帽子のあご紐を引き、立体的な半球状の多面体となり、前頭部の庇となる折り込みを完成させた状態を示す斜視図である。
本発明の帽子は、所望の立体形状の展開図よりなる。この展開図は、三角形、四角形等の多角形やその他所望の形状の平板状の要素よりなり、隣り合う要素とはヒンジを介して結合している。これらのうち、所望の1〜複数個の要素に設けた小孔を通って、1〜複数本の紐が一端でそれぞれ他の要素に固定されており、これらの紐を引っ張って絞ることにより、隣り合う要素がヒンジにて折り曲げられ、立体形状となる。
本発明の簡易組み立て帽子は、軽量であると共に、ある程度の機械的強度、容易な加工性、廃棄時のリサイクル性及び、一過性の使い捨てであることが好ましく、そのためには安価であることが求められる。この条件を満たすため本発明者は、各種材料に付いて鋭意検討を進めた結果、ダンボール或いは厚紙での製作が最適と判断した。特に軽量で加工性の良いダンボール或いは厚紙、等の素材を用いることで、衝撃力や圧縮力を、その素材の持つ構造や、折り込みによる構造で緩和し、一方、その素材の持つ欠点を外装表面への塗料を含浸させた不織布や、ガラス繊維、等を分散させた樹脂で覆うことにより解決することができる。
即ち、ダンボール或いは厚紙は、軽量で加工性が良く、外部からの衝撃力や圧縮力に対し、先ず表面の剛性で受け止め、次に織り込みの構造の変形で力を吸収し、そして更にダンボールは素材の芯の波板構造から座屈により力を吸収出来るからである。しかも、ダンボールや厚紙は、紙で出来ていることから着火温度も高く、直接の火炎にさらされない限り、燃え出すことも少ない。
しかし、ダンボールや厚紙にも欠点は有り、それは、水に弱く、一部でも接触すると簡単に柔らくなり崩壊することである。又、ナイフ、等で切り込み易いことや、鋭い金属片やガラス片、等の突き刺し強度にも弱い。これらの弱点に付いて、本発明者は過去の経験から、水に対しては、ダンボール或いは厚紙の外層部に防水塗工が有効で有り、対突き刺し強度に対しては、塗料や樹脂を含浸した不織布、等の繊維を同様に、外層部を覆う様に被覆させることが有効であることに思い至った。これらとは別に、一過性ではなく、繰り返し使用を目的とするものに付いては、プラスチックダンボール、或いは発泡樹脂シート、或いは樹脂シートでの製作が推奨される。
本発明で、図1に示されるような、外装となる帽子に用いられるダンボールに付いては、表面ライナーは古紙の割合が少なく、強度の強いK5かK6規格が好ましく、中芯は剛性を保持する目的から、目付けで120〜180gが、緩衝性の保持には、中間の波芯構造が一段のAフルート、又は二段のWフルートで厚さ3〜8mmのものが好ましい。具体的例として、ダンボール規格として、K5・120g、WフルートやK6・180g、Aフルートが考えられる。
又、図5で示されるような、本発明の外装となる帽子の内側で頭頂部及びその周囲を保護する、記号1f、3fで示されるクッション性を有する裏当て部分のダンボールとしては、外装用より目付けが少なく、多少柔軟性を有するもので一般的に用いられているC5・150g、AフルートやK5・120g、Aフルートが例として考えられる。
同様に本発明の図1に示されるような外装部分には、ボール紙と言われる厚紙を加工して製作することも出来る。ここで用いられる厚紙としては、比較的剛性が高く、加工可能な厚さ、1〜8mm程度が好ましい。厚さ1mm未満では、形状保持が難しく、8mmを超えると加工が難しいばかりでなく、重量的に重くなり、好ましくない。従って、具体的には、2〜4mm程度の厚紙が望ましい。
これらダンボール或いは厚紙に付いては、その欠点として、水と接触すると崩壊し易く、著しく弱くなる点やナイフ、等で切り込み易い点、金属片やガラス片、等の鋭利で硬質なものの突き刺しに弱い点が上げられる。本発明においては、これらの欠点を克服するたに、以下の方法が好ましく提供される。
即ち、ダンボール或いは厚紙で外層となる面に、不織布に塗料を含浸させ、面全体を不織布で覆い、含浸させた塗料の固化で、表面に不織布を固定すると同時に塗装も行う方法である。防水対策としては、塗料の塗工のみも考えられるが、突き刺しへの対応も考慮すると、不織布を併用して覆うことを推奨する。以下、図6の外装被覆断面図を参考に、説明する。
本発明で、防水対策及び不織布の固定用として用いられる塗料としては、特に限定せず、一般に市販されている防水効果のあるアクリル系塗料、ウレタン系塗料の他、シリコン系、フッ素系素材が配合されたものでも可能で、溶剤性、水溶性のどちらも用いることが出来る。
又、塗料と共に用いられる突き刺し力への対応として用いられる不織布としては、ポリプロピレン系不織布やポリエステル系不織布に限らず他の素材、ナイロン系、等も用いることが出来るが、その目付けは、20g/m〜80g/mが好ましい。目付けが20g/m未満では、布地が薄く、これらの欠点に対処出来ず、一方目付けが80g/mを超えるとでは厚く、塗料含浸に時間を要し、固化後のヒンジ、打ち抜き、等の加工性が著しく低下し、好ましくない。従って、最適な不織布の目付けとしては、30g/m〜50g/mが望ましい。又、不織布の代わりに織込んだ布地も用いることが出来るが、加工性と目付けを考慮して選択する必要がある。
上記方法の他に、これらの欠点を克服する方法としては、ガラス繊維や樹脂繊維を含有する熱硬化性樹脂、所謂、FRP素材をダンボール或いは厚紙の外層面に塗工し被覆させるやり方もある。一般に樹脂に含ませる繊維としては、10mm以上の長繊維チョップで、ガラス繊維かポリエステル繊維が好ましく、カーボン繊維や金属繊維は好ましくない。カーボン繊維や金属繊維は、導電性が有り、頭上の配線、等で感電の危険がある。
ここで用いられる熱硬化性樹脂としては、一般的には、不飽和ポリエステル樹脂やエポキシ樹脂が推奨され、含有させる繊維量は、ガラス繊維では50g/m〜150g/m2、ポリエステル繊維では、不織布と同様20g/m〜80g/mが好ましい。ガラス繊維が50g/m未満では、分散ムラが生じ、欠点への対応が難しく、150g/mを超えるとでは、重量的に重くなり、ヒンジ部の加工が難しくなる。従って望ましいガラス繊維の含有量は、60g/m〜100g/mで、ポリエステル繊維では、40g/m〜60g/mである。
ダンボール或いは厚紙の外層面を被覆する方法は、予めこれらの外層面に被覆させてから、ヒンジ、穴開け、打ち抜きを、トムソン型、等で行う方法が好ましいが、材料の節約の観点からは、打ち抜き加工後のダンボール或いは厚紙に施すことも可能である。この様にして、これらダンボール或いは厚紙での欠点を克服した外層被覆した例として、その断面を図6に示す。
一方、一過性ではなく、繰り返し使用する場合は、本発明の外装材にプラスチックダンボール又は発泡樹脂シート、或いは樹脂シートで製作して、同様に用いることが出来る。ここで用いられるプラスチックダンボールとしては、一般に市場で用いられているポリプロピレン樹脂製で密度が、500〜1000g/m、厚みが3.0〜5.0mm程度のものが好ましい。密度が500g/m未満では衝撃強度が弱く、1000g/mを超えると剛性が大きく、加工が難しい。又厚さが3mm未満では、剛性に指向性が顕著となり、形状保持が難しく、5mmを超えると、剛性が大きく加工が難しいのと共に組み立て時の形状保持が難しい。従って、望ましいプラスチックダンボールとしては、密度が600〜800g/m、厚さ4〜5mm程度が望ましい。
又、発泡樹脂シートを用いる場合、一般には市場で汎用的に用いられているポリプロピレン樹脂製が、靭性、耐衝撃性、加工性、等から最適で、発泡倍率1.5〜8倍、厚さ1.5〜8mm程度のものが可能と思われる。発泡倍率が低い場合、剛性が大きく強度も大きいことから、厚さを薄くすることが可能で、逆に発泡倍率が高い場合は、物性維持にある程度の厚さが必要である。ここで、発泡倍率1.5倍以下、厚み1.5mm以下では、非発泡の樹脂シートで代用出来、発泡倍率が8倍以上、厚さ8mm以上では、加工が難しく、更には形状保持が難しい。従って、望ましい発泡樹脂シートとしては、発泡倍率2〜4倍、厚さ3〜5mm程度が望ましい。
同様に、樹脂シートに関しては、材質がポリエチレン樹脂やポリプロピレン樹脂、等のポリオレフィン樹脂が、靭性、耐衝撃性、加工性、等から最適で、厚さは、1〜3mmが好ましい。厚さ1mm以下では、剛性がなく形状維持が難しく、3mm以上では、加工が難しく、又重量的にも重くなり好ましくない。従って、望ましい樹脂シートとしては、厚さ1.5〜2mm程度が推奨される。
次に、本発明の簡易組み立て帽子に付いて、平板状のダンボール或いは厚紙、等を加工、打ち抜いて、出来る平面要素、折り曲げヒンジ、穴、等を有する平板状の外装と、その特定箇所に固定した紐を、重ね合わされる隣接面に設けた穴を通して引くことにより、立体的に半球状の多面体となる機構を、図1に従って述べる。
図1で、先ず前頭額面、2a、にヒンジを介して取り付けられている前頭額左重ね面、2a左、には、前頭額左重ね面の紐固定部、2c左、に前頭額左重ね面の固定用紐、1d左、を固定する。具体的には、2a左、の、2c左、に紐と同径の穴を開け、1d左、の一方の端を内側から外層側へ通し、先端に結び目を作ったり、更には穴の開いた円板状のプラスチック板、等へ通して、先端に結び目状を作ったりして、内側から、1d左、を引っ張っても抜けない様にする。その1d左、の反対側の端は、前頭左側面、3a左、に設けられた前頭左側面の紐通し穴、3c左1、を外層側から内側へ通し、左側面、4a左、に設けられた左側面の上、紐通し穴、4c左1、へ外層側から内側へ通し、最終的に左側の顎紐、5d左、へ結び付ける。
また、前頭左側面、3a左、にヒンジを介して取り付けられている前頭左側重ね面、3a左横、には、前頭左側重ね面の紐固定部、3c左、に前頭左側重ね面の固定用紐、2d左、を固定する。具体的には、3a左横、の3c左、に紐と同径の穴を開け、2d左、の一方の端を内側から外層側へ通し、先端に結び目を作ったり、更に穴の開いた円板状のプラスチック、等へ通して、先端に結び目を作ったりして、内側から2d左、を引っ張っても抜けない様にする。その2d左、の反対側の端は、左側面、4a左、に設けられた左側面上、紐通し穴、4c左1、へ外層側から内側へ通し、最終的に左側の顎紐、5d左へ結び付ける。
次に、後重ね面、6a左横、の後頭左重ね面の紐固定部、6c左、には、後頭左重ね面の固定用紐、3d左、を固定する。具体的には、6a左横、の6c左、に紐と同径の穴を開け、3d左、の一方の端を内側から外層側へ通し、先端に結び目を作ったり、更に穴の開いた円板状のプラスチック、等へ通して、先端に結び目を作ったりして、内側から3d左、を引っ張っても抜けない様にする。その3d左、の反対側の端は、後頭左側面、5a左、に設けられた後頭左側面の紐通し穴、5c左1、を外層側から内側へ通し、左側面、4a左、に設けられた左側面の下、紐通し穴、4c左2、へ外層側から内側へ通し、最終的に左側の顎紐、5d左、へ結び付ける。
また、後頭左側面、5a左、にヒンジを介して取り付けられている後頭左側重ね面、5a左横、には、後頭左側重ね面の紐固定部、5c左に、後頭左側重ね面の固定用紐、4d左、を固定する。具体的には、5a左横、の5c左、に、紐と同径の穴を開け、4d左、の一方の端を内側から外層側へ通し、先端に結び目を作ったり、更に穴の開いた円板状のプラスチック、等へ通して、先端に結び目を作ったりして、内側から4d左、を引っ張っても抜けない様にする。その4d左、の反対側の端は、左側面、4a左、に設けられた左側面下、紐通し穴、4c左2、へ外層側から内側へ通し、最終的に左側の顎紐、5d左、へ結び付ける。
ここで、紐固定部、2c左、3c左、5c左、6c左、の穴径は、紐と同径とし、紐を通す穴、3c左1、4c左1、4c左2、5c左1の穴径は、紐の1.5〜2.0倍程度が好ましく、これらの穴は、素材のダンボールや厚紙、等と、摩擦や応力で破損しない様、真鍮やアルミ、等のハトメやアイレットで補強することが推奨される。
また、ここで用いられる紐としては、レーヨンとジュートの混紡からなる麻紐や、アクリルや麻の混紡からなる、通称の麻紐・スピンドル、等、一般的なものを用いることが出来るが、取り扱い易さからは、5〜7mm程度の太さで、断面が丸形状のものが推奨される。一方、これら麻紐と同様の役割として所謂、平らなPPバンドも用いることが出来るが、その場合は、紐を通す穴は、その断面形状に合わせ、平らなスリット型とする必要がある。これら左右の顎紐、5d右、5d左は、プラスチック製の紐止め、6d、に通すことにより、紐を緩めて平板状としたり、引張って立体形状にして、固定したりすることが出来る。
右側に付いても同様な加工で、平面から立体形状への機構を備える様に作成し、最終的に左右の顎紐、5d右、5d左、を引くことで操作出来る様に作成する。
次に、庇の形成に付いて述べると、本発明の防災用簡易組み立て帽子には、上からの雨や小石、等の落下物から顔面を保護する様、簡単な庇を作る構造が設けられている。ここでは、立体形状とする際、図7で示す様に、折り曲げる庇面、1a、の中程に設けた庇とする折り曲げヒンジ、1ah、に沿って、1gに示す方向に手動で谷折りする。
続いて、図8に示す様に、1a、の面を2gで示す方向に、1ahから略二つに折り曲げ、折り曲げ庇差込み爪、1bを前頭額面、2a、に設けられた前頭額面の庇爪差込部、2b、と前頭右側面、3a右、及び前頭左側面、3a左、に夫々設けられた前頭左右側面の庇爪差込部へ完全に差込み、図9に示す様に固定する。これにより、顔面防護の庇を作ることが出来る。
又、これら上記の外装となるダンボール或いは厚紙、等の平板からの立体形状にする際、予め内側から頭頂及びその周囲に付いて、外部からの衝撃力や圧縮力を吸収出来る様、図5に示す様な裏当てをすることを推奨する。
本発明では図2に示す様に、外装となるダンボール或いは厚紙、等の平板からの立体形状にする際、予め内側に折り込み裏当てとなる部分も一体とした形状で、製作することも出来る。ここで、図2の外装と裏当てを一体とした形状に付いて、裏当てを作成する方法を示すと、裏当てを内側に折り込む山折りヒンジ、2ah、より、下側の面全体を外装の内側へ折り曲げる。各破線部を山、谷交互に折り、図3に示す様に頭頂及びその周囲の正方形面が、裏側へ凸となる様な形状に折り、裏当ての頭頂部、7a、が外装の頭頂部の裏側に重なる位置に合わせる。
続いて、図5に示す様に、裏当てを固定する差込爪、4b、を、外装面に設けられた裏当ての爪差込部、5b、へ差し込みしっかりと固定する。これにより、外部からの応力を、先ず外装表面の剛性で受け止め、次にこの裏当ての折り込み構造の変形で力を吸収し、更にはダンボールの場合、素材の芯の波板構造の座屈により力を吸収し、頭部を保護することが可能となる。
因みに、図2の裏当てを内側に折り込む山折りヒンジ、2ah、より、下側の面は外装の内側へ折り込み、直接頭部に接するから、先に述べた塗工や、塗料を含浸させた不織布、等で覆う迄の必要性はない。
又、本発明では、図3に示す様に別途、蛇腹状の折込み、3f、を内包する頭頂及びその周囲の裏当て用の折込み構造、1f、をダンボール或いは厚紙、等で作成し、差込み爪、2f、で外装立体形状の帽子の内側へ図−5に示す様に取り付ける方法も提供される。この方法でも同様に、外部からの応力を、先ず外装面の剛性で受け止め、次にこの裏当ての折り込み構造の変形で力を吸収し、更にはダンボールの場合、素材の芯の波板構造の座屈により力を吸収し、頭部を保護することが可能となる。
この様にして作成される簡易組み立て帽子は、佐右の顎紐、5d右、及び、5d、を引くことで、図7、図8に示す様に、2a右、は、3a右に、2a左、は、3a左に外側から重なり、3a右横、は、4a右、に、3a左横、は、4a左、に外側から重なり、6a右横、は、5a右、に、6a左横、は、5a左、に、外側から重なり、5a右横、は4a右、に、5a左横、は4a左、に外側から重なり、平板から図−9に示される様な立体形状の防災用簡易組み立て帽子となる。
この様に本発明では、ダンボール或いは厚紙、等を図1に示した形状に打ち抜き、ヒンジを介した所定の面を紐で引くことにより図7、図8、そして最終的に図9に示す様に平板を立体形状の帽子としているが、その形状に付いては、本発明の八角開口形に限らず、六角開口形、四角開口形でも可能である。又、紐を用いず、折り畳み形状のみで平板、立体形状への変換機構は可能であるが、顎紐でしっかり頭部に固定するには、各部を紐で固定する方法が効果的である。
この様に外層面を塗料で含浸した不織布で覆ったダンボール平板を、本発明で示す図1の形状で打ち抜き、同時にダンボールを図3、図4の裏当て形状に作り、図5に示される様に、その内側に取り付けることが望ましく、このことにより、外部からの応力を著しく緩和出来る様になる。この裏当て付きの外装平板に、所定の紐を通し、左右の顎紐に統合することで、緊急時、容易に頭部に装着し、顎紐を引くことで、立体形状となり、頭部を保護することが容易となる。
ダンボールとしてK6・160g、Aフルートを用い、塗料として架橋型シリコン−アクリル樹脂塗料(水性建物用塗料(黄色)AO2001:(株)アサヒペン製)を含浸させた目付け30g/mのポリプロピレン製不織布(シンテックス:三井化学(株)製)を外層となる面を覆う様に均一に貼り付け、24時間以上掛けて乾燥させた。この様にして作成した外層面に塗工されたダンボール平板を、頭頂の正方形の一辺が1200mmとして、図1に準ずる形状で相似的に拡大し、形状に合わせ、ヒンジ部は手圧で折り曲げ、全体形状に沿って挟みで切り取った。
続いて、ダンボール、K5・120g、Aフルートを用い図3で、1f、の一辺1100mmの正方形で高さ15mmの裏当てが5個、十字形で繋がる様に挟みで切り取り、折り曲げ、差込用の爪、2f、も作成した。同じダンボール、K5・120g、Aフルートを用いて、3f、に相当する高さ10mmの蛇腹を各裏当て内に収まる様、切り分け、折り曲げて作成した。この裏当てを、図−5の様に先の切り取った外装面の内側に取り付けた。
次に、6mmの紐を固定する面へは、内径5.5mmのアルミ製のハトメで穴を作り、紐を通す穴は内径9.5mmのアルミ製ハトメを固定した。紐を固定する面へは、紐を内側から外層側へ出した後、先端で結び目を作り、内側から引張っても抜けない様にした。他方の紐は、所定の面の通し穴を通して、最終的に左右の顎紐となる様、各々結び付け、左右の顎紐は、一緒に穴径8mmのナイロン製樹脂止めに通した。
この様にして作成した防災用簡易組み立て帽子を、頭に装着し、顎紐を引くことにより、容易に立体的となり、頭部を保護することが可能となった。
本発明の帽子は、使い捨て防災用簡易組み立て帽子として適する。また、一般的に梱包や通函に用いられる安価なダンボール、或いは厚紙、等や紙オムツやナプキンに使われる目付の比較的小さい汎用性のポリプロピレン系不織布、及び外壁の耐水塗装、等に一般的に用いられるアクリル系塗料、ウレタン系塗料、等や麻紐、ハトメ、紐止め、等安価な材料を用いることで、これら材料の生産を促し、不織布への塗料含浸、貼り付け加工、打ち抜き型の製作、打ち抜き加工、紐通し、等、加工業への増産に寄与出来る。
1a :折り曲げる庇面
1ah :庇とする折り曲げヒンジ
2ah :裏当てを内側に折り込む山折りヒンジ
2a :前頭額面
2a右 :前頭額右重ね面 2a左 :前頭額左重ね面
3a右 :前頭右側面 3a左 :前頭左側面
3a右横:前頭右側重ね面 3a左横:前頭左側重ね面
4a右 :右側面 4a左 :左側面
5a右 :後頭右側面 5a左 :後頭左側面
5a右横:後頭右側重ね面 5a左横:後頭左側重ね面
6a右横:後頭右重ね面 6a左横:後頭左重ね面
7a :裏当ての頭頂面部
1b :折り曲げ庇差込み爪
2b :前頭額面の庇爪差込部 3b :前頭左右側面の庇爪差込部
4b :裏当てを固定する差込爪 5b :裏当ての爪差込部
2c右 :前頭額右重ね面の紐固定部 2c左 :前頭額左重ね面の紐固定部
3c右 :前頭右側重ね面の紐固定部 3c左 :前頭左側重ね面の紐固定部
3c右1:前頭右側面の紐通し穴 3c左1:前頭左側面の紐通し穴
4c右1:右側面の上、紐通し穴 4c左1:左側面の上、紐通し穴
4c右2:右側面の下、紐通し穴 4c左2:左側面の下、紐通し穴
5c右 :後頭右側重ね面の紐固定部 5c左 :後頭左側重ね面の紐固定部
5c右1:後頭右側面の紐通し穴 5c左1:後頭左側面の紐通し穴
6c右 :後頭右重ね面の紐固定部 6c左 :後頭左重ね面の紐固定部
1d右 :前頭額右重ね面の固定用紐 1d左 :前頭額左重ね面の固定用紐
2d右 :前頭右側重ね面の固定用紐 2d左 :前頭左側重ね面の固定用紐
3d右 :後頭右重ね面の固定用紐 3d左 :後頭左重ね面の固定用紐
4d右 :後頭右側重ね面の固定用紐 4d左 :後頭左側重ね面の固定用紐
5d右 :1d右、2d右、3d右、4d右を結んだ右側の顎紐
5d左 :1d左、2d左、3d左、4d左を結んだ左側の顎紐
6d :樹脂製紐止め
1f :蛇腹状の折り込みを内包する頭頂及びその周囲の裏当て用の折り込み
2f :頭頂及びその周囲の裏当て用の折り込みの差込爪
3f :1fに内包される蛇腹状の折り込み
1g :1aの庇面を1ahで示す線に従い、先ず垂直に折り曲げる方向を示す
2g :1aの庇面を1ahで示す線で、更に折り曲げる方向を示す
3g :1aの庇面を、更に折り曲げ、重ね合わせ、1bの爪を2b、3bに差込み、庇が完成した状態を示す
1h :外装の一部の断面で、ダンボール或いは厚紙を示す
2h :塗料を含有した不織布、或いは樹脂に含有されたガラス繊維を示す
3h :塗料表面或いは樹脂表面を示す

Claims (2)

  1. 厚紙、ダンボール又はプラスチックダンボールからなる頭部を覆う所望の立体形状の展開図よりなる簡易組み立て帽子であって、該展開図は平面要素の組み合わせよりなり、各要素は隣り合う要素と折り曲げヒンジを介して結合し、一端を所望の要素に固定し他の要素に設けた小孔を通る1〜複数本の紐を具備し、該紐を引いて絞ることにより、頭部を覆う立体形状となるように構成し、頭頂部及びその周囲の内側に、ダンボール又はプラスチックダンボールからなる複数の折り曲げ加工を施したクッション性を有する裏当てを取り付けた、使い捨て防災用の簡易組み立て帽子。
  2. 外層となるダンボール又は厚紙の表面を、塗料を含浸した不織布で覆い塗装した請求項1の簡易組み立て帽子。
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