JP3181161U - 組み立て式簡易ヘルメット - Google Patents

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Abstract

【課題】防炎性能を高めるとともに、表面への難燃性材料のコーティングなどの煩雑な作業を必要とせず製造コストを低減することのできる組み立て式段簡易ヘルメットを提供する。
【解決手段】段ボール製の組み立て式ヘルメット本体10と、難燃性の素材を備えた防炎カバー2とを備えた組み立て式簡易ヘルメット1であって、前記ヘルメット本体は、前記ヘルメット本体の展開状態において、各部が連設された状態で1枚の段ボールシートから切り出されたものを適宜部位にて固着した固着部を有し、使用時に組み立てて使用するものであり、前記防炎カバーは、組み立てられた状態の前記ヘルメット本体の外表面に面ファスナーYにより装着可能に設けて組み立て式簡易ヘルメットとする。
【選択図】図1

Description

この考案は、組み立て式簡易ヘルメットに関する。
近年、地震等に対する防災意識の高まりにより防災用等のヘルメットを常備する例が増加している。このようなヘルメットは、古くからは、工事現場等において用いられる金属製・プラスチック製等の丈夫な半球状の硬質素材を利用するものも多い。一方で、学校や家庭等においては綿入り布製の防災頭巾等が用いられることも多い。しかしながら近年は、災害時にのみ使用する臨時用のヘルメットとして、保管時等においては折り畳んだ状態などとして保管スペースを省略したり、または持ち運びの利便性を図り、使用時には組み立てて頭部に装着して保護可能とする組み立て式の簡易ヘルメットも用いられるようになっている(特許文献1,2参照)。
特開2005−232663号公報(図2、図8〜図12等) 特開2011−021293号公報(図1、図9等)
従来の組み立て式簡易ヘルメットでは、前述の通り、保管や運搬の際の利便性を高めるために、軽量な段ボール製とするものが知られている。しかしながら、段ボール製のものでは、防炎性能に限界がある。このため段ボール製のものでは表面に難燃性材料をコーティングしたり、難燃性材料から構成されたシート状の被覆素材を張り付ける必要があり、製造工程が複雑化し、また製造コストが増加する要因となっていた。
本考案が解決しようとする目的は、前述の従来技術の問題点を解決するものであり、防炎性能を高めるとともに、表面への難燃性材料のコーティングなどの煩雑な作業を必要とせず製造コストを低減することのできる組み立て式簡易ヘルメットを提供することにある。
上記課題を解決するものは以下のものである。
(1)段ボール製の組み立て式ヘルメット本体と、難燃性の素材を備えた防炎カバーとを備えた組み立て式簡易ヘルメットであって、前記防炎カバーは、組み立てられた状態の前記ヘルメット本体の外表面に装着可能に設けられたことを特徴とする組み立て式簡易ヘルメットである。
段ボール製の組み立て式簡易ヘルメットであるため軽量で保管・運搬等の取扱いの利便性が高く、これに加えて、段ボール製のヘルメット本体とは別途に用意可能な防炎カバーを装着できるので、ヘルメット本体に難燃性材料の加工をする必要なく、防炎性能も高めた段ボール製の組み立て式簡易ヘルメットとすることができる。「防炎カバー」は難燃性材料をコーティングしたもの、難燃性材料からなるシートを表面に張り付けたものなど既存の防炎カバーの種々のものを用いることができる。
(2)前記ヘルメット本体と前記防炎カバーとに、互いに固定するための面ファスナーが取り付けられたことを特徴とする(1)に記載の組み立て式簡易ヘルメットである。
面ファスナーにより、これらの二つの部材を簡便・確実に固定することができる。また、段ボール製の組み立て式簡易ヘルメットの場合、変形容易な材質上、組み立てた完成状態から多少の変形をする可能性がある。面ファスナーであれば、このような変形に対応して固定位置の微調整が容易である。よって、段ボール製の組み立て式簡易ヘルメットにおいては好適な固定手段である。
(3)前記ヘルメット本体と前記防炎カバーとに、互いに固定するための面ファスナーが、使用時に下端部付近となる部位に取り付けられたことを特徴とする(1)に記載の組み立て式簡易ヘルメットである。
使用時に下端部付近となる部位に取り付けられるものとすることにより、面ファスナーによる固定作業を行いやすく、使用時に、ヘルメット本体と防炎カバーとの固定を迅速に行うことができる。
(4)前記ヘルメット本体は、前記ヘルメット本体の展開状態において、各部が連設された状態で1枚の段ボールシートから切り出されたものを適宜部位にて固着した固着部を有し、使用時に組み立てて使用するものである(1)から(3)のいずれかに記載の組み立て式簡易ヘルメットである。
ヘルメット本体は、その各部が連接された状態で1枚の段ボールシートから切り出し可能に構成されているので、公知の打ち抜き加工により簡便に製造することができる。これを適宜部位における固着部によって固着して、使用時には組み立てて使用することができるように構成できる。
(5)前記ヘルメット本体には、組み立てられた状態において使用者の肩を被覆する肩保護部が設けられていることを特徴とする(1)から(4)のいずれかに記載の組み立て式簡易ヘルメットである。
このような肩保護部を設けることにより、災害時において上方から落下してくる落下物から、使用者の頭部のみならず肩も保護することができる。
(6)前記ヘルメット本体には、組み立てられた状態において首後方の背部を被覆する背部保護部が設けられていることを特徴とする(1)から(5)のいずれに記載の組み立て式簡易ヘルメットである。
このような背部保護部を設けることにより、災害時において上方から落下してくる落下物から、使用者の頭部のみならず首後方の部位及び背部も保護することができる。
(7)前記ヘルメット本体には、組み立てられた状態において、使用者の頭部が嵌入装着可能な開口部の周縁に複数の緩衝片が形成された装着部が備えられていることを特徴とする(1)から(6)のいずれかに記載の組み立て式簡易ヘルメットである。
このような複数の緩衝片を備えた装着部を開口形成するという簡便な加工により、使用者の頭部に本ヘルメットを安定的に装着することができ、またこれらの緩衝片により頭部への緩衝機能を備えることができる。
(8)前記ヘルメット本体が組み立てられた状態において、使用者の耳が位置する部位に開口部が形成されたことを特徴とする(1)から(7)のいずれかに記載の組み立て式簡易ヘルメットである。
このような開口部を設けることにより、頭部への装着時において、耳の下方の部位まで被覆して保護を可能としながら、使用時における周囲の音の聴き取りに支障を来さないようにすることができる。
(9)前記ヘルメット本体の左右に、紐を取り付け可能な取り付け孔がそれぞれ設けられたことを特徴とする(1)から(8)のいずれかに記載の組み立て式の簡易ヘルメットである。
このような取り付け孔を設けることにより、例えばゴム紐等を取り付け、装着時にゴム紐を顎等に引っかけて、ヘルメットが容易には脱落しないようにすることができる。
また、(10)段ボール製の組み立て式ヘルメット本体と、難燃性の素材を備えた防炎カバーとを備えた組み立て式簡易ヘルメットであって、前記ヘルメット本体は、前記ヘルメット本体の展開状態において、各部が連設された状態で1枚の段ボールシートから切り出されたものを適宜部位にて固着した固着部を有し、使用時に組み立てて使用するものであり、かつ、組み立てられた状態において使用者の肩を被覆する肩保護部が設けられており、さらに、前記ヘルメット本体と前記防炎カバーは、互いに固定するための面ファスナーが、使用時に下端部付近となる部位に付けられていることを特徴とする組み立て式簡易ヘルメットとしても良い。また、(11)段ボール製の組み立て式ヘルメット本体と、難燃性の素材を備えた防炎カバーとを備えた組み立て式簡易ヘルメットであって、前記ヘルメット本体は、前記ヘルメット本体の展開状態において、各部が連設された状態で1枚の段ボールシートから切り出されたものを適宜部位にて固着した固着部を有し、使用時に組み立てて使用するものであり、かつ、組み立てられた状態において使用者の首後方の背部を被覆する背部保護部が設けられており、さらに、前記ヘルメット本体と前記防炎カバーは、互いに固定するための面ファスナーが、使用時に下端部付近となる部位に付けられていることを特徴とする組み立て式簡易ヘルメットとしても良い。また、(12)前記ヘルメット本体には、組み立てられた状態において使用者の肩を被覆する肩保護部が設けられていることを特徴とする(11)に記載の組み立て式簡易ヘルメットとしても良い。また、(13)前記ヘルメット本体には、組み立てられた状態において、使用者の頭部が嵌入装着可能な開口部の周縁に複数の緩衝片が形成された装着部が備えられていることを特徴とする(10)から(12)のいずれかに記載の組み立て式簡易ヘルメットとすることもできる。また、(14)前記ヘルメット本体が組み立てられた状態において、使用者の耳が位置する部位に開口部が形成されたことを特徴とする(10)から(13)のいずれかに記載の組み立て式簡易ヘルメットとすることもできる。また、(15)前記ヘルメット本体の左右に、紐を取り付け可能な取り付け孔がそれぞれ設けられたことを特徴とする(10)から(14)のいずれかに記載の組み立て式簡易ヘルメットとすることもできる。
また、(16)段ボール製の組み立て式簡易ヘルメットであって、ヘルメット本体は、前記ヘルメット本体の展開状態において、各部が連設された状態で1枚の段ボールシートから切り出されたものを適宜部位にて固着した固着部を有し、使用時に組み立てて使用するものである組み立て式簡易ヘルメットとしても良い。また、(17)前記ヘルメット本体には、組み立てられた状態において使用者の肩を被覆する肩保護部が設けられていることを特徴とする(16)に記載の組み立て式簡易ヘルメットとしても良い。また、(18) 前記ヘルメット本体には、組み立てられた状態において首後方の背部を被覆する背部保護部が設けられていることを特徴とする(16)または(17)のいずれかに記載の組み立て式簡易ヘルメットとしても良い。また、(19)前記ヘルメット本体には、組み立てられた状態において、使用者の頭部が嵌入装着可能な開口部の周縁に複数の緩衝片が形成された装着部が備えられていることを特徴とする(16)から(18)のいずれかに記載の組み立て式簡易ヘルメットとしても良い。また、(20)前記ヘルメット本体が組み立てられた状態において、使用者の耳が位置する部位に開口部が形成されたことを特徴とする(16)から(19)のいずれかに記載の組み立て式簡易ヘルメットとしても良い。また、(21)前記ヘルメット本体の左右に、紐を取り付け可能な取り付け孔がそれぞれ設けられたことを特徴とする(16)から(20)のいずれかに記載の組み立て式の簡易ヘルメットとしても良い。
本考案の組み立て式簡易ヘルメットは、前述の構成とされており、軽量な段ボール製であるとともに防炎カバーが備えられているので、防炎性能を高めつつも、段ボール表面への難燃性材料のコーティング等を必要とすることなく、製造コストを低減することができる。
図1は、本考案の組み立て式簡易ヘルメットの分解斜視図である。 図2は、ヘルメット本体の台紙の展開図である。 図3は、図2のヘルメット本体の台紙を糊付けして折りたたんだ状態の側面図である。 図4は、図3のヘルメット本体をさらに折りたたんだ状態の側面図である。 図5は、組み立てる際の第一の状態を示すヘルメット本体の底面図である。 図6は、組み立てる際の第二の状態を示すヘルメット本体の底面図である。 図7は、組み立てが完了した状態のヘルメット本体の下方から見た斜視図である。 図8は、組み立てが完了した状態のヘルメット本体の上方から見た斜視図である。 本考案に用いる別の防炎カバーの斜視図である。
本考案の組み立て式簡易ヘルメットについて、図面を参照して詳細に説明する。本考案の組み立て式簡易ヘルメット1は、図1に示されるように、段ボール製の組み立て式ヘルメット本体10と、このヘルメット本体10に上部から被せるように装着される防炎カバー2とから構成されている。ヘルメット本体10は段ボール製とされており、一方、防炎カバー2は布製の本体の外表面に軟質PVCがコーティングされて構成されている。この軟質PVCは、PVC樹脂、可塑剤、充填剤、安定剤、顔料、難燃剤他から構成されている。
ヘルメット本体10は、組み立てた状態において、平面視正方形に近い矩形状に形成されており、上面を構成する本体上部20と、本体上部20の左右に垂下される右側部30及び左側部40、並びに本体上部20の正面及び背面に垂下される正面部50及び背面部60とを備えて、これらにより全体として下方が開放された立方体状に形成されている。また、右側部30及び左側部40の下部からそれぞれ下方に延設された肩保護部70、76と、背面部60の下部から下方に延設された背部保護部78とを備えている。
後述するように、本体上部20は、図2に示される4つの上部構成片22a,22b,24a,24bから構成されている。第一上部構成片22a,22bは、それぞれ正面部50及び背面部60の上端部から折曲ヒンジXを介して延設されており、先端方向が第一先端部26と第二先端部27に分かれる「双葉状」に形成されている。このうち一方の第一先端部26は基端側において折曲ヒンジXを介して折曲自在に構成されている。これらの第一上部構成片22a,22bは互いに同一の平面視形状に形成されている。また、第二上部構成片24a,24bは、それぞれ右側部30及び左側部40の上端部から折曲ヒンジXを介して延設されており、先端が先細の三角形状に形成されている。これらの第二上部構成片24a,24bも互いに同一の平面視形状に形成されている。また、第二上部構成片24a,24bには、第一上部構成片22a,22bと糊付けするための糊代部25がそれぞれ形成されている。ヘルメット本体10の組み立て時には、第二上部構成片24a,24bは、図3に示されるように、糊代部25を介して、第一上部構成片22a,22bの内側面に貼付される。そして、糊付けされた第一上部構成片22a及び第二上部構成片24a、第一上部構成片22b及び第二上部構成片24bは、ヘルメット本体10の組み立て時に互いに係止されて、図1に示されるような本体上部20を構成する。
図2に示されるように、右側部30、正面部50、左側部40及び背面部60は、横方向において順に、側端部がそれぞれ連設されている。右側部30及び左側部40は、正面部50を挟んで左右対称の形状に、やや縦長の台形状に形成されている。右側部30の下方寄り中央付近であって使用者の装着時において使用者の耳が位置する部位には開口部32が開設されている。この開口部32により、使用時における周囲の音の聴き取りに支障が無いように構成されている。また、使用時におけるこの開口部32よりも正面側の部位には、ゴム紐等を取り付け可能な取り付け孔34が開設されている。左側部40においては、このような開口部32及び取り付け孔34が、正面部50を挟んで左右対称の位置に形成されている。そして、図1に示す組み立てられた状態においては、これらの左右の取り付け孔34にゴム紐等を取り付け、これを使用者の顎に引っかけて使用することにより、ヘルメット本体10が使用者の頭部から容易には脱落しないようにすることができる。
正面部50は八角形状に形成されており、右側部30と左側部40との間に、それぞれに対して連設されている。正面部50の中央には横長楕円形状の開口部52が開設されている。正面部50は上方の上部54と下方の下部56とから構成されており、上部54と下部56とは、正面部50の上下方向の中間部位において折曲ヒンジXを介して折り曲げ可能に構成されている。上部54は右側部30及び左側部40と連設されているが、下部56はこれらの左側部30及び右側部40とは連設されず切り離されている。よって、下部56は、左側部30及び右側部40とは独立して、折曲ヒンジXを支点にして上部54に対して搖動自在に構成されている。図1に示されるように、ヘルメット本体10が組み立てられた状態においては、下部56はヘルメット本体10の内側に折りたたまれるので、ヘルメット本体10の下方の部位において開口される。また、開口部52によって上部54の下方寄りの部位が開口される。よって、使用者の視界が妨げられ難い。
背面部60は、正面部50と反対側の左側部40の側端部41に連設されている。背面部60はやや縦長の台形状に形成されている。背面部60の左側部40と反対側の側端部には、この側端部に沿って縦長の帯状に形成された糊代部62が延設されている。背面部60の糊代部62は、正面部50と反対側の右側部30の側端部31に貼付されて、ヘルメット本体10の組み立て時には、右側部30、左側部40、正面部50及び背面部60が、無端状に連設されることになる。
右側部30の下部には、前述した肩保護部70が連設されている。肩保護部70は先端(下端)がやや幅狭に両角部を丸めた方形状に形成されている。左側部40の下部には、同様に肩保護部76が連設されている。また、背面部60の下部には、前述した背部保護部78が連設されている。背部保護部78は先端(下端)がやや幅狭に両角部を丸めた方形状に形成されている。そして、これらの肩保護部70,76、及び背部保護部78の先端より外側面には、それぞれ面ファスナーYが取り付けられている。
ついで、正面部50の下部56側に連設される保持部80及び装着部90について説明する。保持部80は正面部50の下部56の下端に直接連設されている。保持部80は四四隅に四つの折曲片82を折り曲げ可能にそれぞれ突設したほぼ正方形状に形成されている。折曲片82は、ヘルメット本体10が組み立てられる際にヘルメット本体10の下方側に容易に折り曲げられ、右側部30、左側部40、正面部50及び背面部60に囲まれた部位にその四隅が引っかかることなく容易に押し込むことができるように構成されている。
保持部80の先端(下端)には装着部90が直接連設されている。装着部90は、ヘルメット本体10の組み立て完了時には、使用者の頭部に直接装着される部位である。装着部90には、ほぼ正方形状の本体92と、本体92の四辺にそれぞれ連設されている支持片94が備えられている。支持片94は、ヘルメット本体10の組み立て完了時において本体92に対してほぼ直角に折り曲げられ、その先端において本体上部20を支持するように構成されている。ヘルメット本体10の組み立て完了時には、本体92とヘルメット本体10の本体上部20との間には、支持片94の高さだけ空間が確保されるように構成されている。
本体92の中央には、ヘルメット本体10の上下方向に沿った開口部96が開設されている。開口部96は、ヘルメット本体10の左右にそれぞれ円弧部98を備えており、この円弧部98には、それぞれ開口部96の中心に向けて左右3つずつの緩衝片99が延設されている。これらの緩衝片99は互いに独立して折曲ヒンジXを介して折曲可能に構成されている。また、円弧部98は、使用者の一般的な頭部外径より小さい内径に形成されており、頭部に装着した際には円弧部98が頭部の上方よりに係止されて、それ以上ヘルメット本体10が使用者の頭部の下方寄りに位置しないように構成されている。また、6つの緩衝片99の内径は、円弧部98よりもさらに小さく設けられている。よって、頭部に装着する際には、使用者の頭部の上部が緩衝片99を奥に押し込むように円弧部98内に圧入されることとなるとともに、緩衝片99が元の角度に戻ろうとする反発力によって、頭部に対して緩衝片99が緩衝機能を生ずるように構成されている。
このような糊付け前のヘルメット本体10は、1枚の段ボールシートから打ち抜き加工等によって成型することができる。また、自動糊貼り機等を用いてそのローラー等により糊代部25,62を糊付けすることができる。そして、このような糊代部25,62を用いて適宜部位を固着することにより、組立可能なヘルメット本体10を完成させることができる。本例ではこれらの糊代部25,62によってヘルメット本体10の適宜の部位を固着することができるが、これらの糊代部25,62が本発明の言う「固着部」の一例に相当する。
ついで防炎カバー2について説明する。図1に示されるように、防炎カバー2は下方が開放された立方体形状に形成されており、上部3、右側部4、左側部5、正面部6及び背面部7を備えている。これらの各部位は、組み立て完了後のヘルメット本体10の外形に沿うような形状となるように形成されている。前述の通り防炎カバー2は布製の本体の外表面に軟質PVCがコーティングされて構成されており、この軟質PVCは、PVC樹脂、可塑剤、充填剤、安定剤、顔料、難燃剤他から構成されている。この防炎カバー2がヘルメット10本体に取り付けられて、ヘルメット本体10に着火するおそれを低減させる。また、右側部4、左側部5及び背面部7の先端内側面には、前述したヘルメット本体10の肩保護部70、76及び背部保護部78の先端外側面に取り付けられた面ファスナーYと対応する位置に面ファスナーYがそれぞれ取り付けられている。また、右側部4、左側部5及び背面部7の先端寄りにおいては、互いに切込みが設けられて、ヘルメット本体10の肩保護部70、76及び背部保護部78がそれぞれ搖動するのに合わせて、これらの右側部4、左側部5及び背面部7も独立して搖動可能に構成されている。
ついで、本組み立て式簡易ヘルメット1の保管・運搬時の態様、及び組み立て方法について説明する。図1に示される糊付け前の展開状態から、前述のように糊代部25及び糊代部62を糊付けすると、図3に示されるように、背面部60、右側部30、背部保護部78、肩保護部70を手前側に、正面部50、左側部40、保持部80及び装着部90が奥側に、平板状に折りたたまれた形態とすることができる。また、図4に示されるように、さらに保持部80、装着部90、肩保護部70,76及び背部保護部78等も折りたたむと、さらにコンパクトに平板状に折りたたまれた形態とすることができる。このような形態とすることにより、少ないスペースでも保管・運搬等が容易となる。
組み立て式簡易ヘルメット1を組み立てるには以下のような手順に従う。最初に、図3に示されるような形態にまで展開した後に、図5に示されるように、底面視において、右側部30、左側部40、正面部50の上部54及び背面部60が全体として矩形状となるように押し広げる。この状態において、正面部50の下部56、保持部80及び装着部90は、右側部30、左側部40、正面部50の上部54及び背面部60の外側に展開されたままである。ついで、図6に示されるように、正面部50の下部56を、上部54の内側に折りたたむとともに、さらに、下部56に連設される保持部80をヘルメット本体10の本体上部20の内側に接するように押し込む。この際に、折曲片82はヘルメット本体10の下方に向けて自然に折り曲げられることになり、保持部80の四隅がヘルメット本体10内に押し込まれる際に引っかかる等の支障が生じ難い。そして、保持部80に連設される装着部90を、その支持片94をヘルメット本体10上方に向けて折り曲げるようにして、保持部80と同様に、本体上部20方向に押し込む。この際には、各支持片94が保持部80に当接するに至るまで押し込む。このようにして、図7に示されるように、ヘルメット本体10の組み立て作業が完了する。このように、平板状に保管・運搬等されたヘルメット本体10から、簡便・迅速に使用状態に組み立てることができる。
そして図1に示されるように、このように組み立てられたヘルメット本体10の上方から防炎カバー2を被せる。防炎カバー2はヘルメット本体10の外表面に沿うように被せることができ、さらに、前述した面ファスナーYを固定することにより、ヘルメット本体10と防炎カバー2とを確実に固定することができる。
本考案は前述の例に限られず、本考案の主旨の範囲内で適宜の変更が可能である。例えば、ヘルメット本体10とこれに被せる防炎カバー2の形状は他の形状とすることもできる。例えば、図9に示される防炎カバー2bのように、右側部4b、左側部5b及び背面部7bの内側の3か所に、先端側70mm程度までに設けられたポケット部8を追加したものとしてもよい。この場合、ヘルメット本体10の肩保護部70,76及び背面保護部78は、ポケット部8に差し込まれるて保持される。また、ポケット部8内に面ファスナーを設けるとともに、肩保護部70,76及び背面保護部78の先端側の面ファスナーは、ポケット部8内の面ファスナーに合わせて、肩保護部70,76及び背面保護部78の外側又は内側に適宜変更して取り付けても良い。また、防炎カバー2bにも、使用者の装着時において使用者の耳が位置する部位に、開口部32bを設けても良い。また、1枚の段ボールシートから切り出して製造可能とするためには、ヘルメット本体10の展開状態における台紙は、各部位が重なり合わないような形状とすることが必要であるが、前述の各部の構成に限られるものではない。
本考案は、軽量で保管・運搬の利便性を高める必要のある組み立て式簡易ヘルメットについて広く用いることができる。
1;組み立て式簡易ヘルメット、2,2b;防炎カバー、3;上部、4,4b;右側部、5,5b;左側部、6;正面部、7,7b;背面部、8;ポケット部、10;ヘルメット本体、20;本体上部、22a,22b;第一上部構成片、24a,24b第二上部構成片、25;糊代部、25;第一先端部、26;第二先端部、30;右側部、31;側端部、32,32b;開口部、34;取り付け孔、40;左側部、41;側端部、50;正面部、52;開口部、54;上部、56;下部、60;背面部、62;糊代部、70,76;肩保護部、78;背部保護部、80;保持部、82;折曲片、90;装着部、92;本体、94;支持片、96;開口部、98;円弧部、99;緩衝片、X;折曲ヒンジ、Y;面ファスナー。
上記課題を解決するものは以下のものである。
(1)段ボール製の組み立て式ヘルメット本体と、難燃性の素材を備えた防炎カバーとを備えた組み立て式簡易ヘルメットであって、前記ヘルメット本体は、前記ヘルメット本体の展開状態において、各部が連設された状態で1枚の段ボールシートから切り出されたものを適宜部位にて固着した固着部を有し、使用時に組み立てて使用するものであり、前記防炎カバーは、組み立てられた状態の前記ヘルメット本体の外表面に装着可能に設けられたことを特徴とする組み立て式簡易ヘルメットである。
段ボール製の組み立て式簡易ヘルメットであるため軽量で保管・運搬等の取扱いの利便性が高く、これに加えて、段ボール製のヘルメット本体とは別途に用意可能な防炎カバーを装着できるので、ヘルメット本体に難燃性材料の加工をする必要なく、防炎性能も高めた段ボール製の組み立て式簡易ヘルメットとすることができる。「防炎カバー」は難燃性材料をコーティングしたもの、難燃性材料からなるシートを表面に張り付けたものなど既存の防炎カバーの種々のものを用いることができる。ヘルメット本体は、その各部が連接された状態で1枚の段ボールシートから切り出し可能に構成されているので、公知の打ち抜き加工により簡便に製造することができる。これを適宜部位における固着部によって固着して、使用時には組み立てて使用することができるように構成できる。
)前記ヘルメット本体には、組み立てられた状態において使用者の肩を被覆する肩保護部が設けられていることを特徴とする(1)から()のいずれかに記載の組み立て式簡易ヘルメットである。
)前記ヘルメット本体には、組み立てられた状態において首後方の背部を被覆する背部保護部が設けられていることを特徴とする(1)から()のいずれに記載の組み立て式簡易ヘルメットである。
)前記ヘルメット本体には、組み立てられた状態において、使用者の頭部が嵌入装着可能な開口部の周縁に複数の緩衝片が形成された装着部が備えられていることを特徴とする(1)から()のいずれかに記載の組み立て式簡易ヘルメットである。
)前記ヘルメット本体が組み立てられた状態において、使用者の耳が位置する部位に開口部が形成されたことを特徴とする(1)から()のいずれかに記載の組み立て式簡易ヘルメットである。
)前記ヘルメット本体の左右に、紐を取り付け可能な取り付け孔がそれぞれ設けられたことを特徴とする(1)から()のいずれかに記載の組み立て式の簡易ヘルメットである。
また、()段ボール製の組み立て式ヘルメット本体と、難燃性の素材を備えた防炎カバーとを備えた組み立て式簡易ヘルメットであって、前記ヘルメット本体は、前記ヘルメット本体の展開状態において、各部が連設された状態で1枚の段ボールシートから切り出されたものを適宜部位にて固着した固着部を有し、使用時に組み立てて使用するものであり、かつ、組み立てられた状態において使用者の肩を被覆する肩保護部が設けられており、さらに、前記ヘルメット本体と前記防炎カバーは、互いに固定するための面ファスナーが、使用時に下端部付近となる部位に取り付けられていることを特徴とする組み立て式簡易ヘルメットとしても良い。また、(10)段ボール製の組み立て式ヘルメット本体と、難燃性の素材を備えた防炎カバーとを備えた組み立て式簡易ヘルメットであって、前記ヘルメット本体は、前記ヘルメット本体の展開状態において、各部が連設された状態で1枚の段ボールシートから切り出されたものを適宜部位にて固着した固着部を有し、使用時に組み立てて使用するものであり、かつ、組み立てられた状態において使用者の首後方の背部を被覆する背部保護部が設けられており、さらに、前記ヘルメット本体と前記防炎カバーは、互いに固定するための面ファスナーが、使用時に下端部付近となる部位に取り付けられていることを特徴とする組み立て式簡易ヘルメットとしても良い。また、(11)前記ヘルメット本体には、組み立てられた状態において使用者の肩を被覆する肩保護部が設けられていることを特徴とする(10)に記載の組み立て式簡易ヘルメットとしても良い。また、(12)前記ヘルメット本体には、組み立てられた状態において、使用者の頭部が嵌入装着可能な開口部の周縁に複数の緩衝片が形成された装着部が備えられていることを特徴とする()から(11)のいずれかに記載の組み立て式簡易ヘルメットとすることもできる。また、(13)前記ヘルメット本体が組み立てられた状態において、使用者の耳が位置する部位に開口部が形成されたことを特徴とする()から(12)のいずれかに記載の組み立て式簡易ヘルメットとすることもできる。また、(14)前記ヘルメット本体の左右に、紐を取り付け可能な取り付け孔がそれぞれ設けられたことを特徴とする()から(13)のいずれかに記載の組み立て式簡易ヘルメットとすることもできる。
また、(15)段ボール製の組み立て式簡易ヘルメットであって、ヘルメット本体は、前記ヘルメット本体の展開状態において、各部が連設された状態で1枚の段ボールシートから切り出されたものを適宜部位にて固着した固着部を有し、使用時に組み立てて使用するものである組み立て式簡易ヘルメットとしても良い。また、(16)前記ヘルメット本体には、組み立てられた状態において使用者の肩を被覆する肩保護部が設けられていることを特徴とする(15)に記載の組み立て式簡易ヘルメットとしても良い。また、(17) 前記ヘルメット本体には、組み立てられた状態において首後方の背部を被覆する背部保護部が設けられていることを特徴とする(15)または(16)のいずれかに記載の組み立て式簡易ヘルメットとしても良い。また、(18)前記ヘルメット本体には、組み立てられた状態において、使用者の頭部が嵌入装着可能な開口部の周縁に複数の緩衝片が形成された装着部が備えられていることを特徴とする(15)から(17)のいずれかに記載の組み立て式簡易ヘルメットとしても良い。また、(19)前記ヘルメット本体が組み立てられた状態において、使用者の耳が位置する部位に開口部が形成されたことを特徴とする(15)から(18)のいずれかに記載の組み立て式簡易ヘルメットとしても良い。また、(20)前記ヘルメット本体の左右に、紐を取り付け可能な取り付け孔がそれぞれ設けられたことを特徴とする(15)から(19)のいずれかに記載の組み立て式簡易ヘルメットとしても良い。
本考案の組み立て式簡易ヘルメットについて、図面を参照して詳細に説明する。本考案の組み立て式簡易ヘルメット1は、図1に示されるように、段ボール製の組み立て式ヘルメット本体10と、このヘルメット本体10に上部から被せるように装着される防炎カバー2とから構成されている。ヘルメット本体10は段ボール製とされており、一方、防炎カバー2は布製の本体の外表面に軟質PVCがコーティングされて構成されている。この軟質PVCは、PVC樹脂、可塑剤、充填剤、安定剤、顔料、難燃剤他から構成されている。
また、ヘルメット本体10は、ヘルメット本体10の展開状態において、各部が連設された状態で1枚の段ボールシートから切り出されたものを適宜部位にて固着した固着部を有し、使用時に組み立てて使用するものである。

Claims (21)

  1. 段ボール製の組み立て式ヘルメット本体と、難燃性の素材を備えた防炎カバーとを備えた組み立て式簡易ヘルメットであって、前記防炎カバーは、組み立てられた状態の前記ヘルメット本体の外表面に装着可能に設けられたことを特徴とする組み立て式簡易ヘルメット。
  2. 前記ヘルメット本体と前記防炎カバーとに、互いに固定するための面ファスナーが取り付けられたことを特徴とする請求項1に記載の組み立て式簡易ヘルメット。
  3. 前記ヘルメット本体と前記防炎カバーとに、互いに固定するための面ファスナーが、使用時に下端部付近となる部位に取り付けられたことを特徴とする請求項1に記載の組み立て式簡易ヘルメット。
  4. 前記ヘルメット本体は、前記ヘルメット本体の展開状態において、各部が連設された状態で1枚の段ボールシートから切り出されたものを適宜部位にて固着した固着部を有し、使用時に組み立てて使用するものである請求項1から請求項3のいずれかに記載の組み立て式簡易ヘルメット。
  5. 前記ヘルメット本体には、組み立てられた状態において使用者の肩を被覆する肩保護部が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の組み立て式簡易ヘルメット。
  6. 前記ヘルメット本体には、組み立てられた状態において首後方の背部を被覆する背部保護部が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれに記載の組み立て式簡易ヘルメット。
  7. 前記ヘルメット本体には、組み立てられた状態において、使用者の頭部が嵌入装着可能な開口部の周縁に複数の緩衝片が形成された装着部が備えられていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の組み立て式簡易ヘルメット。
  8. 前記ヘルメット本体が組み立てられた状態において、使用者の耳が位置する部位に開口部が形成されたことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の組み立て式簡易ヘルメット。
  9. 前記ヘルメット本体の左右に、紐を取り付け可能な取り付け孔がそれぞれ設けられたことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載の組み立て式の簡易ヘルメット。
  10. 段ボール製の組み立て式ヘルメット本体と、難燃性の素材を備えた防炎カバーとを備えた組み立て式簡易ヘルメットであって、
    前記ヘルメット本体は、前記ヘルメット本体の展開状態において、各部が連設された状態で1枚の段ボールシートから切り出されたものを適宜部位にて固着した固着部を有し、使用時に組み立てて使用するものであり、かつ、組み立てられた状態において使用者の肩を被覆する肩保護部が設けられており、さらに、
    前記ヘルメット本体と前記防炎カバーは、互いに固定するための面ファスナーが、使用時に下端部付近となる部位に付けられていることを特徴とする組み立て式簡易ヘルメット。
  11. 段ボール製の組み立て式ヘルメット本体と、難燃性の素材を備えた防炎カバーとを備えた組み立て式簡易ヘルメットであって、
    前記ヘルメット本体は、前記ヘルメット本体の展開状態において、各部が連設された状態で1枚の段ボールシートから切り出されたものを適宜部位にて固着した固着部を有し、使用時に組み立てて使用するものであり、かつ、組み立てられた状態において使用者の首後方の背部を被覆する背部保護部が設けられており、さらに、
    前記ヘルメット本体と前記防炎カバーは、互いに固定するための面ファスナーが、使用時に下端部付近となる部位に付けられていることを特徴とする組み立て式簡易ヘルメット。
  12. 前記ヘルメット本体には、組み立てられた状態において使用者の肩を被覆する肩保護部が設けられていることを特徴とする請求項11に記載の組み立て式簡易ヘルメット。
  13. 前記ヘルメット本体には、組み立てられた状態において、使用者の頭部が嵌入装着可能な開口部の周縁に複数の緩衝片が形成された装着部が備えられていることを特徴とする請求項10から請求項12のいずれかに記載の組み立て式簡易ヘルメット。
  14. 前記ヘルメット本体が組み立てられた状態において、使用者の耳が位置する部位に開口部が形成されたことを特徴とする請求項10から請求項13のいずれかに記載の組み立て式簡易ヘルメット。
  15. 前記ヘルメット本体の左右に、紐を取り付け可能な取り付け孔がそれぞれ設けられたことを特徴とする請求項10から請求項14のいずれかに記載の組み立て式簡易ヘルメット。
  16. 段ボール製の組み立て式簡易ヘルメットであって、ヘルメット本体は、前記ヘルメット本体の展開状態において、各部が連設された状態で1枚の段ボールシートから切り出されたものを適宜部位にて固着した固着部を有し、使用時に組み立てて使用するものである組み立て式簡易ヘルメット。
  17. 前記ヘルメット本体には、組み立てられた状態において使用者の肩を被覆する肩保護部が設けられていることを特徴とする請求項16に記載の組み立て式簡易ヘルメット。
  18. 前記ヘルメット本体には、組み立てられた状態において首後方の背部を被覆する背部保護部が設けられていることを特徴とする請求項16または請求項17のいずれかに記載の組み立て式簡易ヘルメット。
  19. 前記ヘルメット本体には、組み立てられた状態において、使用者の頭部が嵌入装着可能な開口部の周縁に複数の緩衝片が形成された装着部が備えられていることを特徴とする請求項16から請求項18のいずれかに記載の組み立て式簡易ヘルメット。
  20. 前記ヘルメット本体が組み立てられた状態において、使用者の耳が位置する部位に開口部が形成されたことを特徴とする請求項16から請求項19のいずれかに記載の組み立て式簡易ヘルメット。
  21. 前記ヘルメット本体の左右に、紐を取り付け可能な取り付け孔がそれぞれ設けられたことを特徴とする請求項16から請求項20のいずれかに記載の組み立て式の簡易ヘルメット。
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