JP7273648B2 - 防災頭巾 - Google Patents

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Description

本発明は、地震等の災害時に着用することで頭部を保護する防災頭巾に関する。
従来、災害時に簡易的に頭部を保護する防災頭巾が広く普及している。この防災頭巾は一般に、中綿を詰めた長方形状の2つの布袋(例えばキルト等)を二つ折りにして片側の重なり合った長辺同士を縫い合わせて構成されており、ヘルメットよりも頭部保護性に劣るものの、軽量で収納性や携帯性に優れるという利点を有している。
また、近年では、簡易的に頭部を保護する紙製の帽子等も提案されている。(例えば、特許文献1参照)。布よりも形状保持性の高い厚紙や段ボール等の部材から頭部保護用の帽子を構成する場合、部材が変形する際の衝撃吸収を活用することで、布製の防災頭巾よりも頭部保護性を高めることができる。また、非使用時には、平板状に折り畳み可能に構成することで、収納性を高めることができる。
特開2013-256728号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の帽子では、帽子の頂縁部と頭部の間に空間を設けることで衝撃吸収性を高めるようにしているものの、内側面に比較的厚手の緩衝材を貼り付けているため、薄く折り畳むことができず、収納性が低いという問題があった。
本発明は、このような実情に鑑み、頭部保護性と収納性を両立させた防災頭巾を提供しようとするものである。
本発明の防災頭巾は、第1折目線によって折り返された平板から構成される外側部材と、第2折目線によって折り返された平板から構成され、前記第2折目線を前記第1折目線と同一側にして自身の前記第2折目線の部分と前記外側部材の前記第1折目線の部分の間に隙間を設けた状態で前記外側部材の内側に挟み込まれ、前記第2折目線の両側における前記第2折目線から離隔した部分が前記外側部材にそれぞれ固定される内側部材と、を備えることを特徴とする。
本発明の防災頭巾によれば、第1折目線および第2折目線によって外側部材および内側部材を折り畳んだ状態から開くだけで外側部材と内側部材の間に適度な隙間を生じさせることができる。従って、防災頭巾の着用時に着用者の頭部に内側部材を当接させるようにすることで、頭部の形状や大きさによらず、頭部と外側部材の間に外側部材が変形して衝撃を吸収することが可能な空間を確保することが可能であり、収納性を大きく損なうことなく頭部保護性を高めることができる。すなわち、防災頭巾の頭部保護性と収納性を両立させることができる。
また、本発明において、前記外側部材は、前記第1折目線を介して互いに連設される2つの外側上壁部、および第1副折目線を介して前記外側上壁部における前記第1折目線とは反対側の端縁にそれぞれ連設される2つの外側側壁部を有し、前記内側部材は、前記第2折目線を介して互いに連設される2つの内側上壁部、および第2副折目線を介して前記内側上壁部における前記第2折目線とは反対側の端縁にそれぞれ連設される2つの内側側壁部を有し、前記内側側壁部は、前記第2副折目線が前記第1副折目線と略一致する状態、または前記第2副折目線が前記第1副折目線よりも前記第1副折目線とは反対側の端縁側に配置される状態で前記外側側壁部に固定されることが好ましい。
これによれば、第1副折目線と第2副折目線の相対位置を適宜に設定することで、外側部材と内側部材の間の隙間を適切な大きさに調整すると共に、外側側壁部および内側側壁部によって着用者の頭部を側方から覆って保護することが可能となるため、頭部保護性をより高めることができる。
また、本発明において、前記外側部材および前記内側部材の少なくとも一方は、前記第1折目線と交差する方向の第1縦折目線を介して2つの前記外側側壁部または2つの前記内側側壁部にそれぞれ連設される2つの後壁部を有し、前記後壁部は、前記第1折目線と交差する方向の第2縦折目線を介して互いに連接されることが好ましい。
これによれば、後壁部によって外側部材および内側部材が開くように変形するのを制限すると共に、着用者の頭部を後方から覆って保護することが可能となるため、頭部保護性をより高めることができる。
また、本発明において、前記後壁部は、前記第1縦折目線側の端縁よりも前記第2縦折目線側の端縁の方が前記第1折目線側または前記第2折目線側に向けて延出する形状に構成されることが好ましい。
これによれば、後壁部によって着用者の頭部を後方から全体的に覆うと共に、落下物等の衝突時に変形した外側上壁部が後壁部の上端縁に衝突してこれを変形させることによる衝撃吸収効果を奏させることが可能となるため、頭部保護性をより高めることができる。
また、本発明において、前記内側上壁部は、前記第2折目線側の端縁および前記第2副折目線側の端縁以外の端縁同士を繋ぐように設けられる中間折目線を有することが好ましい。
これによれば、内側部材の頭部へのフィット性を高めることが可能となるため、落下物等の衝突時における防災頭巾の安定性を高めると共に、防災頭巾の被り心地を向上させることができる。
また、本発明の防災頭巾は、前記第1折目線に対して一側の前記外側側壁部または前記内側側壁部と他側の前記外側側壁部または前記内側側壁部を連結する紐状または帯状の連結部材を備えることが好ましい。
これによれば、連結部材を適宜の位置に配置することで、後壁部と同様に外側部材および内側部材が開くように変形するのを制限することが可能となり、さらに落下物等の衝突時に防災頭巾が着用者の頭部からずれるのを効果的に防止することが可能となるため、頭部保護性をより高めることができる。
また、本発明において、前記外側部材は、段ボールから構成され、前記第1折目線は、前記外側部材における段ボール目の方向と斜めに交差するように設けられることが好ましい。
これによれば、軽量且つ安価な段ボールから外側部材を構成しながらも、第1折目線を段ボール目の方向と交差させることによって外側部材の形状保持性を高め、防災頭巾の頭部保護性を高めることができる。さらに、第1折目線を段ボール目の方向と直行させないようにすることで、防災頭巾の着用時に目につく第1折目線方向の両側の端縁に内芯の波模様が現れるようにすることが可能となるため、頭部保護性を高めつつ、防災頭巾の見栄えを向上させることができる。
また、本発明において、前記内側部材は、段ボールから構成され、前記第2折目線は、前記内側部材における段ボール目の方向と平行に設けられることが好ましい。
これによれば、軽量且つ安価な段ボールから内側部材を構成しながらも、第2折目線を段ボール目の方向と平行にすることで、防災頭巾の着用時に目につく第2折目線方向の両側の端縁に内芯の波模様が現れるようにすることが可能となるため、防災頭巾の見栄えを向上させることができる。また、後壁部を内側部材に連設させることで、第1縦折目線および第2縦折目線を段ボール目の方向と交差させることが可能となるため、後壁部の形状保持性を高め、頭部保護性を高めることができる。
本発明に係る防災頭巾によれば、頭部保護性と収納性を両立させることが可能という優れた効果を奏し得る。
本発明の一実施形態に係る防災頭巾の組立前の展開状態を示した図である。 防災頭巾の組立方法を示した概略斜視図である。 防災頭巾を着用可能な状態とした場合を示した概略斜視図である。 防災頭巾を着用可能な状態とした場合を示した概略斜視図である。 防災頭巾の着用状態を示した概略斜視図である。 防災頭巾の変形例を示した概略図である。 防災頭巾の変形例を示した概略図である。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面を参照して説明する。図1AおよびBは、本発明の一実施形態に係る防災頭巾1の組立前の展開状態を示した図である。防災頭巾1は、平板状の外側部材10および内側部材20を組み合わせて構成されている。なお、図1Aは外側部材10を示しており、図1Bは内側部材20を示している。
本実施形態では、外側部材10および内側部材20は、それぞれ打ち抜き形成された段ボール板紙から構成されている。より詳細には、外側部材10は厚さ5mmのAフルートの段ボール板紙から構成され、内側部材20は厚さ3mmのBフルートの段ボール板紙から構成されている。
外側部材10は、台形に近い五角形状の2つの外側上壁部11と、長方形状の2つの外側側壁部12と、を有し、防災頭巾1の組立後に前後方向(図の斜め方向)となる第1折目線10aに対して略線対称となるように構成されている。
具体的に、2つの外側上壁部11は、第2折目線20aを介して互いに連設されている。また、2つの外側側壁部12は、外側上壁部11における第1折目線10aとは反対側の端縁に、第1副折目線10bを介してそれぞれ連設されている。
なお、第1折目線10aは、外側部材10の段ボール目の方向(図の上下方向)と斜めに交差する方向に設けられている。また、第1副折目線10bは、第1折目線10aと略平行に設けられている。詳細には、第1折目線10aおよび第1副折目線10bは、それぞれ外側部材10の段ボール目の方向に対して約70度の角度で交差する方向に設けられている。また、第1折目線10aおよび第1副折目線10bは、それぞれ罫線から構成されている。
外側上壁部11は、長方形の1つの角部を切り欠いて五角形状に形成されている。また、外側上壁部11の第1副折目線10b側の端縁は、連設される外側側壁部12の端縁よりも僅かに長くなっている。外側上壁部11は、第1副折目線10b側の端縁の反対側の端縁が第1折目線10aを介して互いに連設されている。
外側側壁部12は、外側上壁部11に対して組立後の前方側(図の左下側)にオフセットして連設されている。換言すれば、外側上壁部11は、外側側壁部12に対して組立後の後方側(図の右上側)に延出している。外側側壁部12には、組立後に前方側、且つ第2副折目線20b側における所定の位置に円形状の貫通孔13が設けられている。
内側部材20は、長方形状の2つの内側上壁部21と、長方形状の2つの内側側壁部22と、台形状の2つの後壁部23と、細長い台形状の接着片24と、を有し、防災頭巾1の組立後に前後方向(図の上下方向)となる第2折目線20aに対し、接着片24を除いて略線対称となるように構成されている。
具体的に、2つの内側上壁部21は、第2折目線20aを介して互いに連設されている。また、2つの内側側壁部22は、内側上壁部21の第2折目線20aとは反対側の端縁に、第2副折目線20bを介してそれぞれ連設されている。
2つの後壁部23は、2つの内側側壁部22の組立後の後方側(図の上側)の端縁に第1縦折目線20cを介してそれぞれ連設されている。そして、接着片24は、2つの後壁部23の一方(図の左側の方)における組立後の後方側(図の上側)の端縁に第2縦折目線20dを介して連設されている。
第2折目線20aは、内側部材20の段ボール目の方向(図の上下方向)と略平行に設けられている。また、第2副折目線20bは、第2折目線20aと略平行に設けられている。また、第1縦折目線20cおよび第2縦折目線20dは、第2折目線20aと略直交するように設けられている。
第2折目線20a、第2副折目線20b、第1縦折目線20cおよび第2縦折目線20dは、それぞれ罫線から構成されている。また、第2折目線20aおよび第2副折目線20bには、断続する直線状の切れ目からなるミシン目がさらに設けられており、折り曲げられやすく構成されている。
内側上壁部21の第2折目線20a側における所定の位置には、第2折目線20aと略平行な中間折目線20eが設けられている。この中間折目線20eは、第2折目線20aおよび第2副折目線20bと同様に、ミシン目を設けた罫線から構成されている。
内側側壁部22には、組立後の前方側、且つ第1副折目線10b側における所定の位置に円形状の貫通孔25が設けられている。この貫通孔25は、外側部材10の貫通孔13よりもやや大きい内径に構成されており、組立後に貫通孔13と軸心が略一致した状態で連通するようになっている。
後壁部23は、組立後の後方側の端縁23aが組立後の前方側の端縁よりも第2折目線20a側に延びた台形状に構成されている。後壁部23の組立後の後方側、且つ第2折目線20a側の鋭角となった角部には適宜の丸みが設けられている。
接着片24は、他方(図の右側の方)の後壁部23と接着されることで後壁部23同士を第2縦折目線20dを介して連設するものであり、先端側(図の上側)の端縁が基端の第2縦折目線20d側(図の下側)の端縁よりも短い台形状に構成されている。また、接着片24の第2縦折目線20d側の端縁は連設される後壁部23の端縁よりも短くなっており、接着片24は、後壁部23に対して第2折目線20aの反対側(図の右側)にオフセットして連設されている。すなわち、接着片24は、接着後に相手側の後壁部23における鋭角の角部近傍からはみ出さないように構成されている。
外側部材10の外側上壁部11における第1折目線10aと第1副折目線10bの間の寸法(距離)a1は、内側部材20の内側上壁部21における第2折目線20aと第2副折目線20bの間の寸法(距離)a2よりも大きく設定されている。また、外側部材10の外側側壁部12における第1副折目線10bとその反対側の端縁12aの間の寸法(距離)b1は、内側部材20の内側側壁部22における第2副折目線20bとその反対側の端縁22aの間の寸法(距離)b2よりも大きく設定されている。
また、内側部材20の後壁部23における第1縦折目線20cと組立後の後方側の端縁23a(または第2縦折目線20d)の間の寸法(距離)c1は、内側側壁部22における第2副折目線20bとその反対側の端縁22aの間の寸法(距離)b2よりも小さく設定されている。
図2AおよびBは、防災頭巾1の組立方法を示した概略斜視図である。防災頭巾1の組立では、図2Aに示されるように、まず内側部材20を第2折目線20aによって折り返し、二つ折りにする。そして、接着片24を第2縦折目線20dによって折り返し、重なり合った後壁部23に接着して2つの後壁部23を互いに連設させる。
次に、外側部材10を第1折目線10aによって折り返し、二つ折りにする。そして、内側部材20の第2折目線20aを外側部材10の第1折目線10aと同一側に向けた状態で外側部材10の内側に内側部材20を挟み込み、端縁12aと端縁22aを略一致させた状態で、重なり合った外側側壁部12に内側側壁部22を接着して固定する。
上述のように、外側部材10の寸法a1およびb1は、内側部材20の寸法a2およびb2よりも大きいため、端縁12aと端縁22aを略一致させて外側側壁部12に内側側壁部22を固定することで、図2Bに示されるように、外側部材10の第1折目線10aの部分と内側部材20の第2折目線20aの部分の間には、距離d1(≒a1+b1-a2-b2)の隙間が生じることとなる。
また、内側部材20の第2副折目線20bは、外側部材10の第1副折目線10bに対して距離d2(=b1-b2)だけ端縁12a側に離隔した位置に配置されることとなる。従って、内側側壁部22は、外側側壁部12のみと重なり合い、外側上壁部11とは重なり合わない状態となっている。
最後に、紐状または帯状の連結部材30を互いに連通した貫通孔13、25の左右いずれか一方(本実施形態では図の手前側の方)に適宜に固定する。この連結部材30は、一般的な顎紐と同様に、左右の外側側壁部12および内側側壁部22を連結することで防災頭巾1の頭部からの脱落を防止するためのものであるが、防災頭巾1の保護性を高める補強部材としても機能するようになっている。
以上の手順により、防災頭巾1が完成する。なお、防災頭巾1の組立方法は上記の手順に限定されるものではなく、各工程の順番を適宜に入れ替えるようにしてもよい。例えば、一方の内側側壁部22と外側側壁部12を接着した後に外側部材10を折り返し、他方の内側側壁部22と外側側壁部12を接着するようにしてもよい。また、左右両方の内側側壁部22と外側側壁部12を接着した後に、接着片24を折り返して後壁部23に接着するようにしてもよい。また、本実施形態では、外側側壁部12の前端縁と内側側壁部22の前端縁を略一致させるようにしているが、一致させないようにしてもよい。
完成した防災頭巾1は、図2Bに示されるように、略Aフルートの段ボール板紙2枚およびBフルートの段ボール板紙2枚分の厚さ(凡そ16mm)で比較的薄く折り畳まれた状態であり、収納性に優れた状態となっている。また、外形状が略長方形の平板状となっているため、例えば段ボール箱内に2列に積み重ねて収納する等、効率的な収納が可能であり、さらに、本棚やキャビネット等のちょっとした隙間に収納しても邪魔にならないものとなっている。
図3および図4は、防災頭巾1を着用可能な状態とした場合を示した概略斜視図である。なお、図3は前方側から見た図であり、図4は後方側から見た図である。図2Bに示す状態から、2つの内側側壁部22を互いに離隔させるように外側部材10および内側部材20を左右に開くことで、容易且つ迅速に防災頭巾1を着用可能な状態とすることができる。
図3に示されるように、着用可能な状態では、2つの外側上壁部11が第1折目線10aの部分を頂縁とする切妻屋根状となる。そして、2つの内側上壁部21は、外側上壁部11との間に適度な隙間を空けた状態で、上方の外側上壁部11側に向けて多角形状に膨出した状態となる。
また、図4に示されるように、2つの後壁部23は、第2縦折目線20dを頂縁として後方に向けてやや突出する切妻屋根状となる。そして、外側上壁部11の後方に延出する部分が外側側壁部12よりも後方に突出する2つの後壁部23を上方から覆う状態となる。また、図示はされていないが、2つの後壁部23の上端縁は上方の外側上壁部11と略平行なV字状となる。
連結部材30は、図3および4に示されるように、先端部を他方の貫通孔13、25に通して外側側壁部12および内側側壁部22の前端縁との間に適宜に巻き付けることで左右の外側側壁部12および内側側壁部22を繋ぐように配置される。
図5は、防災頭巾1の着用状態を示した概略斜視図である。防災頭巾1は、第1折目線10a、第2折目線20aおよび第2縦折目線20dにおける開き角度を調整することで、内側側壁部22間の距離を着用者の頭部の幅に合わせることが可能となっている。また、第2折目線20a、第2副折目線20bおよび中間折目線20eにおける曲折により、内側上壁部21は着用者の頭頂部にフィットした状態で安定的に当接するようになっている。内側上壁部21が着用者の頭頂部に当接することで、着用者の頭部の形状や大きさによらず、外側上壁部11と着用者の頭頂部の間に適切な隙間、すなわち外側上壁部11が変形して衝撃を吸収するのに必要な隙間が維持されることとなる。
第1折目線10aにおける開き角度は、外側上壁部11の寸法a1>内側上壁部21の寸法a2>後壁部23の寸法c1であることから、互いに連設された2つの後壁部23により、後方側において所定の角度(凡そ2×arcsin(c1/a1)度)以下に制限されている。さらに、連結部材30が左右の外側側壁部12および内側側壁部22を適宜に連結することで、第1折目線10aにおける開き角度は、前方側において略着用者の頭部の幅に応じた角度以下に制限されることとなる。すなわち、外側上壁部11は、後壁部23および連結部材30によって切妻屋根状の形状を保持するように補強されている(形状保持性が高められている)。
従って、防災頭巾1では、落下物等が外側上壁部11に衝突した場合に、着用者の頭部の形状や大きさによらず外側上壁部11が適切に変形して(潰れて)衝撃を吸収し、着用者の頭部を保護するようになっている。また、外側上壁部11と着用者の頭部の間に内側上壁部21があることから、変形後の外側上壁部11が着用者の頭部に直接衝突することはなく、万一外側上壁部11が破れたような場合にも、内側部材20が破れない限り、落下物等が着用者の頭部に直接衝突しないようになっている。
また、防災頭巾1では、外側上壁部11が後方に延出しているため、後壁部23は外側上壁部11によって上方から覆われるようになっている。これにより、防災頭巾1は、変形後の外側上壁部11が後壁部23の上端縁と衝突し、後壁部23を変形させることによる衝撃吸収効果も奏し得るものとなっている。
さらに、この外側上壁部11の後方への延出部分により、着用者の頭部の幅が狭く、後壁部23の後方への突出量が大きい場合にも、着用者の頭部は、上方から見た場合に外側上壁部11によって遮蔽されるようになっている。同様に、着用者の頭部は、側方から見た場合には外側上壁部11、外側側壁部12および後壁部23によって遮蔽され、また、後方から見た場合には内側側壁部22よりも上方に延出した後壁部23によって遮蔽されるようになっている。すなわち、防災頭巾1は、上方、側方および後方のいずれの方向から見ても着用者の頭部が露出しないようになっており、効果的に着用者の頭部を保護するように構成されている。
また、図5に示されるように、着用状態では連結部材30が着用者の額に対応する位置に配置されるようになっているため、落下物の衝突時等に防災頭巾1が後方にずれるのが、従来の顎紐よりも効果的に防止されるようになっている。
このように、防災頭巾1は、非着用時には略長方形平板状に薄く折り畳み可能でありながらも、従来の防災頭巾等と比較して十分な頭部保護性を有している。すなわち、防災頭巾1は、収納性と頭部保護性を両立させたものとなっている。
なお、本実施形態では、外側部材10の段ボール目の方向を第1折目線10aおよび第1副折目線10bに対して約70度の角度で交差する方向に設定することで、外側上壁部11の形状保持性を高めつつ、外側部材10の組立後の前端縁および後端縁に内芯の波模様が現れるようにしている。
また、内側部材20の段ボール目の方向を第2折目線20a、第2副折目線20bおよび中間折目線20eと略平行、且つ第1縦折目線20cおよび第2縦折目線20dと略直交する方向に設定することで、後壁部23の形状保持性を高めつつ、内側部材20の組立後の前端縁および後端縁に内芯の波模様が現れるようにしている。また、外側側壁部12と内側側壁部22の段ボール目が交差することで、これらを重ね合わせた側壁部分の強度も向上している。
すなわち、本実施形態では、防災頭巾1の頭部保護性を向上させるだけでなく、着用時に目につく外側部材10および内側部材20の前端縁および後端縁において内芯の波模様が現れるようにすることで、防災頭巾1の見栄えも向上させるようにしている。
さらに、本実施形態では、内側部材20の段ボール目の方向を第2折目線20a、第2副折目線20bおよび中間折目線20eと略平行にし、さらに第2折目線20a、第2副折目線20bおよび中間折目線20eにミシン目を設けることで内側上壁部21の柔軟性を高め、内側部材20が容易に着用者の頭頂部にフィットするようにしている。これにより、防災頭巾1は、被り心地も優れたものとなっている。
次に、防災頭巾1の変形例について説明する。図6A~Dならびに図7AおよびBは、防災頭巾1の変形例を示した概略図である。なお、図6A~Dは、外側上壁部11および内側上壁部21を前方から見た図(正面図)であり、後壁部23の記載を省略している。また、図7AおよびBは、前方側から見た斜視図である。
図6Aは、内側上壁部21に中間折目線20eを2本追加した例を示している。中間折目線20eの本数および位置は特に限定されるものではなく、これらを適宜に設定することで防災頭巾1のフィット性及び被り心地を調整することが可能となる。また、中間折目線20eは、内側上壁部21の前端縁と後端縁を繋ぐように設けられるものであれば、第2折目線20aおよび第2副折目線20bと略平行なものに限定されず、これらと交差する方向に設けられるものであってもよい。
図6Bは、外側部材10に第1折目線10aを2本設けるようにした例を示している。このように、外側部材10および内側部材20の厚さに対応した位置に2本の第1折目線10aを設けることで、折り畳み時に外側上壁部11と外側側壁部12を略平行な状態とすることができるため、防災頭巾1の収納性をより高めることが可能となる。同様に、内側部材20に第2折目線20aを2本設けるようにしてもよく、第2縦折目線20dを2本設けるようにしてもよい。
図6Cは、第1副折目線10bおよび第2副折目線20bを略一致させて外側部材10に内側部材20を固定するようにした例を示している。第1副折目線10bに対する第2副折目線20bの位置は特に限定されるものではなく、このように第1副折目線10bと略一致させて配置するようにしてもよい。
内側側壁部22が外側上壁部11と重なり合わない状態であれば、防災頭巾1を開いて着用可能状態とすることが可能であり、内側側壁部22が外側上壁部11と重なり合わない範囲内の任意の位置に第2副折目線20bを配置することができる。内側上壁部21の寸法a2と共に第2副折目線20bの位置を適宜に設定することで、外側上壁部11と内側上壁部21の間の隙間の大きさを調整することができる。
図6Dは、内側側壁部22を省略した例を示している。この例では、内側上壁部21に第2折目線20aと略平行な第3副折目線20fを設け、この第3副折目線20fを介して内側上壁部21に上部接着片26を連設し、この上部接着片26を外側上壁部11に接着して固定している。
この場合にも、折り畳んだ状態において外側部材10の第1折目線10aの部分と内側部材20の第2折目線20aの部分の間に隙間を設けておくことで、防災頭巾1を開いて着用可能状態としたときに、外側上壁部11と内側上壁部21の間に適度な隙間を設けることができる。なお、この場合の後壁部23は、例えば外側側壁部12に連設させて設けることができる。
図7Aは、着用者の肩を保護する肩保護部14を設けた例を示している。この例では、第1副折目線10bと略平行な第4副折目線10cを介して長方形状の肩保護部14を外側側壁部12に連設させて設けている。このように肩保護部14を設けることで、着用者の頭部だけでなく、肩および首も効果的に保護することが可能となる。なお、肩保護部14に折目線を適宜に設けることで、肩保護部14の柔軟性を高めるようにしてもよい。また、肩保護部14は、内側側壁部22に連設されるものであってもよい。
図7Bは、外側側壁部12、内側側壁部22および後壁部23を省略した例を示している。この例では、図6Dに示した例と同様に、内側上壁部21に第3副折目線20fを介して連設した上部接着片26を外側上壁部11に接着することで、外側部材10に内側部材20を固定している。そして、連結部材30は、外側上壁部11に設けた貫通孔13および内側上壁部21に設けた貫通孔25を利用して固定されており、顎紐として機能するようになっている。また、この例では、内側上壁部21における中間折目線20eを省略している。
このように、外側側壁部12、内側側壁部22および後壁部23を省略することで、防災頭巾1をよりコンパクト化し、収納性をさらに高めることが可能となる。なお、この場合においても、外側上壁部11と内側上壁部21の間の隙間によって外側上壁部11の変形による衝撃吸収性が確保されるため、落下物等から着用者の頭部を十分に保護することができる。
その他、図示は省略するが、後壁部23は、図6Dに示した例以外においても、外側側壁部12に連接されるものであってもよい。また、外側側壁部12に連設された外側後壁部を別途設け、防災頭巾1の後方側を外側上壁部11および内側上壁部21と同様の二重構造としてもよい。また、後壁部23に代えて、紐状、帯状または網状等の連結部材30を後方側に配置するようにしてもよい。また、後壁部23と同様の構成により、例えば着用者の顔面の目より下の部分を覆う前壁部を設けるようにしてもよい。
また、第1折目線10aおよび第2折目線20aは、互いに交差する方向に設けられるものであってもよい。すなわち、外側部材10の第1折目線10aの部分と内側部材20の第2折目線20aの部分の間の隙間の大きさを前後方向で変化させるようにしてもよい。
また、第1折目線10aと第1副折目線10bは互いに平行なものに限定されず、互いに交差する方向に設けられるものであってもよい。同様に、第2折目線20aおよび第2副折目線20bは、互いに交差する方向に設けられるものであってもよい。また、第1縦折目線20cおよび第2縦折目線20dは、第2折目線20aと略直交するものに限定されず、90度以外の角度で第2折目線20aと交差する方向に設けられるものであってもよい。また、第1縦折目線20cおよび第2縦折目線20dは、互いに交差する方向に設けられるものであってもよい。
また、外側上壁部11、外側側壁部12、内側上壁部21、内側側壁部22、後壁部23および接着片24の形状は、特に限定されるものではなく、適宜の形状を採用することができる。また、外側側壁部12に内側側壁部22を連設させて、1つの部材から防災頭巾1を構成するようにしてもよい。
また、連結部材30は、左右の外側側壁部12のみを連結するものであってもよいし、左右の内側側壁部22のみを連結するものであってもよいし、左右いずれか一方の外側側壁部12と他方の内側側壁部22を連結するものであってもよい。また、連結部材30に加えて、顎紐を別途設けるようにしてもよい。
また、外側部材10および内側部材20は、例えば厚紙や中空樹脂板等の段ボール以外の素材から構成されるものであってもよく、外側部材10および内側部材20をそれぞれ異なる素材から構成するようにしてもよい。また、第1折目線10aおよび第2折目線20a等の各折目線は、支軸を中心に部材を回動させるものであってもよい。また、外側部材10および内側部材20の表面に耐火コーティング等を設けるようにしてもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の防災頭巾は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
また、上記実施形態において示した作用および効果は、本発明から生じる最も好適な作用および効果を列挙したものに過ぎず、本発明による作用および効果は、これらに限定されるものではない。
1 防災頭巾
10 外側部材
10a 第1折目線
10b 第1副折目線
11 外側上壁部
12 外側側壁部
20 内側部材
20a 第2折目線
20b 第2副折目線
20c 第1縦折目線
20d 第2縦折目線
20e 中間折目線
21 内側上壁部
22 内側側壁部
23 後壁部
30 連結部材

Claims (8)

  1. 第1折目線によって折り返された平板から構成される外側部材と、
    第2折目線によって折り返された平板から構成され、前記第2折目線を前記第1折目線と同一側にして自身の前記第2折目線の部分と前記外側部材の前記第1折目線の部分の間に隙間を設けた状態で前記外側部材の内側に挟み込まれ、前記第2折目線の両側における前記第2折目線から離隔した部分が前記外側部材にそれぞれ固定される内側部材と、を備えることを特徴とする防災頭巾。
  2. 請求項1に記載の防災頭巾において、
    前記外側部材は、前記第1折目線を介して互いに連設される2つの外側上壁部、および第1副折目線を介して前記外側上壁部における前記第1折目線とは反対側の端縁にそれぞれ連設される2つの外側側壁部を有し、
    前記内側部材は、前記第2折目線を介して互いに連設される2つの内側上壁部、および第2副折目線を介して前記内側上壁部における前記第2折目線とは反対側の端縁にそれぞれ連設される2つの内側側壁部を有し、
    前記内側側壁部は、前記第2副折目線が前記第1副折目線と略一致する状態、または前記第2副折目線が前記第1副折目線よりも前記第1副折目線とは反対側の端縁側に配置される状態で前記外側側壁部に固定されることを特徴とする防災頭巾。
  3. 請求項2に記載の防災頭巾において、
    前記外側部材および前記内側部材の少なくとも一方は、前記第1折目線と交差する方向の第1縦折目線を介して2つの前記外側側壁部または2つの前記内側側壁部にそれぞれ連設される2つの後壁部を有し、
    前記後壁部は、前記第1折目線と交差する方向の第2縦折目線を介して互いに連接されることを特徴とする防災頭巾。
  4. 請求項3に記載の防災頭巾において、
    前記後壁部は、前記第1縦折目線側の端縁よりも前記第2縦折目線側の端縁の方が前記第1折目線側または前記第2折目線側に向けて延出する形状に構成されることを特徴とする防災頭巾。
  5. 請求項2から4までのいずれか1項に記載の防災頭巾において、
    前記内側上壁部は、前記第2折目線側の端縁および前記第2副折目線側の端縁以外の端縁同士を繋ぐように設けられる中間折目線を有することを特徴とする防災頭巾。
  6. 請求項2から5までのいずれか1項に記載の防災頭巾において、
    前記第1折目線に対して一側の前記外側側壁部または前記内側側壁部と他側の前記外側側壁部または前記内側側壁部を連結する紐状または帯状の連結部材を備えることを特徴とする防災頭巾。
  7. 請求項1から6までのいずれか1項に記載の防災頭巾において、
    前記外側部材は、段ボールから構成され、
    前記第1折目線は、前記外側部材における段ボール目の方向と斜めに交差するように設けられることを特徴とする防災頭巾。
  8. 請求項1から7までのいずれか1項に記載の防災頭巾において、
    前記内側部材は、段ボールから構成され、
    前記第2折目線は、前記内側部材における段ボール目の方向と平行に設けられることを特徴とする防災頭巾。
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