JP5090977B2 - 減衰力可変ダンパの制御装置 - Google Patents

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本発明は、減衰力可変ダンパの制御装置に係り、詳しくは、チョッピー路等を走行する際における乗り心地の向上を実現する技術に関する。
近年、自動車のサスペンションに用いられる筒型ダンパとして、乗り心地や操縦安定性の向上を図るべく、減衰力を段階的あるいは無段階に可変制御できる減衰力可変型のものが種々開発されている。減衰力可変ダンパ(以下、単にダンパと記す)を装着した車両では、車両の走行状態に応じてダンパの減衰力を可変制御することにより、操縦安定性等の向上を図ることが可能となる。例えば、車両の旋回走行時には横方向運動に伴う慣性力(横加速度)によって車体が左右方向にロールするが、横加速度の微分値に応じてダンパの目標減衰力を高くすることによって車体の過大なロールを抑制できる。
一方、小さな凹凸が連続するような不整路を走行する際には車輪が短い周期で上下に移動するが、ダンパのストローク速度に応じてダンパの目標減衰力を低くすることで、車輪の上下動の車体への伝達を抑制する(すなわち、サスペンションを介した突き上げをいなす)ことができる(特許文献1参照)。また、ばね下の上下加速度に基づいて振動周波数のパワースペクトル密度を算出し、これを複数種の道路(アスファルト路やベルジアン路等)に対応するパワースペクトル密度と比較することによって走行中の道路の種類を判定し、その判定結果に基づいて減衰力制御を行うことで乗り心地を向上させることができる(特許文献2参照)。
特開2006−69527号公報 特開平6−135214号公報
しかしながら、特許文献2の方法では、ばね下の上下加速度のみに基づいて路面判定を行っているため、同一寸法のコンクリート板を連続的に敷設してなる道路(いわゆる、チョッピー路)を走行する場合には、コンクリート路面であることは判定できるが、チョッピー路であるか否かを判定することができなかった。これは、コンクリート板の継ぎ目を通過する際における振動(ばね下の上下加速度の増減)が瞬間的であり、一定期間にわたるパワースペクトル密度を用いる判定方法では継ぎ目を認識できないことによる。そのため、特許文献2の方法を採用しても、自動車がチョッピー路を長時間にわたって走行する際等には、周期的な上下振動によって乗員が大きな不快感を覚える問題があった。
本発明は、このような背景に鑑みなされたもので、チョッピー路等を走行する際における乗り心地の向上を実現した減衰力可変ダンパの制御装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、車体と各車輪との間に電流制御式の減衰力可変ダンパがそれぞれ介装された車両に搭載され、当該減衰力可変ダンパの制御に供される制御装置であって、前記車両の走行速度を検出する車速検出手段と、前記車体または前記車輪の上下運動量を検出する上下運動量検出手段と、略一定間隔で凹凸が形成された複数のチョッピー路に係る凹凸間隔情報を特定路面情報として記憶する特定路面情報記憶手段と、前記車速と前記特定路面情報とに基づき、前記特定路面を走行する際の振動周期を特定振動周期として算出する特定振動周期算出手段と、前記上下運動量検出手段の検出結果に基づき、現在の走行路面に係る振動周期を走行振動周期として算出する走行振動周期算出手段と、前記特定振動周期と前記走行振動周期とが一致しているか否かを判定する振動周期判定手段と、前記振動周期判定手段の判定結果に基づき、前記走行振動周期に応じて前記減衰力可変ダンパの目標減衰力を補正する目標減衰力補正手段とを備えたことを特徴とする。
また、第2の発明は、第1の発明に係る減衰力可変ダンパの制御装置において、前記車両の前後加速度を検出する前後加速度検出手段を更に備え、前記特定振動周期算出手段は、前記加速度検出手段の検出結果に応じて前記特定振動周期を補正することを特徴とする。
また、第3の発明は、第1または第2の発明に係る減衰力可変ダンパの制御装置において、前記目標減衰力補正手段は、前記車両が凹凸を乗り越える時点を含む所定期間にわたって目標減衰力を減少させることを特徴とする。
第1の発明によれば、自動車がチョッピー路に進入して走行振動周期が特定振動周期と一致すると、目標減衰力補正手段が自動車が凹凸を乗り越える度に減衰力可変ダンパの減衰力を減少させることにより、車体に振動が伝わり難くなって乗り心地が向上する。また、第2の発明によれば、チョッピー路を走行中に自動車が加減速を行っても特定振動周期が高精度に算出され、振動周期判定手段による正確な判定が実現される。また、第3の発明によれば、凹凸を乗り越える際にのみ減衰力が減少するため、ロール制御やピッチ制御に与える影響を小さくすることができる。
以下、本発明を4輪自動車に適用した実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は実施形態に係る4輪自動車の概略構成図であり、図2は実施形態に係るダンパの縦断面図であり、図3は実施形態に係る減衰力制御装置の概略構成を示すブロック図である。
≪実施形態の構成≫
<自動車の概略構成>
先ず、図1を参照して、実施形態に係る自動車の概略構成について説明する。説明にあたり、4本の車輪やそれらに対して配置された部材、すなわち、タイヤやサスペンション等については、それぞれ数字の符号に前後左右を示す添字を付して、例えば、車輪3fl(左前)、車輪3fr(右前)、車輪3rl(左後)、車輪3rr(右後)と記すとともに、総称する場合には、例えば、車輪3と記す。
図1に示すように、自動車(車両)Vはタイヤ2が装着された4つの車輪3を備えており、これら各車輪3がサスペンションアームや、スプリング、MRF式減衰力可変ダンパ(以下、単にダンパと記す)4等からなるサスペンション5によって車体1に懸架されている。自動車Vには、サスペンションシステムの制御主体であるECU(Electronic Control Unit:電子制御ユニット)7や、EPS(Electric Power Steering:電動パワーステアリング)8が設置されている。また、自動車Vには、車速を検出する車速センサ(車速検出手段)9、横加速度を検出する横Gセンサ10、前後加速度を検出する前後Gセンサ(前後加速度検出手段)11、ヨーレイトを検出するヨーレイトセンサ12等が車体1の適所に設置されるとともに、ダンパ4の変位を検出するストロークセンサ13と、車体1におけるホイールハウス付近の上下加速度を検出する上下Gセンサ(上下運動量検出手段)14とが各車輪3ごとに設置されている。
ECU7は、マイクロコンピュータやROM、RAM、周辺回路、入出力インタフェース、各種ドライバ等から構成されており、通信回線(本実施形態では、CAN(Controller Area Network))を介して各車輪3のダンパ4や各センサ10〜13と接続されている。
<ダンパの構造>
図2に示すように、本実施形態のダンパ4は、モノチューブ式(ド・カルボン式)であり、MRFが充填された円筒状のシリンダチューブ21と、このシリンダチューブ21に対して軸方向に摺動するピストンロッド22と、ピストンロッド22の先端に装着されてシリンダチューブ21内を上部油室24と下部油室25とに区画するピストン26と、シリンダチューブ21の下部に高圧ガス室27を画成するフリーピストン28と、ピストンロッド22等への塵埃の付着を防ぐカバー29と、フルバウンド時における緩衝を行うバンプストップ30とを主要構成要素としている。
シリンダチューブ21は、下端のアイピース21aに嵌挿されたボルト31を介して、車輪側部材であるトレーリングアーム35の上面に連結されている。また、ピストンロッド22は、上下一対のブッシュ36とナット37とを介して、その上端のスタッド22aが車体側部材であるダンパベース(ホイールハウス上部)38に連結されている。
ピストン26には、上部油室24と下部油室25とを連通する環状連通路39と、環状連通路39の内側に配設されたMLVコイル40とが設けられている。ECU7からMLVコイル40に電流が供給されると、環状連通路39を流通するMRFに磁界が印可されて強磁性微粒子が鎖状のクラスタを形成し、環状連通路39内を通過するMRFの見かけ上の粘度が上昇する。
<ダンパ制御装置の概略構成>
ECU7には、図3にその概略構成を示す減衰力制御装置50が内装されている。減衰力制御装置50は、上述した各センサ9〜14等が接続する入力インタフェース51と、センサ9〜12,14等から入力した検出信号に基づき各ダンパ4の目標減衰力を設定する減衰力設定部52と、目標減衰力とストロークセンサ13の検出結果とに応じて各ダンパ4(MLVコイル40)への駆動電流を生成する駆動電流生成部53と、駆動電流生成部53が生成した駆動電流を各ダンパ4に出力する出力インタフェース54とから構成されている。減衰力設定部52には、スカイフック制御に供されるスカイフック制御部56と、ロール制御に供されるロール制御部57と、ピッチ制御に供されるやピッチ制御部58と、チョッピー制御に供されるチョッピー制御部59とが収容されている。
<チョッピー制御部>
図4に示すように、チョッピー制御部59は、特定路面情報記憶部(特定路面情報記憶手段)61と、特定振動周期算出部(特定振動周期算出手段)62と、走行振動周期算出部(走行振動周期算出手段)63と、振動周期判定部(振動周期判定手段)64と、減衰力補正ゲイン設定部(目標減衰力補正手段)65と、減衰力補正フラグ出力部66とを有している。
特定路面情報記憶部61は、複数のチョッピー路(特定路面)に係る凹凸間隔情報を予め収納しているが、後述する走行振動周期算出部63の算出結果等に基づいて新たな凹凸間隔情報を追加するような構成であってもよい。また、特定振動周期算出部62は、特定路面情報記憶部61から入力した各凹凸間隔情報と車速と前後加速度とに基づいて、各チョッピー路を走行する際の振動周期を特定振動周期をそれぞれ算出する。また、走行振動周期算出部63は、上下加速度に基づいて走行振動周期を算出する。また、振動周期判定部64は、走行振動周期が各特定振動周期と一致しているか否かを判定し、その判定結果を減衰力補正ゲイン設定部65および減衰力補正フラグ出力部66に出力する。また、減衰力補正ゲイン設定部65は、振動周期判定部64の判定結果に基づき、減衰力補正ゲインを出力する。また、減衰力補正フラグ出力部66は、振動周期判定部64の判定結果に基づき、走行振動周期に応じた減衰力補正フラグを出力する。
≪実施形態の作用≫
<減衰力制御>
自動車が走行を開始すると、減衰力制御装置50は、所定の処理インターバル(例えば、2ms)をもって、図5のフローチャートにその手順を示す減衰力制御を実行する。減衰力制御を開始すると、減衰力制御装置50は、図5のステップS1で、横Gセンサ10、前後Gセンサ11、および上下Gセンサ14から得られた車体1の各加速度や、車速センサ9から入力した車速、操舵角センサ(図示せず)から入力した操舵速度等に基づき自動車Vの運動状態を判定する。次に、減衰力制御装置50は、自動車Vの運動状態に基づき、ステップS2で各ダンパ4のスカイフック制御目標値Dshを算出し、ステップS3で各ダンパ4のロール制御目標値Drを算出し、ステップS4で各ダンパ4のピッチ制御目標値Dpを算出する。
次に、減衰力制御装置50は、ステップS5で各ダンパ4のストローク速度Ssが正の値であるか否かを判定し、この判定がYesであった場合(すなわち、ダンパ4が伸び側に作動している場合)、ステップS6で3つの制御目標値Dsh,Dr,Dpのうち値が最も大きいものを目標減衰力Dtgtに設定する。また、減衰力制御装置50は、ステップS5の判定がNoであった場合(すなわち、ダンパ4が縮み側に作動している場合)、ステップS7で3つの制御目標値Dsh,Dr,Dpのうち値が最も小さいもの(絶対値が最も大きいもの)を目標減衰力Dtgtに設定する。
ステップS6またはステップS7で目標減衰力Dtgtを設定すると、減衰力制御装置50は、ステップS8で減衰力補正フラグFcgが1であるか否かを判定する。そして、ステップS8の判定がNoであれば、減衰力制御装置50は、ステップS9で図6の目標電流マップから目標減衰力Dtgtに対応する目標電流Itgtを検索/設定した後、ステップS10で目標電流Itgtに基づき各ダンパ4のMLVコイル40に駆動電流を出力する。なお、減衰力補正フラグFcgは、後述するチョッピー制御で設定されるフラグであり、その初期値は0となっている。
一方、ステップS8の判定がYesであった場合、減衰力制御装置50は、ステップS11で目標減衰力Dtgtに減衰力補正ゲインGcgを乗じた後、ステップS9,S10の処理を行って各ダンパ4のMLVコイル40に駆動電流を出力する。なお、減衰力補正ゲインGcgは、後述するチョッピー制御で設定される。
<チョッピー制御>
上述した減衰力制御と並行して、減衰力制御装置50内のチョッピー制御部59は、所定の処理インターバルをもって、図7のフローチャートにその手順を示すチョッピー制御を繰り返し実行する。チョッピー制御を開始すると、チョッピー制御部59は、図7のステップS21で、特定路面情報記憶部61から入力した各凹凸間隔情報と、車速センサ9から入力した車速vと、前後Gセンサ11から入力した前後加速度Gxとに基づいて、各チョッピー路を走行する際の振動周期を特定振動周期Tcn(n=1,2,3・・・)としてそれぞれ算出する。なお、ステップS21においては、前後加速度Gxの値に応じて車速vを補正するようにしてもよいし、前後加速度Gxの値に応じて特定振動周期Tcn自体を補正するようにしてもよい。次に、チョッピー制御部59は、ステップS22で、上下Gセンサ14から入力した上下加速度Gzに基づいて、フーリエ変換等を行うことによって走行振動周期Trを算出する。次に、チョッピー制御部59は、ステップS23で走行振動周期Trが各特定振動周期Tcnのいずれか1つと一致しているか否かを判定し、この判定がNoであればスタートに戻って処理を繰り返す。
自動車Vがチョッピー路に進入することで、走行振動周期Trが各特定振動周期Tcnのいずれか1つと一致し、ステップS23の判定がYesになると、チョッピー制御部59は、ステップS24で減衰力補正ゲインGcgを出力し、ステップS25で走行振動周期Trに応じて減衰力補正フラグFcgを出力する。減衰力補正ゲインGcgは、本実施形態の場合では1.0より十分に小さな固定値であるが、0としてもよい(すなわち、目標減衰力Dtgtを0とするようにしてもよい)。また、減衰力補正フラグFcgは、チョッピー路の段差を乗り越える瞬間を含む所定時間にわたって出力されればよい。
本実施形態では、このような構成を採ったことにより、自動車Vがチョッピー路を走行すると凹凸を乗り越える時にのみダンパ4の減衰力が減少するため、ロール制御やピッチ制御に影響を殆ど及ぼさずに良好な乗り心地を実現することができる。図8は自動車Vのチョッピー路走行時におけるばね上加速度の時間的変化を示すグラフであるが、同図から、凹凸を乗り越える際のばね上加速度(実線で示す)の値が従来装置(破線で示す)に較べて有意に小さくなり、乗り心地の向上が実現されることが判る。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明の態様は上記実施形態に限られるものではない。例えば、上記実施形態では上下運動量検出手段として車体の上下加速度を検出する上下Gセンサを用いたが、車体の上下速度を検出する上下速度センサを用いたり、その上下速度センサの検出信号を微分することによって上下加速度を求めるようにしてもよい。その他、自動車や制御装置の具体的構成、制御の具体的手順等についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲であれば適宜変更可能である。
実施形態に係る4輪自動車の概略構成図である。 実施形態に係るダンパの縦断面図である。 実施形態に係る減衰力制御装置の概略構成を示すブロック図である。 実施形態に係るチョッピー制御部の概略構成を示すブロック図である。 実施形態に係る減衰力制御の手順を示すフローチャートである。 実施形態に係る目標電流マップである。 実施形態に係るチョッピー制御の手順を示すフローチャートである。 実施形態に係るばね上加速度の時間的変化を示すグラフである。
符号の説明
1 車体
3 車輪
4 ダンパ
7 ECU
9 車速センサ(車速検出手段)
14 上下Gセンサ(上下運動量検出手段)
50 減衰力制御装置
51 入力インタフェース
52 減衰力設定部
53 駆動電流生成部
59 チョッピー制御部
61 特定路面情報記憶部(特定路面情報記憶手段)
62 特定振動周期算出部(特定振動周期算出手段)
63 走行振動周期算出部(走行振動周期算出手段)
64 振動周期判定部(振動周期判定手段)
65 減衰力補正ゲイン設定部
66 減衰力補正フラグ出力部

Claims (3)

  1. 車体と各車輪との間に電流制御式の減衰力可変ダンパがそれぞれ介装された車両に搭載され、当該減衰力可変ダンパの制御に供される制御装置であって、
    前記車両の走行速度を検出する車速検出手段と、
    前記車体または前記車輪の上下運動量を検出する上下運動量検出手段と、
    略一定間隔で凹凸が形成された複数のチョッピー路に係る凹凸間隔情報を特定路面情報として記憶する特定路面情報記憶手段と、
    前記車速と前記特定路面情報とに基づき、前記特定路面を走行する際の振動周期を特定振動周期として算出する特定振動周期算出手段と、
    前記上下運動量検出手段の検出結果に基づき、現在の走行路面に係る振動周期を走行振動周期として算出する走行振動周期算出手段と、
    前記特定振動周期と前記走行振動周期とが一致しているか否かを判定する振動周期判定手段と、
    前記振動周期判定手段の判定結果とに基づき、前記走行振動周期に応じて前記減衰力可変ダンパの目標減衰力を補正する目標減衰力補正手段と
    を備えたことを特徴とする減衰力可変ダンパの制御装置。
  2. 前記車両の前後加速度を検出する前後加速度検出手段を更に備え、
    前記特定振動周期算出手段は、前記加速度検出手段の検出結果に応じて前記特定振動周期を補正することを特徴とする、請求項1に記載された減衰力可変ダンパの制御装置。
  3. 前記目標減衰力補正手段は、前記車両が凹凸を乗り越える時点を含む所定期間にわたって目標減衰力を減少させることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載された減衰力可変ダンパの制御装置。
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