JP5087489B2 - 炭化珪素単結晶の製造装置及び炭化珪素単結晶の製造方法 - Google Patents

炭化珪素単結晶の製造装置及び炭化珪素単結晶の製造方法 Download PDF

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本発明は、種結晶と、種結晶の成長に用いられる昇華用原料とを収容する坩堝を備える炭化珪素単結晶の製造装置、及び炭化珪素単結晶の製造方法に関する。
従来、炭化珪素によって形成された種結晶と、昇華させられる炭化珪素の昇華用原料とが収容された坩堝を用いて炭化珪素単結晶(以下、単結晶と適宜省略する)を製造する方法が広く用いられている。例えば、昇華用原料が坩堝の底部に載置されるとともに、坩堝の上部中央には単結晶の種結晶が配設される。また、坩堝の側部の周囲には、坩堝を加熱する誘導加熱コイルが配設される。
このような坩堝では、種結晶上において成長した単結晶と、単結晶の周囲に析出した炭化珪素の多結晶との接触による単結晶の成長阻害などを防止するため、種結晶の周囲にガイド部材を設ける方法が知られている(例えば、特許文献1)。
特許第3961750号公報(第8頁、第1図)
しかしながら、上述した従来の炭化珪素単結晶の製造方法には、次のような問題があった。具体的には、坩堝の側部の周囲に誘導加熱コイルが配設されるため、誘導加熱コイルに近い坩堝内では、昇華用原料の外周部の方が、誘導加熱コイルから離れた中央部よりも優先的に昇華用原料が昇華する。このため、種結晶の周囲に設けられたガイド部材、特に、坩堝の内壁部側に位置する端部付近に、多量の炭化珪素の多結晶が析出してしまう問題がある。
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、昇華した昇華用原料をより効率的に炭化珪素単結晶の成長に用いることができる炭化珪素単結晶の製造装置及び炭化珪素単結晶の製造方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、次のような特徴を有している。まず、本発明の第1の特徴は、炭化珪素を含む種結晶(種結晶70)と、前記種結晶の下方に配設され、前記種結晶の成長に用いられる昇華用原料(昇華用原料90)と、前記種結晶及び前記昇華用原料を収容する坩堝(黒鉛製坩堝10)とを備える炭化珪素単結晶の製造装置(製造装置1)であって、前記種結晶と前記昇華用原料との間に規制部材(規制部材100)を有し、前記規制部材には、前記昇華用原料から昇華した原料ガスを前記種結晶に向けて供給する空洞部(空洞部101)が形成され、前記坩堝は、前記坩堝の側部の周囲に配設される加熱部(誘導加熱コイル30)によって加熱され、前記種結晶は、前記坩堝の平面視において、前記坩堝内の中央部(中央部61a)に配設され、前記空洞部は、前記中央部に形成されることを要旨とする。
本発明の第1の特徴によれば、坩堝が加熱された際、昇華用原料から昇華した原料ガスの流れが規制部材により規制され、規制部材の中央部に設けられた空洞部から種結晶に向けて原料ガスが供給される。これにより、種結晶の周囲に炭化珪素の多結晶が析出しにくいガス流が作られる。すなわち、原料ガスが種結晶の上に効率よく供給される。
従って、本発明の第1の特徴によれば、昇華した昇華用原料をより効率的に炭化珪素単結晶の成長に用いることができる。
本発明の第2の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記空洞部(空洞部111a,111b,111c,111d)は、複数形成されることを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、本発明の第1又は第2の特徴に係り、前記空洞部は、前記昇華用原料が昇華した原料ガスの移動方向(方向F)に沿って形成されることを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、本発明の第1乃至第3の何れか1つの特徴に係り、前記空洞部(空洞部121,空洞部122a〜122j)は、前記規制部材(規制部材120)の前記中央部(中央部120a)と前記規制部材の前記坩堝内の外周部とにそれぞれ形成され、前記外周部に形成される前記空洞部(空洞部122a〜122j)の開口部分の面積(面積dS2)は、前記中央部に形成される前記空洞部(空洞部121)の開口部分の面積(面積dS1)よりも小さいことを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、本発明の第4の特徴に係り、前記面積は、前記中央部(中央部130a)から前記外周部に向かうに連れて小さくなる(空洞部131の開口部分の面積dS3>空洞部132a〜132fの開口部分の面積dS4>空洞部133a〜133fの開口部分の面積dS5)ことを要旨とする。
本発明の第6の特徴は、本発明の第1乃至第3の何れか1つの特徴に係り、前記空洞部(空洞部141)は、前記規制部材(規制部材140)の前記中央部(中央部140a)と前記規制部材の前記坩堝内の外周部とにそれぞれ形成され、前記空洞部それぞれの開口部分の面積は、略同一であり、前記中央部に形成される前記空洞部の数は、前記外周部に形成される前記空洞部の数よりも多いことを要旨とする。
本発明の第7の特徴は、本発明の第1乃至第6の何れか1つの特徴に係り、前記規制部材には、円筒状の前記空洞部が形成されることを要旨とする。
本発明の第8の特徴は、本発明の第1乃至第7の何れか1つの特徴に係り、前記坩堝の内部に配設され、前記種結晶の周囲に設けられる一端部(上側開口部81)と、前記一端部よりも前記坩堝の内壁部側に位置し且つ前記規制部材の前記種結晶側の表面よりも上方に位置する他端部(下側開口部82)とを有しており、前記種結晶を基に成長する前記単結晶の成長範囲をガイドするガイド部材(ガイド部80)を有することを要旨とする。
本発明の第9の特徴は、炭化珪素を含む種結晶と、前記種結晶の下方に配設され前記種結晶の成長に用いられる昇華用原料とを坩堝に収容し、前記昇華用原料を加熱して前記昇華用原料を昇華させて、昇華させた前記昇華用原料を前記種結晶上に再結晶させて炭化珪素単結晶を製造する炭化珪素単結晶の製造方法であって、前記坩堝の内壁部側よりも前記坩堝の中心部において、前記種結晶への前記昇華用原料の供給量が多くなるように、前記昇華用原料の昇華量を制御することを要旨とする。
本発明の第10の特徴は、本発明の第10の特徴に係り、前記坩堝の側部の周囲を加熱する工程(工程S3)と、前記昇華させた前記昇華用原料を前記種結晶と前記昇華用原料との間に配設された規制部材の前記中心部に形成された空洞部から前記種結晶へ供給する工程(工程S31)と、前記供給された前記昇華用原料を、前記坩堝の平面視において、前記坩堝内の中央部に配設された前記種結晶上に再結晶させる工程(工程S4)とを有し、前記昇華用原料を供給する工程では、前記坩堝の内壁部側よりも前記坩堝の中心部において前記種結晶への前記昇華用原料の供給量が多くなるように設定されていることを要旨とする。
本発明の特徴によれば、昇華した昇華用原料をより効率的に炭化珪素単結晶の成長に用いることができる炭化珪素単結晶の製造装置及び炭化珪素単結晶の製造方法を提供することができる。
次に、本発明に係る炭化珪素粉体の製造方法の実施形態について、図面を参照しながら説明する。具体的には、1.第1実施形態、2.第2実施形態、3.第3実施形態、4.第4実施形態、5.第5実施形態、6.その他の実施形態について説明する。
なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。
したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
1.第1実施形態
(1)製造装置の概略構成
図1,図2を用いて、本発明の実施形態として示す炭化珪素単結晶の製造装置1を説明する。図1は、炭化珪素単結晶の製造装置1を説明する構成図である。図2は、図1のA−A線に沿った断面図である。
図1に示すように、炭化珪素単結晶の製造装置1は、黒鉛製坩堝10と、黒鉛製坩堝10の少なくとも側面を覆う石英管20と、石英管20の外周に配置された誘導加熱コイル30とを有する。
黒鉛製坩堝10は、支持棒40により、石英管20の内部に固定される。黒鉛製坩堝10は、反応容器本体50と、蓋部60とを有する。反応容器本体50は、炭化珪素を含む種結晶70と、種結晶70の成長に用いられる昇華用原料90とを収容する。
種結晶70と昇華用原料90との間には、規制部材100が配設される。規制部材100の材質は、例えば、黒鉛である。規制部材100には、昇華用原料90から昇華した原料ガスを種結晶70に向けて供給する空洞部101が形成される。空洞部101は、規制部材100の中央部101aに形成される。
誘導加熱コイル30は、石英管20の外周部に沿って配設されており、黒鉛製坩堝10を加熱する。
反応容器本体50は、少なくとも内部が円筒状である。蓋部60は、反応容器本体50に螺合により着脱自在に設けられる。
種結晶70は、例えば、炭化珪素単結晶である。本実施形態では、種結晶70は、円板状の炭化珪素単結晶である。結晶成長面には、鏡面研磨加工が施される。種結晶70は、黒鉛製坩堝10の蓋部60の内側表面61に配設される。種結晶70は、内側表面61の中央部61aに配設される。
ガイド部80は、黒鉛製坩堝10の内部に配設される。ガイド部80は、略三角錐形状を有する。ガイド部80は、頂点側に設けられる上側開口部81と、底面側に設けられる下側開口部82とを有する。
上側開口部81は、種結晶70の周囲に配設される。下側開口部82は、黒鉛製坩堝10の内壁部側に配設される。上側開口部81は、一端部を構成し、下側開口部82は、他端部を構成する。ガイド部80は、種結晶70を基に成長する単結晶の成長範囲をガイドしている。
図3は、炭化珪素単結晶の製造装置1の黒鉛製坩堝10と、その内部に配置される昇華用原料90と、規制部材100とを説明する斜視図である。昇華用原料90は、炭化珪素の粉体である。昇華用原料90は、円筒形状の反応容器本体50の内部に納められる。
図3に示すように、規制部材100は、反応容器本体50の内部の形状に沿った形状を有する。すなわち、平面視において、規制部材100の外縁は、反応容器本体50の内壁に沿っている。昇華用原料90は、黒鉛製坩堝10の内側において、種結晶70の下方に配設される。規制部材100には、空洞部101が形成される。
実施形態では、規制部材100は、昇華用原料90の表面に載置されており、黒鉛製坩堝10の内壁部に固定されていない。
空洞部101は、黒鉛製坩堝10の平面視において、規制部材100の中央部100aに形成される。空洞部101は、円筒形状を有する。空洞部101は、昇華用原料90から昇華した原料ガスが種結晶70に向かって流れる方向F1に沿って形成されている。すなわち、黒鉛製坩堝10の上下方向に沿って形成される。
図2(ガイド部80は不図示)に示すように、種結晶70(図2における点線)は、黒鉛製坩堝10の平面視において、黒鉛製坩堝10の中央部に配設される。空洞部101は、昇華用原料90の原料中央部に対応した位置に形成される。すなわち、黒鉛製坩堝10の坩堝中心線CL1と、種結晶の結晶中心線CL2と、昇華用原料90の原料中心線CL3とは一致する。
(2)炭化珪素単結晶の製造方法
次に、本実施形態に係る炭化珪素単結晶の製造方法について説明する。図12は、炭化珪素単結晶の製造方法を説明する図である。
図12に示すように、本実施形態に係る炭化珪素単結晶の製造方法は、工程S1乃至工程S4を有する。なお、工程S4に続いて、図12に示す工程S5及び工程S6を続けて行うと、半導体ウェハを製造することができる。
工程S1は、上述した昇華用原料90を準備する工程である。
工程S2は、種結晶70、昇華用原料90、規制部材100等を製造装置1に配置する工程である。坩堝中心線CL1と、結晶中心線CL2と、原料中心線CL3とを一致させて配置される。
工程S3は、黒鉛製坩堝10を加熱し、昇華させる工程である。工程S3は、黒鉛製坩堝10の外周部よりも中心部において、種結晶70への原料ガスの供給量が大きくなるように原料ガスの供給量を制御する工程S31を更に備える。
具体的に、工程S3では、原料ガスは、空洞部101が形成された位置以外の部分からの供給量よりも、空洞部101から種結晶70に向けてより多く供給される。従って、昇華用原料90を加熱する工程では、誘導加熱コイル30によって、黒鉛製坩堝10が加熱されると、昇華用原料90から昇華した原料ガスが規制部材100の中央部100aに形成された空洞部101から種結晶70へ向けて供給される。
工程S4は、種結晶70を元に炭化珪素単結晶を成長させる工程である。工程S3において昇華した昇華用原料90は、種結晶70を元に再結晶化する。再結晶化された炭化珪素単結晶は、種結晶70を元に種結晶70から黒鉛製坩堝10の下方に向けて成長する。
これにより、炭化珪素単結晶(単結晶インゴットという)が時間とともに、反応容器本体50の径方向に成長させることができる。上述の工程S1〜S4を行うことにより、単結晶インゴットを得ることができる。
工程S5は、所望とするサイズに成長した単結晶インゴットに外周研削加工等を施す工程である。工程S5では、単結晶インゴットに、結晶方位(例えば、Si面やC面)を示すオリフラを形成するオリフラ形成加工を行ってもよい。工程S6は、単結晶インゴットから半導体ウェハを切り出す(スライス)工程である。
(4)作用・効果
炭化珪素単結晶の製造装置1によれば、黒鉛製坩堝10が加熱された際に、昇華用原料90から昇華した原料ガスの流れが規制部材100により規制され、規制部材100の中央部100aに設けられた空洞部101から種結晶70に向けて原料ガスが供給される。これにより、種結晶70の周囲に炭化珪素の多結晶が析出しにくいガス流が作られる。すなわち、原料ガスが種結晶70の上に効率よく供給される。
従って、炭化珪素単結晶の製造装置1によれば、昇華した昇華用原料をより効率的に炭化珪素単結晶の成長に用いることができる。
炭化珪素単結晶の製造装置1は、規制部材100と、種結晶70を基に成長する単結晶の成長範囲をガイドするガイド部80とを有することにより、規制部材100の中央部100aに形成された空洞部101から種結晶70に向けて供給される原料ガスの流路が更に規制される。これにより、原料ガスを種結晶70の上により一層効率よく導くことができる。
また、炭化珪素単結晶の製造装置1は、規制部材100の中央部100aに形成された空洞部101から種結晶70に向けて原料ガスが供給されるため、黒鉛製坩堝10の内壁部側に位置するガイド部80の下側開口部82付近での原料ガスの多結晶化を防止することができる。
2.第2実施形態
(1)製造装置の概略構成
次に、図4,図5を用いて、本発明の第2実施形態として示す炭化珪素単結晶の製造装置2を説明する。以下の図面の記載において、第1実施形態として示す製造装置1と同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付して、詳細な説明を省略する。
炭化珪素単結晶の製造装置2は、図4に示すように、黒鉛製坩堝10と、黒鉛製坩堝10の少なくとも側面を覆う石英管20と、石英管20の外周に配置された誘導加熱コイル30とを有する。
黒鉛製坩堝10は、支持棒40により、石英管20の内部に固定される。黒鉛製坩堝10は、反応容器本体50と、蓋部60とを有する。反応容器本体50は、炭化珪素を含む種結晶70と、種結晶70の成長に用いられる昇華用原料90とを収容する。
種結晶70と昇華用原料90との間には、規制部材110が配設される。規制部材110には、複数の空洞部111a,111b,111c,111dが形成される(図4には、空洞部111c,111dは不図示)。炭化珪素単結晶の製造装置2では、規制部材に形成される空洞部の形状が製造装置1とは異なる。
(2)昇華用原料の構成
図5は、炭化珪素単結晶の製造装置2の黒鉛製坩堝10と、その内部に配置される昇華用原料90と、規制部材110とを説明する斜視図である。規制部材110の中央部110aには、複数の空洞部111a,111b,111c,111dが形成される。
空洞部111a〜111dは、種結晶70の下方に形成される。具体的に、空洞部111a〜111dは、黒鉛製坩堝10の平面視において、規制部材110の中央部110aに形成される。空洞部111a〜111dの各々は、円筒形状を有する。空洞部111a〜111dは、黒鉛製坩堝10の上下方向に沿って形成される。
(3)作用・効果
炭化珪素単結晶の製造装置2によれば、黒鉛製坩堝10が加熱された際に、規制部材110の中央部100aに形成された空洞部111a〜111dから種結晶70に向けて原料ガスが供給される。これにより、種結晶70の周囲に炭化珪素の多結晶が析出しにくいガス流が作られる。すなわち、原料ガスが種結晶70の上に効率よく供給される。
従って、炭化珪素単結晶の製造装置2によれば、昇華した昇華用原料をより効率的に炭化珪素単結晶の成長に用いることができる。
3.第3実施形態
(1)製造装置の概略構成
次に、図6,図7を用いて、本発明の第3実施形態として示す炭化珪素単結晶の製造装置3を説明する。以下の図面の記載において、第1実施形態として示す製造装置1と同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付して、詳細な説明を省略する。
炭化珪素単結晶の製造装置3は、図6に示すように、黒鉛製坩堝10と、黒鉛製坩堝10の少なくとも側面を覆う石英管20と、石英管20の外周に配置された誘導加熱コイル30とを有する。
黒鉛製坩堝10は、支持棒40により、石英管20の内部に固定される。黒鉛製坩堝10は、反応容器本体50と、蓋部60とを有する。反応容器本体50は、炭化珪素を含む種結晶70と、種結晶70の成長に用いられる昇華用原料90とを収容する。
種結晶70と昇華用原料90との間には、規制部材120が配設される。規制部材120には、昇華用原料90から昇華した原料ガスを種結晶70に向けて供給する複数の空洞部121,122a,122b,…,122jが形成される(図6には、空洞部121,122a,122bのみを図示)。
(2)昇華用原料の構成
図7は、炭化珪素単結晶の製造装置3の黒鉛製坩堝10と、その内部に配置される昇華用原料90と、規制部材120とを説明する斜視図である。規制部材120の中央部120aには、空洞部121が形成される。また、規制部材120の黒鉛製坩堝10の外周部には、空洞部122a〜122jが形成される。外周部に形成される空洞部122a〜122jの開口部分の面積dS2は、空洞部121の開口部分の面積dS1よりも小さい。
空洞部121は、種結晶70の下方に形成される。空洞部121,122a〜122jの各々は、円筒形状を有する。空洞部121,122a〜122jは、黒鉛製坩堝10の上下方向に沿って形成される。
(3)作用・効果
炭化珪素単結晶の製造装置3によれば、黒鉛製坩堝10が加熱された際に、昇華用原料90から昇華した原料ガスの流れが規制部材120により規制され、外周部分に形成された空洞部122a〜122jよりも、中央部120aに形成された空洞部121から優先的に種結晶70に向けて原料ガスが供給される。
すなわち、図6において、矢印F2で示す原料ガスの供給量よりも、矢印F1で示す原料ガスの供給量の方が多い。これにより、種結晶70の周囲に炭化珪素の多結晶が析出しにくいガス流が作られる。すなわち、原料ガスが種結晶70の上に効率よく供給される。
従って、炭化珪素単結晶の製造装置3によれば、昇華した昇華用原料をより効率的に炭化珪素単結晶の成長に用いることができる。
4.第4実施形態
(1)製造装置の概略構成
次に、図8,図9を用いて、本発明の第4実施形態として示す炭化珪素単結晶の製造装置4を説明する。以下の図面の記載において、第1実施形態として示す製造装置1と同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付して、詳細な説明を省略する。
炭化珪素単結晶の製造装置4は、図8に示すように、黒鉛製坩堝10と、黒鉛製坩堝10の少なくとも側面を覆う石英管20と、石英管20の外周に配置された誘導加熱コイル30とを有する。
黒鉛製坩堝10は、支持棒40により、石英管20の内部に固定される。黒鉛製坩堝10は、反応容器本体50と、蓋部60とを有する。反応容器本体50は、炭化珪素を含む種結晶70と、種結晶70の成長に用いられる昇華用原料90とを収容する。
種結晶70と昇華用原料90との間には、規制部材130が配設される。規制部材130には、昇華用原料90から昇華した原料ガスを種結晶70に向けて供給する複数の空洞部131,132a〜132f,133a〜133fが形成される(図8には、空洞部131,132a,132b,133a,133bのみを図示)。
(2)昇華用原料の構成
図9は、炭化珪素単結晶の製造装置4の黒鉛製坩堝10と、その内部に配置される昇華用原料90と、規制部材130とを説明する斜視図である。規制部材130の中央部130aには、空洞部131が形成される。空洞部131の開口部分の面積は、面積dS3である。
中央部130aから黒鉛製坩堝10の外周部寄りには、空洞部132a〜132fが形成される。空洞部132a〜132fの開口部分の面積は、面積dS4である。規制部材130の黒鉛製坩堝10の外周部には、空洞部133a〜133fが形成される。空洞部133a〜133fの開口部分の面積は、面積dS5である。
各空洞部の開口部分の面積は、中央部130aから黒鉛製坩堝10の外周部に向かうに連れて小さくなる。すなわち、dS3>dS4>dS5である。
空洞部131,132a〜132f,133a〜133fの各々は、円筒形状を有する。空洞部131,132a〜132f,133a〜133fは、黒鉛製坩堝10の上下方向に沿って形成される。
(3)作用・効果
炭化珪素単結晶の製造装置4によれば、黒鉛製坩堝10が加熱された際に、昇華用原料90から昇華した原料ガスの流れが規制部材130により規制され、空洞部133a〜133fよりも、中央部130a若しくは中央部130a寄りに形成された空洞部131、空洞部132a〜132fから優先的に種結晶70に向けて原料ガスが供給される。
すなわち、図8において、矢印F2で示す原料ガスの供給量よりも、矢印F1で示す原料ガスの供給量の方が多い。これにより、種結晶70の周囲に炭化珪素の多結晶が析出しにくいガス流が作られる。すなわち、原料ガスが種結晶70の上に効率よく供給される。
従って、炭化珪素単結晶の製造装置4によれば、昇華した昇華用原料をより効率的に炭化珪素単結晶の成長に用いることができる。
5.第5実施形態
(1)製造装置の概略構成
次に、図10,図11を用いて、本発明の第5実施形態として示す炭化珪素単結晶の製造装置5を説明する。以下の図面の記載において、第1実施形態として示す製造装置1と同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付して、詳細な説明を省略する。
炭化珪素単結晶の製造装置5は、図10に示すように、黒鉛製坩堝10と、黒鉛製坩堝10の少なくとも側面を覆う石英管20と、石英管20の外周に配置された誘導加熱コイル30とを有する。
黒鉛製坩堝10は、支持棒40により、石英管20の内部に固定される。黒鉛製坩堝10は、反応容器本体50と、蓋部60とを有する。反応容器本体50は、炭化珪素を含む種結晶70と、種結晶70の成長に用いられる昇華用原料90とを収容する。
種結晶70と昇華用原料90との間には、規制部材140が配設される。規制部材140には、昇華用原料90から昇華した原料ガスを種結晶70に向けて供給する複数の空洞部141が形成される。
(2)昇華用原料の構成
図11は、炭化珪素単結晶の製造装置5の黒鉛製坩堝10と、その内部に配置される昇華用原料90と、規制部材140とを説明する斜視図である。規制部材140に形成される空洞部141の各々の開口部分の面積は、略同一であり、面積dS6である。空洞部141の各々は、円筒形状を有する。空洞部141の各々は、黒鉛製坩堝10の上下方向に沿って形成される。
規制部材140の中央部140a付近に形成される空洞部141の数は、外周部側に形成される空洞部141の数よりも多い。単位面積当たりの空洞部の数は、昇華用原料90の外周部ほど少ない。すなわち、規制部材140に形成される空洞部141の密度は、黒鉛製坩堝10の平面視において、規制部材140の外周部ほど小さい。
(3)作用・効果
炭化珪素単結晶の製造装置5によれば、規制部材140の中央部140a付近に形成される空洞部141の数は、外周部側に形成される空洞部141の数よりも多い。これにより、黒鉛製坩堝10が加熱された際に、規制部材140の外周部分よりも、中央部140aから優先的に種結晶70に向けて原料ガスが供給される。
すなわち、図10において、矢印F2で示す原料ガスの供給量よりも、矢印F1で示す原料ガスの供給量の方が多い。これにより、種結晶70の周囲に炭化珪素の多結晶が析出しにくいガス流が作られる。すなわち、原料ガスが種結晶70の上に効率よく供給される。
従って、炭化珪素単結晶の製造装置5によれば、昇華した昇華用原料をより効率的に炭化珪素単結晶の成長に用いることができる。
6.その他の実施形態
上述したように、本発明の一実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態が明らかとなろう。
上述した実施形態では、黒鉛製坩堝10を用いているが、坩堝は、黒鉛製に限定されない。昇華用原料又は種結晶の組成に応じて変更可能である。
上述した実施形態では、昇華用原料90の形状、及び形態(塊状、粉状など)は、限定されない。昇華用原料は、炭化珪素であればよい。
上述した実施形態において、規制部材100,110,120,130,140は、種結晶70と昇華用原料90との間に配設されていればよく、黒鉛製坩堝10の内壁部に固定されていてもよい。また固定されていなくてもよい。
また、昇華用原料は、粉体に限定されない。また、昇華用原料の結晶の多形、使用量、純度、製造方法等は、適宜選択可能である。昇華用原料は、成長させる単結晶の大きさに応じて適宜選択できる。
上述した実施形態では、空洞部は、円筒状として説明した。しかし、空洞部は、円筒状でなくてもよい。角柱形状であってもよい。開口部分の形状は、円形状でなくてもよい。
上述した実施形態では、昇華用原料において、空洞部の形成される向きは、黒鉛製坩堝10の上下方向に沿った方向であると説明した。しかし、空洞部の形成される向きは、黒鉛製坩堝10の上下方向に対して、所定の角度を有していてもよい。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本発明の第1実施形態に係る炭化珪素単結晶の製造装置を説明する構成図である。 図1のA−A線に沿った断面図である。 第1実施形態に係る規制部材を説明する斜視図である。 第2実施形態に係る炭化珪素単結晶の製造装置を説明する構成図である。 第2実施形態に係る規制部材を説明する斜視図である。 第3実施形態に係る炭化珪素単結晶の製造装置を説明する構成図である。 第3実施形態に係る規制部材を説明する斜視図である。 第4実施形態に係る炭化珪素単結晶の製造装置を説明する構成図である。 第4実施形態に係る規制部材を説明する斜視図である。 第5実施形態に係る炭化珪素単結晶の製造装置を説明する構成図である。 第5実施形態に係る規制部材を説明する斜視図である。 本発明の実施形態に係る炭化珪素単結晶の製造方法を説明する図である。
符号の説明
1,2,3,4,5…製造装置、CL1…坩堝中心線、CL2…結晶中心線、CL3…減量中心線、dS1,dS2,dS3,dS4,dS5,dS6…面積、10…黒鉛製坩堝、20…石英管、30…誘導加熱コイル、40…支持棒、50…反応容器本体、60…蓋部、61…内側表面、61a…中央部、70…種結晶、80…ガイド部、81…上側開口部、82…下側開口部、90…昇華用原料、100,110,120,130,140…規制部材、100a…中央部、101…空洞部、101a…中央部、110a…中央部、111a〜111d…空洞部、120a…中央部、121…空洞部、122a〜122j…空洞部、130a…中央部、131…空洞部、132a〜132f,133a〜133f…空洞部、140a…中央部、141…空洞部、S1,S2,S3,S31,S4,S5,S6…工程

Claims (10)

  1. 炭化珪素を含む種結晶と、前記種結晶の下方に配設され、前記種結晶の成長に用いられる昇華用原料と、
    前記種結晶及び前記昇華用原料を収容する坩堝とを備える炭化珪素単結晶の製造装置であって、
    前記種結晶と前記昇華用原料との間に規制部材を有し、
    前記規制部材には、前記昇華用原料から昇華した原料ガスを前記種結晶に向けて供給する空洞部が形成され、
    前記坩堝は、前記坩堝の側部の周囲に配設される加熱部によって加熱され、
    前記種結晶は、前記坩堝の平面視において、前記坩堝内の中央部に配設され、
    前記空洞部は、前記中央部に形成される炭化珪素単結晶の製造装置。
  2. 前記空洞部は、複数形成される請求項1に記載の炭化珪素単結晶の製造装置。
  3. 前記空洞部は、前記昇華用原料が昇華した原料ガスの移動方向に沿って形成される請求項1または2に記載の炭化珪素単結晶の製造装置。
  4. 前記空洞部は、前記規制部材の前記中央部と前記規制部材の前記坩堝内の外周部とにそれぞれ形成され、
    前記外周部に形成される前記空洞部の開口部分の面積は、前記中央部に形成される前記空洞部の開口部分の面積よりも小さい請求項1乃至3の何れか一項に記載の炭化珪素単結晶の製造装置。
  5. 前記面積は、前記中央部から前記外周部に向かうに連れて小さくなる請求項4に記載の炭化珪素単結晶の製造装置。
  6. 前記空洞部は、前記規制部材の前記中央部と前記規制部材の前記坩堝内の外周部とにそれぞれ形成され、
    前記空洞部それぞれの開口部分の面積は、略同一であり、
    前記中央部に形成される前記空洞部の数は、前記外周部に形成される前記空洞部の数よりも多い請求項1乃至3の何れか一項に記載の炭化珪素単結晶の製造装置。
  7. 前記規制部材には、円筒状の前記空洞部が形成される請求項1乃至6の何れか一項に記載の炭化珪素単結晶の製造装置。
  8. 前記坩堝の内部に配設され、前記種結晶の周囲に設けられる一端部と、前記一端部よりも前記坩堝の内壁部側に位置し且つ前記規制部材の前記種結晶側の表面よりも上方に位置する他端部とを有しており、前記種結晶を基に成長する前記単結晶の成長範囲をガイドするガイド部材を有する請求項1乃至7の何れか一項に記載の炭化珪素単結晶の製造装置。
  9. 炭化珪素を含む種結晶と、前記種結晶の下方に配設され前記種結晶の成長に用いられる昇華用原料とを坩堝に収容し、前記昇華用原料を加熱して前記昇華用原料を昇華させて、昇華させた前記昇華用原料を前記種結晶上に再結晶させて炭化珪素単結晶を製造する炭化珪素単結晶の製造方法であって、
    中心部に空洞部が形成された規制部材を前記種結晶と前記昇華用原料との間に配設することによって、前記坩堝の内壁部側よりも前記坩堝の中心部において、前記種結晶への前記昇華用原料の供給量が多くなるように、前記昇華用原料の昇華量を制御する炭化珪素単結晶の製造方法。
  10. 前記坩堝の側部の周囲を加熱する工程と、
    前記昇華させた前記昇華用原料を前記種結晶と前記昇華用原料との間に配設された規制部材の前記中心部に形成された空洞部から前記種結晶へ供給する工程と、
    前記供給された前記昇華用原料を、前記坩堝の平面視において、前記坩堝内の中央部に配設された前記種結晶上に再結晶させる工程と
    を有し、
    前記昇華用原料を供給する工程では、前記坩堝の内壁部側よりも前記坩堝の中心部において前記種結晶への前記昇華用原料の供給量が多くなるように設定されている請求項9に記載の炭化珪素単結晶の製造方法。
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