JP5086210B2 - ウエビング巻取装置 - Google Patents

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本発明は、車両の乗員の身体を拘束するウエビングベルトを巻き取って格納するウエビング巻取装置に関する。
ウエビング巻取装置では、スプールのウエビング引出方向の回転が車両急減速時にロックされてウエビングベルトの引出しが阻止される。このようなウエビング巻取装置では、ウエビングベルトの引出しを阻止する際に、所謂フォースリミッタ機構によって、ウエビングベルトの引出しを所定量許容して、エネルギーの吸収を図ることが行われている。
例えば、下記特許文献1のフォースリミッタ機構は、トーションバー(トーションシャフト)を備えている。このトーションバーは、スプールの内側でスプールに対して同軸的に配置されている。このようなトーションバーを備えたフォースリミッタ機構では、ウエビングベルトの引出しを許容する際にウエビングベルトに付加される荷重(フォースリミッタ荷重)をウエビングベルトの引出し量に応じて上げるために、例えば、トーションバーの軸方向の中間部がスプールに一体的に結合されている。これによれば、トーションバーの軸方向一端部側をロックさせることによってトーションバーの軸方向一方側にて捩れ荷重を発生させ、その後にトーションバーの軸方向他端部側をロックさせることによってトーションバーの軸方向一方側及び他方側にて捩り荷重を発生させることが可能になっている。
米国特許出願公開第2006/0124795号明細書
しかしながら、上記従来技術では、ウエビングベルトの引出し量に精度良く応じてフォースリミッタ荷重を上げることが難しい。
本発明は、上記事実を考慮して、ウエビングベルトの引出し量に精度良く応じてフォースリミッタ荷重を上げることが可能なウエビング巻取装置を得ることが目的である。
請求項1に記載する本発明のウエビング巻取装置は、長尺帯状のウエビングベルトの長手方向基端側が係止され、外周部に前記ウエビングベルトを巻き取ると共に、前記ウエビングベルトの引き出しに伴い引出方向に回転し、軸方向一端側の外周部に外歯が形成された第一ギヤ部を備えたスプールと、前記スプールの内側で前記スプールに対して同軸的に配置され、軸方向中間部が前記スプールに一体的に結合されたトーションシャフトと、前記スプールの軸方向一端側に設けられ、車両急減速状態及び前記スプールが急激に引出方向へ回転した状態の少なくともいずれかの一方の状態で前記引出方向への前記トーションシャフトの軸方向一端側の回転を規制する第一ロック手段と、第二ギヤ部を備えると共に、前記第一ロック手段が前記トーションシャフトの軸方向一端側の回転を規制する状態では前記第一ギヤ部の外歯に前記第二ギヤ部の外歯が噛み合って前記スプールの回転力が伝わることで回転可能な回転体と、前記回転体の回転に連動して作動することで前記引出方向への前記トーションシャフトの軸方向他端側の回転を規制する第二ロック手段と、を有する。
請求項1に記載する本発明のウエビング巻取装置によれば、トーションシャフトは、スプールの内側でスプールに対して同軸的に配置され、軸方向中間部がスプールに一体的に結合されており、車両急減速状態及びスプールが急激に引出方向へ回転した状態の少なくともいずれかの一方の状態になると、引出方向へのトーションシャフトの軸方向一端側の回転が第一ロック手段によって規制される。これにより、トーションシャフトは、スプールと結合された軸方向中間部よりも軸方向一端部側がスプールに対して相対回転する。このため、トーションシャフトの軸方向一端部側には捩り荷重が作用し、この捩り荷重がフォースリミッタ荷重としてウエビングベルトに作用する。
また、トーションシャフトの軸方向一端側の回転が第一ロック手段によって規制されると、スプールの第一ギヤ部の外歯に回転体の第二ギヤ部の外歯が噛み合ってスプールの回転力が伝わることで回転体が回転する。このため、回転体は、スプールの回転量(換言すればウエビングベルトの引出し量)に精度良く応じて回転する。
この回転体の回転に第二ロック手段が連動して作動し、第二ロック手段によって、引出方向へのトーションシャフトの軸方向他端側の回転が規制される。これにより、トーションシャフトは、スプールと結合された軸方向中間部よりも軸方向他端部側がスプールに対して相対回転する。このため、トーションシャフトの軸方向一端部側に加えてトーションシャフトの軸方向他端部側にも捩り荷重が作用する。このようにトーションシャフトの軸方向一端部側及び軸方向他端側の捩り荷重がフォースリミッタ荷重としてウエビングベルトに作用することによってトーションシャフトの捩り荷重が上がり、その結果、ウエビングベルトに作用するフォースリミッタ荷重が上げられる。
請求項2に記載する本発明のウエビング巻取装置は、請求項1記載の構成において、前記回転体は、前記第二ギヤ部へ同軸的に固着された軸部材を備え、前記第二ロック手段は、前記軸部材の外周部に設けられて外歯が形成された第三ギヤ部と、前記第三ギヤ部の外歯に噛み合う歯を備え、前記軸部材の回転時に前記第三ギヤ部の外歯が噛み合って当該軸部材を前記第一ギヤ部周りに公転させるガイド部と、前記軸部材の公転時に当該軸部材によって押されることで、前記トーションシャフトの軸方向他端側に直接又は間接的に係合して前記引出方向への前記トーションシャフトの軸方向他端側の回転を規制するロック部材と、を備えている。
請求項2に記載する本発明のウエビング巻取装置によれば、回転体は、軸部材が第二ギヤ部へ同軸的に固着されており、第二ロック手段の第三ギヤ部は、軸部材の外周部に設けられて外歯が形成されている。これに対し、第二ロック手段のガイド部は、第三ギヤ部の外歯に噛み合う歯を備えており、軸部材の回転時に第三ギヤ部の外歯が噛み合って当該軸部材を第一ギヤ部周りに公転させる。また、第二ロック手段のロック部材は、軸部材の公転時に当該軸部材によって押されることで、トーションシャフトの軸方向他端側に直接又は間接的に係合し、これによって引出方向へのトーションシャフトの軸方向他端側の回転を規制する。このため、回転体の回転力が精度良く第二ロック手段側に伝えられてトーションシャフトの軸方向他端側の回転が規制される。
以上説明したように、本発明に係る請求項1に記載のウエビング巻取装置によれば、ウエビングベルトの引出し量に精度良く応じてフォースリミッタ荷重を上げることが可能になるという優れた効果を有する。
請求項2に記載のウエビング巻取装置によれば、ウエビングベルトの引出し量に、より精度良く応じてフォースリミッタ荷重を上げることが可能になるという優れた効果を有する。
(実施形態の構成)
本発明におけるウエビング巻取装置の一実施形態を図面に基づき説明する。なお、これらの図において適宜示される矢印UPは装置上方側を示しており、矢印Wは装置幅方向を示している。
図1には、本発明の一実施形態に係るウエビング巻取装置10の全体構成の概略が正面断面図によって示されている。図1に示されるように、ウエビング巻取装置10はフレーム12を備えている。フレーム12は平板状の背板14を備えており、背板14がボルト等の図示しない締結手段によって、例えば、車両のセンターピラーの下端部近傍にて車体に固定され、これにより、本ウエビング巻取装置10が車体に取り付けられる。
背板14の幅方向両端からは、略車両前後方向に互いに対向した一対の脚板16、18が互いに平行に延出されている。これらの脚板16、18間には略円筒形状のスプール20が配置されている。スプール20は軸方向が脚板16と脚板18との対向方向に沿った略円筒形状に形成されており、自らの中心軸線周りに回転可能とされている。
スプール20には長尺帯状のウエビングベルト24の長手方向基端部が係止されている。スプール20は自らの中心軸線周り一方である巻取方向に回転すると、ウエビングベルト24をその長手方向基端側から外周部に層状に巻き取る。また、ウエビングベルト24を先端側へ引っ張るとスプール20に巻き取られているウエビングベルト24が引き出されると共にスプール20が巻取方向とは反対の引出方向に回転する。
スプール20の軸方向両端部は、スプール20の径方向外側へ鍔状に延出されており、軸方向一端側(図1の左側)の外周部に第一ギヤ部22が形成されている。第一ギヤ部22には、外歯が形成されている。
スプール20の内側には、トーションシャフト30がスプール20に対して同軸的に配置されている。トーションシャフト30は、軸方向中間部に結合部32を備えている。結合部32は、例えば、外周部にロレット等の回り止めが形成された円柱形状に形成されており、上記のスプール20の内側における軸方向中間部でスプール20に対して同軸的に配置された状態でスプール20に一体的に結合されている。また、トーションシャフト30には、結合部32よりも脚板16側(図1の右側)の部位に可変部34が形成されている。
可変部34は結合部32よりも小径の円柱形状で、結合部32に対して同軸的に形成されている。可変部34の先端にはスリーブ36が回り止めされた状態で取り付けられている。スリーブ36の外周形状はスプール20の内周形状に対応した円形に形成されており、スプール20に対しては同軸的に相対回転可能とされている。
スリーブ36には、後述する第二ロック手段としてのサブロック機構70を構成するラチェットホイール72が同軸的かつ一体的に固定されており、スリーブ36は、ラチェットホイール72によって回り止めされている。ラチェットホイール72には、その外周部にラチェット歯72Aが形成されている。
また、トーションシャフト30において結合部32よりも脚板18側(図1の左側)の部位には可変部38が形成されている。可変部38は可変部34よりも大径で結合部32よりも小径の円柱形状で、可変部34と同様に結合部32に対して同軸的に形成されている。なお、本実施形態では、可変部38は可変部34よりも大径に設定されているが、可変部38が可変部34と同径に設定される構成であってもよい。可変部38の先端にはスリーブ40が回り止めされた状態で取り付けられている。スリーブ40の外周形状はスプール20の内周形状に対応した円形に形成されており、スプール20に対しては同軸的に相対回転可能とされている。
また、スリーブ40には、第一ロック手段としてのメインロック機構42が設けられている。メインロック機構42は、スプール20の軸方向一端側に設けられてロックベース44を備えている。ロックベース44は、スリーブ40に対して同軸的かつ一体的に固定されており、スリーブ40は、ロックベース44によって回り止めされている。ロックベース44には、その外周部にラチェット歯44Aが形成されている。
ロックベース44の近傍には、ロックパウル46が配置されている。ロックパウル46はシャフト48を備えている。シャフト48はその軸方向がスプール20の軸方向に対して平行な方向(同方向)とされており、その一端は脚板18に形成された軸受孔18Aに回動自在に軸支されている。
ロックパウル46にはパウル部50が形成されている。パウル部50はシャフト48の軸方向に沿って厚さ方向の板状部材で、その外周一部には外歯のラチェット歯50A(図3(A)参照)が形成されている。
図1のA矢視の模式的作動図である図3(A)に示されるように、ロックパウル46は、シャフト48が巻取方向(図3(A)では時計回り方向)に回動することで、ロックベース44に対して接近するようになっており、パウル部50のラチェット歯50Aがロックベース44のラチェット歯44Aに噛み合って係合する係合位置(図3(A)に示される位置)とラチェット歯44Aから離れた退避位置との間で回動可能とされている。このパウル部50とロックベース44との係合状態(噛合状態)では、ロックベース44、ひいては図1に示されるトーションシャフト30のスリーブ40側の引出方向への回転が規制される。
図1に示されるように、ロックベース44及びロックパウル46の側方には、脚板18を挟んだ反対側にカバー52が配設されている。カバー52は脚板18側に開口させた向きで脚板18に固定されている。このカバー52内にてメインロック機構42を構成する基本構成は、公知の機構であるため詳細な説明は省略するが、以下簡単に説明する。
カバー52内には、スリーブ40からスプール20に対して同軸的に延出された軸部53にVギヤ54(ラチェットホイール)が同軸的且つ一体的に固定されている。また、Vギヤ54の側方には、センサギヤ56が配設されている。センサギヤ56は、略円板状の本体部56Aを備えている。センサギヤ56の本体部56Aは、軸部53が同軸的に貫通しており軸部53に回転自在に軸支されている。また、センサギヤ56の本体部56Aは、図示しないリターンスプリング(引っ張りコイルスプリング(付勢部材))によってカバー52側に連結されており、センサギヤ56が軸部53周りに引出方向に回動した際には前記リターンスプリングによって巻取方向に付勢されるようになっている。
また、Vギヤ54にはWパウル55(回転力伝達手段)が設けられている。Wパウル55は、Vギヤ54に対して巻取方向に回動することで、Vギヤ54に対してVギヤ54の回転半径外方へ変位し、この変位によりWパウル55はセンサギヤ56の本体部56Aに形成された図示しない係合部に係合する。Wパウル55は、図示しないセンサスプリング(圧縮コイルスプリング(付勢部材))によってVギヤ54に連結されており、前記センサスプリングによりVギヤ54に対して軸部53周りに巻取方向に付勢されるようになっている。また、Wパウル55にはウエイトとしてWマス57が取り付けられている。
一方、センサギヤ56は、係合爪56Bを備えている。この係合爪56Bは、軸部53と平行(同方向)な軸周りに回動可能に本体部56Aに軸支されている。この係合爪56Bの下方側の近傍には、加速度センサ51が設けられている。加速度センサ51は、慣性体として機能する硬球51Aを備えており、車両急減速時に硬球51Aの転動を利用してセンサギヤ56の係合爪56Bを回動させてVギヤ54に係合爪56Bを噛み合わせるようになっている。
ここで、センサギヤ56には、ロックパウル46に対応して押圧部56Cが設けられている。押圧部56Cは、係合爪56Bと一体的に形成されており、係合爪56Bが回動すると押圧部56Cが一体的に回動してロックパウル46を押圧し、ロックパウル46を巻取方向に回動させる。
これらの構成により、メインロック機構42は、車両急減速状態及びスプール20が急激に引出方向へ回転した状態の少なくともいずれかの一方の状態では、センサギヤ56がVギヤ54と共に引出方向に回転してセンサギヤ56の押圧部56Cがロックパウル46を押圧することによってロックパウル46を巻取方向に回動させるようになっており、巻取方向に回動したロックパウル46がロックベース44と噛み合うことで、引出方向へのスリーブ40の回転、換言すればトーションシャフト30の軸方向一端側(図1の左側)の回転を規制するようになっている。
一方、図3(A)に示されるように、ロックパウル46におけるパウル部50には、概ねその長手方向に沿ってかつラチェット歯50Aから離れた位置に長孔50Bが貫通形成されている。長孔50Bには、回転体60の一部を構成する軸部材としてのリンクバー58の一端部側が貫通している。図1に示されるように、リンクバー58は、その軸方向がスプール20の軸方向に対して平行な方向(同方向)とされており、他端部側は脚板16の長孔16A(図3(B)参照)を貫通している。なお、図1のB矢視の模式的作動図である図3(B)に示されるように、脚板16の長孔16Aは、ロックパウル46(図3(A)参照)と共に移動するリンクバー58の変位を許容可能な第一円弧部116Aを備えると共に、第一円弧部116Aの上端から連続して装置側面視でスプール20軸線周りに延設された第二円弧部216Aを備えており、第一円弧部116A及び第二円弧部216Aは、共にフレーム12の背板14から離間する方向へ向けて装置上方側に傾斜するように形成されている。
図3(A)に示されるように、ロックパウル46におけるパウル部50の長孔50Bには、ロックパウル46のロックベース44との係合状態でロックベース44側とされる面(上側の面)にラック状のガイド部50Cが形成されている。また、パウル部50の長孔50Bに入り込むリンクバー58の先端部は、外周部に外歯が形成された第三ギヤ部としての第一ピニオン部58Aとされている。第一ピニオン部58Aの外歯はガイド部50Cの歯と噛み合うようになっており、ガイド部50Cは、リンクバー58の回転時に第一ピニオン部58Aが巻取方向(図3(A)では時計回り方向)に回転すると、第一ピニオン部58Aの外歯が噛み合ってリンクバー58を第一ギヤ部22周りに公転させるようになっている。つまり、ロックパウル46がロックベース44と噛み合った状態におけるガイド部50Cは、スプール20軸周りに円弧状にかつフレーム12の背板14から離間する方向へ向けて装置上方側に傾斜するように設定されている。
図1に示されるように、リンクバー58の第一ピニオン部58Aの近傍には、リンクバー58と同軸的に固着された第二ギヤ部62が設けられている。第二ギヤ部62は、リンクバー58と共に回転体60を構成している。第二ギヤ部62の外歯は、メインロック機構42がトーションシャフト30の軸方向一端側(図1の左側)の回転を規制する状態では、図2(A)に示されるように、第一ギヤ部22の外歯に噛み合うようになっており、回転体60は、第二ギヤ部62と第一ギヤ部22との噛み合いによってスプール20の回転力が伝わることで回転可能とされている。
また、リンクバー58において、第一ピニオン部58Aとは反対側となる端部は、外周部に外歯が形成された第三ギヤ部としての第二ピニオン部58Bとされている。図3(B)に示されるように、第二ピニオン部58Bが入り込む脚板16の長孔16Aにおける第二円弧部216Aの上側面にはガイド部16Bが形成されている。ガイド部16Bは、フレーム12の背板14から離間する方向へ向けて装置上方側に傾斜するように設定され、図3(A)に示されるロックパウル46がロックベース44と噛み合って係合した状態におけるガイド部50Cと平行に形成されている。なお、本実施形態では、図3(B)に示されるように、ガイド部16Bは、フレーム12の一部に形成されているが、このようなガイド部は、例えば、フレーム(12)に取り付けられた部材に形成されてもよい。
第二ピニオン部58Bの外歯は、リンクバー58が図1に示されるロックパウル46を介してセンサギヤ56の押圧部56Cによって押圧された状態(すなわち、図3(A)に示されるロックパウル46がロックベース44と噛み合って係合した状態)では、図3(B)に示されるガイド部16Bの歯と噛み合うようになっている。これにより、ガイド部16Bは、リンクバー58の回転時に第二ピニオン部58Bが巻取方向(図3(B)では反時計回り方向)に回転すると、第二ピニオン部58Bの外歯が噛み合ってリンクバー58を第一ギヤ部22(図3(A)参照)周りに公転させるようになっている。
図1に示されるように、第二ピニオン部58Bの側方となる装置内側には、ロック部材としてのロックパウル74が配設されている。ロックパウル74は、パウル部78を備えている。パウル部78は、リンクバー58の軸方向を厚さ方向とする板状部材で、リンクバー58を貫通させる長孔78Aが貫通形成されている。図3(B)に示されるように、この長孔78Aは、パウル部78の下辺側で概ねパウル部78の長手方向に沿って貫通形成されている。また、ロックパウル74はシャフト76を備えている。シャフト76は、その軸方向がスプール20の軸方向に対して平行な方向(同方向)とされており、その一端は脚板16に形成された軸受孔16C(図1参照)に回動自在に軸支されている。これにより、リンクバー58がガイド部16Bに沿って公転すると長孔78Aの上側面にリンクバー58が当った状態でリンクバー58による支持位置が変えられて(支持高さ位置が上下して)シャフト76周りに揺動する構造となっている。
一方、パウル部78の外周部には外歯のラチェット歯78Bが形成されている。ロックパウル74は、シャフト76が巻取方向(図3(B)では反時計回り方向)に回動することで、ラチェットホイール72に対して接近するようになっており、パウル部78のラチェット歯78Bがラチェットホイール72のラチェット歯72Aに噛み合って係合する係合位置(図4(B)に示される位置)とラチェット歯72Aから離れた退避位置との間で回動可能とされている。図2(B)に示されるように、パウル部78とラチェットホイール72との係合状態(噛合状態)では、ラチェットホイール72、ひいてはトーションシャフト30のスリーブ36側での引出方向への回転が規制される。
つまり、図3(B)に示されるロックパウル74は、リンクバー58の公転時にリンクバー58によって押されることで、ラチェットホイール72に係合(すなわち、トーションシャフト30(図2(B)参照)の軸方向他端側に間接的に係合)して引出方向へのトーションシャフト30(図2(B)参照)の軸方向他端側の回転を規制するようになっている。なお、本実施形態では、図2(B)に示されるように、ロックパウル74がトーションシャフト30の軸方向他端側に間接的に係合する構造になっているが、例えば、ロックパウル(74)は、リンクバー(58)の公転時にリンクバー(58)によって押されることで、トーションシャフト(30)の軸方向他端側に直接係合して引出方向へのトーションシャフト(30)の軸方向他端側の回転を規制してもよい。
また、図3(B)に示されるように、パウル部78の上辺側には、圧縮コイルスプリング80の一端部が取り付けられている。この圧縮コイルスプリング80は、パウル部78のラチェットホイール72側に配置されて他端部が脚板16側に固定されており、パウル部78をラチェットホイール72側から離間する方向に付勢してパウル部78のガタツキを抑えている。
これらの構成(ギヤを用いたリンク機構)により、図1に示されるサブロック機構70は、回転体60の回転に連動して作動することで引出方向へのトーションシャフト30の軸方向他端側(図1の右側)の回転を規制するようになっている。
(実施形態の作用・効果)
次に、上記実施形態の作用及び効果について説明する。
図1に示されるウエビング巻取装置10では、スプール20にウエビングベルト24が層状に巻き取られた収納状態で、ウエビングベルト24の長手方向中間部に設けられたタングプレートを引っ張りつつウエビングベルト24を引っ張ると、スプール20に巻き取られたウエビングベルト24が引き出される。
このようにして引き出されたウエビングベルト24を、座席に着座した乗員の身体の前方に掛け回しつつ座席を介して本ウエビング巻取装置10とは反対側に設けられたバックル装置にタングプレートを挿し込み、バックル装置にタングプレートを保持させることで乗員の身体に対するウエビングベルト24の装着状態となる。
この状態での車両走行中に車両の乗員がブレーキペダルを急激に踏み込むと車両の急減速状態になる。このような車両急減速時には、加速度センサ51がセンサギヤ56の係合爪56Bを回動させてVギヤ54に係合爪56Bを噛み合わせる。
一方、車両の急減速状態で乗員の身体が略車両前方側へ慣性移動すると、乗員の身体によりウエビングベルト24が急激に引き出される。このように、ウエビングベルト24が急激に引き出されると、スプール20、ひいてはVギヤ54が急激に引出方向に回転する。
Vギヤ54が急激に引出方向に回転すると、Wパウル55がVギヤ54と共に引出方向に回転しようとするが、Wパウル55にはWマス57が設けられているため、慣性によって回転せずにその位置で留まろうとする。これにより、引出方向に回転するVギヤ54と停止しようとするWパウル55との間には、センサスプリングの付勢力に抗した相対移動が生じる。
このようにしてVギヤ54に対してWパウル55が相対移動することでWパウル55がセンサギヤ56に係合される。センサギヤ56にWパウル55が係合することで、センサギヤ56がWパウル55を介してVギヤ54に連結される。
このように、係合爪56B又はWパウル55を介してセンサギヤ56がVギヤ54に連結された状態で、乗員の身体によりウエビングベルト24が引き出されてスプール20が引出方向に回転すると、Vギヤ54と共にセンサギヤ56が引出方向に回転する。センサギヤ56がリターンスプリングの付勢力に抗して一定角度引出方向に回転すると、係合爪56Bと一体の押圧部56Cがロックパウル46を押圧して、シャフト48周りにロックパウル46を巻取方向に回動させる。
このようにシャフト48周りにロックパウル46が回動すると、ロックパウル46がロックベース44に噛み合って係合する。このように、ロックパウル46がロックベース44に係合することで、スリーブ40の引出方向への回転、すなわち、トーションシャフト30の軸方向一端側における引出方向への回転が規制される。これにより、スプール20の引出方向への回転が一部規制され、基本的にはスプール20からのウエビングベルト24の引き出しが規制される。
このように、スプール20からのウエビングベルト24の引き出しが規制されることによって車両急減速状態で略車両前方側へ慣性移動しようとする乗員の身体をウエビングベルト24によって拘束して保持できる。
さらに、この状態で、略車両前方側へ移動しようとする乗員の身体が、一定の大きさ以上の力でウエビングベルト24を引っ張り、この引張力に応じた大きさの回転力がスプール20を介してトーションシャフト30の結合部32に付与されると、結合部32は引出方向に回転しようとする。
しかしながら、上記のように、トーションシャフト30は、その軸方向一端に回り止めされたスリーブ40の引出方向への回転が規制されている。ここで、結合部32に付与された引出方向への回転力が可変部38の機械的強度を上回っていると、可変部38は結合部32側が引出方向に捩じり変形される。このときの捩り荷重がフォースリミッタ荷重としてウエビングベルト24に作用する。
換言すれば、このように可変部38が捩じり変形されて、結合部32が引出方向に一定角度回転することにより、スプール20は結合部32の回転角度分だけ引出方向に回転できる。これにより、このスプール20の引出方向への回転分だけウエビングベルト24が引き出されるため、乗員の身体に対するウエビングベルト24の拘束力が緩和されて、このウエビングベルト24の引出量に応じてウエビングベルト24が乗員の身体に付与するエネルギーが吸収される。
また、図2(A)に示されるように、トーションシャフト30の軸方向一端側(スリーブ40側)の回転がメインロック機構42によって規制されると、スプール20の第一ギヤ部22の外歯に回転体60の第二ギヤ部62の外歯が噛み合う。これによって、第二ギヤ部62にスプール20の回転力が伝わることで回転体60が回転する。このため、回転体60は、スプール20の回転量(換言すればウエビングベルト24(図1参照)の引出し量)に精度良く応じて回転する。
回転体60は、リンクバー58が第二ギヤ部62へ同軸的に固着されており、サブロック機構70の第一、第ニピニオン58A、58Bは、リンクバー58の外周部に設けられて外歯が形成されている。これに対し、図3に示されるように、サブロック機構70のガイド部50C、16Bは、第一、第ニピニオン58A、58Bの外歯に噛み合う歯を備えており、リンクバー58の回転時に第一、第ニピニオン58A、58Bの外歯が噛み合ってリンクバー58を第一ギヤ部22(図3(A)参照)周りに公転させる。
また、図4(B)に示されるように、サブロック機構70のロックパウル74は、リンクバー58の公転時に長孔78Aの上側の面がリンクバー58によって押されることで、ラチェットホイール72に係合(すなわち、トーションシャフト30(図2(B)参照)の軸方向他端側に間接的に係合)し、これによって引出方向へのトーションシャフト30(図2(B)参照)の軸方向他端側の回転が規制される。このため、回転体60の回転力が精度良くサブロック機構70側に伝えられる(ギヤを用いたリンク機構)。なお、図4(A)は、図4(B)と同じ時点における第一ピニオン58Aの位置等を示している。
このように、図2(B)に示される回転体60の回転にサブロック機構70が連動して作動し、このサブロック機構70によって、引出方向へのトーションシャフト30の軸方向他端側(スリーブ36側)の回転が規制される。これにより、トーションシャフト30は、スプール20と結合された結合部32よりも軸方向他端部側の可変部34がスプール20に対して相対回転する。
このため、トーションシャフト30の軸方向一端部側の可変部38に加えてトーションシャフト30の軸方向他端部側の可変部34にも捩り荷重が作用する。このようにトーションシャフト30の軸方向一端部側の可変部38及び軸方向他端側の可変部34の捩り荷重がフォースリミッタ荷重としてウエビングベルト24に作用することによってトーションシャフト30の捩り荷重が一段階上がり、その結果、ウエビングベルト24に作用するフォースリミッタ荷重が一段階上げられる(フォースリミッタ荷重の切り替え)。
図5には、本実施形態に係るウエビング巻取装置10のフォースリミッタ荷重特性がグラフにて示されている。フォースリミッタ荷重F1は、可変部38の捻り荷重(変形荷重)であり、フォースリミッタ荷重F2は、可変部38の捻り荷重(変形荷重)と可変部34の捻り荷重(変形荷重)の和である。このように、ウエビング巻取装置10は、フォースリミッタ荷重が段階的に(多段階で)上げられ、エネルギーの吸収を図る。
なお、図4のグラフにおける時間t1は、例えば、第一ギヤ部22と第二ギヤ部62とのギヤ比を変更することによって容易に変更することができる。また、フォースリミッタ荷重F1、F2は、可変部38の捻り荷重の設定及び可変部34の捻り荷重の設定を変更することによって変更することができる。
以上説明したように、本実施形態に係るウエビング巻取装置10によれば、ウエビングベルト24の引出し量に精度良く応じてフォースリミッタ荷重を一段階上げることが可能になる。
なお、上記実施形態では、サブロック機構70は、回転体60のリンクバー58を公転させることによってロックパウル74に外力を付与してロックパウル74をラチェットホイール72に係合させているが、第二ロック手段は、例えば、回転体が第二ギヤ部へ同軸的に固着された軸部材を備えると共に、この軸部材をフレームの軸受孔に回動自在に軸支させ、前記軸部材の回転力によりロック部材を回動させて該ロック部材をトーションシャフトの軸方向他端側に直接又は間接的に係合させるような他の第二ロック手段としてもよい。
本発明の一実施形態に係るウエビング巻取装置の構成の概略を示す正面断面図である。 本発明の一実施形態に係るウエビング巻取装置におけるロック機構の作動状態を示す要部断面図である。図2(A)は、メインロック機構が作動した状態を示す。図2(B)はサブロック機構が作動した状態を示す。 図2(A)の状態を装置幅方向内側から見た状態で示す模式的作動図である。図3(A)は図1のA矢視の模式的作動図である。図3(B)は図1のB矢視の模式的作動図である。 図2(B)の状態を装置幅方向内側から見た状態で示す模式的作動図である。図4(A)は図1のA矢視の模式的作動図である。図4(B)は図1のB矢視の模式的作動図である。 本発明の一実施形態に係るウエビング巻取装置のフォースリミッタ荷重特性を示すグラフである。
符号の説明
10 ウエビング巻取装置
16B ガイド部
20 スプール
22 第一ギヤ部
24 ウエビングベルト
30 トーションシャフト
42 メインロック機構(第一ロック手段)
50C ガイド部
58 リンクバー(軸部材)
58A 第一ピニオン部(第三ギヤ部)
58B 第二ピニオン部(第三ギヤ部)
60 回転体
62 第二ギヤ部
70 サブロック機構(第二ロック手段)
74 ロックパウル(ロック部材)

Claims (2)

  1. 長尺帯状のウエビングベルトの長手方向基端側が係止され、外周部に前記ウエビングベルトを巻き取ると共に、前記ウエビングベルトの引き出しに伴い引出方向に回転し、軸方向一端側の外周部に外歯が形成された第一ギヤ部を備えたスプールと、
    前記スプールの内側で前記スプールに対して同軸的に配置され、軸方向中間部が前記スプールに一体的に結合されたトーションシャフトと、
    前記スプールの軸方向一端側に設けられ、車両急減速状態及び前記スプールが急激に引出方向へ回転した状態の少なくともいずれかの一方の状態で前記引出方向への前記トーションシャフトの軸方向一端側の回転を規制する第一ロック手段と、
    第二ギヤ部を備えると共に、前記第一ロック手段が前記トーションシャフトの軸方向一端側の回転を規制する状態では前記第一ギヤ部の外歯に前記第二ギヤ部の外歯が噛み合って前記スプールの回転力が伝わることで回転可能な回転体と、
    前記回転体の回転に連動して作動することで前記引出方向への前記トーションシャフトの軸方向他端側の回転を規制する第二ロック手段と、
    を有するウエビング巻取装置。
  2. 前記回転体は、前記第二ギヤ部へ同軸的に固着された軸部材を備え、
    前記第二ロック手段は、
    前記軸部材の外周部に設けられて外歯が形成された第三ギヤ部と、
    前記第三ギヤ部の外歯に噛み合う歯を備え、前記軸部材の回転時に前記第三ギヤ部の外歯が噛み合って当該軸部材を前記第一ギヤ部周りに公転させるガイド部と、
    前記軸部材の公転時に当該軸部材によって押されることで、前記トーションシャフトの軸方向他端側に直接又は間接的に係合して前記引出方向への前記トーションシャフトの軸方向他端側の回転を規制するロック部材と、
    を備えている請求項1記載のウエビング巻取装置。
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