JP6951187B2 - ウェビング巻取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ウェビング巻取装置に関する。
下記特許文献1には、車両の緊急時にスプールを巻取方向へ回転させることで、ウェビングをスプールに巻取らせるプリテンショナ機構を備えたウェビング巻取装置が開示されている。この文献に記載されたプリテンショナ機構では、ガスジェネレータの作動により移動された移動部材が、スプールと一体回転可能とされた回転体の係合歯へ係合されることで、ウェビングをスプールに巻取らせることが可能となっている。
ところで、ガスジェネレータの低出力化及び小型化等の観点では、回転体の大径化を抑制しつつ、移動部材が回転体を回転させるトルクを大きくできることが望ましい。
特表2014−500178号公報
本発明は上記事実を考慮し、回転体の大径化を抑制しつつ、移動部材が回転体を回転させるトルクを大きくすることができるウェビング巻取装置を得ることが目的である。
第1の態様に係るウェビング巻取装置は、巻取方向へ回転されることで乗員に装着されるウェビングが巻取られるスプールと、前記スプールと一体回転可能に設けられ、前記スプールの回転軸方向に対向して配置された一対の対向部と、一対の前記対向部の少なくとも一方から他方の前記対向部側へ向けて突出する軸方向係合歯と、を有し、移動部材が移動されて前記軸方向係合歯に係合されることで回転されて前記スプールが巻取方向へ回転される回転体と、を備えている。
第2の態様に係るウェビング巻取装置は、第1の態様に係るウェビング巻取装置において、前記回転体は、一対の前記対向部を前記回転体の回転軸方向につなぐ接続部と、該接続部から前記回転体の回転径方向外側へ向けて突出し前記移動部材が係合される径方向係合歯と、を備えている。
第3の態様に係るウェビング巻取装置は、第1の態様又は第2の態様に係るウェビング巻取装置において、前記対向部における前記軸方向係合歯の突出方向基端側には、該軸方向係合歯の突出方向とは反対側へ窪んだ凹部が形成され、前記移動部材が前記軸方向係合歯へ係合されることで、該移動部材において該軸方向係合歯に係合された部分が変形される。
第4の態様に係るウェビング巻取装置は、第2の態様に係るウェビング巻取装置において、前記軸方向係合歯の高さが、前記径方向係合歯の高さよりも低い高さに設定されている。
第1の態様に係るウェビング巻取装置によれば、移動部材が移動されて回転体の軸方向係合歯に係合されることで回転体が回転される。これにより、スプールが巻取方向へ回転されて、ウェビングがスプールに巻取られる。ここで、第1の態様に係るウェビング巻取装置では、移動部材が係合される軸方向係合歯が、回転体における一対の対向部の少なくとも一方に設けられている。当該構成では、移動部材が一対の対向部の間を移動することで、当該移動部材が軸方向係合歯と軸方向(回転軸方向)に係合する。これにより、移動部材が回転体の回転中心側に設けられた係合歯と係合する構成と比べて、より径方向外側の位置において移動部材と軸方向係合歯とを係合させることができる。その結果、回転体の大径化を抑制しつつ、移動部材が回転体を回転させるトルクを大きくすることができる。
第2の態様に係るウェビング巻取装置によれば、移動部材が移動されて回転体の軸方向係合歯及び径方向係合歯に係合されることで回転体が回転される。このように、移動部材が軸方向(回転軸方向)及び径方向(回転径方向)に係合される軸方向係合歯及び径方向係合歯を設けることにより、移動部材と回転体との係合箇所を増やすことができる。
第3の態様に係るウェビング巻取装置によれば、移動部材が移動されて回転体の軸方向係合歯に係合されると、移動部材において軸方向係合歯に係合された部分が変形される。ここで、第3の態様に係るウェビング巻取装置では、対向部における軸方向係合歯の突出方向基端側には、凹部が形成されている。これにより、軸方向係合歯に係合されることで変形された移動部材の一部を対向部に形成された凹部に逃がすことができる。
第4の態様に係るウェビング巻取装置によれば、軸方向係合歯の高さが、径方向係合歯の高さよりも低い高さに設定されていたとしても、移動部材から回転体への荷重伝達効率を確保することができる。
本実施形態のウェビング巻取装置をスプールの回転軸方向に沿って切断した断面を示す断面図である。 ロックベースを軸方向他方側から見た斜視図である。 ロックベースを軸方向他方側から見た平面図である。 図3に示された4−4線に沿って切断したロックベースの断面を拡大して示す拡大斜視図である。 ラックが軸方向係合歯に係合し始めた状態を示す側面図である。 ラックが軸方向係合歯及び径方向係合歯に係合している状態を示す側面図である。 他の形態のロックベースを軸方向他方側から見た図2に対応する斜視図である。
図1〜図4を用いて本発明の実施形態に係るウェビング巻取装置について説明する。なお、図中に適宜示す矢印Z方向、矢印R方向及び矢印C方向は、スプールの回転軸方向、回転径方向及び回転周方向をそれぞれ示すものとする。また以下、単に軸方向、径方向、周方向を示す場合は、特に断りのない限り、スプールの回転軸方向、回転径方向、回転周方向を示すものとする。
図1に示されるように、ウェビング巻取装置10は、金属製のフレーム12を備えている。フレーム12は、車両の車体骨格を構成するピラーや車両用シートの骨格を構成するシートクッションフレーム等に固定されている。また、フレーム12は、軸方向に間隔をあけて互いに対向して配置された脚板12A及び脚板12Bを備えている。この脚板12A及び脚板12Bには、下記スプール14の一部が挿通される円形の挿通孔12C、12Dが形成されている。
スプール14は、金属製でその大部分がフレーム12の脚板12Aと脚板12Bとの間に配置された略円筒状に形成されている。このスプール14の軸方向他方側(矢印Z方向とは反対側)の端部には、後述するスプリングハウジング18に設けられた軸支部18Aにゼンマイバネ係止部材32を介して支持される軸部14Aが設けられている。また、スプール14は、ウェビング16が巻取られる巻取部14Bを備えており、この巻取部14Bには、長尺帯状に形成されたウェビング16の長手方向基端部が係止されている。そして、スプール14が巻取方向(矢印C方向)へ回転されることで、ウェビング16が長手方向基端側からスプール14の巻取部14Bに巻取られると共に、ウェビング16がスプール14から引出されることで、スプール14が引出方向(矢印Cとは反対方向)へ回転される。さらに、スプール14の軸心部には、後述するトーションシャフト26が挿入されるトーションシャフト挿入孔14Cが形成されている。このトーションシャフト挿入孔14Cの軸方向一方側は開放されていると共に軸方向他方側が閉止されている。
また、ウェビング16の長手方向先端側は、スプール14から車両上側へ延びており、ウェビング16の長手方向先端側は、フレーム12の車両上側でスルーアンカ(図示省略)に形成されたスリット孔を通って車両下側へ折返されている。
ウェビング16の長手方向先端部は、アンカプレート(図示省略)に係止されている。アンカプレートは、鋼材等の金属板材によって形成されており、車両の床部(図示省略)又は本ウェビング巻取装置10に対応するシート(図示省略)の骨格部材等に固定されている。
また、本ウェビング巻取装置10が適用された車両用のシートベルト装置は、バックル装置(図示省略)を備えている。バックル装置は、本ウェビング巻取装置10が適用されるシートの車両幅方向内側に設けられている。シートに着座した乗員の身体にウェビング16が掛回された状態で、ウェビング16に設けられたタング(図示省略)がバックル装置に係合されることで、乗員の身体にウェビング16が装着される。
一方、フレーム12の脚板12Aの外面側(フレーム12外側)には、前述の軸支部18Aを有する樹脂製のスプリングハウジング18が設けられている。スプリングハウジング18の内側には、一端部がゼンマイバネ係止部材32に係止されたゼンマイバネ(図示省略)が設けられており、スプール14は、ゼンマイバネの付勢力によって巻取方向(矢印C方向)へ付勢されている。
これに対して、フレーム12の脚板12Bの外面側(フレーム12外側)には、ロック機構20が設けられている。ロック機構20は、回転体の一部を構成する金属製のロックベース22及びロックベース22に支持された金属製のロックパウル28を備えている。ロックベース22は、スプール14に対しての軸方向一方側にスプール14と同軸上に設けられている。このロックベース22は、回転体の他の一部を構成する金属製の連結部材24及びトーションシャフト26を介してスプール14と繋がれることでスプール14と一体に回転することが可能となっている。
また、ロック機構20は、センサ機構(図示省略)を備えている。センサ機構は、車両の衝突時や急減速時等の車両緊急時に作動される。センサ機構が作動されると、下記に詳述するように、ロックベース22の引出方向(スプール14の引出方向)への回転が規制されるようになっている。
また、フレーム12の脚板12Bには、金属製のカバープレート30が固定されている。このカバープレート30及びフレーム12の脚板12Bは、ロックベース22の大部分及び連結部材24が配置されるラック収容部34を形成している。
カバープレート30は、フレーム12の側とは反対側に凹むと共に、フレーム12の脚板12Bと軸方向に対向に配置されたプレート部30Aを備えている。プレート部30Aには、ラチェット孔30Bが貫通形成されており、ロック機構20のロックベース22は、カバープレート30のラチェット孔30Bを貫通している。ロック機構20のセンサ機構が作動され、ロックベース22に取付けられたロックパウル28が、ロックベース22の径方向外側へ移動されると、ロックパウル28が、カバープレート30のラチェット孔30Bのラチェット歯に噛合うようになっている。これによって、ロックベース22の引出方向への回転が規制されるようになっている。その結果、当該ロックベース22と連結部材24及びトーションシャフト26を介して繋がれたスプール14の引出方向への回転が制限されるようになっている。
また、ウェビング巻取装置10は、トーションシャフト26を備えている。トーションシャフト26は、棒状に形成されており、スプール14のトーションシャフト挿入孔14Cに収容されてスプール14の軸方向に沿って配置されている。トーションシャフト26の一方側の端部26Aは、スプール14に係止されており、トーションシャフト26の他方側の端部26Bは、連結部材24に係止されることでロックベース22に繋がっている。そして、ロックベース22の引出方向への回転が規制された際に、トーションシャフト26の長手方向の中間部が捩れ変形されることで、ウェビング16のスプール14の引出方向への回転が許容されるようになっている。
次に、回転体としてのロックベース22及び連結部材24の細部の構成について説明する。
図1及び図2に示されるように、ロックベース22は、軸方向を厚み方向として径方向に延在する円板状に形成された対向部としてのロックベース側フランジ部22Aを備えている。また、ロックベース22は、ロックベース側フランジ部22Aから軸方向一方側へ向けて突出すると共に前述のロックパウル28が配置される部分が切欠かれた略円柱状の円柱部22Bを備えている。この円柱部22Bの軸心部からは棒状の軸部22Cが軸方向一方側へ向けて突出している。そして、この軸部22Cは、カバープレート30に取付けられたロック機構収容カバー36に形成された軸支孔36Aに挿通されることで当該軸支孔36Aの内周面に支持されている。
また、ロックベース22は、ロックベース側フランジ部22Aから軸方向他方側へ向けて突出すると共に径方向外側の面の外径が軸方向他方側に向かうにつれて小さくなるように形成された接続部としてのロックベース側筒状部22Dを備えている。このロックベース側筒状部22Dの内周部には、スプライン状のロックベース側スプライン22Eが形成されている。
また、ロックベース22は、ロックベース側筒状部22Dから径方向外側へ向けて突出すると共に軸方向一方側の端部がロックベース側フランジ部22Aに接続された径方向係合歯としての複数のロックベース側第1係合歯22Fを備えている。この複数のロックベース側第1係合歯22Fは、周方向に等間隔に配置されている。また、ロックベース側第1係合歯22Fの幅寸法(周方向への寸法)は、径方向外側に向かうにつれて次第に窄まっている。これにより、ロックベース側第1係合歯22Fの先端部(径方向外側の端部)が尖っている。
なお、ロックベース側筒状部22Dの軸心部には、軸部22Cよりも大径の筒状に形成されたロックベース側芯部22E2が設けられている。
図2〜図4に示されるように、ロックベース22は、ロックベース側フランジ部22Aの外周部における軸方向他方側の面から軸方向他方側へ向けて突出する軸方向係合歯としての複数のロックベース側第2係合歯22Gを備えている。ロックベース側第2係合歯22Gの高さ(ロックベース側フランジ部22Aからの突出高さ)は、ロックベース側第1係合歯22Fの高さ(ロックベース側筒状部22Dからの最大突出高さ)よりも低い高さに設定されている。
このロックベース側第2係合歯22Gは、軸方向から見て径方向外側に向かうにつれて周方向一方側へ傾斜された第1延在部22G1と、第1延在部22G1の径方向外側の端部から周方向一方側へ緩やかに湾曲された湾曲部22G2を介して径方向外側及び周方向一方側へ向けて延びる第2延在部22G3と、を備えている。
また、ロックベース側第2係合歯22Gを長手方向と直交する方向に沿って切断した断面(図4に示された断面)は、略三角形状断面に形成されている。そして、ロックベース側第2係合歯22Gにおける周方向他方側の面は、ロックベース側フランジ部22Aの径方向他方側の面と直交する方向に延在する直交面S1とされている。また、ロックベース側第2係合歯22Gにおける周方向一方側の面は、ロックベース側フランジ部22Aの径方向他方側の面に対して傾斜された傾斜面S2とされている。
図4に示されるように、ロックベース側フランジ部22Aにおけるロックベース側第2係合歯22Gの第1延在部22G1の基端側かつ直交面S1側には、軸方向一方側へ向けて窪んだ凹部22Hが形成されている。
図1に示されるように、連結部材24は、ロックベース22は、ロックベース側フランジ部22Aと対応する対向部としての連結部材側フランジ部24Aを備えている。また、連結部材24は、連結部材側フランジ部24Aから軸方向他方側へ向けて突出する円筒状に形成されたトーションシャフト係合部24Bを備えている。このトーションシャフト係合部24Bの内周部には、トーションシャフト26の他方側の端部26Bが係合されるスプライン状のトーションシャフト係合スプライン24Cが形成されている。
また、連結部材24は、連結部材側フランジ部24Aから軸方向一方側へ向けて突出する接続部としての連結部材側筒状部24Dを備えている。この連結部材側筒状部24Dは、ロックベース22のロックベース側筒状部22Dと対応している。この連結部材側筒状部24Dの内周部には、軸方向一方側へ向けて突出すると共にその外周部にロックベース22のロックベース側スプライン22Eに係合されるスプライン状の連結部材側スプライン24Eが形成された連結部材側芯部24Fが設けられている。なお、連結部材側芯部24Fの軸心部には、ロックベース22のロックベース側芯部22E2が挿入される挿入孔24Gが形成されている。そして、ロックベース22のロックベース側芯部22E2が連結部材側芯部24Fの挿入孔24Gに挿入されると共に、連結部材側スプライン24Eがロックベース側スプライン22Eに係合されることで、ロックベース22と連結部材24とが一体回転可能に結合されている。なお、本実施形態では、ロックベース22のロックベース側芯部22E2の先端部がかしめられる(潰される)ことで、ロックベース22と連結部材24との結合が外れないようになっている。なお、本実施形態では、ロックベース22と連結部材24とが結合した状態では、ロックベース22のロックベース側フランジ部22Aと連結部材24の連結部材側フランジ部24Aとの軸方向への間隔が、後述するラック38の外径とほぼ同じ間隔に設定されている。
また、連結部材24は、ロックベース22のロックベース側第1係合歯22F及びロックベース側第2係合歯22Gとそれぞれ対応する径方向係合歯としての連結部材側第1係合歯24H及び軸方向係合歯としての連結部材側第2係合歯24Iを備えている。ロックベース22と連結部材24とが結合された状態では、ロックベース側第1係合歯22Fと連結部材側第1係合歯24Hとが周方向に交互に配置されていると共に等間隔に配置されている。また、ロックベース22と連結部材24とが結合された状態では、ロックベース側第2係合歯22Gと連結部材側第2係合歯24Iとが周方向に交互に配置されていると共に等間隔に配置されている。なお、図示は省略するが、連結部材24の連結部材側フランジ部24Aには、ロックベース22のロックベース側フランジ部22Aに形成された凹部22Hと対応する凹部が形成されている。
図1に示されるように、連結部材側第1係合歯24H及びロックベース側第1係合歯22Fには、移動部材としてのラック38が係合される。ラック38は、ロックベース22及び連結部材24よりも軟質の材料(一例として合成樹脂)を用いて棒状に形成されており、このラック38は、図示しないパイプの内側に配置されている。そして、ラック38は、車両の緊急時に図示しないマイクロガスジェネレータから供給されるガスの圧力によりパイプの内側及びカバープレート30の内側(ラック収容部34の内部)を移動するようになっている。
(本実施形態の作用並びに効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
図1に示されるように、本実施形態のウェビング巻取装置10によれば、車両の緊急時の一態様である車両の衝突時に、ロックパウル28がラチェット孔30Bのラチェット歯に噛合うと、ロックベース22は、引出方向(矢印Cとは反対方向)への回転が規制される。
図1、図5及び図6に示されるように、車両衝突時に図示しないマイクロガスジェネレータが作動されると、当該マイクロガスジェネレータが発生した高圧のガスがラック38が配置されたパイプ内に瞬時に供給される。このガスの圧力によって移動されたラック38は、ロックベース22のロックベース側フランジ部22Aと連結部材24の連結部材側フランジ部24Aとの間を通過する。
また、ラック38が、ロックベース22のロックベース側フランジ部22Aと連結部材24の連結部材側フランジ部24Aを通過すると、ロックベース22のロックベース側第2係合歯22G及び連結部材24の連結部材側第2係合歯24Iが、ラック38の一部を変形させながら当該ラック38へ食込むと共に、ロックベース22のロックベース側第1係合歯22F及び連結部材24の連結部材側第1係合歯24Hが、ラック38の一部を変形させながら当該ラック38へ食込む。これにより、ラック38の運動エネルギをロックベース22及び連結部材24に伝達可能となる。
ロックベース22のロックベース側第1係合歯22F及び連結部材24の連結部材側第1係合歯24Hがラック38へ食込んだ状態で、ラック38が移動されると、連結部材24及びロックベース22がスプール14と共に巻取方向(矢印C方向)へ回転される。その結果、ウェビング16がスプール14の巻取部14Bに巻取られて、ウェビング16による乗員の拘束力が増加される。
また、ロックベース22の引出方向への回転が規制された状態で、乗員の身体がウェビング16を引張り、この引張力に基づく引出方向へのスプール14の回転力がトーションシャフト26の耐捩れ荷重(耐変形荷重)を上回ると、トーションシャフト26が捩れる(変形する)。これにより、トーションシャフト26の捩れによりスプール14の引出方向への回転が許容されて、ウェビング16のスプール14からの引出しが許容される。その結果、ウェビング16のスプール14からの引出量に対応するエネルギ(乗員の運動エネルギ)が、トーションシャフト26の変形により吸収される。
ここで、本実施形態では、ロックベース22のロックベース側第2係合歯22G及び連結部材24の連結部材側第2係合歯24Iに加えて、ロックベース22のロックベース側第1係合歯22F及び連結部材24の連結部材側第1係合歯24Hが設けられている。これにより、ラック38とロックベース22及びラック38との食込み(係合)箇所を増やすことができる。これに加えて、本実施形態では、ロックベース22のロックベース側第2係合歯22G及び連結部材24の連結部材側第2係合歯24Iが、ロックベース22のロックベース側第1係合歯22F及び連結部材24の連結部材側第1係合歯24Hよりも径方向外側に設けられている。そのため、ラック38がロックベース22のロックベース側第1係合歯22F及び連結部材24の連結部材側第1係合歯24Hのみに食込む(係合する)構成と比べて、より径方向外側の位置においてラック38とロックベース側第2係合歯22G及び連結部材24の連結部材側第2係合歯24Iとを食込ませることができる。その結果、ラック38がロックベース22及び連結部材24を回転させるトルクを大きくすることができる。すなわち、ラック38からロックベース22及び連結部材24への荷重伝達効率を向上させることができる。なお、荷重伝達効率とは、ラック38の移動量に対するロックベース22及び連結部材24の回転角の変化量のことである。また、ラック38からロックベース22及び連結部材24への荷重伝達効率を向上させることができることにより、ラック38及び当該ラック38が内部に配置されるパイプの長さを短くすることができる。これにより、ウェビング巻取装置10の体格の小型化を図ることができる。
また、本実施形態では、ラック38が、ロックベース22のロックベース側第2係合歯22G及び連結部材24の連結部材側第2係合歯24Iに食込んだ後に、ロックベース22のロックベース側第1係合歯22F及び連結部材24の連結部材側第1係合歯24Hに食込む。これのより、ロックベース22のロックベース側第2係合歯22G及び連結部材24の連結部材側第2係合歯24Iを備えていない場合と比べて、ラック38が、ロックベース22のロックベース側第1係合歯22F及び連結部材24の連結部材側第1係合歯24Hに食込んだ際に当該ロックベース側第1係合歯22F及び連結部材側第1係合歯24Hに加わる衝撃を低減することができる。
また、ロックベース22のロックベース側第2係合歯22G及び連結部材24の連結部材側第2係合歯24Iに加えて、ロックベース22のロックベース側第1係合歯22F及び連結部材24の連結部材側第1係合歯24Hを設けることにより、それぞれの歯の高さを低くしたとしても、ラック38からロックベース22及び連結部材24への荷重伝達効率を所望の伝達効率にすることができる。特に本実施形態では、ロックベース側第2係合歯22G及び連結部材側第2係合歯24Iの高さが、ロックベース側第1係合歯22F及び連結部材側第1係合歯24Hの高さよりも低い高さに設定されていても、ラック38からロックベース22及び連結部材24への荷重伝達効率を所望の伝達効率にすることが可能となっている。また、それぞれの歯の厚みを薄くしたとしても、各々の歯がラック38に食い込んだ際の耐衝撃性能を確保することができる。
また、本実施形態では、ロックベース22のロックベース側フランジ部22Aにおけるロックベース側第2係合歯22Gの第1延在部22G1の基端側に凹部22H(図4参照)が形成されていると共に、連結部材24の連結部材側フランジ部24Aにも同様の構成の凹部が形成されている。これにより、ロックベース22のロックベース側第2係合歯22G及び連結部材24の連結部材側第2係合歯24Iがラック38に食込んだ際に、変形されたラック38の一部を凹部22H内に逃がすことができる。これにより、ラック38とロックベース22及び連結部材24との接触面積を増やすことができ、ラック38からロックベース22及び連結部材24への荷重伝達効率をより一層向上させることができる。
さらに、本実施形態では、ロックベース側第2係合歯22Gが、第1延在部22G1、湾曲部22G2及び第2延在部22G3を有することにより略L字状に緩やかに湾曲されていると共に、連結部材側第2係合歯24Iも同様に湾曲されている。これにより、図5に示されるように、ラック38が最初のロックベース側第2係合歯22G及び連結部材側第2係合歯24Iに係合される際に、当該ラック38の先端側を湾曲部22G2及び第2延在部22G3によって径方向外側へガイドすることができる。これにより、ラック38が最初のロックベース側第2係合歯22G及び連結部材側第2係合歯24Iに係合される際に、当該ラック38が径方向内側に湾曲することを抑制することができる。また、ロックベース側第2係合歯22G及び連結部材側第2係合歯24Iが上記のように湾曲されていることにより、ラック38が移動されている際に、当該ラック38においてロックベース側第2係合歯22G及び連結部材側第2係合歯24Iによって既に変形された部分の周縁部が、ロックベース側第2係合歯22G及び連結部材側第2係合歯24Iによってさらに変形されることが抑制される。これにより、ラック38においてロックベース側第2係合歯22G及び連結部材側第2係合歯24Iによって既に変形された部分の周縁部が変形されることによるロス(ラックの運動エネルギのロス)を低減することができる。
なお、本実施形態では、ロックベース22のロックベース側第2係合歯22G及び連結部材24の連結部材側第2係合歯24Iに加えて、ロックベース22のロックベース側第1係合歯22F及び連結部材24の連結部材側第1係合歯24Hを設けた例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、ロックベース22のロックベース側第1係合歯22F及び連結部材24の連結部材側第1係合歯24Hを設けない構成としてもよい。また、ロックベース22のロックベース側第2係合歯22G及び連結部材24の連結部材側第2係合歯24Iのどちらか一方のみを設けた構成としてもよい。
また、本実施形態では、ロックベース側第2係合歯22G及び連結部材側第2係合歯24Iを略L字状に緩やかに湾曲させた例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、図7に示されるように、ロックベース側第2係合歯22Gを径方向に直線状に延在させると共に、連結部材側第2係合歯24Iも径方向に直線状に延在させてもよい。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10 ウェビング巻取装置
14 スプール
16 ウェビング
22 ロックベース(回転体)
22A ロックベース側フランジ部(対向部)
22D ロックベース側筒状部(接続部)
22F ロックベース側第1係合歯(径方向係合歯)
22G ロックベース側第2係合歯(軸方向係合歯)
22H 凹部
24 連結部材(回転体)
24A 連結部材側フランジ部(対向部)
24D 連結部材側筒状部(接続部)
24H 連結部材側第1係合歯(径方向係合歯)
24I 連結部材側第2係合歯(軸方向係合歯)
38 ラック (移動部材)

Claims (3)

  1. 巻取方向へ回転されることで乗員に装着されるウェビングが巻取られるスプールと、
    前記スプールと一体回転可能に設けられ、前記スプールの回転軸方向に対向して配置された一対の対向部と、一対の前記対向部の少なくとも一方から他方の前記対向部側へ向けて突出する軸方向係合歯と、を有し、移動部材が移動されて前記軸方向係合歯に係合されることで回転されて前記スプールが巻取方向へ回転される回転体と、
    を備え
    前記回転体は、一対の前記対向部を前記回転体の回転軸方向につなぐ接続部と、該接続部から前記回転体の回転径方向外側へ向けて突出し前記移動部材が係合される径方向係合歯と、を備え、
    前記軸方向係合歯の高さが、前記径方向係合歯の高さよりも低い高さに設定されているウェビング巻取装置。
  2. 前記対向部における前記軸方向係合歯の突出方向基端側には、該軸方向係合歯の突出方向とは反対側へ窪んだ凹部が形成され、
    前記移動部材が前記軸方向係合歯へ係合されることで、該移動部材において該軸方向係合歯に係合された部分が変形される請求項記載のウェビング巻取装置。
  3. 巻取方向へ回転されることで乗員に装着されるウェビングが巻取られるスプールと、
    前記スプールと一体回転可能に設けられ、前記スプールの回転軸方向に対向して配置された一対の対向部と、一対の前記対向部の少なくとも一方から他方の前記対向部側へ向けて突出する軸方向係合歯と、を有し、移動部材が移動されて前記軸方向係合歯に係合されることで回転されて前記スプールが巻取方向へ回転される回転体と、
    を備え、
    前記移動部材が棒状で軸方向係合歯より軟質な材料で形成されており、
    前記移動部材が一対の前記対向部の間を通過して、前記軸方向係合歯が前記移動部材の一部を変形させながら前記移動部材へ食込むことで、前記移動部材の運動エネルギが前記回転体に伝達されて、前記回転体が回転されるウェビング巻取装置。
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