JP5005474B2 - シートベルト用リトラクター - Google Patents

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Description

本発明は、車両緊急時における初期段階のウエビングの引き出しを抑えて乗員の移動を抑制し、乗員に作用するエネルギーを吸収するエネルギー吸収機構を備えたシートベルト用リトラクターに関するものである。
一般に、車両等の座席に備えられるシートベルト装置は、ウエビングが緊急ロック機構を備えたリトラクターに巻き取られるように構成されている。そして、衝突時等の車両緊急時においては、その衝撃力による加速度変化を感知して緊急ロック機構が作動し、ウエビングが巻装された巻取ドラムの回転を阻止することによりウエビングの引き出しを阻止し、乗員を拘束して保護するように構成されている。
また、ウエビングに作用する引出力が予め設定された所定値を越えた場合には、トーションバーのねじれ変形によるエネルギー吸収と、より効果を上げるために、トーションバーに加えてワイヤー等からなる線材による別のエネルギー吸収を利用して、ウエビングを所定荷重下で引き出させることにより乗員に生じる衝撃エネルギーを吸収するエネルギー吸収機構を備えたシートベルト用リトラクターが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−53007号公報
しかしながら、特許文献1に開示のシートベルト用リトラクターの構造によれば、2個所でのエネルギー吸収のために、トーションバーとワイヤー等からなる線材の2部材を用いる構造であり、部品点数が多くなるという欠点があった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、単一の部材により2個所でのエネルギー吸収を可能とし、さらには段階的なエネルギー吸収を可能としたシートベルト用リトラクターを提供することを目的とする。
前記課題を解決するための技術的手段は、ウエビングが巻装される巻取ドラムと、巻取ドラムの側面に配置されるワイヤー体と、巻取ドラムに直接もしくは間接的にワイヤー体を介して結合されるロッキングベースと、ロッキングベースの回転を阻止して巻取ドラムのウエビング引出方向の回転を阻止する緊急ロック機構と、車両緊急時の緊急ロック機構作動後、所定値以上の引出力がウエビングに作用した際、ロッキングベースと巻取ドラムとの相対回転によってワイヤー体が配置された変形付与部からワイヤー体が引き出される引出抵抗による衝撃エネルギー吸収下、ウエビングの引き出しが許容されるシートベルト用リトラクターにおいて、前記変形付与部が、前記ワイヤー体の引き出される引出経路に沿って、第1変形付与部と第2変形付与部を備えると共に、第1変形付与部と第2変形付与部とが互いに離隔して備えられ、第2変形付与部に前記ワイヤー体の端部が配置されている点にある。また、前記第2変形付与部に、前記ワイヤー体の端部に形成された折返部を収容する収容部が設けられ、該収容部に前記ロッキングベースと前記巻取ドラムとの相対回転によって折返部が引き出し可能に当接する当接面が備えられ、折返部と当接面との相互間に間隙を有してワイヤー体が配置されている構造されている。
また、前記課題を解決するための技術的手段は、ウエビングが巻装される巻取ドラムと、巻取ドラムの側面に配置されるワイヤー体と、巻取ドラムに直接もしくは間接的にワイヤー体を介して結合されるロッキングベースと、ロッキングベースの回転を阻止して巻取ドラムのウエビング引出方向の回転を阻止する緊急ロック機構と、車両緊急時の緊急ロック機構作動後、所定値以上の引出力がウエビングに作用した際、ロッキングベースと巻取ドラムとの相対回転によってワイヤー体が配置された変形付与部からワイヤー体が引き出される引出抵抗による衝撃エネルギー吸収下、ウエビングの引き出しが許容されるシートベルト用リトラクターにおいて、前記変形付与部が、前記ワイヤー体の引き出される引出経路に沿って、第1変形付与部と第2変形付与部を備えると共に、第1変形付与部と第2変形付与部とが互いに離隔して備えられ、第2変形付与部に前記ワイヤー体の端部が配置され、前記第1変形付与部及び前記第2変形付与部は、前記巻取ドラム側又は前記ロッキングベース側に設けられ、前記第2変形付与部に、前記ワイヤー体の端部に形成された折返部を収容する収容部が設けられ、該収容部に前記ロッキングベースと前記巻取ドラムとの相対回転によって折返部が引き出し可能に当接する当接面が備えられている構造とされている。
さらに、前記ロッキングベースと前記巻取ドラムとの相対回転によって、前記第1変形付与部から引き出される前記ワイヤー体の引出抵抗開始時期と、前記第2変形付与部から引き出されるワイヤー体の引出抵抗開始時期とに、時間差が設けられている構造としてもよい。
さらに、一端部が前記巻取ドラムに相対回転不能に結合されると共に、他端部が前記ロッキングベースに一体的に結合され、かつウエビング巻取方向に回転付勢され、前記緊急ロック機構作動後、所定値以上の引出力が前記ウエビングに作用した際に衝撃エネルギーを吸収するトーションバーがさらに備えられている構造としてもよい。
本発明のシートベルト用リトラクターによれば、ワイヤー体が配置された変形付与部が、ワイヤー体の引き出される引出経路に沿って、第1変形付与部と第2変形付与部を備えると共に、第1変形付与部と第2変形付与部とが互いに離隔して備えられ、第2変形付与部に前記ワイヤー体の端部が配置されている構造とされているため、ワイヤー体が引出経路に沿って引き出される際に、第1変形付与部と第2変形付与部との双方で引出抵抗が生じ、2個所で衝撃エネルギーの吸収作用が発揮でき、ここに単一のワイヤー体により2個所でのエネルギー吸収が可能となり、大きな衝撃エネルギー吸収機能が発揮できると共に、エネルギー吸収の時期をずらすことにより、2段階の段階的なエネルギー吸収が可能となる利点がある。
そして、ワイヤー体のみの単体で、従来のような、トーションバーとワイヤー等との2部材を用いなくても、同様の大きな衝撃エネルギー吸収機能や2段階のエネルギー吸収が可能となるため、部品点数の削減が図れる利点もある。
また、第2変形付与部で変形されるワイヤー体の引出領域が、第2変形付与部に離隔して配置された第1変形付与部でも再度変形されるため、エネルギー吸収機能が2度発揮できる利点がある。
さらに、第2変形付与部に、ワイヤー体の端部に形成された折返部を収容する収容部が設けられ、該収容部にロッキングベースと巻取ドラムとの相対回転によって折返部が引き出し可能に当接する当接面が備えられている構造とすれば、引出抵抗を発揮するための折返部を収容部に有効に収容できる。
また、ロッキングベースと巻取ドラムとの相対回転によって、第1変形付与部から引き出されるワイヤー体の引出抵抗開始時期と、第2変形付与部から引き出されるワイヤー体の引出抵抗開始時期とに、時間差が設けられている構造とすれば、1個所での引出抵抗による衝撃エネルギーの吸収作用と、2個所での引出抵抗による衝撃エネルギーの吸収作用との段階的なエネルギー吸収機能が発揮できる。
さらに、第2変形付与部に、ワイヤー体の端部に形成された折返部を収容する収容部が設けられ、該収容部にロッキングベースと巻取ドラムとの相対回転によって折返部が引き出し可能に当接する当接面が備えられ、折返部と当接面との相互間に間隙を有してワイヤー体が配置されている構造とすれば、ロッキングベースと巻取ドラムとの相対回転時に、折返部と当接面との間隙が無くなるまで、第2変形付与部におけるワイヤー体の引出抵抗開始時期を有効に遅らせることができる。
また、一端部が巻取ドラムに相対回転不能に結合されると共に、他端部がロッキングベースに一体的に結合され、かつウエビング巻取方向に回転付勢され、緊急ロック機構作動後、所定値以上の引出力がウエビングに作用した際に衝撃エネルギーを吸収するトーションバーがさらに備えられている構造とすれば、より大きな衝撃エネルギー吸収機能が発揮できると共に、エネルギー吸収の時期をずらすことにより、3段階の段階的なエネルギー吸収が可能となる利点がある。
以下、本発明の第1の実施形態を図面に基づいて説明すると、図1はシートベルト用リトラクター1の全体構成を示す分解斜視図であり、このリトラクター1は、車両等の座席に備えられるシートベルト装置に適用されるものであり、通常状態では、シートベルトとしてのウエビングを引出操作自在に収容している。そして、車両衝突時等の緊急時には、乗員を効果的に拘束するため、弛みを除去するようにウエビングを巻取り、その後、乗員に加わる衝撃を緩和するようにウエビングを徐々に繰り出し可能に構成されている。
本実施形態におけるリトラクター1は、ハウジング2と、ウエビングが巻装される巻取ドラム3と、ウエビングを巻取方向に常時付勢するための巻取バネ機構4と、エネルギー吸収部材としてのトーションバー5と、車両緊急時に巻取ドラム3のウエビング引出方向の回転を阻止する緊急ロック機構6と、車両緊急時に巻取ドラム3を巻取方向に回転させ、ウエビングの弛みを除去するプリテンショナ機構7等から主構成されている。
トーションバー5は巻取ドラム3に嵌挿されて、その一端部が巻取ドラム3の一端部にコネクタ9を介して相対回転不能に結合され、トーションバー5の他端部はロッキングベース10に相対回転不能に結合されている。
なお、上記のような巻取バネ機構4、緊急ロック機構6、プリテンショナー機構7としては、従来の機構や材料を適宜採用すればよく、例えば、本実施形態においては、巻取バネ機構4は、渦巻バネ11、巻取軸12、バネケース13、バネカバー14等からなり、トーションバー5の一端が巻取軸12に連結されている。
また、緊急ロック機構6は、巻取ドラム3のウエビング引出方向の回転を阻止するためのロッキングベース10やパウル15等からなるロック機構部16と、車両の急激な加速度の変化に反応してロック機構部16を起動させるための第1ロック起動機構部17と、ウエビングの急激な引き出しに反応してロック機構部16を起動させるための第2ロック起動機構部18とを備え、第1ロック起動機構部17はホルダ19、センサーウエイト20、センサーレバー21等からなり、第2ロック起動機構部18はロッククラッチ体22、ロックアーム23、ロックアーム23が係脱自在な係合内周壁を有するカバー体24等から構成されている。
プリテンショナー機構7は、車両緊急時にガス発生器25を作動させ、このガスの圧力を利用してトーションバー5の一端部を介して巻取ドラム3をウエビング巻取方向に回転させる機構であり、ガス発生器25が収容されたシリンダ部26と、ガス発生器25のガス圧を受けてシリンダ部26内を移動するピストンラック27と、このラック27と噛合して回転すると共に巻取ドラム3とクラッチローラ28を介して連動回転可能なピニオンギヤ体29と、ラック27の移動案内路を形成するカバー体30と、これらをハウジング2の側板に取り付けるクラッチ支持ベース31等を備えた構造とされている。
前記巻取ドラム3を回転自在に支持するハウジング2は、車体側に固定される取付板とその両側縁より互いに対向して延設された側板とを備え、両側板間で巻取ドラム3が回転自在に支持される構造とされている。
即ち、巻取ドラム3の一端部は、巻取ドラム3に連結固定されたコネクタ9が、一方の側板に形成された通孔に貫通状とされてプリテンショナー機構7を介して回転自在に支持される構造とされている。また、巻取ドラム3の他端部は、他方の側板に形成された通孔に貫通状とされるトーションバー5や緊急ロック機構6を介して回転自在に支持される構造とされている。
そして、巻取ドラム3の他端部側面のフランジ部3aとロッキングベース10との相互間には、エネルギー吸収部材としてのワイヤー体33、プレート体34、リテーナ体35等が介在されており、ワイヤー体33はステンレス等の金属材からなる適宜長さのワイヤー等からなる線材を所望に屈曲させた構造とされている。
プレート体34は、図2〜図5にも示されるように、アルミ材等の金属材により略リング板状に構成され、巻取ドラム3のフランジ部3a側面に対向するプレート体34の側面には、ワイヤー体33の一端部33aを取り付けて保持するための屈曲溝構造とされたワイヤー固定部34aや、フランジ部3aの周方向に沿って前記ワイヤー固定部34a位置に続いて備えられたワイヤー体33が巻き取られる巻取部34bが一体形成されている。
前記巻取ドラム3のフランジ部3aにおけるワイヤー体33が配置される側の外周部には、図1〜図5に示されるように、プレート体34におけるワイヤー固定部34aや巻取部34bの径方向外方を周方向に沿って囲繞する周壁部3bが突出状に備えられている。そして、この周壁部3bの1個所に径方向外方に膨出状とされる周壁膨出部3cが備えられ、該周壁膨出部3cにおけるフランジ部3a側の側面には、ワイヤー体33が摺動案内される溝構造の第1変形付与部としての屈曲路3dが形成されている。この屈曲路3dは、周壁部3b内面側における一方のワイヤー引込口から途中の単一の屈曲部を介して他方のワイヤー引出口に至る略V字状の屈曲経路とされている。
前記ワイヤー体33の一端部33aは、図2〜図5に示されるように、プレート体34におけるワイヤー固定部34aの溝形状に沿った屈曲状の固定部とされ、この固定部に連続して、巻取ドラム3の屈曲路3dに沿った屈曲状の係合部33bが備えられており、係合部33bに続く部分は巻取部34bの外周に沿った円弧状に構成され、さらに、ワイヤー体33の他端部には、外周側に沿って折り返された折返部33cが備えられた構成とされている。
また、このワイヤー体33の折返部33cに対応する巻取ドラム3におけるフランジ部3aの周壁部3b内面には、折返部33cを収容するへこみ形状の第2変形付与部としての収容部3eが設けられている。
そして、プレート体34におけるワイヤー固定部34aにワイヤー体33の一端部33aである固定部が押し込まれて収容保持され、ワイヤー体33の係合部33bが巻取ドラム3における周壁膨出部3cの屈曲路3dに沿って係合配置され、他端部の折返部33cが収容部3eに収容された状態で、リテーナ体35が巻取ドラム3の周壁部3bに取り付けられる構造とされている。この際、本実施形態では、図2に示されるように、折返部33cと、折返部33cが収容された収容部3eの周壁膨出部3c側の対向する当接面3fとの相互間には周方向に沿って適宜距離の間隙Sを有して配置される構造とされている。
前記トーションバー5の他端部に備えられたいわゆるスプライン構造の係合部5aは、ロッキングベース10の筒軸部10a内周面に形成された被係合部10bに嵌入されることにより、相対回転不能に結合された構造とされている。
また、ロッキングベース10の筒軸部10a外周面に備えられたスプライン部10cは、プレート体34の中心部に設けられたスプライン溝部34cに嵌入されることにより、相対回転不能に結合された構造とされている。
なお、図1において、37はパウル15をロッキングベース10に保持するためのカバー体、38は巻取ドラム3内に挿入されたロッキングベース10の筒軸部10aを抜止め保持するためのベースストッパー、39はウエビングの端部を保持するロックピンである。
そして、リトラクター1の組付け状態においては、巻取ドラム3の一端部がコネクタ9を介してプリテンショナー機構7側に回転可能に支持され、巻取ドラム3の他端部がトーションバー5を介して緊急ロック機構6側に回転可能に支持された構造とされている。
本実施形態は以上のように構成されており、その動作について説明すると、通常のシートベルト使用時においては、ウエビングの引き出し時や巻き取り時に、巻取ドラム3と共にトーションバー5、ロッキングベース10やプレート体34等が一体に回転される。
そして、衝突等の車両緊急時にプリテンショナー機構7が作動して、巻取ドラム3がウエビングの巻取方向に回転されてウエビングの緩みが除去されると、緊急ロック機構6における第1ロック起動機構部17や第2ロック起動機構部18の起動によりロック機構部16のパウル15が外方に突出して、ハウジング2における側板の孔部周縁部に形成されたノコ刃状のロック歯2aに係脱自在に係止して、ロッキングベース10のウエビング引出方向の回転が阻止される。
この際、ウエビングに負荷が作用し、所定値以上の引出力がウエビングに作用した場合、トーションバー5のロッキングベース10と反対側の一端部側が回転して、トーションバー5のねじれ変形が開始され、このトーションバー5のねじれ変形に伴って巻取ドラム3がウエビング引出方向に回転し、一方のエネルギー吸収部材としてのトーションバー5による衝撃エネルギーの吸収がなされる。
また、他方のエネルギー吸収部材としてのワイヤー体33においては、図2に示されるように、このトーションバー5による衝撃エネルギーの吸収における初期の段階、即ち、トーションバー5が塑性変形を開始するまでのねじれ変形の角度に対応して、前記折返部33cと収容部3eの当接面3fとの相互間に間隙Sが確保されている。そのため、巻取ドラム3がウエビング引出方向Pに回転した場合、回転が阻止されているプレート体34と巻取ドラム3との相互間に生じる相対回転により、ワイヤー体33が、巻取ドラム3における第1変形付与部としての屈曲路3dから引き出され、その引出抵抗によって衝撃エネルギーの吸収がなされる。
即ち、巻取ドラム3のウエビング引出方向Pの回転に伴って、トーションバー5が漸次弾性変形されて、衝撃エネルギーの吸収がなされる。一方、ワイヤー体33においては、巻取ドラム3のウエビング引出方向Pの回転に伴って、プレート体34のワイヤー固定部34aに一端部33aが固定保持されたワイヤー体33が、巻取ドラム3の屈曲路3dを通じて順次しごかれながら引き出されていく。この屈曲状の屈曲路3dをワイヤー体33が変形しながら通過する際、屈曲路3dの接触部とワイヤー体33との相互間で摺動抵抗が生じると共にワイヤー体33自体による屈曲抵抗が生じ、これら摺動抵抗および屈曲抵抗による引出抵抗よって衝撃エネルギーの吸収がなされる。
その後、巻取ドラム3がウエビング引出方向Pに所定の角度回転して、トーションバー5の塑性変形が開始する時点では、図3に示されるように、折返部33cが収容部3eの当接面3fに当接した状態となり、その後は、ワイヤー体33側においては、巻取ドラム3とプレート体34の相対回転により、第2変形付与部としての収容部3eから折返部33cが相対的に引き出されていき、その引出抵抗によっても衝撃エネルギーの吸収がなされる。
即ち、その後の巻取ドラム3のウエビング引出方向Pの回転に伴って、トーションバー5が漸次塑性変形されて、衝撃エネルギーの吸収がなされる。一方、ワイヤー体33においては、巻取ドラム3のウエビング引出方向Pの回転に伴って、巻取ドラム3の屈曲路3dを通じて順次しごかれながら引き出されていくと共に、収容部3e側においても、摺動抵抗や屈曲抵抗を受けながら引き出されていき、ワイヤー体33によるこれら2個所での摺動抵抗および屈曲抵抗による引出抵抗よってより大きな衝撃エネルギーの吸収がなされ、合計3個所での衝撃エネルギーの吸収がなされる。
そして、その後の巻取ドラム3の回転に伴って、収容部3eから折返部33cが引き出しが完了した後は、図4に示されるように、巻取ドラム3のウエビング引出方向Pの回転に伴って、トーションバー5の塑性変形に伴う衝撃エネルギーの吸収と、ワイヤー体33の屈曲路3dからの引出抵抗による衝撃エネルギーの吸収との合計2個所での衝撃エネルギーの吸収となる。また、最終的には、図5に示されるように、ワイヤー体33の他端部である終端が屈曲路3dから離脱した時点で、このワイヤー体33による衝撃エネルギーの吸収作用が終了する。
ここに、第1変形付与部としての屈曲路3dと第2変形付与部としての収容部3eによって、ロッキングベース10と巻取ドラム3、即ちプレート体34と巻取ドラム3との相対回転により、ワイヤー体33に引出抵抗を生じさせる変形付与部が構成されている。そして、ワイヤー体33の引き出される引出経路に屈曲路3dが配置され、ワイヤー体33の他端部側に離隔して収容部3eが配置された構造とされ、収容部3eに配置されたワイヤー体33の他端部における第2側引出領域としての折返部33cは、収容部3eで引出抵抗による衝撃エネルギーの吸収作用を発揮すると共に、屈曲路3dでも引出抵抗により衝撃エネルギーの吸収作用を発揮する構造とされている。
また、本実施形態においては、巻取ドラム3とプレート体34との相対回転によって、屈曲路3dからワイヤー体33が引き出される引出抵抗開始時期と、収容部3eからワイヤー体33が引き出される引出抵抗開始時期とに、トーションバー5が弾性変形から塑性変形に移行するのに対応する所定の時間差が設けられている。
なお、図6は、ワイヤー体33におけるウエビングの引出量とウエビングに作用する張力との関係を示す概略説明図、図7は、トーションバー5におけるウエビングの引出量とウエビングに作用する張力との関係を示す概略説明図、図8は、本実施形態におけるウエビングの引出量とウエビングに作用する張力との関係を示す概略説明図である。
即ち、図6によって、ワイヤー体33による衝撃エネルギーの吸収作用においては、ウエビングの引き出されていく当初は、屈曲路3dのみからの引出抵抗により衝撃エネルギーの吸収作用がなされ、その後、屈曲路3dと収容部3eの双方からの引出抵抗により衝撃エネルギーの吸収作用がなされ、さらにその後は、屈曲路3dのみからの引出抵抗により衝撃エネルギーの吸収作用がなされることが理解できる。図7によって、トーションバー5はそのねじれ変形によって初期は比例関係を有して弾性変形していき、その後、塑性変形していき、この塑性変形の領域においてはエネルギー吸収機能が低下することが理解できる。そして、トーションバー5のエネルギー吸収機能が低下した領域に対応させて、ワイヤー体33の折返部33cによる衝撃エネルギーの吸収作用を開始させることにより、図8に示されるように、トーションバー5の塑性変形が開始されるまでは、トーションバー5とワイヤー体33の屈曲路3dからの引出抵抗との2個所により衝撃エネルギーの吸収を行い、塑性変形開始後はトーションバー5と、ワイヤー体33の屈曲路3dおよび収容部3eの双方での引出抵抗との3個所により衝撃エネルギーの吸収を行うことにより、変動が小さい状態でより大きな衝撃エネルギーの吸収作用を発揮できることが理解できる。そして、ワイヤー体33の折返部33cの収容部3eからの引き出しが終了すると、トーションバー5とワイヤー体33の屈曲路3dからの引出抵抗との2個所により衝撃エネルギーの吸収を行うことが理解できる。
以上のように、車両緊急時に緊急ロック機構6が作動してロッキングベース10の回転が阻止された状態で、ウエビング引出方向Pにウエビングに所定値以上の引出力が作用すると、巻取ドラム3がウエビング引出方向Pに回転し、先ず、トーションバー5とワイヤー体33の屈曲路3dからの引出抵抗との2個所により衝撃エネルギーの吸収作用が発揮される。そして、その後のウエビングの引出量増加に伴い、トーションバー5の塑性変形が開始される頃に、トーションバー5と、ワイヤー体33の屈曲路3dおよび収容部3eの双方での引出抵抗との3個所により衝撃エネルギーの吸収作用が開始される。そして、さらにその後はトーションバー5とワイヤー体33の屈曲路3dからの引出抵抗との2個所による衝撃エネルギーの吸収作用に戻る。
このように本実施形態のリトラクター1によれば、巻取ドラム3とプレート体34との相対回転によりワイヤー体33が引き出される引出経路に沿って、第1変形付与部としての屈曲路3dと第2変形付与部としての収容部3eが備えられ、ワイヤー体33が引出経路に沿って引き出される際に、屈曲路3dと収容部3eとの双方で引出抵抗が生じ、2個所で衝撃エネルギーの吸収作用が発揮でき、ここに単一のワイヤー体33により2個所でのエネルギー吸収が可能となり、大きな衝撃エネルギー吸収機能が発揮できると共に、エネルギー吸収の開始時期をずらすことにより、図6に示されるような2段階の段階的なエネルギー吸収が可能となる利点がある。従って、ワイヤー体33として、適宜材質や径や長さのワイヤー等からなる線材を選択することによって、ワイヤー体33のみの単体で、従来のような、トーションバーとワイヤー等との2部材を用いなくても、同様の大きな衝撃エネルギー吸収機能や2段階のエネルギー吸収が可能となるため、部品点数の削減が図れる利点がある。
また、巻取ドラム3の周壁部3bには、ワイヤー体33の引出経路に沿って、屈曲路3dを配置すると共にそのワイヤー体33の他端部側に収容部3eを配置しているため、ワイヤー体33の他端部における第2側引出領域としての折返部33cが、収容部3eで引き出された後、さらに離隔した屈曲路3dでも引き出し可能とされ、折返部33cが収容部3eで変形された後、屈曲路3dでも再度変形されるため、エネルギー吸収機能が2度発揮でき、有効利用が図れる利点がある。
さらに、ワイヤー体33の折返部33cを収容部3eに有効に収容できると共に、折返部33cと収容部3eの当接面3fとの相互間に間隙Sを有して配置することにより、ワイヤー体33における屈曲路3dでの引出抵抗開始時期と、収容部3eでの引出抵抗開始時期とに、時間差を確保でき、1個所での引出抵抗による衝撃エネルギーの吸収作用と、2個所での引出抵抗による大きな衝撃エネルギーの吸収作用との段階的なエネルギー吸収機能が発揮できる。そして、この引出抵抗開始時期の調整により、ワイヤー体33による段階的なエネルギー吸収機能の発生時期を容易に調整でき、汎用性の向上が図れる。
特に、本実施形態によれば、トーションバー5の塑性変形開始後に、ワイヤー体33の折返部33cによるエネルギー吸収が開始されるため、塑性変形の開始によってトーションバー5によるエネルギー吸収機能が低下した分を、ワイヤー体33によるエネルギー吸収で補う構造となり、エネルギー吸収時における乗員に作用する荷重変動をより少なくできる利点がある。この際、トーションバー5によるエネルギー吸収機能の低下分に応じたエネルギー吸収量が、ワイヤー体33によるエネルギー吸収量となるように線径や剛性や材質のワイヤー体33を適宜、選択することによって、乗員に作用する荷重変動をより一層少なくできる。
また、本実施形態においては、エネルギー吸収部材としてワイヤー体33のみでなく、トーションバー5をも備えた構造としているため、より一層大きな衝撃エネルギー吸収機能が発揮できると共に、トーションバー5の塑性変形開始時期と折返部33cの引出抵抗開始時期とをさらにずらすことにより、3段階の段階的なエネルギー吸収も可能となり、より汎用性の向上が図れる利点がある。
さらに、本実施形態においては、第2変形付与部として、折返部33cを収容するへこみ形状の収容部3eが設けられた構造とされているため、第1変形付与部としての屈曲路3dのように径方向外方に周壁膨出部3cを膨出状に設ける場合と比較して、コンパクト化が図れる利点もある。
なお、上記各実施形態においては、ロッキングベース10に一体的に結合されるプレート体34と巻取ドラム3のフランジ部3aとの相互間にワイヤー体33を設けた間接的な結合構造とされているため、巻取ドラム3のフランジ部3aに予めプレート体34をワイヤー体33で連結しておけば、組付け作業が容易になるという利点がある。これに対して、ロッキングベース10における巻取ドラム3のフランジ部3aに対向する面に、プレート体34と同様の機能を持たせ、ロッキングベース10と巻取ドラム3のフランジ部3aとの相互間にワイヤー体33を設ける直接的な結合構造としてもよい。この場合には、プレート体34を省略でき、部品点数の削減が図れる。
また、ワイヤー体33として断面円形の線材を用いた構造を示しているが、矩形断面の線材等であってもよく、何ら実施形態に限られるものでなく、必要に応じて適宜変更すればよい。
さらに、ワイヤー体33の一端部33aがロッキングベース10側に保持され、巻取ドラム3側に第1変形付与部や第2変形付与部を設けた構造を示しているが、巻取ドラム3側にワイヤー体33の一端部33aを保持し、ロッキングベース10側に第1変形付与部や第2変形付与部を設ける構造としてもよい。
また、ワイヤー体33の材質としてステンレスを例示しているが、ステンレスに限らず、鉄や銅等のその他の金属を選択してもよく、また、ワイヤー体33の外径においても大径や小径等、衝撃エネルギーの吸収荷重量に応じて適宜、選択すればよい。
さらに、本実施形態においては、エネルギー吸収部材としてトーションバー5をさらに備えた構造を示しているが、トーションバー5を有しない構造であってもよく、この場合、ワイヤー体33の他端部が、第1変形付与部である屈曲路3dを完全に引き出される前に、巻取ドラム3とロッキングベース10とが一体となる構造を採用している。
本発明の第1の実施形態におけるリトラクターの分解斜視図である。 同要部断面図である。 同動作説明図である。 同動作説明図である。 同動作説明図である。 ワイヤー体の引出抵抗によるエネルギーの吸収特性図である。 トーションバーのねじれ変形によるエネルギーの吸収特性図である。 本実施形態におけるエネルギーの吸収特性図である。
符号の説明
1 シートベルト用リトラクター
2 ハウジング
3 巻取ドラム
3d 屈曲路
3e 収容部
3f 当接面
5 トーションバー
6 緊急ロック機構
10 ロッキングベース
33 ワイヤー体
33b 係合部
33c 折返部
34 プレート体

Claims (4)

  1. ウエビングが巻装される巻取ドラムと、巻取ドラムの側面に配置されるワイヤー体と、巻取ドラムに直接もしくは間接的にワイヤー体を介して結合されるロッキングベースと、ロッキングベースの回転を阻止して巻取ドラムのウエビング引出方向の回転を阻止する緊急ロック機構と、車両緊急時の緊急ロック機構作動後、所定値以上の引出力がウエビングに作用した際、ロッキングベースと巻取ドラムとの相対回転によってワイヤー体が配置された変形付与部からワイヤー体が引き出される引出抵抗による衝撃エネルギー吸収下、ウエビングの引き出しが許容されるシートベルト用リトラクターにおいて、
    前記変形付与部が、前記ワイヤー体の引き出される引出経路に沿って、第1変形付与部と第2変形付与部を備えると共に、第1変形付与部と第2変形付与部とが互いに離隔して備えられ、第2変形付与部に前記ワイヤー体の端部が配置され、
    前記第2変形付与部に、前記ワイヤー体の端部に形成された折返部を収容する収容部が設けられ、該収容部に前記ロッキングベースと前記巻取ドラムとの相対回転によって折返部が引き出し可能に当接する当接面が備えられ、折返部と当接面との相互間に間隙を有してワイヤー体が配置されていることを特徴とするシートベルト用リトラクター。
  2. ウエビングが巻装される巻取ドラムと、巻取ドラムの側面に配置されるワイヤー体と、巻取ドラムに直接もしくは間接的にワイヤー体を介して結合されるロッキングベースと、ロッキングベースの回転を阻止して巻取ドラムのウエビング引出方向の回転を阻止する緊急ロック機構と、車両緊急時の緊急ロック機構作動後、所定値以上の引出力がウエビングに作用した際、ロッキングベースと巻取ドラムとの相対回転によってワイヤー体が配置された変形付与部からワイヤー体が引き出される引出抵抗による衝撃エネルギー吸収下、ウエビングの引き出しが許容されるシートベルト用リトラクターにおいて、
    前記変形付与部が、前記ワイヤー体の引き出される引出経路に沿って、第1変形付与部と第2変形付与部を備えると共に、第1変形付与部と第2変形付与部とが互いに離隔して備えられ、第2変形付与部に前記ワイヤー体の端部が配置され、
    前記第1変形付与部及び前記第2変形付与部は、前記巻取ドラム側又は前記ロッキングベース側に設けられ、
    前記第2変形付与部に、前記ワイヤー体の端部に形成された折返部を収容する収容部が設けられ、該収容部に前記ロッキングベースと前記巻取ドラムとの相対回転によって折返部が引き出し可能に当接する当接面が備えられていることを特徴とするシートベルト用リトラクター。
  3. 請求項2に記載のシートベルト用リトラクターにおいて、
    前記ロッキングベースと前記巻取ドラムとの相対回転によって、前記第1変形付与部から引き出される前記ワイヤー体の引出抵抗開始時期と、前記第2変形付与部から引き出されるワイヤー体の引出抵抗開始時期とに、時間差が設けられていることを特徴とするシートベルト用リトラクター。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のシートベルト用リトラクターにおいて、
    一端部が前記巻取ドラムに相対回転不能に結合されると共に、他端部が前記ロッキングベースに一体的に結合され、かつウエビング巻取方向に回転付勢され、前記緊急ロック機構作動後、所定値以上の引出力が前記ウエビングに作用した際に衝撃エネルギーを吸収するトーションバーがさらに備えられていることを特徴とするシートベルト用リトラクター。
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