JP2017218087A - ウェビング巻取装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】移動部材が回転体の係合歯と係合される際の抵抗を低減する。【解決手段】ウェビング巻取装置10は、巻取方向へ回転されることで乗員に装着されるウェビング16が巻取られ、ウェビング16が引出されることで引出方向へ回転されるスプール14と、スプール14と一体回転可能に設けられたロックベース22及び連結部材24と、を備えている。ロックベース22及び連結部材24は、スプール14の回転径方向に延びるベース部(ロックベース側フランジ部22A及び連結部材側フランジ部24A)及び該ベース部からスプール14の回転軸方向一方側へ突出すると共にベース部とは反対側の部分のスプール14の回転周方向への厚み寸法がベース部側の部分のスプール14の回転周方向への厚み寸法に比べて小さく設定された係合歯(ロックベース側係合歯22F及び連結部材側係合歯24H)を備えている。【選択図】図2
Description
本発明は、ウェビング巻取装置に関する。
下記特許文献1には、車両の緊急時にスプールを巻取方向へ回転させることで、ウェビングをスプールに巻取らせるプリテンショナ機構を備えたウェビング巻取装置が開示されている。この文献に記載されたプリテンショナ機構では、ガスジェネレータの作動により移動された移動部材が、スプールと一体回転可能とされた回転体の係合歯へ係合されることで、ウェビングをスプールに巻取らせることが可能となっている。
ところで、ガスジェネレータの作動により移動された移動部材の運動エネルギをスプールへ効率よく伝達させる等の観点では、移動部材が回転体の係合歯と係合される際の抵抗を低減できることが望ましい。
本発明は上記事実を考慮し、移動部材が回転体の係合歯と係合される際の抵抗を低減することができるウェビング巻取装置を得ることが目的である。
請求項1記載のウェビング巻取装置は、巻取方向へ回転されることで乗員に装着されるウェビングが巻取られ、該ウェビングが引出されることで引出方向へ回転されるスプールと、前記スプールと一体回転可能に設けられ、前記スプールの回転径方向に延びるベース部及び該ベース部から前記スプールの回転軸方向側へ突出すると共に前記ベース部とは反対側の部分の前記スプールの回転周方向への厚み寸法が前記ベース部側の部分の前記スプールの回転周方向への厚み寸法に比べて小さく設定された係合歯を有し、移動部材が移動されて前記係合歯に係合されることで回転されて前記スプールが巻取方向へ回転される回転体と、を備えている。
請求項2記載のウェビング巻取装置は、請求項1記載のウェビング巻取装置において、前記係合歯における前記スプールの引出方向側の面の前記スプールの回転軸方向に対する傾斜角度が、前記係合歯における前記スプールの巻取方向側の面の前記スプールの回転軸方向の対する傾斜角度よりも小さく設定されている。
請求項3記載のウェビング巻取装置は、請求項1又は請求項2記載のウェビング巻取装置において、前記係合歯における前記スプールの引出方向側の面が、前記スプールの回転軸方向と平行に延在している。
請求項4記載のウェビング巻取装置は、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のウェビング巻取装置において、前記ベース部は、前記スプールの回転軸方向に間隔をあけて配置された第1ベース部及び第2ベース部とされており、前記係合歯は、前記第1ベース部から前記第2ベース部側へ向けて突出する第1係合歯及び前記第2ベース部から前記第1ベース部側へ向けて突出する第2係合歯とされている。
請求項1記載のウェビング巻取装置によれば、移動部材が移動されて回転体の係合歯に係合されることで回転体が回転される。これにより、スプールが巻取方向へ回転されて、ウェビングがスプールに巻取られる。ここで、請求項1記載の発明では、回転体の係合歯におけるベース部とは反対側の部分の回転周方向(スプールの回転周方向)への厚み寸法がベース部側の部分の回転周方向への厚み寸法に比べて小さく設定されている。これにより、移動部材が係合歯におけるベース部とは反対側の部分に係合される体積を少なくすることができる。その結果、移動部材が回転体の係合歯と係合される際の抵抗を低減することができる。
請求項2記載のウェビング巻取装置によれば、移動部材が係合歯におけるスプールの引出方向側の面を押圧することによって、移動部材の運動エネルギが回転体へ伝達される。ここで、請求項2記載の発明では、係合歯におけるスプールの引出方向側の面のスプールの回転軸方向に対する傾斜角度が、当該係合歯におけるスプールの巻取方向側の面のスプールの回転軸方向の対する傾斜角度よりも小さく設定されている。これにより、移動部材から回転体への運動エネルギの伝達効率が低下することを抑制しつつ、移動部材が回転体の係合歯と係合される際の抵抗を低減することができる。
請求項3記載のウェビング巻取装置によれば、係合歯におけるスプールの引出方向側の面をスプールの回転軸方向と平行に延在させることにより、移動部材から回転体への運動エネルギの伝達効率が低下することをより一層抑制することができる。
請求項4記載のウェビング巻取装置によれば、移動部材が移動されて回転体の第1係合歯及び第2係合歯に係合されることで回転体が回転される。これにより、スプールが巻取方向へ回転されて、ウェビングがスプールに巻取られる。ここで、請求項4記載の発明では、回転体の第1係合歯における第2ベース部側の部分の回転周方向(スプールの回転周方向)への厚み寸法が第1ベース部側の部分の回転周方向への厚み寸法に比べて小さく設定されている。これに加えて、回転体の第2係合歯における第1ベース部側の部分の回転周方向(スプールの回転周方向)への厚み寸法が第2ベース部側の部分の回転周方向への厚み寸法に比べて小さく設定されている。これにより、移動部材が第1係合歯における第2ベース部側の部分に係合される体積を少なくすることができると共に、移動部材が第2係合歯における第1ベース部側の部分に係合される体積を少なくすることができる。その結果、移動部材が回転体の第1係合歯及び第2係合歯と係合される際の抵抗を低減することができる。
図1〜図5を用いて本発明の実施形態に係るウェビング巻取装置について説明する。なお、図中に適宜示す矢印Z方向、矢印R方向及び矢印C方向は、スプールの回転軸方向、回転径方向及び回転周方向をそれぞれ示すものとする。また以下、単に軸方向、径方向、周方向を示す場合は、特に断りのない限り、スプールの回転軸方向、回転径方向、回転周方向を示すものとする。
図1に示されるように、ウェビング巻取装置10は、金属製のフレーム12を備えている。フレーム12は、車両の車体骨格を構成するピラーや車両用シートの骨格を構成するシートクッションフレーム等に固定されている。また、フレーム12は、軸方向に間隔をあけて互いに対向して配置された脚板12A及び脚板12Bを備えている。この脚板12A及び脚板12Bには、下記スプール14の一部が挿通される円形の挿通孔12C、12Dが形成されている。
スプール14は、金属製でその大部分がフレーム12の脚板12Aと脚板12Bとの間に配置された略円筒状に形成されている。このスプール14の軸方向他方側(矢印Z方向とは反対側)の端部には、後述するスプリングハウジング18に設けられた軸支部18Aにゼンマイバネ係止部材32を介して支持される軸部14Aが設けられている。また、スプール14は、ウェビング16が巻取られる巻取部14Bを備えており、この巻取部14Bには、長尺帯状に形成されたウェビング16の長手方向基端部が係止されている。そして、スプール14が巻取方向(矢印C方向)へ回転されることで、ウェビング16が長手方向基端側からスプール14の巻取部14Bに巻取られると共に、ウェビング16がスプール14から引出されることで、スプール14が引出方向(矢印Cとは反対方向)へ回転される。さらに、スプール14の軸心部には、後述するトーションシャフト26が挿入されるトーションシャフト挿入孔14Cが形成されている。このトーションシャフト挿入孔14Cの軸方向一方側は開放されていると共に軸方向他方側が閉止されている。
また、ウェビング16の長手方向先端側は、スプール14から車両上側へ延びており、ウェビング16の長手方向先端側は、フレーム12の車両上側でスルーアンカ(図示省略)に形成されたスリット孔を通って車両下側へ折返されている。
ウェビング16の長手方向先端部は、アンカプレート(図示省略)に係止されている。アンカプレートは、鋼材等の金属板材によって形成されており、車両の床部(図示省略)又は本ウェビング巻取装置10に対応するシート(図示省略)の骨格部材等に固定されている。
また、本ウェビング巻取装置10が適用された車両用のシートベルト装置は、バックル装置(図示省略)を備えている。バックル装置は、本ウェビング巻取装置10が適用されるシートの車両幅方向内側に設けられている。シートに着座した乗員の身体にウェビング16が掛回された状態で、ウェビング16に設けられたタング(図示省略)がバックル装置に係合されることで、乗員の身体にウェビング16が装着される。
一方、フレーム12の脚板12Aの外面側(フレーム12外側)には、前述の軸支部18Aを有する樹脂製のスプリングハウジング18が設けられている。スプリングハウジング18の内側には、一端部が樹脂製のゼンマイバネ係止部材32に係止されたゼンマイバネ(図示省略)が設けられており、スプール14は、ゼンマイバネの付勢力によって巻取方向(矢印C方向)へ付勢されている。
これに対して、フレーム12の脚板12Bの外面側(フレーム12外側)には、ロック機構20が設けられている。ロック機構20は、回転体の一部を構成する金属製のロックベース22及びロックベース22に支持された金属製のロックパウル28を備えている。ロックベース22は、スプール14に対しての軸方向一方側にスプール14と同軸上に設けられている。このロックベース22は、回転体の他の一部を構成する金属製の連結部材24及びトーションシャフト26を介してスプール14と繋がれることでスプール14と一体に回転することが可能となっている。
また、ロック機構20は、センサ機構(図示省略)を備えている。センサ機構は、車両の衝突時や急減速時等の車両緊急時に作動される。センサ機構が作動されると、下記に詳述するように、ロックベース22の引出方向(スプール14の引出方向)への回転が規制されるようになっている。
また、フレーム12の脚板12Bには、金属製のカバープレート30が固定されている。このカバープレート30及びフレーム12の脚板12Bは、ロックベース22の大部分及び連結部材24が配置されるラック収容部34を形成している。
カバープレート30は、フレーム12の側とは反対側に凹むと共に、フレーム12の脚板12Bと軸方向に対向に配置されたプレート部30Aを備えている。プレート部30Aには、ラチェット孔30Bが貫通形成されており、ロック機構20のロックベース22は、カバープレート30のラチェット孔30Bを貫通している。ロック機構20のセンサ機構が作動され、ロックベース22に取付けられたロックパウル28が、ロックベース22の径方向外側へ移動されると、ロックパウル28が、カバープレート30のラチェット孔30Bのラチェット歯に噛合うようになっている。これによって、ロックベース22の引出方向への回転が規制されるようになっている。その結果、当該ロックベース22と連結部材24及びトーションシャフト26を介して繋がれたスプール14の引出方向への回転が制限されるようになっている。
また、ウェビング巻取装置10は、トーションシャフト26を備えている。トーションシャフト26は、棒状に形成されており、スプール14のトーションシャフト挿入孔14Cに収容されてスプール14の軸方向に沿って配置されている。トーションシャフト26の一方側の端部26Aは、スプール14に係止されており、トーションシャフト26の他方側の端部26Bは、連結部材24に係止されることでロックベース22に繋がっている。そして、ロックベース22の引出方向への回転が規制された際に、トーションシャフト26の長手方向の中間部が捩れ変形されることで、ウェビング16のスプール14の引出方向への回転が許容されるようになっている。
次に、ロックベース22及び連結部材24の細部の構成について説明する。
ロックベース22は、軸方向を厚み方向として径方向に延在する円板状に形成されたベース部及び第1ベース部としてのロックベース側フランジ部22Aを備えている。また、ロックベース22は、ロックベース側フランジ部22Aから軸方向一方側へ向けて突出すると共に前述のロックパウル28が配置される部分が切欠かれた略円柱状の円柱部22Bを備えている。この円柱部22Bの軸心部からは棒状の軸部22Cが軸方向一方側へ向けて突出している。そして、この軸部22Cは、カバープレート30に取付けられたロック機構収容カバー36に形成された軸支孔36Aに挿通されることで当該軸支孔36Aの内周面に支持されている。
ロックベース22は、ロックベース側フランジ部22Aから軸方向他方側へ向けて突出すると共に径方向外側の面の外径が軸方向他方側に向かうにつれて小さくなるように形成されたロックベース側筒状部22Dを備えている。このロックベース側筒状部22Dの内周部には、スプライン状のロックベース側スプライン22Eが形成されている。また、ロックベース22は、ロックベース側筒状部22D及びロックベース側フランジ部22Aから径方向外側及び軸方向他方側へ向けて突出すると共に周方向に所定の間隔をあけて配置された係合歯及び第1係合歯としての複数のロックベース側係合歯22Fを備えている。なお、ロックベース側筒状部22Dの軸心部には、軸部22Cよりも大径の筒状に形成されたロックベース側芯部22Gが設けられている。
連結部材24は、軸方向を厚み方向として径方向に延在する円板状に形成されたベース部及び第2ベース部としての連結部材側フランジ部24Aを備えている。また、連結部材24は、連結部材側フランジ部24Aから軸方向他方側へ向けて突出する円筒状に形成されたトーションシャフト係合部24Bを備えている。このトーションシャフト係合部24Bの内周部には、トーションシャフト26の他方側の端部26Bが係合されるスプライン状のトーションシャフト係合スプライン24Cが形成されている。
また、連結部材24は、連結部材側フランジ部24Aから軸方向一方側へ向けて突出すると共に径方向外側の面の外径が軸方向一方側に向かうにつれて小さくなるように形成された連結部材側筒状部24Dを備えている。この連結部材側筒状部24Dの内周部には、軸方向一方側へ向けて突出すると共にその外周部にロックベース22のロックベース側スプライン22Eに係合されるスプライン状の連結部材側スプライン24Eが形成された連結部材側芯部24Fが設けられている。なお、連結部材側芯部24Fの軸心部には、ロックベース22のロックベース側芯部22Gが挿入される挿入孔24Gが形成されている。そして、ロックベース22のロックベース側芯部22Gが連結部材側芯部24Fの挿入孔24Gに挿入されると共に、連結部材側スプライン24Eがロックベース側スプライン22Eに係合されることで、ロックベース22と連結部材24とが一体回転可能に結合されている。なお、本実施形態では、ロックベース22のロックベース側芯部22Gの先端部がかしめられる(潰される)ことで、ロックベース22と連結部材24との結合が外れないようになっている。
また、連結部材24は、連結部材側筒状部24D及び連結部材側フランジ部24Aから径方向外側及び軸方向一方側へ向けて突出すると共に周方向に所定の間隔をあけて配置された係合歯及び第2係合歯としての複数の連結部材側係合歯24Hを備えている。そして、ロックベース22と連結部材24とが結合された状態では、連結部材側係合歯24Hとロックベース側係合歯22Fとが周方向の同位置に配置されている。そして、連結部材側係合歯24H及びロックベース側係合歯22Fには、移動部材としてのラック38が係合される。ラック38は、ロックベース22及び連結部材24よりも軟質の材料(一例として合成樹脂)を用いて棒状に形成されており、このラック38は、図示しないパイプの内側に配置されている。そして、ラック38は、車両の緊急時に図示しないマイクロガスジェネレータから供給されるガスの圧力によりパイプの内側及びカバープレート30の内側(ラック収容部34の内部)を移動して、連結部材側係合歯24H及びロックベース側係合歯22Fに係合する。これにより、ロックベース22及び連結部材24が周方向一方側(矢印C側)へ回転されることで、当該ロックベース22及び連結部材24とトーションシャフト26を介してつながれたスプール14が巻取方向へ回転されるようになっている。
次に、本実施形態の要部であるロックベース22のロックベース側係合歯22F及び連結部材24の連結部材側係合歯24Hの細部の構成について説明する。
図2には、ロックベース22のロックベース側係合歯22F及び連結部材24の連結部材側係合歯24Hの厚み寸法(周方向への寸法)が誇張して表現された(厚みが厚く表現された)ロックベース22及び連結部材24の側面図が示されている。この図に示されるように、ロックベース側係合歯22Fと連結部材側係合歯24Hとは、ロックベース側フランジ部22Aと連結部材側フランジ部24Aとの間を軸方向に2等分する二等分線L1を挟んで対称に形成されている。
図3及び図4に示されるように、ロックベース22の回転中心とロックベース側係合歯22Fの歯先22F1とを通る径方向の線L2と直交する面に沿って切断した断面視(図4に示された断面視で)で、ロックベース側係合歯22Fにおける周方向他方側の面22S1(スプール14の引出方向側の面)は、軸方向と平行に延在されている。また、この断面視で、ロックベース側係合歯22Fにおける周方向一方側の面22S2(スプール14の巻取方向側の面)は、軸方向他方側に向かうにつれて周方向他方側へ傾斜されている。これにより、ロックベース側係合歯22Fの厚み寸法Bが、軸方向他方側に向かうにつれて次第に小さくなっている。また、本実施形態では、ロックベース側係合歯22Fの歯底22F2から歯先22F1までの各断面においてロックベース側係合歯22Fにおける周方向他方側の面22S1及びロックベース側係合歯22Fにおける周方向一方側の面22S2が前述のように設定されることで、当該各断面においてロックベース側係合歯22Fの厚み寸法Bが、軸方向他方側に向かうにつれて次第に小さくなっている。
なお、前述したように、ロックベース側係合歯22Fと連結部材側係合歯24Hとは、二等分線L1(図2参照)を挟んで対称に形成されているため、連結部材側係合歯24Hの構成についての説明は省略する。また、ロックベース側係合歯22Fにおける周方向他方側の面22S1及びロックベース側係合歯22Fにおける周方向一方側の面22S2は、連結部材側係合歯24Hにおける周方向他方側の面24S1及び連結部材側係合歯24Hにおける周方向一方側の面24S2に対応している。
そして、図5に示されるように、ロックベース22と連結部材24とが結合された状態では、ロックベース側係合歯22Fの軸方向他方側の端面22S3と連結部材側係合歯24Hの軸方向一方側の端面24S3とが当接されている。
(本実施形態の作用並びに効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
図1に示されるように、本実施形態のウェビング巻取装置10によれば、車両の緊急時の一態様である車両の衝突時に、ロックパウル28がラチェット孔30Bのラチェット歯に噛合うと、ロックベース22は、引出方向(矢印Cとは反対方向)への回転が規制される。
また、車両衝突時に図示しないマイクロガスジェネレータが作動されると、当該マイクロガスジェネレータが発生した高圧のガスがラック38が配置されたパイプ内に瞬時に供給される。このガスの圧力によって移動されたラック38は、ロックベース22のロックベース側筒状部22Dの外周面及び連結部材24の連結部材側筒状部24Dの外周面上を通過する。
また、ラック38が、ロックベース22のロックベース側筒状部22Dの外周面及び連結部材24の連結部材側筒状部24Dの外周面上を通過すると、ロックベース22のロックベース側係合歯22F及び連結部材24の連結部材側係合歯24Hが、ラック38の一部を変形させながら当該ラック38へ食込む。これにより、ラック38の運動エネルギをロックベース22及び連結部材24に伝達可能となる。
図5に示されるように、ロックベース22のロックベース側係合歯22F及び連結部材24の連結部材側係合歯24Hがラック38へ食込んだ状態で、ラック38が移動されると、当該ラック38の一部がロックベース側係合歯22Fの周方向他方側の面22S1及び連結部材側係合歯24Hの周方向他方側の面24S1を周方向一方側へ向けて押圧する。これにより、連結部材24及びロックベース22がスプール14と共に巻取方向(矢印C方向)へ回転される。その結果、ウェビング16がスプール14の巻取部14Bに巻取られて、ウェビング16による乗員の拘束力が増加される。
また、図1に示されるように、ロックベース22の引出方向への回転が規制された状態で、乗員の身体がウェビング16を引張り、この引張力に基づく引出方向へのスプール14の回転力がトーションシャフト26の耐捩れ荷重(耐変形荷重)を上回ると、トーションシャフト26が捩れる(変形する)。これにより、トーションシャフト26の捩れによりスプール14の引出方向への回転が許容されて、ウェビング16のスプール14からの引出しが許容される。その結果、ウェビング16のスプール14からの引出量に対応するエネルギ(乗員の運動エネルギ)が、トーションシャフト26の変形により吸収される。
ここで、本実施形態では、図5に示されるように、ロックベース側係合歯22Fの厚み寸法Bが、軸方向他方側に向かうにつれて次第に小さくなっていると共に、連結部材側係合歯24Hの厚み寸法Bが、軸方向一方側に向かうにつれて次第に小さくなっている。これにより、ラック38にロックベース側係合歯22Fにおける軸方向他方側の部分が食込む体積を少なくすることができると共に、ラック38に連結部材側係合歯24Hにおける軸方向一方側の部分が食込む体積を少なくすることができる。その結果、ラック38がロックベース側係合歯22F及び連結部材側係合歯24Hと係合される際の抵抗を低減することができ、ラック38の運動エネルギを連結部材24及びロックベース22へ効率よく伝達することができる。すなわち、ウェビング16がスプール14の巻取部14Bに巻取られる際のスプール14の回転力が低下することを抑制することができる。また、これにより、マイクロガスジェネレータの出力の低減及び当該マイクロガスジェネレータのガスが供給されるパイプの薄肉化を図ることができることにより、ウェビング巻取装置10の体格の小型化及び低コスト化を図ることができる。
また、ロックベース側係合歯22Fの厚み寸法Bをロックベース側フランジ部22A側に向かうにつれて大きくなるように設定すると共に、連結部材側係合歯24Hの厚み寸法Bを連結部材側フランジ部24A側に向かうにつれて大きくなるように設定することにより、ロックベース側係合歯22Fとロックベース側フランジ部22Aとの境目及び連結部材側係合歯24Hと連結部材側フランジ部24Aとの境目の生じる応力を緩和しつつ、ラック38がロックベース側係合歯22F及び連結部材側係合歯24Hと係合される際の抵抗を低減することができる。
さらに、本実施形態では、ロックベース側係合歯22Fの周方向他方側の面22S1及び連結部材側係合歯24Hの周方向他方側の面24S1が軸方向と平行に延在されている。これにより、ロックベース側係合歯22Fの周方向他方側の面22S1及び連結部材側係合歯24Hの周方向他方側の面24S1をラック38の移動方向に対してほぼ垂直に向けることができる。その結果、ラック38からロックベース22及び連結部材24への運動エネルギの伝達効率が低下することをより一層抑制することができる。
また、本実施形態では、ロックベース側係合歯22Fと連結部材側係合歯24Hとが、ロックベース側フランジ部22Aと連結部材側フランジ部24Aとの間を軸方向に2等分する二等分線L1を挟んで対称に形成されている。当該構成とすることにより、ラック38と係合歯(ロックベース側係合歯22F及び連結部材側係合歯24H)との係合時にラック38の軸方向の移動を抑制することができる。これによりラック38とフランジ部22A、24Aとの接触による摩擦を防止又は低減することができる。更にラック38の移動による、フランジ部のカバープレート30及びフレーム12の脚板12Bとの接触による摩擦を防止又は低減することができる。
なお、本実施形態では、ロックベース側係合歯22Fの周方向他方側の面22S1及び連結部材側係合歯24Hの周方向他方側の面24S1を軸方向と平行に延在させた例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、図6に示されるように、ロックベース側係合歯22F及び連結部材側係合歯24Hにおける周方向他方側の面22S1、24S1の軸方向に対する傾斜角度θ1を、ロックベース側係合歯22F及び連結部材側係合歯24Hにおける周方向一方側の面22S2、24S2の軸方向に対する傾斜角度θ2よりも小さく設定すればよい。当該設定によっても、ロックベース側係合歯22Fとロックベース側フランジ部22Aとの境目及び連結部材側係合歯24Hと連結部材側フランジ部24Aとの境目の生じる応力を緩和しつつ、ラック38がロックベース側係合歯22F及び連結部材側係合歯24Hと係合される際の抵抗を低減することができる。また、図7に示されるように、ロックベース側係合歯22F及び連結部材側係合歯24Hにおける
周方向一方側の部分がえぐられるように切削されることにより、ロックベース側係合歯22F及び連結部材側係合歯24Hにおける周方向一方側の面22S2、24S2を凹状に窪ませた構成としてもよい。当該構成によっても、ロックベース側係合歯22Fとロックベース側フランジ部22Aとの境目及び連結部材側係合歯24Hと連結部材側フランジ部24Aとの境目の生じる応力を緩和しつつ、ラック38がロックベース側係合歯22F及び連結部材側係合歯24Hと係合される際の抵抗を低減することができる。なお、図6及び図7においては、ロックベース22のロックベース側係合歯22Fのみ図示しているが、図示しない連結部材24の連結部材側係合歯24Hについてもロックベース側係合歯22Fと同様に構成されている。
周方向一方側の部分がえぐられるように切削されることにより、ロックベース側係合歯22F及び連結部材側係合歯24Hにおける周方向一方側の面22S2、24S2を凹状に窪ませた構成としてもよい。当該構成によっても、ロックベース側係合歯22Fとロックベース側フランジ部22Aとの境目及び連結部材側係合歯24Hと連結部材側フランジ部24Aとの境目の生じる応力を緩和しつつ、ラック38がロックベース側係合歯22F及び連結部材側係合歯24Hと係合される際の抵抗を低減することができる。なお、図6及び図7においては、ロックベース22のロックベース側係合歯22Fのみ図示しているが、図示しない連結部材24の連結部材側係合歯24Hについてもロックベース側係合歯22Fと同様に構成されている。
また、本実施形態では、ラック38が係合される複数の歯(ロックベース側係合歯22F及び連結部材側係合歯24H)をロックベース22及び連結部材24の両方に設けた例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、連結部材24の連結部材側係合歯24Hを設けない構成としてもよいし、ロックベース22のロックベース側係合歯22Fを設けない構成としてもよい。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10 ウェビング巻取装置
14 スプール
16 ウェビング
22 ロックベース(回転体)
22A ロックベース側フランジ部(ベース部、第1ベース部)
22F ロックベース側係合歯(係合歯、第1係合歯)
24 連結部材(回転体)
24A 連結部材側フランジ部(ベース部、第2ベース部)
24H 連結部材側係合歯(係合歯、第2係合歯)
38 ラック
14 スプール
16 ウェビング
22 ロックベース(回転体)
22A ロックベース側フランジ部(ベース部、第1ベース部)
22F ロックベース側係合歯(係合歯、第1係合歯)
24 連結部材(回転体)
24A 連結部材側フランジ部(ベース部、第2ベース部)
24H 連結部材側係合歯(係合歯、第2係合歯)
38 ラック
Claims (4)
- 巻取方向へ回転されることで乗員に装着されるウェビングが巻取られ、該ウェビングが引出されることで引出方向へ回転されるスプールと、
前記スプールと一体回転可能に設けられ、前記スプールの回転径方向に延びるベース部及び該ベース部から前記スプールの回転軸方向側へ突出すると共に前記ベース部とは反対側の部分の前記スプールの回転周方向への厚み寸法が前記ベース部側の部分の前記スプールの回転周方向への厚み寸法に比べて小さく設定された係合歯を有し、移動部材が移動されて前記係合歯に係合されることで回転されて前記スプールが巻取方向へ回転される回転体と、
を備えたウェビング巻取装置。 - 前記係合歯における前記スプールの引出方向側の面の前記スプールの回転軸方向に対する傾斜角度が、前記係合歯における前記スプールの巻取方向側の面の前記スプールの回転軸方向の対する傾斜角度よりも小さく設定された請求項1記載のウェビング巻取装置。
- 前記係合歯における前記スプールの引出方向側の面が、前記スプールの回転軸方向と平行に延在している請求項1又は請求項2記載のウェビング巻取装置。
- 前記ベース部は、前記スプールの回転軸方向に間隔をあけて配置された第1ベース部及び第2ベース部とされており、
前記係合歯は、前記第1ベース部から前記第2ベース部側へ向けて突出する第1係合歯及び前記第2ベース部から前記第1ベース部側へ向けて突出する第2係合歯とされている請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のウェビング巻取装置。
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