JP5085661B2 - 機械織機のバックレスト - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1の前文による織機のバックレストに関する。
このようなバックレストは、いくつかの部品からなり、このうちいくつかのものは固設されていても良く、そのほかのものは動作可能かつ振動可能に設けられていても良い。
バックレストの振動可能部品が大きな慣性モーメントをもつという、このようなバックレストの不都合な動的振る舞いの問題点は、すでにドイツ特許公開第3346030A1号公報に記載されている。織布への編み込みに起因する経糸の連続する一貫運動に加え、主に経糸の開口形成および緯糸のおさ打ちの衝撃による追加動作および振動により、経糸は励起される。
バックレストの振動可能部品は、経糸による動作および張力変動により、経糸の移動方向に動作および振動を受ける。仮にここでバックレストの振動可能部品が、その慣性モーメントにより、実質的に適当な位相シフトなしに経糸の動作に追従できないとすると、経糸の張力変動が更に増幅され、かつ非常に高い経糸荷重が発生する。仮に比較的硬い経糸材料が含まれている場合、この経糸荷重はとりわけ高くなる。この結果、経糸張力の不均衡な大幅増加を伴う、励起(例えば開口運動)とシステム応答(バックレスト運動)との差異を生じ、これは上述した位相シフトおよび連結された経糸材料の伸長により生じる。
経糸を過剰に引き延ばしまたは過剰に伸長することと経糸が破損することにより、商品の質が低下することに加え、経糸の破損または経糸張力の低下に伴う経糸同士のもつれによって生じる停止時間により、織機の操業率も低下する。
これらの問題を改善するために、ドイツ特許公開第3346030A1号公報は、バックレストを備えた織機であって、そのバックレストが、経糸シートにより接触されるとともにバックレストの少なくとも1つの弾性要素に振動可能に支持された糸偏向要素を有する、織機を提供する。
糸偏向要素の重量を減少し、これによりバックレストの可動部分の慣性モーメントを更に減少するために、ドイツ特許公開第3346030A1号公報において、経糸に垂直に測定された糸偏向要素の幅方向に対して、いくつかの弾性要素を均一に分配することが更に提案されている。その理由は、こうすることにより糸偏向要素をより硬くなくかつ軽く構成することができるからである。
ドイツ特許公開第3346030A1号公報は、弾性要素を実現する様々な可能性について説明している。例えば、エラストマー材料の部品を用いることができ、あるいは所定の弾性を実現する形状の硬質材料の部品を用いることができる。とりわけ弾性要素として板ばねが提案されている。
経験によれば、上述した問題は、ドイツ特許公開第3346030A1号公報で説明された解決法によっても、限られた回転速度の範囲でしか解決することができない。現在の織機における、毎分500回転以上の高回転速度において、上述した対策により減少されているバックレストの振動部品の慣性モーメントですら、外部から付加された運動プロファイルに追従するには高すぎる。これは、とりわけ例えばアラミドまたはガラスのような非常に硬い経糸材料を使用する際、織りサイクルの所定の位相において、例えば糸偏向要素から経糸が離脱することにより示される。このため、経糸張力の進行における変動と、とりわけ経糸張力の最大値とが、一層増幅されまたは増加する。この結果、上述した不具合が再び発生する。
したがって、本発明の基底となる目的は、耐久性がありかつ安定しまたは信頼性ある動作を確実にするとともに、織機を高回転速度とした場合であっても商品が高品質であることを確実にする、織機のバックレストを提供することである。
請求項1に挙げられた特徴全体により、本発明によるこの目的の解決が達成される。
少なくとも1つの糸偏向要素は、少なくとも1つの板ばねを介してバックレストのベース体に振動可能な態様で固定される。このため、板ばねは取付側でベース体に固定連結される。糸偏向要素は、少なくとも1つの板ばねの、取付側の反対側に位置する外側上に設けられる。織機を高回転速度とした場合における、経糸の非常に速い回転動作に対して糸偏向要素も追従できるように、板ばねは外側領域において低重量となるように構成されている。すなわち、板ばねの単位長さに対する重量は、取付側から外側に向けて減少する。これとの関連で、板ばねの単位長さあたりの重量は、必ずしも外側に向けて連続的に減少しなくても良く、段階的に減少し、および/または、板ばね全長のうち一部分のみが減少しても良い。
この板ばねの実施の形態により、運動の並進部分の慣性モーメントと、運動の回転部分の慣性モーメントとが、最適値まで減少する。これにより、バックレストの振動可能部品の目指す高い固有性質振動数を達成することができる。
板ばねのうちより速く動作する外側の重量を減少することは、とりわけ有利な効果を生じる。これは、慣性質量および慣性モーメントに反して作用する加速度が、そこではとりわけ高いからである。
これにより、実質的に適当な位相シフトなしに糸偏向要素が経糸動作に追従する能力が高められる。このような実施の形態により、経糸張力の進行または経過に有利な影響を与えることができる。とりわけ織機の回転速度が高い場合に、張力ピークは減少し、かつ張力の侵入または消失が防止される。
本発明でいう板ばねは、必ずしも一体的に構成されなくても良い。とりわけ多重に積層された板ばねも、ここでは板ばねという用語に含まれる。
本発明の好ましい実施の形態において、板ばねは、実質的に同一または均一な厚みを有し、外側に向けて幅が減少する構成からなる。このため簡単に作製できる板ばねとしては、例えば三角形または台形の形状を有している。しかしながら、好ましい板ばねの特徴によっては、板ばねの幅は、特定の機械的機能に基づいて外側に向けて減少しても良い。さらに、板ばねは、厚みとともに幅が外側に向けて減少するものであっても良く、あるいは、板ばねは、厚みのみが減少するものであっても良い。
これら板ばねの実施の形態の利点は、板ばね内のテンション分布を考慮することにより認識することができる。板ばねがベース体にしっかりと固定または取付けされていることにより、経糸運動によって板ばねが曲げられる間における、最も高い曲げモーメントが、この取付側の領域で生じる。板ばねが外側に向かって狭くまたは薄くなっていることにより、最も高い曲げモーメントが、板ばねのうち最も幅の広いまたは最も厚い領域、すなわち取付側に生じる。板ばねの外側に向けて小さくなっている曲げモーメントは、これと対応するように、板ばねのうち相対的に狭くまたは薄い部分に生じる。これにより、板ばね内のテンション分布が、例えば一般的な板ばねと比べて均一化される。このようにして、板ばねの強度要件に関連して、慣性モーメントの減少に関する最適な材料の利用を実現することができる。
ばね機能と糸案内機能とが分離され、かつそれぞれ構成要素に割り振られ、すなわち、ばね機能は板ばねに割り当てられ、糸案内機能は糸偏向要素に割り当てられているので、各構成要素を、その割り当てられた機能に関連して最適化することができる。例えば、糸偏向要素は経糸に直接接触するものであるから、糸偏向要素は、その表面特性に関して最適化される。したがって、糸偏向要素の表面特性は、製品の品質に照らしてかなりの重要性を有している。
商品の変更に関しては、糸偏向要素を、その表面特性が新しい商品に適した異なる糸偏向要素に容易かつ迅速に交換可能である点で有利である。迅速に交換できるよう連結するという意味で、偏向要素を板ばねに容易に取り外せるように固定または取付ける場合、更に単純かつ迅速に商品を変更することができる。このため、少なくとも1つの板ばねの外側に例えば溝が設けられていてもよく、この溝内には、対になる片により偏向要素が簡単に摺動装着され、しっかりと螺着または締結される。
他方、板ばね製品を単純かつ有利なものとする利益に向けた、板ばねの表面特性についての努力を少なく抑えることができる。その理由は板ばねが経糸に接触しないからである。
本発明の更なる側面は、経糸に直交して延びる糸偏向要素の幅方向にわたって分布するように配置された、いくつかの板ばねを用いることによって発現する。商品の幅の変更に関して、変更された商品の幅にバックレストを適応させるために、単に、端部領域の対応する数の板ばねを除去または追加取付することができる。これにより、様々な幅の商品に対して、少しの努力でバックレストのばね特性を同一に保持することが可能である。更なる好ましい実施の形態において、板ばねが異なるばね剛性で実現される場合、このことにより本発明の更なる効果が生じる。硬い糸偏向要素を用い、かつ異なるばね剛性をもついくつかの板ばねを組合せて利用することにより、経糸シート上で効果を発揮する板ばねの全体ばね剛性が狙い通りになるように影響され、かつ所定の値に調整される。
その関連で、異なるばね剛性の板ばねを小規模に選択したものを、上手にあるいは気の利いた組合せおよび配置とすることにより、多数の全体ばね剛性を調整できるように設定することができる。
板ばねおよび糸偏向要素に対する、ばね機能および糸案内機能を上述のように配分することにより、各機能に関して両方の構成要素を最適に構成し、かつ質量をできるだけ小さくすることも可能である。
例えば、仮にいくつかの板ばねを用いることにより、糸偏向要素が経糸の幅方向にいくつかの場所で支持されている場合、糸偏向要素が端部でのみ支持されている実施の形態と比較して、糸偏向要素は、相対的に小さい強度であってそれとともに相対的に小さい質量で実現することができる。
糸偏向要素は、例えば、軽量合成プラスチック、繊維強化合成プラスチック、または他の複合材料から構成することができる。それとともにバックレストの振動可能部品の質量を更に減少し、装置の固有性質振動数が増加する。
いくつかの板ばねを使用することに関する更なる好ましい実施の形態において、糸偏向要素の端部領域の板ばねは、糸偏向要素の中央領域の板ばねと比べて異なるばね剛性を有している。
このようにして、望ましくない経糸の長さ変動と、これによる端部領域での経糸張力のずれとが、完全に相殺または均一化されるか、あるいは少なくとも最小限度に抑制される。これとの関連で、複数部品または柔軟な糸偏向要素が設けられていると有利である。
同様に、この実施の形態において、端部の経糸の経糸張力のずれを実現し、これにより織布の端部領域における有利な織り状態を実現することも可能である。端部領域における経糸の異なる収縮または編み込みは、下地となる織物内の経糸と比較して、そのような手段を必要とする。これは、例えば織り込まれた織物耳を有する織物において、下地となる織物内で織り込まれた、織物耳の領域と異なる他の織りタイプを有しており、これにより織布の残りの領域に比べて織物耳の領域で最適な経糸張力が生じる。
本発明の異なる側面は、板ばねのばね運動に対する第2の運動の重ね合わせからなる。重ね合わされた第2の運動は、好ましくはその上に構成要素が取り付けられたベース体の全体により実行される。
このため、バックレストのベース体が織機フレーム上に移動可能に配置され、好ましくは駆動部により作動される。このため、この駆動は織機の主駆動部から駆動手段を介して引き出され、あるいはベース体動作の運動のための分離した駆動部がバックレストに設けられる。
この点について、ベース体は回転動作とともに並進動作を行う。分離した駆動部として、電気、油圧、または空圧のアクチュエータが利用可能である。
本発明による好ましい実施の形態において、ベース体は、例えば電気駆動部により、経糸方向に垂直な水平軸に対して回動可能であり、これにより板ばねは、その取付側近傍に位置する軸回りに回動可能である。これにより、各織りサイクルの異なる位相における経糸張力の進行または経過に対して、積極的な影響を与えることができる。
さらに、板ばね運動に重ね合わされた第2の運動は、取付要素により実現することも可能であり、この取付要素は、ベース体の全てを動かさないようにするため、板ばねの取付側で、ベース体上に移動可能、例えば傾動可能に配置される。
移動可能に駆動されるバックレストは、「アクティブバックレストシステム」という名称の下で既に知られており、これは、一般に、経糸張力の変動を補償または平坦化するために同様に使用される。
例えば開口形成により生じる張力変動のような、各織りサイクルで繰り返される通常の張力変動は、アクティブバックレストシステムにより、最も広範囲または大幅に補償または平坦化されうる。また、本発明による板ばねは、発生した経糸の長さずれと張力ピークと(これは短い一時的な時間内に発生する)を補償する。アクティブバックレストの駆動部は、適切な時間内に、それ、例えばおさ打ちにより生じる張力ピークに反応することができない。さらに、予想される張力の進行からは予測できない変動が、板ばねによって補償または平坦化される。
テリー製織において、このような重ね合わされた運動を伴う場合、積極的に導入されたバックレスト運動によりパイル経糸または地経糸の張力変動を減少することができる。かつ同時に、極端に迅速に生じる張力ピークとともに予測できない張力変動が、板ばねにより補償または平坦化される。加えて、例えば縁部のような平坦な領域を織る間、パイル経糸または地経糸の張力を積極的に増加させることができる。またテリー製織する間、テリー領域における均一なパイル形成を得るために、再び張力を減少させることができる。
テリー織機および他の織機のタイプの地経糸における張力進行は、このような実施の形態によっても積極的に影響されうる。したがって、改良された布外観を得るため、テリー織機の地経糸は、例えばそれぞれの完全なおさ打ち時間分、一時的に高い張力で駆動することができる。
織機の各停止の際において、重ね合わされた運動を伴う本実施の形態のとりわけ有利な用途が存在する。とりわけ織機の長い停止中に、経糸の好ましくない損傷を避けるために、経糸張力を減少することができるので有利である。このような損傷は、しばしば織布上のいわゆるスタートアップマークにつながり、かつこれによりかなりの品質低下につながる。これを避けるため、各機械停止の際において、ベース本体は、経糸張力が予め設定された値を下回るまで低下するようになる方向まで、旋回または摺動される。
織機を再び起動するために、除荷または張力除去を再び中止し、製織作業動作に必要とされる経糸張力に達するまで、ベース体が反対方向に旋回または摺動する。これはほとんど跳躍するような動作を発生するか、あるいはランプ関数に相当する所定の時間を生じる。後者の場合、所望の値に達するまで経糸張力は連続的または段階的に増加する。
織機を再始動する間における、異なる可能な経糸張力調整法としては、例えば最初の製織おさ打ちの間、経糸を短時間過剰張力にすることである。このため、最初の製織おさ打ちの前に、経糸張力を製織作業動作のための経糸張力値を上回る値とし、その後、規定された進行内容または経過内容に沿って、経糸張力を減少させる。
再始動のための適切な開始方法の選択は、経糸材料、製織タイプ、および他の要因による。張力除去および再度の張力付加に必要な調節装置としては、適当な張力測定要素が十分に知られており、したがってここでは更なる詳細を記載しない。
本発明の更なる好ましい実施の形態は、糸偏向要素の運動を制限するための少なくとも1つの機械的停止部材を包含する。これは、織機フレームにしっかりと取り付けられていても良く、調整可能に構成されていても良い。停止部材により、ばね付きのバックレストを堅固なバックレストにすることができ、または、板ばねのばね動作を規定された値に制限することができる。停止部材の効果は、手動でオンオフされても良く、あるいは対応する駆動部によっても良い。停止部材を作動するための制御された駆動部は、堅固なバックレストにより所定の位相で実行される製織作業、および、ばね付きのバックレストにより他の位相で実行される製織作業を例えば可能にする。
停止部材は、板ばねのばね運動に対する上述した第2の運動の重ね合わせにより作動されても良い。このため、織機上に移動可能に取り付けられるとともに板ばねがそこに固着されるバックレストのベース体は、板ばねに対して作用するまで、織機にしっかりと固着された停止部材の方向に駆動される。
本発明の更なる好ましい実施の形態によれば、第2の停止部材が、板ばねに対して第1の停止部材の反対となる側に設けられている。板ばねの各側に1つの停止部材があることにより、板ばねを除荷する際に加えて、荷重を付加する際においても、板ばねの移動が制限される。板ばねに荷重を付加する際、停止部材は、板ばねの荷重が過剰になることを防止する役割を果たす。
例えば機械停止中に経糸張力を緩和または減少するため、例えばワープビームから経糸が送り出される。板ばねは緩和または張力除去され、かつ対応する停止部材に当接するまで移動する。張力除去中、かつ更に経糸が送り出される間、板ばねが対応する停止部材に当接するとすぐに、経糸張力は、ほとんど跳躍するような態様でゼロに向かう。この場合、ワープビームから経糸をそれほど長く送り出すことなく、経糸張力が鋭く減少する。
最後に述べた張力除去工程は、板ばねが停止部材に当接するまで、経糸ではなく布をクロスビームから送り出すことよっても実行することができ、あるいは布とともに経糸を送り出すことによっても実行することができる。
糸偏向要素は、好ましくは横方向に延びる押縁(batten)または棒からなり、かつ板ばねにしっかり固着される。しかしながら、他の好ましい実施の形態において、糸偏向要素は、板ばねに移動可能に取り付けられるとともに、異なる形状から構成されても良い。仮に、偏向要素として例えば偏向ローラが利用される場合、経糸はもはや糸偏向要素表面上を摺動することがなく、むしろ表面上を転動する。このような実施の形態の場合、経糸と偏向要素との間の滑り摩擦力により追加的な経糸張力が生じることを防止することができる。
板ばねに作用する減衰手段が、本発明の更なる好ましい実施の形態を特徴付ける。すでに、積層された板ばねを用いる場合には、所定の減衰挙動が引き起こされる。加えて、所定の減衰となるように調整して設定するために、1以上の摩擦薄層が各層間で利用可能となっている。
本発明は、上述したバックレストと、このようなバックレストに用いられる板ばねとを有する織機を含む。
本発明およびこれにより生じる更なる利点を、実施の形態に関連付けてより詳細に説明する。
その織機フレーム内の構成を含む、本発明によるバックレストを示す斜視図。 バックレストを有する本発明による織機を示す側面図。 図2におけるバックレストの拡大図。 従来のバックレストと本発明によるバックレストとの間で経糸張力の進行を比較するグラフ。
本発明によるバックレストの構成および構造が、図1、図2、および図3に示されている。
ワープビーム2からの経糸9は、バックレスト1上を通って開口手段3に達し、更に最後には、図示しないクロスビームに織布として巻き取られる。
この例示した実施の形態において、バックレスト1のベース体4は、ベース体支持部15、15’を介して織機フレーム5に連結されている。これにより、ベース体4を有するバックレスト1は、直動ガイド11、11’を介して鉛直方向に摺動可能であり、かつ直動ガイド13、13’を介して水平方向に摺動可能である。しかしながら、製織作業中、直動ガイドの固定ねじ12、12’、14、14’がしっかり締め込まれることにより、バックレスト1はその所定位置に固定される。軸受台ベアリングまたはプランマーブロック16、16’は、摺動可能かつ固定可能に水平な直動ガイド13、13’上に設けられる。ベース体4は、軸受台ベアリングまたはプランマーブロック16、16’内にしっかりと支持される。図示した実施の形態においてベース体4は管形状に構成されているが、他の所望の断面形状を有していても良い。
織り幅方向に分布して設けられたいくつかの保持ベールまたはクリップ17は、固定ワッシャー20とナット19により、保持板18をベース体4上に固定する。
板ばねキャリア21は、ねじ22により保持板18上に固定される。締結ブロック25は、例えば螺着されることにより、板ばねキャリア21に固定連結される。
板ばねキャリア21の自由端の領域において、偏向プレート23は、ねじ24により板ばねキャリアに固定連結される。偏向プレート23は、経糸9を偏向する役割を果たすとともに対応する表面処理が施されている。この表面処理は、偏向プレート上を摺動する経糸の接触により布品質が低下することを防ぐため、用いられる経糸材料に応じてそれぞれ変更されても良い。
板ばね6は、その取付側7において、締結ブロック25の締結面27と押圧片26との間にしっかりと挟着される。このため、押圧片26は締結ねじ28により締め付けられる。
これにより、板ばね6の取付側7は、ベース体4に固定連結される。
板ばね6の自由端すなわち外側8において、取付ねじ29および取付ナット30により、糸偏向要素10が板ばね6に固定連結される。
停止ねじ形態からなる機械的停止部材31は、張力の方向、すなわち経糸9の張力を増加している間に板ばね6が曲がる方向に間隔距離を空けて、板ばね6の外側8の領域に配置されている。この停止部材は、カウンタナット32により所定位置に固定される。
例示した本実施の形態において、板ばね6の単位長さに対する重量が外側8方向に向けて減少するという本発明の特徴は、板ばねの形状が三角形であることによって達成される。したがって、板ばね6のうち相対的に早く動く外側8領域の重量が軽くなり、これは、相対的に小さい質量慣性を伴う経糸9の動作によって生じる加速に対抗する。したがって、バックレストの振動可能システム全体が、非常に動的に反応し、かつ織りサイクル全体を通じて、経糸内の張力を低い範囲内に保持する。
本発明によるバックレストの機能を図3に見ることができる。経糸9の張力付加中、経糸張力によって生じる力は、糸偏向要素10に作用するとともに、板ばね6を停止部材31方向に曲げる。製織作業において、板ばね6は、実線で示した板ばねの第1位置と、板ばねの外側8が停止部材31近傍に位置する、破線で示した第2位置との間に位置する。
図示した第1位置において、板ばね6は完全に緩められまたは張力除去され、すなわち除荷されている。また図示した第2位置において、板ばね6は略最大に伸張される。停止部材31は、板ばね6が過負荷となることがないように調整される。異なる実施の形態において、板ばねの最大行程を制限および拡大することを可能にするため、機械的停止部材31は、作動中に調整可能となるように構成され、かつ様々な作動の位相により異なる位置に配置されても良い。
製織作業動作中、通常、板ばね6は完全に張力除去された第1位置から停止部材31上の最大に伸張された位置までの全範囲を移動するわけではなく、2つの両極端な位置の間のいずれかにある限られた範囲を移動する。この範囲の幅、すなわち製織作業動作における板ばね振動の振幅は、例えば板ばねのばね特性、経糸の材料、および開口ストロークの大きさといった様々な要因に依存する。
織機停止中、経糸張力が減少し、経糸がワープビームから送り出されるか、または織布がクロスビームから送り出される。これにより、板ばね6は張力除去され、かつ糸偏向要素10は適当な低い板ばね張力が達成されるまで、除荷された第1位置の方向に移動する。
この張力除去プロセス中、仮に経糸シフトが制限されるとすると、これは、ここでは図示しない第2停止部材により達成されうる。第2停止部材は、停止部材31の反対側となる板ばね6の側に配置され、かつ第2停止部材は、経糸9の張力除去中、板ばね6が除荷された第1位置の方向に少し移動した後第2停止部材にぶつかるように調整される。経糸または織布がワープビームまたはクロスビームから更に最小限送り出されることにより、経糸張力がゼロ側に逆転することが生じる。
請求項8による実施の形態は、板ばねに対して第2の運動を重ね合わせることを可能にするものであるが、図示はしていない。図1に示された実施の形態から開始すると、このような実施の形態を容易に達成することができるが、この場合、管形状のベース体4は、軸受台ベアリングまたはプランマーブロック16内で回転移動可能に支持される。制御された回転駆動部は、プランマーブロック上に固定配置され、回転駆動部の駆動シャフトは、回転移動可能に支持されたベース体4に作動可能に連結される。回転駆動部は、対応する制御信号を織機制御部から適当な信号ラインを介して得ることが好ましい。
重ね合わされる第2の運動を生じるための更なる可能な構成は、締結ブロック25を板ばねキャリア21上で回転移動可能または並進摺動可能に支持するとともに、制御された駆動部により締結ブロックを駆動するものである。
図4のグラフにおいて、織機の回転角度が約2運動サイクルにわたり、横座標に度(°)をもって示されている。また対応する経糸張力が、縦座標にセンチニュートン(cN)で与えられている。この特徴的なカーブは、ともに織機の回転速度を600rpmとして記録されたものである。
実線で描かれた第1の特徴的なカーブ33は、本発明のバックレストを有する織機を作動させた際における、経糸張力の進行を示している。
破線で描かれた第2の特徴的なカーブ34は、質量最適化されたバックレストを有していない従来のバックレストシステムによる、典型的な経糸張力の進行を示している。従来のシステムにおける振動可能部品はより高い慣性質量をもつため、このシステムは、高回転速度の織機における経糸の迅速な運動にもはや追従できず、かつ経糸は織りサイクルにおいて所定の位相で偏向要素から送り出され、かつそのすぐ後でばね伸張された偏向要素に再び衝突する。経糸の迅速な運動は、例えば対応する高回転速度の織機における開口形成手段の迅速な運動により引き起こされる。
これにより経糸張力の高い最大値が生じ、これは特徴的なカーブの進行において明確に視認することができる。
とりわけ、特徴的なカーブの進行における、経糸張力の勾配の減少および増大は、偏向要素からの経糸の送り出しとこれに続く偏向要素への衝突とを含む、上述した工程を示している。短い時間内での経糸張力のこのような大きな変化は、経糸張力の高い負荷と織り工程全体における欠陥原因とを意味している。
特徴的なカーブ33および34を比較した場合、本発明による非常に動的なバックレストによる経糸張力の進行33は、有利に相殺または均一化されていることが明らかとなる。すなわち経糸張力の最大値はかなり低くなり、経糸張力の最小値はかなり高くなっている。したがって、発生する経糸張力の値を非常に狭い限られた範囲に限定することができる。
これにより、商品毎に経糸張力を最適に調整することが可能となる。経糸の負荷と損傷とが顕著に減少し、製織作業における工程保証が増大するとともに布の品質が向上する。

Claims (12)

  1. 織機のワープビーム(2)後方の経糸通路に配置された、織機のバックレスト(1)において、
    織機フレーム(5)内に設けられたベース体(4)と、
    板ばね(6)として構成されたバックレスト(1)の少なくとも1つの弾性要素上に振動可能に支持された、少なくとも1つの糸偏向要素(10)とを備え、
    前記少なくとも1つの板ばね(6)は、取付側(7)において前記ベース体(4)に固定連結され、
    前記少なくとも1つの糸偏向要素(10)は、前記少なくとも1つの板ばね(6)の、前記取付側(7)の反対側に位置する外側(8)上に設けられ、
    前記少なくとも1つの板ばね(6)は、その幅および厚みの少なくとも一方を減少させていくことにより、前記少なくとも1つの板ばね(6)の単位長さに対する重量は、前記板ばね(6)の前記外側(8)方向に向けて減少するように構成されていることを特徴とする織機のバックレスト。
  2. 更に偏向プレート(23)が設けられ、前記偏向プレート(23)は、ベース体(4)に固定されるとともに、前記板ばね(6)の取付側(7)が連結されており、これにより前記経糸が前記偏向プレート(23)上および前記糸偏向要素(10)上を摺動することを特徴とする請求項1記載のバックレスト。
  3. 前記少なくとも1つの板ばね(6)は、均一な厚みを有する三角形形状または台形形状からなることを特徴とする請求項1または2記載のバックレスト。
  4. 複数の板ばね(6)が、経糸(9)の幅方向にわたって分布するように配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載のバックレスト。
  5. いに異なるばね剛性を有する複数の前記板ばね(6)が設けられ、前記糸偏向要素(10)の端部領域にある板ばね(6)と中央にある板ばね(6)とで、異なるばね剛性を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項記載のバックレスト。
  6. 前記取付側(7)において前記少なくとも1つの板ばね(6)は、前記ベース体(4)に固定された締結ブロック(25)に固定連結されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項記載のバックレスト。
  7. 前記糸偏向要素(10)は、いくつかの個々の部品から構成され、この部品は、経糸(9)の幅方向にわたって分布するように互いに並んで配置されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項記載のバックレスト。
  8. 前記板ばね(6)のばね運動に対して前記ベース体(4)の回転運動によって生じる第2の運動を重ね合わすことができ、前記ベース体(4)が前記織機フレーム(5)上に回転移動可能に配置され、第2の運動の制御された作動のための駆動が前記織機の主駆動部により生じ、または第2の運動の制御された作動のための分離した電気、油圧、または空圧の駆動部が設けられることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項記載のバックレスト。
  9. 前記ベース体(4)に前記少なくとも1つの板ばね(6)の運動を制限するための少なくとも1つの機械的停止部材(31)が設けられ、この機械的停止部材(31)は、板ばねのばね動作を規定された値に制限するよう調整可能に構成されていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項記載のバックレスト。
  10. 前記糸偏向要素(10)は、移動可能に前記板ばね(6)に固定され、偏向ローラとして構成されていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項記載のバックレスト。
  11. 前記少なくとも1つの板ばね(6)に作用する減衰手段が設けられていることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項記載のバックレスト。
  12. 請求項1乃至11のいずれか一項記載のバックレストによって特徴付けられる織機。
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