JP5083490B2 - 走行車両 - Google Patents
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Description
また、車両の作業状態とアクセルレバーによるエンジン回転速度の設定と変速ペダル18によるエンジン回転速度の設定とを総合的に判断して最適なエンジン回転速度を選択できるようにした構成はなかった。
本発明の課題は、適切なエンジン回転速度を行う作業用の走行車両を提供することである。
請求項1記載の発明は、エンジン回転速度を変更するアクセルレバー及びペダル式変速操作具(18)と、副変速装置(21)と、を設けた作業用の走行車両において、副変速装置(21)が路上走行を選択している場合には、アクセルレバーの位置がどこにあっても、ペダル式変速操作具(18)によるエンジン回転制御を優先するコントローラ(48)を設け、PTOスイッチ(92)を設け、PTOスイッチ(92)をオンとすると、作業状態と判定し、アクセルレバーの操作によるエンジン回転制御をペダル式変速操作具(18)に対して優先する構成とし、副変速装置(21)が作業走行の速度を選択し、かつ、PTOスイッチ(92)をオフとすると、エンジン目標回転速度を変速ペダル踏込位置とアクセルレバー操作量にそれぞれ対応したエンジン回転速度の中で高い方を選択する制御を行うことを特徴とする作業用の走行車両である。
また、PTOスイッチ92がオン時には、ペダル式変速操作具18がどの位置にあろうと、アクセルレバーによるエンジン回転速度設定を優先するので常に作業に最適なエンジン回転速度に保つことができる。
以上、車両の作業状態とアクセルレバーによるエンジン回転速度の設定と変速ペダル18によるエンジン回転速度の設定とを総合的に判断して最適なエンジン回転速度を選択できるため、車両の操作性や作業性が向上する。
なお、本明細書では車両の前進方向に向いて左、右をそれぞれ左、右方向といい前後方向をそれぞれ前、後という。
本実施例の乗用型芝刈機などの多目的トラクタ1の側面図を図1に、平面図を図2に示す。走行車体2の前部と後部にそれぞれ前輪3、3と後輪4、4を備え、車体フレーム2の前部の下方には芝草刈り取り用のモーア6を設け、車体2の前部上方のフロア7にはステアリングコラム8を立設し、該コラム8の上部にはハンドル10を設けている。またハンドル10の後方には操縦席11があり、該操縦席11の後方にはエンジン12を搭載している。
さらに、ミッションケース15の前面に図示していないモーア駆動軸が突出しており、該駆動軸でモーア6内の芝刈用のカッタを回転させる。
ミッションケース15に隣接して設けられるHST16は、クラッチハウジング内の主クラッチ17を経てHST入力軸19へ連動し、変速ペダル(ペダル式変速操作具)18による中立位置からの前進、後進の切替、及びこれらの無段変速による連動を経て、副変速装置21へ連動し、後輪4の差動ギヤ機構、及び前輪3への出力軸等を伝動する構成である。
また、主クラッチ17からHST入力軸19を駆動する前に、PTO入力軸36へ分岐して取出した動力をPTO変速装置38を経由してPTO軸39へ取り出す構成とする。
前記変速ペダル18は、二つの独立したペダル面に、それぞれプレート状の圧力センサSf,Srを有する前進踏込部18fと後進踏込部18rを備え、このペダル基部をフロア7を支持する車体フレーム2から内側へ延設したステー部材41に回動自在に支持させる構成となっている。
なお、ローラ46とローラ支持アーム49は車体フレーム2とHSTペダル踏込位置検出センサ47を支持するブラケット51との間に設けられた回動軸52に支持されている。
また、図6に示す電動ファン65はラジエータ冷却用のファンであって、車体の前進もしくは後進に応じて送風方向を追い風方向に切り替える構成となっている。
中立位置変更スイッチ88を押すことにより簡単に中立基準位置を変更可能にする制御をコントローラ48が行う。この場合の制御フローを図15に示す。
この実施例ではトラニオン軸16aが中立位置からずれると、簡単に修正できるのでメンテナンス性が向上する。
一方、図16(b)に示すアクセルレバーのポジションセンサ89の検出値とエンジン回転速度との間にはヒステリシスはないが、この理由はアクセルレバー操作と変速ペダル18との連動がなく、走行フィーリングに影響を与えないためである。
走行車両にはエンジン低回転モード選択スイッチ90を設けており、該スイッチ90がオン状態であると、エンジン目標回転速度を変速ペダル18の踏込量とアクセルレバーの操作量にそれぞれ対応したエンジン回転速度の中で低い方を選択する制御をコントローラ48が行う。住宅地等を走行する場合に、エンジン回転速度を一定回転以下に抑えることで騒音を低減できるので、エンジン回転速度の中で低い方を選択することが望ましい。
この場合には、変速ペダル18がどの位置にあろうと、アクセルレバーによるエンジン回転速度設定を優先するので常に作業に最適なエンジン回転速度に保つことができる。
このように、4WS制御が可能な走行車両でも、本実施例では簡単に最適な作業モードが分かり、効率の良い作業が可能になる。
3 前輪 4 後輪
6 モーア 7 フロア
8 ステアリングコラム 10 ハンドル
11 操縦席 12 エンジン
15 ミッションケース 16 HST
16a トラニオン軸 17 主クラッチ
19 HST入力軸 18 変速ペダル
18a 回転軸 18f 前進踏込部
18r 後進踏込部 21 副変速装置
22 斜板 23 可変容量形ポンプ
24 可変容量形モータ 25 閉油圧回路
26 HST出力軸 27 走行軸
30 デフ装置 31 前輪伝動軸
33 デフ装置 34 四駆クラッチギヤ
36 PTO入力軸 38 PTO変速装置
39 PTO軸 41 ステー部材
43 スプリング 45 ニュートラルアーム
46 ローラ 47 HSTペダル踏込位置検出センサ
48 コントローラ 49 ローラ支持アーム
51 ブラケット 52 回動軸
53 電動モータ 54 ロッド
55 回動アーム 56 ピン
57 前後進切換レバー 60 接触部材
64 ラジエータ 65 ラジエータファン
70 HST取付けベース 71 取付けボルト
72 カラー 73 操作装置
73a 操作軸 73b 操作歯車
75a 変速歯車
76 トラニオン軸ポジションセンサ(トラニオン軸ポジション検出手段)
76a L型ピン 76b ポテンショメータ
76c 係合部 77 トラニオンアーム
77a ピン 78 プレート
78a 長孔 79F,79R 作動杆
80F,80R 操作ワイヤー 82 ブレーキペダル
85 車速センサ 88 中立位置変更スイッチ
89 アクセルレバーポジションセンサ
90 エンジン低回転モード選択スイッチ
92 PTOスイッチ 95 FWSモードスイッチ
96 RWSモードスイッチ 97 4WSモードスイッチ
98 前輪操舵ポジションセンサ 99 後輪操舵ポジションセンサ
G 表示手段 N 中立復帰機構
Sf,Sr 圧力センサ S’f 前進スイッチ
S’r 後進スイッチ
Claims (2)
- エンジン回転速度を変更するアクセルレバー及びペダル式変速操作具(18)と、副変速装置(21)と、を設けた作業用の走行車両において、
副変速装置(21)が路上走行を選択している場合には、アクセルレバーの位置がどこにあっても、ペダル式変速操作具(18)によるエンジン回転制御を優先するコントローラ(48)を設け、
PTOスイッチ(92)を設け、PTOスイッチ(92)をオンとすると、作業状態と判定し、アクセルレバーの操作によるエンジン回転制御をペダル式変速操作具(18)に対して優先する構成とし、
副変速装置(21)が作業走行の速度を選択し、かつ、PTOスイッチ(92)をオフとすると、エンジン目標回転速度を変速ペダル踏込位置とアクセルレバー操作量にそれぞれ対応したエンジン回転速度の中で高い方を選択する制御を行う
ことを特徴とする作業用の走行車両。 - エンジン低回転モードを選択する選択スイッチ(90)を設け、エンジン低回転モード選択スイッチ(90)がオン状態であると、エンジン回転をペダル式変速操作具(18)の踏込量とアクセルレバーの操作量のうちエンジン回転速度が低い方を選択し、エンジン低回転モード選択スイッチ(90)がオフ状態であると、副変速装置(21)が路上走行の速度を選択している場合には、アクセルレバーの位置がどこにあっても、ペダル式変速操作具(18)によるエンジン回転制御を優先することを特徴とする請求項1記載の作業用の走行車両。
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