JP5083325B2 - 走査型レーザ顕微鏡 - Google Patents

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Description

本発明は、走査型レーザ顕微鏡に関し、特に、任意のフレームレートで画像を取得することができるようにした走査型レーザ顕微鏡に関する。
従来、走査型レーザ顕微鏡は、レーザ光を反射するミラーをスキャナで駆動し、試料に照射されるレーザ光をラスタスキャンさせて画像を取得する。
例えば、走査型レーザ顕微鏡は、レーザ光が照射される各位置を表す駆動波形データが登録されるテーブルを記憶するメモリを備えており、メモリから駆動波形データが順次読み出される読み出し周期に応じた速度でレーザ光を走査する(例えば、特許文献1参照)。
このような走査型レーザ顕微鏡において、レーザ光が1ラインを走査するライン走査時間は、メモリのテーブルに登録されている1ライン分の駆動波形データのデータ数と、駆動波形データの読み出し周期とを乗算した値に応じて決定される。また、走査型レーザ顕微鏡により取得される画像のフレームレートは、そのライン走査時間と、ラスタスキャンされるラインのライン数とを乗算した値に応じて決定される。
また、走査型レーザ顕微鏡では、ユーザが、走査型レーザ顕微鏡の全体の動作の基準となるクロック信号の基準周波数を変換する分周器の分周比を選択することにより、駆動波形データの読み出し周期が設定される。上述したように、駆動波形データの読み出し周期を駆動波形データのデータ数倍した値に応じてライン走査時間が決定され、ライン走査時間をライン数倍した値に応じてフレームレートが決定される。従って、フレームレートは、分周比の変化に対して、駆動波形データのデータ数倍、およびラインのライン数倍した値に応じて不連続に変化し、分周比の変更可能な細かさ(分解能)により、フレームレートを変更する際の細かさが決定される。
特開2003−98468号公報
しかしながら、ユーザが、分周比の変更可能な1段階だけを変更して読み出し周期を僅かに変更しようとしても、フレームレートは不連続に変更されるため、所望のフレームレートを選択することができないことがあった。即ち、任意のフレームレートで画像を取得することができないという問題があった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、任意のフレームレートで画像を取得することができるようにするものである。
本発明の第1の走査型レーザ顕微鏡は、レーザ光を試料上で走査し、該試料からの光を用いて前記試料の画像を取得する走査型レーザ顕微鏡であって、前記レーザ光を1ラインずつスキャンさせる走査手段と、設定されたフレームレートから求められる1フレームの走査に必要な時間に基づいて、1ラインの走査に用いられる時間として要求される要求ライン走査時間を算出する算出手段と、前記走査手段を駆動する駆動波形データの1ライン分のデータ数、および、前記駆動波形データの読み出し周期のうちの少なくとも一方を調整して、前記走査手段が1ライン走査する時間を、前記算出手段により算出された要求ライン走査時間に略一致させる調整手段とを備えることを特徴とする。
本発明の第1の走査型レーザ顕微鏡においては、走査手段により、レーザ光が1ラインずつスキャンされ、算出手段により、設定されたフレームレートから求められる1フレームの走査に必要な時間に基づいて、1ラインの走査に用いられる時間として要求される要求ライン走査時間が算出される。そして、調整手段により、走査手段が1ライン走査する時間が、算出手段により算出された要求ライン走査時間に略一致するように、走査手段を駆動する駆動波形データの1ライン分のデータ数、および、駆動波形データの読み出し周期のうちの少なくともいずれか一方が調整される。
本発明の走査型レーザ顕微鏡によれば、1ラインを走査する時間を要求ライン走査時間に略一致させるので、任意のフレームレートで画像を取得することができる。
本発明を適用した共焦点レーザ走査型顕微鏡の光学系の一実施の形態を示す図である。 スキャナ駆動系51の構成の例を示すブロック図である。 ライン走査時間について説明する図である。 コントローラ61がライン走査時間を調整する処理を説明するフローチャートである。 複数の基準クロック発生器を用いてライン走査時間を調整する方法を説明する図である。 可変クロック発生器を用いてライン走査時間を調整する方法を説明する図である。
1 共焦点レーザ走査型顕微鏡, 2 試料, 11 レーザ光源, 12 ダイクロイックミラー, 13Xおよび13Y ミラー, 14Xおよび14Y スキャナ, 15 走査レンズ系, 16 対物レンズ, 17 ピンホール, 18 蛍光フィルタ, 19 検出器, 20 制御装置, 21 表示装置, 51 スキャナ駆動系, 61 コントローラ, 62 基準クロック発生器, 63 分周器, 64Xおよび64Y 分周器, 65Xおよび65Y アドレス発生器, 66Xおよび66Y メモリ, 67Xおよび67Y D/Aコンバータ, 68Xおよび68Y 駆動回路
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明を適用した共焦点レーザ走査型顕微鏡1の光学系の一実施の形態を示す図である。ここで、共焦点レーザ走査型顕微鏡1の光学系の動作について説明する。
レーザ光源11から発せられたレーザ光(励起光)は、出力端がファイバコネクタ(不図示)に接続された光ファイバ(不図示)によりスキャナ光学系に導入される。スキャナ光学系に導入されたレーザ光は、ダイクロイックミラー12によりミラー13Xの方向に反射される。ミラー13Xおよび13Yは、例えば、全反射ミラーにより構成され、ミラー13Xの方向に反射されたレーザ光は、ミラー13Xおよびミラー13Yにより走査レンズ系15の方向に反射される。そして、レーザ光は、走査レンズ系15および対物レンズ16を透過することにより集光され、ステージ22上の試料2に照射される。
制御装置20は、スキャナ14Xを駆動し、ミラー13Xの角度を制御することにより、試料2に照射されるレーザ光を共焦点レーザ走査型顕微鏡1の左右方向(x軸方向)に走査し、スキャナ14Yを駆動し、ミラー13Yの角度を制御することにより、試料2に照射されるレーザ光を共焦点レーザ走査型顕微鏡1の奥行き方向(y軸方向)に走査する。
レーザ光を照射することにより励起され試料2から発せられた蛍光は、対物レンズ16および走査レンズ系15を透過し、ミラー13Yおよびミラー13Xによりデスキャンされた後、ダイクロイックミラー12を透過する。そして、デスキャンされた蛍光のうち対物レンズ16の焦点面から発せられた蛍光のみが、ピンホール17を通過し、蛍光フィルタ18により所定の波長成分が透過され、例えば、PMT(光電子増倍管、Photomultiplier)により構成される検出器19により電気信号に変換される。その電気信号は、制御装置20に供給され、制御装置20により画像データに変換され、表示装置21に供給される。表示装置21は、画像データに基づく画像、すなわち、試料2の画像を表示する。
また、共焦点レーザ走査型顕微鏡1は、試料2に照射されるレーザ光をラスタスキャンさせ、即ち、レーザ光をx軸方向へ1ライン走査させるごとにy軸方向に1ステップ移動させ、所定の数のライン数だけx軸方向へのレーザ光の走査を繰り返して、1フレームの画像を取得する。
ここで、1フレームの画像の取得に必要な時間である1フレーム時間は、x軸方向に向かう1ラインの走査に必要なライン走査時間、x軸方向に向かうラインのライン数、および、1フレームの最終ラインの駆動が終了される位置から先頭ラインの駆動が開始される位置までの移動に必要な時間であるフレーム復帰時間に基づいて決定される。即ち、1フレーム時間は、1フレーム時間=ライン走査時間×ライン数+フレーム復帰時間の関係を有する。
また、共焦点レーザ走査型顕微鏡1では、ユーザが図示しない入力部を操作して、所望のフレームレート(試料の画像を取得する速度)を入力(設定)すると、制御装置20が、ユーザにより要求されたフレームレートで画像が取得されるように、1フレーム時間やライン走査時間を決定する。
なお、制御装置20は、上述した以外にも、ピンホール17のピンホール径の制御、蛍光フィルタ18の切替えの制御などを行う。
図2は、共焦点レーザ走査型顕微鏡1の制御装置20を構成する要素のうち、スキャナ14Xおよびスキャナ14Yを介して、ミラー13Xおよびミラー13Yを駆動し、レーザ光のスキャンを制御するスキャナ駆動系51の構成の例を示すブロック図である。
コントローラ61は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサにより構成され、所定の制御プログラムを実行することにより、スキャナ駆動系51全体の動作を制御する。
例えば、コントローラ61には、ユーザにより入力されるフレームレートが供給され、コントローラ61は、ユーザにより要求されたフレームレートに基くフレーム時間(以下、適宜、要求フレーム時間と称する)を算出し、レーザ光により走査される領域であるスキャン領域を、要求フレーム時間で走査するために要求されるライン走査時間(以下、適宜、要求ライン走査時間と称する)を決定する。
そして、コントローラ61は、要求フレーム時間および要求ライン走査時間に基づいて、スキャナ14Xの駆動を制御する駆動信号Xを生成するための駆動波形データを生成してメモリ66Xに格納するとともに、スキャナ14Yの駆動を制御する駆動信号Yを生成するための駆動波形データを生成してメモリ66Yに格納する。さらに、コントローラ61は、要求フレーム時間および要求ライン走査時間に基づいて、分周器63、分周器64X、および分周器64Yの分周比を、それぞれに設定する。
基準クロック発生器62は、スキャナ駆動系51全体の動作の基準となる基準周波数のクロック信号を生成し、基準周波数のクロック信号を分周器63に供給する。
分周器63は、基準クロック発生器62から供給される基準周波数のクロック信号を、コントローラ61により設定された分周比で変換し、その変換後の周波数のクロック信号を分周器64Xおよび分周器64Yにそれぞれ供給する。例えば、基準クロック発生器62が生成するクロック信号の基準周波数が10MHzであるとすると、基準クロック周期は0.1μsとなり、分周器63は、0.1μsの整数倍の周期のクロック信号を出力する。
分周器64Xは、分周器63から供給されるクロック信号を、分周器63を介してコントローラ61により設定された分周比で変換し、その変換後の周波数のクロック信号をアドレス発生器65Xに供給する。同様に、分周器64Yは、分周器63から供給されるクロック信号を、分周器63を介してコントローラ61により設定された分周比で変換し、その変換後の周波数のクロック信号をアドレス発生器65Yに供給する。
アドレス発生器65Xは、分周器64Xからのクロック信号に同期して、データを読み出すアドレスを指示するアドレス信号を生成し、そのアドレス信号をメモリ66Xに供給する。同様に、アドレス発生器65Yは、分周器64Yからのクロック信号に同期して、データを読み出すアドレスを指示するアドレス信号を生成し、そのアドレス信号をメモリ66Yに供給する。
メモリ66Xには、コントローラ61が生成した駆動信号Xを生成するための駆動波形データが格納されており、メモリ66Xは、アドレス発生器65Xから供給されるアドレス信号により指定されるアドレスの駆動波形データを、アドレス信号が供給されるタイミングに従って、D/Aコンバータ67Xに順次出力する。
ここで、メモリ66Xに記憶されている駆動テーブルから駆動波形データがD/Aコンバータ67Xに読み出される周期である読み出し周期は、分周器64Xからアドレス発生器65Xに供給されるクロック信号の周波数の逆数であり、基準クロック発生器62が発生するクロック信号の周期、分周器63設定されている分周比、および分周器64Xに設定されている分周比を乗算した値となる。
メモリ66Yには、コントローラ61が生成した駆動信号Yを生成するための駆動波形データが格納されており、メモリ66Yは、アドレス発生器65Yから供給されるアドレス信号により指定されるアドレスのデータを、アドレス信号が供給されるタイミングに従って、D/Aコンバータ67Yに順次出力する。
D/Aコンバータ67Xは、メモリ66Xから読み出した駆動波形データをアナログ信号に変換し、駆動回路68Xに供給する。同様に、D/Aコンバータ67Yは、メモリ66Yから読み出した駆動波形データをアナログ信号に変換し、駆動回路68Yに供給する。
駆動回路68Xは、D/Aコンバータ67Xからのアナログ信号に基づいて、駆動テーブルから読み出された駆動波形データに対応する電圧の駆動信号Xをスキャナ14Xに供給し、ミラー13Xの角度を制御する。
ここで、例えば、メモリ66Xに記憶されている駆動テーブルの駆動波形データのデータ数が1000個であるとすると、1データあたり1μsで読み出せば、1ラインが1msで構成される。従って、例えば、クロック信号の基準周波数が10MHzであるとき、分周器63の分周比を1とし、分周器64Xの分周比を10とすることで、アドレス発生器65Xに入力されるクロック信号の周期は1μsとなり、駆動回路68Xは、例えば、1000ライン/sでレーザ光が走査されるようにスキャナ14Xを駆動することになる。また、アドレス発生器65Xには、メモリ66Xの駆動テーブルの有効なデータを全て読み出すと、ゼロリセットされ、繰り返し同じ波形が生成されるように循環回数が設定されている。
また、駆動回路68Yは、駆動回路68Xと同様に、D/Aコンバータ67Yからのアナログ信号に基づいて、駆動テーブルから読み出された駆動波形データに対応する電圧の駆動信号Yをスキャナ14Yに供給し、ミラー13Yの角度を制御する。
ここで、例えば、コントローラ61が、分周器64Yの分周比を、アドレス発生器65Xの循環数と一致するように設定することで、x軸方向への1周期ごとにアドレス発生器65Yの入力が更新されるように動作させることができる。即ち、x軸方向への1ラインの走査が完了するごとに、y軸方向の駆動位置を更新することができる。また、アドレス発生器65Yが、y軸方向のライン数および復帰ライン数で出力を循環するように設定することで、1フレーム分の駆動周期が設定される。
駆動回路68Xがスキャナ14Xに供給する駆動信号Xは、図2に示すように、画像を取得するためにレーザ光をx軸方向へ走査させる所定の走査速度で、ラインの先端を示す電圧からラインの終端を示す電圧まで電圧を上昇させ、その後、走査速度と同じや、走査速度よりも速い速度で、ラインの先端を示す電圧まで電圧を降下させる鋸形状の電圧が、1ライン走査時間ごとに繰り返される。
また、駆動回路68Yがスキャナ14Yに供給する駆動信号Yは、図2に示すように、x軸方向への1ラインの走査が終了するごとに、次のラインを示す電圧へ1段階上昇し、先頭ラインから最終ラインまで電圧が上昇すると、所定のライン復帰時間で先頭ラインを示す電圧まで降下する階段形状の電圧が、1フレーム時間ごとに繰り返される。
ここで、スキャナ14Xがレーザ光を1ライン走査させるライン走査時間は、ユーザにより入力されるフレームレートから求められる要求ライン走査時間と一致するように設定される。
例えば、コントローラ61は、ユーザにより入力されたフレームレートの逆数を演算して1フレーム時間を求め、上述したような、1フレーム時間=ライン走査時間×ライン数+フレーム復帰時間の関係に基づいて、要求ライン走査時間を算出する。なお、例えば、ライン数は、y軸方向の解像度に基づいて設定される。また、例えば、フレーム復帰時間は、スキャナ14Yや、その他の駆動機構などの特性に基づいて設定される。
一方、ライン走査時間は、メモリ66Xの駆動テーブルに登録されている1ライン分のデータ数と、メモリ66XからD/Aコンバータ67Xに1つのデータが読み出される読み出し周期とを乗算した値となる。従って、コントローラ61は、1ライン分のデータ数、または読み出し周期(即ち、分周器63および分周器64Xの分周比)を調整することにより、所望のライン走査時間となるようにライン走査時間を決定する。
例えば、駆動信号Xを生成するための駆動波形データは、図2に示すように、ある程度決まった形状をしており、コントローラ61は、所定の駆動波形データと、所定の読み出し周期を用いてライン走査時間を仮設定し、読み出し周期を段階的に短縮させる。そして、コントローラ61は、仮設定されたライン走査時間が要求ライン走査時間以下となると、要求ライン走査時間に一致する(または、要求ライン走査時間から規定範囲内となる)まで、駆動波形データのデータ数を増加させて、ライン走査時間を調整(再設定)する。このとき、例えば、画像を取得する領域であるキャプチャ領域における走査速度が一定となるように、即ち、取得される画像が悪影響を受けないように、ライン走査時間が調整される。
次に、図3を参照して、駆動波形データのデータ数を増加させて調整されるライン走査時間について説明する。
図3には、1ライン走査時間の駆動信号Xが示されており、横軸は時刻を表し、縦軸は駆動電圧(駆動信号Xの電圧値)を表している。
ライン走査時間は、助走区間(加速区間)、キャプチャ区間、停止区間、およびライン復帰区間に区分される。
助走区間は、ラインの始点でレーザ光の走査が開始されから、一定の走査速度で安定するまでに必要な時間である。キャプチャ区間は、レーザ光がキャプチャ領域を一定の走査速度で走査する時間である。停止区間は、レーザ光の走査速度を徐々に減速させて、レーザ光の走査がラインの終点で停止するまでの時間である。ライン復帰区間は、ラインの終点から始点までの駆動に必要な時間である。
例えば、コントローラ61は、ライン走査時間を調整するにあたり、図3の破線L1に示すように、ラインの終端を示す電圧が、停止区間の終端で延長時間△tだけ延長されるように、停止区間を延長した駆動波形データを生成する。即ち、コントローラ61は、ライン走査時間が要求ライン走査時間に一致するように、停止区間とライン復帰区間との間に、ラインの終端を示す電圧を生成するための駆動波形データを必要なデータ数だけ挿入する。
なお、停止区間の終端においてレーザ光は停止しているので、停止区間の終端に、ラインの終端を示す電圧を生成するための駆動波形データを挿入しても、キャプチャ区間における走査速度に影響を与えることはない。
このように、延長時間△tに対応するデータを挿入し、停止区間を延長してライン走査時間を延長した後において、ライン復帰区間が延長時間△tだけ後方に移動し、ライン走査時間は延長時間△tだけ長くなる。
なお、停止区間を延長する他、コントローラ61は、図3の破線L2に示すように、ライン復帰区間において駆動電圧が降下する曲線の傾斜が変更されるように、ライン復帰区間のデータ数を延長時間△tだけ増やした駆動波形データを生成し、ライン復帰区間を延長することで、ライン走査時間が延長時間△tだけ長くなるようにしてもよい。
さらに、コントローラ61は、キャプチャ区間におけるレーザ光の走査速度に影響を及ぼさない範囲で、助走区間のデータ数を増減させることで、ライン走査時間を調整してもよい。即ち、キャプチャ区間のデータ数を変更すると、走査結果、即ち、取得される画像に影響を与えてしまうので、コントローラ61は、画像に影響を与えない、停止区間、ライン復帰区間、および助走区間のデータ数を変更して、ライン走査時間を調整する。また、コントローラ61は、駆動波形データのデータ数を変更する区間を、例えば、駆動機械の構成や駆動速度などに基づいて、画像に影響を与えないような最適なものを選択することができる。
また、例えば、コントローラ61は、停止区間、ライン復帰区間、および助走区間のデータ数を求めるにあたり、まず、要求ライン走査時間およびキャプチャ領域のサイズからキャプチャ区間の走査に必要な時間を求める。そして、キャプチャ区間の走査時間およびx軸方向の解像度から、1ピクセルあたりの走査時間(ピクセルデュエル)を算出し、停止区間、ライン復帰区間、および助走区間のデータ数(即ち、それぞれの区間の時間)を、1ピクセルあたりの走査時間の関数に基づいて仮設定する。そして、仮設定した停止区間、ライン復帰区間、および助走区間のデータ数から求められるライン走査時間が、要求ライン走査時間に一致する(または、要求ライン走査時間から規定範囲内となる)まで、これらの区間のデータ数と、読み出し周期を変更する処理を繰り返す。
また、例えば、要求ライン走査時間を入力すると、駆動波形データおよび読み出し周期を決定する代数を、実験またはシミュレーションなどであらかじめ求めておき、その代数に従って、駆動波形データおよび読み出し周期を決定してもよい。
次に、図4は、図2のコントローラ61がライン走査時間を調整する処理を説明するフローチャートである。
例えば、ユーザがフレームレートを入力し、そのフレームレートがコントローラ61に供給されると処理が開始され、ステップS11において、コントローラ61は、ユーザにより入力されたフレームレートの逆数を演算して要求フレーム時間を求め、処理はステップS12に進む。
ステップS12において、コントローラ61は、ステップS11で求めた要求フレーム時間、スキャン領域のライン数、およびフレーム復帰時間に基づいて、要求ライン走査時間を算出する。
ステップS12の処理後、処理はステップS13に進み、コントローラ61は、ステップS12で算出した要求ライン走査時間に基づいて、読み出し周期の設定、および駆動波形データの生成をして、処理はステップS14に進む。
ステップS14において、コントローラ61は、ステップS13で設定した読み出し周期、および、ステップS13で生成した駆動波形データから、スキャナ14Xがレーザ光を実際に1ライン走査させるライン走査時間を算出する。
ステップS14の処理後、処理はステップS15に進み、コントローラ61は、ステップS14で算出したライン走査時間が、ステップS12で算出した要求ライン走査時間から、あらかじめ所定の精度に応じて規定されている規定範囲以内であるか否かを判定する。
ステップS15において、コントローラ61が、ステップS14で算出したライン走査時間が、ステップS12で算出した要求ライン走査時間から規定範囲以内でないと判定した場合、処理はステップS16に進み、コントローラ61は、上述したように、読み出し周期の再設定、または駆動波形データの再生成を行い、処理はステップS14に戻り、以下、同様の処理が行われる。
一方、ステップS15において、コントローラ61が、ステップS14で算出したライン走査時間が、ステップS12で算出した要求ライン走査時間から規定範囲以内であると判定した場合、処理はステップS17に進む。
ステップS17において、コントローラ61は、ステップS12で算出した要求ライン走査時間から規定範囲以内であると判定したライン走査時間の算出に用いられた読み出し周期でメモリ66Xに記憶される駆動波形データが読み出されるように、分周器63および分周器64Xの分周比をそれぞれ求め、それらの分周比を分周器63および分周器64Xに設定する。また、コントローラ61は、ステップS12で算出した要求ライン走査時間から規定範囲以内であると判定したライン走査時間の算出に用いられた駆動波形データをメモリ66Xに格納し、処理は終了する。
以上のように、コントローラ61が、ライン走査時間が要求ライン走査時間から規定範囲以内となるように、読み出し周期を決定し、駆動波形データを生成するので、共焦点レーザ走査型顕微鏡1は、ユーザにより入力されたフレームレートを正確に実現して、そのフレームレートで画像を取得することができる。
また、従来の走査型レーザ顕微鏡では、分周比の細かさが十分に小さくなければ、任意のフレームレートを設定することができなかったが、共焦点レーザ走査型顕微鏡1では、分周比の細かさが十分に小さくなくても、駆動波形データのデータ数を調整することで、任意のフレームレートを設定することができる。
なお、ライン走査時間を調整するために、メモリ66Xから駆動波形データを読み出す読み出し周期を変更する方法としては、図2に示すように、分周器63および分周器64Xを用いる以外の方法を用いることができる。
例えば、図5には、複数の基準クロック発生器を用いてライン走査時間を調整するスキャナ駆動系51’が示されており、図6には、可変クロック発生器を用いてライン走査時間を調整するスキャナ駆動系51’’が示されている。図5および6において、コントローラ61、分周器64、アドレス発生器65、メモリ66、D/Aコンバータ67、駆動回路68は、図2と同様に構成されており、その説明は省略する。
図5のスキャナ駆動系51’では、N個の基準クロック発生器621’乃至62N’は、それぞれ異なる周波数のクロック信号を発生する。そして、切り替え器71は、コントローラ61から供給される切り替え信号に従って、N個の基準クロック発生器621’乃至62N’からの出力を切り替え、いずれか1つが生成するクロック信号を分周器64に供給する。
図6のスキャナ駆動系51’’では、可変クロック発生器62’’は、複数の異なる周波数のクロック信号を生成することができ、コントローラ61から供給される周波数設定信号に従って、クロック信号の周波数を変更して分周器64に供給する。
このように構成されているスキャナ駆動系51’または51’’において、図2を参照して説明したように、ユーザにより入力されたフレームレートに基づいてコントローラ61が駆動波形データを生成するとともに、読み出し周期を設定して、切り替え器71に切り替え信号を供給し、または、可変クロック発生器62’’に周波数設定値を供給することで、要求フレームレートと一致するフレームレートの画像を取得することができる。
なお、駆動信号Yが1ステップ増加する時間は、駆動信号Xのライン走査時間を基準としており、駆動信号Xの変更に同期して駆動信号Yを変更してフレーム時間が調整される。
また、上述のフローチャートを参照して説明した各処理は、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく、並列的あるいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるいはオブジェクトによる処理)も含むものである。
なお、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。

Claims (3)

  1. レーザ光を試料上で走査し、該試料からの光を用いて前記試料の画像を取得する走査型レーザ顕微鏡において、
    前記レーザ光を1ラインずつスキャンさせる走査手段と、
    設定されたフレームレートから求められる1フレームの走査に必要な時間に基づいて、1ラインの走査に用いられる時間として要求される要求ライン走査時間を算出する算出手段と、
    前記走査手段を駆動する駆動波形データの1ライン分のデータ数、および、前記駆動波形データの読み出し周期のうちの少なくとも一方を調整して、前記走査手段が1ライン走査する時間を、前記算出手段により算出された要求ライン走査時間に略一致させる調整手段と
    を備えることを特徴とする走査型レーザ顕微鏡。
  2. 前記走査型レーザ顕微鏡では、前記レーザ光がスキャンされるスキャン領域のうちの一部のキャプチャ領域の画像が取得され、
    前記調整手段は、前記駆動波形データの1ライン分のデータ数のうちの、前記キャプチャ領域以外のスキャン領域についての駆動波形データのデータ数、または、所定のラインの終端から次のラインの先端に前記走査手段を駆動する間の駆動波形データのデータ数を調整する
    ことを特徴とする請求項1に記載の走査型レーザ顕微鏡。
  3. 基準周波数のクロック信号を所定の分周比で変換し、前記読み出し周期の信号を生成する生成手段をさらに備え、
    前記調整手段は、前記生成手段における分周比を変更して前記読み出し周期を段階的に短縮させ、前記走査手段が1ライン走査する時間が、前記要求ライン走査時間とならなかった場合、前記駆動波形データのデータ数を増減させて、前記走査手段が1ライン走査する時間を前記要求ライン走査時間に略一致させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の走査型レーザ顕微鏡
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