JP2003177323A - 走査型レーザ顕微鏡、駆動波形データ生成方法、及びその制御プログラム - Google Patents
走査型レーザ顕微鏡、駆動波形データ生成方法、及びその制御プログラムInfo
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- JP2003177323A JP2003177323A JP2001377843A JP2001377843A JP2003177323A JP 2003177323 A JP2003177323 A JP 2003177323A JP 2001377843 A JP2001377843 A JP 2001377843A JP 2001377843 A JP2001377843 A JP 2001377843A JP 2003177323 A JP2003177323 A JP 2003177323A
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Abstract
更登録を不要にし、構成を簡素化し部品コストの低減を
可能にする。 【解決手段】まず、走査機構取得手段82を介して走査
機構2の機種に対応する機種データを取得する。次に、
その機種データに対応する特性データファイル823か
ら特性データを特性データ取得手段84を介して取得す
る。次に、走査条件取得手段83を介して走査範囲に対
応する走査条件データと走査スピードに対応する走査ス
ピードデータを取得する。次に、取得した特性データと
走査範囲データと走査スピードデータとに基づいて、走
査機構2に最適化されたスキャナ駆動波形データを生成
し、該スキャナ駆動波形データをD/A変換器7を介し
て走査機構2へ出力する。これにより、上記課題を解決
する。
Description
鏡に搭載された走査機構を駆動するための駆動波形デー
タを、その走査機構の動作特性データ等に基づいて自動
生成する技術に関する。
的に走査させ、標本からの蛍光、透過光、或いは反射光
等を光電変換により電気信号に変換し、その標本に応じ
た画像データを取得する走査型レーザ顕微鏡が知られて
いる。
機構としては、ガルパノメータスキャナが広く用いられ
ている。このガルバノメータスキャナは、システム(シ
ステムコントローラ)内に登録(記録)されている駆動
波形データに基づいて駆動され、その駆動波形データ
は、搭載されているガルバノメータスキャナの周波数特
性、電流特性、及び遅延特性等の動作特性と走査範囲や
走査スピード等の走査条件等に基づいて作成されたもの
である。そのため、搭載されるガルバノメータスキャナ
の機種が変更されると、それまでシステム内に登録され
ていた駆動波形データを全て破棄し、新たに搭載された
ガルバノメータスキャナの動作特性等に基づいて新たに
駆動波形データを作成し直し、そのシステム内に再び登
録させる必要があった。従って、搭載されるガルバノメ
ータスキャナの機種が変更される毎に、駆動波形データ
の作成及びその登録に係る負担(例えばユーザ等の負
担)が生じることになった。
例えば特開平11−231253号公報では、予め基準
となる駆動波形データを登録させておき、この基準とな
る駆動波形データを用いてガルバノメータスキャナを駆
動し、そのときの各ポイントにおけるガルバノメータス
キャナの偏向位置に対応する偏向位置データをA/D変
換器を介してデジタルデータとして取得し、すなわちガ
ルバノメータスキャナの偏向位置をフィードバックし、
その取得したガルバノメータスキャナの偏向位置データ
について、デジタルシグナルプロセッサによるフーリエ
変換を用いた周波数解析を行い、該解析結果を基に、基
準となる駆動波形データを、搭載されているガルバノメ
ータスキャナに最適化させる技術が提案されている。
案では、基準となる駆動波形データを予め記録させてお
くための記録領域を確保しなければならず、搭載される
記録媒体の記録容量が増大するという問題があった。ま
た、この提案では、フィードバックした偏向位置に対応
する偏向位置データについてフーリエ変換を用いた周波
数解析を行っているために制御処理が複雑になると共
に、またそのフーリエ変換を行わせるためにデジタルシ
グナルプロセッサを実装しなければならず、構成が複雑
になり部品コストが増大するという問題があった。
上述した、ガルバノメータスキャナの機種が変更される
毎に駆動波形データの作成及びその登録に係る負担が生
じる問題を同時に解決する技術は提案されていなかっ
た。本発明の課題は、上記実情に鑑み、走査機構の機種
変更に伴う駆動波形データの変更登録を不要にし、構成
を簡素化し部品コストの低減を可能にする、走査型レー
ザ顕微鏡、駆動波形データ生成方法、及びその制御プロ
グラムを提供することである。
光源からの光ビームを標本に照射し、搭載される走査機
構により前記標本面を前記光ビームで二次元走査し、前
記標本からの少なくとも蛍光、反射光、又は透過光を光
電変換により電気信号に変換して画像データを取得する
走査型レーザ顕微鏡における前記走査機構の駆動波形デ
ータ生成方法であって、前記走査機構の機種を検出する
検出ステップと、前記走査機構の特性データを取得する
特性データ取得ステップと、前記標本面を二次元走査す
る際の少なくとも走査範囲又は走査スピードを含む走査
条件を取得する走査条件取得ステップと、前記特性デー
タ取得ステップにて取得された特性データと前記走査条
件取得ステップにて取得された走査条件とに基づいて前
記走査機構の駆動波形データを生成する生成ステップ
と、を含む、走査型レーザ顕微鏡における走査機構の駆
動波形データ生成方法である。
タ(例えば周波数特性、電流特性、遅延特性等)とユー
ザ(観察者等)の意図する走査条件とに基づいて、その
走査機構に最適な駆動波形データが自動的に生成される
ようになるので、駆動波形データの変更登録が不要にな
る。また、駆動波形データを予め記録させておくための
記録領域を設ける必要もないので、記録媒体の記録容量
を削減することもできる。また、走査機構の偏向位置を
フィードバックして解析する等といった複雑な制御処理
を行う必要もないので、構成を簡素化でき、またその複
雑な制御処理の為の部品等を実装する必要もないので部
品コストを削減することもできる。
明において、前記特性データ取得ステップでは、少なく
とも前記走査型レーザ顕微鏡の起動時、初期化時、又は
走査開始時に、前記走査型レーザ顕微鏡に備えられた記
録媒体に記録されている前記走査機構の特性データを取
得する、方法である。
レーザ顕微鏡の起動時、初期化時、又は走査開始時等に
記録媒体から取得され、走査型レーザ顕微鏡の動作を制
御するコンピュータ等に必要に応じて読み出されること
が可能になる。請求項3記載の発明は、請求項1記載の
発明において、前記生成ステップでは、生成される駆動
波形データの中心が標本画像取得用周期信号の中心に一
致するように、前記走査機構の偏向角の偏向範囲の中心
を基準にして前記駆動波形データの生成を行う、方法で
ある。
ータの中心と標本画像取得用周期信号の中心が一致され
るようになるので、適正な標本画像の取得が可能にな
る。請求項4記載の発明は、光源からの光ビームを標本
に照射し、搭載される走査機構により前記標本面を前記
光ビームで二次元走査し、前記標本からの少なくとも蛍
光、反射光、又は透過光を光電変換により電気信号に変
換して画像データを取得する走査型レーザ顕微鏡であっ
て、前記走査機構の機種を検出する検出手段と、前記走
査機構の特性データを取得する特性データ取得手段と、
前記標本面を二次元走査する際の少なくとも走査範囲又
は走査スピードを含む走査条件を取得する走査条件取得
手段と、前記特性データ取得手段により取得された特性
データと前記走査条件取得手段により取得された走査条
件とに基づいて前記走査機構の駆動波形データを生成す
る生成手段と、を含む走査型レーザ顕微鏡である。
タ(例えば周波数特性、電流特性、遅延特性等)とユー
ザ(観察者等)の意図する走査条件とに基づいて、その
走査機構に最適な駆動波形データが自動的に生成される
ようになるので、駆動波形データの変更登録が不要にな
る。また、駆動波形データを予め記録させておくための
記録領域を設ける必要もないので、記録媒体の記録容量
を削減することもできる。また、走査機構の偏向位置を
フィードバックして解析する等といった複雑な制御処理
を行う必要もないので、構成を簡素化でき、またその複
雑な制御処理の為の部品等を実装する必要もないので部
品コストを削減することもできる。
ムを標本に照射し、搭載される走査機構により前記標本
面を前記光ビームで二次元走査し、前記標本からの少な
くとも蛍光、反射光、又は透過光を光電変換により電気
信号に変換して画像データを取得する走査型レーザ顕微
鏡における前記走査機構の駆動波形データの生成制御を
コンピュータに実行させる制御プログラムであって、前
記走査機構の機種を検出する検出ステップと、前記走査
機構の特性データを取得する特性データ取得ステップ
と、前記標本面を二次元走査する際の少なくとも走査範
囲又は走査スピードを含む走査条件を取得する走査条件
取得ステップと、前記特性データ取得ステップにて取得
された特性データと前記走査条件取得ステップにて取得
された走査条件とに基づいて前記走査機構の駆動波形デ
ータを生成する生成ステップと、を前記コンピュータに
実行させる制御プログラムである。
行させることにより、走査機構の特性データ(例えば周
波数特性、電流特性、遅延特性等)とユーザ(観察者
等)の意図する走査条件とに基づいて、その走査機構に
最適な駆動波形データが自動的に生成されるようになる
ので、駆動波形データの変更登録が不要になる。また、
駆動波形データを予め記録させておくための記録領域を
設ける必要もないので、記録媒体の記録容量を削減する
こともできる。また、走査機構の偏向位置をフィードバ
ックして解析する等といった複雑な制御処理を行う必要
もないので、構成を簡素化でき、またその複雑な制御処
理の為の部品等を実装する必要もないので部品コストを
削減することもできる。
を参照しながら説明する。図1(a) は、本発明の第一の
実施の形態に係る走査型レーザ顕微鏡の構成例、、同図
(b) は、その構成に含まれる記録媒体のデータ構造例を
示した図である。
型レーザ顕微鏡は、光源1、走査機構2、対物レンズ
3、ステージ4、光検出器5、A/D変換器6、D/A
変換器7、PC( Personal Computer )8、フレーム
メモリ9、表示装置10等を備えている。
2は、例えばガルバノメータスキャナ等の共焦点用スキ
ャナであり、D/A変換器7から出力された駆動波形デ
ータ(スキャナ駆動波形データ)に従って、光源1から
照射された光ビームをXY方向の二次元に振る。
た光ビームを集光する。ステージ4は、試料(標本)が
載置される。光検出器5は、試料からの透過光(又は反
射光、蛍光等)を検出し、その検出した光を電気信号
(アナログデータ)に変換する。
された、試料に応じたアナログデータを、デジタルデー
タに変換する。D/A変換器7は、PC8により生成さ
れた、走査機構2のスキャナ駆動波形データ(アナログ
データ)を、デジタルデータに変換する。
置)81、記録媒体82、走査機構取得手段83、特性
データ取得手段84、及び走査条件取得手段85等を備
え、この走査型レーザ顕微鏡全体の動作を制御する。記
録媒体82には、同図(b) に示したように、制御プログ
ラム821及びスキャナ駆動波形生成プログラム822
等の制御プログラムが記録されていると共に、走査機構
2の周波数特性、電流特性、遅延特性等の動作特性に関
する特性データファイル823等が記録されている。
尚、この記録媒体82としては、例えば、フロッピー
(登録商標)ディスク、ハードディスク、CD−RO
M、MO( magneto-optic )等を適用可能である。ま
た、この記録媒体82に記録されている各プログラム
は、不図示のネットワークを介して別のサーバーコンピ
ュータ等からダウンロードされて実行されるものであっ
ても良い。
されている制御プログラム821に従ってこの走査型レ
ーザ顕微鏡の動作を制御すると共に、記録媒体82に記
録されているスキャナ駆動波形生成プログラム822に
従って走査機構2のスキャナ駆動波形データを自動生成
する処理等を行う。
御の基に、この走査型レーザ顕微鏡に搭載されている走
査機構2の機種を検出(取得)し、該検出結果(検出し
た機種に対応する機種データ)をCPU81へ通知す
る。尚、機種の検出は、例えば、機種の対応テーブル
(定義ファイル)等を予め記録手段82に記録させてお
き、その対応テーブルを必要に応じて参照しながら、搭
載されている走査機構2との電気的接続の有無や、走査
機構2から送られる識別データ等に基づいて、対応する
走査機構2の機種を検出するようにして行われる。
制御の基に、記録媒体82に記録されている特性データ
ファイル823から特性データを取得し、該取得した特
性データをCPU81へ通知する。走査条件取得手段8
5は、CPU81の制御の基に、ユーザ(観察者等)か
らの指示である走査範囲や走査スピード等の走査条件を
取得し、該取得した走査条件に対応する走査条件データ
をCPU81へ通知する。尚、ユーザからの指示は、例
えばGUI( Graphical User Interface )を介して行
われる。
力された、試料に応じたデジタルデータ(画像データ)
等が格納される。表示装置10は、フレームメモリ9に
格納されたデジタルデータに応じた標本像等を表示す
る。
れた光ビームは、生成されたスキャナ駆動波形データに
従って走査機構2により二次元方向(平面方向)に振ら
れ、対物レンズ3により集光されて、ステージ4上の試
料面を走査する。そして試料面からの透過光(又は反射
光、蛍光等)は、光検出器5により電気信号に変換さ
れ、A/D変換器6によりデジタルデータに変換されて
CPU81へ入力され、フレームメモリ9を介して、そ
のデジタルデータに応じた標本像が表示装置10に表示
される。
において、PC8のCPU81によって行われる制御処
理について説明する。尚、この制御処理は、CPU81
が記録媒体82に記録されている制御プログラム821
やスキャナ駆動波形生成プログラム822を読み込んで
実行することによって実現される。
る、走査機構2による走査開始時の走査処理の処理内容
を示すフローチャートである。同図において、まずS2
01では、搭載されている走査機構2の機種に対応する
機種データが、前述の走査機構取得手段82を介して取
得される。
種データに対応する特性データファイルが記録手段82
に記録されているか否かが判定される。尚、この判定
は、前述の特性データ取得手段84により、前ステップ
で取得された機種データに対応する特性データファイル
が取得可能か否かに応じて行われる。この判定におい
て、その判定結果がYESの場合にはS203へ処理が
進み、NOの場合にはS208へ処理が進む。
介して、対応する特性データファイル823から特性デ
ータが取得され、この特性データがCPU81の内部レ
ジスタに格納される。S204では、前述の走査条件取
得手段85を介して、XY方向(二次元方向)の走査範
囲に対応する走査範囲データが取得され、該走査範囲デ
ータがCPU81の内部レジスタに格納される。例え
ば、X方向(水平方向)の走査範囲が512ピクセル、
Y方向(垂直方向)の走査範囲が512ピクセル、等と
いった走査範囲に対応するデータが格納される。
5を介して、走査スピードに対応する走査スピードデー
タが取得され、該走査スピードデータがCPU81の内
部レジスタに格納される。S206では、前述のS20
3でCPU81の内部レジスタに格納された走査機構2
に対応する特性データと、S204でCPU81の内部
レジスタに格納された走査範囲データと、S205でC
PU81の内部レジスタに格納された走査スピードデー
タに基づいて、搭載されている走査機構2に最適化され
たスキャナ駆動波形データ、すなわち光ビームをX方向
(水平方向)に振るためのX方向のスキャナ駆動波形デ
ータと、その光ビームをY方向(垂直方向)に振るため
のY方向のスキャナ駆動波形データ、を生成するスキャ
ナ駆動波形生成処理が行われる。尚、このスキャナ駆動
波形生成処理については後述する。
X方向とY方向のスキャナ駆動波形データ(デジタルデ
ータ)がD/A変換器7へ出力され、該D/A変換器7
によりアナログデータに変換されて走査機構2へ出力さ
れ、そのアナログデータに変換されたスキャナ駆動波形
データに従って走査機構2が駆動される。その後、本フ
ローは終了する。
のエラー処理では、例えば、搭載されている走査機構2
に対応する特性データファイルが記録媒体82に記録さ
れていない旨をユーザに通知するための表示等が表示装
置10に行われる。その後、本フローは終了する。
キャナ駆動波形生成処理について、図3及び図4を用い
て説明する。図3は、そのスキャナ駆動波形生成処理の
処理内容を示すフローチャート、図4は、生成されたX
方向(又はY方向)のスキャナ駆動波形データの一例で
ある。尚、図4において、横軸は時間、縦軸は走査機構
2の偏向角を示している。
されるスキャナ駆動波形データの対象がX軸方向(X方
向,水平方向)に設定される( Axis=X )。S302で
は、前述の図2のS204でCPU81の内部レジスタ
に格納された走査範囲データから、生成されるスキャナ
駆動波形データの対象となる方向(このときはX軸方
向)の走査範囲( ScanSize )が取得される。
PU81の内部レジスタに格納された、走査機構2に対
応する特性データファイル823から、走査機構2の対
象となる方向(このときはX軸方向)における、振るこ
とのできる最大偏向角を読み出す。
対象となる区間T1における、スキャナ駆動波形データ
数をカウントするカウンタの値を初期化する( ActiveD
ataNum=0 )。S305では、スキャナ駆動波形データ
の傾きが求められる。すなわち、サンプリング対象とな
る区間T1における、対象となる方向(このときはX軸
方向)の傾きである偏向角の増分が、次式(1)により
求められる。
グ対象となる区間T1におけるスキャナ駆動波形データ
総数×サンプリング周期) 式(1)尚、式(1)
において、最大偏向角は、前述のS303にて求められ
た、対象となる方向(このときはX軸方向)における、
振ることのできる最大偏向角である。また、サンプリン
グ対象となる区間T1におけるスキャナ駆動波形データ
総数は、例えば、走査範囲が前述の512×512ピク
セルである場合に、対象となる方向がX軸方向であると
きは、512になる。また、サンプリング周期は、前述
の図2のS205にてCPU81の内部レジスタに格納
された走査スピードデータに基づくものである。
の対象となる方向(このときはX軸方向)の偏向角が最
小になるポイントPから猶予区間T2における、スキャ
ナ駆動波形データが生成される。尚、猶予区間とは、入
力信号に対し走査機構2が追従するのに必要な時間を確
保するための区間である。本ステップでは、前述の図2
のS203でCPU81の内部レジスタに格納された特
性データから遅延特性データが読み出され、該遅延特性
データ基づいて、その猶予区間T2に必要なスキャナ駆
動波形データ数が算出され、該算出されたスキャナ駆動
波形データ数に基づいて、猶予区間T2におけるスキャ
ナ駆動波形データが生成される。
の後の、サンプリング対象となる区間T1におけるスキ
ャナ駆動波形データが、その猶予区間T2側から順に1
つづつ追加生成される。すなわち、S307では、前述
のS305で算出した偏向角の増分に基づいて、1つの
スキャナ駆動波形データが追加生成され、カウンタの値
がインクリメントされる( ActiveDataNum+=1 )。
る方向(このときはX軸方向)の走査範囲、すなわちサ
ンプリング対象となる区間T1におけるスキャナ駆動波
形データ総数、と等しいか否かが判定され( ActiveDat
aNum = ScanSize ?)、この判定結果がYESの場合に
は309へ処理が進み、NOの場合にはS307へ処理
が戻る。このように、ActiveDataNum = ScanSize にな
るまで、S307及びS308の処理が繰り返され、対
象となる方向(このときはX軸方向)の、サンプリング
対象となる区間T1におけるスキャナ駆動波形データが
追加生成される。
形データの対象がY軸方向(Y方向,垂直方向)である
か否かが判定され、この判定結果がYESの場合にはS
311へ処理が進み、NOの場合には310へ処理が進
む。S310では、生成されるスキャナ駆動波形データ
の対象がY軸方向に設定され( Axis=Y )、S302へ
処理が戻る。これにより、対象がY軸方向に設定されて
前述の処理が繰り返され、猶予区間T2及びサンプリン
グ対象となる区間T1における、Y軸方向のスキャナ駆
動波形データが生成される。
対象となる区間T1の後の、猶予区間T2´における、
X軸方向及びY軸方向のスキャナ駆動波形データが追加
生成される。すなわち、本ステップでは、前述の図2の
S203でCPU81の内部レジスタに格納された特性
データから遅延特性データが読み出され、該遅延特性デ
ータ基づいて、その猶予区間T2´に必要なスキャナ駆
動波形データ数が算出され、該算出されたスキャナ駆動
波形データ数に基づいて、猶予区間T2´におけるスキ
ャナ駆動波形データが追加生成される。
たX軸方向及びY軸方向のスキャナ駆動波形データに追
加生成される、図4に示した帰線区間T3及びT3´に
おける、スキャナ駆動波形データが生成される。尚、帰
線区間とは、走査機構2が1回の走査、すなわちX軸方
向の場合には1ラインの走査、又はY軸方向の場合には
1フレームの走査、を終え、最大偏向角に到達した後、
元の偏向角(最小偏向角等)へ戻るための区間である。
本ステップでは、前述の図2のS203でCPU81の
内部レジスタに格納された特性データから電流特性デー
タが読み出され、該電流特性データ基づいて、帰線区間
T3及びT3´におけるスキャナ駆動波形データとし
て、最大の周波数で走査機構2を元の偏向角へ戻す、1
/4周期の正弦波形データが追加生成される。その後、
本フローは終了する。
る、走査機構2による走査開始時の走査処理であり、こ
の処理をPC8のCPU81が行うことによって、走査
開始時に、搭載されている走査機構2に対応する特性デ
ータファイル823とユーザから指示された走査条件と
に基づいて、走査機構2に最適化された、X軸方向及び
Y軸方向のスキャナ駆動波形データが自動生成され、そ
のスキャナ駆動波形データに従って走査機構2が駆動さ
れる。
データファイル823と走査条件とに基づいて、搭載さ
れている走査機構2に最適化されたスキャナ駆動波形デ
ータが自動生成されるようになるので、走査型レーザ顕
微鏡が備える記録媒体に、予めスキャナ駆動波形データ
を記録させておく必要は無く、記録媒体の記録容量を削
減することが可能になる。
場合には、記録媒体82に記録されている特性データフ
ァイル823の内容を、新たに搭載された走査機構2に
対応する特性データファイルの内容に書き換えるだけ
で、新たに搭載された走査機構2に最適化されたスキャ
ナ駆動波形データが自動生成されるようになるので、従
来のように、新たに搭載された走査機構の特性データ等
に基づくスキャナ駆動波形データの作成やその登録等と
いった負担を無くすことができる。
ーザ顕微鏡全体の動作を制御するPC8のCPU81が
行うことによって、走査型レーザ顕微鏡自体の構成を簡
素化することが可能になり、その走査型レーザ顕微鏡に
係るコストを削減することも可能になる。
説明する。本実施形態は、前述の第一の実施の形態と
は、スキャナ駆動波形生成処理が異なる。そこで、ここ
では、そのスキャナ駆動波形生成処理について説明す
る。図5は、本発明の第二の実施の形態に係るスキャナ
駆動波形生成処理の処理内容を示すフローチャートであ
る。尚、本実施形態に係るスキャナ駆動波形生成処理
も、前述のPC8のCPU81が記録手段82に記録さ
れている制御プログラム821やスキャナ駆動波形生成
プログラム822を読み込んで実行することによって実
現される。
では、図3に示したS301乃至S305の処理と同様
の処理が行われる。続くS506乃至S509の処理で
は、サンプリング対象となる区間T1におけるスキャナ
駆動波形データが生成される。まず、S506及びS5
07の処理では、サンプリング対象となる区間T1の最
大偏向角側の半分の区間におけるスキャナ駆動波形デー
タが、最大偏向角側へ向けて順に1つづつ生成され、続
くS508及びS509の処理では、サンプリング対象
となる区間T1の最小偏向角側の半分の区間におけるス
キャナ駆動波形データが、最小偏向角側へ向けて順に1
つづつ生成される。
方向(このときはX軸方向)の偏向角の偏向範囲の中心
を基準に、偏向角が増加する方向へ、1つのスキャナ駆
動波形データが生成され、カウンタの値がインクリメン
トされる( ActiveDataNum+=1 )。
はX軸方向)の偏向角の偏向範囲の中心から偏向角が増
加する方向へ向けて生成されたスキャナ駆動波形データ
数が、前述のS502で取得された走査範囲の半分であ
るか否かが判定され( ActiveDataNum = ScanSize/2
?)、この判定結果がYESの場合にはカウンタが初期
化されて( ActiveDataNum=0 )S509へ処理が進
み、NOの場合にはS506へ処理が戻り、前述の処理
が繰り返される。このように、ActiveDataNum = ScanSi
ze/2 になるまで、S506及びS507の処理が繰り
返され、サンプリング対象となる区間T1の最大偏向角
側の半分の区間におけるスキャナ駆動波形データが生成
される。
はX軸方向)の偏向角の偏向範囲の中心を基準に、偏向
角が減少する方向へ、1つのスキャナ駆動波形データが
生成され、カウンタの値がインクリメントされる( Act
iveDataNum+=1 )。S509では、対象となる方向(こ
のときはX軸方向)の偏向角の偏向範囲の中心から偏向
角が減少する方向へ生成されたスキャナ駆動波形データ
の数が、前述のS502で取得された走査範囲の半分で
あるか否かが判定され( ActiveDataNum = ScanSize/2
?)、この判定結果がYESの場合にはS510へ処理
が進み、NOの場合にはS508へ処理が戻り、前述の
処理が繰り返される。このように、ActiveDataNum = Sc
anSize/2 になるまで、S508及びS509の処理が
繰り返され、サンプリング対象となる区間T1の最小偏
向角側の半分の区間におけるスキャナ駆動波形データが
生成される。
S309及びS310と同様の処理が行われる。S51
2では、これまでに生成されたX軸方向及びY軸方向の
スキャナ駆動波形データ(サンプリング対象となる区間
T1におけるスキャナ駆動波形データ)に、猶予区間T
2及びT2´におけるスキャナ駆動波形データがそれぞ
れ追加生成される。すなわち、前述の図2のS203で
CPU81の内部レジスタに格納された特性データファ
イル823から遅延特性データが読み出され、該遅延特
性データ基づいて、その猶予区間T2及びT2´に必要
なスキャナ駆動波形データ数が算出され、該算出された
スキャナ駆動波形データ数に基づいて、猶予区間T2及
びT2´におけるスキャナ駆動波形データが、サンプリ
ング対象となる区間T1の延長線上に追加生成される。
理と同様の処理が行われる。その後、本フローは終了す
る。以上までの処理が第二の実施の形態に係るスキャナ
駆動波形生成処理であり、この処理をPC8のCPU8
1が行うことによって、搭載されている走査機構2に対
応する特性データファイル823とユーザから指示され
た走査条件とに基づいて、その走査機構2に最適化され
た、X軸方向及びY軸方向のスキャナ駆動波形データ
が、その走査機構2の偏向角の偏向範囲の中心を基準に
して生成される。
角の偏向範囲の中心を基準にしてX軸方向及びY軸方向
のスキャナ駆動波形データが生成されるので、そのスキ
ャナ駆動波形データの中心を、X軸方向の1走査(1ラ
インの走査)又はY軸方向の1走査(1フレームの走
査)に対応する標本画像取得用周期信号の中心に一致さ
せることが可能になり、適正な標本画像の取得が可能に
なる。
説明する。本実施形態は、前述の第一の実施の形態と
は、予め記録手段82に複数種類の走査機構2に対応す
る複数の特性データファイルが記録されている点が異な
り、また、それに伴って走査機構2による走査開始時の
走査処理が異なる。そこで、ここでは、その走査機構2
による走査開始時の走査処理について説明する。
る、走査機構2による走査開始時の走査処理の処理内容
を示すフローチャートである。尚、本実施形態に係る走
査機構2による走査開始時の走査処理も、前述のPC8
のCPU81が記録手段82に記録されている制御プロ
グラム821やスキャナ駆動波形生成プログラム822
を読み込んで実行することによって実現される。
に示したS201の処理と同様に、搭載されている走査
機構2の機種に対応する機種データが取得される。S6
02では、前ステップで取得された機種データと、予め
記録手段82に記録されている複数の特性データファイ
ルの中の、対応する特性データファイルとの関連付けが
行われる。
た機種データに対応する特性データファイルが記録手段
82に記録されているか否かが判定される。尚、この判
定は、前ステップで、前述のS601で取得された機種
データとそれに対応する特性データファイルとが関連付
けされたか否かに応じて行われる。この判定において、
その判定結果がYESの場合にはS604へ処理が進
み、NOの場合にはS609へ処理が進む。
示したS203乃至S208の処理と同様の処理が行わ
れ、本フローが終了する。以上までの処理が第三の実施
の形態に係る、走査機構2による走査開始時の走査処理
であり、この処理をPC8のCPU81が行うことによ
って、走査開始時に、予め記録手段82に記録されてい
る複数種類の特性データファイルの中から、搭載されて
いる走査機構2に対応する特性データファイルが読み出
され、該読み出された特性データファイルとユーザから
指示された走査条件とに基づいて、その走査機構2に最
適化された、X軸方向及びY軸方向のスキャナ駆動波形
データが生成され、そのスキャナ駆動波形データに従っ
て走査機構2が駆動される。
記録媒体82に複数種類の走査機構に対応する複数の特
性データファイルが記録されているので、機種の異なる
走査機構に交換されたときに、特性データファイルの書
き換えを行う必要はなく、より効率的に、最適化された
スキャナ駆動波形データの生成が可能になる。
査機構2による走査開始時に、スキャナ駆動波形生成処
理が行われるものであったが、走査開始前に行われるよ
うにしても良い。また、本第一乃至第三の実施の形態で
は、走査機構2による走査開始時に、特性データ取得手
段84を介して、対応する特性データファイルが取得さ
れ、該特性データファイルがCPU81の内部レジスタ
に格納されるものであったが、これが走査型レーザ顕微
鏡の起動時、又は初期化時等に行われるようにしても良
い。
て、生成されたスキャナ駆動波形データは、図4に示し
たような正弦波と鋸形波からなるものであったが、その
他の形状の波形からなるものであっても良い。また、本
第一乃至第三の実施の形態において、前述のCPU81
によって行われる処理を、例えば、ワークステーション
等のCPUに行わせるようにしても良い。
て、走査機構取得手段83、特性データ取得手段84、
走査条件取得手段85により行われる処理を、CPU8
1が直接行うようにしても良い。また、本第一乃至第三
の実施の形態において、走査機構2とCPU81との間
に、新たにA/D変換器を設け、該A/D変換器を介し
て、走査機構2の実際の偏向角の応答に応じたデータを
取得し、すなわち実際の偏向角の応答をフィードバック
し、該取得した実際の偏向角の応答に応じたデータと生
成したスキャナ駆動波形データとを比較して、搭載され
る走査機構2の機差(個体差)による動作特性の違いを
検出するように構成しても良い。このように構成するこ
とで、検出された動作特性の違いに基づいて、特性デー
タファイル823の内容を補正することが可能になり、
搭載されている走査機構2の機差をも加味した、より最
適化されたスキャナ駆動波形データの生成が可能にな
る。
て、走査型レーザ顕微鏡のPC8のCPU81によって
行われる制御処理を、例えば図7に示したようなコンピ
ュータに実行させることも可能である。この場合、走査
型レーザ顕微鏡のPC8の記録媒体82に記録されてい
る制御プログラム(制御プログラム821やスキャナ駆
動波形生成プログラム822等)を、同図に示したよう
に、CD−ROM、フロッピー(登録商標)ディスク
(或いはMO、DVD、CD−R、CD−RW、リムー
バブルハードディスク等であっても良い)等の可搬記録
媒体21に記録しておき、その可搬記録媒体21をコン
ピュータ22の媒体駆動装置23により読み取り、読み
取ったプログラムをコンピュータ22の内部のメモリ
(RAM又はハードディスク等)24に格納し、そのプ
ログラムをコンピュータ22が実行するようにしても良
い。或いは、そのプログラムを情報提供者の外部の装置
(サーバー等)内の記録手段(データベース等)25に
記録しておき、通信によりコンピュータ22に転送して
内部のメモリ24に記録し、そのプログラムをコンピュ
ータ22が実行するようにしても良い。尚、これらに記
録されるプログラムは、前述の走査型レーザ顕微鏡のP
C8のCPU81によって行われる制御処理の一部の処
理のみを実行するものであっても良い。
波形データ生成方法、及びその制御プログラムについて
詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定され
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改
良及び変更を行っても良いのはもちろんである。 <付記> (付記1) 前記生成ステップでは、前記特性データ取
得ステップにて取得された特性データと前記走査条件取
得ステップにて取得された走査条件とに基づいて、前記
走査機構に最適化された正弦波、鋸形波、又はその他形
状の波形による駆動波形データを生成する、ことを特徴
とする走査型レーザ顕微鏡における走査機構の駆動波形
データ生成方法。 (付記2) 前記生成ステップにて行われる前記走査機
構の駆動波形データの生成は、前記走査型レーザ顕微鏡
の動作を制御するコンピュータ又はワークステーション
のCPUにより行われる、ことを特徴とする走査型レー
ザ顕微鏡における走査機構の駆動波形データ生成方法。
よれば、走査機構の動作特性に関する特性データとユー
ザの意図する走査条件とに基づいて、その走査機構に最
適な駆動波形データが自動的に生成されるので、駆動波
形データの変更登録が不要になる。また、駆動波形デー
タを予め記録させておくための記録領域を設ける必要も
ないので、搭載される記録媒体の記録容量を削減するこ
ともできる。また、複雑な制御処理を行う必要もないの
で、構成を簡素化でき、またその複雑な制御処理の為の
部品等を実装する必要もないので部品コストを削減する
こともできる。
レーザ顕微鏡の構成例、(b) はその構成に含まれる記録
媒体のデータ構造例を示した図である。
よる走査開始時の走査処理の処理内容を示すフローチャ
ートである。
ローチャートである。
タの一例である。
波形生成処理の処理内容を示すフローチャートである。
よる走査開始時の走査処理の処理内容を示すフローチャ
ートである。
す図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 光源からの光ビームを標本に照射し、搭
載される走査機構により前記標本面を前記光ビームで二
次元走査し、前記標本からの少なくとも蛍光、反射光、
又は透過光を光電変換により電気信号に変換して画像デ
ータを取得する走査型レーザ顕微鏡における前記走査機
構の駆動波形データ生成方法であって、 前記走査機構の機種を検出する検出ステップと、 前記走査機構の特性データを取得する特性データ取得ス
テップと、 前記標本面を二次元走査する際の少なくとも走査範囲又
は走査スピードを含む走査条件を取得する走査条件取得
ステップと、 前記特性データ取得ステップにて取得された特性データ
と前記走査条件取得ステップにて取得された走査条件と
に基づいて前記走査機構の駆動波形データを生成する生
成ステップと、 を含むことを特徴とする走査型レーザ顕微鏡における走
査機構の駆動波形データ生成方法。 - 【請求項2】 前記特性データ取得ステップでは、 少なくとも前記走査型レーザ顕微鏡の起動時、初期化
時、又は走査開始時に、前記走査型レーザ顕微鏡に備え
られた記録媒体に記録されている前記走査機構の特性デ
ータを取得する、 ことを特徴とする請求項1記載の走査型レーザ顕微鏡に
おける走査機構の駆動波形データ生成方法。 - 【請求項3】 前記生成ステップでは、 生成される駆動波形データの中心が標本画像取得用周期
信号の中心に一致するように、前記走査機構の偏向角の
偏向範囲の中心を基準にして前記駆動波形データの生成
を行う、 ことを特徴とする請求項1記載の走査型レーザ顕微鏡に
おける走査機構の駆動波形データ生成方法。 - 【請求項4】 光源からの光ビームを標本に照射し、搭
載される走査機構により前記標本面を前記光ビームで二
次元走査し、前記標本からの少なくとも蛍光、反射光、
又は透過光を光電変換により電気信号に変換して画像デ
ータを取得する走査型レーザ顕微鏡であって、 前記走査機構の機種を検出する検出手段と、 前記走査機構の特性データを取得する特性データ取得手
段と、 前記標本面を二次元走査する際の少なくとも走査範囲又
は走査スピードを含む走査条件を取得する走査条件取得
手段と、 前記特性データ取得手段により取得された特性データと
前記走査条件取得手段により取得された走査条件とに基
づいて前記走査機構の駆動波形データを生成する生成手
段と、 を含むことを特徴とする走査型レーザ顕微鏡。 - 【請求項5】 光源からの光ビームを標本に照射し、搭
載される走査機構により前記標本面を前記光ビームで二
次元走査し、前記標本からの少なくとも蛍光、反射光、
又は透過光を光電変換により電気信号に変換して画像デ
ータを取得する走査型レーザ顕微鏡における前記走査機
構の駆動波形データの生成制御をコンピュータに実行さ
せる制御プログラムであって、 前記走査機構の機種を検出する検出ステップと、 前記走査機構の特性データを取得する特性データ取得ス
テップと、 前記標本面を二次元走査する際の少なくとも走査範囲又
は走査スピードを含む走査条件を取得する走査条件取得
ステップと、 前記特性データ取得ステップにて取得された特性データ
と前記走査条件取得ステップにて取得された走査条件と
に基づいて前記走査機構の駆動波形データを生成する生
成ステップと、 を前記コンピュータに実行させる制御プログラム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001377843A JP4020633B2 (ja) | 2001-12-11 | 2001-12-11 | 走査型レーザ顕微鏡、駆動波形データ生成方法、及びその制御プログラム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2009075346A1 (ja) * | 2007-12-13 | 2009-06-18 | Nikon Corporation | 走査型レーザ顕微鏡 |
-
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- 2001-12-11 JP JP2001377843A patent/JP4020633B2/ja not_active Expired - Fee Related
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