JP5083261B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体モジュールが放熱フィンに固定された構造を有する半導体装置及びその製造方法に関し、特に、半導体モジュールを放熱フィンに対しての正確な方向から180度回転した方向に向けたまま、放熱フィンに固定するのを防止できる半導体装置及びその製造方法、及び半導体モジュールの絶縁耐力の低下を防止できる半導体装置及びその製造方法に関するものである。
従来、半導体モジュールが放熱フィンに固定された構造を有する半導体装置として、半導体モジュールの放熱性を向上するため、半導体モジュールの接合面に凹凸構造が設けられたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この半導体装置では、放熱フィン側の接合面にも凹凸構造が設けられ、半導体モジュール側の凹凸構造が放熱フィン側の凹凸構造と嵌合するように、半導体モジュールが放熱フィンに接合され、固定されている。
実開平6−72247号公報
上述した装置では、半導体モジュール側の接合面の凹凸構造は、半導体モジュールを放熱フィンに対しての正確な方向から180度回転した方向に向けた場合にも、放熱フィン側の接合面の凹凸構造に嵌合する。このため、半導体モジュールを放熱フィンに対しての正確な方向から180度回転した方向に向けたまま、放熱フィンに接合し、固定してしまうことがあった。
また、半導体モジュール側の接合面に凹構造を設けることにより、半導体モジュール内の半導体素子を取囲む絶縁層厚が小さくなる。これにより、半導体モジュールの絶縁耐力が低下する恐れがある。
本発明は上述した課題を解決するためになされ、半導体モジュールを放熱フィンに対しての正確な方向から180度回転した方向に向けたまま、放熱フィンに固定するのを防止できる半導体装置及びその製造方法、及び半導体モジュールの絶縁耐力の低下を防止できる半導体装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係る半導体装置は、第1の嵌合部及び第2の嵌合部が接合面に設けられた半導体モジュールと、第3の嵌合部及び第4の嵌合部が接合面に設けられた放熱フィンと、を備え、前記半導体モジュールは、前記第1の嵌合部及び前記第2の嵌合部が、前記第3の嵌合部及び前記第4の嵌合部にそれぞれ嵌合するように、前記放熱フィンに接合され、前記半導体モジュールは、前記第1の嵌合部と前記第3の嵌合部の接合面を貫通するネジ、及び前記第2の嵌合部と前記第4の嵌合部の接合面を貫通するネジが締められることにより、前記放熱フィンに固定されていることを特徴とするものである。
本発明に係る半導体装置の製造方法は、第1の嵌合部及び第2の嵌合部を接合面に有する半導体モジュールを製造する工程と、第3の嵌合部及び第4の嵌合部を接合面に有する放熱フィンを製造する工程と、前記第1の嵌合部及び前記第2の嵌合部が、前記第3の嵌合部及び前記第4の嵌合部にそれぞれ嵌合するように、前記半導体モジュールを前記放熱フィンに接合する工程と、前記接合する工程後に、前記第1の嵌合部と前記第3の嵌合部の接合面を貫通するネジ、及び前記第2の嵌合部と前記第4の嵌合部の接合面を貫通するネジを締めることにより、前記半導体モジュールを前記放熱フィンに固定する工程と、を備えることを特徴とするものである。
本発明により、半導体モジュールを放熱フィンに対しての正確な方向から180度回転した方向に向けたまま、放熱フィンに固定するのを防止できる。また、本発明により、半導体モジュールの絶縁耐力の低下を防止できる。
実施の形態1に係る半導体装置を示す斜視図である。 実施の形態1に係る半導体モジュール及び放熱フィンの接合面を示す平面図である。 実施の形態1に係る半導体装置の半導体モジュール及び放熱フィンの嵌合部における断面図である。 実施の形態1に係る半導体装置の製造方法の特徴を示す斜視図である。 実施の形態2に係る半導体装置を示す斜視図である。 実施の形態2に係る半導体モジュール及び放熱フィンの接合面を示す平面図である。 実施の形態2に係る半導体装置の半導体モジュール及び放熱フィンの嵌合部における断面図である。 比較例に係る半導体モジュールを、嵌合部を含むように示す断面図である。 実施の形態3に係る半導体モジュールの及び放熱フィンの接合面を示す平面図である。 実施の形態3に係る半導体装置の半導体モジュール及び放熱フィンの嵌合部における断面図である。 実施の形態4に係る半導体モジュール及び放熱フィンの接合面を示す斜視図である。
実施の形態1.
以下に、実施の形態1に係る半導体装置の構成について説明する。図1は、実施の形態1に係る半導体装置を示す斜視図である。図2は、実施の形態1に係る半導体モジュール及び放熱フィンの接合面を示す平面図である。図3は、実施の形態1に係る半導体装置の半導体モジュール及び放熱フィンの嵌合部における断面図である。
本実施形態に係る半導体装置は、半導体モジュール10及び放熱フィン12を備える。半導体モジュール10の接合面14には、凹型円柱形状の嵌合部(第1の嵌合部)16及び凸型四角柱形状の嵌合部(第2の嵌合部)18が設けられている。また、半導体モジュール10の両端部にはネジ穴20が設けられている。そして、半導体モジュール10の両側面には複数のリード22が設けられている。
一方、放熱フィン12の接合面24には、凸型円柱形状の嵌合部(第3の嵌合部)26及び凹型四角柱形状の嵌合部(第4の嵌合部)28が設けられている。凸型円柱形状の嵌合部26は、半導体モジュール10側の凹型円柱形状の嵌合部16と嵌合し、半導体モジュール10側の凸型四角柱形状の嵌合部18とは嵌合しない形状を有する。凹型四角柱形状の嵌合部28は、半導体モジュール10側の凸型四角柱形状の嵌合部18と嵌合し、半導体モジュール10側の凹型円柱形状の嵌合部16とは嵌合しない形状を有する。また、放熱フィン12の両端部には、上述した半導体モジュール10のネジ穴20に対応するネジ穴30が設けられている。
そして、本実施形態に係る半導体装置において、半導体モジュール10側の凹型円柱形状の嵌合部16及び凸型四角柱形状の嵌合部18が、放熱フィン12側の凸型円柱形状の嵌合部26及び凹型四角柱形状の嵌合部28にそれぞれ嵌合するように、半導体モジュール10は放熱フィン12に接合している。なお、放熱フィン12の接合面24にはシリコングリース(図示せず)が塗布され、半導体モジュール10はシリコングリースを介して放熱フィン12と密着している。
更に、半導体モジュール10のネジ穴20及び放熱フィン12のネジ穴30の両方を貫通するネジ32が締められることにより、半導体モジュール10は放熱フィン12に固定されている。
以下に、実施の形態1に係る半導体装置の製造方法について説明する。図4は、実施の形態1に係る半導体装置の製造方法の特徴を示す斜視図である。
まず、図2に示すように、凹型円柱形状の嵌合部(第1の嵌合部)16及び凸型四角柱形状の嵌合部(第2の嵌合部)18が接合面14に設けられた半導体モジュール10を製造する。そして、凸型円柱形状の嵌合部(第3の嵌合部)26及び凹型四角柱形状の嵌合部(第4の嵌合部)28が接合面24に設けられた放熱フィン12を製造する。
次に、放熱フィン12の接合面24にシリコングリース(図示せず)を塗布する。次に、図4に示すように、半導体モジュール10側の凹型円柱形状の嵌合部16及び凸型四角柱形状の嵌合部18が、放熱フィン12側の凸型円柱形状の嵌合部26及び凹型四角柱形状の嵌合部28にそれぞれ嵌合するように、半導体モジュール10を放熱フィン12に接合する。これにより、半導体モジュール10は、シリコングリースを介して放熱フィン12と密着する。
次に、半導体モジュール10のネジ穴20及び放熱フィン12のネジ穴30の両方を貫通するネジ32を締める。これにより、半導体モジュール10を放熱フィン12に固定する。
以下に、本実施形態の効果について説明する。
半導体モジュール10側の2つの嵌合部(凹型円柱形状の嵌合部16及び凸型四角柱形状の嵌合部18)は互いに形状が異なる。放熱フィン12側の2つの嵌合部(凸型円柱形状の嵌合部26及び凹型四角柱形状の嵌合部28)も互いに形状が異なる。従って、半導体モジュール10を放熱フィン12に固定する際には、半導体モジュール10側の凹型円柱形状の嵌合部16は放熱フィン12側の凸型円柱形状の嵌合部26に嵌合させなければならず、半導体モジュール10側の凸型四角柱形状の嵌合部18は放熱フィン12側の凹型四角柱形状の嵌合部28に嵌合させなければならない。このため、半導体モジュール10を放熱フィン12に対しての正確な方向から180度回転した方向に向けたまま、放熱フィン12に固定するのを防止できる。
また、半導体モジュール10を放熱フィン12に固定する際、半導体モジュール10及び放熱フィン12の嵌合部どうしを嵌合した状態で、ネジ32を締める。このため、ネジ32を締める力が半導体モジュール10及び放熱フィン12に加わったとしても、それらの嵌合部がストッパの役割を果たすことにより、放熱フィン12に対する半導体モジュール10の位置がずれるのを防止できる。
なお、本実施形態では、半導体モジュール10側には凹型円柱形状の嵌合部16及び凸型四角柱形状の嵌合部18が設けられ、放熱フィン12側には凸型円柱形状の嵌合部26及び凹型四角柱形状の嵌合部28が設けられている。しかし、半導体モジュール10及び放熱フィン12にそれぞれ設けられる嵌合部の形状は、これに限定されない。
半導体モジュール10に設けられる2つの嵌合部は、互いの形状が異なっていること、放熱フィン12側の嵌合部と嵌合することを条件として、所望の形状にして構わない。この場合にも、本実施形態と同様の効果が得られる。また、放熱フィン12に設けられる2つの嵌合部は、互いの形状が異なっていること、半導体モジュール10側の嵌合部と嵌合することを条件として、所望の形状にして構わない。この場合にも、本実施形態と同様の効果が得られる。
実施の形態2.
以下に、実施の形態2に係る半導体装置の構成について説明する。図5は、実施の形態2に係る半導体装置を示す斜視図である。図6は、実施の形態2に係る半導体モジュール及び放熱フィンの接合面を示す平面図である。図7は、実施の形態2に係る半導体装置の半導体モジュール及び放熱フィンの嵌合部における断面図である。
本実施形態に係る半導体装置は、半導体モジュール10及び放熱フィン12を備える。半導体モジュール10の両端部にはネジ穴20が設けられている。また、半導体モジュール10の接合面14には、第1の凹型嵌合部(第1の嵌合部)34及び第2の凹型嵌合部(第2の嵌合部)36が設けられている。第1の凹型嵌合部34及び第2の凹型嵌合部36はネジ穴20よりも大きく、ネジ穴20がそれらの凹部にくるように設けられている。そして、半導体モジュール10の両側面には複数のリード22が設けられている。
一方、放熱フィン12の両端部には、上述した半導体モジュール10のネジ穴20に対応するネジ穴30が設けられている。また、放熱フィン12の接合面24には、第1の凸型嵌合部(第3の嵌合部)38及び第2の凸型嵌合部(第4の嵌合部)40が設けられている。そして、第1の凸型嵌合部38及び第2の凸型嵌合部40はネジ穴30よりも大きく、ネジ穴30がそれらの凸部にくるように設けられている。
そして、本実施形態に係る半導体装置において、半導体モジュール10側の第1の凹型嵌合部34及び第2の凹型嵌合部36が、放熱フィン12側の第1の凸型嵌合部38及び第2の凸型嵌合部40にそれぞれ嵌合するように、半導体モジュール10は放熱フィン12に接合している。なお、放熱フィン12の接合面24にはシリコングリース(図示せず)が塗布され、半導体モジュール10はシリコングリースを介して放熱フィン12と密着している。
更に、第1の凹型嵌合部34のネジ穴20と第1の凸型嵌合部38のネジ穴30との両方を貫通するネジ32及び、第2の凹型嵌合部36のネジ穴20と第2の凸型嵌合部40のネジ穴30との両方を貫通するネジ32が締められることにより、半導体モジュール10は放熱フィン12に固定されている。
以下に、実施の形態2に係る半導体装置の製造方法について説明する。
まず、図6に示すように、第1の凹型嵌合部(第1の嵌合部)34及び第2の凹型嵌合部(第2の嵌合部)36を接合面14に有する半導体モジュール10を製造する。そして、第1の凸型嵌合部(第3の嵌合部)38及び第2の凸型嵌合部(第4の嵌合部)40を接合面24に有する放熱フィン12を製造する。
次に、放熱フィン12の接合面24にシリコングリース(図示せず)を塗布する。次に、図7に示すように、第1の凹型嵌合部34及び第2の凹型嵌合部36が、第1の凸型嵌合部38及び第2の凸型嵌合部40にそれぞれ嵌合するように、半導体モジュール10を放熱フィン12に接合する。これにより、半導体モジュール10は、シリコングリースを介して放熱フィン12と密着する。
次に、第1の凹型嵌合部34のネジ穴20と第1の凸型嵌合部38のネジ穴30との両方を貫通するネジ32、及び第2の凹型嵌合部36のネジ穴20と第2の凸型嵌合部40のネジ穴30との両方を貫通するネジ32を締める。これにより、半導体モジュール10を放熱フィン12に固定する。
以下に、本実施形態の効果について比較例と比較しながら説明する。図8は、比較例に係る半導体モジュールを、嵌合部を含むように示す断面図である。
比較例に係る半導体モジュール10の接合面14おいては、半導体モジュール10内部のフレーム42上に設けられた半導体素子(IGBT(FWD))44の下に、凹形状の嵌合部46が設けられている。このため、半導体モジュール10の絶縁体層48は、半導体素子44の下で薄くなる。これにより、半導体モジュール10の絶縁耐力は低下する。
一方、本実施形態に係る半導体モジュールでは、半導体モジュール10を固定するのに必要とされるネジ穴20の位置に、第1の凹型嵌合部34及び第2の凹型嵌合部36が設けられている。このため、半導体モジュール10の絶縁体層48が、半導体素子44の下で薄くなることはない。これにより、半導体モジュール10の絶縁耐力の低下を防止できる。
また、本実施形態においては、半導体モジュール10を放熱フィン12に固定する際、半導体モジュール10及び放熱フィン12の嵌合部どうしを嵌合した状態でネジ32を締める。このため、実施の形態1と同様に、半導体モジュール10を放熱フィン12に固定する際に、放熱フィン12に対する半導体モジュール10の位置がずれるのを防止できる。
実施の形態3.
以下に、実施の形態3に係る半導体装置の構成について実施の形態2とは異なる点のみを説明する。図9は、実施の形態3に係る半導体モジュールの及び放熱フィンの接合面を示す平面図である。図10は、実施の形態3に係る半導体装置の半導体モジュール及び放熱フィンの嵌合部における断面図である。
半導体モジュール10の接合面14には、凸型嵌合部(第1の嵌合部)50及び凹型嵌合部(第2の嵌合部)52が設けられている。一方、放熱フィン12の接合面24には、凹型嵌合部(第3の嵌合部)54及び凸型嵌合部(第4の嵌合部)56が設けられている。放熱フィン12側の凹型嵌合部54は、半導体モジュール10側の凸型嵌合部50と嵌合する形状を有し、半導体モジュール10側の凹型嵌合部52とは嵌合しない形状を有する。放熱フィン12側の凸型嵌合部56は、半導体モジュール10側の凹型嵌合部52と嵌合する形状を有し、半導体モジュール10側の凸型嵌合部50とは嵌合しない形状を有する。
従って、半導体モジュール10を放熱フィン12に固定する際には、半導体モジュール10側の凸型嵌合部50は放熱フィン12側の凹型嵌合部54に嵌合させなければならず、半導体モジュール10側の凹型嵌合部52は放熱フィン12側の凸型嵌合部56に嵌合させなければならない。このため、半導体モジュール10を放熱フィン12に対しての正確な方向から180度回転した方向に向けたまま、放熱フィン12に固定するのを防止できる。
その他、実施の形態2と同様に、半導体モジュール10の絶縁耐力の低下を防止できる。また、半導体モジュール10を放熱フィン12に固定する際に、放熱フィン12に対する半導体モジュール10の位置がずれるのを防止できる。
実施の形態4.
以下に、実施の形態4に係る半導体装置の構成について実施の形態1とは異なる点のみを説明する。図11は、実施の形態4に係る半導体モジュール及び放熱フィンの接合面を示す斜視図である。図11では、見易さのために、半導体モジュールの接合面を上向きに示した。
半導体モジュール10の接合面14には、接合面14の一端から他端まで伸び、凸型で四角形の断面を有する第1のレール形状嵌合部(第1の嵌合部)58及び、同様に接合面14の一端から他端まで伸び、凹型で三角形の断面を有する第2のレール形状嵌合部(第2の嵌合部)60が設けられている。
一方、放熱フィン12の接合面24には、接合面24の一端から他端まで伸び、凹型で四角形の断面を有する第3のレール形状嵌合部(第3の嵌合部)62及び、同様に接合面24の一端から他端まで伸び、凸型で三角形の断面を有する第4のレール形状嵌合部(第4の嵌合部)64が設けられている。第3のレール形状嵌合部62は、半導体モジュール10側の第1のレール形状嵌合部58と嵌合する形状を有する。第4のレール形状嵌合部64は、半導体モジュール10側の第2のレール形状嵌合部60と嵌合する形状を有する。
従って、半導体モジュール10及び放熱フィン12の双方の嵌合部は、実施の形態1と比較して、より広い面積で接触し合う。このため、半導体モジュール10を放熱フィン12に固定する際、放熱フィン12に対する半導体モジュール10の位置がずれるのを、実施の形態1と比較して、より確実に防止できる。
その他、実施の形態1と同様に、半導体モジュール10を放熱フィン12に対しての正確な方向から180度回転した方向に向けたまま、放熱フィン12に固定するのを防止できる。また、半導体モジュール10を放熱フィン12に固定する際に、放熱フィン12に対する半導体モジュール10の位置がずれるのを防止できる。
10 半導体モジュール
12 放熱フィン
16 凹型円柱形状の嵌合部(第1の嵌合部)
18 凸型四角柱形状の嵌合部(第2の嵌合部)
26 凸型円柱形状の嵌合部(第3の嵌合部)
28 凹型四角柱形状の嵌合部(第4の嵌合部)
32 ネジ
34 第1の凹型嵌合部(第1の嵌合部)
36 第2の凹型嵌合部(第2の嵌合部)
38 第1の凸型嵌合部(第3の嵌合部)
40 第2の凸型嵌合部(第4の嵌合部)
50 凸型嵌合部(第1の嵌合部)
52 凹型嵌合部(第2の嵌合部)
54 凹型嵌合部(第3の嵌合部)
56 凸型嵌合部(第4の嵌合部)
58 第1のレール形状嵌合部(第1の嵌合部)
60 第2のレール形状嵌合部(第2の嵌合部)
62 第3のレール形状嵌合部(第3の嵌合部)
64 第4のレール形状嵌合部(第4の嵌合部)

Claims (6)

  1. 第1の嵌合部及び第2の嵌合部が接合面に設けられた半導体モジュールと、
    第3の嵌合部及び第4の嵌合部が接合面に設けられた放熱フィンと、
    を備え、
    前記半導体モジュールは、前記第1の嵌合部及び前記第2の嵌合部が、前記第3の嵌合部及び前記第4の嵌合部にそれぞれ嵌合するように、前記放熱フィンに接合され、
    前記半導体モジュールは、前記第1の嵌合部と前記第3の嵌合部の接合面を貫通するネジ、及び前記第2の嵌合部と前記第4の嵌合部の接合面を貫通するネジが締められることにより、前記放熱フィンに固定されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第2の嵌合部は前記第1の嵌合部とは形状が異なり、前記第4の嵌合部は前記第3の嵌合部とは形状が異なり、前記第1の嵌合部は前記第4の嵌合部とは嵌合しない形状を有し、前記第2の嵌合部は前記第3の嵌合部とは嵌合しない形状を有することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第1〜第4の嵌合部はレール形状であることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 第1の嵌合部及び第2の嵌合部を接合面に有する半導体モジュールを製造する工程と、
    第3の嵌合部及び第4の嵌合部を接合面に有する放熱フィンを製造する工程と、
    前記第1の嵌合部及び前記第2の嵌合部が、前記第3の嵌合部及び前記第4の嵌合部にそれぞれ嵌合するように、前記半導体モジュールを前記放熱フィンに接合する工程と、
    前記接合する工程後に、前記第1の嵌合部と前記第3の嵌合部の接合面を貫通するネジ、及び前記第2の嵌合部と前記第4の嵌合部の接合面を貫通するネジを締めることにより、前記半導体モジュールを前記放熱フィンに固定する工程と、
    を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 前記第2の嵌合部を前記第1の嵌合部とは異なる形状とし、前記第4の嵌合部を前記第3の嵌合部とは異なる形状とし、前記第1の嵌合部を前記第4の嵌合部とは嵌合しない形状とし、前記第2の嵌合部を前記第3の嵌合部とは嵌合しない形状とすることを特徴とする請求項4に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記第1〜第4の嵌合部をレール形状とすることを特徴とする請求項4又は5に記載の半導体装置の製造方法。
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