JPH05206345A - 発熱素子の放熱板への接触構造 - Google Patents
発熱素子の放熱板への接触構造Info
- Publication number
- JPH05206345A JPH05206345A JP3706692A JP3706692A JPH05206345A JP H05206345 A JPH05206345 A JP H05206345A JP 3706692 A JP3706692 A JP 3706692A JP 3706692 A JP3706692 A JP 3706692A JP H05206345 A JPH05206345 A JP H05206345A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- contact
- heat sink
- generating element
- contact structure
- Prior art date
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- Pending
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- Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 発熱素子と放熱板との熱接触抵抗を小さく、
すなわち熱伝導性を向上させることができ、放熱板への
発熱素子の投影面積を小さくできる発熱素子の放熱板へ
の接触構造を提供する。 【構成】 発熱素子10の熱を放熱板14に伝達するた
めの、発熱素子10の放熱板14への接触構造におい
て、発熱素子10と放熱板14との接触面16a,16
bに互いに逆対称の凹凸を形成する。
すなわち熱伝導性を向上させることができ、放熱板への
発熱素子の投影面積を小さくできる発熱素子の放熱板へ
の接触構造を提供する。 【構成】 発熱素子10の熱を放熱板14に伝達するた
めの、発熱素子10の放熱板14への接触構造におい
て、発熱素子10と放熱板14との接触面16a,16
bに互いに逆対称の凹凸を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は発熱素子の放熱板への
接触構造に関し、特にたとえば、IC,トランジスタな
どの発熱素子の放熱板への接触構造に関する。
接触構造に関し、特にたとえば、IC,トランジスタな
どの発熱素子の放熱板への接触構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は発熱素子の放熱板への従来の接触
構造を示す斜視図解図であり、図4は図3の側面図解図
である。発熱素子1は、たとえば大きさの異なる2つの
直方体の組み合わさった形状に形成され、たとえば3本
の下向きに取り付けられた端子2を含む。また、放熱板
3は、熱伝導性のよい材料を用いて、薄い直方体の形状
に形成される。そして、発熱素子1を放熱板3へ接触さ
せて、発熱素子1の熱を逃がす。
構造を示す斜視図解図であり、図4は図3の側面図解図
である。発熱素子1は、たとえば大きさの異なる2つの
直方体の組み合わさった形状に形成され、たとえば3本
の下向きに取り付けられた端子2を含む。また、放熱板
3は、熱伝導性のよい材料を用いて、薄い直方体の形状
に形成される。そして、発熱素子1を放熱板3へ接触さ
せて、発熱素子1の熱を逃がす。
【0003】従来、発熱素子1と放熱板3との接触面4
aおよび4bは、それぞれ平面であった。このように、
接触面4a,4bを平面にすることによって伝熱面積を
大きくし、発熱素子で発生した熱を効率よく逃がしてい
た。
aおよび4bは、それぞれ平面であった。このように、
接触面4a,4bを平面にすることによって伝熱面積を
大きくし、発熱素子で発生した熱を効率よく逃がしてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、接触面
が平面であっても、部品が小型になると伝熱面積は小さ
くなり、熱が伝わりにくくなる。また、伝熱面積を大き
くするために平面状に接触面積を増やすと、熱は比較的
伝わりやすくなるものの、放熱板への部品の取り付けに
必要なスペースが大きくなってしまう。
が平面であっても、部品が小型になると伝熱面積は小さ
くなり、熱が伝わりにくくなる。また、伝熱面積を大き
くするために平面状に接触面積を増やすと、熱は比較的
伝わりやすくなるものの、放熱板への部品の取り付けに
必要なスペースが大きくなってしまう。
【0005】それゆえに、この発明の主たる目的は、発
熱素子と放熱板との熱接触抵抗を小さく、すなわち熱伝
導性を向上させることができ、放熱板への発熱素子の投
影面積を小さくできる発熱素子の放熱板への接触構造を
提供することである。
熱素子と放熱板との熱接触抵抗を小さく、すなわち熱伝
導性を向上させることができ、放熱板への発熱素子の投
影面積を小さくできる発熱素子の放熱板への接触構造を
提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、発熱素子の
熱を放熱板に伝熱するための、発熱素子の放熱板への接
触構造において、発熱素子と放熱板との接触面に互いに
逆対称の凹凸が形成される、発熱素子の放熱板への接触
構造である。
熱を放熱板に伝熱するための、発熱素子の放熱板への接
触構造において、発熱素子と放熱板との接触面に互いに
逆対称の凹凸が形成される、発熱素子の放熱板への接触
構造である。
【0007】
【作用】発熱素子と放熱板との接触面に凹凸が形成され
るので、接触面積すなわち伝熱面積が増え、熱が伝わり
やすくなる。
るので、接触面積すなわち伝熱面積が増え、熱が伝わり
やすくなる。
【0008】
【発明の効果】この発明によれば、放熱板への発熱素子
の投影面積を小さいままで、接触面積すなわち伝熱面積
を大きくすることができる。そのため、発熱素子と放熱
板との熱接触抵抗を小さくすることができ、みかけの熱
伝導性を向上させることができる。また、発熱素子と放
熱板との接触面に互いに逆対称の凹凸があるため、発熱
素子の放熱板上での位置決めが容易である。
の投影面積を小さいままで、接触面積すなわち伝熱面積
を大きくすることができる。そのため、発熱素子と放熱
板との熱接触抵抗を小さくすることができ、みかけの熱
伝導性を向上させることができる。また、発熱素子と放
熱板との接触面に互いに逆対称の凹凸があるため、発熱
素子の放熱板上での位置決めが容易である。
【0009】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0010】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示す斜視図解図
であり、図2は図1の平面図解図である。発熱素子10
は、IC,トランジスタなどの素子であり、この実施例
では、大きさの異なる2つの直方体の組み合わさった形
状に形成される。そして、発熱素子10は、たとえば3
本の下向きに取り付けられた端子12を含む。また、放
熱板14は、薄い直方体の形状に形成される。この放熱
板14は、たとえば金属などの熱伝導性のよい材料で形
成する。そして、発熱素子10を放熱板14に取り付け
るときの接触面16aおよび16bは、それぞれ互いに
逆対称の凹凸面となるように形成される。
であり、図2は図1の平面図解図である。発熱素子10
は、IC,トランジスタなどの素子であり、この実施例
では、大きさの異なる2つの直方体の組み合わさった形
状に形成される。そして、発熱素子10は、たとえば3
本の下向きに取り付けられた端子12を含む。また、放
熱板14は、薄い直方体の形状に形成される。この放熱
板14は、たとえば金属などの熱伝導性のよい材料で形
成する。そして、発熱素子10を放熱板14に取り付け
るときの接触面16aおよび16bは、それぞれ互いに
逆対称の凹凸面となるように形成される。
【0011】発熱素子10を放熱板14へ接触させるこ
とによって、発熱素子10の熱が放熱板14から放熱さ
れる。このとき、発熱素子10と放熱板14との接触面
16aおよび16bは、それぞれ互いに逆対称の凹凸面
となるので、隙間なく合わさる。そのため、発熱素子1
0と放熱板14との接触面積が増え、伝熱面積が大きく
なって熱が伝わりやすくなる。すなわち、放熱板への発
熱素子の投影面積が小さいままで、接触面積を大きくす
ることができる。
とによって、発熱素子10の熱が放熱板14から放熱さ
れる。このとき、発熱素子10と放熱板14との接触面
16aおよび16bは、それぞれ互いに逆対称の凹凸面
となるので、隙間なく合わさる。そのため、発熱素子1
0と放熱板14との接触面積が増え、伝熱面積が大きく
なって熱が伝わりやすくなる。すなわち、放熱板への発
熱素子の投影面積が小さいままで、接触面積を大きくす
ることができる。
【0012】したがって、発熱素子と放熱板との熱接触
抵抗を小さくすることができ、熱伝導性を向上させるこ
とができる。そのため、小型部品でも発熱素子から放熱
板へ熱が伝わりやすい。さらに、発熱素子の放熱板への
投影面積が小さいため、発熱素子の放熱板への取り付け
スペースを大きくする必要がない。
抵抗を小さくすることができ、熱伝導性を向上させるこ
とができる。そのため、小型部品でも発熱素子から放熱
板へ熱が伝わりやすい。さらに、発熱素子の放熱板への
投影面積が小さいため、発熱素子の放熱板への取り付け
スペースを大きくする必要がない。
【0013】また、発熱素子と放熱板との接触面に、互
いに逆対称の凹凸が形成されるため、発熱素子の放熱板
上での位置決めが容易である。
いに逆対称の凹凸が形成されるため、発熱素子の放熱板
上での位置決めが容易である。
【図1】この発明の一実施例を示す斜視図解図である。
【図2】図1の平面図解図である。
【図3】発熱素子の放熱板への従来の接触構造を示す斜
視図解図である。
視図解図である。
【図4】図3の側面図解図である。
10 発熱素子 14 放熱板 16a,16b 接触面
Claims (1)
- 【請求項1】 発熱素子の熱を放熱板に伝達するため
の、発熱素子の放熱板への接触構造において、 前記発熱素子と前記放熱板との接触面に互いに逆対称の
凹凸が形成されることを特徴とする、発熱素子の放熱板
への接触構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3706692A JPH05206345A (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | 発熱素子の放熱板への接触構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3706692A JPH05206345A (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | 発熱素子の放熱板への接触構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05206345A true JPH05206345A (ja) | 1993-08-13 |
Family
ID=12487179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3706692A Pending JPH05206345A (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | 発熱素子の放熱板への接触構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05206345A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8338944B2 (en) | 2009-03-26 | 2012-12-25 | Mitsubishi Electric Corporation | Semiconductor device, semiconductor module, radiating fin and fitting portions |
WO2015176992A1 (de) * | 2014-05-23 | 2015-11-26 | Robert Bosch Gmbh | Halbleiter-leistungsmodul mit einer wärmeschnittstelle |
-
1992
- 1992-01-27 JP JP3706692A patent/JPH05206345A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8338944B2 (en) | 2009-03-26 | 2012-12-25 | Mitsubishi Electric Corporation | Semiconductor device, semiconductor module, radiating fin and fitting portions |
WO2015176992A1 (de) * | 2014-05-23 | 2015-11-26 | Robert Bosch Gmbh | Halbleiter-leistungsmodul mit einer wärmeschnittstelle |
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