JPH0672247A - 車両用アンダーミラー装置 - Google Patents

車両用アンダーミラー装置

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Publication number
JPH0672247A
JPH0672247A JP23215092A JP23215092A JPH0672247A JP H0672247 A JPH0672247 A JP H0672247A JP 23215092 A JP23215092 A JP 23215092A JP 23215092 A JP23215092 A JP 23215092A JP H0672247 A JPH0672247 A JP H0672247A
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JP
Japan
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deflector
movable member
mirror
signal
respect
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Application number
JP23215092A
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English (en)
Inventor
Hidekazu Kokita
北 秀 計 小
Masumi Nishikawa
川 増 美 西
Shoji Okada
田 尚 司 岡
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ミラー構造体による視認性に悪影響を与える
ことなく、その視界を可変・調整することができるよう
にすること。 【構成】 作動機構(4)に作動機構4の作動状態を検
出する検出手段(68)を配設し、この検出手段によつ
て検出された作動機構4の作動状態からミラー構造体
(3)のデフレクタ構造体(2)に対する相対位置を検
出し、この信号に基づいて制御手段(6)によりミラー
構造体(3)のデフレクタ構造体(2)に対する相対位
置を制御し、この位置変化を利用してミラー構造体によ
る視界を可変・調整するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、車両後方等の視界を確
保し視認性を向上させるために車両後部に配設されたア
ンダーミラー装置に関するものであり、特に、ミラー構
造体が車両後部に配設されたデフレクタ構造体内に収納
される非使用状態及びデフレクタ構造体より突出した使
用状態とを取り得るアンダーミラー装置に関するもので
ある。
【0003】
【従来の技術】従来、この種のアンダーミラー装置とし
ては、特開平1−127430号公報に示されるものが
知られている。これは、デフレクタ構造体内に収納され
て非使用状態とされているミラー構造体を、デフレクタ
構造体とミラー構造体との間で且つデフレクタ構造体に
収納されて配設されているミラー構造体をデフレクタ構
造体に支持するための作動機構の作動によつて移動させ
ることにより、デフレクタ構造体より突出した使用状態
とし、これにより、ミラー構造体に配設されたミラーに
よつて車両後部下方等が映し出され、車両後方の視界が
確保されるものであつた。又、ミラー構造体内に配設さ
れたミラー角度調整機構の作動によつてミラーのミラー
構造体に対する傾斜角度を調整することにより、その視
界が可変・調整されるものであつた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したアン
ダーミラー装置であると、ミラー構造体内にミラーに映
し出される範囲を可変・調整するミラー角度調整機構が
配設されいるため、ミラー構造体の重量が増大し、特
に、使用状態にある場合、この重量増大に影響されてミ
ラー構造体がビビリやすくなり、この結果、ミラー構造
体による視認性を大幅に低下させることとなる恐れがあ
つた。又、ミラー構造体のビビリを抑えるためには作動
機構を大きくしてミラー構造体の支持強度を向上させな
ければならず、この場合、非使用状態における作動機構
のデフレクタ構造体内での占有スペースが大きくなり、
その分ミラー構造体を小さくしなければならず、この結
果、その視界が狭くなり、ミラー構造体による視認性を
著しく低下させることとなるものであつた。
【0005】故に、本発明は、ミラー構造体による視認
性に悪影響を与えることなく、その視界を可変・調整す
ることができるようにすることを、その技術的課題とす
るものである。
【0006】
【発明の構成】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明において講じた技術的手段は、車両後部
に配設されたデフレクタ構造体と、該デフレクタ構造体
に前記デフレクタ構造体内に収納された非使用状態及び
前記デフレクタ構造体より突出した使用状態とを取り得
るように支持されたミラー構造体と、前記デフレクタ構
造体と前記ミラー構造体との間に配設され前記ミラー構
造体を前記デフレクタ構造体に支持すると共に前記ミラ
ー構造体を前記非使用状態又は前記使用状態へと移動さ
せる作動機構と、該作動機構に配設され前記作動機構の
作動状態を検出する検出手段と、該検出手段からの信号
に基づいて前記ミラー構造体の前記デフレクタ構造体に
対する相対位置を制御する制御手段とを有したことであ
る。
【0008】
【作用】上記技術的手段によれば、作動機構に配設され
た検出手段によつて作動機構の作動状態を検出して、ミ
ラー構造体のデフレクタ構造体に対する相対位置検出と
し、この信号に基づいて制御手段によりミラー構造体の
デフレクタ構造体に対する相対位置を制御しており、ミ
ラー構造体のデフレクタ構造体に対する相対位置変化を
利用してミラー構造体による視界が可変・調整されるこ
ととなる。これにより、ミラー構造体の重量が増大した
り作動機構が大型化したりしてミラー構造体の視認性に
悪影響を与えることなくミラー構造体による視界を可変
・調整し得る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0010】図1及び図2に示されるように、車両1の
後部に配設されたバツクウインド1aの上方には車両1
の走行時に発生する走行風を整流して車両走行時の空気
抵抗を逓減したりバツクウインド1aに走行風を吹きつ
けてバツクウインド1aを清掃(主に雨滴の除去等)し
たりする中空のデフレクタ2が固定されている。このデ
フレクタ2には後述する作動機構4,4’を介して後述
する可動部材3が移動自在に支持されており、可動部材
3は作動部材4の作動によつてデフレクタ2に形成され
た凹部2a内に収納された非使用状態A及びデフレクタ
2より突出した使用状態Bを取り得るように移動する。
【0011】可動部材3について説明する。
【0012】図1及び図2に示されるように、可動部材
3は、非使用状態Aでデフレクタ2の外装の一部分を構
成することとなる可動本体31及び可動本体31に固定
され非使用状態Aにおいてデフレクタ2及び可動本体3
によつて隠蔽されると共に使用状態Bにおいて車両後方
を映し出すミラー32とから構成されている。
【0013】作動機構4,4’について説明する。
【0014】作動機構4,4’は可動部材3の両側に配
設されており、デフレクタ2に固定されるガイドレール
41,41’,ガイドレール41,41’に摺動自在に
支持され且つ可動部材3に固定された第1のリンク4
2,42’及び第1のリンク42,42’に支持され且
つ後述する駆動機構5に連係された第2のリンク43,
43’とから構成されている。
【0015】作動機構4の詳細について説明する。尚、
作動機構4’については、作動機構4と同様の構成であ
るので、その説明は省略する。
【0016】図2ないし図6に示されるように、ガイド
レール41はデフレクタ2の上下方向(図1示上方向)
に渡り延在配置されており、断面略C形状を呈すると共
に長手方向において円弧形状を呈している。このガイド
レール41はデフレクタ2内にブラケツト44を介して
ビス(図示せず)にて固定されている。
【0017】第1のリンク42の一端にはガイドレール
41の断面形状内に延在するピン45が立設されてお
り、このピン45回りにはガイドレール41に摺接移動
可能に支持されるローラ46が回転自在に支持されてい
る。又、第1のリンク42の他端にはブラケツト部分4
2aが形成されており、このブラケツト部分42aはビ
ス(図示せす)によつて可動部材3の可動本体31に固
定されている。
【0018】第2のリンク43の一端はピン47により
第1のリンク42に回動自在に支持されている。又、こ
のピン47回りには一端48aが第2のリンク43の係
止穴に係止され且つ他端48bが第1のリンク42に形
成されたフランジ部42bと係合可能なスプリング48
が配設されている。
【0019】駆動機構5について説明する。
【0020】図2ないし図6に示されるように、モータ
51の出力軸51aには減速機能を持つ複数のギヤより
構成された周知のギヤ機構52を介して第1出力軸53
及び第2出力軸54が連結されている。この第1出力軸
53は、作動機構4の第2のリンク43の他端に連結さ
れている。第2出力軸54は、第2出力軸54にカラー
55aによつて固定された連動シヤフト55,連動シヤ
フト55にカラー55bによつて固定された入力軸56
及び入力軸56にギヤ結合された第3出力軸57を介し
て作動機構4’の第2のリンク43’の他端に連結され
ている。これら、モータ51,ギヤ機構52,第1出力
軸53及び第2出力軸54はブラケツト44に固定され
たケース58内に収納・支持され、作動機構4側でデフ
レクタ2内に配置されており、これら、入力軸56及び
第3出力軸57はブラケツト44’に固定されたケース
59内に収納・支持され、作動機構4’側でデフレクタ
2内に配置されている。又、連動シヤフト55は可動部
材3の長手方向に沿つてデフレクタ2内に配置されてい
る。
【0021】次に作動について説明する。
【0022】図1に示される可動部材3がデフレクタ2
内に収納された非使用状態Aにおいて、モータ51を正
転駆動させると、ギヤ機構52を介して第1出力軸53
及び第2出力軸54が回転する。この第1出力軸53の
回転は作動機構4に伝達され、第2出力軸54の回転は
連動シヤフト55,入力軸56及び第3出力軸57を介
して作動機構4’に伝達され、作動機構4,4’が連動
して作動する。作動機構4,4’が作動され、第1出力
軸53及び第3出力軸57の回転によつて第2のリンク
43,43’が図1示時計方向に回動すると、第1のリ
ンク42,42’がガイドレール41,41’に沿つて
第1図示下方向に摺動しながら図1示反時計方向に立ち
上がり、これにより、可動部材3がその姿勢が規制され
ながらデフレクタ2に近接した小さな移動軌跡で突出移
動動作し、図1に示されるデフレクタ2より突出した使
用状態Bとなる。この結果、可動部材3のミラー32が
車両後方下部を映し出し、車両後方の視界が確保される
ようになり、例えば、車両後退時等の車両後方の確認と
して役立たされる。この際、第1のリンク42,42’
はスプリング48の他端48bと係合してスプリング4
8を撓ませながら図1示下方向に摺動しながら図1示時
計方向の回動する。
【0023】図1に示される可動部材3がデフレクタ2
より突出した使用状態Bにおいて、モータ51を逆転駆
動させると、前述と同様に作動機構4,4’が作動す
る。作動機構4,4’が作動され、第1出力軸53及び
第3出力軸57の回転によつて第2のリンク43,4
3’が図1示反時計方向に回動すると、第1のリンク4
2,42’がガイドレール41,41’に沿つて図1示
上方向に摺動しながら図1示時計方向に回動して立ち上
がり、これにより、可動部材3がその姿勢が規制されな
がらデフレクタ2に近接した小さな移動軌跡で収納移動
動作し、図1に示されるデフレクタ2内に収納された非
使用状態Aとなる。この際、第1のリンク42,42’
にはスプリング48が撓まされたことによつて生じる反
発力が作用しているので、この反発力によつて第1のリ
ンク42,42’が図1示上方向に摺動されながら図1
示反時計方向に回動されることが補助される。
【0024】次に制御回路6について説明する。
【0025】図7に示されるように、制御回路6は、メ
モリMを内蔵するCPU61,入力回路62,電源回路
63及びモータ駆動回路64とから構成されている。C
PU61の入力ポートP1〜P4には入力回路62を介
してリバーススイツチ65,イグニツシヨンスイツチ6
6及びマニユアルスイツチ67に夫々接続されている。
リバーススイツチ65は、車両1に設けられた周知のト
ランスミツシヨン装置(図示せず)に設けられ、モータ
51を正逆転駆動させるためのものであつて、トランス
ミツシヨン装置が車両1を後退させるリバース位置に選
択されるとオン状態とされ、それ以外が選択されるとオ
フ状態される。イグニツシヨンスイツチ66は、車両1
に設けられた周知のエンジン始動装置(図示せず)に設
けられ、モータ51を逆転駆動させるためのものであつ
て、エンジン始動装置がOFF状態に選択されるとオン
状態され、それ以外が選択されるとオフ状態とされる。
マニユアルスイツチ67は、車両1に設けられたインス
トルメントパネル(図示せず)に設けられ、モータ51
を正逆転駆動させるためのものであつて、使用者がモー
タ51を正転駆動する側へ押圧操作することによりオン
状態とされ、モータ51を正転駆動する側への押圧操作
を解除することによりオフ状態とされる(使用者が押圧
操作を解除するとモータ51を正転駆動させるための信
号が主力されなくなる)と共に使用者がモータ51を逆
転駆動する側へ押圧操作することによりオン状態とされ
る(使用者が一旦押圧操作するとモータ51を停止させ
る信号が入力されないかぎりモータ51を逆転駆動させ
るための信号を出力し続ける)。CPU61の入力ポー
トP4にはボリユームセンサ68が接続されている。ボ
リユームセンサ68は、作動機構4のガイドレール41
と第1のリンク42との間に設けられている。このボリ
ユームセンサ68は、第3図及び第4図に示されるよう
に、ガイドレール41の上面にガイドレールの長手方向
全域に渡つて配設された検出部材68a及び第1のリン
ク42の一端に形成されたピン45を中心とする円弧状
長穴42cに摺動自在に支持された被検出部材68bと
から構成されており、第1のリンク42がガイドレール
41内を摺動することによつて生じるつまり可動部材3
がデフレクタ2に対して移動することによつて生じる被
検出部材68bの検出部材68aに対する相対位置変化
による被検出部材68aと被検出部材68bとの間の抵
抗値の変化によつて、第1リンク42のガイドレール4
1に対する相対位置が検出され、可動部材3のデフレク
タ2に対する相対位置を検出したものとされる。又、こ
のボリユームセンサ68による可動部材3の位置検出
は、図1に示される可動部材3の収納位置A1(非使用
状態A)から使用状態Bの最大突出位置B1までの範囲
で行われる。尚、この検出範囲は、非使用状態A及び使
用状態Bの最大突出位置B1を除く使用状態B内でのあ
る特定の範囲としもよい。この場合、後述する非使用状
態Aに相当する収納位置A1でのモータ51の停止は、
可動部材3がデフレクタ2内に収納されることによつて
生じるモータ51の過負荷を検出することによつて行わ
れるものとなり、使用状態Bでの最大突出位置B1での
停止は、ガイドレール41に設けられたストツパ体とロ
ーラ46との当節にとつて生じるモータ51の過負荷を
検出することによつて行われるものとなる。CUP61
の出力ポートP5にはモータ駆動回路64を介してモー
タ51が接続されている。又、電源回路63は車両1に
設けられたバツテリー69に接続される共にCPU6
1,入力回路62,モータ駆動回路64に接続されて、
各々に電力を供給している。
【0026】次に制御回路6の作動について説明する。
【0027】図8に示されるように、ステツプS1にお
いて、CPU61の初期設定がなされ、図1に示される
可動部材3が非使用状態Aとされるように設定されると
共に入力ポートP4からの信号を記憶するメモリMは図
1に示される可動部材3が最大突出位置B1とされる信
号に設定される。
【0028】ステツプS2において、マニユアルスイツ
チ67がモータ51を正転駆動させる側に押圧操作され
てオン状態されると、その信号が入力回路62を介して
CPU61の入力ポートP3に入力され、その信号に基
づいて出力ポートP5よりモータ51を正転させる信号
が出力される。ステツプS3において、この出力ポート
P5からの信号に基づいてモータ駆動回路64を介して
モータ51が正転駆動され、前述した可動部材3の突出
移動動作が開始される。この可動部材3の突出移動動作
は、ステツプS4においてマニユアルスイツチ67のモ
ータ51を正転駆動させる側への押圧操作が解除される
まで続けられる。ステツプS4において、マニユアルス
イツチ67のモータ51を正転駆動する側への押圧操作
が解除されてオフ状態とされると、その信号が入力回路
62を介してCPU51の入力ポートP3に入力され、
その信号に基づいて、出力ポートP5よりモータ51を
停止させる信号が出力される。ステツプS5において、
この出力ポートP5からの信号に基づいてモータ駆動回
路64を介してモータ51が停止され、可動部材3の突
出移動動作が停止される。これにより、可動部材3は使
用者が所望する突出位置(例えば、図1示突出位置B
2)で停止されることとなる。ステツプS6において、
可動部材3のデフレクタ2に対する相対位置つまり可動
部材3が停止した突出位置がボリユームセンサ68によ
つて検出されその位置に基づく信号がCPU61の入力
ポートP6に入力され、その信号がCPU61に内蔵さ
れたメモリMに記憶される。つまり、可動部材3の使用
者が所望する突出位置が記憶されることとなる。
【0029】ステツプS2においてマニユアルスイツチ
67が押圧操作されず、ステツプS7において、使用者
がトランスミツシヨン装置を操作してリバーススイツチ
65がオン状態とされると、その信号が入力回路62を
介してCPU61の入力ポートP1に入力され、その信
号に基づいて出力ポートP5よりモータ51を正転させ
る信号が出力される。ステツプS8において、この出力
ポートP5からの信号に基づいてモータ駆動回路64を
介してモータ51が正転駆動される。この可動部材3の
突出移動動作は、ステツプS9において可動部材3がメ
モリMに記憶された信号に基づく突出位置となるまで続
けられる。ステツプS9において、CPU61によつて
可動部材3が移動動作することで入力ポートP6に連続
的に入力される信号とメモリMに記憶された信号とが比
較され、可動部材3がメモリMに記憶された信号に基づ
く突出位置と判断されると、出力ポートP5からモータ
51を停止させる信号が出力され、ステツプS10にお
いて、この出力ポートP5からの信号に基づいてモータ
駆動回路64を介してモータ51が停止され、可動部材
3の突出移動動作が停止される。
【0030】ステツプS11において、マニユアルスイ
ツチ67がモータ51を逆転駆動させる側へ押圧操作さ
れてオン状態されると、その信号が入力回路62を介し
てCPU61の入力ポートP4に入力され、その信号に
基づいて出力ポートP5よりモータ51を逆転させる信
号が出力される。ステツプS12において、この出力ポ
ートP5からの信号に基づいてモータ駆動回路64を介
してモータ51が逆転駆動され、前述した可動部材3の
収納移動動作が開始される。この可動部材3の収納移動
動作は、ステツプS13において可動部材3が収納位置
A1と判断されるまで続けられる。ステツプS13にお
いて、CPU61によつて可動部材3が移動動作するで
入力ポートP6に連続的に入力される信号とCPU61
に内蔵されたメモリMとは別のメモリに記憶された収納
位置A1に基づく信号とが比較され、可動部材3が収納
位置A1と判断されると、出力ポートP5からモータ5
1を停止させる信号が出力され、ステツプS14におい
て、この出力ポートP5からの信号に基づいてモータ駆
動回路64を介してモータ51が停止され、可動部材3
の収納移動動作が停止される。
【0031】ステツプS11において、マニユアルスイ
ツチ67が押圧操作されず、ステツプS15において、
使用者がトランスミツシヨン装置を操作してリバースス
イツチ65がオフ状態とされると、その信号が入力回路
62を介してCPU1の入力ポートP1に入力され、そ
の信号に基づいて出力ポートP5よりモータ51を逆転
させる信号が出力される。その後は、ステツプS12に
おいて、前述した如く収納移動動作が行われる。
【0032】ステツプS15において、リバーススイツ
チ65がオフ状態とされず、ステツプS16において、
使用者がエンジン始動装置を操作してイグニツシヨンス
イツチ66がオフ状態とされると、その信号に基づいて
入力回路62を介してCPU1の入力ポートP1に入力
され、その信号に基づいて出力ポートP5よりモータ5
1を逆転させる信号が出力される。その後は、ステツプ
S12において、前述した如く収納移動動作が行われ
る。
【0033】上記したように、ボリユームセンサ68に
よつて第1のリンク42のガイドレール41に対する相
対位置を検出して、可動部材3のデフレクタ2に対する
相対位置検出を検出とし、その信号に基づいて制御回路
61によつて可動部材3のデフレクタ2に対する相対位
置を制御しているので、可動部材3のデフレクタ2に対
する相対位置を任意の位置に自由に設定することができ
る。これにより、可動部材3のデフレクタ2に対する相
対位置に応じて可動部材3のミラー32に映し出される
ミラー像が変化することを利用してミラー32の視界を
可変・調整することができる。又、可動部材3内にミラ
ー32の視界を可変・調整するための別装置を設ける必
要がなく、これにより、可動部材3の軽量化がなされ、
可動部材3の重量増大によるビビリやこのビビリ抑える
ために作動機構4,4’を大きくすることによつて生じ
る可動部材3の縮小化に伴い、ミラー32の視認性が著
しく低下させるのを防止することができる。更に、メモ
リMによつて可動部材3のデフレクタ2に対する相対位
置を所望の位置で記憶させることができるので、作動毎
にミラー32の視界を可変・調整する必要がなくなり、
操作性を向上させることができる。
【0034】
【発明の効果】本発明では、作動機構に配設された検出
手段によつて作動機構の作動状態を検出して、ミラー構
造体のデフレクタ構造体に対する相対位置検出とし、こ
の信号に基づいて制御手段によりミラー構造体のデフレ
クタ構造体に対する相対位置を制御しており、ミラー構
造体のデフレクタ構造体に対する相対位置変化を利用し
てミラー構造体による視界が可変・調整されることとな
る。これにより、ミラー構造体の重量が増大したり作動
機構が大型化したりしてミラー構造体の視認性に悪影響
を与えることなくミラー構造体による視界を可変・調整
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用アンダーミラー装置の作動
説明図である。
【図2】本発明に係る車両用アンダーミラー装置の正面
図である。
【図3】一方の作動機構の側面図である。
【図4】一方の作動機構の部分断面正面図である。
【図5】他方の作動機構の側面図である。
【図6】他方の作動機構の正面図である。
【図7】制御手段を示す回路図である。
【図8】制御手段のフローチヤート図である。
【符号の説明】
1 車両 2 デフレクタ(デフレクタ構造体) 3 可動部材(ミラー構造体) 4 作動機構 6 制御回路(制御手段) 68 ボリユームセンサ(検出手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両後部に配設されたデフレクタ構造体
    と、該デフレクタ構造体に前記デフレクタ構造体内に収
    納された非使用状態及び前記デフレクタ構造体より突出
    した使用状態とを取り得るように支持されたミラー構造
    体と、前記デフレクタ構造体と前記ミラー構造体との間
    に配設され前記ミラー構造体を前記デフレクタ構造体に
    支持すると共に前記ミラー構造体を前記非使用状態又は
    前記使用状態へと移動させる作動機構と、該作動機構に
    配設され前記作動機構の作動状態を検出する検出手段
    と、該検出手段からの信号に基づいて前記ミラー構造体
    の前記デフレクタ構造体に対する相対位置を制御する制
    御手段とを有する車両用アンダーミラー装置。
JP23215092A 1992-08-31 1992-08-31 車両用アンダーミラー装置 Pending JPH0672247A (ja)

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JP23215092A JPH0672247A (ja) 1992-08-31 1992-08-31 車両用アンダーミラー装置

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JP23215092A Pending JPH0672247A (ja) 1992-08-31 1992-08-31 車両用アンダーミラー装置

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