JP4186670B2 - ステアリング装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は車両のステアリング装置に関し、特に、非円形の平面形状を有する異形ステアリングハンドルを車両の前進運転時の操舵に適した第1の回転姿勢と車両の後退運転時の操舵に適した第2の回転姿勢との間で切り換え可能なステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車のような車両に設けられるステアリング装置のステアリングハンドルには、一般的に、円形の平面形状を有するステアリングホイールが採用されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
このような円形のステアリングホイールによれば、車両の前進運転時の操舵では、ステアリングホイールの両側部近傍を握って該ホイールを操作し、また車両の後退運転時の操舵では、車両後方を目視すべく上半身を捩って横身にした状態でステアリングホイールの頂部を片手で握って該ホイールを操作することが、一般的に行われている。この円形ステアリングホイールの操作では、手で握られるグリップ部がステアリングホイールの円周上に沿って移動するに過ぎず、前進運転時および後退運転時に違和感なくハンドル操作を行うことができる。
【0004】
ところで、このようなステアリングホイールは、インストルメントパネルから運転室に伸びるステアリングシャフトの突出端に固定されている。そのため、インストルメントパネルに設けられる計器類を運転者が見ようとするとき、ステアリングホイールが視界の妨げとならないように、インストルメントパネル内での計器類の配置や大きさは、ステアリングホイールの大きさで制約を受ける。
【0005】
このステアリングホイールによる視界の制限を緩和し、インストルメントパネル内での計器類のレイアウトの自由度を高め、あるいは計器類の配置可能な領域の拡張を図るために、例えば図2に示すように、矩形あるいはコの字状のような非円形平面形状を有する異形ステアリングハンドルを採用することが提案されている。矩形の異形ステアリングハンドルは、計器類の目視の妨げとならないように、前進運転操作時にハンドルのグリップ上端が低い位置に来るような横長な回転姿勢で、またコの字状の異形ステアリングハンドルは前進運転操作時に上方に開放部を位置するような回転姿勢で、それぞれステアリングシャフトに取り付けられる。
【0006】
【特許文献1】
実開平2−127589号公報(第1図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、異形ステアリングハンドルでは、円形ステアリングホイールのように円周上に沿ってグリップ部が形成されていない。そのため、矩形の異形ハンドルでは、前進運転操作時には両側部を握って操作することにより、計器類の視界を妨げられることなく操作することができるものの、後退操作時に握られるハンドルの頂部位置は円形ステアリングホイールの頂部位置よりも低い位置になるために、後退運転時のハンドル操作感が円形ステアリングホイールのそれと大きく異なる。また、コの字状の異形ステアリングハンドルでは後退操作時にハンドルの頂部を握って操作することはできない。
【0008】
そのため、これら異形ステアリングハンドルによれば、前進運転操作時に計器類の目視の妨げとなることを防止できるが、後退運転時のハンドル操作感に違和感を生じることがある。
【0009】
そこで、本発明の目的は、前進運転操作時に計器類の目視の妨げにならず後退運転操作時にハンドル操作に違和感を与えることのないステアリング装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、基本的には、前進運転操作時にインストルメントパネル上の計器類の目視の妨げとなり難い異形ステアリングハンドルを採用する。また、この異形ステアリングハンドルを採用することによって生じる後退運転操作時のハンドル操作の違和感は、後退運転操作時に異形ステアリングハンドルの姿勢を前進運転操作時のそれと切り換えることにより、その解消を図る。
【0011】
ために、本発明は、車両の操舵のために操作される非円形の異形ステアリングハンドルと、前記車両の後退操作を検出する後退操作検出機構と、前記ステアリングハンドルを前進運転に適した第1の回転姿勢および後退運転に適した第2の回転姿勢に切り換えるための第1の作動機構とを備えることを特徴とする。
【0012】
本発明に係るステアリング装置では、後退操作検出機構が非後退操作を検出したとき、すなわち後退操作検出機構が後退操作を検出しないとき第1の作動機構が異形ステアリングハンドルを計器類の目視の妨げになり難い前進運転に適した第1の回転姿勢に位置させる。従って、運転者は、異形ステアリングハンドルによって計器類の目視を妨げられることなく、異形ステアリングハンドルの例えば両側部を握って該ステアリングハンドルを操作することができる。
【0013】
また、後退操作検出機構が後退操作を検出したとき第1の回転姿勢にあった異形ステアリングハンドルはその回転姿勢を第1の作動機構により例えば90度回転され、これにより、第2の回転姿勢に変換される。この回転姿勢の変換により、第1の回転姿勢では両側部に位置したいずれか一方のグリップ部が上方に位置することから、このグリップ部で前記ステアリングハンドルを操作することができる。
【0014】
従って、前進運転操作時に計器類の目視を妨げることなくハンドル操作が可能となり、後退運転操作時に円形ステアリングホイールにおけるとほぼ同様なグリップ感でハンドル操作をおこなうことができ、これにより後退運転操作時のハンドル操作での違和感が払拭される。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図示の実施の形態に沿って本発明を詳細に説明する。
【0016】
図1は、本発明に係るステアリング装置を該ステアリング装置が設けられる車両の一部と共に概略的に示す。
【0017】
本発明に係るステアリング装置10は、車両の操舵輪である左右の前輪11、11を連動可能に連結するステアリングリンク機構12と、車両の操舵のためにその運転室13に設けられるステアリングハンドル14と、該ステアリングハンドル14の操作角を検出する操舵角検出機構15と、車両の後退操作を検出する後退操作検出機構16と、操舵角検出機構15の検出信号に応じてステアリングリンク機構12を動作させるための第2の作動機構17と、ステアリングハンドル14を前進運転に適した第1の回転姿勢および後退運転に適した第2の回転姿勢に切り換えるための第1の作動機構18とを備える。
【0018】
ステアリング機構12は、従来よく知られているように、ステアリング入力軸12aと、該ステアリング入力軸12aに例えばラック・ピニオンのような運動変換機構(図示せず)を介して連結されたタイロッド組立体12bとを有する。タイロッド組立体12bは車両の幅方向に沿って配置され、その両端にはナックル12cが枢着されている。各ナックル12cにはそれぞれの前輪11の回転軸が設けられている。ステアリング入力軸12aが回転されると、その回転に応じてタイロッド組立体12bが車幅方向に変位し、このタイロッド組立体12bを介して連結された両ナックル12cがそれぞれの枢軸(図示せず)の回りに同一方向へ回動する。このタイロッド組立体12bのリンク機能により、各ナックル12cに回転可能に支承された各前輪11は、ステアリング入力軸12aの回転に応じて、ナックル12cの前記枢軸の回りに揺動する。
【0019】
このステアリング入力軸12aを回転するための第2の作動機構17は、例えばステッピングモータのような電動モータからなる。またステアリングハンドル14を前進に適した前記第1の回転姿勢と後退に適した第2の回転姿勢とに切り換えるための第1の作動機構18は、後述するように、例えば前記したステッピングモータのような電動モータからなる。両モータ17および18は、車両の全般的な制御を担う統合ユニット19の制御部である第1の演算制御回路19aの制御下で、電源回路20からそれぞれの駆動電力を供給される。
【0020】
図示の例では、車両に搭載されたエンジン(図示せず)の回転出力を走行条件に適した回転速度およびトルクに変換するための変速機として自動変速機21が用いられている。自動変速機21の操作部21aは運転室13に配置されており、この操作部21aには、例えば駐車のためのPボタン22a、後退のためのRボタン22b、中立のためのNボタン22cおよび前進のためのDボタン22dが設けられている。このボタン方式の操作部21aでは、これらのボタン22a〜22dを選択的に押すと、選択操作されたボタンに応じた選択信号、例えば車両の後退のためにRボタン22bが操作されると、後退を指示するR信号が後退操作検出機構16を兼ねるATコントロールユニットに出力される。
【0021】
ATコントロールユニット16は、操作部21aからの選択信号に応じて自動変速機21を切り換え操作し、またATコントロールユニット16は操作部21aからの選択信号を車両の全般的な制御のために設けられる統合ユニット21の演算制御回路19aに出力する。
【0022】
演算制御回路19aは、操舵角検出機構15からの検出信号およびATコントロールユニット16からの選択信号に応じて、後で詳しく述べるように、第2の電動モータ17および第1の電動モータ18の作動を制御する。この演算制御回路19aは、ATコントロールユニット16からの選択信号のうち、Rボタン22bが操作されたときに出力されるR信号を後退操作信号として受ける。従って、ATコントロールユニット16は、前記したように、後退操作検出機構16として機能する。
【0023】
図1に示す矢視Aの方向から見たステアリングハンドル14の平面形状が図2(a)または図2(b)に示されている。ステアリングハンドル14は、図2(a)および図2(b)に示すように、非円形形状を示す。
【0024】
図2(a)に示す例は、いわゆるクローズタイプの異形ハンドルであり、矩形の平面形状を有する。この矩形平面形状を有するステアリングハンドル14の横長の回転姿勢が第1の回転姿勢14aとして実線で示され、この第1の回転姿勢14aからほぼ90度回転した姿勢が第2の回転姿勢14bとして破線で示されている。
【0025】
ステアリングハンドル14の横長の姿勢では、ステアリングハンドル14の頂部位置が従来の円形ステアリングホイールに比較して低い位置にあることから、ステアリングハンドル14に視界を妨げられることなくその頂部越しに、インストルメントパネル23の従来のステアリングホイールにより視界を妨げられていた領域を見ることができる。従って、この領域に計器24a、24bを配置しても、前進運転時には、ステアリングハンドル14をほぼ90度の大きな操作角で操作しない限り、これらの計器24a、24bの目視がステアリングハンドル14で妨げられることはないので、横長の第1の回転姿勢14aは、前進運転に適した回転姿勢と言える。
【0026】
また、ステアリングハンドル14の第1の回転姿勢と90度の回転関係を示す縦長の第2の回転姿勢14bでは、計器24a、24bの一部がステアリングハンドル14の頂部に隠れるが、後退運転操作時には計器24a、24bを見る必要性は殆どない。またステアリングハンドル14の頂部は第1の回転姿勢のそれに比較して上方に位置することから、後退運転操作時にその頂部を握って半身で後方を眺めながらハンドル操作するときに、従来のステアリングホイールにおけると同様なグリップ感覚で行える。従って、縦長の第2の回転姿勢14bは、後退運転に適した姿勢と言える。
【0027】
図2(b)に示す例は、いわゆるオープンタイプの異形ハンドルを示し、コの字状の平面形状を有するステアリングハンドル14が実線で示される第1の回転姿勢14aでは、開放部を上方へ向けて配置される。
【0028】
異形ハンドル14は、前記した例に限らず、楕円形あるいはI形等の種々の非円形形状を採用することができ、それらの横長の回転姿勢を第1の回転姿勢14aとし、縦長の回転姿勢を第2の回転姿勢14bとすることができる。
【0029】
ステアリングハンドル14は、図3および図4に拡大して示すように、ステアリングシャフト25の端部に、該シャフト25と一体的に固定されている。ステアリングシャフト25は、ステアリング入力軸12aに機械的には連結されておらず車体に回転自在に支承される。このステアリングシャフト25は、シャフト基部25aおよびシャフト本体25bに分割され、両シャフト25a、25bが自在継ぎ手26を介して相互に直列的に接続されている。
【0030】
シャフト基部25aおよびシャフト本体25bは、自在継ぎ手26の縦軸26a(図3参照)および横軸26b(図4参照)の回りに互いに揺動可能に結合されている。シャフト基部25aには該シャフト基部25aを回転可能に受け入れる筒状の第1のシャフトハウジング27aが装着されており、該シャフトハウジング27aは車両の車体に固定されている。また、シャフト本体25bには、該シャフト本体25bを回転可能に受け入れる筒状の第2のシャフトハウジング27bが装着されている。第2のシャフトハウジング27bは、シャフト基部25aに対するシャフト本体25bの所定の揺動を許すように、シャフトハウジング27aとの干渉が防止されている。
【0031】
この第2のシャフトハウジング27bから突出するシャフト本体25bの先端にステアリングハンドル14が固定されており、該ステアリングハンドル14の回転姿勢を変換するための第1の電動モータ18が第2のシャフトハウジング27bとシャフト本体25bとの間に設けられ、またステアリングハンドル14の操舵角を検出するための操舵角検出機構15が同様に第2のシャフトハウジング27bとシャフト本体25bとの間に設けられている。
【0032】
第1の電動モータ18は、シャフト本体25bの回りを取り巻いて配置される環状のハウジング28と、該ハウジング28内でシャフト本体25bを取り巻いて配置され、該シャフト本体25bと一体的に回転するように支持された永久磁石からなるロータ29と、ハウジング28内でロータ29を取り巻いて配置される電磁石からなるステータ30とを備えるステッピングモータである。ハウジング28は、その一方の面に設けられたフランジ28aで、ボルト31を介して第2のシャフトハウジング27bのフランジ27b−1に固定されている。
【0033】
電動モータ18のステータ30には、電源回路20からパルス電流が供給されると、このパルス電流に応じた角度でステアリングシャフト25が回転され、これによりステアリングシャフト25と一体的にステアリングハンドル14を回転させることができる。従って、制御回路19aの制御下で電源回路20からステータ30に供給される電流を制御することにより、該ステアリングハンドル14の回転姿勢を前記した前進運転に適した第1の回転姿勢14aまたは後退運転に適した第2の回転姿勢14bに変換することができる。
【0034】
また、ステアリングハンドル14が運転者により操舵のために回転操作されると、ステアリングシャフト25と一体的に電動モータ18のロータ29が回転する。このとき、ロータ29の回転に抵抗を与えるように電源回路20からステータ30に電流を供給することができる。この電流の供給によりステータ30はロータ29の回転方向と逆方向への電磁作用力をロータ29に作用させる。その結果、ステアリングハンドル14を操作するとき、運転者は適度な反力を受けることから、この反力に打ち勝つ操作力が必要となり、適度なハンドル操作感が得られる。
【0035】
操舵角検出機構15は、シャフト本体25bを取り巻いて配置されかつ該シャフト本体25bの軸線方向へ電動モータ18と直列的に配置される環状のハウジング32と、該ハウジング32内でシャフト本体25bに同軸的に固定された回転角検出板33と、フォトカプラ34とを備える。回転角検出板33にはその周方向へスリット33aが形成されている。フォトカプラ34は、回転角検出板33の両側で互いに対向して配置されそれぞれがハウジング32に支持される発光ダイオードのような発光素子34aと、該発光素子34aからの光を回転角検出板33のスリット33aを通して受光可能のフォトダイオードのような受光素子34bとを有する。操舵角検出機構15のハウジング32は、そのフランジ32aで、ボルト35を介して第の電動モータ18のハウジング28の他方の面に設けられたフランジ28bに固定されている。
【0036】
操舵角検出機構15は、回転角検出板33のスリット33aを通過するフォトカプラ34の検出光がステアリングハンドル14の回転操作に伴う回転角検出板33の回転に応じて断続されることから、この検出光の断続に応じた電気信号をステアリングハンドル14の操舵角についての情報として第1の演算制御回路19aおよび第2の演算制御回路19bに出力する。
【0037】
第1の演算制御回路19aは、後退操作検出機構16からの後退操作検出信号Rおよびこの操舵角検出機構15からのステアリングハンドル14の操舵角についての情報に基づいて、第2の電動モータ17および第1の電動モータ18の動作を制御する。
【0038】
すなわち、後退操作検出機構16が後退操作検出信号Rを検出しない状態では(非後退操作を検出したとき)、演算制御回路19aはステアリングハンドル14を横長の第1の回転姿勢14aに位置させるように第1の電動モータ18を作動させる。また、後退操作検出機構16が後退操作検出信号Rを検出しない状態では、演算制御回路19aはステアリングハンドル14を横長の第1の回転姿勢14aに位置させた後、この第1の回転姿勢14aにあるステアリングハンドル14が運転者により操舵されたとき、操舵角検出機構15からの操舵角情報に基づいて、第2の電動モータ17を作動させる。この第2の電動モータ17の作動により、ステアリングハンドル14の操作角に応じてテアリングリンク機構12が作動される。
【0039】
また、この操舵では、演算制御回路19aは第1の電動モータ18を作動させ、ステアリングハンドル14のハンドル操作に適度な反力を与える。これにより、適正なハンドル操作感が運転者に与えられる。
【0040】
回転角検出板33およびフォトカプラ34を備える操舵角検出機構15によれば、比較的単純な構成により、微細なハンドル操作角をも迅速かつ正確に捉えることができ、ステアリングハンドル14の操作に応じた正確な操舵が可能となる。
【0041】
後退操作検出機構16が後退操作検出信号Rを検出すると、演算制御回路19aは、第2の電動モータ17を作動させることなく、ステアリングハンドル14を縦長の第2の回転姿勢14bに位置させるように第1の電動モータ18を作動させる。演算制御回路19aは、ステアリングハンドル14を第2の回転姿勢14bに位置させた後、このステアリングハンドル14が運転者により操舵されたとき、前進運転時におけると同様に、操舵角検出機構15からの操舵角情報に基づいて、第2の電動モータ17を作動させ、この第2の電動モータ17の作動により第2の回転姿勢14bにあるステアリングハンドル14の操作角に応じてテアリングリンク機構12が作動される。この後退運転時における操舵では、前進運転時におけると同様に、演算制御回路19aは第1の電動モータ18を作動させ、ステアリングハンドル14のハンドル操作に適度な反力を与えることから、適正なハンドル操作感が運転者に与えられる。
【0042】
また、演算制御回路19aは、後退操作検出機構16が後退操作の解除を検出したとき、第2の電動モータ17を作動させることなく第1の電動モータ18を作動させてステアリングハンドル14を第1の回転姿勢14aに戻す。
【0043】
第2のシャフトハウジング27bには、図3に示すように、ライトスイッチ、ターンスイッチあるいはワイパースイッチ等のスイッチ類を集合的に配置したコンビネーションスイッチ36がボルト37を介してシャフトハウジング27bの他方のフランジ27−2に固定されている。
【0044】
また、本実施の形態を示すステアリング装置10には、図4に示すように、両シャフトハウジング27aおよび27b間にチルト機構38が設けられている。
【0045】
チルト機構38は、操舵角検出機構15の検出信号を受ける第2の演算制御回路19bの制御下で電源回路20からの電力を供給されるチルト用の第3の作動装置39と、ポテンショメータからなるチルト角検出部40とを備える。
【0046】
シャフト基部25aを回転可能に受け入れる第1のシャフトハウジング27aの下端には、該ハウジング27aの径方向外方へ伸びる一対の伸長部41が設けられ、該伸長部41には水平軸42を枢軸として上下方向へ揺動可能のアーム部材43が支持されている。アーム部材43の一側には第3の作動装置である例えばステッピングモータのような電動モータ39が固定されている。このモータ39の出力軸にはウオームギヤ39aが固定されている。アーム部材43の前記一側には、電動モータ39の上方で該電動モータ39から離れる方向へ立ち上がる一対の軸受け44、44が設けられている。両軸受け44には、雄ねじ部材45がその端部近傍で軸線の回りに回動可能に支持されている。雄ねじ部材45の両軸受け44、44間には、電動モータ39のウオームギヤ39aに噛合するギヤ45aが固定的に設けられ、該ギヤ45aと軸受け44、44との係合により雄ねじ部材45の軸線方向の移動が阻止されている。従って、電動モータ39の作動によりウオームギヤ39aが回転すると、該ウオームギヤ39aに噛合するギヤ45aが設けられた雄ねじ部材45は、軸線の回りに回転する。
【0047】
雄ねじ部材45には、該ねじ部材45に螺合する雌ねじ部材46が螺合されている。この雌ねじ部材46は、その両側に設けられた水平軸47を介して、第2のシャフトハウジング27bの下端から該ハウジング27bの径方向外方へ伸びる一対の伸長部48に支持されており、回転が阻止されている。そのため、雄ねじ部材45が回転されると、該ねじ部材45に螺合する雌ねじ部材46は雄ねじ部材45の軸線に沿って移動する。この雌ねじ部材46の移動に伴い、雌ねじ部材46の水平軸47を介して第2のシャフトハウジング27bに自在継ぎ手26の水平軸26bの回りのモーメント力が作用することから、図5に示すように、シャフト本体25bの水平面に対する傾斜角θであるチルト角が小さくなるようにチルトダウンさせることができる。このチルトダウンによって、ステアリングハンドル14はより立ち上がって垂直面に近づくことから、ステアリングハンドル14の頂部は運転者側に近づく。従って、後退運転操作時のハンドル操作を一層楽な姿勢で行うことが可能となる。
【0048】
チルト角検出部40を構成するポテンショメータは、端部がアーム部材43に支持され、雄ねじ部材45と平行に配置される抵抗体40aと、前記雌ねじ部材46に支持され、該雌ねじ部材46と一体的に移動したときに抵抗体40a上を摺動する摺動子40bとを備える。抵抗体40aの両端間には、所定の電圧が印加されている。チルト角検出部40は、その摺動子40bにより得られる分圧に対応するチルト角情報を雌ねじ部材46の移動すなわちチルト角θの変化として第2の演算制御回路19bに出力する。
【0049】
第3の電動モータ39の動作を制御する第2の演算制御回路19bは、後退操作検出機構16からの後退操作検出信号Rおよびチルト角検出部40からのチルト角情報に基づいて、チルト角を制御する。
【0050】
本発明に係るステアリング装置10の動作を図6に示すフローチャートに沿って説明する。
【0051】
後退操作検出機構16は例えば車両の電気回路系統の始動と同時に作動状態に置かれる(ステップS1)。後退操作検出機構16は、その作動により、自動変速機21の操作部21aからのR信号の有無を判定する(ステップS2)。
【0052】
ステップS2で、R信号が検出されない限り、ステアリングハンドル14は、例えば図4に示した所定のチルト角に維持された状態で、第1の回転姿勢14aに保持される。この状態で、ステアリングハンドル14が操作されると、操舵角検出機構15からの操作角に応じて、第2の電動モータ17が作動され、前輪11、11がステアリングハンドル14の操舵角に応じて操舵される。また、このときのステアリングハンドル14の操作には、第1の電動モータ18の作動により、適正な反力が与えられる。
【0053】
従って、前進運転操作時には、ステアリングハンドル14は計器類24a、24b類の視界を妨げることのない横長の回転姿勢14aに向けられることから、計器類24a、24bの指示値を参考にした好適な運転操作が行える。また、適正な反力下で良好なハンドル操作感を得ることができる。
【0054】
ステップS2で、R信号が検出されると、第の電動モータ18が作動され、この第1の電動モータ18の作動によりステアリングハンドル14が第2の回転姿勢14bへ向けて回転される(ステップS3)。
【0055】
ステアリングハンドル14が90度回転され、その結果、第2の回転姿勢14bになったことを演算制御回路19aが操舵角検出機構15からの信号に基づいて判定すると、第1の電動モータ18の作動を停止させる(ステップS4)。
【0056】
続いて、第2の演算制御回路19bが第3の電動モータ39を作動させ、図5に示すように、例えば最小チルト角のような所定のチルト角へ向けてチルトダウンを開始する(ステップS5)。
【0057】
第2の演算制御回路19bがチルト角検出部40からのチルト角情報に基づいて所定のチルト角に達したと判定すると、第3の電動モータ39の作動を停止させる(ステップS6)。これにより、ステップS4で後退運転のハンドル操作に適した縦長の回転姿勢14bに向けられたステアリングハンドル14は、図5に符号14cで示されているように、さらにその頂部が運転者に近づくように、チルト角が変更される。
【0058】
従って、後退運転操作時には、ステアリングハンドル14は後退運転に適した縦長の回転姿勢14bに向けられることから、違和感のないハンドル操作が可能となり、さらに、ステアリングハンドル14の頂部が運転者に近づくように、チルト角が変更されることから、より楽な姿勢での容易なハンドル操作が可能となる。
【0059】
前記したステップS3からステップS4で説明した第1の回転姿勢14aから第2の回転姿勢14bへの回転の制御およびステップS5からステップS6で説明したチルト角の制御は、それぞれの検出機構15、40からの出力データ値と目標値との差が零となるような閉ループ制御方式を採用することができる。またこれに代えて、後退操作検出機構16がR信号を受けた時点での各出力データ値と目標値との差分をそれぞれの演算制御回路19a、19bが演算処理し、この差分に対応して各電動モータ18、39を作動させる開ループ制御方式を採用することができる。
【0060】
本発明に係るステアリング装置10は、車両の操舵のために操作される非円形の異形ステアリングハンドル14と、前記車両の後退操作を検出する後退操作検出機構16と、ステアリングハンドル14を前進運転に適した第1の回転姿勢14aおよび後退運転に適した第2の回転姿勢14bに切り換えるための第1の作動機構18とを備え、第1の作動機構18は、後退操作検出機構16が後退操作を検出しないとき、すなわち非後退操作を検出したとき、ステアリングハンドル14を前記第1の回転姿勢14aに位置させ、後退操作検出機構18が後退操作を検出したときステアリングハンドル14を第2の回転姿勢14bに位置させる。
【0061】
従って、前進運転操作時に計器類の目視の妨げることなくハンドル操作が可能となり、後退運転操作時に円形ステアリングホイールにおけるとほぼ同様なグリップ感でハンドル操作をおこなうことができ、これにより後退運転操作時のハンドル操作での違和感を払拭することができる。
【0062】
さらに、左右の操舵輪11を連動可能に連結するテアリングリンク機構12と、ステアリングハンドル14の操作角を検出する操舵角検出機構15と、後退操作検出機構16の検出信号Rに応じてステアリングリンク機構12を動作させるための第2の作動機構17とを備え、両検出機構15、16からの検出信号に応じて第1および第2の作動機構18、17の動作を制御する制御部19aを設けることができる。後退操作検出機構16が後退操作を検出しないとき、制御部19aにより、操舵角検出機構15の検出信号に応じて第2の作動機構17を作動させ、これにより第1の回転姿勢14aにあるステアリングハンドル14の操舵角に応じてステアリングリンク機構12を動作させる。また、後退操作検出機構16が後退操作を検出したとき、制御部19aにより、第2の作動機構17の作動が禁止され第1の作動機構18を作動させてステアリングハンドル14の回転姿勢を第2の回転姿勢14bに変換させた後、操舵角検出機構15からの検出信号に応じて第2の作動機構17を作動させる。これにより第2の回転姿勢14bにあるステアリングハンドル14に与えられる操舵角に応じてステアリングリンク機構12を動作させ、また、後退操作検出機構16が後退操作の解除を検出したとき、すなわち非後退操作を検出したとき、第2の作動機構17の作動を禁止すると共に第1の作動機構18を作動させてステアリングハンドル14を第1の回転姿勢14aに戻すことができる。
【0063】
第1の作動機構18は、ステアリングハンドル14と一体的に回転されるステアリングシャフト25に固定された永久磁石で構成されるロータ29と、該ロータ29を取り巻いて配置される電磁石で構成されるステータ30とを有する電動モータで構成することができる。この場合、ステアリングハンドル14が操作されたときにステアリングシャフト25と一体的に回転するロータ29に該ロータ29の回転方向と逆方向への電磁作用力を作用させる電流を供給することができる。これによりステアリングハンドル14の回転操作に対する反力が第1の電動モータ18により与えられることから、違和感のない良好なハンドル操作感を得ることができる。
【0064】
操舵角検出機構15は、発光素子34aおよび該発光素子34aからの照射光を受ける受光素子34bを有するフォトカプラ34と、両光素子34a、34b間に配置されステアリングハンドル14の回転操作に応じて回転され、両光素子34a、34b間での光の伝達を許すためのスロット33aが設けられた回転角度検出板33とを備える光学検出機構で構成することができる。この光学検出機構によれば、比較的単純な構成により、微細なハンドル操作角をも迅速かつ正確に捉えることができ、ステアリングハンドル14の操作に応じた正確な操舵が可能となる。
【0065】
さらに、ステアリングハンドル14の高さ位置を可変とするチルト機構38を設けることができる。後退操作検出機構16が後退操作を検出したとき、所定の回転姿勢14bにあるステアリングハンドル14の頂部が運転者に近づくように、チルト機構38を作動させることができ、これにより後退運転操作時のハンドル操作を一層楽な姿勢で行うことが可能となる。
【0066】
チルト機構38に、ステアリングハンドル14のチルト角θを電気的に検出するポテンショメータからなる検出部40を組み込むことができ、この検出部40からの情報に基づいてチルト角θを正確に制御することができる。
【0067】
後退操作検出機構16には、車両に組み込まれた自動変速機21の操作部21aに設けられた後退のための操作ボタン22bの操作の有無により後退操作を検出する機構を採用することができる。この場合、従来のATコントロールユニット16を後退操作検出機構として利用することができるので、構成の簡素化を図ることができる。
【0068】
前記した異形ステアリングハンドル14は、矩形のようなクローズ形状あるいはコの字状のような非円形の平面形状を有する形状を与えることができ、これにより前進運転操作時に計器類24a、24bの良好な視界を確保することができる。
【0069】
前記したところでは、自動変速機21の操作部21aとして押しボタン式の操作部21aを示したが、通常のシフトレバーからなる操作部を採用することができる。この場合、例えば駐車位置から前進運転のためのドライブ位置にシフトレバーを移動するとき、シフトレバーは、後退位置であるR位置を経てドライブ位置に移動される。従って、このR位置を通過するときのR信号がATコントロールユニット16から演算制御回路19aに入力されると、誤動作を生じる虞がある。この誤動作を防止するため、後退操作検出機構16の検出信号に所定の継続時間を閾値として設定し、所定の継続時間を超えて出力され続けるR信号を後退操作検出機構16から取り出すことができる。
【0070】
また、自動変速機21のトランスミッションに後退操作検出機構16を組込、このトランスミッションのリバース動作でR信号を出力させることができる。
【0071】
さらに、本発明は、手動変速機を組み込んだ車両に適用することができる。
【0072】
【発明の効果】
本発明によれば、異形ステアリングハンドルの回転姿勢を前進運転に適した第1の回転姿勢と後退運転に適した第2の回転姿勢との間で切り換えることにより、前進運転操作時に計器類の目視の妨げることなくハンドル操作が可能となり、後退運転操作時にハンドル操作に円形ステアリングホイールにおけるとほぼ同様なグリップ感でハンドル操作をおこなうことができるので、後退運転操作時のハンドル操作での違和感が払拭され、これにより前進運転操作時に計器類の目視の妨げにならず後退運転操作時にハンドル操作に違和感を与えることのないステアリング装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るステアリング装置の構成を概略的に示す模式図である。
【図2】図2aおよび図2bは、図1に示された異形ステアリングハンドルの互いに異なる例をそれぞれ概略的に示す平面図である。
【図3】図1に示したステアリング装置の要部を拡大して概略的に示す正面図である。
【図4】図1に示したステアリング装置の要部を拡大して概略的に示す側面図である。
【図5】図4に示したチルト機構のチルト動作を示す図4と同様な図面である。
【図6】本発明に係るステアリング装置の動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
10 ステアリング装置
11 (操舵輪)前輪
12 テアリングリンク機構
14 ステアリングハンドル
14a 第1の回転姿勢
14b 第2の回転姿勢
15 操舵角検出機構
16 (ATコントロールユニット)後退操作検出機構
17 (第2の作動機構)第2の電動モータ
18 (第1の作動機構)第1の電動モータ
19a (制御部)演算制御回路

Claims (6)

  1. 車両の操舵のために操作される非円形の異形ステアリングハンドルと、前記車両の後退操作を検出する後退操作検出機構と、前記ステアリングハンドルを前進運転に適した第1の回転姿勢および後退運転に適した第2の回転姿勢に切り換えるための第1の作動機構とを備えているステアリング装置であって
    前記第1の作動機構は、前記後退操作検出機構が非後退操作を検出したとき前記ステアリングハンドルを前記第1の回転姿勢に位置させ、前記後退操作検出機構が後退操作を検出したとき前記ステアリングハンドルを前記第2の回転姿勢に位置させる一方、
    前記ステアリング装置は、さらに、前記ステアリングハンドルの高さ位置を可変とするチルト機構を備え、前記後退操作検出機構が後退操作を検出したとき、前記第1の作動機構によって前記第2の回転姿勢にある前記ステアリングハンドルの頂部が運転者に近づくように、前記チルト機構が作動されることを特徴とするステアリング装置。
  2. 前記ステアリング装置は左右の操舵輪を連動可能に連結するステアリングリンク機構と、前記ステアリングハンドルの操作角を検出する操舵角検出機構と、該操舵角検出機構の検出信号に応じて前記ステアリングリンク機構を動作させるための第2の作動機構とを備え、前記後退操作検出機構が非後退操作を検出したとき前記操舵角検出機構の検出信号に応じて前記第2の作動機構が作動され、これにより前記第1の回転姿勢にある前記ステアリングハンドルの操舵角に応じて前記ステアリングリンク機構が動作され、前記後退操作検出機構が前記後退操作を検出したとき前記第2の作動機構の作動が禁止されると共に前記第1の作動機構が作動されて前記ステアリングハンドルの回転姿勢が前記第2の回転姿勢に変換された後、前記操舵角検出機構からの検出信号に応じて前記第2の作動機構が作動され、これにより前記第2の回転姿勢にある前記ステアリングハンドルに与えられる操舵角に応じて前記ステアリングリンク機構が動作され、また、前記後退操作検出機構が後退操作の解除を検出したとき前記第2の作動機構の作動が禁止される共に前記第1の作動機構が作動されて前記ステアリングハンドルが前記第1の回転姿勢に戻されることを特徴とする請求項1に記載のステアリング装置。
  3. 前記第1の作動機構は、前記ステアリングハンドルと一体的に回転されるステアリングシャフトに固定された永久磁石で構成されるロータと、該ロータを取り巻いて配置される電磁石で構成されるステータとを有する電動モータを備え、前記永久磁石に該永久磁石の回転方向と逆方向への電磁作用力を作用させる電流が前記電磁石に供給され、これにより前記ステアリングハンドルの回転操作に対する反力が前記電動モータにより与えられる請求項2記載のステアリング装置。
  4. 前記操舵角検出機構は、発光素子および該発光素子からの照射光を受ける受光素子を有するフォトカプラと、前記両光素子間に配置され前記ステアリングハンドルの回転操作に応じて回転され、前記両素子間での光の伝達を許すためのスロットが設けられた回転角度検出板とを備える光学検出機構からなる請求項2又は3に記載のステアリング装置。
  5. 前記チルト機構は、前記ステアリングハンドルのチルト角を電気的に検出するポテンショメータからなる検出部を備える請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のステアリング装置。
  6. 前記車両には後退のための操作ボタンを有する操作部の操作に応じて動作する自動変速機が組み込まれており、前記後退操作検出機構は、前記後退のための操作ボタンの操作の有無により前記車両の後退操作を検出する請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のステアリング装置。
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