JPH0672248A - 車両用アンダーミラー装置 - Google Patents

車両用アンダーミラー装置

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Publication number
JPH0672248A
JPH0672248A JP23028192A JP23028192A JPH0672248A JP H0672248 A JPH0672248 A JP H0672248A JP 23028192 A JP23028192 A JP 23028192A JP 23028192 A JP23028192 A JP 23028192A JP H0672248 A JPH0672248 A JP H0672248A
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JP
Japan
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movable member
deflector
mirror
signal
motor
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Application number
JP23028192A
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English (en)
Inventor
Hidekazu Kokita
北 秀 計 小
Masumi Nishikawa
川 増 美 西
Shoji Okada
田 尚 司 岡
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 照明部材によつてミラー構造体による視認領
域が確実に照明されるようにすること。 【構成】 照明部材(33)をミラー構造体(3)に設
け、照明部材(33)をミラー構造体(3)に対して常
に関連したものとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、車両後方等の視界を確
保し視認性を向上させるために車両後部に配設されたア
ンダーミラー装置に関するものであり、特に、ミラー構
造体が車両後部に配設されたデフレクタ構造体内に収納
される非使用状態及びデフレクタ構造体より突出した使
用状態とを取り得るアンダーミラー装置に関するもので
ある。
【0003】
【従来の技術】従来、この種のアンダーミラー装置とし
ては、特開平1−127430号公報に示されるものが
知られている。これは、デフレクタ構造体内に収納され
て非使用状態とされているミラー構造体を、デフレクタ
構造体とミラー構造体との間に配設され且つミラー構造
体をデフレクタ構造体に支持するための作動機構の作動
によつて移動させることにより、デフレクタ構造体より
突出した使用状態とし、これにより、ミラー構造体に配
設されたミラーによつて車両後方下部等が映し出され、
車両後方の視界が確保されるものであつた。又、特開平
3−28341号公報に示されるように、ミラー構造体
の使用状態において、車両後下部に配設された照明部材
によつて車両後方下部を照明するものも知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
装置では、照明部材は車両後下部に配設され、ミラー構
造体と独立しているため、デフレクタ構造体より突出し
たミラー構造体の使用状態において、必ずしも照明部材
がミラー構造体による視認領域を照明するとは限らず、
全く別の領域を照明することとなる恐れがあつた。
【0005】故に、本発明は、照明部材によつてミラー
構造体による視認領域が確実に照明されるようにするこ
とを、その技術的課題とするものである。
【0006】
【発明の構成】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明において講じた技術的手段は、車両後部
に配設されたデフレクタ構造体と、該デフレクタ構造体
に前記デフレクタ構造体内に収納された非使用状態及び
前記デフレクタ構造体より突出した使用状態とを取り得
るように支持されたミラー構造体と、前記デフレクタ構
造体と前記ミラー構造体との間に配設され前記ミラー構
造体を前記デフレクタ構造体に支持すると共に前記ミラ
ー構造体を前記非使用状態又は前記使用状態へと移動さ
せる作動機構と、前記ミラー構造体に設けられ前記使用
状態において前記ミラー構造体による視認領域を照明す
る照明部材とを有したことである。
【0008】
【作用】上記技術的手段によれば、照明部材はミラー構
造体に設けられているので、照明部材をミラー構造体に
対して常に関連したものとし得る。これにより、照明部
材によつてミラー構造体による視認領域を確実に照明し
得る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0010】図1及び図2に示されるように、車両1の
後部に配設されたバツクウインド1aの上部には車両1
の走行時に発生する走行風を整流して車両走行時の空気
抵抗を低減したりバツクウインド1aに走行風を吹きつ
けてバツクウインド1aを清掃(主に雨滴の除去等)し
たりする中空のデフレクタ2が固定されている。このデ
フレクタ2には後述する作動機構4,4’を介して後述
する可動部材3が移動自在に支持されており、可動部材
3は作動部材4,4’の作動によつてデフレクタ2に形
成された凹部2a内に収納された非使用状態A及びデフ
レクタ2より突出した使用状態Bを取り得るように移動
する。
【0011】可動部材3について説明する。
【0012】図1及び図2に示されるように、可動部材
3は、非使用状態Aでデフレクタ2の外装の一部分を構
成することとなる可動本体31,可動本体31に固定さ
れ非使用状態Aにおいてデフレクタ2及び可動本体31
によつて隠蔽されると共に使用状態Bにおいて車両後方
を映し出すミラー32及び可動本体31に固定され非使
用状態Aにおいてデフレクタ2及び可動本体31によつ
て隠蔽されると共に使用状態Bにおいてミラー32が映
し出す領域を照明するライト33とから構成されてい
る。図7に示されるように、ミラー32は可動本体31
に形成された凹部31a内に配設され凹部31a内に配
置された支持ブロツク34及び凹部31aを構成する壁
に形成された爪部31bによつて挟持された形で係止さ
れることによつて可動本体31に支持されている。図8
に示されるように、ライト33は可動本体31に形成さ
れた凹部31c内に配設され凹部31c内に可動本体3
1aに形成されて配置された支持片31d及び凹部31
cを構成する壁に形成された爪部31eによつて挟持さ
れた形で係止されることによつてブラケツト35を介し
て可動本体31に支持されている。このように、ミラー
32及びライト33は支持ブロツク34,支持片31d
及び爪部33b,33eによつて挟持された形で係止さ
れることにより可動本体31に夫々支持されるので、ネ
ジ等の支持部材を必要とせず、その組付けが簡素化され
る。
【0013】作動機構4,4’について説明する。
【0014】図2に示されるように、作動機構4,4’
は可動部材3の両側に配設されており、デフレクタ2に
固定されるガイドレール41,41’,ガイドレール4
1,41’に摺動自在に支持され且つ可動部材3に固定
された第1のリンク42,42’及び第1のリンク4
2,42’に支持され且つ後述する駆動機構5に連係さ
れた第2のリンク43,43’とから構成されている。
【0015】作動機構4の詳細について説明する。尚、
作動機構4’については、作動機構4と同様の構成であ
るので、その説明は省略する。
【0016】図2ないし図6に示されるように、ガイド
レール41はデフレクタ2の上下方向(図1示上方向)
に渡り延在配置されており、断面略C形状を呈すると共
に長手方向において円弧形状を呈している。このガイド
レール41はデフレクタ2内にブラケツト44を介して
ビス(図示せず)にて固定されている。
【0017】第1のリンク42の一端にはガイドレール
41の断面形状内に延在するピン45が立設されてお
り、このピン45回りにはガイドレール41に摺接移動
可能に支持されるローラ46が回転自在に支持されてい
る。又、第1のリンク42の他端にはブラケツト部分4
2aが形成されており、このブラケツト部分42aはビ
ス(図示せす)によつて可動部材3の可動本体31に固
定されている。又、ガイドレール41にはローラ46と
当接可能なストツパ体49が設けられており、このスト
ツパ体49とローラ46との当接によつて第1のリンク
42のガイドレール41に対する摺動が規制される。
【0018】第2のリンク43の一端はピン47により
第1のリンク42に回動自在に支持されている。又、こ
のピン47回りには一端48aが第2のリンク43の係
止穴に係止され且つ他端48bが第1のリンク42に形
成されたフランジ部42bと係合可能なスプリング48
が配設されている。
【0019】駆動機構5について説明する。
【0020】図2ないし図6に示されるように、モータ
51の出力軸51aには減速機能を持つ複数のギヤより
構成された周知のギヤ機構52を介して第1出力軸53
及び第2出力軸54が連結されている。この第1出力軸
53は、作動機構4の第2のリンク43の他端に連結さ
れている。第2出力軸54は、第2出力軸54にカラー
55aによつて固定された連動シヤフト55,連動シヤ
フト55にカラー55bによつて固定された入力軸56
及び入力軸56にギヤ結合された第3出力軸57を介し
て作動機構4’の第2のリンク43’の他端に連結され
ている。これら、モータ51,ギヤ機構52,第1出力
軸53及び第2出力軸54はブラケツト44に固定され
たケース58内に収納・支持され、作動機構4側でデフ
レクタ2内に配置されており、これら、入力軸56及び
第3出力軸57はブラケツト44’に固定されたケース
59内に収納・支持され、作動機構4’側でデフレクタ
2内に配置されている。又、連動シヤフト55は可動部
材3の長手方向に沿つてデフレクタ2内に配置されてい
る。
【0021】次に作動について説明する。
【0022】図1に示される可動部材3がデフレクタ2
内に収納された非使用状態Aにおいて、モータ51を正
転駆動させると、ギヤ機構52を介して第1出力軸53
及び第2出力軸54が回転する。この第1出力軸53の
回転は作動機構4に伝達され、第2出力軸54の回転は
連動シヤフト55,入力軸56及び第3出力軸57を介
して作動機構4’に伝達され、作動機構4,4’が連動
して作動する。作動機構4,4’が作動され、第1出力
軸53及び第3出力軸57の回転によつて第2のリンク
43,43’が図1示時計方向に回動すると、第1のリ
ンク42,42’がガイドレール41,41’に沿つて
第1図示下方向に摺動しながら図1示反時計方向に立ち
上がり、これにより、可動部材3がその姿勢が規制され
ながらデフレクタ2に近接した小さな移動軌跡で突出移
動動作し、図1に示されるデフレクタ2より突出した使
用状態Bとなる。この結果、可動部材3のミラー32が
車両後方下部を映し出し、車両後方の視界が確保される
ようになり、例えば、車両後退時等の車両後方の確認と
して役立たされる。この際、第1のリンク42,42’
はスプリング48の他端48bと係合してスプリング4
8を撓ませながら図1示下方向に摺動しながら図1示反
時計方向の回動する。
【0023】図1に示される可動部材3がデフレクタ2
より突出した使用状態Bにおいて、モータ51を逆転駆
動させると、前述と同様に作動機構4,4’が作動す
る。作動機構4,4’が作動され、第1出力軸53及び
第3出力軸57の回転によつて第2のリンク43,4
3’が図1示反時計方向に回動すると、第1のリンク4
2,42’がガイドレール41,41’に沿つて図1示
上方向に摺動しながら図1示時計方向に回動して立ち上
がり、これにより、可動部材3がその姿勢が規制されな
がらデフレクタ2に近接した小さな移動軌跡で収納移動
動作し、図1に示されるデフレクタ2内に収納された非
使用状態Aとなる。この際、第1のリンク42,42’
にはスプリング48が撓まされたことによつて生じる反
発力が作用しているので、この反発力によつて第1のリ
ンク42,42’が図1示上方向に摺動されながら図1
示時計方向に回動されることが補助される。
【0024】次に制御回路6について説明する。
【0025】図9に示されるように、制御回路6は、C
PU61,入力回路62,電源回路63,駆動回路64
及び電流検知回路66とから構成されている。CPU6
1の入力ポートP1〜P3には入力回路62を介してリ
バーススイツチ67及びマニユアルスイツチ68が夫々
接続されている。リバーススイツチ65は、車両1に設
けられた周知のトランスミツシヨン装置(図示せず)に
設けられ、モータ51を正逆転駆動させるためのもので
あつて、トランスミツシヨン装置が車両1を後退させる
リバース位置に選択されるとオン状態とされ、それ以外
に選択されるとオフ状態される。マニユアルスイツチ6
7は、車両1に設けられたインストルメントパネル(図
示せず)に設けられ、モータ51を正,逆転駆動させる
ためのものであつて、使用者がモータ51を正転駆動す
る側又は逆転駆動する側へ押圧操作することによりオン
状態とされると共に押圧操作を解除することにより中立
位置に自動的に復帰してオフ状態とされる(使用者が押
圧操作を解除するとモータ51を正転駆動又は逆転駆動
させるための信号が出力されなくなる)。CPU61の
入力ポートP4にはモータ51に供給される電流を検知
する電流検知回路66が接続されている。CUP61の
出力ポートP5には駆動回路64を介してモータ51が
接続されており、出力ポートP6には駆動回路64を介
してライト33が接続されている。又、電源回路63は
車両1に設けられたバツテリー69に接続される共にC
PU61,入力回路62,駆動回路64及び電流検知回
路66に接続されて、各々に電力を供給している。
【0026】次に制御回路6の作動について説明する。
【0027】図1に示されるように、可動部材3がデフ
レクタ2内に収納された収納位置A1に位置する非使用
状態Aにおいて、使用者がトランスミツシヨン装置を操
作してリバーススイツチ67がオン状態とされると、そ
の信号が入力回路62を介してCPU61の入力ポート
P1に入力され、その信号に基づいて出力ポートP5よ
りモータ51を正転駆動させる信号が出力されると共に
出力ポートP6よりライト33を点燈させる信号が出力
される。この出力ポートP5からの信号に基づいて駆動
回路64を介してモータ51が正転駆動されて前述の如
き可動部材3の突出移動動作が開始されると共に出力ポ
ートP6からの信号に基づいて駆動回路64を介してラ
イト33が点燈する。可動部材3の突出移動動作中、ス
トツパ体49とローラ46とが当接して第1のリンク4
2のガイドレール41に対する摺動が規制されると、電
流検知回路66によつてモータ51の過負荷状態が検出
されてその信号がCPU61の入力ポートP4に入力さ
れ、その信号に基づいて出力ポートP5よりモータ51
を停止させる信号が出力される。これにより、この出力
ポートP5からの信号に基づいて駆動回路64を介して
モータ51が停止され、可動部材3の突出移動動作が停
止される。この結果、図1に示されるように、可動部材
3がデフレクタ2より突出しミラー32によつて車両後
方下部が映し出される最大突出位置B1に位置した使用
状態Bとなる。この際、ライト33が可動部材3に設け
られていることから、図10に示されるように、ミラー
32による視認領域C1とライト33による照明領域D
1とが確実に重合し、ライト32によつてミラー32の
視認領域C1全体が確実に照明されることとなる。尚、
電流検知回路66によつてストツパ体49とローラ46
との当接によるモータ51の過負荷が検知されなかつた
としても、CPU61に内蔵されたタイマ65の作動に
よつてモータ51は正転駆動開始から所定時間後自動的
に停止される。このタイマ65の作動による所定時間
は、可動部材3が使用位置A1から最大突出位置B1に
至るまでの所要時間以上に設定されている。
【0028】図1に示されるように、可動部材3が最大
使用位置B1に位置する使用状態Bにおいて、使用者が
トランスミツシヨン装置を操作してリバーススイツチ6
7がオフ状態とされると、その信号が入力回路62を介
してCPU61の入力ポートP1に入力され、その信号
に基づいて出力ポートP5よりモータ51を逆転駆動さ
せる信号が出力される。この出力ポートP5からの信号
に基づいてタイマ回路65が作動すると共に駆動回路6
4を介してモータ51が逆転駆動されて前述の如き可動
部材3の収納移動動作が開始される。可動部材3の可動
本体31とデフレクタ2の凹部2aを構成する壁とが当
接して可動部材3の移動動作が規制されると、電流検知
回路66によつてモータ51の過負荷状態が検出されて
その信号がCPU61の入力ポートP4に入力され、そ
の信号に基づいて出力ポートP5よりモータ51を停止
させる信号が出力されると共に出力ポートP6よりライ
ト33を消灯させる信号が出力される。これにより、こ
の出力ポートP5からの信号に基づいて駆動回路64を
介してモータ51が停止され、可動部材3の収納移動動
作が停止されると共に出力ポートP6からの信号に基づ
いて駆動回路64を介してライト33が消灯される。こ
の結果、図1に示されるように、可動部材3がデフレク
タ2内に収納された収納位置A1に位置した非使用状態
Aとなる。尚、電流検知回路66によつて可動本体31
と凹部2aを構成する壁との当接によるモータ51の過
負荷が検知されなかつたとしても、タイマ65の作動に
よつてモータ51は逆転駆動開始から所定時間後自動的
に停止される。
【0029】マニユアルスイツチ68がモータ51を正
転駆動させる側に押圧操作されてオン状態されると、そ
の信号が入力回路62を介してCPU61の入力ポート
P2に入力され、その信号に基づいて出力ポートP5よ
りモータ51を正転駆動させる信号が出力されると共に
出力ポートP6よりライト33を点燈させる信号が出力
される。これにより、可動部材3が突出移動動作すると
共にライト33が点燈される。マニユアルスイツチ68
のモータ51を正転駆動する側への押圧操作が解除され
てオフ状態とされると、その信号が入力回路62を介し
てCPU61の入力ポートP2に入力され、その信号に
基づいて、出力ポートP5よりモータ51を停止させる
信号が出力される。この出力ポートP6からの信号に基
づいてモータ駆動回路64を介してモータ51が停止さ
れ、可動部材3の突出移動動作が停止される。又、マニ
ユアルスイツチ68がモータ51を逆転駆動させる側に
押圧操作されてオン状態とされると、その信号が入力回
路62を介してCPU61の入力ポートP3に入力さ
れ、その信号に基づいて出力ポートP5よりモータ51
を逆転させる信号が出力される。これにより、可動部材
3が収納移動動作する。マニユアルスイツチ68のモー
タ51を逆転駆動する側への押圧操作が解除されてオフ
状態とされると、その信号が入力回路62を介してCP
U61の入力ポートP3に入力され、その信号に基づい
て、出力ポートP5よりモータ51を停止させる信号が
出力される。この出力ポートP5からの信号に基づいて
モータ駆動回路64を介してモータ51が停止され、可
動部材3の収納移動動作が停止される。このように、マ
ニユアルスイツチ68を押圧操作及び押圧操作解除する
ことによつて可動部材3の使用状態Bにおける突出位置
が例えば図1に示す突出位置B2のように使用者が所望
する任意の突出位置に調整し得る。この際、ライト33
が可動部材3に設けられていることから、図10に示さ
れるように、ミラー32による視認領域C2とライト3
3による照明領域D2とが確実に重合し、ライト33に
よつてミラー32の視認領域C2全体が確実に照明され
ることとなる。
【0030】マニユアルスイツチ68をモータ51が正
転駆動させる側に押圧操作し続け可動部材3が最大突出
位置B1となると、ストツパ体49とローラ46とが当
接して第1のリンク42のガイドレール41に対する摺
動が規制されることにより、、電流検知回路66によつ
てモータ51の過負荷状態が検出されてその信号がCP
U61の入力ポートP4に入力され、その信号に基づい
て出力ポートP5よりモータ51を停止させる信号が出
力される。これにより、マニユアルスイツチ68の押圧
操作に係わらず、この出力ポートP5からの信号に基づ
いて駆動回路64を介してモータ51が停止され、可動
部材3の突出移動動作が停止される。又、マニユアルス
イツチ68をモータ51を逆転駆動させる側に押圧操作
し続け可動部材3が収納位置A1となると、可動部材3
の可動本体31とデフレクタ2の凹部2aを構成する壁
とが当接して可動部材3の移動動作が規制されることに
より、電流検知回路66によつてモータ51の過負荷状
態が検出されてその信号がCPU61の入力ポートP4
に入力され、その信号に基づいて出力ポートP5よりモ
ータ51を停止させる信号が出力されると共に出力ポー
トP6よりライト33を消灯させる信号が出力される。
これにより、マニユアルスイツチ68の押圧操作に係わ
らず、この出力ポートP5からの信号に基づいて駆動回
路64を介してモータ51が停止されて可動部材3の収
納移動動作が停止されると共に出力ポートP6からの信
号に基づいて駆動回路64を介してライト33が消灯さ
れる。
【0031】上記した制御回路6の作動から、ライト3
3は可動部材3が使用状態Bとなることによつて自動的
に点燈し、可動部材3が収納状態Aとなることによつて
自動的に消灯される。つまり、ライト33は可動部材3
が使用状態Bにある際は常に点燈されており、これによ
り、夜間等、ミラー32による車両後方下部の視認性が
より向上されると共にライト33を点燈・消灯させるス
イツチ操作等を別個に必要とせず、使用者にとつてその
操作性が向上される。又、ライト33は可動部材3に設
けられているので、ライト33によつて広範囲に渡り照
明されると共に使用状態B時における可動部材3の突出
位置に影響されることなくミラー32による視認領域が
確実に照明される。
【0032】
【発明の効果】本発明では、ミラー構造体に視認領域を
照明する照明部材を設けたので、照明部材により、従来
に比べてより広い範囲を照明することができると共に照
明部材をミラー構造体に対して常に関連したものとする
ことができ、ミラー構造体による視認領域を確実に照明
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用アンダーミラー装置の作動
説明図である。
【図2】本発明に係る車両用アンダーミラー装置の正面
図である。
【図3】一方の作動機構の側面図である。
【図4】一方の作動機構の部分断面正面図である。
【図5】他方の作動機構の側面図である。
【図6】他方の作動機構の正面図である。
【図7】ミラー構造体の部分横断面図である。
【図8】ミラー構造体の縦断面図である。
【図9】ミラー構造体の移動動作及び照明部材の作動を
制御する回路図である。
【図10】ミラー構造体の視認領域に対する照明部材に
よる照明状態を示す図である。
【符号の説明】
1 車両 2 デフレクタ(デフレクタ構造体) 3 可動部材(ミラー構造体) 4 作動機構 33 照明部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両後部に配設されたデフレクタ構造体
    と、該デフレクタ構造体に前記デフレクタ構造体内に収
    納された非使用状態及び前記デフレクタ構造体より突出
    した使用状態とを取り得るように支持されたミラー構造
    体と、前記デフレクタ構造体と前記ミラー構造体との間
    に配設され前記ミラー構造体を前記デフレクタ構造体に
    支持すると共に前記ミラー構造体を前記非使用状態又は
    前記使用状態へと移動させる作動機構と、前記ミラー構
    造体に設けられ前記使用状態において前記ミラー構造体
    による視認領域を照明する照明部材とを有する車両用ア
    ンダーミラー装置。
JP23028192A 1992-08-28 1992-08-28 車両用アンダーミラー装置 Pending JPH0672248A (ja)

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JP23028192A JPH0672248A (ja) 1992-08-28 1992-08-28 車両用アンダーミラー装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1065108A2 (en) 1999-06-28 2001-01-03 Mazda Motor Corporation Structure of the front of a vehicle body
KR20050060743A (ko) * 2003-12-17 2005-06-22 기아자동차주식회사 램프가 설치된 차량용 후사경

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1065108A2 (en) 1999-06-28 2001-01-03 Mazda Motor Corporation Structure of the front of a vehicle body
KR20050060743A (ko) * 2003-12-17 2005-06-22 기아자동차주식회사 램프가 설치된 차량용 후사경

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