JP4180712B2 - 鏡面位置検出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、鏡面位置検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の自動車用ドアミラーにおいて、視界角度を変更できるようにした電動ドアミラー装置が知られている。図6及び図7に従来の電動ドアミラー装置を示す。図6において、電動ドアミラー装置101のケース本体102内には駆動ユニット103が固定されている。
【0003】
駆動ユニット103は、ハウジング104、ギヤ105、ロッドドライブ106等を備えている。ハウジング104のピボット部107にはミラーホルダ111がビス112にて取り付けられており、ミラーホルダ111はビス112の軸線M上のピボット点Nを中心に傾動可能である。ミラーホルダ111において前記軸線Mから離間された位置には球面受座113が形成されており、球面受座113にはロッドドライブ106の球部114が嵌合されている。
【0004】
又、図7に示すように、ハウジング104内にはボリューム組立体121が設けられている。ボリューム組立体121はレバー122を備えており、レバー122の先端部はボリューム組立体121に内装されたバネの付勢力によって常にはロッドドライブ106の内端に当接されている。前記ボリューム組立体121のボリューム本体は可変抵抗器から構成されている。
【0005】
そして、モータMが回転駆動されると、モータMの出力軸に作動連結された歯車列108が作動されてギヤ105が回転され、ギヤ105の可撓爪115とロッドドライブ106のねじ部116との噛合により、ロッドドライブ106がギヤ105に対して進退駆動される。すると、ミラーホルダ111が前記軸線M上のピボット点Nを中心に傾動され、図6に1点鎖線又は2点鎖線で示すように、ミラー117が前記軸線M上の点Oを中心に傾動される。
【0006】
このとき、ロッドドライブ106の動きと連動して、図7に1点鎖線又は2点鎖線で示すようにボリューム組立体121のレバー122が回動され、レバー122の回動位置に対応して抵抗値が変わることによってミラーホルダ111に保持されたミラー117の傾動位置が検出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように従来の電動ドアミラー装置101においては、ロッドドライブ106の進退移動範囲をレバー122の回動範囲に対応させ、そのレバー122の回動位置に基づいてボリューム組立体121のボリューム本体によりミラー117の傾動位置を検出する構成としていた。ところが、前記レバー122の回動範囲は、図7に示すようにロッドドライブ106からはずれない程度の狭い範囲であり、そのため、レバー122の回動範囲において、単位角当たりの検出精度が低くなるという問題があった。
【0008】
この問題を解消するためにレバー122の長さを長くし、レバー122の回動範囲を広くすれば前記単位角当たりの検出精度は向上するが、この場合、レバー122の長さが長くなることにより、ボリューム本体とロッドドライブ106との組付間隔が広くなったり、レバー122の回転スペースを確保するため、駆動ユニット103が大型化してしまうという問題がある。
【0009】
本発明の目的は、駆動ユニットが大型化することなく、ドアミラー等の鏡面位置の検出精度を向上できる鏡面位置検出装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために請求項1の発明では、傾動自在に支持されたミラーの傾動位置を検出する検出手段を備えた鏡面位置検出装置において、前記検出手段は、ミラーの傾動に応じて移動変位する移動体に追従して移動するラック部材と、前記ラック部材に噛合されたピニオンとを含み、ピニオンの回転位置にて検出する手段であり、前記移動体は、ミラーを保持する保持部材であり、前記ラック部材は前記移動体と一体化されたものであることをその要旨としている。
【0011】
請求項2の発明は、傾動自在に支持されたミラーの傾動位置を検出する検出手段を備えた鏡面位置検出装置において、前記検出手段は、ミラーの傾動に応じて移動変位する移動体に追従して移動するラック部材と、前記ラック部材に噛合されたピニオンとを含み、ピニオンの回転位置にて検出する手段であり、前記移動体は、ミラーを傾動させる傾動駆動手段とミラー間に作動連結されて、前記傾動駆動手段の駆動により、ミラーを傾動させるために直線運動するアクチュエータであり、前記ラック部材は前記アクチュエータの直線移動に伴って移動するように設けられたものであり、前記ラック部材は前記移動体と一体化されたものであることをその要旨としている
【0012】
(作用)
請求項1又は請求項2の発明では、ミラーが傾動されると、移動体がミラーの傾動に応じて移動変位する。そして、ラック部材が移動体に追従して移動すると、ラック部材に噛合されたピニオンが回転され、ピニオンの回転位置にてミラーの傾動位置が検出される。
また、ラック部材はミラーの傾動に応じて移動変位する移動体と一体化される。
【0013】
尚、請求項の発明では、ミラーを保持する保持部材(移動体)に追従して移動するラック部材に噛合されたピニオンの回転位置にてミラーの傾動位置が検出される。
一方、請求項の発明では、傾動駆動手段の駆動により、傾動駆動手段とミラー間に作動連結されたアクチュエータ(移動体)はミラーを傾動させるために直線運動する。このアクチュエータ(移動体)の直線移動に伴ってラック部材が移動され、同ラック部材に噛合されたピニオンの回転位置にてミラーの傾動位置が検出される。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。図1は自動車用の電動ドアミラー装置を示す一部破断平面図である。図1において、電動ドアミラー装置1のケース本体2内には駆動ユニット3が固定されている。
【0015】
駆動ユニット3は、フロントハウジング4aとリアハウジング4bとからなるハウジング4を備えている。ハウジング4のピボット部7には移動体及び保持部材としてのミラーホルダ11がビス12にて取り付けられている。ミラーホルダ11の左右両端部(図1参照)には一対の取付部材25が設けられており、両取付部材25にはミラー26が取り付けられている。尚、本明細書では、図1において左方を左、右方を右といい、図3において上方を上、下方を下という。
【0016】
前記ミラーホルダ11はビス12の軸線L上のピボット点Pを中心に左右方向及び上下方向に傾動可能に支持されており、前記ミラー26はミラーホルダ11の動きに対応して前記軸線L上の点Qを中心に左右方向及び上下方向に傾動される。
【0017】
ハウジング4内には、前記ミラーホルダ11を左右方向に傾動させる第1駆動機構40aと、前記ミラーホルダ11を上下方向に傾動させる第2駆動機構40bとが収容されている。第1駆動機構40aと第2駆動機構40bとは同様の構成であるため、第1駆動機構40aの構成部材の符号にaを付して第1駆動機構40aの説明を行い、第2駆動機構40bは第1駆動機構40aの構成部材と同一又は相当する構成部材に同一の符号にbを付し、その詳細な説明は省略する。
【0018】
図1及び図4に示すように、第1駆動機構40aはギヤ5a、ロッドドライブ6a等を備えている。前記ギヤ5aはフロントハウジング4a、リアハウジング4bに対して回動可能に支持されている。
【0019】
ミラーホルダ11の裏面において前記軸線Lから右方向に離間された位置には球面受座13aが突出形成されている。前記球面受座13aにはロッドドライブ6aの球部14aが嵌合されている。ロッドドライブ6aは前記ギヤ5a内に挿入されており、その外周面にはねじ部15aが形成されている。ねじ部15aはギヤ5aの可撓爪16aと噛み合っている。
【0020】
図4に示すように、第1駆動機構40aはハウジング4内において固定されたモータ21aを備えている。モータ21aの出力軸には駆動歯車22aが固着されている。駆動歯車22aは前記ギヤ5aに噛合されている。前記モータ21aの出力軸が回転駆動されると、駆動歯車22aとギヤ5aとの噛合によりギヤ5aが回転される。そして、このギヤ5aの回転により、可撓爪16aに対してねじ部15aが噛合されたロッドドライブ6aは、ギヤ5aに対してミラー側又は反ミラー側方向(図1において上下方向)に進退駆動されるようになっている。
【0021】
即ち、ロッドドライブ6aがギヤ5aに対してミラー側方向(図1において下側)へ進出すると、ミラーホルダ11を介してミラー26は、図1に1点鎖線で示すように前記ビス12の軸線L上の点Qを中心に左右方向に傾動するようになっている。このとき、ミラー26において前記軸線Lよりも右側の部分はミラー26の表側方向へ移動されるとともに、軸線Lよりも左側の部分はミラー26の裏側方向へ移動される。
【0022】
又、ロッドドライブ6aがギヤ5aに対して反ミラー側方向へ後退すると、ミラーホルダ11を介してミラー26は、図1に2点鎖線で示すように前記ビス12の軸線L上の点Qを中心に左右方向に傾動するようになっている。このとき、ミラー26において前記軸線Lよりも右側の部分はミラー26の裏側方向へ移動されるとともに、軸線Lよりも左側の部分はミラー26の表側方向へ移動される。
【0023】
図4に示すように、前記フロントハウジング4aの表面にはメモリユニット31が取り付けられている。メモリユニット31は収容ケース32を備えている。収容ケース32内には、前記ミラー26の左右方向の傾動位置を検出する第1検出部50aと、前記ミラー26の上下方向の傾動位置を検出する第2検出部50bとが収容されている。第1検出部50aと第2検出部50bとは同様の構成であるため、第1検出部50aの構成部材の符号にaを付して第1検出部50aの説明を行い、第2検出部50bは第1検出部50aの構成部材と同一又は相当する構成部材に同一の符号にbを付し、その詳細な説明は省略する。
【0024】
図1に示すように、第1検出部50aはセンシングロッド33a、ボリューム組立体34a等を備えている。図4に示すように、センシングロッド33aは前記軸線Lと前記ロッドドライブ6aの中心とを通る線α上において、前記ギヤ5aとは軸線Lを挟んで反対側に配置されている。図2に示すように、センシングロッド33aの長手方向中央部にはラック35aが形成されている。
【0025】
図2に示すように、前記ボリューム組立体34aの入力軸にはピニオン36aを備えており、ピニオン36aは前記ラック35aに噛合されている。又、ボリューム組立体34aには図示しないバネが内装されている。前記バネはピニオン36aを図1において時計回り方向に回動付勢して、ピニオン36aを介して前記センシングロッド33aの先端部を常に前記ミラーホルダ11の裏面に当接させている。そして、ミラーホルダ11がピボット点Pを中心に左右方向に傾動されると、それに応じてセンシングロッド33aが収容ケース32に対してミラー側又は反ミラー側方向に移動し、センシングロッド33aの直線運動をピニオン36の回転運動に変換するようになっている。
【0026】
前記ボリューム組立体34aのボリューム本体は可変抵抗器からなり、ピニオン36の回動位置を検出する検出器として機能する。そして、ミラーホルダ11がピボット点Pを中心に左右方向に傾動されると、ピニオン36の回動位置に対応した抵抗値が変わることによって、ミラーホルダ11に保持されたミラー26の左右方向の傾動位置が検出されるようになっている。
【0027】
本実施形態では、センシングロッド33a,33bはそれぞれラック部材を構成している。又、第1及び第2駆動機構40a,40bはそれぞれ傾動駆動手段を構成している。さらに、第1及び第2検出部50a,50bはそれぞれ鏡面位置検出装置を構成している。さらに又、センシングロッド33aとピニオン36aとにより検出手段が構成されている。又、センシングロッド33bとピニオン36bとにより検出手段が構成されている。
【0028】
次に、上記のように構成した電動ドアミラー装置1の作用について説明する。まず、ミラーホルダ11に保持されたミラー26を左右方向に傾動させる場合には、第1駆動機構40aのモータ21aを回転駆動させる。すると、駆動歯車22aを介してギヤ5aが回転される。そして、このギヤ5aの回転により、可撓爪16aに対してねじ部15aが噛合されたロッドドライブ6aが、ギヤ5aに対してミラー側又は反ミラー側方向に進退駆動される。
【0029】
即ち、モータ21aが正回転されてロッドドライブ6aがギヤ5aに対してミラー側方向へ進出すると、ミラーホルダ11は、図2に1点鎖線で示すようにビス12の軸線L上のピボット点Pを中心に左右方向に傾動する。すると、ミラーホルダ11に保持されたミラー26は、図1に1点鎖線で示すように前記軸線L上の点Qを中心に左右方向に傾動する。このとき、ミラー26において前記軸線Lよりも右側の部分はミラー26の表側方向へ移動されるとともに、軸線Lよりも左側の部分はミラー26の裏側方向へ移動される。
【0030】
前記ミラーホルダ11が図2に1点鎖線で示すように傾動されると、ミラーホルダ11の裏面に当接されたセンシングロッド33aが、ボリューム組立体34aに内装されたバネの付勢力に抗して反ミラー側方向へ後退される。すると、センシングロッド33aのラック35aに噛合されたピニオン36aが回転される。即ち、センシングロッド33aの直線運動はピニオン36aの回転運動に変換される。ピニオン36aが回転されると、ピニオン36aの回動位置に対応した抵抗値が変わることによって、ミラーホルダ11に保持されたミラー26の左右方向の傾動位置が検出される。
【0031】
又、モータ21aが逆回転されてロッドドライブ6aがギヤ5aに対して反ミラー側方向へ後退すると、前記モータ21aが正回転されるときと同様に、ミラーホルダ11は、図2に2点鎖線で示すように前記軸線L上のピボット点Pを中心に左右方向に傾動し、ミラー26は、図1に2点鎖線で示すように前記軸線L上の点Qを中心に左右方向に傾動する。
【0032】
前記ミラーホルダ11が図2に2点鎖線で示すように傾動されると、センシングロッド33aが前記バネの付勢力によってミラー側方向へ前進され、ピニオン36aの回動位置に対応した抵抗値が変わることによって、ミラー26の左右方向の傾動位置が検出される。
【0033】
次に、ミラー26を上下方向に傾動させる場合には、第2駆動機構40bのモータ21aを回転駆動させてギヤ5bを回転させる。すると、このギヤ5bの回転により、ロッドドライブ6bがギヤ5bに対してミラー側又は反ミラー側方向に進退駆動される。
【0034】
すると、図示はしないがミラーホルダ11が前記軸線L上のピボット点Pを中心に上下方向に傾動され、それに伴ってミラー26は前記軸線L上の点Qを中心に上下方向に傾動される。
【0035】
ミラーホルダ11が上下方向に傾動されると、前記軸線Lと前記ロッドドライブ6bの中心とを通る線β(図4参照)上においてギヤ5bとは軸線Lを挟んで反対側に配置されたセンシングロッド33bがミラー側又は反ミラー側方向に進退駆動される。すると、センシングロッド33bのラック35bに噛合されたピニオン36bが回転され、ピニオン36bの回動位置に対応した抵抗値が変わることによって、ミラー26の上下方向の傾動位置が検出される。
【0036】
従って、本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態では、ミラー26を傾動自在に保持するミラーホルダ11に追従して移動するセンシングロッド33aのラック35aに噛合されたピニオン36aの回転位置にてミラー26の左右方向の傾動位置を検出するようにしたため、駆動ユニット3が大型化することなく、単位角当たりの検出精度を向上できる。即ち、ピニオン36aはセンシングロッド33aの直線移動軌跡の直近に配置することができ、従来のレバー122の長さを長くして検出精度を向上させる場合に比較して、レバー122の回動軌跡を考慮する必要がない。
【0037】
(2)本実施形態では、ミラー26を傾動自在に保持するミラーホルダ11に追従して移動するセンシングロッド33bのラック35bに噛合されたピニオン36bの回転位置にてミラー26の上下方向の傾動位置を検出するようにしたため、(1)に記載の効果を奏する。
【0038】
なお、本発明の実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記実施形態では、センシングロッド33aとミラーホルダ11とを別体化したが、センシングロッド33aとミラーホルダ11とを一体化してもよい。即ち、ラック35aを有するラック部材としてのラック部が形成されたミラーホルダとしてもよい。このようにした場合には、ラック部はミラー26の傾動に応じて移動変位するミラーホルダ11と一体化されるため、ラック部の移動とミラーホルダ11の移動とを確実に連動させることができる。又、部品点数を少なくできる。
【0039】
・前記実施形態では、図2に示すように、センシングロッド33aの先端部をミラーホルダ11の裏面に当接させる構成としたが、図5に示すように、センシングロッド33aの先端部を移動体及びアクチュエータとしてのロッドドライブ6aの内端に当接させる構成としてもよい。又、図示はしないが、上記別例と同様に、センシングロッド33bの先端部を移動体及びアクチュエータとしてのロッドドライブ6bの内端に当接させる構成としてもよい。
【0040】
又、センシングロッド33aとロッドドライブ6aとを一体化してもよい。即ち、ラック35aを有するラック部材としてのラック部が形成されたロッドドライブとしてもよい。このようにした場合には、ラック部はミラー26を傾動させるために直線移動するロッドドライブと一体化されるため、ラック部の移動とロッドドライブの移動とを確実に連動させることができる。又、部品点数を少なくできる。
【0041】
次に、前記実施形態及び別例から把握できる請求項に記載した発明以外の技術的思想について、それらの効果と共に以下に記載する。
(1)前記鏡面位置検出装置において、前記ラック部材は前記移動体と一体化されたものである。従って、この(1)に記載の発明によれば、ラック部材はミラーの傾動に応じて移動変位する移動体と一体化されるため、ラック部材の移動と移動体の移動とを確実に連動させることができるという効果が得られる。又、部品点数を少なくできる。
【0042】
(2)前記鏡面位置検出装置において、前記ラック部材は前記移動体と別体化されたものである。従って、この(2)に記載の発明によれば、駆動ユニットが大型化することなく、ドアミラー等の鏡面位置の検出精度を向上できる。
【0043】
【発明の効果】
以上詳述したように請求項1又は請求項2に記載の発明によれば、移動体に追従して移動するラック部材に噛合されたピニオンの回転位置にてミラーの傾動位置を検出するようにしたため、駆動ユニットが大型化することなく、単位角当たりの検出精度を向上できる。
また、ラック部材はミラーの傾動に応じて移動変位する移動体と一体化されるため、ラック部材の移動と移動体の移動とを確実に連動させることができるという効果が得られる。又、部品点数を少なくできる。
【0044】
尚、請求項に記載の発明によれば、ミラーを保持する保持部材(移動体)に追従して移動するラック部材に噛合されたピニオンの回転位置にてミラーの傾動位置を検出するようにしたため、上記効果を奏する。
【0045】
一方、請求項に記載の発明によれば、ミラーを傾動させるために直線運動するアクチュエータ(移動体)の直線移動に伴って移動するラック部材に噛合されたピニオンの回転位置にてミラーの傾動位置を検出するようにしたため、上記効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態の電動ドアミラー装置を示す一部破断平面図。
【図2】 同じくピニオンの回動範囲を示す要部断面図。
【図3】 同じく電動ドアミラー装置を示す一部破断背面図。
【図4】 同じく駆動ユニットを示す一部破断正面図。
【図5】 センシングロッドの配置の別例を示す要部断面図。
【図6】 従来の電動ドアミラー装置を示す一部破断平面図。
【図7】 図6におけるA−A断面図。
【符号の説明】
6a…移動体及びアクチュエータとしてのロッドドライブ、6b…移動体及びアクチュエータとしてのロッドドライブ、11…移動体及び保持部材としてのミラーホルダ、26…ミラー、33a…検出手段を構成するラック部材としてのセンシングロッド、33b…検出手段を構成するラック部材としてのセンシングロッド、36a…検出手段を構成するピニオン、36b…検出手段を構成するピニオン、40a…傾動駆動手段としての第1駆動機構、40b…傾動駆動手段としての第2駆動機構、50a…鏡面位置検出装置としての第1検出部、50b…鏡面位置検出装置としての第2検出部。

Claims (2)

  1. 傾動自在に支持されたミラー(26)の傾動位置を検出する検出手段を備えた鏡面位置検出装置において、
    前記検出手段は、
    ミラー(26)の傾動に応じて移動変位する移動体(11)に追従して移動するラック部材(33a,33b)と、前記ラック部材(33a,33b)に噛合されたピニオン(36a,36b)とを含み、ピニオン(36a,36b)の回転位置にて検出する手段であり、
    前記移動体は、ミラー(26)を保持する保持部材(11)であり、
    前記ラック部材(33a,33b)は前記移動体(11)と一体化されたものである鏡面位置検出装置。
  2. 傾動自在に支持されたミラー(26)の傾動位置を検出する検出手段を備えた鏡面位置検出装置において、
    前記検出手段は、
    ミラー(26)の傾動に応じて移動変位する移動体(6a,6b)に追従して移動するラック部材(33a,33b)と、前記ラック部材(33a,33b)に噛合されたピニオン(36a,36b)とを含み、ピニオン(36a,36b)の回転位置にて検出する手段であり、
    前記移動体は、ミラー(26)を傾動させる傾動駆動手段(40a,40b)とミラー(26)間に作動連結されて、前記傾動駆動手段(40a,40b)の駆動により、ミラー(26)を傾動させるために直線運動するアクチュエータ(6a,6b)であり、
    前記ラック部材(33a,33b)は前記アクチュエータ(6a,6b)の直線移動に伴って移動するように設けられたものであり、
    前記ラック部材(33a,33b)は前記移動体(6a,6b)と一体化されたものである鏡面位置検出装置。
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