JP5082808B2 - 球払出システム及び遊技機 - Google Patents

球払出システム及び遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP5082808B2
JP5082808B2 JP2007311528A JP2007311528A JP5082808B2 JP 5082808 B2 JP5082808 B2 JP 5082808B2 JP 2007311528 A JP2007311528 A JP 2007311528A JP 2007311528 A JP2007311528 A JP 2007311528A JP 5082808 B2 JP5082808 B2 JP 5082808B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
passage
payout
control member
detection sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007311528A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009131528A (ja
Inventor
正博 竹内
誠市 梁川
Original Assignee
株式会社竹屋
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社竹屋 filed Critical 株式会社竹屋
Priority to JP2007311528A priority Critical patent/JP5082808B2/ja
Publication of JP2009131528A publication Critical patent/JP2009131528A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5082808B2 publication Critical patent/JP5082808B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

本発明は、例えば、パチンコ機等の遊技機に用いられる球払出システム、及びその球払出システムを備えた遊技機に関する。
パチンコ機は、入賞があったとき、球払出装置により、所定数の球を球受け皿に払い出す。球払出装置は、払い出すべき球の数に応じた払出動作を行うが、球払出装置よりも上流側において球が不足している場合は、本来払い出すべき数の球が実際には払い出されないことがある。
そこで、球払出装置よりも下流側に設けた払出球検出SW(スイッチ)により、実際に払い出された球の数を検出し、その数が本来払い出すべき数に対して不足している間は、球払出装置の払出動作を所定の周期で繰り返し、上記不足が解消されたときに、通常動作に復帰する技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開2002−35335号公報
しかしながら、不正行為等により払出球検出SWが取り外されてしまい、球払出装置から払い出された球を検出できなくなってしまった場合、払出球検出SWで検出した球の数は、本来払い出すべき数に対して、常に不足した状態となるので、球払出装置は、周期的な払出を際限なく続けることになる。その結果、パチンコホールは大きな不利益を被ってしまう。
本発明は以上の点に鑑みなされたものであり、例えば払出球検出SWが取り外される等して、球払出装置から払い出された球を検出できなくなった場合に、過剰な払出を防止できる球払出システム及び遊技機を提供することを目的とする。
(1)請求項1の発明は、
球払出装置と、前記球払出装置から払い出された球の通路である球通路と、所定の位置に取り付けられ、前記球払出装置から払い出された球を検出する払出球検出手段と、前記球通路における球の通過を許可する許可位置と、前記球通路における球の通過を禁止する禁止位置とに移動可能であり、前記払出球検出手段が前記所定の位置にあるときは、前記許可位置にあるとともに、前記払出球検出手段が前記所定の位置にないときは、前記禁止位置にある通過制御部材と、を備えることを特徴とする球払出システムを要旨とする。
本発明によれば、不正行為等で払出球検出手段が所定の位置から取り外されたとき、通過制御部材が禁止位置に移動し、球通路における球の通過を禁止するので、過剰な払出を防止できる。
通過制御部材は、例えば、禁止位置にあるとき、球通路の内側に入り込み、球通路を狭めることで、球通路における球の通過を禁止する。すなわち、通過制御部材が禁止位置にあるとき、球通路内の球は、通過制御部材と当接することで、通過制御部材よりも下流には移動できなくなる。また、後続する球は、先に詰まっている球により移動を制限される。
(2)請求項2の発明は、
前記通過制御部材は、前記払出球検出手段が前記所定の位置にないときは、前記通過制御部材を前記禁止位置へ移動する方向に付勢する付勢手段、又は前記通過制御部材の自重により、前記禁止位置へ移動可能であり、前記払出球検出手段が前記所定の位置にあるときは、前記払出球検出手段に当接することで前記禁止位置への移動を制限されることを特徴とする請求項1記載の球払出システムを要旨とする。
本発明によれば、簡単な構造により、通過制御部材を所定の位置(禁止位置、又は許可位置)に移動させることができる。
(3)請求項3の発明は、
請求項1又は2に記載の球払出システムを備える遊技機であって、前記球通路は前記遊技機の球受け皿につながり、前記通過制御部材が前記禁止位置にあるとき、前記球通路の通過を禁止された球は、前記遊技機が球を遊技機外へ排出するアウト口につながるアウト通路に誘導されることを特徴とする遊技機を要旨とする。
本発明の遊技機は、不正行為等で払出球検出手段が所定の位置から取り外されたとき、通過制御部材が禁止位置に移動し、球通路における球の通過を禁止するので、過剰な払出を防止できる。
また、本発明の遊技機では、球通路において通過を禁止した球を、アウト通路に誘導し、アウト口から排出する。そのことにより、球通路における球の通過を禁止したときでも、球通路に球が溜まることで球払出装置の払出動作が妨げられ、球払出装置が故障してしまうようなことがない。
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
1.パチンコ機1の全体構成
パチンコ機1の構成のうち、主として本発明に関わる部分を、図1に基づいて説明する。図1はパチンコ機1の裏面図である。なお、パチンコ機1は、図示しない部分においては、通常の構成を備えている。パチンコ機1の裏面側には、機構板3が取り付けられている。この機構板3の裏面上部には、パチンコ球を貯溜する球タンク5が設けられ、この球タンク5には、そこから流れ出るパチンコ球を整列状態で流下させるタンクレール7が接続されている。このタンクレール7の下端には、球供給路9が設けられ、その球供給路9の下端部に、球払出装置11が接続されている。また、球払出装置11の下流側の球通路には、球払出装置11から払い出されたパチンコ球を検出する払出球検出センサ13(図2参照)が設けられている。この払出球検出センサ13は、球払出装置11から払い出されるパチンコ球を応答良く検出するために、近接スイッチ、光センサ等の非接触型のセンサで構成されている。
2.パチンコ機1の電気的構成
パチンコ機1のうち、本発明に関わる部分の電気的構成を図2に基づいて説明する。
図2に示すように、パチンコ機1には、パチンコ機1全体の制御を管理するメイン制御回路15と、球払出装置11を制御する払出制御回路17とが設けられている。メイン制御回路15と払出制御回路17とは、それぞれマイクロコンピュータを主体として構成され、メイン制御回路15は、図示しない制御プログラムを実行することで、入賞球センサ19からの入賞信号に応じて賞球コマンドを払出制御回路17に送信する。なお、入賞球センサ19は、パチンコ機1の正面側に取り付けられた遊技盤(図示略)に設けられた入賞口にパチンコ球が入賞したことを検出するセンサである。
一方、払出制御回路17は、受信した賞球コマンドに応じて球払出装置11の払出動作を制御して、賞球コマンドに応じた数のパチンコ球(賞球)を払い出そうとする。このとき、払出球検出センサ13の出力信号を取り込んで賞球の実際の払出数をカウントし、賞球コマンドに応じた数の賞球が払出球検出センサ13でカウントされなかったときに、球払出装置11に供給されるパチンコ球(供給球)が不足していると判定する。供給球の不足と判定している期間中は、所定の周期で球払出装置11の払出動作を繰り返す。賞球コマンドに応じた数のパチンコ球が払出球検出センサ13でカウントされたとき、供給球の不足が解消されたと判定し、通常動作に復帰する。
すなわち、払出制御回路17は、払出球検出センサ13の検出結果に基づき、所定数(賞球コマンドに応じた数)のパチンコ球を払い出すように、球払出装置11を制御する。このことにより、球払出装置11よりも上流側においてパチンコ球が不足する等の理由で、球払出装置11から所定数のパチンコ球がすぐには払い出されない場合でも、払出制御回路17が払出球検出センサ13の検出結果に基づき球払出装置11を制御することにより、所定数のパチンコ球の払い出しを実現できる。
3.球払出装置11の周辺における構成
球払出装置11の周辺における構成を図3に基づいて説明する。
図3に示すように、球供給路9の下端部に球払出装置11が設けられている。球払出装置11の下側には、球払出装置11から払い出されたパチンコ球を球受け皿(図示略)に案内する管状の球通路21が設けられている。球通路21の途中には、球払出装置11から払い出されたパチンコ球を検出する払出球検出センサ13が取り付けられている。払出球検出センサ13の筐体は、球通路21の側壁の一部を切り欠いた取り付け孔22から、球通路21内に入り込んでいるが、払出球検出センサ13は、上下方向に貫通した通過孔23を備えており、球払出装置11から払い出されたパチンコ球は、この通過孔23を通過して、払出球検出センサ13よりも下流側に進むことができる。
球通路21と平行して、パチンコ機1のアウト口(図示略)につながるアウト通路24が設けられている。アウト通路24は、その上側において、球通路21と合流している。アウト通路24と球通路21とが合流する位置には、可動扉25が設けられている。可動扉25は、その下側の回動軸27を中心として、略鉛直になる位置A(図3(a)に示す位置)と、左方に倒れた位置B(図3(b)に示す位置)との間で回動可能である。払出球検出センサ13が正常な位置(図3(a)に示す位置)に取り付けられているとき、可動扉25は位置Aにある。そして、可動扉25の左側面に払出球検出センサ13の筐体が当接し、また、可動扉25の先端部29における右側がアウト通路24の上側面31に当接することで、可動扉25の位置は固定される。このとき、球通路21とアウト通路24とは可動扉25により隔てられるので、球払出装置11から払い出されたパチンコ球は、アウト通路24には入らず、払出球検出センサ13を通過し、球受け皿に至る。
一方、図3(b)に示すように、不正行為等により、払出球検出センサ13が球通路21から取り外されたとき、可動扉25は反時計方向に回動し、位置Bに来る。なお、位置Bにある可動扉25の先端部29は、球通路21の内面に当接しており、可動扉25は、位置Bよりも左側には回動しない。可動扉25が位置Bにあるとき、球通路21は可動扉25により塞がれパチンコ球の通過が禁止される。また、球通路21とアウト通路24との間には、パチンコ球の通路が形成される。よって、球払出装置11から払い出されたパチンコ球は、球通路21の途中からアウト通路24に入り、アウト口に至る。このとき、位置Bにある可動扉25は、アウト通路24に近い側が低くなるように傾斜しているので、パチンコ球をスムーズにアウト通路24に送ることができる。
可動扉25の位置Aは、可動扉25がわずかに左側に傾斜する位置であることが好ましい。こうすることにより、払出球検出センサ13が取り外されたとき、可動扉25は、自重により回動し、位置Bに至る。また、位置Aにある可動扉25は、図示しない付勢手段(例えばバネ)により、位置Bの方向へ回動するように付勢されていてもよい。こうすることにより、払出球検出センサ13が取り外されたとき、可動扉25は、付勢手段の付勢力により回動し、位置Bに至る。
また、パチンコ機1は、払出球検出センサ13のハーネスの断線や抜けを検出する回路(図示略)をそなえている。そのセンサがハーネスの断線や抜けを検出すると、払出制御回路17(図2参照)は、球払出装置11の払出動作を停止するとともに、エラー報知を行う。このエラー報知は、図1に示すエラー表示LED41(エラー4を表示)を点灯させるとともに、パチンコ機1の正面に設けられた払出異常LED(図示略)を点灯させることにより行う。このように、パチンコ機1は、払出球検出センサ13のハーネスの断線や抜けを検出すると、球払出装置11の払出動作を停止し、過剰な払出を防止するとともに、エラー報知を行うことができる。
4.パチンコ機1が奏する効果
(1)パチンコ機1は、不正行為等で払出球検出センサ13が所定の位置から取り外されたとき、可動扉25を位置Bに移動させ、球通路21におけるパチンコ球の通過を禁止するので、過剰な払出を防止できる。
(2)パチンコ機1は、球通路21におけるパチンコ球の通過を禁止したとき、払い出されたパチンコ球を、アウト通路24に誘導し、アウト口から排出する。そのことにより、球通路21におけるパチンコ球の通過を禁止したときでも、球通路21に球が溜まることで球払出装置11の払出動作が妨げられ、球払出装置11が故障してしまうようなことがない。
パチンコ機1の構成は、基本的には前記実施例1と同様であるが、球払出装置11の周辺の構成において相違する。以下では、その相違点を中心に図4に基づいて説明する。
図4に示すように、球供給路9の下端部に球払出装置11が設けられている。球払出装置11の下側には、球払出装置11から払い出されたパチンコ球を球受け皿(図示略)に案内する管状の球通路21が設けられている。球通路21の途中には、球通路21の側壁を一部切り欠いて成る切り欠き部33が形成されている。また、球通路21において切り欠き部33と対向する位置に切り欠き部35が形成されている。
球払出装置11から払い出されたパチンコ球を検出する払出球検出センサ13は、切り欠き部33から球通路21内に挿入され、その先端部13aが、切り欠き部35に達している。
先端部13aに当接して、通過制御部材37が設けられている。通過制御部材37のうち、払出球検出センサ13とは反対側の面には、バネ39が当接している。バネ39は、通過制御部材37を、球通路21内に入り込む方向に付勢している。ただし、払出球検出センサ13が正常な位置(図4(a)に示す位置)に取り付けられているときは、通過制御部材37は、払出球検出センサ13により移動を制限され、球通路21内に入り込むことはない。このとき、球払出装置11から払い出されたパチンコ球は、払出球検出センサ13を通過し、球受け皿に至る。
一方、図4(b)に示すように、不正行為等により、払出球検出センサ13が球通路21から取り外されたとき、通過制御部材37は、バネ39の付勢力により、切り欠き部35を通って球通路21内に入り込み、切り欠き部33まで至る。このとき、球通路21は通過制御部材37により塞がれ、パチンコ球の通過が禁止される。球払出装置11から払い出されたパチンコ球は、球通路21のうち、通過制御部材37よりも上流側に溜まってゆき、やがて、球払出装置11に達し、球払出装置11の払出モータ(図示略)が回転できなくなる。パチンコ機1の球払出装置11は、払出モータの回転を検知するセンサを備えており、賞球の払い出し時においてリトライ動作が行われても払出モータの正常な回転が検出できない状態が5回連続して発生した場合は、エラー報知を行う。エラー報知は、図1に示すエラー表示LED41(エラー3を表示)を点灯させるとともに、パチンコ機1の正面に設けられた払出異常LED(図示略)を点灯させることにより行う。このように、パチンコ機1は、払出球検出センサ13が球通路21から取り外されたとき、払出モータの異常に基づいて報知を行うことができる。
また、パチンコ機1は、不正行為等で払出球検出センサ13が所定の位置から取り外されたとき、通過制御部材37を球通路21内に入り込ませ、球通路21におけるパチンコ球の通過を禁止するので、過剰な払出を防止できる。
また、パチンコ機1は、バネ39で通過制御部材37を付勢するという簡単な構造により、通過制御部材37を確実に、所定の位置(球通路21におけるパチンコ球の通過を禁止する位置)に移動させることができる。
パチンコ機1の構成は、基本的には前記実施例1と同様であるが、球払出装置11の周辺の構成において相違する。以下では、その相違点を中心に図5に基づいて説明する。
図5に示すように、球供給路9の下端部に球払出装置11が設けられている。球払出装置11の下側には、球払出装置11から払い出されたパチンコ球を球受け皿(図示略)に案内する管状の球通路21が設けられている。球通路21の途中には、球通路21の側壁を一部切り欠いて成る切り欠き部33が形成されている。また、球通路21において切り欠き部33と対向する位置に切り欠き部35が形成されている。
球払出装置11から払い出されたパチンコ球を検出する払出球検出センサ13は、切り欠き部33から球通路21内に挿入され、その先端部13aが、切り欠き部35に達している。
切り欠き部35の近傍に、通過制御部材43が取り付けられている。通過制御部材43は、断面が略L字型の板状部材であり、その上端部45は、球通路21の外側面のうち、切り欠き部35の上側の部分に対し、回動軸47を介して回動自在に取り付けられている。また、通過制御部材43は、その中央部49において約90度屈曲し、中央部49よりも下側の部分である下側部51は、球通路21の方に向かってのびている。また、中央部49付近には、錘53が取り付けられている。
払出球検出センサ13が正常な位置(図5(a)に示す位置)に取り付けられているとき、通過制御部材43は、その下端部54が切り欠き部35において払出球検出センサ13に当接し、図5(a)に示す位置にある。このとき、通過制御部材43の自重(特に錘53の自重)により、通過制御部材43には、回動軸47を中心として時計回りに回転しようとする力が働くが、下端部54が払出球検出センサ13に当接することにより、通過制御部材43の回転は抑制される。この状態において、球払出装置11から払い出されたパチンコ球は、払出球検出センサ13を通過し、球受け皿に至る。
一方、図5(b)に示すように、不正行為等により、払出球検出センサ13が球通路21から取り外されたとき、通過制御部材43は、その自重により、回動軸47を中心として時計回りに回転し、下側部51は、切り欠き部35を通って球通路21内に入り込む。このとき、球通路21の大部分は下側部51により塞がれ、パチンコ球の通過が禁止される。球払出装置11から払い出されたパチンコ球は、球通路21のうち、下側部51よりも上流側に溜まってゆき、やがて、球払出装置11に達し、球払出装置11の払出モータ(図示略)が回転できなくなる。パチンコ機1の球払出装置11は、払出モータの回転を検知するセンサを備えており、賞球の払い出し時においてリトライ動作が行われても払出モータの正常な回転が検出できない状態が5回連続して発生した場合は、エラー報知を行う。エラー報知は、図1に示すエラー表示LED41を点灯させるとともに、パチンコ機1の正面に設けられた払出異常LED(図示略)を点灯させることにより行う。このように、パチンコ機1は、払出球検出センサ13が球通路21から取り外されたとき、払出モータの異常に基づいて報知を行うことができる。
また、パチンコ機1は、不正行為等で払出球検出センサ13が所定の位置から取り外されたとき、通過制御部材43を球通路21内に入り込ませ、球通路21におけるパチンコ球の通過を禁止するので、過剰な払出を防止できる。
また、パチンコ機1は、通過制御部材43の自重で通過制御部材43を回転させるという簡単な構造により、通過制御部材43を確実に、所定の位置(球通路21におけるパチンコ球の通過を禁止する位置)に移動させることができる。
尚、本発明は前記実施の形態になんら限定されるものではなく、本発明を逸脱しない範囲において種々の態様で実施しうることはいうまでもない。
例えば、前記実施例1〜3において、パチンコ機1の正面側から払出球検出センサ13が取り付けられていることを視認可能にしてもよい。具体的には、パチンコ機1の正面側に取り付けられた遊技盤(図示略)や機構盤3の一部を透明にして、パチンコ機1の正面側から払出球検出センサ13を視認可能とする。これにより、払出球検出センサ13がパチンコ機1の正面側から視認可能であるため、払出球検出センサ13が不正行為等によって所定の位置から取り外されているか否かを容易に確認することができる。
パチンコ機1は、払出球検出センサ13が所定の位置にあるか否かを検出するセンサを備え、払出球検出センサ13が所定の位置にないことをそのセンサにより検出したときは、異常報知を行ったり、球払出装置11による払い出しを停止したり、異常信号を外部出力し、ホールコンピュータでも、払出球検出センサ13が所定の位置にあるか否かを管理できるようにしてもよい。この方法でも、不正行為等で払出球検出センサ13が所定の位置から取り外されたとき、過剰な払い出しを防止でき、また、パチンコ機1での異常報知や、ホールコンピュータでの異常の管理により、早期に異常が分かり、早期対策ができる。また、異常からの復帰は、異常解除のスイッチを設けておき、この異常解除のスイッチが押されたら異常解除信号を外部出力して、ホールコンピュータでも異常の解除を管理できるようにしてもよい。これにより、異常の解除を行う際、異常の解除を行うことはホールコンピュータで管理できるため、不正行為を行ったものによって異常の解除が行われたとしても、履歴を見れば分かり、ホール側は今後の不正行為対策を行うことができる。
前記実施例1〜3では、実際に払い出したパチンコ球の数が本来払い出すべき数に対し不足している間は、球払出装置11の払出動作を所定の周期で無制限に繰り返すが、払出動作の上限回数(例えば5回)を設定し、上限回数を超えた場合は、球払出装置11の払出動作を停止し、エラー報知を行うようにしてもよい。こうすることにより、過剰な払い出しを防止することができる。
前記実施例2では、球通路21にパチンコ球があっても、払出球検出センサ13を、所定の位置ではない位置から、所定の位置に戻すことができる。これとは異なり、通過制御部材37の上部にパチンコ球の入り込む窪みを設けたり、通過制御部材37が球通路21に入り込む向きと、払出球検出センサ13を取り付ける向きとを相違させたりすることで、球通路21内のパチンコ球を取り除いた後でなければ、一旦取り外した払出球検出センサ13を所定の位置に戻すことができないようにしてもよい。この場合、不正行為によって払出球検出センサ13を所定の位置から外してから、不正行為を行ったものが払出球検出センサ13の位置を元に戻そうとしても容易に戻せず、不正行為を行った状態が残り、仮に元に戻せたとしても、時間がかかるため、不正行為の発見が容易になる。
前記実施例1〜3では、払出制御回路17が球払出装置11を制御するが、その他の実施形態として、パチンコ機1における他の制御回路(例えば、遊技制御回路等)や、パチンコ機1とは別の装置で払出制御回路17を制御してもよい。
パチンコ機1の構成を表す裏面図である。 パチンコ機1の電気的構成を表すブロック図である。 球払出装置11の周辺の構成を表す説明図であり、(a)は払出球検出センサ13が取り付けられている状態を表し、(b)は払出球検出センサ13が取り外されている状態を表す。 球払出装置11の周辺の構成を表す説明図であり、(a)は払出球検出センサ13が取り付けられている状態を表し、(b)は払出球検出センサ13が取り外されている状態を表す。 球払出装置11の周辺の構成を表す説明図であり、(a)は払出球検出センサ13が取り付けられている状態を表し、(b)は払出球検出センサ13が取り外されている状態を表す。
符号の説明
1・・・パチンコ機、3・・・機構板、5・・・球タンク、7・・・タンクレール、
9・・・球供給路、11・・・球払出装置、13・・・払出球検出センサ、
13a・・・先端部、15・・・メイン制御回路、17・・・払出制御回路、
19・・・入賞球センサ、21・・・球通路、22・・・取り付け孔、
23・・・通過孔、24・・・アウト通路、25・・・可動扉、27・・・回動軸、
29・・・先端部、31・・・上側面、33、35・・・切り欠き部、
37、43・・・通過制御部材、39・・・バネ、41・・・エラー表示LED、
45・・・上端部、47・・・回動軸、49・・・中央部、51・・・下側部、
53・・・錘、54・・・下端部

Claims (3)

  1. 球払出装置と、
    前記球払出装置から払い出された球の通路である球通路と、
    所定の位置に取り付けられ、前記球払出装置から払い出された球を検出する払出球検出手段と、
    前記球通路における球の通過を許可する許可位置と、前記球通路における球の通過を禁止する禁止位置とに移動可能であり、前記払出球検出手段が前記所定の位置にあるときは、前記許可位置にあるとともに、前記払出球検出手段が前記所定の位置にないときは、前記禁止位置にある通過制御部材と、
    を備えることを特徴とする球払出システム。
  2. 前記通過制御部材は、前記払出球検出手段が前記所定の位置にないときは、前記通過制御部材を前記禁止位置へ移動する方向に付勢する付勢手段、又は前記通過制御部材の自重により、前記禁止位置へ移動可能であり、前記払出球検出手段が前記所定の位置にあるときは、前記払出球検出手段に当接することで前記禁止位置への移動を制限されることを特徴とする請求項1記載の球払出システム。
  3. 請求項1又は2に記載の球払出システムを備える遊技機であって、
    前記球通路は前記遊技機の球受け皿につながり、
    前記通過制御部材が前記禁止位置にあるとき、前記球通路の通過を禁止された球は、前記遊技機が球を遊技機外へ排出するアウト口につながるアウト通路に誘導されることを特徴とする遊技機。
JP2007311528A 2007-11-30 2007-11-30 球払出システム及び遊技機 Active JP5082808B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007311528A JP5082808B2 (ja) 2007-11-30 2007-11-30 球払出システム及び遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007311528A JP5082808B2 (ja) 2007-11-30 2007-11-30 球払出システム及び遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009131528A JP2009131528A (ja) 2009-06-18
JP5082808B2 true JP5082808B2 (ja) 2012-11-28

Family

ID=40864059

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007311528A Active JP5082808B2 (ja) 2007-11-30 2007-11-30 球払出システム及び遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5082808B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2929459B2 (ja) * 1990-04-23 1999-08-03 株式会社ソフィア 遊技機
JPH067511A (ja) * 1992-06-26 1994-01-18 Sophia Co Ltd パチンコ遊技機
JPH08196708A (ja) * 1995-01-20 1996-08-06 Heiwa Corp パチンコ機の画像表示装置
JP2004105205A (ja) * 2002-09-13 2004-04-08 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP4506942B2 (ja) * 2003-11-21 2010-07-21 サミー株式会社 遊技機用球払出装置
JP4246139B2 (ja) * 2004-11-11 2009-04-02 株式会社三共 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009131528A (ja) 2009-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2015130987A (ja) 遊技機
JP2007296099A (ja) 遊技機
JP4797348B2 (ja) 投入コイン検知方法、投入コイン検知装置および遊技機
JP4864386B2 (ja) 遊技機
JP2008029637A (ja) 遊技機
JP5082808B2 (ja) 球払出システム及び遊技機
JP2006271620A (ja) 遊技機
JP4485421B2 (ja) 遊技機
JP2008086455A (ja) 回胴式遊技機の不正防止装置及びこれを備えた回胴式遊技機
JP2007000426A (ja) 遊技機
JP2006309517A (ja) メダル検知装置、投入メダル選別装置及び遊技機
JP2010142622A (ja) メダル払出装置
JP4804143B2 (ja) スロットマシン
JP5386675B2 (ja) 弾球遊技機
JP2024031369A (ja) 遊技機
JP4568849B2 (ja) 遊技機
JP4253278B2 (ja) 媒体セレクター及び遊技機
JP2005304623A (ja) 不正行為防止装置及び該装置を備える遊技機
JP2024031370A (ja) 遊技機
JP2024031368A (ja) 遊技機
JP2024031371A (ja) 遊技機
JP4342454B2 (ja) 遊技機
JP2007259969A (ja) 遊技機
JP2009061316A (ja) 遊技機
JP2005304781A (ja) 不正行為防止装置及び該装置を備える遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101124

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120731

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120807

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120820

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5082808

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150914

Year of fee payment: 3