JP5082388B2 - 入力断検出機能付き電源回路 - Google Patents
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具体的には、前記合算回路として、半波倍電圧整流回路(図2)や全波倍電圧整流回路(図7)を適用することが出来る。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1実施形態の電源回路を示す構成図である。
この実施の形態の電源回路10は、電気機器に搭載され、外部からAC電源を入力して内部回路にDC電圧を供給するものである。電源回路10には、コイルLfと容量Cfと抵抗Rf等を接続してなる高調波抑制フィルタ12と、全波整流回路13と、整流された電圧を平滑する平滑容量C0および所定のDC電圧を生成するスイッチングレギュレータ回路14等を備えている。
この実施の形態は、上記の合算回路21として、半波倍電圧整流回路を適用した例である。この回路は、電源ラインLa,Lbの間に直列に接続された第1ダイオードD1および第1キャパシタC1と、これらの結節点とグランド間に第2ダイオードD2を介して接続された平滑コンデンサC2と、平滑コンデンサC2から所定の時定数で放電を行う放電抵抗R1等から構成され、平滑コンデンサC2の電圧が電圧検出回路17に出力されるように構成されている。
上記のような回路構成によれば、AC電源が入力されている通常時には、半波二倍電圧整流動作により平滑コンデンサC2の端子間にAC電源のピーク電圧のほぼ2倍の電圧がチャージされる。
AC電源が切断されると、フィルタ容量Cfの帯電により電源ラインLa,Lb間に大きな電圧が残留するが、フィルタ容量Cfからは直流電圧しか供給されないため、上記のような倍電圧整流動作は停止される。
図5は、図1の半波倍電圧整流回路の第2例を示した回路図、図6は、この半波倍電圧整流回路の第3例を示した回路図である。
これらの実施例は、半波倍電圧整流回路の中段や出力段に分割抵抗R1〜R3(図5),R1a,R1b(図6)を接続し、半波倍電圧整流回路21から電圧検出回路17へ出力される電圧を低い電圧にしたものである。
図7には、図1の合算回路として全波倍電圧整流回路を適用した場合の回路図を示す。
この実施形態の電源回路は、図1の合算回路21として全波二倍電圧整流回路を適用したものである。この全波二倍電圧整流回路は、A端子側が高電位となる位相でA端子側の電源ラインLaからB端子側の電源ラインLbに電流経路S8で電流を流して充電を行う第1キャパシタC3および第1ダイオードD3と、B端子側が高電位となる位相でB端子側の電源ラインLbからA端子側の電源ラインLaに電流経路S9で電流を流して充電を行う第2キャパシタC4および第2ダイオードD4と、これら第1キャパシタC3および第2キャパシタC4を直列に接続した両端の電圧を降圧する分割抵抗R5,R6等から構成される。そして、この分割抵抗R5,R6の結節点の電圧が電圧検出回路17に出力されるように構成されている。分割抵抗R5,R6は、第1および第2のキャパシタC3,C4に充電された電荷を所定の時定数で放電する放電抵抗としての機能も担うものである。
図8は、全波倍電圧整流回路のその他の具体例を示した回路図である。
第4実施形態の電源回路は、第3実施形態の構成に加えて、平滑コンデンサC5とダイオードD5とを追加し、第1キャパシタC3と第2キャパシタC4とに充電された電圧をダイオードD5を介して一旦平滑コンデンサC5に入力し、この平滑コンデンサC5の電圧を分割抵抗R5,R6を介して電圧検出回路17に出力するようにしたものである。
図9は、図1の合算回路の第5実施形態を示す回路図である。
第5実施形態の電源回路は、図1の合算回路21として、2倍の負電圧を生成する半波倍電圧整流回路を適用したものである。また、この半波倍電圧整流回路は、全波整流回路13のダイオードD31,D32を通る電流経路を使用せずに倍電圧整流動作を行い得る特徴を有したものである。
図10は、図1の合算回路の第6実施形態を示す回路図である。
第6実施形態の電源回路は、図1の合算回路として、2本の電源ラインLa,Lbからそれぞれ電流を入力して充電を行う2個の半波整流平滑回路23a,23bと、これらから所定の時定数で放電を行う放電抵抗R13,R14と、2個の半波整流平滑回路23a,23bの電圧を所定の重み付けで和算する和算回路(R11,R12)等を備えている。
図11は、図1の合算回路の第7実施形態を示す回路図である。
第7実施形態の電源回路は、第6実施形態の和算回路の構成を変更したものであり、その他、2個の半波整流平滑回路23a,23bの出力を所定の重み付けで加算して電圧検出回路17に出力する構成は同一である。
図12は、図1の合算回路の第8実施形態を示す回路図である。
第8実施形態の電源回路は、図1の合算回路21として、倍電圧整流回路22と半波整流平滑回路23aの出力を所定の重み付けで加算して出力する構成を採用したものである。
11 ACプラグ
12 高調波抑制フィルタ
Cf フィルタ容量
13 全波整流回路
C0 平滑容量
14 スイッチングレギュレータ回路
La,Lb 電源ライン
17 電圧検出回路
18 信号発生回路
21 合算回路
C1 第1キャパシタ
D1 第1ダイオード
C2 平滑コンデンサ
R1 放電抵抗
C3 第1キャパシタ
C4 第2キャパシタ
D3 第1ダイオード
D4 第2ダイオード
R5,R6 分割抵抗
22 倍電圧整流回路
23a,23b 半波整流平滑回路
R11,R12 和算回路となる抵抗
Claims (8)
- AC電源が入力される複数の電源ラインの間にフィルタ容量が接続された高調波抑制フィルタと、
この高調波抑制フィルタの後段側に接続された整流回路および平滑コンデンサと、
前記整流回路により整流され前記平滑コンデンサにより平滑された電圧を受けて所定の出力電圧を生成するスイッチングレギュレータと、
前記整流回路とは別に設けられ、前記複数の電源ラインのうち第1電源ラインに入力されるAC電源の半周期の電圧を保持する第1の容量と、
前記第1の容量が保持する電圧に第2電源ラインに入力されるAC電源の残り半周期の電圧を加算して複合させ、複合させない場合よりも高い電圧を生成する合算回路と、
前記合算回路により加算して複合された電圧を保持する第2の容量と、
前記第2の容量に保持された電圧に基づき前記AC電源の入力が断たれたことを検出する入力断検出回路と、を備えていることを特徴とする入力断検出機能付き電源回路。 - 前記合算回路は、半波倍電圧整流回路であることを特徴とする請求項1記載の入力断検出機能付き電源回路。
- 前記合算回路は、全波倍電圧整流回路であることを特徴とする請求項1記載の入力断検出機能付き電源回路。
- 前記入力断検出回路は、
前記第2の容量に保持された電圧と参照電圧とを比較する電圧比較回路と、
該電圧比較回路による比較結果に基づき前記AC電源の入力が断たれたことを示す信号を出力する信号発生回路と、
から構成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の入力断検出機能付き電源回路。 - 前記半波倍電圧整流回路、又は、前記全波倍電圧整流回路は、
前記AC電源或いは前記AC電源に基づく交流電圧に対して2倍〜N倍の倍電圧整流動作を行う回路であることを特徴とする請求項2又は3に記載の入力断検出機能付き電源回路。 - 前記半波倍電圧整流回路、又は、前記全波倍電圧整流回路には、
入力段から出力段までの1箇所或いは複数箇所に所定の分割比で電圧を降下させる降圧回路が含まれていることを特徴とする請求項2、3、5の何れかに記載の入力断検出機能付き電源回路。 - 前記半波倍電圧整流回路は、
前記第1電源ラインから電流を流す整流素子と、
前記第2の容量から所定の時定数で放電を行う放電抵抗と、
を備え、前記第1の容量は前記整流素子の整流作用により充電され、前記第2の容量は前記第1の容量の電圧と前記第2電源ラインの電圧とを直列に加算した電圧に基づき充電され、
前記入力断検出回路は、
前記第2の容量に保持された電圧と参照電圧とを比較してAC電源の入力が断たれたことを検出する構成であることを特徴とする請求項2に従属する請求項5又は6に記載の入力断検出機能付き電源回路。 - 前記全波倍電圧整流回路は、
前記第1電源ラインから電流を流す第1整流素子と、
前記第2電源ラインから電流を流す第2整流素子と、
前記第1の容量および第2の容量から所定の時定数で放電を行う放電抵抗と、
を備え、前記第1の容量は前記第1整流素子の整流作用により充電され、前記第2の容量は前記第1の容量の電圧と前記第2電源ラインの電圧とを直列に加算した電圧に基づき前記第2整流素子の整流作用により充電され、
前記入力断検出回路は、
前記第2の容量に保持された電圧と参照電圧とを比較してAC電源の入力が断たれたことを検出する構成であることを特徴とする請求項3に従属する請求項5又は6に記載の入力断検出機能付き電源回路。
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