JP4380012B2 - モータ駆動装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インバータ回路によりモータを駆動するモータ駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、家庭用の電気洗濯機、あるいは食器洗浄機には複数のモータが搭載され、それぞれのモータは交流電源に接続され、スイッチング素子とマイクロコンピュータにより個別に制御されている。
【0003】
従来、この種の食器洗浄機は、特開平4−187136号公報に示すように、モータを交流モータで構成し、交流電源に接続された複数のモータ(洗浄モータ、排水ポンプモータ、ファンモータ)を双方向サイリスタなどのスイッチング手段により制御して、交流電圧をモータに加える構成としていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような従来の構成では、モータを交流モータで構成しているので、回転数が交流電源の周波数に依存する問題があり、50Hz地域で使用される場合には、回転数が上昇せず、ポンプ能力や送風能力が低下する欠点があった。
【0005】
本発明は上記従来課題を解決するもので、交流電源の周波数に関係なく回転数を一定にし、複数のモータを駆動するインバータ回路とその制御手段を1つにして共用化し、小型、低価格、静騒音のモータ駆動装置を実現することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、交流電源と、交流電源に接続された整流回路と、整流回路の直流電力を交流電力に変換する3相フルブリッジインバータ回路と、3相フルブリッジインバータ回路により駆動される第1のモータおよび第2のモータと、3相フルブリッジインバータ回路の3相出力のうち2相出力に接続して3相フルブリッジインバータ回路の出力を切り換える負荷検知手段と、3相フルブリッジインバータ回路と負荷切換手段を制御する制御手段とを備え、3相フルブリッジインバータ回路の3相出力のうち残りの1相出力を前記第1のモータおよび第2のモータに共通接続し、負荷切換手段により3相フルブリッジインバータ回路を第1のモータまたは第2のモータのいずれかに接続可能とし、1つの3相フルブリッジインバータ回路により第1のモータまたは前記第2のモータのいずれかを駆動するようにしたものである。
【0007】
これにより、交流電源の周波数に関係なく回転数を一定にでき、複数のモータを駆動するインバータ回路とその制御手段を1つにして共用化できて、小型、低価格、静騒音のモータ駆動装置を実現することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、交流電源と、前記交流電源に接続された整流回路と、前記整流回路の直流電力を交流電力に変換する3相フルブリッジインバータ回路と、前記3相フルブリッジインバータ回路により駆動される第1のモータおよび第2のモータと、前記3相フルブリッジインバータ回路の3相出力のうち2相出力に接続して前記3相フルブリッジインバータ回路の出力を切り換える負荷検知手段と、前記3相フルブリッジインバータ回路と前記負荷切換手段を制御する制御手段とを備え、前記3相フルブリッジインバータ回路の3相出力のうち残りの1相出力を前記第1のモータおよび前記第2のモータに共通接続し、前記負荷切換手段により前記3相フルブリッジインバータ回路を前記第1のモータまたは前記第2のモータのいずれかに接続可能とし、前記1つの3相フルブリッジインバータ回路により前記第1のモータまたは前記第2のモータのいずれかを駆動するようにしたものであり交流電源の周波数に関係なくモータ回転数を一定に制御することができるとともに、モータの小型化、高効率化、静音化することができ、モータの回転数を高くしてポンプ性能あるいは送風性能を向上させることができるとともに、インバータ回路とその制御回路を共用化することができ、小型、低価格、静騒音のモータ駆動装置を実現することができる。
【0009】
さらに、構成が簡単で、3相出力のうちの1相出力を第1のモータおよび第2のモータに共通接続することで安価な負荷切換手段を構成でき、複数の3相モータの駆動が可能となり、安価で、信頼性の高い食器洗浄機等のモータ駆動装置を実現できる。
【0010】
請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、3相フルブリッジインバータ回路の過電流を検知する過電流検知手段を備え、制御手段は、前記3相フルブリッジインバータ回路に接続したモータに応じて、前記過電流検知手段の設定値を変更するようにしたものであり、複数のモータの中でモータ容量の小さいモータの異常温度上昇を防ぐだけではなく、モータロック検知精度を向上することができて、各モータを構成する直流ブラシレスモータの永久磁石回転子の減磁を防止することができ、安価で信頼性の高いモータ駆動装置を実現できる。
【0011】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、食器洗浄機に適用した場合の実施例を図面を参照しながら説明する。
【0012】
(実施例1)
図1に示すように、交流電源1は、ラインフィルター2を介して整流回路3に交流電力を加えており、整流回路3により直流電力に変換する。整流回路3は倍電圧整流回路を構成し、交流電源1が正電圧のとき、全波整流ダイオード30によりコンデンサ31aを充電し、交流電源1が負電圧のとき、コンデンサ31bを充電し、直列接続されたコンデンサ31a、31bの両端には倍電圧直流電圧が発生し、インバータ回路4に倍電圧直流電圧を加える。
【0013】
インバータ回路4は、6個のパワースイッチング半導体と逆並列ダイオードよりなる3相フルブリッジインバータ回路により構成し、通常、パワートランジスタと逆並列ダイオード、およびその駆動回路と保護回路を内蔵したインテリジェントパワーモジュール(以下、IPMという)で構成している。インバータ回路4の出力端子には第1のモータ(モータ)5を接続し、この第1のモータ5により洗浄ポンプ(図示せず)を駆動して食器(図示せず)に温水を噴射し、食器の汚れを落とすよう構成している。
【0014】
第1のモータ5は直流ブラシレスモータにより構成し、回転子を構成する永久磁石と固定子との相対位置(回転子位置)を第1の位置検出手段5aにより検出する。第1の位置検出手段5aは、通常、ホールICにより構成している。インバータ回路4の負電圧端子と整流回路3の負電圧端子間に電流検知抵抗6、いわゆるシャント抵抗を接続している。
【0015】
ラインフィルター2の出力交流電圧端子間には、給水弁7、ファンモータ8、加熱ヒータ9を接続し、スイッチング手段10により制御する。給水弁7は水道水または温水を洗浄槽(図示せず)に給水するもので、電磁弁により構成し、ファンモータ8は洗浄槽内の空気を強制排気することにより、食器を乾燥させる。加熱ヒータ9は、食器を洗浄する際、洗浄槽の下部に溜めた水を加熱して水温を高くして洗浄性能を高め、かつ、殺菌するもので、乾燥の際には、洗浄槽内の空気温度を高くして、食器を乾燥させる。
【0016】
スイッチング手段10は、双方向性サイリスタなどのソリッドステートリレー、またはメカニカルリレーで構成している。第2のモータ(モータ)11は排水ポンプ(図示せず)を駆動し、洗浄行程またはすすぎ行程の後、洗浄槽内の洗浄液またはすすぎ液を排水するもので、3相直流ブラシレスモータで構成している。
【0017】
インバータ回路4と第1のモータ5の間には、負荷切換手段12を接続し、通常はインバータ回路4に接続された第1のモータ5を回転駆動するが、排水する場合には、負荷切換手段12を切り換えて第2のモータ11にインバータ回路4を接続する。第1のモータ5および第2のモータ11を直流ブラシレスモータで構成することにより、電源周波数への依存がなくなり、高速回転が可能となるのでポンプ性能を向上させることができ、さらに、モータ効率を向上できるとともに、電磁音を低減できて静騒音化することができる。
【0018】
制御手段13は、インバータ回路4、スイッチング手段10、負荷切換手段12を制御して洗浄運転を制御するもので、マイクロコンピュータ14とその周辺回路より構成している。インバータ駆動回路15は、インバータ回路4のパワースイッチング半導体を駆動するもので、スイッチング手段駆動回路16は、スイッチング手段10を構成する双方向性サイリスタまたはメカニカルリレーを駆動し、リレー駆動回路17は、負荷切換手段12を構成するリレーの制御コイルを駆動してインバータ回路4に接続するモータを切り換える。
【0019】
過電流検知回路18は、電流検知抵抗6の端子電圧降下を検出して過電流を検出するもので、インバータ電流のピーク電流に対応した信号をマイクロコンピュータ14のA/D変換入力端子に加えてインバータ電流を検出する。第2の位置検出手段19は、第2のモータ11の逆起電力を検出して回転子の位置を検出するもので、いわゆる、センサレス検知回路と呼ばれるものである。
【0020】
インバータ回路4は、図2に示すように、3相フルブリッジインバータ回路で構成し、インバータ回路4のパワースイッチング半導体は、パワーMOSFETにより構成し、整流回路3の正電圧側にドレイン端子を共通接続したパワースイッチング半導体40aを上アームと呼び、負電圧側にソース端子を共通接続したパワースイッチング半導体40bを下アームと呼ぶ。パワーMOSFETは、逆並列に寄生ダイオードができるので、寄生ダイオードを高速ダイオードにすることにより、部品点数を増やさずにインバータ回路を構成することができる特徴がある。パワーMOSFETに代えて、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)を使用しても特に問題はない。
【0021】
インバータ回路4を3相フルブリッジインバータ回路で構成した場合は、負荷切換手段12は、3相出力の少なくとも2相出力に接続したリレー12’で構成してもよく、この場合は、インバータ回路4の出力端子U、Vに共通端子と常閉、常開接点を2組有するリレー12’を接続する。それぞれの常閉接点端子には第1のモータ5のU相、V相端子を接続し、常開接点端子には第2のモータ11のU相、V相端子を接続する。インバータ回路4の出力端子Wには、直接、第1のモータ5および第2のモータ11のW相端子を共通接続する。リレー12’は、通称2c接点リレー1個で構成できるので、負荷切換手段12の部品点数を減らし、安価に構成できる。1c接点リレー2個で構成しても特に問題はない。
【0022】
第2の位置検出手段19は、第2のモータ11のU、V、W各端子の逆起電力を検出して回転子位置検出を行うもので、いわゆる、センサレス方式の位置検出手段を構成している。
【0023】
1相(ここではV相)を例にとって説明すると、第2のモータ11のV相端子に抵抗190a、191aを直列接続し、抵抗191aと並列にコンデンサ192aを接続する。コンデンサ192aの電圧は、V相端子電圧の位相を約90度遅らせたもので、コンデンサ193aは直流成分をカットし、抵抗194aの両端に交流成分のみ取り出し、コンパレータ195aの出力端子に位置信号を取り出す。
【0024】
抵抗191a、191b、191cの負電圧端子側は共通接続して仮想中性点としてツェナーダイオード196のカソード端子に接続し、ツェナーダイオード196のアノード端子はインバータ回路4のグラウンド端子Gに接続する。
【0025】
第2のモータ11の端子電圧波形(Vu、Vv、Vw)と第2の位置検出手段19の出力信号波形(φ1、φ2、φ3)の関係は、図3に示すようになり、第2のモータ11の端子電圧波形は、PWM制御されるとチョッピング波形となるが、上アーム、又は下アームのPWM制御、すなわち、片側PWMしても積分回路により高周波ノイズを除去すれば、基本的には同じ台形波形となり、モータ端子電圧の1/2から90度位相ずらすことによりホールICと同じ回転子位置信号を検出することができる。
【0026】
第1のモータ5を駆動する場合には、第1の位置検出手段5aにより正確な位置検出が可能なので、正弦波駆動あるいは上アームと下アームを交互にPWM制御する交互PWMが可能となる。制御手段13の制御方法は複雑となるが、正弦波駆動によりモータ騒音を減らすことができる。また、第2のモータ11を駆動する場合は、センサレス駆動の位置検出回路を簡単にするために、上アーム、又は下アームのPWM制御、すなわち、片側PWM制御にする。
【0027】
上記構成において、負荷切換手段制御時のインバータ駆動停止、開始の動作について、図4を参照しながら説明する。
【0028】
図4は、ステップ100より、食器洗浄器として、洗浄、排水、すすぎの一連の行程が開始する。ステップ101は第1のモータ運転(洗浄運転)サブルーチンで、インバータ回路4の出力に、初期設定された第1のモータ5が接続され、第1のモータ5をインバータ駆動する。この第1のモータ5を駆動することにより洗浄ポンプを駆動して食器に温水を噴射し、食器を洗浄する。ステップ102は、第1のモータ運転(洗浄運転)の終了判定を行うもので、通常、設定時間経過後運転が終了すると、ステップ103に進みインバータ回路4を停止させる。
【0029】
つぎに、ステップ104に進み、数秒程度の所定時間の遅延時間を設ける。インバータ回路4を停止しても、第1のモータ5は惰性回転により高速回転するので、逆起電力が発生し、そのとき、負荷切換手段12を動作させるとインバータ回路4のパワースイッチング半導体にサージ電圧が発生し、さらに、負荷切換手段12がリレーの場合にはアーク放電により、リレー接点寿命を短くし信頼性を低下させる。よって、所定の遅延時間を設けた後、ステップ105に進んで負荷切換手段12を動作させ、インバータ回路4の出力端子側に第2のモータ11を接続する。
【0030】
つぎに、ステップ106にて所定の遅延時間を設けた後、ステップ107に進んで、第2のモータ11をインバータ駆動し、この第2のモータ11の駆動によって排水ポンプを駆動して洗浄槽内の洗浄液を排水する。ステップ108は、第2のモータ運転(排水)の終了判定を行うもので、通常、水位検知手段(図示せず)により水位が所定値以下になったことを判断して、第2のモータ11を停止することにより排水ポンプを停止し、ステップ109にてインバータ回路4を停止する。
【0031】
つぎに、ステップ110に進んで所定の遅延時間を設けた後、ステップ111に進んで負荷切換手段12を動作させ、インバータ回路4の出力端子側に第1のモータ5を接続する。つぎに、ステップ112に進んで所定の遅延時間を設けた後、次行程のすすぎ行程に進む。
【0032】
排水行程からすすぎ行程に移行する場合には、給水行程の後、第1のモータ5を駆動するので、ステップ110からステップ112の一連の行程は給水中に行うことができるので、十分な遅延時間を確保することができる。
【0033】
つぎに、モータ回転の停止を検知してから負荷切換手段12を切り換える場合の動作について、図5を参照しながら説明する。この場合は、上述した所定の遅延時間を設けてから負荷切換手段12を切り換える場合に比べて、モータ負荷の切換時間を短縮できる。
【0034】
ステップ200よりモータ停止検知のサブルーチンが開始し、ステップ201にてインバータ回路4をオフさせ、つぎに、ステップ202に進んでモータの回転子位置信号(φ1、φ2、φ3)を入力し、その3ビットのデータをAとし、つぎに、ステップ203に進んで数100msecの遅延時間の後、ステップ204に進んで、再度、回転子位置信号(φ1、φ2、φ3)を入力し、その3ビットのデータをBとし、ステップ205にてデータの変化を判定し、データ変化がなくなれば、モータの回転が停止したものと判断し、ステップ206に進んで負荷切換手段12による切換許可フラグを立て、ステップ207に進んで、サブルーチンをリターンする。
【0035】
所定の遅延時間を設ける方法が簡単であるが、モータ回転の停止を検知してから負荷切換手段12を切り換える場合には、負荷切換時間を短縮できる特徴がある。さらに、切換時間を短縮するためには、モータに電磁ブレーキをかければ、モータの惰性回転時間を短縮できる。なお、図5には図示していないが、データAとBが一致しなければ、判定ループを抜けることができない欠点があるので、所定最大時間の後には、必ず、ループを抜けるタイマーが必要である。
【0036】
以上の実施例では、洗浄ポンプを駆動する第1のモータ5と排水ポンプを駆動する第2のモータ11とを負荷切換手段12により切り換えるよう構成しているが、第2のモータ11を誘導モータにしてスイッチング手段10により制御し、ファンモータ8を直流ブラシレスモータにして、インバータ回路4により駆動するようにしても、動作は全く問題ないことは明らかである。
【0037】
以上述べたように、本発明は食器洗浄機に限らず、パルセータ、洗濯兼脱水槽などを駆動する洗濯用モータと、風呂水を吸水して洗濯兼脱水槽に供給する吸水ポンプを有する洗濯機、あるいは、パルセータ、洗濯兼脱水槽などを駆動する洗濯用モータと、乾燥用熱風を供給するファンモータを有し洗濯機から乾燥まで行う洗濯乾燥機など、複数のモータを有する機器に適用できることは明らかである。
【0038】
(実施例2)
つぎに、本発明の実施例2について、図6を参照しながら説明する。なお、上記実施例1と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0039】
図6に示すように、インバータ回路4は、洗浄ポンプを駆動する第1のモータ5、排水ポンプを駆動する第2のモータ11、洗浄槽内に熱風を供給するファンを駆動する第3のモータ20を選択的に駆動するもので、インバータ回路4の出力側に、第1の負荷切換手段12aを接続し、第1の負荷切換手段12aの出力側には、第1のモータ5と第2の負荷切換手段12bを接続し、第1のモータ5に接続するか、第2の負荷切換手段12bかどちらかに接続切換できるようにしている。
【0040】
第2の負荷切換手段12bの出力側には、第2のモータ11と第3のモータ20を接続し、第2のモータ11か第3のモータ20どちらかに接続切換できるようにしている。スイッチング手段10aは、マイクロコンピュータ14aによりスイッチング手段駆動回路16aを介して駆動され、給水弁7と加熱ヒータ9を制御する。
【0041】
制御手段13aは、第1のリレー駆動回路17aにより第1の負荷切換手段12aを制御し、第2のリレー駆動回路17a’により第2の負荷切換手段12bを制御する。位置検出手段19aは、インバータ回路4の出力端子に接続され、1つの位置検出手段19aにより、第1のモータ5、第2のモータ11、第3のモータ20の回転子の位置検出を行うよう構成している。
【0042】
第1のモータ5、第2のモータ11、第3のモータ20の回転数制御範囲は、ほとんど同じで、2000rpmから5000rpmの範囲であり、直流ブラシレスモータの回転子磁石極数を同じ極数にすればセンサレス位置検出回路を共用化できる。ディジタル方式のセンサレス位置検出回路の場合は、さらに、ソフトウェアにより融通性がよくなり、位置検出回路の回路定数を共用化できる。
【0043】
実施例に示したアナログ方式のセンサレス位置検出回路の場合は、モータ極数が変わるとインバータ出力周波数が変化するので、極数に応じてコンデンサ192a、192b、192cの容量を変える必要がある。回路と制御プログラムを簡単にするためには、極数を共通にする方法がよい。
【0044】
図7は4極のアウターロータの直流ブラシレスモータの実施例で、6極の固定子50の外側に回転子51を配置し、回転子51の固定子50側にはS極とN極が交互に配置されるように4個の永久磁石52a、52b、52c、52dを配設している。回転子51の外側には、保護カバー53を設けて鉄粉等が磁石に付着しないようにしている。
【0045】
モータ回転数n(rpm)と駆動周波数fと磁石極数の関係は、n=120f/Pの関係式で表され、モータ磁石極数Pを減らす程、低いインバータ周波数で回転数nを高くすることが可能であり、インバータ回路4と制御手段13aの信頼性を高くして低価格にすることができるので、ポンプやファンを駆動する場合には4極の磁石回転子と6極の固定子に共通化するとセンサレス位置検出回路の共用化が更に容易となる。
【0046】
第1のモータ5、第2のモータ11、第3のモータ20のすべてのモータを3相誘導モータにすれば、位置検出手段19aは不要となり、回路は簡単になるが、静騒音と高効率化は犠牲となる。よって、本実施例のように1つの位置検出手段19aにより複数の直流ブラシレスモータを駆動する方法が、静騒音化と低価格の面でも優れた方法である。
【0047】
上記構成において、第1のモータ5を駆動する場合には、第1のリレー駆動回路17aにより第1の負荷切換手段12aを制御して第1のモータ5をインバータ回路4の出力に接続し、第3のモータ20を駆動する場合には、第1のリレー駆動回路17aを制御して第2の負荷切換手段12bをインバータ回路4に接続し、第2の負荷切換手段12bの常閉接点側に接続された第3のモータ20に接続する。
【0048】
第2のモータ11を駆動する場合には、第1のリレー駆動回路17aを制御して第2の負荷切換手段12bをインバータ回路4に接続し、第2のリレー駆動回路17a’を制御して第2の負荷切換手段12bの常開接点側に接続された第2のモータ11をインバータ回路4に接続する。なお、負荷切換手段制御時のインバータ駆動停止、開始の動作については、上記実施例1の動作と同じである。
【0049】
食器洗浄機において、洗浄ポンプを駆動する第1のモータ5、排水ポンプを駆動する第2のモータ11、洗浄槽内に熱風を供給するファンを駆動する第3のモータ20は、同時に動作させなくても、洗浄、すすぎ、排水、乾燥運転は可能なので、1つのインバータ回路4と第1の負荷切換手段12aおよび第2の負荷切換手段12bにより複数のモータを交互に切り換えることができ、複数のモータの高効率化、静騒音化と低価格化が可能となる。
【0050】
食器洗浄機に限らず、洗濯機の洗濯モータと風呂水ポンプモータのように必ずしも同時にモータを運転させる必要のない機器には、本発明によるモータ駆動装置が適用されることは明白である。
【0051】
(実施例3)
つぎに、本発明の実施例3について、図8を参照しながら説明する。なお、上記実施例1と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0052】
図8に示すように、過電流検知回路(過電流検知手段)18bは、入力端子Lを電流検知抵抗6に接続して端子電圧降下より過電流を検出するもので、電流が流れると、入力端子Lの電位がグラウンド電位(略してG電位)よりも低くなり、負電位となる。入力端子Lに抵抗180aとコンデンサ180bの積分回路によるノイズフィルターを設け、抵抗181の他方の端子に検知信号を加える。
【0053】
抵抗181と、電源Vccにプルアップした抵抗182の分圧信号をコンパレータ183の正入力端子に加え、コンパレータ183の出力信号OCは、マイクロコンピュータ14bの異常割込端子NMIに加える。マイクロコンピュータ14bは、異常割込信号により、瞬時にインバータ駆動回路15の出力を停止させる。コンパレータ183の正入力端子とG電位間にはコンデンサ180cを接続し、ノイズを除去する。
【0054】
コンパレータ183の負入力端子の設定電位により、過電流検知レベルの設定値を変えることができる。負入力端子の設定電位は、電源Vccにプルアップされた抵抗184aと抵抗184bと抵抗184cを直列に接続した分圧信号が加えられる。抵抗184cの他方の端子はG電位に接続し、コンパレータ183の負入力端子は、抵抗184aと抵抗184bの接続点に接続する。
【0055】
さらに、コンパレータ183の負入力端子は、トランジスタ185aのコレクタ端子に接続し、そのエミッタ端子はG電位に接続する。トランジスタ185aのベース端子は、ベース抵抗186aを介してマイクロコンピュータ14bの制御端子S1に接続し、マイクロコンピュータ14bからの信号により、コンパレータ183の負入力端子の電位をG電位に設定できる。
【0056】
抵抗184bと抵抗184cの接続点に、トランジスタ185bのコレクタ端子を接続し、そのエミッタ端子はG電位に接続し、そのベース端子は抵抗186bを介して、マイクロコンピュータ14bの制御端子S2に接続し、マイクロコンピュータ14bからの信号によりコンパレータ183の負入力端子の電位を2段階に設定できる。よって、コンパレータ183の負入力端子は3段階に設定でき、過電流検知レベルの設定値を3段階に設定変更可能である。
【0057】
第1のモータ5は、洗浄ポンプを駆動するため、そのモータ容量が大きいので、第1のモータ5を駆動する場合には、過電流検知レベルの設定値を高くする必要があり、トランジスタ185aをオンさせてコンパレータ183の負入力端子電位をG電位とする。第2のモータ11を駆動する場合には、トランジスタ185aはオフで、トランジスタ185bをオンさせる。第3のモータ20を駆動する場合には、トランジスタ185a、トランジスタ185bともオフにする。
【0058】
なお、本実施例では、コンパレータ183とマイクロコンピュータ14bの制御端子により過電流検知レベルの設定値を変えるようにしているが、図1に示すように、過電流検知回路18の出力信号をマイクロコンピュータ14のA/D変換入力端子に直接入力して、マイクロコンピュータ14のROMデータにより過電流検知レベルを変更してもよい。
【0059】
(実施例4)
つぎに、本発明の実施例4について、図9を参照しながら説明する。なお、上記実施例1と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0060】
図9に示すように、制御手段13cは、交流電源1の瞬時電圧低下を検出する瞬時電圧低下検知手段21を有しており、瞬時電圧低下検知手段21の出力信号によりインバータ回路4の駆動を停止させ、インバータ回路4の出力を切り換える負荷切換手段12は検知前の状態を継続して接続するようにしている。瞬時電圧低下検知手段21は、交流電源1の零電圧検知手段とタイマー手段とリセット手段より構成している。
【0061】
上記構成において動作を説明する。瞬時停電がない通常運転においては、交流電源1の零電圧に同期して、図10(a)に示すように、周期的な零電圧パルス(ZVP)が検出されるので、ZVPのパルスエッジによりタイマー手段をリセットすることにより、タイマー手段のカウント時間は、図10(b)に示すように、交流電源周期以上にはならない。このため、図10(c)に示すように、インバータ回路4は駆動をつづけ、負荷切換手段12のリレーは、図10(d)に示すように、そのままの状態を継続させる。
【0062】
つぎに、交流電源1に瞬時停電が発生すると、図11(a)に示すように、ZVPが発生しなくなり、タイマー手段のカウント値は、図11(b)に示すように、瞬時停電の期間中カウントアップされ、タイマーカウント値が所定時間ts以上となると瞬時停電が発生したと検知し、図11(c)に示すように、インバータ回路4の駆動を停止させる。負荷切換手段12のリレーは、図11(d)に示すように、そのままの状態を継続させる。
【0063】
このため、瞬時電圧低下による負荷切換手段12のチャタリングを防ぐことができ、負荷切換手段12のチャタリングによるインバータ回路4のサージ電圧を防ぐことができ、安価で信頼性の高いモータ駆動装置を実現できる。
【0064】
図9に示す瞬時電圧低下検知手段21は、マイクロコンピュータ14cにより実現することができ、この場合の瞬時停電を検知してインバータ回路4を停止する動作を図12を参照しながら説明する。
【0065】
瞬時停電を検知した場合には、インバータ回路4の駆動のみ停止させ、負荷切換手段12は検知前の状態を継続させるもので、ステップ301にてインバータ駆動中か停止中かを判断して、駆動中ならばステップ302にてタイマーカウントを行い、ステップ303でZVPの有無を判断し、有ならばタイマー手段のカウント値をリセットさせる。なければリセットさせずにタイマー手段はカウントアップする。
【0066】
つぎに、ステップ305に進んでタイマーカウント値tが所定値ts以上かどうか判断し、所定値ts以上ならばインバータ回路4の駆動を停止させる。ステップ301にてインバータ回路4の停止が判断され、インバータ回路4を再起動させるならばステップ307に進んで再起動ルーチンを実行させる。
【0067】
瞬時停電、あるいは電圧低下が発生した状態でモータを駆動させるとモータ電流が増加し、インバータ回路4の電流が増加してパワートランジスタが過負荷になり、さらに、インバータ回路電圧が低下して制御回路の電源電圧を確保できなくなり、運転が中止する問題がある。また、インバータ駆動中に負荷切換手段12のリレーを切り換えるとリレーにアーク電流が流れてリレー接点が溶着し、インバータ回路4のパワートランジスタに過電圧が印加する恐れがある。しかし、本発明によれば、瞬時電圧を検知してインバータ回路4のみ停止させるので、上記課題を解決することができる。
【0068】
(実施例5)
つぎに、本発明の実施例5について、図13を参照しながら説明する。なお、上記実施例1と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0069】
図13に示すように、制御手段13dは、インバータ回路4の直流電源の電圧低下を検出する電圧低下検知手段22を有し、電圧低下検知手段22の出力信号によりインバータ回路4の駆動を停止し、インバータ回路4の出力を切り換える負荷切換手段12は検知前の状態を継続して接続するようにし、所定時間経過後オフするよう構成している。
【0070】
上記構成において動作を説明する。図14(a)に示すように、インバータ回路4の直流電圧Vdcが設定電圧VL以下になると、図14(b)に示すように、低電圧検知信号を発生させて、図14(c)に示すように、インバータ回路4の駆動を停止させ、負荷切換手段12のリレーは、図14(d)に示すように、低電圧検知前の状態を継続させ、所定時間td1経過後リレーをオフさせる。電圧が復帰すると所定の遅延時間td2を設けてからリレーをオンさせ、その後所定の遅延時間td3を設けて、インバータ回路4を再起動させる。
【0071】
インバータ回路4を停止させてから負荷切換手段12のリレーをオンのまま継続させても特に問題はないが、電圧が復帰すると所定の遅延時間を設けてインバータ回路4を再起動させる必要がある。制御回路13dの消費電力を減らすためには、リレーをオフする方がよく、停電あるいは電圧低下の時間が長くても、モータ駆動運転の継続が可能となる。
【0072】
なお、本実施例では、インバータ回路4の直流電源の電圧低下を検出する電圧低下検知手段22を設けているが、インバータ回路4の直流電圧を分圧してマイクロコンピュータ14dのA/D変換入力端子に加え、A/D変換値が所定値以下ならば低電圧と判断して電圧低下を検出し、電圧低下を検出するとインバータ回路4の駆動を停止させるように構成してもよい。
【0073】
【発明の効果】
以上のように本発明の請求項1に記載の発明によれば、交流電源と、前記交流電源に接続された整流回路と、前記整流回路の直流電力を交流電力に変換する3相フルブリッジインバータ回路と、前記3相フルブリッジインバータ回路により駆動される第1のモータおよび第2のモータと、前記3相フルブリッジインバータ回路の3相出力のうち2相出力に接続して前記3相フルブリッジインバータ回路の出力を切り換える負荷検知手段と、前記3相フルブリッジインバータ回路と前記負荷切換手段を制御する制御手段とを備え、前記3相フルブリッジインバータ回路の3相出力のうち残りの1相出力を前記第1のモータおよび前記第2のモータに共通接続し、前記負荷切換手段により前記3相フルブリッジインバータ回路を前記第1のモータまたは前記第2のモータのいずれかに接続可能とし、前記1つの3相フルブリッジインバータ回路により前記第1のモータまたは前記第2のモータのいずれかを駆動するようにしたから、交流電源の周波数に関係なくモータ回転数を一定に制御することができるとともに、モータの小型化、高効率化、静音化することができ、インバータ回路とその制御回路を共用化することにより、小型、低価格、静騒音のモータ駆動装置を実現することができる。
【0074】
さらに、構成が簡単で、3相出力のうちの1相出力を第1のモータおよび第2のモータに共通接続することで安価な負荷切換手段を構成でき、複数の3相モータの駆動が可能となり、安価で、信頼性の高い食器洗浄機等のモータ駆動装置を実現できる。
【0075】
また、請求項2に記載の発明によれば、3相フルブリッジインバータ回路の過電流を検知する過電流検知手段を備え、制御手段は、前記3相フルブリッジインバータ回路に接続したモータに応じて、前記過電流検知手段の設定値を変更するようにしたから、複数のモータの中でモータ容量の小さいモータの異常温度上昇を防ぐだけではなく、モータロック検知精度を向上することができて、各モータを構成する直流ブラシレスモータの永久磁石回転子の減磁を防止することができ、安価で信頼性の高いモータ駆動装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例のモータ駆動装置のブロック回路図
【図2】 同モータ駆動装置の要部回路図
【図3】 同モータ駆動装置のモータの端子電圧と回転子位置信号のタイムチャート
【図4】 同モータ駆動装置の負荷切換手段制御プログラムのフローチャート
【図5】 同モータ駆動装置のモータ停止検知プログラムのフローチャート
【図6】 本発明の第2の実施例のモータ駆動装置のブロック回路図
【図7】 同モータ駆動装置により駆動する直流ブラシレスモータの断面図
【図8】 本発明の第3の実施例のモータ駆動装置の過電流検知手段の回路図
【図9】 本発明の第4の実施例のモータ駆動装置のブロック回路図
【図10】 同モータ駆動装置の瞬時停電がない場合の動作タイムチャート
【図11】 同モータ駆動装置の瞬時停電がある場合の動作タイムチャート
【図12】 同モータ駆動装置のフローチャート
【図13】 本発明の第5の実施例のモータ駆動装置のブロック回路図
【図14】 同モータ駆動装置の動作タイムチャート
【符号の説明】
1 交流電源
3 整流回路
4 インバータ回路
5 第1のモータ(モータ)
11 第2のモータ(モータ)
12 負荷切換手段
13 制御手段

Claims (2)

  1. 交流電源と、前記交流電源に接続された整流回路と、前記整流回路の直流電力を交流電力に変換する3相フルブリッジインバータ回路と、前記3相フルブリッジインバータ回路により駆動される第1のモータおよび第2のモータと、前記3相フルブリッジインバータ回路の3相出力のうち2相出力に接続して前記3相フルブリッジインバータ回路の出力を切り換える負荷検知手段と、前記3相フルブリッジインバータ回路と前記負荷切換手段を制御する制御手段とを備え、前記3相フルブリッジインバータ回路の3相出力のうち残りの1相出力を前記第1のモータおよび前記第2のモータに共通接続し、前記負荷切換手段により前記3相フルブリッジインバータ回路を前記第1のモータまたは前記第2のモータのいずれかに接続可能とし、前記1つの3相フルブリッジインバータ回路により前記第1のモータまたは前記第2のモータのいずれかを駆動するようにしたモータ駆動装置。
  2. 3相フルブリッジインバータ回路の過電流を検知する過電流検知手段を備え、制御手段は、前記3相フルブリッジインバータ回路に接続したモータに応じて、前記過電流検知手段の設定値を変更するようにした請求項1記載のモータ駆動装置。
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