JP4096432B2 - 食器洗い乾燥機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般家庭などで使用される食器洗い乾燥機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図11は、従来の技術における食器洗い乾燥機の構成図を示している。
【0003】
図11においては、第1の電動機1と第2の電動機2と第3の電動機3を有し、第1の電動機1に接続した送風ファン5、第2の電動機2に接続した洗浄ポンプ6、第3の電動機3に接続した排水ポンプ7を備えている。
【0004】
第1の電動機1、第2の電動機2、第3の電動機3は、いずれも一般にコンデンサランと呼ばれるインダクションモータ(誘導モータ)によって構成されているものとなっている。
【0005】
さらに、水道栓から接続された給水ホース8、給水弁9、食器カゴ10、茶碗等の食器11、ノズル12、フィルタ13、ヒータ14、排水ホース15、電源コード16、排気口17、吸気口18、制御回路19を有している。
【0006】
以上の構成により、従来の技術の食器洗い乾燥機は、電源コード16から100V60Hzの交流電源が供給され、制御回路19の作用により、洗浄・乾燥の過程で第1の電動機1、第2の電動機2、第3の電動機3、給水弁9、ヒータ14を順序よく駆動することにより、食器カゴ10内に収納された食器11を洗い、すすぎ、乾燥させるものとなっている。
【0007】
制御回路19は、食器洗い乾燥機として動作順序を覚え込ませたマイクロコンピュータと各電動機と給水弁9をオンオフするための双方向サイリスタ、およびヒータ14のオンオフを行わせるためのリレーなどにより構成されているものとなっている。
【0008】
ここで、送風ファン5は乾燥時に第1の電動機1によって回転されて動作し、洗浄ポンプ6は洗浄時に第2の電動機2によって回転されることにより庫内の水を循環させ、排水ポンプ7は排水時に第3の電動機3によって回転されることにより、庫外に水を排出するものとなっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
近年省エネルギーなどの点から、食器洗い乾燥機においても高効率化の実現のため、あるいは各電動機の回転速度向上による各電動機および送風ファン5、洗浄ポンプ6、排水ポンプ7などの構成要素の小形化、また日本国内においては、50ヘルツと60ヘルツという2種類の電源周波数への対応のためなどから、インバータ装置を採用する構成が有効と考えられる。
【0010】
しかしながら、従来の技術においては、3個の電動機を用いていることから、そのすべてに個別のインバータ装置を用いる構成を取るならば、インバータ装置を構成するスイッチング素子の個数が多く必要となり、食器洗い乾燥機の小形化の効果が低下するとともに、コスト高となるという第1の課題を有しているものであった。
【0011】
また、電動機数が3個と多いことは、上記のスイッチング素子数が多くなるだけでなく、電動機を設けるスペースの分だけ食器洗い乾燥機が大きく、重くなり、かつ値が高いものとなるという第2の課題を有しているものであった。
【0012】
本発明は、上記従来の技術の課題を解決するもので、複数の電動機を有する食器洗い乾燥機を、スイッチング素子数の少ないインバータ装置で構成し、小形・低コストの装置の実現を目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の目的を達成するために、第1の電動機と、第2の電動機と、第3の電動機と、直流電源と、複数の第1のスイッチング素子と、複数の第2のスイッチング素子と、複数の第1のダイオードと、複数の第2のダイオードと、複数の第3のダイオードと、制御回路を有し、前記各電動機は、それぞれ複数の巻線を有し、前記第1のダイオードのアノード端子は前記直流電源の低電位側端子に接続し、前記第1のスイッチング素子は前記第1のダイオードのカソード端子と前記直流電源の高電位側端子の間に接続し、前記第2のダイオードのカソード端子は前記直流電源の高電位側端子に接続し、前記第2のスイッチング素子は前記第2のダイオードのアノード端子と前記直流電源の低電位側端子の間に接続し、前記第3のダイオードと前記巻線の直列回路は、前記第1のスイッチング素子と前記第1のダイオードの接続点と前記第2のスイッチング素子と前記第2のダイオードの接続点の間に接続したインバータ装置と、前記第1の電動機に接続した送風ファンと、前記第2の電動機に接続した洗浄ポンプと、前記第3の電動機に接続した排水ポンプを有し、前記送風ファンは乾燥時に動作し、前記洗浄ポンプは洗浄時に庫内の水を循環させ、前記排水ポンプは排水時に庫外に水を排出するものである。
【0014】
これにより、複数の電動機を有し、それらを切り換えて運転される食器洗い乾燥機を、スイッチング素子数の少ないインバータ装置で構成することができ、小形・低コストとすることができるものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1記載の発明は、第1の電動機と、第2の電動機と、第3の電動機と、直流電源と、複数の第1のスイッチング素子と、複数の第2のスイッチング素子と、複数の第1のダイオードと、複数の第2のダイオードと、複数の第3のダイオードと、制御回路を有し、前記各電動機は、それぞれ複数の巻線を有し、前記第1のダイオードのアノード端子は前記直流電源の低電位側端子に接続し、前記第1のスイッチング素子は前記第1のダイオードのカソード端子と前記直流電源の高電位側端子の間に接続し、前記第2のダイオードのカソード端子は前記直流電源の高電位側端子に接続し、前記第2のスイッチング素子は前記第2のダイオードのアノード端子と前記直流電源の低電位側端子の間に接続し、前記第3のダイオードと前記巻線の直列回路は、前記第1のスイッチング素子と前記第1のダイオードの接続点と前記第2のスイッチング素子と前記第2のダイオードの接続点の間に接続したインバータ装置と、前記第1の電動機に接続した送風ファンと、前記第2の電動機に接続した洗浄ポンプと、前記第3の電動機に接続した排水ポンプを有し、前記送風ファンは乾燥時に動作し、前記洗浄ポンプは洗浄時に庫内の水を循環させ、前記排水ポンプは排水時に庫外に水を排出することにより、複数の電動機をスイッチング素子数の少ないインバータ装置で動作させることにより、装置の小形・低コスト化を実現するものである。
【0016】
本発明の請求項2記載の発明は、第1の電動機と、第2の電動機と、直流電源と、複数の第1のスイッチング素子と、複数の第2のスイッチング素子と、複数の第1のダイオードと、複数の第2のダイオードと、複数の第3のダイオードと、制御回路を有し、前記各電動機は、それぞれ複数の巻線を有し、前記第1のダイオードのアノード端子は前記直流電源の低電位側端子に接続し、前記第1のスイッチング素子は前記第1のダイオードのカソード端子と前記直流電源の高電位側端子の間に接続し、前記第2のダイオードのカソード端子は前記直流電源の高電位側端子に接続し、前記第2のスイッチング素子は前記第2のダイオードのアノード端子と前記直流電源の低電位側端子の間に接続し、前記第3のダイオードと前記巻線の直列回路は、前記第1のスイッチング素子と前記第1のダイオードの接続点と前記第2のスイッチング素子と前記第2のダイオードの接続点の間に接続したインバータ装置と、前記第1の電動機に接続した送風ファンと、前記第2の電動機に接続した洗浄ポンプと排水ポンプを有し、前記送風ファンは乾燥時に動作し、前記洗浄ポンプは洗浄時に庫内の水を循環させ、前記排水ポンプは排水時に庫外に水を排出することにより、電動機数を削減した上で、スイッチング素子数の少ないインバータ装置の構成とし、さらに装置の小形・低コスト化を実現するものである。
【0017】
本発明の請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2記載の発明に加えて、電動機を、前記各巻線の一方の端子を共通に接続し、その端子を前記第1のダイオードのカソード端子に接続し、前記各巻線の他の端子は、前記第3のダイオードを通して異なった第2のダイオードのアノード端子に接続したことにより、スイッチング素子数が少ないインバータ装置を構成し、各電動機からの配線数を小とすることにより、装置の小形・低コスト化を実現するものである。
【0018】
本発明の請求項4記載の発明は、請求項1または請求項2記載の発明に加えて、電動機を、前記各巻線の一方の端子を共通に接続し、その端子を前記第2のダイオードのアノード端子に接続し、前記各巻線の他の端子は、前記第3のダイオードを通して異なった第1のダイオードのカソード端子に接続したことにより、スイッチング素子数が少ないインバータ装置を構成し、各電動機からの配線数を小とすることにより、装置の小形・低コスト化を実現するものである。
【0019】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0020】
(実施例1)
図1は、本発明の請求項1と請求項3を使用した食器洗い乾燥機の構成の一例を示したものである。
【0021】
図1においては、第1の電動機20、第2の電動機21、第3の電動機22、制御回路24を有したインバータ装置23を有している。
【0022】
本実施例においては、第1の電動機1、第2の電動機2、第3の電動機3は、いずれも回転自由に設けられた磁気的な凹凸を有する回転子を有しており、かつこの回転子の回転角度に応じて、巻線のインダクタンス値が周期的に変化していく構成となっている。
【0023】
また、第1の電動機1に接続した送風ファン5、第2の電動機2に接続した洗浄ポンプ6、第3の電動機3に接続した排水ポンプ7を備えており、水道栓から接続された給水ホース8、給水弁9、食器カゴ10、茶碗等の食器11、ノズル12、フィルタ13、ヒータ14、排水ホース15、電源コード16、排気口17、吸気口18を有している点においては、従来の技術と同様である。
【0024】
図2は、実施例1の食器洗い乾燥機のインバータ装置23の回路図を示しているものである。
【0025】
図2において、直流電源55は、100V50ヘルツまたは60ヘルツの交流電源56、と4本他のダイオードをブリッジ形に接続して構成した整流器57、2200マイクロファラッドの静電容量を持つ電解式のコンデンサ58により構成されている。
【0026】
第1のスイッチング素子59・60・61、第2のスイッチング素子63・64・65、第1のダイオード66・67・68、第2のダイオード70・71・72、第3のダイオード74・75・76・77・78・79・80・81・82を有している。
【0027】
なお、本実施例においては、各スイッチング素子は、IGBT(絶縁ゲート形バイポーラトランジスタ)を使用している。
【0028】
第1の電動機20は、3相の巻線94・95・96の一方の端子を共通に接続し、その端子を第1のダイオード66のカソード端子に接続し、巻線94・95・96の他の端子は、それぞれ第3のダイオード74・75・76を通して第2のダイオード70・71・72のアノード端子に接続している。
【0029】
第2の電動機21についても同様に、3相の巻線97・98・99の一方の端子を共通に接続し、その端子を第1のダイオード67のカソード端子に接続し、巻線97・98・99の他の端子は、それぞれ第3のダイオード77・78・79を通して第2のダイオード70・71・72のアノード端子に接続している。
【0030】
第3の電動機22についても同様に、3相の巻線100・101・102の一方の端子を共通に接続し、その端子を第1のダイオード68のカソード端子に接続し、巻線100・101・102の他の端子は、それぞれ第3のダイオード80・81・82を通して第2のダイオード70・71・72のアノード端子に接続している。
【0031】
従って、いずれの電動機についても、4本の配線で回路と接続されることになる。
【0032】
制御回路24は、各スイッチング素子をオンオフさせるものであり、高電位側駆動回路110と低電位側駆動回路111により構成されている。
【0033】
図3は、請求項1の一実施例における第2の電動機21の構成図を示している。
【0034】
ただし、第1の電動機20、第3の電動機22についても、図3に示しているような、スイッチトリラクタンス形の電動機を用いることができるが、他の種類の電動機であってもよい。
【0035】
図3において第2の電動機21は、固定子180と回転子181からなり、回転子181は、出力軸182に対して回転自在に設けられている。
【0036】
固定子180は、ケイ素鋼板を積層して構成した鉄心183に、エナメル線を巻いて構成した、ティース巻線184・185・186・187・188・189を備えている。
【0037】
回転子181は、4つの歯を設けることにより、固定子180の鉄心183との間の空隙(ギャップ)の大きさが、回転子181の回転角度と共に変化する構成となっている。
【0038】
図4は、実施例1の第2の電動機21の各巻線の結線図を示したものであり、図4においては各巻線の一方に点を付している方の端子から電流を流し込んだ場合に、各ティース巻線の固定子の内側、すなわち回転子と対向する側にN極が生ずるという極性を示している。
【0039】
すなわち、例えばA端子から電流が流れた場合には、ティース巻線184の内側にはN極が発生し、ティース巻線187の内側にはS極が発生するものとなる。
【0040】
以上の構成により、本実施例の第2の電動機21は、各巻線に電流が流れた場合、インダクタンスが大となる回転方向にリラクタンストルクが発生し、常にこのトルクが発生するように各スイッチング素子のオンオフ制御を行うことにより、電動機として動作するものとなる。
【0041】
本実施例では、特に磁気的な凹凸を有する構成で回転子を実現したことにより、簡単な構成で回転子181を構成することができ、また大きな電流が各巻線に流れた場合においても、永久磁石を使用している装置の場合のような減磁を起こすこともなく、信頼性の高い装置を実現することもできる。
【0042】
また、本実施例では、各巻線は半波通電となるが、特にスイッチトリラクタンスモータとして動作させる場合には、全波である必要は全くないことから、複数の電動機を少ないスイッチング素子数で駆動できる装置の構成として非常に優れたものとなる。
【0043】
以上の構成において、動作の説明を行う。
図5は、実施例1の食器洗い乾燥機の動作波形図を示したものである。
【0044】
図5において、(ア)は高電位側駆動回路109の出力端子aの電圧波形、(イ)は高電位側駆動回路109の出力端子bの電圧波形、(ウ)は高電位側駆動回路109の出力端子cの電圧波形、(エ)は低電位側駆動回路110の出力端子eの電圧波形、(オ)は低電位側駆動回路110の出力端子fの電圧波形、(カ)は低電位側駆動回路110の出力端子gの電圧波形を示している。
【0045】
図5はいずれも横軸が時間であるが、洗浄時は第2の電動機21を回転させ、排水時は第3の電動機22を回転させ、乾燥時は第1の電動機20を回転させている。
【0046】
洗浄時においては、bがハイ、すなわちオン信号となっているので、第1のスイッチング素子60がオンとなり、巻線97・98・99の共通端子側が直流電源55の高電位側端子とほぼ同電位となる。
【0047】
ここで、e、f、gの順で信号がハイ、すなわちオン信号が発せられることから、第2のスイッチング素子63・64・65の順番にオンされ、巻線97・98・99の順に電圧が印加されることになる。
【0048】
従って、3相半波と呼ばれる動作で第2の電動機21が動作し、動力を機械的負荷である洗浄ポンプ6に出力するものとなる。
【0049】
本実施例においては、第1のスイッチング素子の一つをオン状態に保ったまま、第2のスイッチング素子を順次オンしていく方法で制御を行っていることから、例えば第2のスイッチング素子63が、ターンオフした瞬間に巻線97のインダクタンスによって、さらに巻線電流が流れ続けようとする作用が発生するが、その電流は第1のスイッチング素子60から巻線97と第3のダイオード77、第2のダイオード70を経てループ状に電流が流れ、この時には巻線97の端子間がほぼ短絡された状態となることから、電流が時間と共に減少し、やがてゼロとなり、ターンオフが行われるものとなる。
【0050】
しかし、特に第1のスイッチング素子の一つをずっとオンに保っておかなければならないというものではなく、例えば第2のスイッチング素子63をオフにした後、第1のスイッチング素子60をオフしてもよく、その場合には、巻線97のインダクタンスによる電流は、第1のダイオード67、第2のダイオード70、第3のダイオード77を経て直流電源55のコンデンサ58に回生されるものとなり、電流値を急峻にゼロにすることができるものとなる。
【0051】
以上のようにして、第2の電動機21は、スイッチトリラクタンスモータと呼ばれる動作により、動力を発生するものとなる。
【0052】
排水期間においては、第1のスイッチング素子61をオンしていることから、第3の電動機22の巻線80・81・82に順次電流が供給され、動力が発生するものとなる。
【0053】
乾燥期間においては、第1のスイッチング素子59をオンしていることから、第1の電動機20の巻線94・95・96の順に電流が供給され、動力が発生するものとなる。
【0054】
以上のように、実施例1のインバータ装置は、第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子をそれぞれ3個ずつ設けた比較的簡単な構成で、3個の電動機を駆動することができるものとなる。
【0055】
なお、この構成においては、各巻線への電流供給が半波通電となるが、スイッチトリラクタンスモータとして動作するには十分である。
【0056】
なお、本実施例においては、各電動機は、回転子に磁気的凹凸を有するスイッチトリラクタンスモータと称される構成としたが、回転子に永久磁石を有するDCブラシレスモータと称される構成としてもよい。
【0057】
また回転子に短絡巻線を有するインダクション(誘導)モータと称される構成、磁気的なヒステリシス特性を有する材質で回転子を構成したヒステリシスモータと称される構成などであってもよく、また3個の電動機について、各種のモータを取り混ぜて用いるという構成であってもよい。
【0058】
また、インダクションモータあるいはヒステリシスモータとした場合には、複数の電動機を同時に駆動することも比較的容易に実現することもできるものとなる。
【0059】
また、相数については、実施例1の場合にはすべて3相としているが、特に3相に限定されるものというわけでもなく、2相、4相、5相…などであってもよい。
【0060】
(実施例2)
図6は、請求項2と請求項4の実施例における食器洗い乾燥機の構成を示したものである。
【0061】
図6においては、第2の電動機28は、洗浄ポンプ6と排水ポンプ7の両方を駆動するものとなっており、その回転の方向が正の場合には、ノズル12から湯を吹き上げる洗浄ポンプ6が作用し、逆方向に回転をさせた場合には、排水ホースより水を送り出す排水ポンプ7が作用するものとなっている。
【0062】
インバータ装置29は、実施例1と同じ構成であって送風ファン5の回転を行わせるために設けられている第1の電動機20、第2の電動機21、および制御回路30により構成されているものとなっている。
【0063】
また、その他の構成要素については、実施例1と同等のものを使用している。図7は、実施例2の食器洗い乾燥機のインバータ装置23の回路図を示しているものである。
【0064】
図7において、直流電源55は、100V50ヘルツまたは60ヘルツの交流電源56、と4本他のダイオードをブリッジ形に接続して構成した整流器57、2200マイクロファラッドの静電容量を持つ電解式のコンデンサ58により構成されており、実施例1と同等の構成となっている。
【0065】
第1のスイッチング素子200・201・202、第2のスイッチング素子203・204、第1のダイオード205・206・207、第2のダイオード208・209、第3のダイオード211・212・213・214・215・216を有している。
【0066】
なお、本実施例においても、各スイッチング素子は、IGBT(絶縁ゲート形バイポーラトランジスタ)を使用している。
【0067】
第1の電動機20は、3相の巻線217・218・219の一方の端子を共通に接続し、その端子を第2のダイオード208のアノード端子に接続し、巻線217・218・219の他の端子は、それぞれ第3のダイオード211・212・213を通して第1のダイオード205・206・207のカソード端子に接続している。
【0068】
第2の電動機28についても同様に、3相の巻線220・221・222の一方の端子を共通に接続し、その端子を第2のダイオード209のカソード端子に接続し、巻線220・221・222の他の端子は、それぞれ第3のダイオード214・215・216を通して第1のダイオード205・206・207のカソード端子に接続している。
【0069】
従って、いずれの電動機についても、4本の配線で回路と接続されることになる。
【0070】
制御回路30は、各スイッチング素子をオンオフさせるものであり、高電位側駆動回路223と低電位側駆動回路224により構成されている。
【0071】
図8は、実施例2の一実施例における第2の電動機28の構成図を示している。
【0072】
図8において第2の電動機は、固定子165と回転子166からなり、固定子165は、ケイ素鋼板を積層して構成した鉄心167に、エナメル線を巻いて構成した、ティース巻線168・169・170・171・172・173・174・175を備えており、回転子166は、出力軸174を中心に回転自在に設けられており、鉄心175、永久磁石176・177・178・179によって構成されている。
【0073】
ここで、永久磁石176・178は外側にN極、永久磁石177・179は外側にS極が出るように着磁がなされており、4極の構成となっている。
【0074】
図9は、第2の電動機の各巻線の結線図を示したものであり、図9においては各ティース巻線の一方に点を付している方の端子から電流を流し込んだ場合に、各ティース巻線の固定子の内側、すなわち回転子と対向する側にN極が生ずるという極性を示している。
【0075】
すなわち、例えばA端子から電流が流れた場合には、巻線168・171の内側にはN極が発生するものとなり、その他の巻線の部分にはS極が発生することになる。
【0076】
したがって回転子166と同じ極数の磁極が生じ、トルクを生むものとなる。なお、第1の電動機20についても、図8〜図9に示したものと同等の構成としてもよい。
【0077】
以上の構成において、動作の説明を行う。
図10は、実施例2の食器洗い乾燥機の動作波形図を示したものである。
【0078】
図10において、(ア)は高電位側駆動回路223の出力端子aの電圧波形、(イ)は高電位側駆動回路223の出力端子bの電圧波形、(ウ)は高電位側駆動回路223の出力端子cの電圧波形、(エ)は低電位側駆動回路224の出力端子eの電圧波形、(オ)は低電位側駆動回路224の出力端子fの電圧波形を示している。
【0079】
図10はいずれも横軸が時間であるが、洗浄時は第2の電動機28を正方向に回転させ、排水時は第2の電動機28を逆方向に回転させ、乾燥時は第1の電動機20を正方向に回転させている。
【0080】
洗浄時においては、fがハイ、すなわちオン信号となっているので、第2のスイッチング素子204がオンとなり、巻線220・221・222の共通端子側が直流電源55の低電位側端子とほぼ同電位となる。
【0081】
ここで、a、b、cの順で信号がハイ、すなわちオン信号が発せられることから、第1のスイッチング素子200・201・202の順番にオンされ、巻線220・221・222の順に電圧が印加されることになる。
【0082】
従って、3相半波と呼ばれる動作で第2の電動機28が正方向に回転動作し、動力を機械的負荷である洗浄ポンプ6に出力するものとなる。
【0083】
なお、第2の電動機28には同軸で排水ポンプ7もつながっているが、回転方向が逆であるため、排水動作は行われない。
【0084】
本実施例においては、第2のスイッチング素子の一つをオン状態に保ったまま、第1のスイッチング素子を順次オンしていく方法で制御を行っていることから、例えば第1のスイッチング素子200が、ターンオフした瞬間に巻線220のインダクタンスによって、さらに巻線電流が流れ続けようとする作用が発生するが、その電流は第1のスイッチング素子200から巻線220と第3のダイオード214、第2のダイオード209を経てループ状に電流が流れ、この時には巻線214の端子間がほぼ短絡された状態となることから、電流が時間と共に減少し、やがてゼロとなり、ターンオフが行われるものとなる。
【0085】
しかし、特に第2のスイッチング素子の一つをずっとオンに保っておかなければならないというものではなく、例えば第1のスイッチング素子200をオフにした後、第2のスイッチング素子204をオフしてもよい。
【0086】
以上のようにして、第2の電動機28は、DCブラシレスモータと呼ばれる動作により、動力を発生するものとなる。
【0087】
排水期間においては、やはり第2のスイッチング素子204をオンし、第1のスイッチング素子200・201・202を、洗浄時とは逆の相順でオンオフさせることから、第2の電動機28が逆方向に回転し、今度は排水ポンプ7が排水動作を行い、排水ホース15を通じて庫内から水を排出するものとなる。
【0088】
乾燥期間においては、第2のスイッチング素子203をオンしていることから、第1の電動機20の巻線217・218・219の順に電流が供給され、動力が発生するものとなる。
【0089】
以上のように、実施例2のインバータ装置は、第1のスイッチング素子3個と、第2のスイッチング素子2個を設けた比較的簡単な構成で、2個の電動機を駆動し、食器洗い乾燥機として必要となる洗浄・排水・乾燥の動作を行わせることができるものとなる。
【0090】
したがって、電動機数が少ない分、装置の重量、体積、コストが小となり、かつスイッチング素子数が少ないインバータ装置を構成していることから、さらに小形・低コストの食器洗い乾燥機が実現できるものとなる。
【0091】
なお、この構成においても、各巻線への電流供給が半波通電となり、DCブラシレスモータとして動作させる場合において、全波通電と比較して、同一の電動機体積で若干の効率低下などはあるものの、食器洗い乾燥機として動作させる場合、小容量の装置となるため、スイッチング素子の個数が削減できる効果の方が大きく、トータル的に低コストのインバータ装置を実現できるものとなる。
【0092】
直流機と同様の特性が必要な電動機については、回転子の位置検知を行うため、例えばホールICや光学式などによる位置検知手段を設け、回転子位置によって制御回路109から各スイッチング素子をオンオフさせる構成にすることもできる。
【0093】
また、インダクションモータあるいはヒステリシスモータとした場合には、複数の電動機を同時に駆動することも比較的容易に実現することもできるものとなる。
【0094】
また、相数については、実施例1の場合にはすべて3相としているが、特に3相に限定されるものというわけでもなく、2相、4相、5相…などであってもよい。
【0095】
なお、実施例1では、各電動機の巻線の共通端子を第1のダイオードのカソード端子に接続した請求項3の構成としているが、請求項1と請求項3は独立であり、請求項1と請求項4を組み合わせることもできる。
【0096】
同様に請求項2と請求項3を組み合わせて実施してもかまわない。
また、請求項1と請求項2については、いずれも巻線の共通端子を設けることは限定していないことから、共通端子を設けない構成、例えば図2において、巻線94・98・102の3つを3相になるようにして例えば第2の電動機を構成させるというようなものであってもよく、第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子のマトリクス状になるように各巻線を接続することによって、スイッチング素子数が少なく、かつ複数の電動機を切り換えて駆動できるインバータ装置が実現できることから、やはり食器洗い乾燥機の小形・低コストができるものとなり、本願の範疇となるものである。
【0097】
【発明の効果】
請求項1に記載した発明は、特に第1の電動機と、第2の電動機と、第3の電動機と、直流電源と、複数の第1のスイッチング素子と、複数の第2のスイッチング素子と、複数の第1のダイオードと、複数の第2のダイオードと、複数の第3のダイオードと、制御回路を有し、前記各電動機は、それぞれ複数の巻線を有し、前記第1のダイオードのアノード端子は前記直流電源の低電位側端子に接続し、前記第1のスイッチング素子は前記第1のダイオードのカソード端子と前記直流電源の高電位側端子の間に接続し、前記第2のダイオードのカソード端子は前記直流電源の高電位側端子に接続し、前記第2のスイッチング素子は前記第2のダイオードのアノード端子と前記直流電源の低電位側端子の間に接続し、前記第3のダイオードと前記巻線の直列回路は、前記第1のスイッチング素子と前記第1のダイオードの接続点と前記第2のスイッチング素子と前記第2のダイオードの接続点の間に接続したインバータ装置と、前記第1の電動機に接続した送風ファンと、前記第2の電動機に接続した洗浄ポンプと、前記第3の電動機に接続した排水ポンプを有し、前記送風ファンは乾燥時に動作し、前記洗浄ポンプは洗浄時に庫内の水を循環させ、前記排水ポンプは排水時に庫外に水を排出する構成としたことにより、複数の電動機を有するインバータ装置をスイッチング素子数の少ない簡単な構成とし、小形・低コスト化を実現するものである。
【0098】
また請求項2に記載した発明は、特に第1の電動機と、第2の電動機と、直流電源と、複数の第1のスイッチング素子と、複数の第2のスイッチング素子と、複数の第1のダイオードと、複数の第2のダイオードと、複数の第3のダイオードと、制御回路を有し、前記各電動機は、それぞれ複数の巻線を有し、前記第1のダイオードのアノード端子は前記直流電源の低電位側端子に接続し、前記第1のスイッチング素子は前記第1のダイオードのカソード端子と前記直流電源の高電位側端子の間に接続し、前記第2のダイオードのカソード端子は前記直流電源の高電位側端子に接続し、前記第2のスイッチング素子は前記第2のダイオードのアノード端子と前記直流電源の低電位側端子の間に接続し、前記第3のダイオードと前記巻線の直列回路は、前記第1のスイッチング素子と前記第1のダイオードの接続点と前記第2のスイッチング素子と前記第2のダイオードの接続点の間に接続したインバータ装置と、前記第1の電動機に接続した送風ファンと、前記第2の電動機に接続した洗浄ポンプと排水ポンプを有し、前記送風ファンは乾燥時に動作し、前記洗浄ポンプは洗浄時に庫内の水を循環させ、前記排水ポンプは排水時に庫外に水を排出する構成としたことにより、電動機数を削減しつつ、やはり複数の電動機を有するインバータ装置をスイッチング素子数の少ない簡単な構成とし、さらに小形・低コスト化を実現するものである。
【0099】
また請求項3に記載した発明は、請求項1または請求項2記載の食器洗い乾燥機において、前記各電動機は、前記各巻線の一方の端子を共通に接続し、その端子を前記第1のダイオードのカソード端子に接続し、前記各巻線の他の端子は、前記第3のダイオードを通して異なった第2のダイオードのアノード端子に接続した構成としたことにより、やはり複数の電動機を有するインバータ装置をスイッチング素子数の少ない簡単な構成とし、また共通端子を設けることにより各電動機の接続を行う線数を少なくし、小形・低コスト化を実現するものである。
【0100】
また請求項4に記載した発明は、請求項1または請求項2記載の食器洗い乾燥機において、前記各電動機は、前記各巻線の一方の端子を共通に接続し、その端子を前記第2のダイオードのアノード端子に接続し、前記各巻線の他の端子は、前記第3のダイオードを通して異なった第1のダイオードのカソード端子に接続した構成としたことにより、やはり複数の電動機を有するインバータ装置をスイッチング素子数の少ない簡単な構成とし、また共通端子を設けることにより各電動機の接続を行う線数を少なくし、小形・低コスト化を実現するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1における食器洗い乾燥機の構成図
【図2】同食器洗い乾燥機のインバータ装置の回路図
【図3】同食器洗い乾燥機の第2の電動機の構成図
【図4】同食器洗い乾燥機の第2の電動機の巻線の結線図
【図5】同食器洗い乾燥機の動作波形図
【図6】実施例2における食器洗い乾燥機の構成図
【図7】同食器洗い乾燥機のインバータ装置の回路図
【図8】同食器洗い乾燥機の第2の電動機の構成図
【図9】同食器洗い乾燥機の第2の電動機の巻線の結線図
【図10】同食器洗い乾燥機の動作波形図
【図11】従来の技術における食器洗い乾燥機の構成図
【符号の説明】
20 第1の電動機
21 第2の電動機
22 第3の電動機
55 直流電源
59・60・61 第1のスイッチング素子
63・64・65 第2のスイッチング素子
66・67・68 第1のダイオード
70・71・72 第2のダイオード
74・75・76・77・78・79・80・81・82 第3のダイオード
24 制御回路
94・95・96・97・98・99・100・101・102 巻線
23 インバータ装置
5 送風ファン
6 洗浄ポンプ
7 排水ポンプ
28 第2の電動機
200・201・202 第1のスイッチング素子
203・204 第2のスイッチング素子
205・206・207 第1のダイオード
208・209 第2のダイオード
211・212・213・214・215・216 第3のダイオード
30 制御回路
217・218・219・220・221・222 巻線
29 インバータ装置
Claims (4)
- 第1の電動機と、第2の電動機と、第3の電動機と、直流電源と、複数の第1のスイッチング素子と、複数の第2のスイッチング素子と、複数の第1のダイオードと、複数の第2のダイオードと、複数の第3のダイオードと、制御回路を有し、前記各電動機は、それぞれ複数の巻線を有し、前記第1のダイオードのアノード端子は前記直流電源の低電位側端子に接続し、前記第1のスイッチング素子は前記第1のダイオードのカソード端子と前記直流電源の高電位側端子の間に接続し、前記第2のダイオードのカソード端子は前記直流電源の高電位側端子に接続し、前記第2のスイッチング素子は前記第2のダイオードのアノード端子と前記直流電源の低電位側端子の間に接続し、前記第3のダイオードと前記巻線の直列回路は、前記第1のスイッチング素子と前記第1のダイオードの接続点と前記第2のスイッチング素子と前記第2のダイオードの接続点の間に接続したインバータ装置と、前記第1の電動機に接続した送風ファンと、前記第2の電動機に接続した洗浄ポンプと、前記第3の電動機に接続した排水ポンプを有し、前記送風ファンは乾燥時に動作し、前記洗浄ポンプは洗浄時に庫内の水を循環させ、前記排水ポンプは排水時に庫外に水を排出する食器洗い乾燥機。
- 第1の電動機と、第2の電動機と、直流電源と、複数の第1のスイッチング素子と、複数の第2のスイッチング素子と、複数の第1のダイオードと、複数の第2のダイオードと、複数の第3のダイオードと、制御回路を有し、前記各電動機は、それぞれ複数の巻線を有し、前記第1のダイオードのアノード端子は前記直流電源の低電位側端子に接続し、前記第1のスイッチング素子は前記第1のダイオードのカソード端子と前記直流電源の高電位側端子の間に接続し、前記第2のダイオードのカソード端子は前記直流電源の高電位側端子に接続し、前記第2のスイッチング素子は前記第2のダイオードのアノード端子と前記直流電源の低電位側端子の間に接続し、前記第3のダイオードと前記巻線の直列回路は、前記第1のスイッチング素子と前記第1のダイオードの接続点と前記第2のスイッチング素子と前記第2のダイオードの接続点の間に接続したインバータ装置と、前記第1の電動機に接続した送風ファンと、前記第2の電動機に接続した洗浄ポンプと排水ポンプを有し、前記送風ファンは乾燥時に動作し、前記洗浄ポンプは洗浄時に庫内の水を循環させ、前記排水ポンプは排水時に庫外に水を排出する食器洗い乾燥機。
- 電動機は、前記各巻線の一方の端子を共通に接続し、その端子を前記第1のダイオードのカソード端子に接続し、前記各巻線の他の端子は、前記第3のダイオードを通して異なった第2のダイオードのアノード端子に接続した請求項1または請求項2記載の食器洗い乾燥機。
- 電動機は、前記各巻線の一方の端子を共通に接続し、その端子を前記第2のダイオードのアノード端子に接続し、前記各巻線の他の端子は、前記第3のダイオードを通して異なった第1のダイオードのカソード端子に接続した請求項1または請求項2記載の食器洗い乾燥機。
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