JP2000189376A - 食器洗い乾燥機 - Google Patents

食器洗い乾燥機

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JP2000189376A
JP2000189376A JP10368866A JP36886698A JP2000189376A JP 2000189376 A JP2000189376 A JP 2000189376A JP 10368866 A JP10368866 A JP 10368866A JP 36886698 A JP36886698 A JP 36886698A JP 2000189376 A JP2000189376 A JP 2000189376A
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和彦 麻田
Hideki Morozumi
英樹 両角
Hidekazu Yamashita
秀和 山下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の電動機を有する食器洗い乾燥機の構成
を簡単に実現する。 【解決手段】 第3のダイオード74〜82と巻線94
〜102の直列回路は、第1のスイッチング素子59〜
61と第1のダイオード66〜68の接続点と第2のス
イッチング素子63〜65と第2のダイオード70〜7
2の接続点の間に接続したインバータ装置23により、
各電動機を駆動させることにより、簡単な構成を実現す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭などで使
用される食器洗い乾燥機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は、従来の技術における食器洗い
乾燥機の構成図を示している。
【0003】図11においては、第1の電動機1と第2
の電動機2と第3の電動機3を有し、第1の電動機1に
接続した送風ファン5、第2の電動機2に接続した洗浄
ポンプ6、第3の電動機3に接続した排水ポンプ7を備
えている。
【0004】第1の電動機1、第2の電動機2、第3の
電動機3は、いずれも一般にコンデンサランと呼ばれる
インダクションモータ(誘導モータ)によって構成され
ているものとなっている。
【0005】さらに、水道栓から接続された給水ホース
8、給水弁9、食器カゴ10、茶碗等の食器11、ノズ
ル12、フィルタ13、ヒータ14、排水ホース15、
電源コード16、排気口17、吸気口18、制御回路1
9を有している。
【0006】以上の構成により、従来の技術の食器洗い
乾燥機は、電源コード16から100V60Hzの交流
電源が供給され、制御回路19の作用により、洗浄・乾
燥の過程で第1の電動機1、第2の電動機2、第3の電
動機3、給水弁9、ヒータ14を順序よく駆動すること
により、食器カゴ10内に収納された食器11を洗い、
すすぎ、乾燥させるものとなっている。
【0007】制御回路19は、食器洗い乾燥機として動
作順序を覚え込ませたマイクロコンピュータと各電動機
と給水弁9をオンオフするための双方向サイリスタ、お
よびヒータ14のオンオフを行わせるためのリレーなど
により構成されているものとなっている。
【0008】ここで、送風ファン5は乾燥時に第1の電
動機1によって回転されて動作し、洗浄ポンプ6は洗浄
時に第2の電動機2によって回転されることにより庫内
の水を循環させ、排水ポンプ7は排水時に第3の電動機
3によって回転されることにより、庫外に水を排出する
ものとなっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】近年省エネルギーなど
の点から、食器洗い乾燥機においても高効率化の実現の
ため、あるいは各電動機の回転速度向上による各電動機
および送風ファン5、洗浄ポンプ6、排水ポンプ7など
の構成要素の小形化、また日本国内においては、50ヘ
ルツと60ヘルツという2種類の電源周波数への対応の
ためなどから、インバータ装置を採用する構成が有効と
考えられる。
【0010】しかしながら、従来の技術においては、3
個の電動機を用いていることから、そのすべてに個別の
インバータ装置を用いる構成を取るならば、インバータ
装置を構成するスイッチング素子の個数が多く必要とな
り、食器洗い乾燥機の小形化の効果が低下するととも
に、コスト高となるという第1の課題を有しているもの
であった。
【0011】また、電動機数が3個と多いことは、上記
のスイッチング素子数が多くなるだけでなく、電動機を
設けるスペースの分だけ食器洗い乾燥機が大きく、重く
なり、かつ値が高いものとなるという第2の課題を有し
ているものであった。
【0012】本発明は、上記従来の技術の課題を解決す
るもので、複数の電動機を有する食器洗い乾燥機を、ス
イッチング素子数の少ないインバータ装置で構成し、小
形・低コストの装置の実現を目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、第1の電動機と、第2の電動機と、第
3の電動機と、直流電源と、複数の第1のスイッチング
素子と、複数の第2のスイッチング素子と、複数の第1
のダイオードと、複数の第2のダイオードと、複数の第
3のダイオードと、制御回路を有し、前記各電動機は、
それぞれ複数の巻線を有し、前記第1のダイオードのア
ノード端子は前記直流電源の低電位側端子に接続し、前
記第1のスイッチング素子は前記第1のダイオードのカ
ソード端子と前記直流電源の高電位側端子の間に接続
し、前記第2のダイオードのカソード端子は前記直流電
源の高電位側端子に接続し、前記第2のスイッチング素
子は前記第2のダイオードのアノード端子と前記直流電
源の低電位側端子の間に接続し、前記第3のダイオード
と前記巻線の直列回路は、前記第1のスイッチング素子
と前記第1のダイオードの接続点と前記第2のスイッチ
ング素子と前記第2のダイオードの接続点の間に接続し
たインバータ装置と、前記第1の電動機に接続した送風
ファンと、前記第2の電動機に接続した洗浄ポンプと、
前記第3の電動機に接続した排水ポンプを有し、前記送
風ファンは乾燥時に動作し、前記洗浄ポンプは洗浄時に
庫内の水を循環させ、前記排水ポンプは排水時に庫外に
水を排出するものである。
【0014】これにより、複数の電動機を有し、それら
を切り換えて運転される食器洗い乾燥機を、スイッチン
グ素子数の少ないインバータ装置で構成することがで
き、小形・低コストとすることができるものである。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
第1の電動機と、第2の電動機と、第3の電動機と、直
流電源と、複数の第1のスイッチング素子と、複数の第
2のスイッチング素子と、複数の第1のダイオードと、
複数の第2のダイオードと、複数の第3のダイオード
と、制御回路を有し、前記各電動機は、それぞれ複数の
巻線を有し、前記第1のダイオードのアノード端子は前
記直流電源の低電位側端子に接続し、前記第1のスイッ
チング素子は前記第1のダイオードのカソード端子と前
記直流電源の高電位側端子の間に接続し、前記第2のダ
イオードのカソード端子は前記直流電源の高電位側端子
に接続し、前記第2のスイッチング素子は前記第2のダ
イオードのアノード端子と前記直流電源の低電位側端子
の間に接続し、前記第3のダイオードと前記巻線の直列
回路は、前記第1のスイッチング素子と前記第1のダイ
オードの接続点と前記第2のスイッチング素子と前記第
2のダイオードの接続点の間に接続したインバータ装置
と、前記第1の電動機に接続した送風ファンと、前記第
2の電動機に接続した洗浄ポンプと、前記第3の電動機
に接続した排水ポンプを有し、前記送風ファンは乾燥時
に動作し、前記洗浄ポンプは洗浄時に庫内の水を循環さ
せ、前記排水ポンプは排水時に庫外に水を排出すること
により、複数の電動機をスイッチング素子数の少ないイ
ンバータ装置で動作させることにより、装置の小形・低
コスト化を実現するものである。
【0016】本発明の請求項2記載の発明は、第1の電
動機と、第2の電動機と、直流電源と、複数の第1のス
イッチング素子と、複数の第2のスイッチング素子と、
複数の第1のダイオードと、複数の第2のダイオード
と、複数の第3のダイオードと、制御回路を有し、前記
各電動機は、それぞれ複数の巻線を有し、前記第1のダ
イオードのアノード端子は前記直流電源の低電位側端子
に接続し、前記第1のスイッチング素子は前記第1のダ
イオードのカソード端子と前記直流電源の高電位側端子
の間に接続し、前記第2のダイオードのカソード端子は
前記直流電源の高電位側端子に接続し、前記第2のスイ
ッチング素子は前記第2のダイオードのアノード端子と
前記直流電源の低電位側端子の間に接続し、前記第3の
ダイオードと前記巻線の直列回路は、前記第1のスイッ
チング素子と前記第1のダイオードの接続点と前記第2
のスイッチング素子と前記第2のダイオードの接続点の
間に接続したインバータ装置と、前記第1の電動機に接
続した送風ファンと、前記第2の電動機に接続した洗浄
ポンプと排水ポンプを有し、前記送風ファンは乾燥時に
動作し、前記洗浄ポンプは洗浄時に庫内の水を循環さ
せ、前記排水ポンプは排水時に庫外に水を排出すること
により、電動機数を削減した上で、スイッチング素子数
の少ないインバータ装置の構成とし、さらに装置の小形
・低コスト化を実現するものである。
【0017】本発明の請求項3記載の発明は、請求項1
または請求項2記載の発明に加えて、電動機を、前記各
巻線の一方の端子を共通に接続し、その端子を前記第1
のダイオードのカソード端子に接続し、前記各巻線の他
の端子は、前記第3のダイオードを通して異なった第2
のダイオードのアノード端子に接続したことにより、ス
イッチング素子数が少ないインバータ装置を構成し、各
電動機からの配線数を小とすることにより、装置の小形
・低コスト化を実現するものである。
【0018】本発明の請求項4記載の発明は、請求項1
または請求項2記載の発明に加えて、電動機を、前記各
巻線の一方の端子を共通に接続し、その端子を前記第2
のダイオードのアノード端子に接続し、前記各巻線の他
の端子は、前記第3のダイオードを通して異なった第1
のダイオードのカソード端子に接続したことにより、ス
イッチング素子数が少ないインバータ装置を構成し、各
電動機からの配線数を小とすることにより、装置の小形
・低コスト化を実現するものである。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0020】(実施例1)図1は、本発明の請求項1と
請求項3を使用した食器洗い乾燥機の構成の一例を示し
たものである。
【0021】図1においては、第1の電動機20、第2
の電動機21、第3の電動機22、制御回路24を有し
たインバータ装置23を有している。
【0022】本実施例においては、第1の電動機1、第
2の電動機2、第3の電動機3は、いずれも回転自由に
設けられた磁気的な凹凸を有する回転子を有しており、
かつこの回転子の回転角度に応じて、巻線のインダクタ
ンス値が周期的に変化していく構成となっている。
【0023】また、第1の電動機1に接続した送風ファ
ン5、第2の電動機2に接続した洗浄ポンプ6、第3の
電動機3に接続した排水ポンプ7を備えており、水道栓
から接続された給水ホース8、給水弁9、食器カゴ1
0、茶碗等の食器11、ノズル12、フィルタ13、ヒ
ータ14、排水ホース15、電源コード16、排気口1
7、吸気口18を有している点においては、従来の技術
と同様である。
【0024】図2は、実施例1の食器洗い乾燥機のイン
バータ装置23の回路図を示しているものである。
【0025】図2において、直流電源55は、100V
50ヘルツまたは60ヘルツの交流電源56、と4本他
のダイオードをブリッジ形に接続して構成した整流器5
7、2200マイクロファラッドの静電容量を持つ電解
式のコンデンサ58により構成されている。
【0026】第1のスイッチング素子59・60・6
1、第2のスイッチング素子63・64・65、第1の
ダイオード66・67・68、第2のダイオード70・
71・72、第3のダイオード74・75・76・77
・78・79・80・81・82を有している。
【0027】なお、本実施例においては、各スイッチン
グ素子は、IGBT(絶縁ゲート形バイポーラトランジ
スタ)を使用している。
【0028】第1の電動機20は、3相の巻線94・9
5・96の一方の端子を共通に接続し、その端子を第1
のダイオード66のカソード端子に接続し、巻線94・
95・96の他の端子は、それぞれ第3のダイオード7
4・75・76を通して第2のダイオード70・71・
72のアノード端子に接続している。
【0029】第2の電動機21についても同様に、3相
の巻線97・98・99の一方の端子を共通に接続し、
その端子を第1のダイオード67のカソード端子に接続
し、巻線97・98・99の他の端子は、それぞれ第3
のダイオード77・78・79を通して第2のダイオー
ド70・71・72のアノード端子に接続している。
【0030】第3の電動機22についても同様に、3相
の巻線100・101・102の一方の端子を共通に接
続し、その端子を第1のダイオード68のカソード端子
に接続し、巻線100・101・102の他の端子は、
それぞれ第3のダイオード80・81・82を通して第
2のダイオード70・71・72のアノード端子に接続
している。
【0031】従って、いずれの電動機についても、4本
の配線で回路と接続されることになる。
【0032】制御回路24は、各スイッチング素子をオ
ンオフさせるものであり、高電位側駆動回路110と低
電位側駆動回路111により構成されている。
【0033】図3は、請求項1の一実施例における第2
の電動機21の構成図を示している。
【0034】ただし、第1の電動機20、第3の電動機
22についても、図3に示しているような、スイッチト
リラクタンス形の電動機を用いることができるが、他の
種類の電動機であってもよい。
【0035】図3において第2の電動機21は、固定子
180と回転子181からなり、回転子181は、出力
軸182に対して回転自在に設けられている。
【0036】固定子180は、ケイ素鋼板を積層して構
成した鉄心183に、エナメル線を巻いて構成した、テ
ィース巻線184・185・186・187・188・
189を備えている。
【0037】回転子181は、4つの歯を設けることに
より、固定子180の鉄心183との間の空隙(ギャッ
プ)の大きさが、回転子181の回転角度と共に変化す
る構成となっている。
【0038】図4は、実施例1の第2の電動機21の各
巻線の結線図を示したものであり、図4においては各巻
線の一方に点を付している方の端子から電流を流し込ん
だ場合に、各ティース巻線の固定子の内側、すなわち回
転子と対向する側にN極が生ずるという極性を示してい
る。
【0039】すなわち、例えばA端子から電流が流れた
場合には、ティース巻線184の内側にはN極が発生
し、ティース巻線187の内側にはS極が発生するもの
となる。
【0040】以上の構成により、本実施例の第2の電動
機21は、各巻線に電流が流れた場合、インダクタンス
が大となる回転方向にリラクタンストルクが発生し、常
にこのトルクが発生するように各スイッチング素子のオ
ンオフ制御を行うことにより、電動機として動作するも
のとなる。
【0041】本実施例では、特に磁気的な凹凸を有する
構成で回転子を実現したことにより、簡単な構成で回転
子181を構成することができ、また大きな電流が各巻
線に流れた場合においても、永久磁石を使用している装
置の場合のような減磁を起こすこともなく、信頼性の高
い装置を実現することもできる。
【0042】また、本実施例では、各巻線は半波通電と
なるが、特にスイッチトリラクタンスモータとして動作
させる場合には、全波である必要は全くないことから、
複数の電動機を少ないスイッチング素子数で駆動できる
装置の構成として非常に優れたものとなる。
【0043】以上の構成において、動作の説明を行う。
図5は、実施例1の食器洗い乾燥機の動作波形図を示し
たものである。
【0044】図5において、(ア)は高電位側駆動回路
109の出力端子aの電圧波形、(イ)は高電位側駆動
回路109の出力端子bの電圧波形、(ウ)は高電位側
駆動回路109の出力端子cの電圧波形、(エ)は低電
位側駆動回路110の出力端子eの電圧波形、(オ)は
低電位側駆動回路110の出力端子fの電圧波形、
(カ)は低電位側駆動回路110の出力端子gの電圧波
形を示している。
【0045】図5はいずれも横軸が時間であるが、洗浄
時は第2の電動機21を回転させ、排水時は第3の電動
機22を回転させ、乾燥時は第1の電動機20を回転さ
せている。
【0046】洗浄時においては、bがハイ、すなわちオ
ン信号となっているので、第1のスイッチング素子60
がオンとなり、巻線97・98・99の共通端子側が直
流電源55の高電位側端子とほぼ同電位となる。
【0047】ここで、e、f、gの順で信号がハイ、す
なわちオン信号が発せられることから、第2のスイッチ
ング素子63・64・65の順番にオンされ、巻線97
・98・99の順に電圧が印加されることになる。
【0048】従って、3相半波と呼ばれる動作で第2の
電動機21が動作し、動力を機械的負荷である洗浄ポン
プ6に出力するものとなる。
【0049】本実施例においては、第1のスイッチング
素子の一つをオン状態に保ったまま、第2のスイッチン
グ素子を順次オンしていく方法で制御を行っていること
から、例えば第2のスイッチング素子63が、ターンオ
フした瞬間に巻線97のインダクタンスによって、さら
に巻線電流が流れ続けようとする作用が発生するが、そ
の電流は第1のスイッチング素子60から巻線97と第
3のダイオード77、第2のダイオード70を経てルー
プ状に電流が流れ、この時には巻線97の端子間がほぼ
短絡された状態となることから、電流が時間と共に減少
し、やがてゼロとなり、ターンオフが行われるものとな
る。
【0050】しかし、特に第1のスイッチング素子の一
つをずっとオンに保っておかなければならないというも
のではなく、例えば第2のスイッチング素子63をオフ
にした後、第1のスイッチング素子60をオフしてもよ
く、その場合には、巻線97のインダクタンスによる電
流は、第1のダイオード67、第2のダイオード70、
第3のダイオード77を経て直流電源55のコンデンサ
58に回生されるものとなり、電流値を急峻にゼロにす
ることができるものとなる。
【0051】以上のようにして、第2の電動機21は、
スイッチトリラクタンスモータと呼ばれる動作により、
動力を発生するものとなる。
【0052】排水期間においては、第1のスイッチング
素子61をオンしていることから、第3の電動機22の
巻線80・81・82に順次電流が供給され、動力が発
生するものとなる。
【0053】乾燥期間においては、第1のスイッチング
素子59をオンしていることから、第1の電動機20の
巻線94・95・96の順に電流が供給され、動力が発
生するものとなる。
【0054】以上のように、実施例1のインバータ装置
は、第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子
をそれぞれ3個ずつ設けた比較的簡単な構成で、3個の
電動機を駆動することができるものとなる。
【0055】なお、この構成においては、各巻線への電
流供給が半波通電となるが、スイッチトリラクタンスモ
ータとして動作するには十分である。
【0056】なお、本実施例においては、各電動機は、
回転子に磁気的凹凸を有するスイッチトリラクタンスモ
ータと称される構成としたが、回転子に永久磁石を有す
るDCブラシレスモータと称される構成としてもよい。
【0057】また回転子に短絡巻線を有するインダクシ
ョン(誘導)モータと称される構成、磁気的なヒステリ
シス特性を有する材質で回転子を構成したヒステリシス
モータと称される構成などであってもよく、また3個の
電動機について、各種のモータを取り混ぜて用いるとい
う構成であってもよい。
【0058】また、インダクションモータあるいはヒス
テリシスモータとした場合には、複数の電動機を同時に
駆動することも比較的容易に実現することもできるもの
となる。
【0059】また、相数については、実施例1の場合に
はすべて3相としているが、特に3相に限定されるもの
というわけでもなく、2相、4相、5相…などであって
もよい。
【0060】(実施例2)図6は、請求項2と請求項4
の実施例における食器洗い乾燥機の構成を示したもので
ある。
【0061】図6においては、第2の電動機28は、洗
浄ポンプ6と排水ポンプ7の両方を駆動するものとなっ
ており、その回転の方向が正の場合には、ノズル12か
ら湯を吹き上げる洗浄ポンプ6が作用し、逆方向に回転
をさせた場合には、排水ホースより水を送り出す排水ポ
ンプ7が作用するものとなっている。
【0062】インバータ装置29は、実施例1と同じ構
成であって送風ファン5の回転を行わせるために設けら
れている第1の電動機20、第2の電動機21、および
制御回路30により構成されているものとなっている。
【0063】また、その他の構成要素については、実施
例1と同等のものを使用している。図7は、実施例2の
食器洗い乾燥機のインバータ装置23の回路図を示して
いるものである。
【0064】図7において、直流電源55は、100V
50ヘルツまたは60ヘルツの交流電源56、と4本他
のダイオードをブリッジ形に接続して構成した整流器5
7、2200マイクロファラッドの静電容量を持つ電解
式のコンデンサ58により構成されており、実施例1と
同等の構成となっている。
【0065】第1のスイッチング素子200・201・
202、第2のスイッチング素子203・204、第1
のダイオード205・206・207、第2のダイオー
ド208・209、第3のダイオード211・212・
213・214・215・216を有している。
【0066】なお、本実施例においても、各スイッチン
グ素子は、IGBT(絶縁ゲート形バイポーラトランジ
スタ)を使用している。
【0067】第1の電動機20は、3相の巻線217・
218・219の一方の端子を共通に接続し、その端子
を第2のダイオード208のアノード端子に接続し、巻
線217・218・219の他の端子は、それぞれ第3
のダイオード211・212・213を通して第1のダ
イオード205・206・207のカソード端子に接続
している。
【0068】第2の電動機28についても同様に、3相
の巻線220・221・222の一方の端子を共通に接
続し、その端子を第2のダイオード209のカソード端
子に接続し、巻線220・221・222の他の端子
は、それぞれ第3のダイオード214・215・216
を通して第1のダイオード205・206・207のカ
ソード端子に接続している。
【0069】従って、いずれの電動機についても、4本
の配線で回路と接続されることになる。
【0070】制御回路30は、各スイッチング素子をオ
ンオフさせるものであり、高電位側駆動回路223と低
電位側駆動回路224により構成されている。
【0071】図8は、実施例2の一実施例における第2
の電動機28の構成図を示している。
【0072】図8において第2の電動機は、固定子16
5と回転子166からなり、固定子165は、ケイ素鋼
板を積層して構成した鉄心167に、エナメル線を巻い
て構成した、ティース巻線168・169・170・1
71・172・173・174・175を備えており、
回転子166は、出力軸174を中心に回転自在に設け
られており、鉄心175、永久磁石176・177・1
78・179によって構成されている。
【0073】ここで、永久磁石176・178は外側に
N極、永久磁石177・179は外側にS極が出るよう
に着磁がなされており、4極の構成となっている。
【0074】図9は、第2の電動機の各巻線の結線図を
示したものであり、図9においては各ティース巻線の一
方に点を付している方の端子から電流を流し込んだ場合
に、各ティース巻線の固定子の内側、すなわち回転子と
対向する側にN極が生ずるという極性を示している。
【0075】すなわち、例えばA端子から電流が流れた
場合には、巻線168・171の内側にはN極が発生す
るものとなり、その他の巻線の部分にはS極が発生する
ことになる。
【0076】したがって回転子166と同じ極数の磁極
が生じ、トルクを生むものとなる。なお、第1の電動機
20についても、図8〜図9に示したものと同等の構成
としてもよい。
【0077】以上の構成において、動作の説明を行う。
図10は、実施例2の食器洗い乾燥機の動作波形図を示
したものである。
【0078】図10において、(ア)は高電位側駆動回
路223の出力端子aの電圧波形、(イ)は高電位側駆
動回路223の出力端子bの電圧波形、(ウ)は高電位
側駆動回路223の出力端子cの電圧波形、(エ)は低
電位側駆動回路224の出力端子eの電圧波形、(オ)
は低電位側駆動回路224の出力端子fの電圧波形を示
している。
【0079】図10はいずれも横軸が時間であるが、洗
浄時は第2の電動機28を正方向に回転させ、排水時は
第2の電動機28を逆方向に回転させ、乾燥時は第1の
電動機20を正方向に回転させている。
【0080】洗浄時においては、fがハイ、すなわちオ
ン信号となっているので、第2のスイッチング素子20
4がオンとなり、巻線220・221・222の共通端
子側が直流電源55の低電位側端子とほぼ同電位とな
る。
【0081】ここで、a、b、cの順で信号がハイ、す
なわちオン信号が発せられることから、第1のスイッチ
ング素子200・201・202の順番にオンされ、巻
線220・221・222の順に電圧が印加されること
になる。
【0082】従って、3相半波と呼ばれる動作で第2の
電動機28が正方向に回転動作し、動力を機械的負荷で
ある洗浄ポンプ6に出力するものとなる。
【0083】なお、第2の電動機28には同軸で排水ポ
ンプ7もつながっているが、回転方向が逆であるため、
排水動作は行われない。
【0084】本実施例においては、第2のスイッチング
素子の一つをオン状態に保ったまま、第1のスイッチン
グ素子を順次オンしていく方法で制御を行っていること
から、例えば第1のスイッチング素子200が、ターン
オフした瞬間に巻線220のインダクタンスによって、
さらに巻線電流が流れ続けようとする作用が発生する
が、その電流は第1のスイッチング素子200から巻線
220と第3のダイオード214、第2のダイオード2
09を経てループ状に電流が流れ、この時には巻線21
4の端子間がほぼ短絡された状態となることから、電流
が時間と共に減少し、やがてゼロとなり、ターンオフが
行われるものとなる。
【0085】しかし、特に第2のスイッチング素子の一
つをずっとオンに保っておかなければならないというも
のではなく、例えば第1のスイッチング素子200をオ
フにした後、第2のスイッチング素子204をオフして
もよい。
【0086】以上のようにして、第2の電動機28は、
DCブラシレスモータと呼ばれる動作により、動力を発
生するものとなる。
【0087】排水期間においては、やはり第2のスイッ
チング素子204をオンし、第1のスイッチング素子2
00・201・202を、洗浄時とは逆の相順でオンオ
フさせることから、第2の電動機28が逆方向に回転
し、今度は排水ポンプ7が排水動作を行い、排水ホース
15を通じて庫内から水を排出するものとなる。
【0088】乾燥期間においては、第2のスイッチング
素子203をオンしていることから、第1の電動機20
の巻線217・218・219の順に電流が供給され、
動力が発生するものとなる。
【0089】以上のように、実施例2のインバータ装置
は、第1のスイッチング素子3個と、第2のスイッチン
グ素子2個を設けた比較的簡単な構成で、2個の電動機
を駆動し、食器洗い乾燥機として必要となる洗浄・排水
・乾燥の動作を行わせることができるものとなる。
【0090】したがって、電動機数が少ない分、装置の
重量、体積、コストが小となり、かつスイッチング素子
数が少ないインバータ装置を構成していることから、さ
らに小形・低コストの食器洗い乾燥機が実現できるもの
となる。
【0091】なお、この構成においても、各巻線への電
流供給が半波通電となり、DCブラシレスモータとして
動作させる場合において、全波通電と比較して、同一の
電動機体積で若干の効率低下などはあるものの、食器洗
い乾燥機として動作させる場合、小容量の装置となるた
め、スイッチング素子の個数が削減できる効果の方が大
きく、トータル的に低コストのインバータ装置を実現で
きるものとなる。
【0092】直流機と同様の特性が必要な電動機につい
ては、回転子の位置検知を行うため、例えばホールIC
や光学式などによる位置検知手段を設け、回転子位置に
よって制御回路109から各スイッチング素子をオンオ
フさせる構成にすることもできる。
【0093】また、インダクションモータあるいはヒス
テリシスモータとした場合には、複数の電動機を同時に
駆動することも比較的容易に実現することもできるもの
となる。
【0094】また、相数については、実施例1の場合に
はすべて3相としているが、特に3相に限定されるもの
というわけでもなく、2相、4相、5相…などであって
もよい。
【0095】なお、実施例1では、各電動機の巻線の共
通端子を第1のダイオードのカソード端子に接続した請
求項3の構成としているが、請求項1と請求項3は独立
であり、請求項1と請求項4を組み合わせることもでき
る。
【0096】同様に請求項2と請求項3を組み合わせて
実施してもかまわない。また、請求項1と請求項2につ
いては、いずれも巻線の共通端子を設けることは限定し
ていないことから、共通端子を設けない構成、例えば図
2において、巻線94・98・102の3つを3相にな
るようにして例えば第2の電動機を構成させるというよ
うなものであってもよく、第1のスイッチング素子と第
2のスイッチング素子のマトリクス状になるように各巻
線を接続することによって、スイッチング素子数が少な
く、かつ複数の電動機を切り換えて駆動できるインバー
タ装置が実現できることから、やはり食器洗い乾燥機の
小形・低コストができるものとなり、本願の範疇となる
ものである。
【0097】
【発明の効果】請求項1に記載した発明は、特に第1の
電動機と、第2の電動機と、第3の電動機と、直流電源
と、複数の第1のスイッチング素子と、複数の第2のス
イッチング素子と、複数の第1のダイオードと、複数の
第2のダイオードと、複数の第3のダイオードと、制御
回路を有し、前記各電動機は、それぞれ複数の巻線を有
し、前記第1のダイオードのアノード端子は前記直流電
源の低電位側端子に接続し、前記第1のスイッチング素
子は前記第1のダイオードのカソード端子と前記直流電
源の高電位側端子の間に接続し、前記第2のダイオード
のカソード端子は前記直流電源の高電位側端子に接続
し、前記第2のスイッチング素子は前記第2のダイオー
ドのアノード端子と前記直流電源の低電位側端子の間に
接続し、前記第3のダイオードと前記巻線の直列回路
は、前記第1のスイッチング素子と前記第1のダイオー
ドの接続点と前記第2のスイッチング素子と前記第2の
ダイオードの接続点の間に接続したインバータ装置と、
前記第1の電動機に接続した送風ファンと、前記第2の
電動機に接続した洗浄ポンプと、前記第3の電動機に接
続した排水ポンプを有し、前記送風ファンは乾燥時に動
作し、前記洗浄ポンプは洗浄時に庫内の水を循環させ、
前記排水ポンプは排水時に庫外に水を排出する構成とし
たことにより、複数の電動機を有するインバータ装置を
スイッチング素子数の少ない簡単な構成とし、小形・低
コスト化を実現するものである。
【0098】また請求項2に記載した発明は、特に第1
の電動機と、第2の電動機と、直流電源と、複数の第1
のスイッチング素子と、複数の第2のスイッチング素子
と、複数の第1のダイオードと、複数の第2のダイオー
ドと、複数の第3のダイオードと、制御回路を有し、前
記各電動機は、それぞれ複数の巻線を有し、前記第1の
ダイオードのアノード端子は前記直流電源の低電位側端
子に接続し、前記第1のスイッチング素子は前記第1の
ダイオードのカソード端子と前記直流電源の高電位側端
子の間に接続し、前記第2のダイオードのカソード端子
は前記直流電源の高電位側端子に接続し、前記第2のス
イッチング素子は前記第2のダイオードのアノード端子
と前記直流電源の低電位側端子の間に接続し、前記第3
のダイオードと前記巻線の直列回路は、前記第1のスイ
ッチング素子と前記第1のダイオードの接続点と前記第
2のスイッチング素子と前記第2のダイオードの接続点
の間に接続したインバータ装置と、前記第1の電動機に
接続した送風ファンと、前記第2の電動機に接続した洗
浄ポンプと排水ポンプを有し、前記送風ファンは乾燥時
に動作し、前記洗浄ポンプは洗浄時に庫内の水を循環さ
せ、前記排水ポンプは排水時に庫外に水を排出する構成
としたことにより、電動機数を削減しつつ、やはり複数
の電動機を有するインバータ装置をスイッチング素子数
の少ない簡単な構成とし、さらに小形・低コスト化を実
現するものである。
【0099】また請求項3に記載した発明は、請求項1
または請求項2記載の食器洗い乾燥機において、前記各
電動機は、前記各巻線の一方の端子を共通に接続し、そ
の端子を前記第1のダイオードのカソード端子に接続
し、前記各巻線の他の端子は、前記第3のダイオードを
通して異なった第2のダイオードのアノード端子に接続
した構成としたことにより、やはり複数の電動機を有す
るインバータ装置をスイッチング素子数の少ない簡単な
構成とし、また共通端子を設けることにより各電動機の
接続を行う線数を少なくし、小形・低コスト化を実現す
るものである。
【0100】また請求項4に記載した発明は、請求項1
または請求項2記載の食器洗い乾燥機において、前記各
電動機は、前記各巻線の一方の端子を共通に接続し、そ
の端子を前記第2のダイオードのアノード端子に接続
し、前記各巻線の他の端子は、前記第3のダイオードを
通して異なった第1のダイオードのカソード端子に接続
した構成としたことにより、やはり複数の電動機を有す
るインバータ装置をスイッチング素子数の少ない簡単な
構成とし、また共通端子を設けることにより各電動機の
接続を行う線数を少なくし、小形・低コスト化を実現す
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1における食器洗い乾燥機の構成図
【図2】同食器洗い乾燥機のインバータ装置の回路図
【図3】同食器洗い乾燥機の第2の電動機の構成図
【図4】同食器洗い乾燥機の第2の電動機の巻線の結線
【図5】同食器洗い乾燥機の動作波形図
【図6】実施例2における食器洗い乾燥機の構成図
【図7】同食器洗い乾燥機のインバータ装置の回路図
【図8】同食器洗い乾燥機の第2の電動機の構成図
【図9】同食器洗い乾燥機の第2の電動機の巻線の結線
【図10】同食器洗い乾燥機の動作波形図
【図11】従来の技術における食器洗い乾燥機の構成図
【符号の説明】
20 第1の電動機 21 第2の電動機 22 第3の電動機 55 直流電源 59・60・61 第1のスイッチング素子 63・64・65 第2のスイッチング素子 66・67・68 第1のダイオード 70・71・72 第2のダイオード 74・75・76・77・78・79・80・81・8
2 第3のダイオード 24 制御回路 94・95・96・97・98・99・100・101
・102 巻線 23 インバータ装置 5 送風ファン 6 洗浄ポンプ 7 排水ポンプ 28 第2の電動機 200・201・202 第1のスイッチング素子 203・204 第2のスイッチング素子 205・206・207 第1のダイオード 208・209 第2のダイオード 211・212・213・214・215・216 第
3のダイオード 30 制御回路 217・218・219・220・221・222 巻
線 29 インバータ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 秀和 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3B082 DA02 DC02 DC04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電動機と、第2の電動機と、第3
    の電動機と、直流電源と、複数の第1のスイッチング素
    子と、複数の第2のスイッチング素子と、複数の第1の
    ダイオードと、複数の第2のダイオードと、複数の第3
    のダイオードと、制御回路を有し、前記各電動機は、そ
    れぞれ複数の巻線を有し、前記第1のダイオードのアノ
    ード端子は前記直流電源の低電位側端子に接続し、前記
    第1のスイッチング素子は前記第1のダイオードのカソ
    ード端子と前記直流電源の高電位側端子の間に接続し、
    前記第2のダイオードのカソード端子は前記直流電源の
    高電位側端子に接続し、前記第2のスイッチング素子は
    前記第2のダイオードのアノード端子と前記直流電源の
    低電位側端子の間に接続し、前記第3のダイオードと前
    記巻線の直列回路は、前記第1のスイッチング素子と前
    記第1のダイオードの接続点と前記第2のスイッチング
    素子と前記第2のダイオードの接続点の間に接続したイ
    ンバータ装置と、前記第1の電動機に接続した送風ファ
    ンと、前記第2の電動機に接続した洗浄ポンプと、前記
    第3の電動機に接続した排水ポンプを有し、前記送風フ
    ァンは乾燥時に動作し、前記洗浄ポンプは洗浄時に庫内
    の水を循環させ、前記排水ポンプは排水時に庫外に水を
    排出する食器洗い乾燥機。
  2. 【請求項2】 第1の電動機と、第2の電動機と、直流
    電源と、複数の第1のスイッチング素子と、複数の第2
    のスイッチング素子と、複数の第1のダイオードと、複
    数の第2のダイオードと、複数の第3のダイオードと、
    制御回路を有し、前記各電動機は、それぞれ複数の巻線
    を有し、前記第1のダイオードのアノード端子は前記直
    流電源の低電位側端子に接続し、前記第1のスイッチン
    グ素子は前記第1のダイオードのカソード端子と前記直
    流電源の高電位側端子の間に接続し、前記第2のダイオ
    ードのカソード端子は前記直流電源の高電位側端子に接
    続し、前記第2のスイッチング素子は前記第2のダイオ
    ードのアノード端子と前記直流電源の低電位側端子の間
    に接続し、前記第3のダイオードと前記巻線の直列回路
    は、前記第1のスイッチング素子と前記第1のダイオー
    ドの接続点と前記第2のスイッチング素子と前記第2の
    ダイオードの接続点の間に接続したインバータ装置と、
    前記第1の電動機に接続した送風ファンと、前記第2の
    電動機に接続した洗浄ポンプと排水ポンプを有し、前記
    送風ファンは乾燥時に動作し、前記洗浄ポンプは洗浄時
    に庫内の水を循環させ、前記排水ポンプは排水時に庫外
    に水を排出する食器洗い乾燥機。
  3. 【請求項3】 電動機は、前記各巻線の一方の端子を共
    通に接続し、その端子を前記第1のダイオードのカソー
    ド端子に接続し、前記各巻線の他の端子は、前記第3の
    ダイオードを通して異なった第2のダイオードのアノー
    ド端子に接続した請求項1または請求項2記載の食器洗
    い乾燥機。
  4. 【請求項4】 電動機は、前記各巻線の一方の端子を共
    通に接続し、その端子を前記第2のダイオードのアノー
    ド端子に接続し、前記各巻線の他の端子は、前記第3の
    ダイオードを通して異なった第1のダイオードのカソー
    ド端子に接続した請求項1または請求項2記載の食器洗
    い乾燥機。
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JP2008527968A (ja) * 2005-01-13 2008-07-24 サルエアー コーポレイション マトリクス配列トランジスタによる切換式の可変速度リラクタンスモータドライブ

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