JP5078111B2 - 電気かみそり用のクリーニング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電気かみそりのかみそりヘッドを洗浄するためのクリーニング装置に関する。
この種のクリーニング装置は、例えば特許文献1に公知である。そこでは、電気かみそりを倒立姿勢に保持するスタンドと、かみそりヘッドに洗浄液を送給するポンプと、かみそりヘッドに乾燥風を送給するファンと、洗浄液タンク、フィルターなどでクリーニング装置を構成している。特許文献2においても、同様のクリーニング装置が提案されている。特許文献3においては、洗浄液を超音波振動させてかみそりヘッドの洗浄を行うクリーニング装置が提案されている。
特開平7−236514号公報(段落番号0048、図1) 特開2004−243113号公報(段落番号0045、図3) 特開2001−96082号公報(段落番号0016、図5)
上記のクリーニング装置においては、倒立姿勢に保持した電気かみそりのかみそりヘッドに洗浄液をポンプで送給して、外刃や内刃などに付着した皮脂や毛屑を自動的に洗浄できる。しかし、かみそりヘッドを収容する液溜凹部や、洗浄液タンク、ポンプ、フィルター、液通路などが不可欠であり、さらに、それぞれの部位において防水構造が必要であるため、クリーニング装置の構造が複雑となり全体コストが嵩む点に問題がある。クリーニング装置自体の清掃やフィルターの交換なども不可欠で、その保守に手間が掛かるのを避けられない。洗浄時には電気かみそりを倒立姿勢にして固定するので、電気かみそりの着脱が面倒であるうえ、ファンから送出される乾燥風をかみそりヘッドの一側面にしか吹き付けることができない。
その点、特許文献3のクリーニング装置は、容器に貯留した洗浄液に洗浄対象を浸漬して超音波洗浄するので、ポンプなどの機器類を必要とせず、全体コストが少なくて済む。しかし外刃と内刃とを個別に洗浄する必要があるので、その分だけ余分な手間が掛かる。
本発明の目的は、洗浄液ポンプなどの機器を使用する必要もなくヘッドの洗浄および乾燥を確実に行うことができ、したがって全体構造を簡素化し低コスト化できる電気かみそりのクリーニング装置を提供することにある。本発明の目的は、電気かみそりの着脱を簡便に行えるうえ、フィルター交換や清掃などの保守作業を殆ど行う必要がなく、全体として取り扱いが容易な電気かみそりのクリーニング装置を提供することにある。本発明の目的は、従来装置に比べて、皮脂や毛屑などの洗浄を確実にしかも効果的に行える電気かみそりのクリーニング装置を提供することにある。
本発明のクリーニング装置は、基台1と、基台1でセット位置P1と洗浄位置P2とに姿勢変更可能に支持されるホルダー2と、洗浄位置P2に臨んで配置される洗浄槽3とを備えている。ホルダー2には、電気かみそりSを着脱自在に固定保持する保持体28が設けてある。電気かみそりSはセット位置P1においてホルダー2に着脱され、ホルダー2をセット位置P1から洗浄位置P2へ姿勢変更した状態において、かみそりヘッド11が洗浄槽3の洗浄液に浸漬して洗浄を行うように構成する。
洗浄槽3を、下方の待機位置と上方の浸漬位置とに姿勢変更可能に基台1で支持する。以て、ホルダー2を洗浄位置P2へ姿勢変更し、かつ洗浄槽3を浸漬位置へ変位操作した状態において、かみそりヘッド11を洗浄槽3に貯留した洗浄液に浸漬できるようにする(図9参照)。
セット位置P1においてホルダー2に装着した電気かみそりSの姿勢が、かみそりヘッド11が他の部分より上方に位置する起立姿勢ないし斜めの横臥姿勢になるように、ホルダー2を基台1で支持する。
ホルダー2は、軸22を介してセット位置P1と洗浄位置P2とに往復揺動可能に基台1で支持する(図1参照)。
基台1の一側端に洗浄槽3を配置し、基台1の他側端にホルダー2のセット位置P1を設ける。セット位置P1において起立保持された電気かみそりSを、セット位置P1と洗浄位置P2との間で横臥姿勢に保持し、洗浄位置P2において斜めの倒立姿勢に保持できるよう、ホルダー2の往復軌跡を台形状に形成する(図7参照)。
ホルダー2は、基台1に対して交換装着可能に構成する。
ホルダー2をセット位置P1と洗浄位置P2との間で姿勢変更操作するための操作機構4を、基台1に組み込む。
ホルダー2に装着した電気かみそりSは、セット位置P1と洗浄位置P2との間に設けられる乾燥位置P3においてほぼ水平姿勢に保持する。乾燥位置P3におけるかみそりヘッド11は、洗浄槽3の上面上方に位置する。
基台1に乾燥風を送給する送風ファン5を設け、送風ファン5の吹出口42を、乾燥位置P3におけるかみそりヘッド11の突端と正対させる。
ホルダー2と電気かみそりSとは、両者2・S間に設けた接続構造15・16・29を介して電気的に接続して、電気かみそりSの電装品に対して、基台1側から接続構造15・16・29を介して電流および電気信号を供給できるようにする。
基台1に、操作機構4および電気かみそりSの運転状態を制御する制御回路と、メインスイッチ24とを組み込む。以て、メインスイッチ24がオン操作された後、電気かみそりSのモーター12へ駆動電流を短時間供給できるように制御回路を構成する。
基台1に、電気かみそりSの外刃ホルダー11cを開放操作する操作体71を設ける。以て、電気かみそりSが洗浄位置P2へ移行する過程で、外刃ホルダー11cを操作体71で開放操作できるように構成する。
本発明においては、基台1と、ホルダー2と、洗浄槽3などでクリーニング装置を構成し、ホルダー2をセット位置P1と洗浄位置P2とに姿勢変更できるようにするので、電気かみそりSをセット位置P1でホルダー2に装着した後、ホルダー2をセット位置P1から洗浄位置P2へ姿勢変更することにより、かみそりヘッド11を洗浄槽3の洗浄液に浸漬させて洗浄を行える。
このように、電気かみそりSをホルダー2に装着した後、ホルダー2を洗浄位置P2へ変位させて、そのかみそりヘッド11を洗浄槽3内の洗浄液に浸漬させるクリーニング装置によれば、構造が複雑化する要因である洗浄用の液溜凹部、同凹部に洗浄液を供給するための液通路などを省略できるので、従来のこの種の装置に比べてクリーニング装置の全体構造を簡素化して製造コストを大幅に削減できる。さらに、セット位置P1において電気かみそりSをホルダー2に着脱するので、当初から電気かみそりを倒立姿勢でセットする必要があった従来のクリーニング装置に比べて、電気かみそりの着脱を簡便に行える。
洗浄槽3を下方の待機位置と上方の浸漬位置とに姿勢変更可能に基台1で支持するクリーニング装置によれば、ホルダー2を洗浄位置P2へ姿勢変更し、かつ洗浄槽3を浸漬位置へ変位操作することにより、かみそりヘッド11を洗浄槽3内の洗浄液に浸漬させて洗浄できる。このように、洗浄槽3を変位操作してかみそりヘッド11を洗浄液に浸漬させる場合には、ホルダー2を洗浄位置P2へ姿勢変更するだけでかみそりヘッド11を洗浄液に浸漬できる場合に比べて余分な手間が掛かるものの、それでもなお、従来のクリーニング装置に比べて構造を簡素化して製造コストを削減できる。洗浄槽3を昇降操作してかみそりヘッド11を洗浄液に浸漬させるので、ホルダー2の姿勢変更構造を簡素化できる利点もある。
セット位置P1においてホルダー2に装着した電気かみそりSの姿勢を、かみそりヘッド11が他の部分より上方に位置する起立姿勢ないし斜めの横臥姿勢になるように、ホルダー2を基台1で支持するクリーニング装置によれば、先に説明したように、洗浄位置P2から離れたセット位置P1において電気かみそりSをホルダー2に着脱するので、従来のクリーニング装置に比べて電気かみそりSの着脱を簡便に行えるのはもちろん、上方空間が開放されセット位置P1において、電気かみそりSを起立姿勢あるいは斜めの横臥姿勢でホルダー2に着脱できるので、電気かみそりSのホルダー2に対する着脱を、さらに簡便に行うことができる。
ホルダー2が軸22を介してセット位置P1と洗浄位置P2とに往復揺動可能に基台1で支持してあると、ホルダー2に対する電気かみそりSの着脱を簡便化しながら、ホルダー2の姿勢変更構造を簡素化でき、さらに基台1の台本体18の外形を小さくできるので、クリーニング装置を小形化できる。ホルダー2の姿勢変更構造が簡単な分だけ故障を生じにくい。
基台1の一側端に洗浄槽3を配置し、基台1の他側端にホルダー2のセット位置P1を設けて、ホルダー2の往復軌跡を台形状に形成し、セット位置P1において電気かみそりSを起立保持するクリーニング装置によれば、ホルダー2に対する電気かみそりSの着脱を簡便化できるうえ、ホルダー2が洗浄位置P2に変位するまでの間に電気かみそりSを横臥姿勢に保持して、電気かみそりSのホルダー2に対する装着姿勢や接続状態が適正であるか否かを確認して、電気かみそりSを常に適正な状態で洗浄位置P2へ送り込むことができる。
ホルダー2が基台1に対して交換装着できるように構成してあると、電気かみそりSの機種の違いや大きさの違いなどに応じてホルダー2を交換するだけで、電気かみそりSを確りとホルダー2に固定でき、さらに複数種の電気かみそりSにおいて基台1を共用できるので、クリーニング装置をさらに低コストで提供できる。
ホルダー2をセット位置P1と洗浄位置P2との間で姿勢変更操作するための操作機構4を、基台1に組み込んであるクリーニング装置によれば、セット位置P1において電気かみそりSをホルダー2に装着するだけで、ホルダー2を操作機構4で洗浄位置P2へ移動操作し、一定時間洗浄した後、乾燥位置P3へホルダー2を移動させてかみそりヘッド11を乾燥させ、さらにセット位置P1へ戻すことができ、一連の操作を自動的に行って、かみそりヘッド11の洗浄の手間を軽減できる。
乾燥位置P3において電気かみそりSをほぼ水平姿勢に保持すると、かみそりヘッド11に付着する洗浄液が、本体部10の側へ流れ落ちるのを阻止した状態で乾燥して、本体部10に洗浄液が付着するのを確実に防止できるうえ、かみそりヘッド11の表面の全体を空気中に晒して効果的に乾燥できる。また、乾燥位置P3におけるかみそりヘッド11を洗浄槽3の上面上方に位置させることにより、かみそりヘッド11から滴り落ちる洗浄液の全てを洗浄槽3で受け止めて、クリーニング装置や、その周辺が洗浄液で汚損されるのを確実に防止できる。
基台1に乾燥風を送給する送風ファン5を設け、その吹出口42を乾燥位置P3におけるかみそりヘッド11の突端と正対させるクリーニング装置によれば、かみそりヘッド11の表面全体に乾燥風を概ね均等に送給して、内刃11a、外刃11b、および外刃ホルダーの内面などを効果的に乾燥でき、乾燥に要する時間を短縮できる。乾燥時間が短い分だけクリーニング装置の電力消費を削減することができる。
ホルダー2と電気かみそりSを接続構造15・16・29を介して電気的に接続し、電気かみそりSの電装品に対して、基台1側から電流および電気信号を供給できるようにしたクリーニング装置によれば、電気かみそりSの起動スイッチ14を操作する必要もなく、洗浄時に内刃11aを回転駆動し、あるいは2次電池13の充電電流を供給できるので、さらに簡便に電気かみそりSを洗浄し、あるいは充電することができる。洗浄時に内刃11aを確実に回転駆動して、洗浄効果を向上できる利点もある。
基台1に、操作機構4および電気かみそりSの運転状態を制御する制御回路とメインスイッチ24とを組み、制御回路によって、メインスイッチ24がオン操作された後、電気かみそりSのモーター12へ駆動電流を短時間供給できるようにしたクリーニング装置によれば、電気かみそりSのホルダー2に対する装着状態の適否を内刃11aが回転駆動されたか否かで確認できるので、装着状態が不完全なままで電気かみそりSが洗浄されるのを確実に防止して、常に適正にかみそりヘッド11のクリーニングを行える。
基台1に、電気かみそりSの外刃ホルダー11cを開放操作する操作体71を設け、電気かみそりSが洗浄位置P2へ移行する過程で、外刃ホルダー11cを操作体71で開放操作できるようにしたクリーニング装置によれば、かみそりヘッド11内の毛屑などを速やかに排出しながら、皮脂や毛屑などの洗浄を確実にしかも効果的に行え、従来装置に比べて洗浄に要する時間を短縮できる。とくに、外刃ホルダー11cを完全に開放操作して内刃11aとその周辺構造、さらに外刃11bの内面などの、毛屑や皮脂などが付着している個所を露出した状態で洗浄を行う場合には、さらに効果的に洗浄を行って、洗浄に要する時間をさらに短縮できる。
(実施例) 図1ないし図5は本発明に係るクリーニング装置の実施例を示す。図1において、クリーニング装置は基台1と、基台1でセット位置P1と洗浄位置P2とに姿勢変更可能に支持されるホルダー2と、洗浄位置P2に配置される洗浄槽3と、ホルダー2をセット位置P1と洗浄位置P2とに変位操作する操作機構4と、セット位置P1と洗浄位置P2との間の乾燥位置P3において、電気かみそりSに乾燥風を送給する送風ファン5などで構成する。
図2に示すように、洗浄対象となる電気かみそりSは、本体部10とかみそりヘッド11とを備えている。かみそりヘッド11には、内刃11aおよび外刃11bを有し、その内部に内刃11aを駆動するモーター12が組み込んである。本体部10の内部には、2次電池13やモーター12の運転状態を制御する回路基板などが組み込んである。本体部10の前面にはモーター12の起動スイッチ14が設けてあり、本体部10の下端には充電用のプラグ(接続構造)15と、制御信号を入力するためのプラグ(接続構造)16が配置してある。符号17は電気かみそりSの運転状態を表示するLEDである。
基台1は、操作機構4を収容する台本体18を有し、台本体18の一側に洗浄槽3を収容する凹部19と、送風ファン5を収容する側方台20とを一体に備えている。洗浄槽3は上面が開口する箱状の容器からなり、側方台20の下半部に形成した出入口21から凹部19に出し入れできる。台本体18の上端の前後には、軸22を介してホルダー2を揺動自在に支持するブラケット23が設けてあり、両ブラケット23の間にホルダー2を収容するホルダー凹部30が形成してある(図3参照)。台本体18の前面にはメインスイッチ24と、切換えスイッチ25とが設けてあり、メインスイッチ24をオン操作し、さらに切換えスイッチ25を切り換え操作することにより、洗浄−充電モードと、充電モードとのいずれか一方を選択することができる。
ホルダー2は、電気かみそりSの背面を受け止めるベース26を有し、ベース26の側面に軸受ブラケット27と、電気かみそりSを着脱自在に抱持固定する一対の保持腕(保持体)28とを一体に備えており、ベース26の傾斜下端に設けた受台31にソケット部(接続構造)29が設けてある。一対の保持腕(保持体)28の間に電気かみそりSの本体部10を圧嵌装着し、さらにソケット部29に充電用のプラグ15および制御用のプラグ16を接続して、本体部10の底面を受台31で受け止めることにより、電気かみそりSをホルダー2に対して遊動不能に固定保持できる。
ホルダー2は、台本体18の上面において電気かみそりSが斜めに横臥するセット位置P1(図3に示す状態)と、セット位置P1から軸22回りに反時計回転方向へ回転して、電気かみそりSが倒立する洗浄位置P2(図1に示す状態)との間を往復揺動できる。セット位置P1における電気かみそりSは、台本体18の上面の開放空間に臨んでおり、しかも、かみそりヘッド11が電気かみそりSの他の部分より上方に位置する状態でホルダー2に装着されるので、その着脱を簡便に行うことができる。ホルダー2を洗浄位置P2へ変位させた状態においては、かみそりヘッド11の全体を洗浄槽3内の洗浄液に浸漬させて、内刃11aおよび外刃11bに付着した毛屑や皮脂などを洗浄することができる。
図1において操作機構4は、モーター33と、モーター33の出力軸に固定されるウォーム軸34と、ウォーム軸34の回転動力を受け継ぐギヤ35と、軸22に固定される終ギヤ36などで構成する。ホルダー2がセット位置P1、洗浄位置P2、および乾燥位置P3に切り換わったことを検知するために、ギヤ35の回転数を検知するセンサー40が台本体18の内部に設けてある。台本体18の内部に設けた制御回路(図示していない)は、センサー40からの検知信号を受けてモーター33を起動ないし停止し、正転または逆転駆動するなど運転状態を制御する。さらに前記制御回路は、電気かみそりS側の制御回路に対して制御用のプラグ16を介して制御信号を出力する。送風ファン5は軸流ファンからなり、側方台20の外側面に開口した吸込口41から吸い込んだ周辺空気を加圧して吹出口42から吹き出す。
送風ファン5によって供給された乾燥風を、効果的にかみそりヘッド11に吹き付けるために、乾燥位置P3における電気かみそりSは、図4に示すようにほぼ水平姿勢に保持されて、かみそりヘッド11の突端が吹出口42と正対させてある。このように、かみそりヘッド11の突端を吹出口42と正対させると、かみそりヘッド11の正面および裏面のそれぞれに乾燥風を均等に送給して、内刃11aや外刃11b、あるいは内刃11aの周辺構造を効果的に乾燥させることができる。乾燥位置P3におけるかみそりヘッド11の全体は、洗浄槽3の上面開口の上方に位置させてある。したがって電気かみそりSを洗浄位置P2から乾燥位置P3へ上方揺動した状態において、かみそりヘッド11から落下する液滴の全てを洗浄槽3に確実に回収できる。
次にクリーニング装置の動作の詳細を、図5に示すタイミングチャートに従って説明する。まず、電気かみそりSをホルダー2に装着すると、本体部10が保持腕28で抱持され、充電用のプラグ15と制御用のプラグ16がソケット部29を介して台本体18と電気的に接続される。このとき、装着状態が不完全であると洗浄姿勢に切り換える過程で電気かみそりSがぐらつき、あるいは両プラグ15・16とソケット部29との間で接続不良を生じる。
このような接続不良状態のままで電気かみそりSが洗浄されるのを防ぐために、メインスッチ24がオン操作された後、電気かみそりSのモーター12を短時間駆動して内刃11aを回転させ、接続状態が適正であることを使用者に知らせる。接続状態が適正でない場合には、内刃11aを駆動することができないので、以後のシーケンスはキャンセルされる。
台本体18側の制御回路は、内刃11aが駆動された後、操作機構4のモーター33を起動する。これにより操作機構4はホルダー2をセット位置P1から反時計回転方向へ回動させて、ホルダー2を洗浄位置P2へ移動させ、電気かみそりSの姿勢を、かみそりヘッド11が他の部分より下方に位置する倒立姿勢にする。ホルダー2が洗浄位置P2に切り換わったことは、センサー40からの出力信号をカウントすることで知ることができる。その状態で、制御用のプラグ16を介して制御信号を電気かみそりS側の制御回路に出力することにより、内刃11aを低速回転させながら、洗浄液に浸漬されているかみそりヘッド11の全体を洗浄することができる。
洗浄液は、アルコール、洗剤溶液、温水などを適用できるが、皮脂などを分解できる点でアルコールまたは洗剤溶液であることが好ましい。また、気泡径が1ミクロンメートル未満の酸素、あるいはオゾンの微小気泡を含むナノバブル水を洗浄液にしてかみそりヘッド11を洗浄することができる。とくに、オゾンの微小気泡を含むナノバブル水の場合には、かみそりヘッド11に付着した有機物のよごれや臭いを、ナノバブルの強い殺菌・消毒作用によって確実に除去できる。外刃ホルダー内の毛屑は、洗浄時に外刃11bの刃穴から排出されるが、毛屑の排出効果を高めるために、内刃11aを正転状態と逆転状態とに交互に駆動することができる。
洗浄開始から所定時間が経過したら、内刃11aの回転を停止し、操作機構4のモーター33を逆転駆動してホルダー2を洗浄位置P2から乾燥位置P3へ上方揺動させる。この場合にはセンサー40からの出力信号によって、ホルダー2が乾燥位置P3へ変位したことを検知してモーター33を停止させ、同時に送風ファン5のモーターを起動させる。一定時間が経過した時点で送風ファン5の駆動を停止し、再びモーター33を逆転駆動してホルダー2を乾燥位置P3からセット位置P1へ復帰揺動させて、一連の洗浄過程を終了する。
一連の洗浄過程が終了した時点で、プラグ15を介して充電用の電流を電気かみそりSに供給することにより、2次電池13を充電することができる。このとき、LED17を点滅させることにより充電中であることを明示できる。充電が必要でない場合には、電気かみそりSをホルダー2から取り外してひげを剃ることができる。
洗浄を行わずに充電のみを行う場合には、切換えスイッチ25を充電モードに切り換えた状態で、電気かみそりSをホルダー2にセットし、メインスイッチ24をオン操作すると、操作機構4は作動せず充電のみが行われる。洗浄終了後の洗浄槽3は、台本体18から抜き出して洗浄液を排出した後、水洗いすることで次回の使用に備えることができる。なお、アルコールで洗浄を行った場合には、毛屑などを含む洗浄液をろ過して再利用することができる。この実施例におけるホルダー2は、セット位置P1において電気かみそりSを起立姿勢で固定保持できるように構成することができる。
以下に、本発明に係るクリーニング装置の別の実施例を説明する。以下の説明においては先行して説明した実施例と同じ部材には同じ符号を付してその説明を省略し、主に上記の実施例と異なる部分を説明する。
図6に示すクリーニング装置は、ホルダー2を台本体18に設けた斜めのガイド溝(ガイド体)44で上下スライド自在に案内支持したうえで、操作機構4で上下に変位操作できるようにした。操作機構4は、モーター33、ウォーム軸34、ギヤ35、終段ギヤ36と、軸22に固定される円盤状のカム板45と、カム板45に固定したカムピン46と、カムピン46と係合するピン溝47とで構成し、カム45が一回転するとき、ホルダー2および電気かみそりSを、上方のセット位置P1と、下方の洗浄位置P2とに上下に変位操作できるようにした。ピン溝47はホルダー2のベース26と一体に形成し、カムピン46の回転軌跡の直径寸法と同じか、僅かに大きな溝長さに形成してある。この実施例においては、セット位置P1で乾燥を行うようにして、セット位置P1が乾燥位置P3を兼ねるようにした。そのために、台本体18の下部に送風ファン5を配置して、吹出口42をかみそりヘッド11と正対させるようにした。
図7に示すクリーニング装置は、基台1の一側端に洗浄槽3を配置し、基台1の他側端をホルダー2のセット位置P1とした。ホルダー2は台本体18の前後に設けた台形状のガイド溝49に案内されて往復移動でき、ベース26にはガイド溝49に沿って転動する4個のローラー50が設けてある。ホルダー2に装着した電気かみそりSを、図示していない駆動機構によってガイド溝49に沿って移動操作すると、セット位置P1において起立保持された電気かみそりSを、セット位置P1と洗浄位置P2との間で一旦横臥姿勢に変位させ、洗浄位置P2において斜めの倒立姿勢に保持できる。洗浄時の内刃11aは、低速で回転駆動される。洗浄位置P2に臨む基台1の斜面部分には、かみそりヘッド11から落下した液滴を洗浄槽3へ流下させるための溝51が凹み形成してある。
図8に示すクリーニング装置は、ホルダー2を軸22の回りに回転させて電気かみそりSを倒立姿勢にした後、ホルダー2および軸22を下降スライド操作して、電気かみそりSをセット位置P1から洗浄位置P2へ変位できるようにした。軸22はモーターで駆動することができるが、手動で変位操作してもよい。
上記の各実施例においては、ホルダー2を変位操作してかみそりヘッド11を洗浄液に浸漬させたが、洗浄槽3を昇降操作してかみそりヘッド11を洗浄液に浸漬させることができる。具体的には、図9に示すように洗浄槽3に固定したスライドブロック53を、基台1に設けた直線状のガイド溝44で下方の待機位置と上方の浸漬位置とに往復スライド可能に支持し、基台1の内部に設けた昇降機構54で、洗浄槽3を下方の待機位置と上方の浸漬位置とに変位操作できるようにした。洗浄槽3は、スライドブロック53に対して着脱できる。
昇降機構54は、モーター55と、減速用のギヤ群56と、終ギヤで駆動されるタイミングギヤ57と、三角形状に配置されるタイミングベルト58などで構成し、タイミングベルト58の一部にスライドブロック53を固定する。クリーニング時には、軸22を中心にしてホルダー2をセット位置P1から洗浄位置P2へ半回転操作して電気かみそりSを倒立姿勢にし、さらに洗浄槽3を上方の浸漬位置へ上昇変位させることにより、かみそりヘッド11を洗浄槽3内の洗浄液に浸漬させる。なお、この実施例におけるクリーニング装置は、昇降機構54を省略して、洗浄槽3を手動で昇降操作することができる。
図10(a)〜(b)は、洗浄槽3の別の実施例を示す。図10(a)においては、洗浄槽3の底壁に超音波素子60を配置しておき、洗浄液を超音波素子60で超音波振動させながらかみそりヘッド11を洗浄できるようにし、内刃11aや外刃11bにこびりついた皮脂などを効果的に剥落させて、洗浄効果を向上できるようにした。符号61はコネクターであり、このコネクター61を台本体18に設けたソケットに接続することにより、超音波素子60を台本体18に設けた制御回路で制御することができる。超音波素子60の駆動タイミングは、図5に示すように、かみそりヘッド11が洗浄位置P2に達し、内刃11aが駆動されるのと同時、またはその直後とする。場合によっては、内刃11aを駆動せずに超音波素子60のみを駆動して洗浄してもよい。
図10(b)においては、洗浄槽3の底壁にエアーポンプ63を配置しておき、エアーポンプ63から洗浄液中に送給される空気の泡が破裂するときの衝撃波によって、内刃11aや外刃11bにこびりついた皮脂などを効果的に剥落させて、洗浄効果を向上できるようにした。符号64は吸気口、符号65は送気口である。エアーポンプ63の駆動タイミングは、図5に示すように、かみそりヘッド11が洗浄位置P2に達し、内刃11aが駆動されるのと同時、またはその直後とする。場合によっては、内刃11aを駆動せずにエアーポンプ63のみを駆動して洗浄してもよい。この実施例において、エアーポンプ63とは別にオゾン発生器を台本体18に設けておき、オゾン発生器で生成したオゾンを吸気口64へ送給すると、洗浄液をオゾンで殺菌しながら、かみそりヘッド11の洗浄と殺菌を同時に行って、内刃11aや外刃11bに付着した汚れと臭いを同時に除去することができる。
図11は、内刃11a、外刃11b、およびかみそりヘッド11の内部に露出するプラスチック部品等の表面を超親水化して、皮脂などの有機物が各部材の表面に付着するのを防止して、かみそりヘッド11の洗浄を効果的に行えるようにした。具体的には、内刃11a、外刃11b、およびかみそりヘッド11の内部に露出するプラスチック部品等の形成過程で、各部材の表面に光触媒材をコーティングしておき、電気かみそりSの使用状態において、かみそりヘッド11の内部に配置した紫外線発光LED69で紫外光を照射して光触媒材を活性化することにより、防汚作用を発揮させることができる。洗浄状態においては、洗浄槽3の底壁に設けた紫外線発光LED68を併用して、かみそりヘッド11の内外面に紫外線を照射した状態で洗浄を行うことにより、各部材の表面から皮脂などの有機物を確実に分離させて、汚れと臭いの両者を同時に除去できる。さらに、内刃11aの回転によって生じる水流によって皮脂などを確実に分離することができる。紫外線発光LED68・69の点灯タイミングは、図5に示すように、かみそりヘッド11が洗浄位置P2に達し、内刃11aが駆動されるのと同時、またはその直後とする。洗浄槽3の内部に攪拌羽根を設けておき、攪拌羽根を回転駆動しながら洗浄を行うことができ、その場合には内刃11aを駆動した状態と停止した状態との、いずれの状態で洗浄してもよい。
光触媒材のコーティングは、コーティング対象に適合したコーティング法を選定するとよい。例えば、無定形酸化チタン、あるいは無定形酸化チタンと結晶性酸化チタンの混合物で刃表面を被覆し、焼成して無定形酸化チタンを結晶性酸化チタンに相変化させる方法、酸化チタンと酸化シリコンの混合物からなる光半導体触媒を、刃表面やプラスチック部品の表面にコーティングする方法、酸化チタンと、酸化スズとの混合物からなる光半導体触媒を、刃表面にコーティングする方法、未硬化もしくは部分的に硬化したシリコーン、あるいはシリコーンの前駆体からなる塗膜形成材に、酸化チタンゾルの粒子を分散させた塗料組成物を、刃表面やプラスチック部品の表面に塗布し硬化させる方法などがある。
図12に示すクリーニング装置は、かみそりヘッド11が洗浄位置P2へ下降移動する過程で、外刃ホルダー11cを台本体18に設けた操作体71で開放操作して、毛屑や皮脂などが付着しやすい内刃11aとその周辺構造、さらに外刃11bの内面を露出させた状態で洗浄を行えるようにした。そのために、台本体18に一対の操作体71を固定し、電気かみそりSが洗浄位置P2へ下降移動するとき、かみそりヘッド11の両側に配置したロック解除ボタン72を操作体71で押し込み操作することにより、外刃ホルダー11cのロック爪をロック解除操作できるようにした。操作体71は逆L字状の腕からなり、ロック解除ボタン72と接当する腕端面が橇状に形成してある。
この場合の外刃ホルダー11cは、ヒンジ73を介して揺動開閉自在に支持されているので、ロック解除ボタン72が操作体71で押し込み操作されるのと同時に、自重で下方揺動してかみそりヘッド11を開放できる。外刃ホルダー11cをばねで開放する向きに付勢しておくと、さらに確実に外刃ホルダー11cを開放揺動できる。このように、かみそりヘッド11の内部を開放した状態で洗浄を行うと、内刃11aの回転によって生じる水流によって毛屑などを速やかに排出できる。さらに、洗浄時における内刃11aは、その表面が洗浄槽3の内部に設けた回転自在なブラシ74に押し付けられているので、内刃11aを回転駆動しながら洗浄を行うことにより、内刃11aに付着した毛屑や皮脂などをブラシ74で迅速に除去することができる。
図13は、かみそりヘッド11の内部を開放した状態で洗浄を行えるようにしたクリーニング装置の別の実施例を示す。そこでは、外刃ホルダー11cに毛屑排出用の開口76を設け、開口76をシャッター77で開閉できるようにし、シャッター77をばね78で閉じ付勢した。さらに、洗浄槽3の内部に、シャッター77の開閉摘み79を受け止める操作爪(操作体)71を設けて、電気かみそりSが洗浄位置P2へ下降移動する間に、シャッター77の開閉摘み79を操作爪71で受け止めて、開口76を開放できるようにした。操作爪71は開閉摘み79の両側端のみを受け止めており、したがって操作爪71が開口76を塞ぐことはない。このようにかみそりヘッド11の内部を開放した状態で洗浄を行うと、かみそりヘッド11内の毛屑などを速やかに排出できるので、洗浄に要する時間を短縮できる。
上記の実施例以外に、ホルダー2は、基台1に対して交換装着可能に構成することができる。その場合には、電気かみそりSの外形形状の違いに応じて対応するホルダー2を用意しておくことにより、電気かみそりSをホルダー2で確りと保持固定でき、しかも基台1を共用してクリーニング装置の製造コストを削減することができる。
保持腕28は、ゴムバンドや、ベース26に対して係合固定される抱持アームなどで構成することができ、実施例で説明した構造には限定しない。洗浄槽3は台本体18に対して前後方向に出し入れし、あるいは凹部19の上面上方から出し入れすることができる。各実施例の技術思想は、互いに組み合わせた状態で実施することにより、より機能が充実したクリーニング装置とすることができる。
送風ファン5の送風通路にヒーターを配置して、ヒーターで加熱された温風をかみそりヘッド11に吹き付けることができる。送風ファン5は軸流ファン以外の、遠心ファンや幅流ファンなどを適用することができる。本発明のクリーニング装置の洗浄対象は、実施例で説明したロータリー式の電気かみそり以外に、内刃11aが往復駆動されるレシプロ式の電気かみそりであってもよい。
上記の実施例では、洗浄槽3に貯留した洗浄液にかみそりヘッド11を浸漬させるようにしたが、必要があればかみそりヘッド11を洗浄槽3内の洗浄位置P2まで変位操作した後、洗浄槽3の底壁に設けた洗浄液ポンプで洗浄液を加圧し、かみそりヘッド11に向かって洗浄液を噴出供給して洗浄を行うことができる。その場合には、洗浄槽3の上面開口を蓋で塞いで洗浄液が槽外へ飛散するのを防止できるようにし、蓋壁面にかみそりヘッド11を出入りさせるための開口を形成する。
クリーニング装置の概略構造を示す概念図である。 電気かみそりの正面図である。 クリーニング装置の正面図である。 かみそりヘッドの乾燥状態を示す要部正面図である。 クリーニング装置の動作を示すタイミングチャートである。 クリーニング装置の別の実施例を示す概念図である。 クリーニング装置の別の実施例を示す概念図である。 クリーニング装置の別の実施例を示す概念図である。 クリーニング装置の別の実施例を示す概念図である。 洗浄槽の別の実施例を示す概略断面図である。 クリーニング装置の別の実施例を示す概念図である。 クリーニング装置の別の実施例を示す概念図である。 クリーニング装置の別の実施例を示す概念図である。
符号の説明
1 基台
2 ホルダー
3 洗浄槽
4 操作機構
5 送風ファン
18 台本体
19 凹部
20 側方台
21 出入口
P1 セット位置
P2 洗浄位置
S 電気かみそり

Claims (11)

  1. 基台(1)と、基台(1)でセット位置(P1)と洗浄位置(P2)と乾燥位置(P3)とに姿勢変更可能に支持されるホルダー(2)と、洗浄位置(P2)に臨んで配置される洗浄槽(3)とを備えており、
    ホルダー(2)には、電気かみそり(S)を着脱自在に固定保持する保持体(28)が設けられており、
    電気かみそり(S)はセット位置(P1)においてホルダー(2)に着脱され、ホルダー(2)をセット位置(P1)から洗浄位置(P2)へ姿勢変更した状態において、かみそりヘッド(11)が洗浄槽(3)の洗浄液に浸漬して洗浄を行うように構成してあり、
    基台(1)に乾燥風を送給する送風ファン(5)が設けられており、
    送風ファン(5)の吹出口(42)が、乾燥位置(P3)におけるかみそりヘッド(11)の突端と正対している電気かみそり用のクリーニング装置。
  2. 洗浄槽(3)が、下方の待機位置と上方の浸漬位置とに姿勢変更可能に基台(1)で支持されており、
    ホルダー(2)を洗浄位置(P2)へ姿勢変更し、かつ洗浄槽(3)を浸漬位置へ変位操作した状態において、かみそりヘッド(11)が洗浄槽(3)に貯留した洗浄液に浸漬する請求項1記載の電気かみそり用のクリーニング装置。
  3. セット位置(P1)においてホルダー(2)に装着した電気かみそり(S)の姿勢が、かみそりヘッド(11)が他の部分より上方に位置する起立姿勢ないし斜めの横臥姿勢になるように、ホルダー(2)が基台(1)で支持してある請求項1または2記載の電気かみそり用のクリーニング装置。
  4. ホルダー(2)が、軸(22)を介してセット位置(P1)と洗浄位置(P2)とに往復揺動可能に基台(1)で支持されている請求項3記載の電気かみそり用のクリーニング装置。
  5. 基台(1)の一側端に洗浄槽(3)が配置され、基台(1)の他側端にホルダー(2)のセット位置(P1)が設けられており、
    セット位置(P1)において起立保持された電気かみそり(S)を、セット位置(P1)と洗浄位置(P2)との間で横臥姿勢に保持し、洗浄位置(P2)において斜めの倒立姿勢に保持できるよう、ホルダー(2)の往復軌跡が台形状に形成してある請求項3記載の電気かみそり用のクリーニング装置。
  6. ホルダー(2)が、基台(1)に対して交換装着可能に構成してある請求項3から5のいずれかに記載の電気かみそり用のクリーニング装置。
  7. ホルダー(2)をセット位置(P1)と洗浄位置(P2)との間で姿勢変更操作する操作機構(4)が基台(1)に組み込んである請求項3から6のいずれかに記載の電気かみそり用のクリーニング装置。
  8. ホルダー(2)に装着した電気かみそり(S)が、セット位置(P1)と洗浄位置(P2)との間に設けられる乾燥位置(P3)においてほぼ水平姿勢に保持されており、
    乾燥位置(P3)におけるかみそりヘッド(11)が、洗浄槽(3)の上面上方に位置している請求項3から7のいずれかに記載の電気かみそり用のクリーニング装置。
  9. ホルダー(2)と電気かみそり(S)とが、両者(2・S)間に設けた接続構造(15・16・29)を介して電気的に接続されており、
    電気かみそり(S)の電装品に対して、基台(1)側から接続構造(15・16・29)を介して電流および電気信号を供給できる請求項3から8のいずれかに記載の電気かみそり用のクリーニング装置。
  10. 基台(1)に、操作機構(4)および電気かみそり(S)の運転状態を制御する制御回路と、メインスイッチ(24)とが組み込まれており、
    メインスイッチ(24)がオン操作された後、電気かみそり(S)のモーター(12)へ駆動電流を短時間供給できるように制御回路が構成してある請求項9記載の電気かみそり用のクリーニング装置。
  11. 基台(1)に、電気かみそり(S)の外刃ホルダー(11c)を開放操作する操作体(71)が設けられており、
    電気かみそり(S)が洗浄位置(P2)へ移行する過程で、外刃ホルダー(11c)が操作体(71)で開放操作できるように構成してある請求項3から10のいずれかに記載の電気かみそり用のクリーニング装置。
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