JP5013462B2 - 電気かみそりのクリーニング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、クリーニング液をかみそりヘッドの内部に直接供給して、内刃や外刃の摺接面などに付着する毛屑や皮脂などを洗浄する電気かみそりのクリーニング装置に関する。
電気かみそりのクリーニング装置には、洗浄槽に貯留したクリーニング液にかみそりヘッドを浸漬した状態で洗浄を行うクリーニング装置(特許文献1参照)と、タンク内に貯留されたクリーニング液をポンプで圧送し、かみそりヘッドの上表面に連続供給しながら洗浄を行うクリーニング装置(特許文献2参照)とが知られている。前者構造のクリーニング装置においては、タンクから汲み上げたクリーニング液を連続して洗浄槽に供給するが、ポンプによるクリーニング液の送給を非連続で行うクリーニング装置も提案されている(特許文献3参照)。
特開平8−117016号公報(段落番号0020、図1) 特表2005−526562号公報(段落番号0029、図1) 特表2005−518851号公報(段落番号0027〜0028、図1)
特許文献1のクリーニング装置では、かみそりヘッドを洗浄層内のクリーニング液に浸漬した状態で、内刃を往復駆動しながらかみそりヘッド内部の洗浄を行うので、内刃や外刃に付着した毛屑や皮脂を洗浄できる。しかし、クリーニング液は、外刃の網目などから自然流入作用によってかみそりヘッドの内部へ入り込むしかないため、かみそりヘッド内のクリーニング液が入れ替りにくい。また、クリーニング液が入れ替りにくい分だけ、内刃の駆動によって洗い落とされた毛屑や皮脂をかみそりヘッドの外へ排出するのに時間が掛かる。
その点、特許文献2のクリーニング装置では、かみそりヘッドの上表面にクリーニング液を連続供給しながら洗浄を行うので、かみそりヘッド内にろ過されたクリーニング液を常時送給できる。しかし、連続供給されたクリーニング液の全てがかみそりヘッド内に供給されるわけではなく、クリーニング液の一部が、かみそりヘッドに入り込むこともなくヘッド表面に沿って流下するのを避けられず、その分だけ無駄がある。また、かみそりヘッド内のクリーニング液は外刃から流下する以外にないので、特許文献1のクリーニング装置と同様に、毛屑や皮脂をかみそりヘッドの外へ排出するのに時間が掛かる。
本発明の目的は、ポンプで圧送されたクリーニング液を無駄なくかみそりヘッド内へ送給して、かみそりヘッド内におけるクリーニング液を強制的に入れ替えることができ、併せて、内刃や外刃から洗い落とされた毛屑や皮脂を、排出されるクリーニング液とともにかみそりヘッドの外へ効果的に排出して、一連のクリーニング作業を短時間で効果的に行えるクリーニング装置を提供することにある。本発明の目的は、ロータリー式の電気かみそりの内刃にこびりついた皮脂や毛屑を洗浄し除去するのに好適なクリーニング装置を提供することにある。
本発明のクリーニング装置は、ハウジング16にクリーニング液を貯留するタンク19と、電気かみそりを洗浄姿勢で固定保持する装填部21と、装填部21に装着した電気かみそりのかみそりヘッド2を受け入れるヘッドシンク22と、タンク19内のクリーニング液をヘッドシンク22に設けたノズル32へ圧送するポンプ36とが設けてある。ノズル32と対向するかみそりヘッド2の周囲壁には受液開口33が形成してある。以て、ノズル32から送出されるクリーニング液を、受液開口33を介してかみそりヘッド2の内部へ直接送給して洗浄することを特徴とする。
ノズル32のノズル口32aと受液開口33との間に、外部空気をかみそりヘッドの内部へ導入するための通気空間Sを確保する。
受液開口33の開口面積を、ノズル32のノズル口32aの開口面積より大きく設定して、ノズル32の先端を受液開口33を介してかみそりヘッド2の内部空間内に臨ませる。
かみそりヘッド2に、電気かみそりの使用時に受液開口33を閉止し、洗浄時に受液開口33を開放するシャッター35を設ける。
電気かみそりを所定の洗浄姿勢で装填部21に装着した状態において、シャッター35が開放操作され、電気かみそりを装填部21から取り外した状態において、シャッター35が閉止操作されるように構成する。
受液開口33をスライド開閉するシャッター35は、シャッター付勢体52で閉じ付勢されている。電気かみそりを所定の洗浄姿勢で装填部21に装着する過程で、シャッター35をシャッター付勢体52の付勢力に抗して開放操作する開放具57をヘッドシンク22に設ける。
シャッター35の閉じ始端縁に、前記開放具57で受け止められる受動突起52を突設する。
かみそりヘッド2を構成するヘッドケース12と、ヘッドケース12に着脱可能に装着される外刃ホルダー13とで、毛屑を収容する毛屑室Rが区画してある。受液開口33は外刃ホルダー13に開口され、シャッター35はヘッドケース12に設けた内壁12aおよび外壁12bで開閉スライド自在に案内支持されている。
受液開口33およびシャッター35は、受液開口33の開放端の側から閉止端の側へ向かって先すぼまり状に形成する。
受液開口33の開口内縁に沿って、毛屑の移動を規制するための規制段部51を張り出し形成する。
閉じ状態におけるシャッター35の閉じ端と、前記規制段部51の閉じ端との間に毛屑溜り55を形成する。
本発明では、クリーニング液をかみそりヘッド2に送給しながら洗浄を行うクリーニング装置において、ヘッドシンク22に装填されたかみそりヘッド2に受液開口33を形成し、受液開口33に臨む状態でヘッドシンク22に設けたノズル32から、クリーニング液を受液開口33を介してかみそりヘッド2の内部へ直接送給して洗浄できるようにするので、ポンプ36から送給されたクリーニング液を無駄なくかみそりヘッド2の内部に送給して、外刃3や内刃4、あるいはかみそりヘッド2の内部の洗浄を的確に行える。また、かみそりヘッド2内にクリーニング液を直接送給するので、かみそりヘッド2内のクリーニング液を強制的に入れ替えて、常に新規なクリーニング液で洗浄できる。さらにクリーニング液が強制的に入れ替えられるので、内刃4や外刃3から洗い落とされた毛屑や皮脂を、かみそりヘッド2の外へ排出されるクリーニング液とともに効果的に排出して、一連のクリーニング作業を短時間で効果的に行うことができる。とくに、ロータリー式の電気かみそりでは、内刃4を構成する一群のスパイラル状の小刃と円柱状の小刃ホルダーとの内隅部分に毛屑や皮脂が溜まってこびりつきやすいが、このようなこびりついた皮脂や毛屑を確実に洗浄し除去するのに好適なクリーニング装置とすることができる。
ノズル32のノズル口32aと受液開口33との間に通気空間Sが確保してあると、外部空気をかみそりヘッド2の内部へ積極的に導入して、かみそりヘッド内のクリーニング液が外刃3から排出されるのを促進できるうえ、外刃3に毛屑などが詰まってクリーニング液を充分に排出できないような場合に、通気空間Sからクリーニング液を排出して、かみそりヘッド2内にクリーニング液が充満するのを回避できる。乾燥時には、通気空間Sから乾燥空気を導入してかみそりヘッド2内の空気の入れ替わりを促進して、内刃4および外刃3の内面壁などの乾燥を効果的に行える。
受液開口33の開口面積をノズル32のノズル口32aの開口面積より大きく設定して、ノズル32の先端を受液開口33を介してかみそりヘッド2の内部空間内に臨ませるクリーニング装置によれば、ノズル32から送出されるクリーニング液をさらに確実にかみそりヘッド2内へ供給でき、さらにノズル32と対向するかみそりヘッド2の内面壁や、内部部材へ向かってクリーニング液を直接吹き付けて、クリーニング液をさらに効果的に入れ替えることができる。
電気かみそりの使用時に受液開口33を閉止し、洗浄時に受液開口33を開放するシャッター35が設けてあると、シャッター35を閉じておくことにより、電気かみそりの使用時に受液開口33から毛屑が飛び散るのを確実に防止し、あるいは電気かみそりの不使用時に、異物がかみそりヘッド2の内部に入り込むのを防止できる。また、洗浄時には、シャッター35を開放することでクリーニング液をかみそりヘッド2内へ確実に送給できる。
電気かみそりを所定の洗浄姿勢で装填部21に装着した状態においてシャッター35が開放操作され、電気かみそりを装填部21から取り外した状態においてシャッター35が閉止操作されるように構成してあると、使用者の手を煩わせる必要もなくシャッター35を開閉できるので、例えば、使用者の不注意によって、シャッター35が閉じられた状態のままで洗浄され、あるいは、シャッター35が開放された状態の電気かみそりでひげ剃りを行うなどの不具合を一掃できる。
電気かみそりを所定の洗浄姿勢で装填部21に装着する過程で、シャッター35を開放具55でシャッター付勢体52の付勢力に抗して開放操作できるようにしたクリーニング装置によれば、電気かみそりを適正な洗浄姿勢で装填部21に装着するだけで、シャッター35を開放具57で開放して、受液開口33および補助開口34を確実に開放でき、したがって使用者自身がシャッター35の開閉状態を意識する必要もなく、常に適正にクリーニングを行うことができる。
シャッター35の閉じ始端縁に受動突起52を突設し、この受動突起52を開放具55で受け止めて開放するシャッター開放構造によれば、シャッター35を開閉するときの受動突起52の往復領域を受液開口33の開口領域の外面に位置させることができる。したがって、受動突起52を開放具57で受け止めてシャッター35を開放するときに、受動突起52を逃がすための開口や溝などを別途設ける必要がなく、その分だけ受液開口33の周辺構造を簡素化して、外観上の印象をすっきりさせることができる。
受液開口33を外刃ホルダー13に開口し、シャッター35をヘッドケース12に設けた内壁12aおよび外壁12bで開閉スライド自在に案内支持するシャッター開放構造によれば、開閉移動するシャッター35をヘッドケース12の内壁12aおよび外壁12bで、常に安定した状態でスライド案内して、受動突起52によるシャッター35の開放操作と、シャッター付勢体54によるシャッター35の閉じ操作とを常に円滑に行うことができる。
受液開口33およびシャッター35を、受液開口33の開放端の側から閉止端の側へ向かって先すぼまり状に形成すると、シャッター35が閉じ位置へ移動し終わる直前まで、左右の摺動部分と受液開口33の開口縁との間に隙間を確保して、両者が接触し摺動するのを避けることができ、したがって受液開口33とシャッター35との周縁摺動部分に毛屑が詰まるのを防止し、シャッター35の開閉動作を円滑化できる。なお、受液開口33とシャッター35との左右の摺動部分が平行に設けてある場合には、シャッター35が閉じ操作されるとき摺動部分に毛屑が詰まってこじれやすく、閉じ不能となりやすい。摺動部分に付着した毛屑の逃げ場がないからである。
受液開口33の開口内縁に沿って規制段部51を張り出し形成すると、閉じ状態におけるシャッター35の閉じ始端の内面を規制段部51で覆い隠して、毛屑室R内の毛屑がシャッター35の閉じ始端に入り込もうとするのを規制できる。毛屑がシャッター35の閉じ始端から洩れ出ることもない。
閉じ状態におけるシャッター35の閉じ端と、前記規制段部51の閉じ端との間に毛屑溜り55を形成すると、閉じ状態におけるシャッター35の閉じ始端と、規制段部51の閉じ端側の段部との間に毛屑が挟まって固形化するのを解消できる。つまり、毛屑溜り55に毛屑が付着することはあるとしても、毛屑がシャッター35の閉じ始端で圧縮されて固化することはなく、したがって、毛屑溜り55に付着した毛屑をブラシなどで簡単に掃き落とすことができる。
(実施例) 図1ないし図13は本発明に係るクリーニング装置の実施例を示す。図2において、洗浄対象の電気かみそりは、グリップを兼ねる本体部1と、本体部1の上部に設けられるかみそりヘッド2とを備えている。かみそりヘッド2には、網刃からなる断面アーチ形の一対の外刃3と、各外刃3内面に摺接するロータリー式の内刃4・4と、センター刃5とが設けられており、本体部1の内部に設けたモータ6の回転動力で、内刃4・4を回転駆動でき、同時にセンター刃5の内刃を往復駆動できる。
本体部1には二次電池8が収容され、その前面にメインスイッチを切り換えるための押しボタン型のスイッチボタン9と、運転モードを表示するためのLED表示10が設けてある。本体部1の下端には、給電用のプラグ(コネクター)11が設けてある。かみそりヘッド2を構成するヘッドケース12と、ヘッドケース12に着脱可能に装着される外刃ホルダー13とで、毛屑を収容する毛屑室Rが区画されている。
クリーニング装置は、ベース15と、ベース15に対して昇降変位できるハウジング16と、ハウジング16の後部中央に立設されて、倒立姿勢の電気かみそりを受け止める定位ポスト17と、定位ポスト17で出没可能に案内支持される給電アーム18などを主な外郭体にして構成してある。図4に示すようにハウジング16は、クリーニング装置の主要部外面を覆うハウジング本体16Aと、ハウジング本体16Aの内面下部寄りに固定されるハウジングベース16Bとで構成する。ベース15とハウジングベース16Bとの間にクリーニング液を貯留するタンク19が配置され、後述するポンプ36と、後述するヘッドシンク22とがハウジングベース16Bに組み付けてある。
ハウジング本体16Aの上部中央には、電気かみそりを洗浄姿勢で固定保持する装填部21が凹み形成され、その下端に連続してかみそりヘッド2を受け入れるヘッドシンク22が設けてある。ハウジング本体16Aの前面肩部に設けた制御パネルには、運転モードを選定するためのセレクトボタン23と、充電開始用の充電ボタン24と、洗浄、乾燥、充電の各状態と、リセット状態であることを表示するLED表示部25などが設けてある。図2において符号20はタンク19内の液位を視認するための覗き窓である。
図3および図4に示すように、電気かみそりは、その背面が定位ポスト17と対向する倒立姿勢で装填部21に差し込み装着されて、本体部1の前後面の3箇所が装填部21とヘッドシンク22で受け止め保持され、さらに給電用のプラグ11の近傍の背部が、定位ポスト17の上部に突設した保持突起26で位置決め保持される。装填部21、およびヘッドシンク22における本体部1の受け止め部分を符号27で示す。ヘッドシンク22の前面中央には、洗浄後のかみそりヘッド2に乾燥風を送給する軸流式の送風ファン29が配置してある。
上記のように、電気かみそりを装填部21に装着した状態では、かみそりヘッド2がヘッドシンク22の内部に宙吊状態で支持されている。この状態のかみそりヘッド2の内部にクリーニング液を直接供給して洗浄を行うために、タンク19内部にポンプユニット31を配置し、ヘッドシンク22の傾斜底壁にノズル32を設けている。また、ノズル32と対向するかみそりヘッド2の周囲壁の左右に受液開口33と補助開口34を形成し、各開口33・34をスライド可能なシャッター35で開閉できるようにしている。ポンプユニット31はハウジングベース16Bに固定してあり、その内部には遠心ポンプ(ポンプ)36と、遠心ポンプ36を回転駆動するモータ37が組み込んである。遠心ポンプ36の縦向きの出口通路38と、傾斜配置されるノズル32とは、横向きの通路39を介して接続してある。
タンク19は箱形容器状に形成されており、その上面に先のポンプユニット31を差し込むための給液口42と、ヘッドシンク22のドレン管43に連続する還流管44を差し込むための還流口45とが開口してある(図4参照)。還流口45と上下に対向するタンク19の内部には、ヘッドシンク22から流下する、毛屑や皮脂を含む洗浄後のクリーニング液をろ過するフィルター47が配置してある。フィルター47は、フィルター枠47aと、フィルター枠47aで断面W字状に保形されるろ過エレメント47bとで、上向きに開口する容器状に形成してあり、その上開口縁がタンク19の上壁内面に設けた規制リブ48で、一定範囲内に限って遊動できるように位置保持されている。フィルター47を設けることにより、遠心ポンプ36はろ過されたクリーニング液を加圧してノズル32へ送給できることになる。タンク19とフィルター47はカートリッジ化されていて、所定の使用時間が経過するごとに交換される。
タンク19内のクリーニング液は、ポンプ36で加圧されてノズル32へ送給され、受液開口33に臨むノズル32の先端のノズル口32aから毛屑室R内へ噴出し供給される。このとき、クリーニング液とともに空気を毛屑室R内へ誘引して泡立ちを促進し、さらに泡の破裂衝撃で各部にこびりついた毛屑や皮脂を剥離洗浄するために、ノズル32のノズル口32aと受液開口33との間に、外部空気を毛屑室Rの内部へ導入するための通気空間Sを確保している(図1参照)。具体的には、受液開口33の開口面積を、断面が円形のノズル32のノズル口32aの開口面積より充分に大きく設定して、両者32・33の間に通気空間Sを形成している。
図5および図6に示すように、受液開口33、および補助開口34は、それぞれ先すぼまりアーチ状に形成されており、その開口内縁に沿ってシャッター35の閉じ始端を保持する規制段部51が張り出し形成してある。シャッター35は、両開口33・34と同様に先すぼまりアーチ状に形成されて、その閉じ始端縁に受動突起52が突設してある(図7参照)。またシャッター35の基端にはばね受座53を一体に形成して、ばね受座53をヘッドケース12に設けた内壁12aおよび外壁12bで開閉スライド自在に案内支持し、内外壁12a・12bの間に収容した圧縮コイル形のシャッターばね(シャッター付勢体)54で、シャッター35の全体を閉じ付勢している。上記のように、受液開口33、補助開口34、およびシャッター35を、それぞれ先すぼまりアーチ状に形成すると、シャッター35と各開口33・34の両側摺動縁に毛屑が噛み込むのを防止して、シャッター35の開閉動作を円滑化できる。内壁12aを設けることにより、毛屑室R内の毛屑が内外壁12a・12bの間に入り込むのを防止できる。
シャッター35はシャッターばね54で閉じ状態に保持されるので、電気かみそりの使用時に、受液開口33および補助開口34をシャッター35で閉止して、毛屑が両開口33・34から排出されるのを防止できる。閉じ状態におけるシャッター35の閉じ始端を規制段部51の閉じ端側の段部に密着させると、両者の間に毛屑が挟まって固形化するおそれがある。こうした毛屑の詰まりを防ぐために、閉じ状態におけるシャッター35の閉じ始端と、規制段部51の閉じ端側の段部との間に鉤形の隙間を設けて、毛屑溜り55としている。外刃ホルダー13をかみそりヘッド2から取り外した状態においては、シャッター35は閉じ位置に保持されて、ヘッドケース12から突出している。また、受液開口33および補助開口34は、外刃ホルダー13のかみそりヘッド2との接合縁を切欠始端とする先すぼまりアーチ形状になっている。そのため、外刃ホルダー13をかみそりヘッド2に装着する場合には、受液開口33および補助開口34を各シャッター35にあてがいながら差し込み装着することで、外刃ホルダー13を的確に装着できる。
電気かみそりの装填部21への装着動作を利用してシャッター35を開放操作するために、ノズル32に隣接して開放突起(開放具)57をヘッドシンク22の内面に突設している。かみそりヘッド2が、ヘンドシンク22の内面に差し込まれると、シャッター35の受動突起52が開放突起57で受け止められてその位置に保持される。その結果、電気かみそりが各受け止め部分27で受け止め支持された状態では、シャッター35はシャッターばね54の付勢力に抗して開放操作されて、受液開口33および補助開口34を開放できる。この開放状態において、ノズル32のノズル口32aは、かみそりヘッド2の常態における外郭線より内側に位置していて、受液開口33の開口面より毛屑室Rの内部に僅かに入り込んでいる(図1参照)。また、図6に想像線で示すように、ノズル32の先端面の全体が受液開口33の開口縁内の領域に臨んでいる。このように、ノズル32の先端部分をかみそりヘッド2の外郭線より内側に位置させ、さらに受液開口33の開口縁内の領域に臨ませると、クリーニング液を毛屑室R内へ確実に噴出し供給できる。
給電アーム18は、定位ポスト17のガイド筒64で上下スライド自在に支持され、両者間に配置した圧縮コイル形のばね60で上向きに進出付勢してある。図4に示すように、給電アーム18の突端下面には、電気かみそりの給電用のプラグ11に接続されるソケット61が設けてあり、給電アーム18を先のばね60の付勢力に抗して押し下げ操作した状態において、ソケット61がプラグ11と電気的に接続できるようになっている。この給電状態をばね60の付勢力に抗して保持するために、給電アーム18のアーム筒63と、定位ポスト17のガイド筒64との間に、循環的にロック状態とロック解除状態に切り換わるロック機構を設けている。
図8に示すようにロック機構は、ハート形のロック溝65と、ロック溝65の上下に設けられるV字状のガイド体66・67と、ロック溝65に沿って循環するロックばね68などで構成する。給電アーム18がばね60で押し上げられて待機位置にあるとき、ロックばね68の先端は、ロック溝65の下端凹部69に掛止している。この状態から、給電アーム18を押し込み操作すると、アーム筒63が下降するのに伴い、ロックばね68の先端が下側のガイド体67に案内されて、ロック溝65の右半側の溝へと押しやられ、右半側の溝の上端を通過するのと同時に、ロックばね68が自己の弾性で左右中央の中立位置へ復帰する。
結果、ロックばね68の先端は、ロック溝65の上端凹部70に掛止して、給電アーム18を下方の接続位置でロック保持する。再度、給電アーム18を押し込み操作すると、ロックばね68の先端が上側のガイド体66に案内されて、ロック溝65の左半側の溝へと押しやられ、左半側の溝の下端を通過するのと同時に、ロックばね68が自己の弾性で左右中央の中立位置へ復帰して、再び下端凹部69に掛止する。以後、一連の循環動作を繰り返して、給電アーム18を待機位置とロック位置とに交互に位置保持できる。
ハウジング16の内部に配置したタンク19を出し入れするために、ハウジング16を昇降機構で下方の使用位置と、上方の退避位置との間で昇降できるようにしている。図9ないし図11において昇降機構は、ベース15と一体に設けられてハウジングベース16Bを昇降移動可能に案内する左右一対のガイド枠72と、ピン76で左右一対のX字状に組まれた昇降リンク73・73と、一方の昇降リンク73とハウジングベース16Bのブラケット74との間に張架される引っ張りコイル形のばね75と、ばね75の付勢力に抗してハウジングベース16Bを使用位置でロック保持する昇降ロック機構などで構成してある。昇降リンク73・73の後端は、それぞれベース15と、ハウジングベース16Bに軸支するが、両リンク73・73の前端は、自由端になっていて、ベース15およびハウジングベース16Bに沿って前後スライドできる。
昇降ロック機構は、ハウジングベース16Bの上面に配置されるコ字状のロック枠79と、ロック枠79に設けたロック爪80と係合する固定爪81と、ロック爪80が固定爪81と係合する向きにロック枠79を移動付勢するロックばね82と、ロック枠79をロックばね82の付勢力に抗してロック解除操作する、上下に長い解除レバー83などで構成する。図9に示すように、解除レバー83の上端に設けた操作部85は、装填部21の背壁の上下中途部において露出させてあり、電気かみそりを装填部21から取り外した状態でないと、解除レバー83を押し込み操作できない。解除レバー83は、その中途部がピン86で軸支されて前後揺動でき、解除レバー83の下端の操作部87は先のロック枠79の背面に接当している。
ハウジング16が使用位置にあるとき、解除レバー83の操作部85を押し込み操作すると、ロック枠79がロックばね82に抗して図9に向かって左側へスライド操作されるので、ロック爪80と固定爪81との係合状態が解除される。ロック解除と同時に、一方の昇降リンク73はばね75でブラケット74の側へ引き寄せられ、他方の昇降リンク73のスライド端も同方向へスライド変位する。したがって、両リンク73・73は、図9に示す上下に押し潰されたX字状の姿勢から、図11に示すように上下に長いX字状の姿勢に変化し、ハウジング16の全体を押し上げる。
上記のように、ハウジング16が開放された状態では、ポンプユニット31、およびヘッドシンク22のドレン管43がタンク19から離脱するので、タンク19をベース15に対して出し入れできる。タンク19をベース15上へ戻したのち、ハウジング本体16Aを押し下げ操作すると、昇降リンク73・73がばね75に抗して前後に大きく開く向きに変位し、ロック爪80が固定爪81を乗り越えながら、再び固定爪81と係合して、ハウジング16を使用位置に位置保持する。同時にポンプユニット31およびドレン管43がタンク19内に挿入される。
次に、クリーニング装置の運転モードと各運転モードにおける動作について説明する。クリーニング装置は、装填部21に電気かみそりが適正な姿勢で装填してあること、タンク19がベース15上の所定位置に配置してあること、給電アーム18が接続位置へ押し下げられて、電気かみそりに対して通電できる状態であること、の各条件を満たした状態でのみ作動でき、さらにポンプ36を駆動するモータ37の駆動電流が一定値以上であること、つまりタンク19内に貯留されたクリーニング液の液位が一定以上であることを連続運転するための条件にしている。
先の各運転条件が満たされているか否かを検知するために、図12に示すようにヘッドシンク22の前面一側に第1検知スイッチ90を設け、タンク19の収容空間に臨んで第2検知スイッチ91を設け、給電アーム18の押し下げ状態を検知する第3検知スイッチ92を設けている。これらの運転条件を満足する状態で、セレクトボタン23をオンすると洗浄−乾燥モードとなり、セレクトボタン23を一定時間内に2回オンすると乾燥モードとなり、セレクトボタン23を一定時間内に3回オンするとリセット状態になる。また、充電ボタン24をオンすると充電モードとなる。図12において、クリーニング装置と電気かみそりとは、電力供給ライン97と信号ライン98を介して接続されており、クリーニング装置側の制御部99からの指令信号によって常開スイッチ93をオン状態に切り換えてモータ駆動用、および充電用の電流を供給可能となっている。常開スイッチ93を介装するのは、プラグ11、およびソケット61の腐食を防止するためである。電気かみそり側の制御部100は、CPUや充電制御ICなどで構成してある。
図13に示すように、洗浄−乾燥モードにおいては、セレクトボタン23がオン操作されたのち、ポンプ駆動用のモータ37が起動され、クリーニング液が毛屑室へと送給されて洗浄が開始される。同時に常開スイッチ93がオン操作されて電気かみそりのモータ6が起動可能な状態となる。洗浄開始から所定時間が経過する前段過程では、ポンプ駆動用のモータ37を間歇的に駆動して、クリーニング液の送給と、かみそりヘッド2内からのクリーニング液の排出とを交互に行う。前段過程が終了するのと同時に、先のモータ37を連続駆動してクリーニング液を連続供給し、同時に内刃4およびセンター刃5の内刃を駆動するモータ6を間欠的に駆動しながら洗浄を行って、後段過程へ移行する。間欠駆動時のモータ6、およびモータ37の起動および停止は、制御部99からの指令信号によって制御される。後段過程の開始から一定時間が経過すると、ポンプ駆動用のモータ37への通電を停止して洗浄モードを終了する。上記のようにポンプ駆動用のモータ37を間欠的に駆動して、クリーニング液の送給と、かみそりヘッド2内からのクリーニング液の排出とを交互に行うようにすると、洗浄の前段過程で毛屑がかみそりヘッド2内で飛び散るのを防止しながら、洗い流すことができる。前段過程において大雑把に毛屑を排出した後は、内刃4を間欠的に駆動してクリーニング液を撹拌し、内刃4やその周辺に付着した毛屑や皮脂などを強制的に洗い流すことができる。
洗浄モードの終了と同時に送風ファン29を起動して乾燥モードが開始され、乾燥風をかみそりヘッド2へ向かって吹き付ける。乾燥モードに移行した後も、内刃4およびセンター刃5の内刃は一定時間だけ間欠的に駆動され、以後は完全に停止される。所定時間が経過したら、送風ファン29への通電を停止して乾燥モードを終了する。この時点で、電気かみそり内部の二次電池8の電圧が、充電完了時の電圧の20%以上であれば洗浄−乾燥モードを終了し、充電完了時の電圧の20%未満である場合には自動的に充電モードへ移行し、二次電池8に対する充電が行われる。
乾燥モードは、上記の洗浄モードにおける乾燥モードのみで構成されており、先に説明した逐次動作を同様に行う。充電のみを行う場合に、充電ボタン24をオン操作する。その場合には、図14に示すように充電ボタン24がオン操作されるのと同時に、二次電池8に対する充電が開始され、その電圧が所定値に達した時点で終了する。
洗浄時に毛屑室R内へ噴出されたクリーニング液は、内刃4、外刃3、外刃ホルダー13の内面壁などに衝突し、さらに回転駆動される内刃4によって撹拌されて、毛屑室R内の各部材に接触して毛屑や皮脂を洗い流す。毛屑室Rへは一定量のクリーニング液が連続して送給される。そのため、毛屑室Rの内部は、常にろ過されたクリーニング液で占められており、内刃4で撹拌されたクリーニング液は主に外刃3を介してヘッドシンク22へと排出され、ドレン管43と還流管44を介してタンク19に回収される。このように、毛屑室Rにおけるクリーニング液を強制的に入れ替えるようにすると、内刃4や外刃3などから洗い落とされた毛屑や皮脂を、排出されるクリーニング液とともにかみそりヘッド2の外へ効果的に排出できるので、一連のクリーニング作業を短時間で効果的に行える。
洗浄時には、ノズル32でクリーニング液を送給するのと同時に、外部空気がノズル口32aと受液開口33との間の通気空間Sからかみそりヘッド2の内部へ誘引される。誘引された空気は、内刃4によってクリーニング液とともに撹拌され、クリーニング液の泡立ちを促進できる。したがってクリーニング液とその泡とが混在する洗浄状態を維持して洗浄効果を向上できる。さらに泡の破裂衝撃で各部にこびりついた毛屑や皮脂を剥離洗浄して効果的に洗浄できる。
また、かみそりヘッド2に、受液開口33とは別に補助開口34を開口すると、かみそりヘッド2の内部と外部空間とを補助開口34を介して連通できるので、かみそりヘッド内のクリーニング液が外刃3から排出されるのを促進できるうえ、外刃3に毛屑などが詰まってクリーニング液を充分に排出できないような場合に、補助開口34からクリーニング液を排出して、かみそりヘッド2内にクリーニング液が充満するのを回避できる。また、乾燥時には、補助開口34から乾燥空気を導入してかみそりヘッド2内の空気の入れ替わりを促進して、内刃4やかみそりヘッド内部の壁面などの乾燥を効果的に行える。なお、図1に示すように、電気かみそりを倒立姿勢で装填部21へ装着した状態においては、外刃ホルダー13の下面側で受液開口33が開口するので、ノズル32からクリーニング液を供給している状態においては、その一部が受液開口33からあふれ出ることが予想されるが、その場合にも外部空気を通気空間Sからかみそりヘッド2内に導入して洗浄効果を向上できる。
クリーニング液は石鹸を含む洗浄液、またはアルコール水溶液を適用できるが、この実施例では洗浄液で洗浄を行うようにした。本発明者等は、成分が異なる各種の洗浄液を調合して、その洗浄効果を確認した。さらにかみそりヘッド2に設けられた各部材の洗浄液に対する耐薬品性などを確認した。その結果、以下の成分の洗浄液をクリーニング液とするとき、好適な洗浄効果が得られ、洗浄液成分による腐食作用に問題のないことを確認した。クリーニング液は、その殆どを占める水に、界面活性剤、抗菌剤(殺菌剤)と、微量の香料および着色料など混合して調整してある。具体的には、界面活性剤としてポリオキシエチレントリデシルエーテルを0.25重量%含み、さらに殺菌剤として塩化セチルピリジニウムを0.10重量%含み、抗菌剤として微量の銀イオンを含む水溶液をクリーニング液とした。銀イオンの換わりに、粒径が数ナノメートル前後に調整された銀の微粉末を適用することができる。
図15は、シャッター35の開放構造の変形例を示す。なお、この実施例を含む以下の実施例では、先の実施例と同じ部材に同じ符号を付してその説明を省略する。図15(a)では、受動突起52をシャッター35のばね受座53寄りの外面に突設し、これをヘッドシンク22の内面に突設した開放突起57で開放操作できるようにした。開放突起57は、ノズル32からシャッター35の開放方向へ所定距離だけ離れた位置に配置してある。具体的には、開放突起57とノズル32とは、シャッター35の開閉ストロークとほぼ同じ距離だけ離れている。
図15(b)ではノズル32自体が開放突起57を兼ねるようにして、ノズル32で受動突起52を受け止めて、シャッター35を開放操作できるようにした。また、図15(c)では、図15(a)とは逆に開放突起57をノズル32よりもシャッター35の閉じ方向に位置するように隣接配置し、シャッター35を開放突起57で開放操作した状態において、シャッター35に開口した通口95が受液開口33に臨むようにして、ノズル32から噴出されるクリーニング液を毛屑室R内へ送給できるようにした。
上記の実施例では、電気かみそりを装填部21に装填するときの動作を利用して、シャッター35を開放するようにしたがその必要はなく、例えば給電アーム18のソケット61をプラグ11に接続するときの押し下げ操作に連動して、シャッター35を開放することができる。必要があれば、電気かみそりが装填部21に適正に装填されたことを検知して、モータやソレノイドなどを駆動源にして、シャッター35を自動的に開放することができる。シャッターばね54は、コイルばねで形成する必要はなく、板ばね、ねじりコイルばね、引っ張りばねなどで形成することができる。
図16はシャッター構造の別の実施例を示す。そこでは、閉じ状態におけるシャッター35の主面壁が規制段部51の外面側を覆う構造として、シャッター35の閉じ始端と規制段部51の閉じ端との間に逆L字状の隙間を形成して、毛屑溜り55とした。
上記の実施例以外に、先の実施例において送風ファン29が配置してある側のヘッドシンク22の壁面にノズル32を配置することができる。もちろん、ヘッドシンク22の前後の壁面にノズル32を配置してもよい。ポンプ36は遠心ポンプである必要はなく、ロータリーポンプ、ギヤポンプ、あるいはレシプロポンプであってもよい。電気かみそりは倒立姿勢で装填部21に装着する必要はなく、かみそりヘッド2が僅かに下り傾斜する状態で、電気かみそりの全体が横臥する姿勢で装填部21に装着することができる。先の実施例では、かみそりヘッド2に、受液開口33と同開口33を閉止するシャッター35と、補助開口34と同開口34を閉止するシャッター35とを設けたが、受液開口33と同開口33を閉止するシャッター35のみを設ける構成とすることができる。また、外刃ホルダー13の前後面のそれぞれに、受液開口33とシャッター35を設け、両受液開口33と対向するヘッドシンク22の内面前後にノズル32を配置することができる。
上記の実施例では、外刃ホルダー13に形成した開口33・34の一方を受液開口33とし、他方を補助開口34としたが、両開口33・34のそれぞれにノズル32を臨ませて、両開口33・34を受液開口とすることができる。クリーニング液を受液開口33の側からのみ供給する場合には、補助開口34は開放具57で開放する必要はない。かみそりヘッド2は、本体部1に対して前後、左右、あるいは上下動可能に浮動支持してあってもよく、本体部1と一体化された固定構造であってもよい。内刃4はロータリー方式の内刃駆動構造である必要はなく、本発明は内刃4が往復駆動される形態の電気かみそりにも適用できる。シャッター35は、スライド開閉する以外に、往復揺動して受液開口33や補助開口34を開閉する構造とすることができる。
クリーニング装置要部の縦断側面図である。 電気かみそりおよびクリーニング装置の正面図である。 電気かみそりを装填した状態のクリーニング装置の側面図である。 電気かみそりを装填した状態のクリーニング装置の縦断側面図である。 ヘッドシンクの横断平面図である。 かみそりヘッドの背面図である。 図6におけるA−A線断面図である。 給電アーム用のロック構造を示す縦断背面図である。 ハウジングの昇降機構を示す縦断側面図である。 ハウジングの昇降機を示す横断平面図である。 ハウジングを開放した状態の縦断側面図である。 クリーニング装置と電気かみそりの制御概念を示す説明図である。 洗浄モードにおける各機器の駆動例を示すタイミングチャートである。 充電モード時のタイミングチャートである。 シャッター35の開放構造の変形例を示す断面図である。 シャッター構造の変形例を示す断面図である。
符号の説明
1 本体ケース
2 かみそりヘッド
16 ハウジング
19 タンク
21 装填部
22 ヘッドシンク
33 受液開口
35 シャッター
36 遠心ポンプ

Claims (8)

  1. ハウジング(16)に、クリーニング液を貯留するタンク(19)と、電気かみそりを洗浄姿勢で固定保持する装填部(21)と、装填部(21)に装着した電気かみそりのかみそりヘッド(2)を受け入れるヘッドシンク(22)と、タンク(19)内のクリーニング液をヘッドシンク(22)に設けたノズル(32)へ圧送するポンプ(36)とが設けられており、
    ノズル(32)と対向するかみそりヘッド(2)の周囲壁には受液開口(33)が形成されており、
    ノズル(32)から送出されるクリーニング液を、受液開口(33)を介してかみそりヘッド(2)の内部へ直接送給して洗浄するようになっており、
    かみそりヘッド(2)に、電気かみそりの使用時に受液開口(33)を閉止し、洗浄時に受液開口(33)を開放するシャッター(35)が設けてあり、
    電気かみそりを所定の洗浄姿勢で装填部(21)に装着した状態において、シャッター(35)が開放操作され、
    電気かみそりを装填部(21)から取り外した状態において、シャッター(35)が閉止操作されるように構成してあり、
    受液開口(33)をスライド開閉するシャッター(35)は、シャッター付勢体(52)で閉じ付勢されており、
    電気かみそりを所定の洗浄姿勢で装填部(21)に装着する過程で、シャッター(35)をシャッター付勢体(52)の付勢力に抗して開放操作する開放具(57)がヘッドシンク(22)に設けてあることを特徴とする電気かみそりのクリーニング装置。
  2. ノズル(32)のノズル口(32a)と受液開口(33)との間に、外部空気をかみそりヘッドの内部へ導入するための通気空間(S)が確保してある請求項1記載の電気かみそりのクリーニング装置。
  3. 受液開口(33)の開口面積が、ノズル(32)のノズル口(32a)の開口面積より大きく設定されていて、ノズル(32)の先端が受液開口(33)を介してかみそりヘッド(2)の内部空間内に臨ませてある請求項1または2記載のクリーニング装置。
  4. シャッター(35)の閉じ始端縁に、前記開放具(57)で受け止められる受動突起(52)が突設してある請求項1乃至3のいずれかに記載の電気かみそりのクリーニング装置。
  5. かみそりヘッド(2)を構成するヘッドケース(12)と、ヘッドケース(12)に着脱可能に装着される外刃ホルダー(13)とで、毛屑を収容する毛屑室(R)が区画されており、
    受液開口(33)が外刃ホルダー(13)に開口され、シャッター(35)がヘッドケース(12)に設けた内壁(12a)および外壁(12b)で開閉スライド自在に案内支持されている請求項1乃至のいずれかに記載の電気かみそりのクリーニング装置。
  6. 受液開口(33)およびシャッター(35)が、受液開口(33)の開放端の側から閉止端の側へ向かって先すぼまり状に形成してある請求項1乃至5のいずれかに記載の電気かみそりのクリーニング装置。
  7. 受液開口(33)の開口内縁に沿って、毛屑の移動を規制する規制段部(51)が張り出し形成してある請求項1乃至6のいずれかに記載の電気かみそりのクリーニング装置。
  8. 閉じ状態におけるシャッター(35)の閉じ端と、前記規制段部(51)の閉じ端との間に、毛屑溜り(55)が形成してある請求項7記載の電気かみそりのクリーニング装置
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