JP5013465B2 - クリーニング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、クリーニング液を貯留するタンク内部に、洗浄後のクリーニング液をろ過するためのフィルターを備えている電気かみそりのクリーニング装置に関する。
電気かみそり用のクリーニング装置において、タンク内部にフィルターを設けることは特許文献1に公知である。そこでは、中空筒状のフィルターをタンク内部の底寄りに横臥姿勢で配置し、ポンプの吸液管をフィルター内部に配置している。クリーニング装置には倒立姿勢で装填した電気かみそりのかみそりヘッドを受け入れる洗浄槽が設けてあり、ポンプで加圧したクリーニング液を洗浄槽へ送給し、クリーニング液をかみそりヘッドに流し掛けながら洗浄を行う。洗浄後のクリーニング液は、洗浄槽の底に開口された出口ポートからタンクへと戻される。フィルターの一端はタンクの周壁にシール体を介して固定してあり、先の吸液管はシール体を介してフィルターの内部に挿入してある。
特表2001−512337号公報(第9頁第2〜8行、図1)
特許文献1のクリーニング装置によれば、フィルターでろ過された後の、清浄なクリーニング液をかみそりヘッドに流し掛けながら洗浄を行うので、かみそりヘッドの洗浄を効果的に行える。また、かみそりヘッドから洗い流された毛屑や皮脂などは、洗浄後のクリーニング液とともにタンク内に戻して、タンク内に保持することができる。しかし、タンクの容量に比べて、容積の小さなフィルター内部のクリーニング液をポンプで吸引するので、フィルターのろ過面において、ろ過面を横切る定常的な水流が形成されるのを避けられず、しかも、タンク内のクリーニング液には回収された毛屑や皮脂が広く分散しているため、これらの毛屑や皮脂などが先の定常流で運ばれてろ過面に捕捉されやすく、そのため比較的早期に目詰まりを生じやすい。洗浄時間が長時間におよぶと、回収される毛屑や皮脂の量が増えることもあって目詰まり状態が急速に進行し、ポンプを駆動するモーターに過大な負荷が掛かりやすい。
フィルターは、その全体がタンク内のクリーニング液に浸漬する状態で配置してあり、しかもポンプの吸液管をタンクの周囲壁からシール体を介してフィルターの内部に差し込む構造になっている。そのため、シール体を吸液管に対して正しく位置決めした状態で、タンクを差し込み装着する必要があり、タンク装着操作が煩わしい。さらに、タンクを着脱する場合に吸液管の差込口から液漏れするのを避ける必要があり、勢いシール構造が複雑になり、その分だけコストが嵩むのを避けられない。フィルターを含むタンクがカートリッジ化してある場合には、タンクの交換費用が嵩むことにもなる。
本発明の目的は、ろ過されたクリーニング液をポンプで供給してかみそりヘッドの洗浄を効果的に行えるうえ、ろ過面が目詰まりしにくいフィルターを備えていて、長期にわたってクリーニング液を円滑に供給できるクリーニング装置を提供することにある。本発明の目的は、タンク内におけるフィルター配置と、フィルター構造を好適化することにより、ろ過面の目詰まりを長期にわたって防止でき、しかもフィルターと共にカートリッジ化されたタンクの着脱を簡便に行うことができるフィルターを備えたクリーニング装置を提供することにある。
本発明のクリーニング装置は、洗浄部22と、クリーニング液を収容するタンク19と、タンク19内のクリーニング液を洗浄部22へ送給するポンプ36とを備えている。タンク19には、クリーニング液を送出するための給液口42と、洗浄後のクリーニング液を受け入れるための戻し口45とが開口されていて、タンク内部に洗浄後のクリーニング液をろ過するフィルター47が配置してある。フィルター47は、ろ過エレメント49を含んで上向きに開口する容器状に形成されて、フィルター内部に上突状の山部50が設けられている。フィルター47は、その上面開口が戻し口45と上下に対向する状態でタンク19内に配置する。山部50が戻し口45と上下に正対する状態で、フィルター47をタンク19内に配置する。タンク19内におけるクリーニング液の液位は、該タンク19内にクリーニング液を充填した際の静置液位と、ポンプ36から洗浄部22に向けてクリーニング液を送給する洗浄動作時における洗浄時液位との間で変化するようになっており、洗浄時液位は静置液位より低い位置にある。フィルター47の上面開口縁が、タンク19内に収容されたクリーニング液の静置液位より上方に露出され、ろ過面の殆どがクリーニング液中に浸漬する。フィルター47は、フィルター枠48と、フィルター枠48で断面W字状に保形されるシート状のろ過エレメント49とで構成し、ろ過エレメント49で形成される山部50の下部両側に毛屑溜51を形成する。タンク19内のクリーニング液がポンプ36で洗浄部22へ送給され、洗浄後のクリーニング液が洗浄部22から戻し口45を介してタンク19へ戻される洗浄状態において、山部50の上端を、静置液位より下方で洗浄時液位と同じか、これより僅かに上方に位置するように構成する。洗浄状態において、戻し口45から流下されるクリーニング液は、山部50に沿って毛屑溜51へと流動し、山部50のろ過面に付着した毛屑や皮脂を強制的に洗い流すように構成する。
タンク19の内部に規制リブ46を突設し、フィルター47を規制リブ46で規定された移動範囲内で遊動できるようにする。
本発明では、タンク19内のクリーニング液をポンプ36で洗浄部22へ送給しながらかみそりヘッド2の洗浄を行うクリーニング装置において、タンク19の内部に洗浄後のクリーニング液をろ過するフィルター47を配置した。具体的には、ろ過エレメント49を含んで上向きに開口する容器状に形成したフィルター47を、その上面開口が戻し口45と上下に対向する状態でタンク19内に配置して、戻し口45から流下する洗浄後のクリーニング液の全てをフィルター47のろ過エレメント49でろ過できるようにした。このように、戻し口45から流下する洗浄後のクリーニング液の全てを、タンク19内に設けたフィルター47でろ過すると、ろ過された後の毛屑や皮脂をフィルター47の内部に留めて、フィルター外面のクリーニング液中に毛屑や皮脂が分散するのを阻止できる。したがって、洗浄部22には、ろ過された後の清浄なクリーニング液をポンプ36で供給してかみそりヘッド2の洗浄を効果的に行える。
また、フィルター47の内部に上突状の山部50を設けるので、山部50の分だけろ過面積を拡大して、ろ過面が早期に目詰まり状態に陥るのを遅らせることができるうえ、山部50に付着した毛屑や皮脂を、戻し口45から流下するクリーニング液によって形成される液流によって洗い流して、ろ過面の目詰まりを防止でき、全体として長期にわたってクリーニング液を円滑に供給できるクリーニング装置とすることができる。
とくに、タンク19内に配置したフィルター47の山部50を戻し口45と上下に正対させると、戻し口45から流下するクリーニング液を山部50に直接衝突させることができるので、山部50やその周辺部分に付着した毛屑や皮脂を、クリーニング液の流れでさらに確実に洗い流してろ過面を更新でき、フィルター47の内部に捕捉される毛屑や皮脂の量が増加しても、洗浄後のクリーニング液を支障なくろ過できる。
タンク19内に収容されたクリーニング液の静置液位を基準にして、フィルター47の上面開口縁を静置液位をより上方に露出させるようにすると、洗浄状態において戻し口45から流下するクリーニング液が、ろ過されないままフィルター47の上面開口縁を乗り越えて溢れ出るのを確実に防止でき、したがって、ポンプ36で吸い込まれるクリーニング液に毛屑や皮脂が含まれるのを解消して、ポンプ36の内部やクリーニング液の送給通路に毛屑や皮脂が付着し膠着するのを阻止し、常に円滑にクリーニング液を送給できる。また、ろ過面の殆どがクリーニング液中に常時浸漬してあるので、不使用状態においてろ過面が乾燥し、毛屑や皮脂がろ過面に膠着するのを防止できる。
フィルター枠48と、フィルター枠48で断面W字状に保形されるシート状のろ過エレメント49とでフィルター47を構成し、ろ過エレメント49で形成される山部50の下部両側に毛屑溜51を形成すると、山部50の分だけフィルター47の開口面に対するろ過面積の割合を大きくできるうえ、山部50に連続する毛屑溜51に毛屑等を沈下集積させることができる。
タンク19内のクリーニング液がポンプ36で洗浄部22へ送給され、洗浄後のクリーニング液が洗浄部22から戻し口45を介してタンク19へ戻される洗浄状態において、山部50の上端を、静置液位より下方で、洗浄時液位と同じか、これより僅かに上方に位置させると、戻し口45から流下するクリーニング液を、山部50と、その周辺部分を含むより広い範囲にわたって直接衝突させることができるので、山部50やその周辺部分に付着した毛屑や皮脂をクリーニング液の流れで確実に洗い流して、ろ過面をさらに効果的に更新し、長期にわたってろ過能力の低下を防止できる。
タンク19の内部に規制リブ46を突設し、フィルター47を規制リブ46で規定された移動範囲内で遊動できるようにすると、ポンプ36を駆動するときの振動や、戻し口45から流下するクリーニング液の流下衝撃によって、フィルター47が一定範囲内で遊動でき、その結果、戻し口45と山部50との相対位置が変化するので、山部50や周辺部分に付着した毛屑や皮脂をクリーニング液の流れで広範にわたって洗い流すことができ、更新できるろ過面を拡大できる。
(実施例) 図1ないし図15は本発明に係るクリーニング装置の実施例を示す。図2において、洗浄対象の電気かみそりは、グリップを兼ねる本体部1と、本体部1の上部に設けられるかみそりヘッド2とを備えている。かみそりヘッド2には、網刃からなる断面アーチ形の一対の外刃3と、各外刃3内面に摺接するロータリー式の内刃4・4と、センター刃5とが設けられており、本体部1の内部に設けたモーター6の回転動力で、内刃4・4を回転駆動でき、同時にセンター刃5の内刃を往復駆動できる。
本体部1には2次電池8が収容され、その前面にメインスイッチを切り換えるための押しボタン型のスイッチボタン9と、運転モードを表示するためのLED表示10などが設けてある。本体部1の下端には、給電用のプラグ11が設けてある。かみそりヘッド2を構成するヘッドケース12と、ヘッドケース12に着脱可能に装着される外刃ホルダー13とで、毛屑を収容する毛屑室Rが区画されている。
クリーニング装置は、ベース15と、ベース15に対して昇降変位できるハウジング16と、ハウジング16の後部中央に立設されて、倒立姿勢の電気かみそりを受け止める定位ポスト17と、定位ポスト17で出没可能に案内支持される給電アーム18などを主な外郭体にして構成してある。図4に示すようにハウジング16は、クリーニング装置の主要部外面を覆うハウジング本体16Aと、ハウジング本体16Aの内面下部寄りに固定されるハウジングベース16Bとで構成する。ベース15とハウジングベース16Bとの間にクリーニング液を貯留するタンク19が配置され、後述するポンプ36がハウジングベース16Bに組み付けてある。図2において符号20はタンク19内の液位を視認するための覗き窓である。
ハウジング本体16Aの上部中央には、電気かみそりを洗浄姿勢で固定保持する装填部21が凹み形成され、その下端に連続してかみそりヘッド2を受け入れるヘッドシンク(洗浄部)22が設けてある。ハウジング本体16Aの前面肩部に設けた制御パネルには、運転モードを選定するためのセレクトボタン23と、充電開始用の充電ボタン24と、洗浄、乾燥、充電の各状態と、リセット状態であることを表示するLED表示部25などが設けてある。
図3および図4に示すように、電気かみそりは、その背面が定位ポスト17と対向する倒立姿勢で装填部21に差し込み装着されて、本体部1の前後面の3箇所が装填部21とヘッドシンク22で受け止め保持され、さらに給電用のプラグ11の近傍のケース背部が、定位ポスト17の上部に突設した保持突起26で位置決め保持される。装填部21、およびヘッドシンク22における本体部1の受け止め部分を符号27で示す。ヘッドシンク22の前面中央には、洗浄後のかみそりヘッド2に乾燥風を送給する軸流式の送風ファン29が配置してある。なお、本発明における装填部21とは、ヘッドシンク22と、倒立姿勢で装填される電気かみそりを支持するための定位ポスト17を含む概念である。
上記のように、電気かみそりを装填部21に装着した状態では、かみそりヘッド2がヘッドシンク22の内部に宙吊り状態で支持されている。この状態のかみそりヘッド2の内部にクリーニング液を直接供給して洗浄を行うために、図1および図4に示すように、タンク19の内部にポンプユニット31を配置し、ヘッドシンク22の傾斜底壁にノズル32を設けている。また、ノズル32と対向するかみそりヘッド2の周囲壁の左右に受液開口33と補助開口34を形成し、各開口33・34をスライド可能なシャッター35で開閉できるようにしている。ポンプユニット31はハウジングベース16Bに固定してあり、その内部には遠心ポンプ(ポンプ)36と、遠心ポンプ36を回転駆動するモーター37が組み込んである。遠心ポンプ36の縦向きの出口通路38と、傾斜配置されるノズル32とは、横向きの通路39を介して接続してある。符号40は遠心ポンプ36の吸込口である。
タンク19は、下向きに開口するタンク本体19aと、タンクベース19bとで構成してあり、これら両者19a・19bの接合面の全周を超音波溶着法によって溶着固定することにより箱形容器状に形成してある。タンク19の底部左右には張出壁19c(図7参照)が形成される。タンク本体19bの上面には、先のポンプユニット31を差し込むための給液口42と、ヘッドシンク22のドレンポート43に連続する戻し管44を差し込むための戻し口45とが開口してある(図1参照)。また、タンク本体19bの一側内面には、タンク内に収容したフィルター47の移動範囲を規定する4個の規制リブ46が突設してある。図6に示すように、規制リブ46は戻し口45を囲む4箇所に形成する。
図5に示すように、フィルター47は、フィルター枠48と、フィルター枠48で断面がW字状に保形されるろ過エレメント49とで上向きに開口する容器状に形成してある。フィルター枠48は左右一対の側壁48aと、これら側壁48aの対向面どうしを繋ぐ5個の桟体48bとを一体に備えたプラスチック成形品からなり、上開口面が四角形に形成してある。
ろ過エレメント49は不織布を素材にして形成してあり、フィルター枠48を射出成形する際にインサート固定される。5個の桟体48bでろ過エレメント49を断面W字状に保形することにより、ろ過エレメント49の前後中央部分に上突状の山部50が形成され、山部50の前後それぞれにV字状の毛屑溜り51が形成される。ろ過エレメント49を断面W字状に保形することによりフィルター47のろ過面積を大きくでき、フィルター47の開口面に対するろ過面積の割合を大きくできる。このように構成したフィルター47をタンク本体19aの内部に収容した状態で、タンク本体19aとタンクベース19bを溶着することにより、フィルター47が封入されたタンク19、ひなわちカートリッジ化されたタンク19が得られる。出荷時におけるタンク19の給液口42と戻し口45とは、それぞれシールシートで閉止してある。
先に説明したように、タンク19に封入されたフィルター47は、図7に示すように側壁48aの下端がタンクベース19bに設けた位置決めリブ52で受け止められて、ろ過エレメント49の下端がタンクベース19の底壁上面から浮き離れるように支持される。したがって、ろ過されたクリーニング液はフィルター47の下方空間を自由に行き来できる。また、タンク19内におけるフィルター47の収容位置は規制リブ46によって規定されて、山部50が戻し口45と上下に対向している。
フィルター47の開口面の前後寸法は規制リブ46の前後対向間隔より小さく、開口面の左右寸法はタンク本体19aの左右壁の対向間隔より僅かに小さく設定してある。また、フィルター47の上下高さは、タンク本体19aの上壁内面と、先の位置決めリブ52の上端との間の上下寸法より小さく設定してある。したがって、フィルター47は、タンク19内において、規制リブ46で規定された範囲内で前後遊動できる。
上記のように、戻し口45の真下にフィルター47を配置することにより、ヘッドシンク22から戻される毛屑や皮脂を含む洗浄後のクリーニング液の全てを、フィルター47の内部へ流下させてろ過でき、遠心ポンプ36はろ過された後のクリーニング液をノズル32へ送給できることになる。タンク19内の液位は、洗浄時と不使用時とで変化する。タンク19の内部に規定量のクリーニング液を充填し、ポンプユニット31をタンク内に差し込んだ状態の静置液位(図1に示す状態)は最も高い位置にあり、洗浄時の液位は、ヘッドシンク22へ送られるクリーニング液の分だけ静置液位より低い位置にある。これらの液位との関係でフィルター47の上下寸法を設定している。
詳しくは、戻し管44から流下される洗浄後のクリーニング液が、フィルター47の開口縁から溢れ出るのを防止するために、フィルター47の上面開口縁を、タンク19内のクリーニング液の静置液位より上方に露出させている。また、山部50の上端は、静置液位より下方で、洗浄時液位と同じか、洗浄時液位より僅かに上方に位置させてある。これにより、戻し管44から流下されるクリーニング液は、山部50に沿って各毛屑溜51へと流動し、その間に山部50のろ過面に付着した毛屑や皮脂などを強制的に洗い流す。したがって、山部50を形成する前後のろ過面が目詰まり状態に陥ることはなく、長期にわたってクリーニング液を円滑に供給できる。
タンク19内のクリーニング液は、ポンプ36で加圧されてノズル32へ送給され、受液開口33に臨むノズル32の先端のノズル口32aから毛屑室R内へ噴き出し供給される。このとき、クリーニング液とともに外部空気が毛屑室R内へ誘引されて泡立ちを促進し、さらに泡の破裂衝撃で各部にこびりついた毛屑や皮脂を剥離洗浄できる。受液開口33、および補助開口34は、それぞれ先すぼまりアーチ状に形成されており、シャッター35も両開口33・34と同様に先すぼまりアーチ状に形成してある。シャッター35の閉じ始端縁には受動突起55が突設してある。シャッター35は、その基端に配置した圧縮コイル形のシャッターばねで閉じ付勢してある。
電気かみそりの装填部21への装着動作を利用してシャッター35を開放操作するために、図8に示すようにノズル32に隣接するヘッドシンク22の内面に開放突起57を突設している。かみそりヘッド2が、ヘッドシンク22の内面に差し込まれると、シャッター35の受動突起55が開放突起57で受け止められてその位置に保持される。そして電気かみそりが各受け止め部分27で受け止め支持された状態では、シャッター35がシャッターばねの付勢力に抗して全開放されて、受液開口33および補助開口34を開放できる。
図4において給電アーム18は、その下部に設けたアーム筒59が定位ポスト17のガイド筒60で上下スライド自在に支持され、両者間に配置した圧縮コイル形のばね61で上向きに進出付勢してある。給電アーム18の突端下面には、電気かみそりの給電用のプラグ11に接続されるソケット62が設けてあり、給電アーム18を先のばね61の付勢力に抗して押し下げ操作した状態において、ソケット62がプラグ11と電気的に接続できるようになっている。この給電状態をばね61の付勢力に抗して保持するために、アーム筒59とガイド筒60との間に、ロック機構が設けてある。図3に示す状態の給電アーム18をばね61の付勢力に抗して押し下げ操作すると、図4に示すロック状態に切り換わり、再度給電アーム18を押し下げ操作すると、図3に示すロック解除状態に復帰する。ハウジング本体16Aの背面には、商用電源を直流電流に変換するアダプターを接続するための給電プラグ66が配置してあり、アダプターから給電プラグ66を介して供給される直流電流によって、送風ファン29、および遠心ポンプ36を駆動できる。
ハウジング16の内部に配置したタンク19を出し入れするために、ハウジング16を昇降機構で下方の洗浄位置と、上方の退避位置との間で昇降できるようにしている。図9ないし図12において昇降機構は、X字状に組まれた昇降リンク71・71で構成される左右一対のリンク対70と、ハウジングベース16Bとリンク対71との間に配置されるリフトばね72と、ハウジングベース16Bを昇降移動可能に案内する左右一対のガイド枠73などで構成する。
各昇降リンク71・71の前後中途部は、リンクピン74で相対揺動可能に連結されており、各昇降リンク71・71の前端および後端には、スライドピン75と連結ピン76が一体に設けてある。図9に示すように、各昇降リンク71・71の連結ピン76を、ベース15およびハウジングベース16Bに設けたボス77に係合連結し、スライドピン75を、ベース15の上面、およびハウジングベース16Bの下面に設けたガイド78で前後スライドのみ可能に案内支持することにより、リンク対70を前後方向に長く折り畳まれた姿勢(図9に示す状態)と、上下方向に長いリフト姿勢(図12に示す状態)とに変位できる。
リフトばね72は、前後方向に長い引っ張りばねで形成してあり、その前端が昇降リンク71と一体に設けたばね掛片80に掛止され、後端がハウジングベース16Bの上面後部に設けたブラケット81に掛止してある。ばね掛片80は、ハウジングベース16Bのガイド79で移行案内される側の昇降リンク71に形成する。このように、リンク対70をリフトばね72で引っ張り付勢することにより、両昇降リンク71・71は、上下方向に長いリフト姿勢になるよう常時変位付勢される。
図10に示すように、ベース15の上面には門形のガイド壁83が立設してあり、その上縁前部に後述するロック係合爪88が形成され、上縁後部にガイド枠73が形成してある。ガイド枠73は断面L字状に形成されて、上すぼまり状に形成してある。ハウジングベース16Bには、ガイド枠73で移行案内されるスライド穴84と、先のばね掛片80の前後移動を許す逃げ溝85と、ロック係合爪88用の進出口86とが開口してある。
ハウジング16を下方の洗浄位置においてロック保持するために、ベース15とハウジング16との間に昇降ロック構造を設けている。昇降ロック機構は、ベース15のガイド壁83に設けたロック係合爪88と、ハウジングベース16Bの上面に前後スライド可能に配置されて、ロック係合爪88に係脱するロック枠89と、ロック枠89をロック係合爪88と係合する向きに係合付勢するロックばね90と、ロック枠89をロックばね90の付勢力に抗してロック解除操作する解除レバー91などで構成する。
図11に示すように、ロック枠89は左右一対のスライド枠94を備えたコ字状の枠体からなり、両スライド枠94のそれぞれがハウジングベース16Bで前後スライドのみ自在に案内支持されている。スライド枠94の前部外側面には、先のロック係合爪88と係合する爪片95が横向きに突設してある。ロックばね90は圧縮コイルばねからなり、各スライド枠94の前端と、ハウジングベース16Bに設けたばね受突起との間に介装してある。
解除レバー91は、門形の操作枠101と、操作枠101の上面左右中央に設けられる逆L字状の操作腕102と、操作腕102の上端に設けられるロック解除部103とを一体に備えたプラスチック成形品からなり、操作枠101の後縁をピン104で軸支することにより、解除レバー91の全体が前後傾動できるよう支持される。ピン104は、ハウジングベース16Bに立設したブラケットに固定される。この組み付け状態において、操作枠101の下端は、ロック枠89の受動枠95の後面に接当しており、ロック解除部103は、定位ポスト17の前面に開口した操作窓105から露出している。
上記のように、ロック解除部103を操作窓105を介して装填部21に露出させると、かみそりヘッド2をヘッドシンク22に装着した状態において、ロック解除部103の外面が電気かみそりの本体部1で覆われるので、ロック解除部103を押し込み操作することはできない。したがって、電気かみそりの洗浄時に、使用者の錯誤や、いたずらなどによって解除レバー91がロック解除操作されるのを確実に防止できる。
ベース15に載置されたタンク19の上方遊動を規制するために、図7に示すように先のガイド壁83の基端に逆L字状のガイド段部108を形成し、タンク19の底部左右に形成した張出壁19cをガイド段部108で移行案内している。左右のリンク対70は、ガイド壁83とハウジング本体16Aとの間の空間に配置してある。
電気かみそりを装填部22から取り外した状態において、ロック解除部103を押し込み操作すると、ロック枠89が操作枠101でロックばね90に抗して図9に向かって左側へスライド操作されるので、爪片95とロック係合爪88との係合状態が解除される。ロック解除と同時に、昇降リンク71はリフトばね72でブラケット81の側へ引き寄せられ、ベース15で移行案内される昇降リンク71のスライドピン75も同方向へスライド変位する。したがって、リンク対70は前後方向に長く折り畳まれた状態から、図12に示すように上下方向に長いリフト姿勢に変位し、ハウジング16の全体を退避位置へ押し上げる。
上記のように、ハウジング16を開放した状態では、ポンプユニット31、および戻し管44がタンク19から分離するので、タンク19をベース15に対して自由に出し入れできる。ベース15から抜き出されたタンク19は、クリーニング液を排出したのち廃棄される。クリーニング液が充填された新規のタンク19をベース15上の定位置へ装着したのち、ハウジング本体16Aを押し下げ操作すると、一方の昇降リンク71がハウジングベース16Bで下向きに押し込まれるので、リンク対70がリフトばね72の付勢力に抗して前後へ開く向きに変位し、爪片95がロック係合爪88を乗り越えながら、再びロック係合爪88と係合して、ハウジング16を洗浄位置に位置保持する。ハウジング16の下降移動に伴ってポンプユニット31が給液口42からタンク19内に挿入され、戻し管44が戻し口45からタンク19内に挿入される。このように、ポンプユニット31および戻し管44をタンク19内にそれぞれ挿入すると、洗浄時に循環するクリーニング液がタンク19の外へ漏れ出る余地がなく、したがって、水気を嫌う場所であっても安心してクリーニング装置を使用できる。
次に、クリーニング装置の運転モードと各運転モードにおける動作について説明する。クリーニング装置は、装填部21に電気かみそりが適正な姿勢で装填してあること、タンク19がベース15上の所定位置に配置してあること、給電アーム18が接続位置へ押し下げられて、電気かみそりに対して通電できる状態であること、の各条件を満たした状態でのみ作動でき、さらに遠心ポンプ36を駆動するモーター37の駆動電流が一定値以上であること、つまりタンク19内に貯留されたクリーニング液の液位が一定以上であることを連続運転するための条件にしている。
先の各運転条件が満たされているか否かを検知するために、図13に示すようにヘッドシンク22の前面一側に第1検知スイッチ114を設け、タンク19の収容空間に臨んで第2検知スイッチ115を設け、給電アーム18の押し下げ状態を検知する第3検知スイッチ116を設けている。これらの運転条件が満足された状態で、セレクトボタン23をオンすると洗浄−乾燥モードとなり、セレクトボタン23を一定時間内に2回オンすると乾燥モードとなり、セレクトボタン23を一定時間内に3回オンするとリセット状態になる。また、充電ボタン24をオンすると充電モードとなる。図13において、クリーニング装置と電気かみそりとは、電力供給ライン119と信号ライン120を介して接続されており、クリーニング装置側の制御部121からの指令信号によって常開スイッチ122をオン状態に切り換えることにより、モーター駆動用、および充電用の電流を供給できる。常開スイッチ122を介装するのは、プラグ11、およびソケット62の腐食を防止するためである。電気かみそり側の制御部123は、CPUや充電制御ICなどで構成してある。
図14に示すように、洗浄−乾燥モードにおいては、セレクトボタン23がオン操作されたのち、ポンプ駆動用のモーター37が起動され、クリーニング液が毛屑室へと送給されて洗浄が開始される。同時に常開スイッチ122がオン操作されて電気かみそりのモーター6が起動可能な状態となる。洗浄開始から所定時間が経過する前段過程では、ポンプ駆動用のモーター37を間欠的に駆動して、クリーニング液の送給と、毛屑室Rからのクリーニング液の排出とを交互に行う。前段過程が終了するのと同時に、先のモーター37を連続駆動してクリーニング液を連続供給し、同時に内刃4およびセンター刃5の内刃を駆動するモーター6を間欠的に駆動しながら洗浄を行って、後段過程へ移行する。間欠駆動時のモーター6、およびモーター37の起動および停止は、制御部121からの指令信号によって制御される。後段過程の開始から一定時間が経過すると、ポンプ駆動用のモーター37への通電を停止して洗浄モードを終了する。上記のようにポンプ駆動用のモーター37を間欠的に駆動して、クリーニング液の送給と、かみそりヘッド2内からのクリーニング液の排出とを交互に行うようにすると、洗浄の前段過程で毛屑がかみそりヘッド2内で飛び散るのを防止しながら、洗い流すことができる。前段過程において大雑把に毛屑を排出した後は、内刃4を間欠的に駆動してクリーニング液を撹拌し、内刃4やその周辺に付着した毛屑や皮脂などを強制的に洗い流すことができる。
洗浄モードの終了と同時に送風ファン29を起動して乾燥モードが開始され、乾燥風をかみそりヘッド2へ向かって吹き付ける。乾燥モードに移行した後も、内刃4およびセンター刃5の内刃は一定時間だけ間欠的に駆動され、以後は完全に停止される。所定時間が経過したら、送風ファン29への通電を停止して乾燥モードを終了する。この時点で、電気かみそり内部の2次電池8の電圧が、充電完了時の電圧の20%以上であれば洗浄−乾燥モードを終了し、充電完了時の電圧の20%未満である場合には自動的に充電モードへ移行し、2次電池8に対する充電が行われる。
乾燥モードは、上記の洗浄モードにおける乾燥モードのみで構成されており、先に説明した逐次動作を同様に行う。充電のみを行う場合に、充電ボタン24をオン操作する。その場合には、図15に示すように充電ボタン24がオン操作されるのと同時に、2次電池8に対する充電が開始され、その電圧が所定値に達した時点で終了する。
洗浄時に毛屑室R内へ噴出されたクリーニング液は、内刃4、外刃3、外刃ホルダー13の内面壁などに衝突し、さらに回転駆動される内刃4によって撹拌されて、毛屑室R内の各部材に接触して毛屑や皮脂を洗い流す。毛屑室Rへは一定量のクリーニング液が送給される。そのため、毛屑室Rの内部は、常にろ過されたクリーニング液で占められており、内刃4で撹拌されたクリーニング液は主に外刃3を介してヘッドシンク22へと排出され、ドレンポート43と戻し管44を介してタンク19に回収される。このように、毛屑室Rにおけるクリーニング液を強制的に入れ替えるようにすると、内刃4や外刃3などから洗い落とされた毛屑や皮脂を、排出されるクリーニング液とともにかみそりヘッド2の外へ効果的に排出できるので、一連のクリーニング作業を短時間で効果的に行える。
洗浄時には、ポンプ36およびモーター37が駆動され、さらに電気かみそりのモーター6が駆動される。これらの機器の駆動に伴う振動や、戻し管44から流下するクリーニング液の落下衝撃によって、フィルター47は前後方向へ不規則に遊動する。そのため、戻し管44から流下するクリーニング液は、山部50に連続する前傾斜面と後傾斜面とで交互に受け止められ、前後のろ過面に付着している毛屑や皮脂を確実に洗い流すことができる。
図16は、フィルター47の別の実施例を示す。そこでは、フィルター47を截頭円錐台形の容器として形成し、その内部中央に上突状の山部50を設けた。先の実施例と同様に、山部50はろ過エレメント49で覆われている。このように、山部50や山部50の周囲を囲むろ過面を3次元平面で形成して、ろ過エレメント49を断面W字状に形成することができる。他は先の実施例と同じであるので、同じ部材に同じ符号を付してその説明を省略する。
図17は、フィルター47の別の実施例を示す。そこでは、フィルター47の前後中央部分に上突状の3個の山部50を形成し、各山部50の前後それぞれにV字状の毛屑溜り51を形成した。この場合には、戻し口45の開口径を大きく設定して、各山部50を戻し口45と上下に正対できるようにした。このように、山部50を2個以上設けると、ろ過エレメント49のろ過面積をさらに増加して、長期にわたってろ過面が目詰まりするのを防止できる。この実施例では、前後の山部50と中央の山部50との間の2箇所と、前後の山部50の前後2箇所との合計4箇所にV字状の毛屑溜り51が形成されるが、前後の山部50の高さを、中央の山部50より僅かに低く設定しておくと、前後の山部50と中央の山部50との間の毛屑溜り51に溜まった毛屑等を、前後の山部50の前後に位置する毛屑溜り51へと流動させて、中央2箇所の毛屑溜り51に大量の毛屑等が滞留するのを解消できる。この実施例から理解できるように、本発明において、断面W字状に形成されるろ過エレメント49とは、山部50が1個形成してある場合はもちろん、山部50が複数個設けてある場合のいずれの場合をも含むこととする。
上記の実施例では、毛屑室R内へノズル32でクリーニング液を注入して洗浄を行うようにしたが、本発明は、クリーニング液をかみそりヘッド2の表面に連続供給しながら洗浄を行うクリーニング装置や、ヘッドシンク22に連続送給されるクリーニング液にかみそりヘッド2を浸漬させて洗浄を行うクリーニング装置にも、同様に適用することができる。また、電気かみそりは、装填部21に対して倒立姿勢で装填する必要はなく、例えばかみそりヘッド2が僅かに下り傾斜する状態で、電気かみそりの全体が横臥する姿勢で装填されるクリーニング装置にも、同様に適用することができる。フィルター47は、全体を連続気泡性の発泡樹脂材を素材にして、上向きに開口する容器状に形成し、フィルター内部に上突状の山部50を設けことができる。その場合には、ろ過エレメント49自体が自己保形性を備えるのでフィルター枠48を省略することができる。規制リブ46は、戻し口45を囲む4箇所に形成する必要はなく、タンク19における戻し口45の形成位置によっては、タンク19の周壁が前側または後側のリブ46の機能を兼ねることができる。
上記の実施例以外に、ポンプ36は遠心ポンプである必要はなく、ロータリーポンプ、ギヤポンプ、あるいはレシプロポンプであってもよい。内刃4はロータリー方式の内刃駆動構造である必要はなく、本発明は内刃4が往復駆動される形態の電気かみそりにも適用できる。ポンプユニット31はタンク19内部に配置する必要はなく、少なくとも吸込口40がタンク19内に配置してあればよい。その場合のポンプ36およびモーター37は、例えばハウジングベース16Bの上面に配置できる。
クリーニング装置のタンク構造を示す縦断側面図である。 電気かみそりおよびクリーニング装置の正面図である。 電気かみそりを装填した状態のクリーニング装置の側面図である。 電気かみそりを装填した状態のクリーニング装置の縦断側面図である。 フィルターの斜視図である。 フィルターの配置構造を示す横断平面図である。 フィルターの配置構造を示す縦断正面図である。 クリーニング液の供給構造を示す断面図である。 昇降機構を示す縦断側面図である。 昇降機構の分解側面図である。 昇降機構の配置構造を示す横断平面図である。 退避位置へ切り換わった状態の昇降機構を示す縦断側面図である。 クリーニング装置と電気かみそりの制御概念を示す説明図である。 洗浄モードにおける各機器の駆動例を示すタイミングチャートである。 充電モード時のタイミングチャートである。 フィルターの別実施例を示す斜視図である。 フィルターの別実施例を示す縦断側面図である。
符号の説明
19 タンク
22 洗浄部
36 ポンプ
42 給液口
45 戻し口
46 規制リブ
47 フィルター
48 フィルター枠
49 ろ過エレメント
50 山部
51 毛屑溜

Claims (2)

  1. 洗浄部(22)と、クリーニング液を収容するタンク(19)と、タンク(19)内のクリーニング液を洗浄部(22)へ送給するポンプ(36)とを備えており、
    タンク(19)には、クリーニング液を送出するための給液口(42)と、洗浄後のクリーニング液を受け入れるための戻し口(45)とが開口されて、タンク内部に洗浄後のクリーニング液をろ過するフィルター(47)が配置されており、
    フィルター(47)は、ろ過エレメント(49)を含んで上向きに開口する容器状に形成されて、フィルター内部に上突状の山部(50)が設けられており、
    フィルター(47)が、その上面開口が戻し口(45)と上下に対向する状態でタンク(19)内に配置されており、
    山部(50)が戻し口(45)と上下に正対する状態で、フィルター(47)がタンク(19)内に配置されており、
    タンク(19)内におけるクリーニング液の液位は、該タンク(19)内にクリーニング液を充填した際の静置液位と、ポンプ(36)から洗浄部(22)に向けてクリーニング液を送給する洗浄動作時における洗浄時液位との間で変化するようになっており、洗浄時液位は静置液位より低い位置にあり、
    フィルター(47)の上面開口縁が、タンク(19)内に収容されたクリーニング液の静置液位より上方に露出され、ろ過面の殆どがクリーニング液中に浸漬しており、
    フィルター(47)が、フィルター枠(48)と、フィルター枠(48)で断面W字状に保形されるシート状のろ過エレメント(49)とで構成されており、
    ろ過エレメント(49)で形成される山部(50)の下部両側に毛屑溜(51)が形成されており、
    タンク(19)内のクリーニング液がポンプ(36)で洗浄部(22)へ送給され、洗浄後のクリーニング液が洗浄部(22)から戻し口(45)を介してタンク(19)へ戻される洗浄状態において、山部(50)の上端が、静置液位より下方で洗浄時液位と同じか、これより僅かに上方に位置するように構成されており、
    洗浄状態において、戻し口(45)から流下されるクリーニング液は、山部(50)に沿って毛屑溜(51)へと流動し、山部(50)のろ過面に付着した毛屑や皮脂を強制的に洗い流すように構成されていることを特徴とするクリーニング装置。
  2. タンク(19)の内部に規制リブ(46)が突設されており、フィルター(47)が規制リブ(46)で規定された移動範囲内で遊動できる請求項1記載のクリーニング装置
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