JP4021498B2 - 乾式ひげ剃り装置のための洗浄装置 - Google Patents

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Description

本発明は、乾式ひげ剃り装置のひげ剃りヘッドの洗浄のための洗浄装置に関し、ハウジング、保持装置、洗浄液容器、フィルタ、モータ駆動に適し且つ洗浄皿(cleaning basin)に続く供給管を含む供給装置、及び洗浄皿から洗浄液容器までの液体ドレインを有する。
最初に言及した種類の洗浄装置は、独国特許発明DE 44 02 238C2明細書から既知である。この印刷された明細書に従った洗浄装置の一実施形態(図1)では、コネクタを有する洗浄皿が設けられており、該コネクタには、汚れ粒子が洗浄液容器に確実に入らないようにするために洗浄液を透過させる多孔性のホース部材が取り付けられている。乾式ひげ剃り装置のひげ剃りヘッドから除去されることが必要な汚れ粒子は相当な量なので、洗浄プロセス中に洗浄皿から排出される洗浄液が洗浄液容器に入ることを防止するためのホース部材はすぐに汚れる。このために洗浄装置から洗浄液が漏れる結果となる。本願のアプローチは、この汚れた状態を改善することに向けられており、特に、上記印刷された明細書から推量されることができない汚れ粒子の除去を含む。
独国特許発明DE 44 02 238 C2明細書に従った洗浄装置のもう一つの実施形態(図6)では、供給装置と洗浄皿との間の洗浄液循環路に設けられた一体型フィルタ又はフィルタ(図2)を有する洗浄液容器が備えられている。洗浄液は、各々の洗浄操作で発生した汚れ粒子と共に、洗浄皿に関する収集リザーバから、供給装置によって、フィルタによって保持されたそのフィルタの内部チャンバに直接送られる。洗浄操作の当初において、洗浄装置の供給ポンプは最初に空気を吸引する。そして、一体型フィルタを有する洗浄液容器を通して、洗浄液容器の中に存在する洗浄液が、コンジットを通って、実質的に収集リザーバ、給水ポンプの給水管を通り、洗浄皿に到達するまで空気を押し込む。フィルタの内部チャンバの汚れ粒子の連続的蓄積によって、流体循環路の中において供給装置から洗浄皿まで抵抗が増加し、その結果、より高い負荷能力を有し、故により大きな費用がかかる供給装置が必要となる。
本発明の目的は、最初に言及した種類の洗浄装置を改良することである。
本発明によると、この目的は、請求項1の特徴部で最初に言及した種類の洗浄装置で達成される。
本発明の洗浄装置は、多くの利点を提供する。本発明の一つの重要な利点は、洗浄皿の下に一体型フィルタを有する交換可能な洗浄液容器の構成と、一方では供給装置のフィルタの内部のチャンバへと続いた連結と、他方では洗浄皿への供給管を通して吸引されフィルタリングされた、即ち浄化された液体の更なる供給及び洗浄皿から洗浄液容器内への洗浄液の排出とによって、本質的に最適な流体循環路が達成される点に存在する。この流体循環路によって、洗浄液の凝集体が洗浄皿から洗浄液容器まで排出されること、更に、供給管の洗浄液が供給装置及びフィルタを通して洗浄液容器へ戻ることが、洗浄操作の終了まで、即ち供給装置の停止まで確保される。この逆流によって提供される本質的な利点は、洗浄液が洗浄皿から吸い込まれる洗浄操作中に、フィルタの外壁で収集される汚い粒子が、フィルタ壁から、後ろに流れる洗浄液の圧力によって除去され、洗浄液容器に押し込まれることである。洗浄皿の下に液体容器を配置することは、洗浄液容器の中で、フィルタ面が、洗浄液面下に不変に横たわることを確保する。洗浄装置の操作中にフィルタを通る空気のいかなる吸引も、このように確実に排除される。乾式ひげ剃り装置のひげ剃りヘッドの洗浄操作に起因する全体の汚れは、洗浄液容器に送られて中に残る。洗浄装置における他の位置での汚れ粒子のどのような蓄積も完全に排除される。結果的には、供給装置は、もっぱら浄化された洗浄液のみを循環する。洗浄装置は、全体の洗浄操作が単一の部材のみ(供給装置を意味する)によって制御されるので、低価格製造を提供する。
本発明の実施形態において、洗浄液容器は、ハウジングの壁と洗浄皿との間で挿入可能である。好ましい実施形態において、供給装置は、管によってフィルタと連結されるように適合されている。
本実施形態の更なる見地において、管は、フィルタのシールを貫通するように適合されたプラグイン管として構成されている。供給装置をフィルタの内部チャンバと結合するこの方法は、洗浄液容器の供給装置との結合を実質的に容易にする。
本発明の好ましい実施形態で、洗浄皿の出口ポートが、コネクタとして構成されている。洗浄液容器に洗浄液ストリームの好ましい流れを得るために、洗浄液容器の内部チャンバに突き出ている漏斗として形成された入口ポートが設けられている。
本発明の好ましい実施形態において、フィルタは、少なくとも二つの開口部を有するフィルタハウジングから形成されている。
本実施形態の更なる見地において、一つの開口部が、供給装置を、それぞれフィルタハウジングの内部チャンバに及び内部チャンバから、挿入及び除去する目的を果しており、フィルタ布で覆われた少なくとも一つの更なる開口部が、そこを通る洗浄液の流路のために提供されている。
好ましくは、開口部を覆っているフィルタ布は、フィルタハウジングと、フィルタハウジングに提供された支柱に取り付けられている。
本発明の好ましい実施形態では、低価格製造が提供され、フィルタハウジング及びフィルタ布は射出成形によって製造される。
好ましくは、供給装置は、フィルタの内部チャンバに挿入可能な水中ポンプである。更に、入口ポートと出口ポートを有する水中ポンプのポンプ部材が、ケースフランジによって閉じられるポンプケーシングに提供されている。本実施形態によって提供される有利な利点は、水中ポンプを働かすためのモータをケースフランジにしっかりと取り付けられるということである。
単純な、信頼でき且つ低コストのシールを、フィルタハウジングの内壁に輪郭及びポンプケーシングの外壁の輪郭と一致して形づくることによってもたらすことができる。
本実施形態の更なる見地で、内壁と外壁の相対的な間隔によって形成されるギャップの寸法は、毛管シーリング効果(a capillary sealing effect)が起こること可能にするように決定される。
本発明の代替え実施形態は、フィルタハウジングの内壁及びポンプケーシングの外壁によって形成されるギャップが、シーリングリップによって密封されることを特徴とする。
本実施形態の更なる見地では、シーリングリップが、フィルタハウジングの内壁又はポンプケーシングの外壁に提供される。
本発明の好ましい実施形態において、フィルタを有する洗浄液容器が、供給装置の長手方向軸と平行な前後運動をするように配置される。
同様に重要な利点を提供する本発明の代替え実施形態において、水中ポンプ及びフィルタハウジングは、長手方向軸と平行な方向の相対運動をするように洗浄装置内に配置される。両実施形態は、確実に一体型フィルタを有する洗浄液容器の、供給装置のケースへの又はそこからの、取り付け及び取り外しに関する取り扱いを大いに容易にする。
本発明の好ましい実施形態において、出口ポートの内径より大きな入口ポートの内径が提供される。洗浄液容器を扱うために、フィルタハウジングの入口ポート及び内部チャンバは、カバーで閉じられるように適合されている。
本発明の更なる利点及び詳細は、好ましい実施形態を図示した、後続の記載及び添付の図面から明白になるであろう。
図1は洗浄装置の縦断面図である。洗浄皿の下に一体型フィルタを有する洗浄液容器、供給装置、及び乾式ひげ剃り装置のひげ剃りヘッドを保持している供給管洗浄皿への供給管を含む。
図2は、モータ駆動式供給装置の図であり、管を通してフィルタが連結された一端を有し、他端は内蔵圧力アキュムレータを有する供給管を通して洗浄皿と連結されている。
図3は、洗浄装置の下部の断面図であり、特に、洗浄皿、ハウジングの壁に洗浄液容器を連結するラッチング装置と一体型フィルタとを有する洗浄液容器、及び、連結された供給管を有する供給装置の図である。
図4は、洗浄装置のハウジングの下部の断面図であり、ばね部材によって作動される圧力伝達部材と、隣に断面で示されて案内面及び引込経路を有する洗浄液容器と連結するための制御カムを有する制御部材とを示す。
図5は、ハウジングの下部及び図4の洗浄液容器のラッチされた状態の図である。
図6及び図7は、洗浄装置の下部の断面図であり、特に洗浄皿と一体型フィルタを有する洗浄液容器である。
図1は乾式ひげ剃り装置TRのひげ剃りヘッドSKを洗浄するための洗浄装置RVを示す。ハウジング1、保持装置2、洗浄液容器3、フィルタ4、モータ5で駆動されるように適合され且つ洗浄皿8に続く供給管7を有する供給装置6、及び洗浄皿8から洗浄液容器3までの液体ドレイン9を含む。
一体型フィルタ4を有する洗浄液容器3は、洗浄皿8の下であってハウジング1の壁12上方に配置される。供給装置6は、管13を通して、フィルタ4の内部チャンバ10と流体的に連通されている。管13とフィルタ4との間で液密連通を確立するために、シール14がフィルタ4の壁部に配置されている。前記シールのシーリング特性が設定され、必要なシーリングの効果が、管13が挿入されるときだけでなく、一体型フィルタ4を有する洗浄液容器3が管13から続いて外されるときも確保される。
洗浄皿8の内側の曲率は、乾式ひげ剃り装置TRの、ひげ剃りヘッドSKの外郭にほぼ従い、特定の洗浄操作のために必要な量だけ洗浄液を保持する。ひげ剃りヘッドSKを支えるために、例えば、洗浄皿8の底部に弾性材料でできた二つに支持部材16を設けることができる。洗浄皿8は、オーバフロー装置17を含み、洗浄液11が、洗浄皿8の内の所定のレベルを超えることを妨いでいる。このように、洗浄装置RVが稼働中に、ひげ剃りヘッドSK又はひげ剃りヘッドSKの一部のみが、洗浄液11の中で浸されることが確保される。本実施形態では、出口ポート18によって形成された洗浄液容器3への洗浄皿8からの液体ドレイン9は、洗浄皿8内の出口ポート18(洗浄皿の洗浄液レベルを制御するように出口ポートの断面領域が適合されている)と、コネクタ19として形成された更なる出口ポート20と、入口ポート15洗浄液容器3の中の漏斗21として形成された入口ポート15とによって形成されている。交換可能な洗浄液容器3を取り扱うために、例えば入口ポート15は、カバー(図示せず)で閉鎖可能である。
乾式ひげ剃り装置TRは、洗浄皿8の中の支持部材16上に載置され、調節可能な保持装置2によって保持されている。保持装置2は、乾式ひげ剃り装置TRの幅広寸法に対して平行に延びた壁23と、乾式ひげ剃り装置TRの底壁に関する壁22によって本質的に形成されている。壁22の上には、保持部材24が設けられており、連結プラグとして構成されている。壁22と連結される保持装置2の壁23は、ハウジング1の中で滑動可能に、例えば乾式ひげ剃り装置TRのハウジングの幅広寸法に対して平行に取り付けられており、洗浄皿8の方向の保持装置2の変位が、乾式ひげ剃り装置TRの連結ソケット28を有する連結プラグとして形成された保持部材24の連結を確保し、反対方向の保持装置2の変位が、保持装置2が乾式ひげ剃り装置TRから解除を確保する。供給装置及び/又はファン装置を動作するための、洗浄装置の中に設けられた電気回路への接続を通して、ソケットを保持部材24のプラグと結合することによって、電気電圧が種々の目的(例えば手動の又は洗浄装置RVが運転中に設定される自動制御の下の乾式ひげ剃り装置TRの電気駆動機構の起動、及び/又は洗浄装置RVの停止に続く再充電可能な充電セルを備えた乾式ひげ剃り装置TRの再充電操作)のために供給されることが確保される。洗浄サイクル中の乾式ひげ剃り装置の操作は、乾式ひげ剃り装置のひげ剃りヘッドの中で提供される機械加工部材の振動とひげ剃り装置内の洗浄液11の付随する渦とによって洗浄動作をサポートする。
図1の洗浄装置には、洗浄サイクルが完了すると、即ち、洗浄皿8から洗浄液11が全て排出された後、ひげ剃りヘッドSKを乾燥するための空気を供給するファン装置29が設けられている。ファン装置29の起動及び停止は、プログラム可能なスイッチ装置(図示せず)のスイッチングプログラムの一部であるか、及び/又は手動によって別に制御可能であろう。
ばね部材25、戻り止め部材26及びノッチ27によって形成されたラッチング装置がハウジング1に提供されている。ノッチ27が、保持装置2の壁23に配置されており、乾式ひげ剃りヘッドSKを洗浄するために適切な位置に乾式ひげ剃り装置TRを保持するための保持装置2の変位の過程で、戻り止め部材26がばね部材25によって動作されてノッチ27と係合し、この位置で保持装置2が乾式ひげ剃り装置TRで保持される。
図1の実施形態において、洗浄液11は、供給装置6によって供給管7を通して洗浄液容器3より上に配置された洗浄皿8に送られる。供給管7は、液面FP2が洗浄皿8に開いた開口部によって決定されるライザ30として構成されている。FP2と、洗浄液容器3内の洗浄液11とレベルFP1との間のレベル差が、供給装置6の停止に続き、フィルタ4及び供給装置6を通る洗浄液11の逆流が確保され、フィルタ4の外壁に付着している汚れ粒子のフィルタ壁からの除去が引き起こされ、洗浄液容器3内へと促すように選択される。
図2は、供給装置6から洗浄皿8に続く供給管7の更なる実施形態を示す。供給管7は、ライザ30及びダウンパイプ31に細分割される。ライザ30から洗浄皿8へのダウンパイプ31の分岐でライザ30は、ばね部材33に対して変位可能な円筒ピストン34を含む圧力アキュムレータDを収容している。円筒ピストン34から遠い方のばね部材33の端部が、ライザ30に対する液密シールを提供しているカバー32に接して支えられている。カバー32の環状壁はライザ30に延びており、例えば、ライザ30の中でピストン行程を制限するための円筒ピストン34用のストップ35が形成されている。洗浄液11の流れの方向と反対に、円筒ピストン34の行程を制限する更なるストップ36は、例えば、ダウンパイプ31と接続領域でのライザ30の内径を縮小することによって形成されている。
供給装置6の起動によって、洗浄液11がフィルタ4を通して洗浄液容器3から吸引され、供給管7のライザ30の中で圧力アキュムレータDの方向に運ばれるようになる。洗浄液11の送り圧力は、ばね部材33の圧力に抗して円筒ピストン34を動かし、ストップ35の方向に円筒ピストンが変位する。この変位が起こると、円筒ピストン34は洗浄皿8に続くダウンパイプ31の開口部を解放し、乾式ひげ剃り装置TRのひげ剃りヘッドSKの洗浄が洗浄皿8の中で行われることが可能になる。供給装置6の停止及び洗浄液11の供給圧力の付随する低下に、圧力アキュムレータDの円筒ピストン34はばね部材33に蓄えられたエネルギによって、洗浄液11に動作する。そして、洗浄液11を、供給装置6及び管13を通してフィルタ4の内部チャンバ10に流し、フィルタ壁を通して前方に、洗浄液容器3へ戻るように強制する。圧力アキュムレータDによって生じた洗浄液11のこの逆流の容積及び圧力値は、フィルタ4の外壁に付着している汚れ粒子がそこから除去されて洗浄液容器3の内部チャンバに移動される用に選択される。図1の実施形態に対して、供給装置6から洗浄皿8まで続く供給管7の圧力アキュムレータDの構成は、洗浄液11の逆流によって、フィルタ4の外壁の汚れ粒子から解放する代替え実施形態を示している。
図3は、洗浄装置RVのハウジング1内に一体型フィルタ4を有する洗浄液容器3の適切な配置の詳細を示す。ハウジング1の底部を形成している壁12には、凹部41が設けられており、凹部41から突き出した制御カム43を有する制御部材42を内部に受容している。制御カム43は、洗浄液容器3の壁40の外側に設けられた案内面44と係合している。ラッチング装置Vは、案内面44に設けられたラッチング位置で、洗浄液容器3を、例えば、一端がハウジング1に設けられた当接部46に接するように置かれて他端が洗浄液容器3の壁40に接して置かれた圧力伝達部材45に抗して置かれたばね部材47の圧力の効果を用いて維持している。シール14を通過している管13は、フィルタ4の内部チャンバを、供給管7を通して洗浄皿8に洗浄液11を運ぶ供給装置6に接続している。洗浄液容器3は、図示のようにハウジング1の壁12とラッチ式係合され、漏斗21として構成された入口ポート15が、洗浄皿8のオーバフロー装置17の出口ポート20に提供されたコネクタ19の下に配置され、もって流体循環路が、洗浄液容器3から、フィルタ4、管13、ばね部材、供給管7を通して洗浄皿8まで確立されている。
ラッチング装置Vの構造の詳細を、図4に断面図で示し、更に詳細に以下に説明する。
図4はハウジング1のいくつかの側壁50を通る断面であり、ハウジング1の底部を示した壁12が見えるようになっている。壁12の上には、一体形成型制御カム43を有する片腕のレバーとして形成された、内部に制御部材42を枢動的に受容している凹部41が形成されている。本実施形態は、更に、ハウジング1の側壁50によって形成された当接部46に抗して置かれたばね部材47を案内するために上に一体形成された位置決め部材51を有する圧力伝達部材45を示す。平行離隔関係で延びた二つのばね部材47の間に、プラグイン管13を有する供給装置6が示されている。プラグイン管13は、ばね部材47が解放された状態で圧力伝達部材45に設けられた開口部52に突き出し、圧力伝達部材45が変位すると、洗浄液容器3の中に配置されたフィルタ4に連結するように適合されている。
図4は、内蔵フィルタ4を有する洗浄液容器3の壁40を通した断面図であり、また、外側から開いた引込経路54から、ラッチング位置53までの案内面44の経路も示す。案内面44は、本質的に中心部の外郭で、引込経路54が中心部の外側先端に向けられており、ラッチング位置53が中心部の内部配置先端部によって形成されている。
洗浄液容器3をハウジング1と連結するために、洗浄液容器3は、ハウジング1の二つの平行側壁50の間に挿入される。この動きが進行すると、制御部材42の凹部41から突き出した制御カム43が、引込経路54と係合し、ラッチング位置54に達するまで案内面に沿ったコースを続ける。制御カム43が引込経路54に入ると、洗浄液容器3の壁40は圧力伝達部材45と係合する。そして、それをばね部材47の圧力に抗して、制御カム43がラッチング位置53に到達するまで矢印Vの方向に動かす。矢印Vの方向の洗浄液容器3の変位が完了すると、洗浄液容器3は、ばね部材47のばね張力の作用の下で制御カム43に対して促されて及びラッチング位置53が保持される。
再び洗浄液容器3に、矢印Vの方向に圧力を加えることによって、制御部材42を有する制御カム43はラッチング位置53から案内面44で外され、案内面44に沿って引込経路54に制御された動きを実行し、洗浄液容器3がハウジング1から除去されることができる。
図5は、ハウジング1の断面図であり、ラッチング状態のラッチング装置Vの断面図を含む洗浄装置RVの洗浄液容器3を示す。制御部材42に一体形成された制御カム43は案内面44に設けられたラッチング位置53で係合され、ラッチング位置53で保持され、洗浄液容器3の壁40の圧力伝達部材45に作用するばね部材47の作用の下で保持される。変位圧力が、ばね部材47の圧力に抗して洗浄液容器3に加えられると、制御カムはラッチング位置53から外され、案内面44に沿って引込経路54に滑動し、その結果このラッチングが外された位置で洗浄液容器3がハウジング1から除去されることができる。
図6は、洗浄装置RVの下部の断面図であり、特に、洗浄皿8と、カップ型フィルタ4が内部に配置された洗浄液容器3であって、フィルタハウジング70の底部領域に設けられた開口部61が、洗浄液11の中に深く浸されるようになっている。開口部61は、フィルタハウジング支柱72によって互いに分離されており、フィルタ布71が設けられて開口部61を覆っている。カップ型フィルタハウジング70の上のふちは、洗浄液容器3の壁面に、シールするように固定されている。フィルタハウジング70の開口部60を通して、フィルタ4の内部チャンバ10に供給装置6が挿入可能であり、またそこから取り外し可能である。図6は、フィルタハウジング70の中に取り付けられた状態の水中ポンプ80として構成された供給装置6を示す。
入口ポート84及び出口ポート85を有する水中ポンプ80のポンプ部材が、ケースフランジ82によって閉じられたポンプケーシング81に提供されている。出口ポート85は、供給管7を通して洗浄皿8に流体的に連通している。
ポンプケーシング81の外壁83の輪郭、及びフィルタハウジング70の内壁73の輪郭は、一致するように形成されている。この合わさる形状は、フィルタハウジング70に対するポンプケーシング81の必要なシーリングを単純化し、洗浄液11が洗浄液容器3から漏れることを防止している。図6の実施形態において、信頼できるシールは、フィルタハウジング70の内壁73の、ポンプケーシング81の外壁83に対する相対的な間隔によって形成されるギャップ90の寸法を、毛管シーリング効果を生じるように決定することによって発揮される。更なるシーリング方法を、図7に示す。その方法は、ギャップ90がシーリングリップ91によってシールされることを特徴とする。シーリングリップ91は、フィルタハウジング70の内壁73或いはポンプケーシング81の外壁83で形成されるであろう。
モータ5は、フィルタハウジング70の内部チャンバ10の中で、水中ポンプ80のケースフランジ82に固定され、従って、フィルタハウジング70の内部チャンバ10の中に及び中から、長手方向軸Lに平行の方向に、水中ポンプ80と共に可動である。
図6の実施形態において、ポンプケーシング81は、洗浄皿8と隣接したハウジング1の壁と固定して連結されている。洗浄皿8を保持するハウジング1の一部を垂直の方向に持ち上げることによって、即ち、長手方向軸L矢印の方向と平行に持ち上げることによって、供給装置6は、フィルタ4の外に移動される。供給装置6が洗浄液容器3上方の位置に到達すると、洗浄液容器3は、ハウジング1の二つの壁によって形成されたチャンバから除去され、新しい洗浄液容器3のために交換される。
洗浄液容器3を交換するための代替え可能物を、図7に示す。洗浄液容器3を運ぶハウジング1の底壁がない場合、洗浄液容器3は、供給装置6を囲むフィルタハウジング70と共に、長手方向軸Lの矢印の方向と平行に、洗浄皿8と反対方向に取り外されることが可能であり、浄化された洗浄液11を含む新しい洗浄液容器3を適合させて交換される。

Claims (19)

  1. 乾式ひげ剃り装置のひげ剃りヘッドを洗浄する為の洗浄装置において、
    洗浄皿及び保持装置を含むハウジングであって、前記洗浄皿は出口ポートを有する、前記ハウジングと、
    洗浄液を含み内部にフィルタが一体化された洗浄液容器であって、その壁に入口ポートを有し、前記フィルタが内部チャンバを含む、前記洗浄液容器と、
    モータで駆動されるように適合され、前記洗浄皿に続く供給管を含む供給装置と、
    を備え、
    前記フィルタを有する前記洗浄液容器が、前記洗浄皿の下に配置されていること、前記洗浄液が、前記フィルタの前記内部チャンバを通して前記洗浄液容器から前記供給装置によって吸引されて、前記供給管を通して前記洗浄皿に通されるように適合されていること、前記洗浄皿の出口ポートから排出される洗浄液が中に入るように、前記洗浄液容器の入口ポートが設けられていることを特徴とする洗浄装置。
  2. 前記洗浄液容器が、前記ハウジングの壁と前記洗浄皿との間に挿入可能であることを特徴とする請求項1記載の洗浄装置。
  3. 前記洗浄皿の出口ポートが、前記洗浄液容器の前記入口ポートに接続されていることを特徴とする請求項1又は2の何れか1項記載の洗浄装置。
  4. 前記入口ポート(15)が、前記洗浄液容器(3)の内側に突き出た漏斗(21)として構成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項記載の洗浄装置。
  5. 前記フィルタが、ハウジングを有するカップ型フィルタから形成され、前記ハウジングの底部領域に開口が設けられていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項記載の洗浄装置。
  6. 前記フィルタには、前記供給装置を、前記フィルタの前記内部のチャンバの中に挿入するの開口部が設けられていることを特徴とする請求項5記載の洗浄装置。
  7. 前記開口部を覆っているフィルタ布が、前記フィルタのハウジング及び前記フィルタのハウジングに設けられた支柱に取り付けられていることを特徴とする請求項5又は6の何れか1項記載の洗浄装置。
  8. 前記フィルタハウジング及び前記フィルタ布が射出成形から製造されていることを特徴とする請求項5又は6の何れか1項記載の洗浄装置。
  9. 前記供給装置が前記フィルタの内部チャンバに挿入可能な水中ポンプであることを特徴とする請求項1記載の洗浄装置。
  10. 前記水中ポンプは、入口ポート、出口ポート、ポンプ部材、ケースフランジを有するポンプケーシングを含み、前記ポンプ部材は、前記ポンプケーシング内に配置され、前記ポンプケーシングは、前記ケースフランジによって閉じられていることを特徴とする請求項9記載の洗浄装置。
  11. 前記モータは、前記ケースフランジに固定可能であることを特徴とする請求項10記載の洗浄装置。
  12. 前記フィルタのハウジングの内壁は、前記ポンプケースの外壁に適合するように形成された輪郭を有することを特徴とする請求項5に記載の洗浄装置。
  13. 前記外壁前記内壁のギャップが、シーリングリップによって密閉されることを特徴とする請求項12に記載の洗浄装置。
  14. 前記シーリングリップが前記内壁に、又は外壁に提供されていることを特徴とする請求項12に記載の洗浄装置。
  15. 前記内壁と前記外壁間のギャップの寸法が、毛細シーリング効果が得られるように決められていることを特徴とする請求項12に記載の洗浄装置。
  16. 前記フィルタを有する前記洗浄液容器が、前記供給装置の長手方向軸を示す矢印の方向と平行な前後運動をするように配置されていることを特徴とする請求項5に記載の洗浄装置。
  17. 前記水中ポンプ及び前記フィルタハウジングが、長手方向軸と平行な方向の相対運動するように、洗浄装置に配置されていることを特徴とする請求項16記載の洗浄装置。
  18. 前記入口ポートの内径が、前記出口ポートの内径より大きなことを特徴とする請求項1記載の洗浄装置。
  19. 前記入口ポート及び前記内部チャンバが、カバーで閉じられるように適合されていることを特徴とする請求項1記載の洗浄装置。
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