JP5942251B2 - 小型電気機器の洗浄装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電気かみそりや脱毛器のような定期的に洗浄を必要とする小型電気機器用の洗浄装置に関するものである。
この種の洗浄装置は、小型電気機器の要洗浄部を受ける洗浄皿と、要洗浄部の洗浄に際して上記洗浄皿内に供給される洗浄液を貯める容器と、この容器内の洗浄液を上記洗浄皿に供給する洗浄液供給手段と、上記洗浄皿内の洗浄液のオーバーフロー分を上記容器に戻すオーバーフロー経路と、洗浄皿内の洗浄液を排出するための排出経路とを備えたものとして構成され、洗浄が終われば排出経路を通じて洗浄皿内の洗浄液を容器に戻している。
この場合、洗浄皿の排出経路に洗浄液中の汚れが大量に集中した際、汚れが堆積して排出経路を目詰まりさせてしまい、洗浄皿から汚れた洗浄液を排出できずに洗浄皿内に残ってしまって小型電気機器を洗浄できなくなる虞がある。
特許第3652393号公報
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、洗浄皿からの洗浄液の排出経路の目詰まりによる問題を簡便に解消することができる小型電気機器の洗浄装置を提供することを課題とする。。
本発明にかかる小型電気機器用の洗浄装置は、小型電気機器の要洗浄部を受ける洗浄皿と、要洗浄部の洗浄に際して上記洗浄皿内に供給される洗浄液を貯める容器と、この容器内の洗浄液を上記洗浄皿に供給する洗浄液供給手段と、上記洗浄皿内の洗浄液のオーバーフロー分を上記容器に戻すオーバーフロー経路と、洗浄皿内の洗浄液を排出する排出経路とを備えたものにおいて、上記洗浄液供給手段は、上記排出経路を通じて洗浄皿に洗浄液を供給するものであることに特徴を有している。
洗浄液中の汚れを分離するフィルター要素を設けるにあたっては、該フィルター要素は上記オーバーフロー経路側に取り外し自在に設けることが好ましい。
上記洗浄液供給手段における洗浄液供給経路の全域が上記排出経路を兼ねているもののほか、上記洗浄液供給手段における洗浄液供給経路の洗浄皿側の一部が上記排出経路を兼ねているとともに、洗浄液供給経路における上記兼用部分と非兼用部分とは鈍角をなす角度でつながっているものであってもよい。
また上記洗浄液供給手段における洗浄液供給経路の洗浄皿側の一部が上記排出経路を兼ねているとともに、洗浄液供給経路における上記兼用部分への非兼用部分の接続部に逆止弁を配していることも好ましい。
上記洗浄液供給手段における洗浄液供給経路の洗浄皿側の端部が洗浄皿に配される小型電気機器の要洗浄部に向けて開口していることが好ましいが、上記洗浄液供給手段における洗浄液供給経路の洗浄皿側の端部が洗浄皿に配される小型電気機器の要洗浄部と洗浄皿内面との間の隙間に向けて開口していることも好ましい。
上記洗浄液供給手段における洗浄液供給経路は洗浄皿に設けた給排水口に接続部されている場合、給排水口の内径と洗浄液供給経路の内径とが同一であるか、給排水口の内径が洗浄液供給経路の内径より小であることが好ましい。
また、洗浄皿によって要洗浄部が洗浄される小型電気機器はその洗浄に際して要洗浄部を動作させるものである場合、この動作時間は洗浄液供給手段の作動時間よりも短いことが好ましい。
本発明においては、洗浄液供給経路が排出経路を兼ねているために、洗浄液の排出時に汚れが堆積して目詰まりしたとしても、次回の洗浄時の洗浄液供給の吐出圧で堆積した汚れが除去されるものであり、このために汚れの堆積や目詰まりが洗浄動作を行えなくしてしまう事態を招くことがないものである。
本発明の実施の形態の一例の縦断面図(第10図中のL−L線の断面図)である。 同上の斜視図である。 同上の縦断面図である。 同上の引き上げた状態の斜視図である。 同上の分解斜視図である。 同上の分解斜視図である。 同上の側面カバーを外した状態の横断面図である。 同上の部分拡大断面図である。 同上の天面カバーとサポート台と側面カバー及び前面カバーを外した状態の斜視図である。 同上の天面カバー及びサポート台を外した状態の平面図である。 図10中のN−N線の断面図である。 同上の洗浄皿の側面図である。 同上の洗浄皿の平面図である。 同上の洗浄皿の斜視図である。 同上の容器とフィルター枠の分解斜視図である。 同上の容器とフィルター枠の斜視図である。 (a)(b)は同上の容器とフィルター枠の縦断面図と横断面図である。 同上のフィルター枠を示すもので、(a)は平面図、(b)は背面図、(c)は側面図、(d)は底面図である。 (a)(b)は夫々他例における洗浄液供給経路を示す断面図である。 (a)(b)は夫々他例における給排水口と接続管との接続部を示す断面図である。
以下本発明を図示実施例に基づいて詳述すると、図示例の洗浄装置1は、往復式電気かみそりである小型電気機器Eの刃ヘッド部Eaを洗浄するためのもので、小型電気機器Eを倒立させた状態でその刃ヘッド部Eaを差し込むための開口部20を上面に備えている。
上記洗浄装置1は、図3と図5及び図6に示すように、その内部に洗浄皿5と、洗浄液を蓄える容器7と、洗浄液を容器7と洗浄皿5との間で循環させるポンプPと、洗浄後の刃ヘッド部Eaを乾燥させるためのヒータユニットH及びモータファンFを備え、さらに上部後方側には小型電気機器Eとの間の電気的接続用の接続部を備えるサポート部Sを有している。
洗浄液を入れた容器7を洗浄装置1にセットし、上記開口部20を通じて洗浄皿5内に小型電気機器Eの刃ヘッド部Eaを位置させると同時に、上記サポート部Sの接続部で小型電気機器Eと洗浄装置1とを電気的に接続し、この状態でポンプPを作動させれば、ポンプPが容器7内の洗浄液を洗浄皿5内に供給する。洗浄皿5に設けた越流堰54を超えた洗浄液は洗浄皿5の下方に位置する容器7内に戻る。この洗浄中は上記接続部を通じた給電及び信号の送信によって小型電気機器Eにおける刃ヘッド部Eaを作動させることで、刃ヘッド部Eaの洗浄をより迅速に且つ効果的に行うことができる。
次に各部について図5及び図6に基づき詳述すると、洗浄装置1は、底板11と、この底板11に対して上下動が可能なベース基板12、ベース基板12上に設置される支持枠13、支持枠13の上縁によって四周上縁が支持される前記洗浄皿5、上記開口部20を備える天面カバー2、前記接続部が取り付けられるサポート台6、側面を覆う側面カバー15、前面に配される前面カバー16等からなる。
前記底板11はその左右両側から夫々ガイド支柱110,110を立設しており、前記ベース基板12はこのガイド支柱110に沿って上下動自在となっている。また、底板11のガイド支柱110内に配されたばね112を備える押し上げ棒111により、ベース基板12は上方に向けて付勢されている。
ベース基板12上にはスイッチプレート31が左右にスライド自在に配されている。ばね32によって一方向に付勢されているとともに一端を側面カバー15から外部に露出させているスイッチプレート31は、前記ガイド支柱110上端に形成されたフック部115との係合部を備えており、ばね32の付勢に抗してスイッチプレート31を押し込めば、フック部115との係合が外れるためにベース基板12は前記ばね112の付勢を受けて上動する。ベース基板12を下方に押し込めば、フック部115にスイッチプレート31が再係合するために、ベース基板12は押し下げられた状態を保持する。
ベース基板12は、下方に突出する筒状のモータカバー部120を備えて、該モータカバー部120内にモータケース121を介してモータMを収容している。モータカバー部120の底面よりM字型シール122を介して下方に突出するモータ出力軸には、図1にも示すように、羽根車123が取り付けられ、羽根車123の周囲は底部中央部に吸い込み口が開口するポンプカバー124が取り付けられている。なお、羽根車123が回転する時、ポンプカバー124の吸い込み口から吸引された洗浄液は、モータカバー部120に一体に設けた供給管126を通じて洗浄皿5の後述する給排水口56へと送られる。
モータカバー部120の外周側には、3本の水位検知ピン24,25,26を配設してある。容器7内の洗浄液中に浸漬することになるこれら3本の水位検知ピン24,25,26は、これらの間の電気抵抗値によって洗浄液の水位を検知する。つまりは洗浄液が導電性を有するために水位検知ピン24,25間、及び水位検知ピン24,26間に洗浄液がない時は電気抵抗値が所定の値より大きくなることを利用して水位を検知する。
ここで水位検知ピン24、25,26のうち、水位検知ピン24の下端位置が最も低く、水位検知ピン25,26の下端位置も高さを異ならせているために、2段階の洗浄液水位、例えば洗浄液の残量が少なくなってきた時と、洗浄液を循環させて洗浄動作させるのに必要な量よりも少なくなった時(洗浄が不能となる時)とを検知することができる。なお、水位検知ピン24の下端を他の2つの水位検知ピン25,26よりも更に低いところに位置させているのは、洗浄装置1を傾斜面に設置した時の検知余裕を持たすためである。
ベース基板12上には支持枠13を介して洗浄皿5が配設される。軟質材、たとえばゴムによって形成された洗浄皿5は、その上縁から外周側に突出して先端が下方側に折り返された折り返し部50を備えている。該折り返し部50を支持枠13上縁に被せた状態で、天面カバー2を組み付ければ、図8に示すように、天面カバー2の下縁に設けたリブ23が洗浄皿5の上縁の天面に設けられている溝51に嵌り込む。天面カバー2と支持枠13との間で洗浄皿5の上縁が圧縮されて、この部分の防水が保たれるものである。
洗浄皿5は、図12〜図14にも示すように、その内部に越流堰54を備えて、該越流堰54の前部側を洗浄部52,後部側をオーバーフロー部53に仕切っている。洗浄部52は小型電気機器Eの刃ヘッド部Eaを収める部分で、越流堰54側の壁面に一体に設けたリブ55、洗浄皿5の内面に配置されるヘッドガイド35の支持部36との間で刃ヘッド部Eaの前後方向の位置決めを行う。また、洗浄皿5の底面には複数条の凸帯59が設けられており、この凸帯59によって刃ヘッド部Eaは底面から少し浮かされた状態で支持される。
洗浄皿5の洗浄部52はその最低部に給排水口56を備え、オーバーフロー部53に2つの排水口57,58を備えている。給排水口56は、ベース基台12に設けられた接続管126を介してポンプPに接続される。排水口57,58はベース基台12に設けられた接続管127,128に接続される。なお、これら接続管127,128は洗浄液を蓄える容器7の直上に位置し、排水口57,58を通る排水は接続管127,128を通じて容器7に戻される。
ここで、2つの排水口57,58のうち、上面開口部が低い位置にある排水口57が洗浄液を循環させるための排水を担う。上面開口部が高く且つ排水口57よりも越流堰54から遠い位置にある排水口58は、排水口57が何らかの原因で詰まったりしてその機能を果たせなくなった際の非常用である。このために、オーバーフロー部53の底面は、片側に位置する排水口57に向かって下り傾斜している傾斜面としてある。
洗浄皿5の前縁の一側に設けた袋形状の壁体500で囲まれた部分は、動作指示用のセレクト釦29の配置用であり、天面カバー2上に露出するセレクト釦29の操作はスイッチ棒290(図6参照)を介してスイッチ基板27(図5参照)のスイッチを駆動する。このために、セレクト釦29で洗浄装置1の動作を指示することができ、この時、スイッチ基板27に設けた動作表示用の表示ランプが導光板28を介して天面カバー2上に指示に応じた表示を行う。なお、表示ランプには容器7内の水量表示用のものも設けている。
天面カバー2が有する背部カバー23によって背面側が覆われるとともに、背部カバー23とでサポート部Sを構成するサポート台6は、ばね37によって接点部支持部材38を介して前方に向けて個別に付勢された複数の接点部39を備える。接点部39はサポート台6の前面よりも突出しない状態でサポート台6前面に露出する。
接点部39の上方には、小型電気機器Eの吸着用としての磁石43とヨーク44とが設置されている。洗浄皿5に刃ヘッド部Eaを嵌め込んだ時、小型電気機器Eは磁石43による磁気吸着でサポート部Sに引きつけられ、小型電気機器Eが備える端子部Ebが接点部39に接触するとともに端子部Ebが接点部39をばね37に抗して押し込むことで接点圧を確保する状態が保持される。なお、接点部39と端子部Ebとの接触により、小型電気機器Eへの給電や洗浄装置1から小型電気機器Eへの信号伝達が可能な状態となる。
サポート部S内に配されて、複数の接点部39と接する本体検知板42は、小型電気機器Eが装着されて接点部39が後退した時に接点部39から離れることで、小型電気機器Eが洗浄装置1に装着されたことを検出するためのものである。
サポート台6の下部には背面側にモータファンFが装着される吹き出し口66が設けられている。この吹き出し口66部分の下縁は、前記洗浄皿5の後部上縁の上に載る。モータファンFは洗浄装置1の背面に位置する吸込み口150から空気を吸い込み、吹き出し口66から小型電気機器Eの刃ヘッド部Eaに向けて送風する。このためにモータファンFの吹出し口66は刃ヘッド部Eaに向かって上方から送風して乾燥できるように斜め下方に向けられており、さらに効率良く風向きを変えるための整流板67を備えている。
洗浄皿5の洗浄部52の裏面(下面)側には加熱のためのヒータ機構Hが設置されている。ヒータ線とヒータ板、ヒータ基台、温度制御用の温度検出器と異常加熱時の保護部品とを備える(図示せず)ヒータ機構Hは、ヒータ線からヒータ板、洗浄皿5、洗浄皿5の凸帯59を通じて刃ヘッド部Eaに熱を伝達し、洗浄後の刃ヘッド部Eaの乾燥を促す。
ベース基台12上に支持枠13を介して洗浄皿5及び天面カバー2が組み付けられ、これらの外周を囲むように側面カバー15と前部カバー16とが取り付けられる。従って、前記底板11に対してベース基台12を上下動させる時、底板11と、底板11上に着脱自在に設置される容器7を除く他の部材は全てベース基台12と一体に上下動を行う。この上下動は、底板11上に配置する容器7の着脱操作のためである。
次に容器7とこの容器7内に着脱自在に配されるフィルター枠8について図15〜図18に基づき説明する。底板11上に設置される上面が開口した容器7は、後部側の横幅が前部側の横幅よりも狭くなっているカップ状であって、内壁には給水ライン70が記されている。容器7下面には、複数個の凸状隆起部76が設けられており、洗浄装置1外に容器7を置いた場合の安定性を確保するとともに、水洗い等により容器7の下面に水滴が付着しても不用意に容器7を置いた場所に移着しないようにしてある。
フィルター枠8は、容器7の底面をほぼ覆う底板部80と、底板部80の後部から立ち上がるとともに両側縁が容器7の内壁面に接する仕切り壁81とを備えており、容器7内には容器7の内壁に設けた位置決め用の凸部74によって位置決めされる。このフィルター枠8により、容器7の内部は、仕切り壁7で仕切られる2つの空間7a,7bと、さらに容器7の底面から少し浮いた状態となる底板部80と容器7の底面との間の空間7cとの総計3つの空間に仕切られる。底板部80はその下面側に升目状のリブ85を備え、後部上面で空間7bに面する部分に凹部88を備える。容器7内にフィルター枠8を配した時、その周縁のうちの前縁部は容器7の内壁面との間に間隔を開けた状態となる。
上記仕切り壁81の上部には分流部82が設けられている。分流部82は、仕切り壁81の上部に形成された傾斜面83に透過口84を設けるとともに、透過口84の直下にあって上記傾斜面83とは逆の傾斜を有する傾斜面85とを備えたもので、体毛等より細かいメッシュで構成されているフィルター89が上記分流部82の傾斜面83上に配設される。
フィルター89及び透過口84を通らない洗浄液は、仕切り壁81と容器7内壁との間の仕切られた空間7aから底板部80と容器7底面との間の空間7cと、底板部80の前縁と容器7内壁面との間の隙間を通じて、底板部80の上面側の空間7bに流れる。フィルター89及び透過口84を通過した洗浄液は、傾斜面85に添って空間7cに流入する。なお、透過口84の開口面積は、フィルター89及び透過口84を通る洗浄液のほうが、これらを通らずに空間7aを経て空間7cに入る洗浄液よりも多くなるようにしている。
小型電気機器Eの刃ヘッド部Eaを洗浄するにあたっては、スイッチプレート31を操作することで底板11に対して全体を浮上させ、フィルター枠8を収めた容器7内に洗浄液を入れて底板11上に容器7を設置する。この時、容器7は底板11に設けたガイド板117によってガイドされ、さらに位置決め突起116によって位置決めされる。この突起116は、容器7の外壁面に設けた係合凹所77(図17参照)に嵌り込むために、容器7が浮き上がることも防ぐ。
そして洗浄装置1全体を押し下げれば、ベース基台12に設けたポンプPの下部が容器7内の洗浄液中に浸かる。また、この時にはベース基台12の周部下面に取付枠18で取り付けられたパッキン17を、容器7の上縁に外周側に突出するものとして形成された鍔部72とベース基台12下面との間で挟持するために、この部分の防水がなされる。
上記のように洗浄液を入れた容器7をセットした洗浄装置1に対して、その上面の開口部20を通じて小型電気機器Eの刃ヘッド部Eaを洗浄皿5内に収めて小型電気機器Eの端子部Ebをサポート部Sの接点部39に接触させる。
この状態で外部電源に接続した洗浄装置1のセレクト釦29を操作することで洗浄を開始させたならば、ポンプPが作動して容器7内の洗浄液を接続管126及び給排水口56を通じて洗浄皿5の洗浄部52内に送り込む。そして洗浄皿5の越流堰54を超えた洗浄液は、排水口57と接続管127とを通じて容器7内に戻る。従って洗浄液は容器7内と洗浄皿5との間で循環する。
給排水口56は、刃ヘッド部Eaの直下に開口して刃ヘッド部Eaに向けて洗浄液を噴射することになるようにしてもよいが、ここでは図3から明らかなように、刃ヘッド部Eaと洗浄皿5内面との間の空間に向けて給排水口56から洗浄液が吐出されるようにしている。洗浄皿5内に洗浄液の旋回する流れができるようにすることで、洗浄液の淀みを減少させて、洗浄皿5内に残る汚物量を低減させることに有利となるからである。
上記洗浄に際しては、サポート部Sを通じて小型電気機器Eの刃ヘッド部Eaにおける刃を駆動することが好ましい。刃ヘッド部Eaの洗浄をより効果的に且つ迅速に行うことができる。なお、刃ヘッド部Eaの駆動時間よりも、洗浄のためのポンプPの作動時間のほうを長くしておく。洗浄液中に浮遊している汚物を容器7内に回収する確率を高くすることができるためであり、また容器7の空間7bへの汚物の流入量を減らすためである。
ところで、洗浄皿5内の洗浄液は越流堰54を超えてオーバーフロー部53に入り、前述のように排水口57及び接続管127から容器7内に戻るのであるが、この接続管127は、容器7における空間7a内に位置することになるフィルター89の直上に位置している。従って体毛等を含んだ洗浄液は、フィルター89を通ることなく一部の洗浄液とともに空間7aを流れ落ちて容器7の底部の空間7cに入る。フィルター89及び透過口84を通過した体毛等を含まない洗浄液は、傾斜面54によって空間7bに位置する凹部88側へと流れる。ポンプPの吸い込み口はこの凹部88のところに位置するために、洗浄液は再度ポンプPによって洗浄皿5へと送られる。
一方、容器7の後部片側に位置する空間7aからフィルター枠8下面と容器7底面との間の空間7cに入った体毛や洗浄液は、容器7底面に沿って広がり、フィルター枠8の底板部80前縁と容器7の前部内壁との隙間から空間7bへと流入する。この時、空間7cに入った洗浄液は上述のように広がる上に、洗浄皿5へとポンプPで送り出される洗浄液は、フィルター89及び透過口84を通過した体毛等を含まない洗浄液が主となっていることもあって、空間7cを通る流量が少なく且つ流速もかなり低く、しかもフィルター枠8の底板部80下面にある升目状のリブ85で多数箇所において滞留が生じることから、洗浄液が含んでいる体毛等は空間7cにおいて沈殿堆積することになる。
そして空間7cを通った洗浄液は、容器7の前部側を通ってフィルター枠8の底板部80上を通り、その後、容器7の後部寄りでポンプPの吸い込み口が開口している凹部88に至る上に、沈殿堆積した体毛等と吸い込み口との間には底板部80があるために、ポンプPが体毛等を再度吸い込んで洗浄皿5に戻してしまうことはほとんど無い。
なお、空間7cは通常数十回程度の洗浄動作による体毛堆積量を確保することができる容積としている。そして、使用者は容器7を洗浄装置1から取り出してフィルター枠8を取り外せば、堆積した体毛を洗い流すことができ、この後、新たな洗浄液を入れることで、初期の洗浄能力を取り戻すことができる。容器7の上縁に設けた前述の鍔72は外周側に張り出すものとして形成しており、このために容器7内の洗浄液を捨てるために容器7の開口部を下にした時、洗浄液(及び体毛等)をスムーズに排出することができる。なお、鍔72は止水のための剛性を確保するために設けたものであるが、容器7の側壁の肉厚で剛性を確保できる場合は鍔72を必要としない。
洗浄が終了してポンプPが停止すれば、洗浄皿5内の洗浄部52にある洗浄液は、自然落下によって給排水口56から接続口126及びポンプP(の羽根車123とポンプカバー124との間の空間)を通じて容器7に戻る。羽根車123部分は容器7内の洗浄液に浸かっている状態である上に、洗浄終了時には洗浄部52にある洗浄液は体毛等をほとんど含んでいないために、ポンプPを通るとはいえ、詰まりを生じるようなことはない。また、洗浄動作中にオーバーフロー部53における排水口57が詰まるようなことがあっても、排水口58が別に存在しているために、洗浄液が洗浄皿5から溢れ出してしまうことはない。
そして、排水経路と洗浄液供給経路とを兼ねている給排水口56及び接続管126が、洗浄液の排出中に汚物によって詰まるようなことがあっても、次回の洗浄時にはポンプPによって送り出される洗浄液の吐出圧が詰まった汚物を洗浄皿5側に押し戻すために、汚物の詰まりが洗浄を不能としてしまうことがない。
洗浄が終了して洗浄液が容器7内に回収された時点でモータファンF及びヒータHに通電されて刃ヘッド部Eaの乾燥が促される。
上記の例では、排水経路の全長が洗浄液供給経路を兼ねたものとして、部品点数の削減や小型化及びコストダウン、洗浄皿5下方の設計自由度の向上等について有利なものとしているが、図19に示すように、接続管126の洗浄皿5側の一部が両者を兼用する形態であってもよい。ただし、洗浄液供給経路における兼用部分126aと非兼用部分126bとは鈍角をなす角度でつながっていることが好ましい。洗浄液供給時に洗浄液を洗浄皿5の方向に優先的に流すことができるからである。
また、洗浄液供給経路における兼用部分126aへの非兼用部分126bの接続部には図19(b)に示すように逆止弁126cを配していると、上記接続部への汚物堆積を防止することができる。
接続管126とこれに接続される洗浄皿5の給排水口56とは図20(a)に示すように内径を同じとしておくことが望ましい。洗浄液の循環中に洗浄液中に浮遊する汚物が接続部分で目詰まりして循環しなくなることを防ぐことができる。
内径を同一にできない場合は、図20(b)に示すように、接続管126側の内径を給排水口56の内径より小さくすることが好ましい。この場合、排水を行う時、段差部分に汚物が堆積しやすくなるが、洗浄液の供給時には吐出圧で堆積物が剥離してしまうために、結果的に目詰まりを招くことがないものとなる。
1 洗浄装置
5 洗浄皿
7 容器
52 洗浄部
53 オーバーフロー部
56 給排水口
126 接続管

Claims (10)

  1. 小型電気機器の要洗浄部を受ける洗浄皿と、要洗浄部の洗浄に際して上記洗浄皿内に供給される洗浄液を貯める容器と、この容器内の洗浄液を上記洗浄皿に供給する洗浄液供給手段と、上記洗浄皿内の洗浄液のオーバーフロー分を上記容器に戻すオーバーフロー経路と、洗浄皿内の洗浄液を排出する排出経路とを備えた小型電気機器用の洗浄装置であって、
    上記洗浄液供給手段は、上記排出経路を通じて洗浄皿に洗浄液を供給するものであることを特徴とする小型電気機器の洗浄装置。
  2. 洗浄液中の汚れを分離するフィルター要素を備えるとともに、該フィルター要素は上記オーバーフロー経路側に取り外し自在に設けられていることを特徴とする請求項1記載の小型電気機器の洗浄装置。
  3. 上記洗浄液供給手段における洗浄液供給経路の全域が上記排出経路を兼ねていることを特徴とする請求項1または2記載の小型電気機器の洗浄装置。
  4. 上記洗浄液供給手段における洗浄液供給経路の洗浄皿側の一部が上記排出経路を兼ねているとともに、洗浄液供給経路における上記兼用部分と非兼用部分とは鈍角をなす角度でつながっていることを特徴とする請求項1または2記載の小型電気機器の洗浄装置。
  5. 上記洗浄液供給手段における洗浄液供給経路の洗浄皿側の一部が上記排出経路を兼ねているとともに、洗浄液供給経路における上記兼用部分への非兼用部分の接続部に逆止弁を配していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の小型電気機器の洗浄装置。
  6. 上記洗浄液供給手段における洗浄液供給経路の洗浄皿側の端部が洗浄皿に配される小型電気機器の要洗浄部に向けて開口していることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の小型電気機器の洗浄装置。
  7. 上記洗浄液供給手段における洗浄液供給経路の洗浄皿側の端部が洗浄皿に配される小型電気機器の要洗浄部と洗浄皿内面との間の隙間に向けて開口していることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の小型電気機器の洗浄装置。
  8. 上記洗浄液供給手段における洗浄液供給経路は洗浄皿に設けた給排水口に接続部されているとともに、給排水口の内径と洗浄液供給経路の内径とが同一であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の小型電気機器の洗浄装置。
  9. 上記洗浄液供給手段における洗浄液供給経路は洗浄皿に設けた給排水口に接続部されているとともに、給排水口の内径が洗浄液供給経路の内径より小であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の小型電気機器の洗浄装置。
  10. 洗浄皿によって要洗浄部が洗浄される小型電気機器はその洗浄に際して要洗浄部を動作させるものであるとともに、この動作時間は洗浄液供給手段の作動時間よりも短いことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の小型電気機器の洗浄装置。
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