JP5076731B2 - 組込み型誘導加熱調理器 - Google Patents

組込み型誘導加熱調理器 Download PDF

Info

Publication number
JP5076731B2
JP5076731B2 JP2007217951A JP2007217951A JP5076731B2 JP 5076731 B2 JP5076731 B2 JP 5076731B2 JP 2007217951 A JP2007217951 A JP 2007217951A JP 2007217951 A JP2007217951 A JP 2007217951A JP 5076731 B2 JP5076731 B2 JP 5076731B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
induction heating
unit
built
kitchen
heating cooker
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007217951A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009054338A (ja
Inventor
博志 桑村
弘一 細井
幸二郎 水谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2007217951A priority Critical patent/JP5076731B2/ja
Publication of JP2009054338A publication Critical patent/JP2009054338A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5076731B2 publication Critical patent/JP5076731B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)
  • Induction Heating Cooking Devices (AREA)

Description

本発明は、主に家庭のキッチンキャビネットに組み込まれる組込み型誘導加熱調理器に関するものである。
従来、この種の組込み型誘導加熱調理器は、加熱調理器を構成する本体ユニットを覆って装着したトッププレートの周囲にプレート枠を設け、このプレート枠と本体ユニットのフランジをキッチンキャビネットのキッチン天面上に載置するようにしてキッチンキャビネットに組み込まれている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−200837号公報
しかしながら、前記従来の構成では、プレート枠と本体ユニットのフランジをキッチンキャビネットのキッチン天面上に載置するため、トッププレートとキッチン天面との間にはプレート枠の厚み分だけ、段差を生じ、調理時や清掃時にお手入れ性や使い勝手が悪いものであった。また、トッププレート下方の誘導加熱装置の加熱部は、2口の場合は前後方向に配置(3口の場合は三角状に配置)されるため、トッププレートの奥行寸法が大きくなり、定められたキッチンモジュールに対して非調理スペースが狭くなり、調理前の下ごしらえスペースが近くにないとか、調理物を入れる皿を近くに置くことができないなど、料理全般を考えたキッチンスペースとして、不便で使い勝手が悪いという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、フルフラットで、しかもキッチン手前の非調理スペースを広く確保し、使い勝手がよくデザイン性に優れた組込み型誘導加熱調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の組込み型誘導加熱調理器は、外郭ケースの中に誘導加熱装置と冷却装置と制御装置を配設した本体ユニットと、トッププレート下面をアンダーフレームで支持したトップユニットとを備え、前記トップユニットは本体ユニットの上方開口部を覆うとともに、前記外郭ケースに固定された支持具と前記アンダーフレームとをビスで固定することで前記本体ユニットと一体化し、トッププレートを含む前記トップユニットの上面全体がキッチンキャビネットのキッチン天面と面一状態となるようキッチン天面に設けた開口穴の段落ち部に前記アンダーフレームの下面を載置して組込むとともに、トッププレートと前記キッチン天面との間の隙間をシーリング剤で埋めて固定し、本体ユニットに配設した誘導加熱装置の複数個の加熱部をトッププレートの横方向中心よりも奥側に横列状態に配列し、修理を行う場合には、前記ビスを緩めて外すことで前記本体ユニットを取り外すことができるようにしたものである。
これによって、トッププレートの上面がキッチンキャビネットのキッチン天面と面一状態となるよう組込まれていることでフルフラット構成となり、かつ誘導加熱装置の複数個の加熱部をトッププレートの横方向中心よりも奥側に横列状態に配列したことで、キッチン手前の非調理スペースを広く確保することができ、使い勝手がよくデザイン性に優れたものとなる。
本発明の組込み型誘導加熱調理器は、フルフラットで、しかもキッチン手前の非調理スペースを広く確保し、使い勝手がよくデザイン性に優れたものである。
第1の発明は、外郭ケースの中に誘導加熱装置と冷却装置と制御装置を配設した本体ユニットと、トッププレート下面をアンダーフレームで支持したトップユニットとを備え、前記トップユニットは本体ユニットの上方開口部を覆うとともに、前記外郭ケースに固定された支持具と前記アンダーフレームとをビスで固定することで前記本体ユニットと一体化し、トッププレートを含む前記トップユニットの上面全体がキッチンキャビネットのキッチン天面と面一状態となるようキッチン天面に設けた開口穴の段落ち部に前記アンダーフレームの下面を載置して組込むとともに、トッププレートと前記キッチン天面との間の隙間をシーリング剤で埋めて固定し、本体ユニットに配設した誘導加熱装置の複数個の加熱部をトッププレートの横方向中心よりも奥側に横列状態に配列し、修理を行う場合には、前記ビスを緩めて外すことで前記本体ユニットを取り外すことができるようにした組込み型誘導加熱調理器とするものである。これによって、トッププレートの上面がキッチンキャビネットのキッチン天面と面一状態となるよう組込まれていることでフルフラット構成となり、かつ誘導加熱装置の複数個の加熱部をトッププレートの横方向中心よりも奥側に横列状態に配列したことで、キッチン手前の非調理スペースを広く確保することができ、使い勝手がよくデザイン性に優れたものとなる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、本体ユニットは一つの外郭ケースの中にそれぞれ一つの誘導加熱装置と制御装置と、少なくとも一つ以上の冷却装置とを配設して構成するとともに、この本体ユニットを複数個備えたことにより、トップユニットと本体ユニットをそれぞれのブロックごとに取付け、取り外しができ、サービスメンテの際に、対象のブロックの本体ユニットのみ修理、交換などが無駄なく容易にできる。
第3の発明は、特に、第1の発明において、本体ユニットは一つの外郭ケースの中にそれぞれ複数の誘導加熱装置と制御装置と、少なくとも一つ以上の冷却装置とを配設して一つの本体ユニットとしたことにより、限られたキッチンモジュールの中で誘導加熱装置の間隔を大きく確保することができ、多口同時加熱調理される際に大きな鍋同士が干渉することなく、便利で快適な調理をすることができる。
第4の発明は、特に、第1〜第3のいずれか1つの発明において、トップユニットは一つのトップユニットで構成したことにより、トップユニット上面に割り線が生じることなく、全面フラットですっきりしたデザインにすることができる。
第5の発明は、特に、第1〜第3のいずれか1つの発明において、トップユニットは複数個のトップユニットで構成したことにより、トッププレートが割れても対象のトップユニットのみキッチン天面から外してサービスメンテすることができる。また、キッチン天面に設けられたキッチン穴開口の大きさ、配置などに合わせてトップユニットを配設することができる。
第6の発明は、特に、第5の発明において、トッププレートは、それぞれの配色が異なる印刷色または生地色で構成されたことにより、個性的なオーダーデザインとすることができる。また、各本体ユニットの消費電力違いを色で区分したり、仕様、機能違いを色で区分したりすることができる。
第7の発明は、特に、第1の発明において、本体ユニットの吸気口と排気口をキッチンキャビネット内に位置して設け、トップユニットおよびその周囲には開口部をなくしたことにより、トップユニット上面に開口部を有しないフルフラットですっきりしたデザインとすることができ、清掃性を向上するとともに開口部から本体ユニットに水や物が入ることなく、安全で衛生的な誘導加熱調理器を提供することができる。
第8の発明は、特に、第1〜第5のいずれか1つの発明において、誘導加熱装置の操作部ユニットは、それぞれの誘導加熱装置の加熱部と相対して操作キーを配設したことにより、多口同時加熱や指定の加熱部を使って調理する際にわかりやすく、操作キーの誤使用を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1、図2は、本発明の実施の形態1における組込み型誘導加熱調理器を示すものである。
図に示すように、本体ユニット1aは、外郭ケース2aの中に鉄鍋系加熱用の誘導加熱装置3aと制御装置4aと冷却装置5aを内蔵して配設している。本体ユニット1bは、外郭ケース2bの中にアルミ鍋系加熱用の二つの誘導加熱装置3bと二つの制御装置4bと少なくとも一つ以上の冷却装置5bを内蔵して配設している。次に、トップユニット6は二つのトッププレート7a、7bとこれらの下面を支持した金属などの剛性部材よりなる一つのアンダーフレーム8で構成され、アンダーフレーム8にトッププレート7a、7bを載置して接着固定している。
ここで、本体ユニット1aと本体ユニット1bを連設して、その上方開口部を覆うようにトップユニット6を載置するとともに、外郭ケース2aと外郭ケース2bの左右側面に固定された金属製の支持具9とアンダーフレーム8をビス締め固定して、一体化することにより誘導加熱調理器本体10を構成している。このときそれぞれの誘導加熱装置3a、3bの加熱部11a、11b、11cはトッププレート7a、7bの下方に横列状態に配列され、トッププレート7a、7bの横方向中心Pよりも奥側に配設されている。
この誘導加熱調理器本体10をキッチンキャビネット12に組み込む際、キッチン天面13に配設したキッチン穴開口14の段落ち部15にアンダーフレーム8の下面を載置してトッププレート7a、7bの上面がキッチンキャビネット12のキッチン天面13と面一状態となるよう組込まれるとともに、互いの隙間をシーリング剤16で埋めて固定している。
キッチン天面13の手前に構成した前垂れ部17とトップユニット6との間の非調理スペース18は大きくとることができる。これは、複数個の加熱部11a、11b、11cをトッププレート7a、7bの横方向中心Pよりも奥側に横列状態に配列したこと、およびトッププレート7a、7bの上面がキッチン天面13と面一状態となるように組込まれていることによる。なお、キッチン天面13の手前側面に操作部ユニット19を配設するとともに、電気的に制御装置4a、4bに接続している。
以上のように構成された組込み型誘導加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
まず、トップユニット6のトッププレート7a、7bの上面は、キッチン天面13と段差のない面一状態で構成され、隙間をシーリング剤16で埋めているため、調理面およびその周辺に凹凸がなくすっきりきれいなデザインとなり、調理時の汚れや吹きこぼれをむらなくきれいに清掃できるよう作用する。また、加熱部11a、11b、11cが横列状態に配列され十分広い間隔を確保されていることで、調理しやすく鍋の移動もスムーズにできるよう作用する。さらに、定められたキッチンの奥行モジュールに対して、加熱部11a、11b、11cをトッププレート7a、7bの横方向中心Pより奥側に配設すること、およびトッププレート7a、7bの上面がキッチン天面13と面一状態となるように組込まれていることにより、キッチン天面13の非調理スペース18をまな板が置ける程度に広く確保することができ、具材の下ごしらえから調理物の皿への盛り付けまで調理する傍らで作業でき、頻繁に移動する手間が省け、便利で使い勝手のよい誘導加熱調理器が提供できる。
なお、本体ユニット1aを構成する誘導加熱装置3aは、鉄鍋系加熱用、本体ユニット1bを構成する誘導加熱装置3bは、アルミ鍋系加熱用としているが、機能、仕様に合わせて種々の組合せの仕様となることは言うまでもない。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2における組込み型誘導加熱調理器を示すものである。基本構成は実施の形態1と同様であるので、同一要素については同一符号を付してその説明を省略し、相違点を中心に説明する。
図に示すように、本実施の形態における組込み型誘導加熱調理器の本体ユニット21aは外郭ケース22a中に一つの誘導加熱装置23aと一つの制御装置24aと少なくとも一つ以上の冷却装置25aとを配設しており、本体ユニット21bは外郭ケース22b中に一つの誘導加熱装置23bと一つの制御装置24bと少なくとも一つ以上の冷却装置25bとを配設しており、本体ユニット21cは外郭ケース22c中に一つの誘導加熱装置23cと一つの制御装置24cと少なくとも一つ以上の冷却装置25cを配設している。
以上のように構成された組込み型誘導加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
本体ユニット21a、21b、21cは、それぞれが加熱、冷却、制御という機能動作で独立した一つのブロック体構成になっているため、いずれかの部品が故障したり異常を生じたりした場合に、対象ブロックを特定しやすく対象の本体ユニット21a、21b、21cのいずれかのトップユニット6を固定している支持具9のビスを緩めて外し、修理、交換することができ、サービスメンテしやすく効率的な作業ができるよう作用する。
このように、本実施の形態では、トップユニットと本体ユニットをそれぞれのブロックごとに取付け、取り外しができ、サービスメンテの際に、対象のブロックの本体ユニットのみ修理、交換などが無駄なく容易にできる。
(実施の形態3)
図4は、本発明の実施の形態3における組込み型誘導加熱調理器を示すものである。基本構成は実施の形態1と同様であるので、同一要素については同一符号を付してその説明を省略し、相違点を中心に説明する。
図に示すように、本実施の形態における組込み型誘導加熱調理器は、本体ユニット31aが一つの外郭ケース32aに中に三つの誘導加熱装置33a、33b、33cと三つの制御装置34a、34b、34cと1つの冷却装置35aを配設している。
以上のように構成された組込み型誘導加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
限られたキッチンモジュールの中に一体の外郭ケース32aを配設しているため、複数の外郭ケース構成とした場合に比べ、互いの外郭ケース間における隙間などの無駄なスペースをなくすことができ、誘導加熱装置33a、33b、33cの仕様、例えば、高出力やアルミ鍋系加熱や外周に付属部品を取り付けて外径が大きくなっても十分な互いの間隔を確保することができ、誘導加熱装置同士が干渉することなく、底径φ300mm程度の鍋でも互いに干渉せず、加熱調理ができるように作用する。
このように、本実施の形態では、限られたキッチンモジュールの中で誘導加熱装置の間隔を大きく確保することができ、多口同時加熱調理される際に大きな鍋同士が干渉することなく、便利で快適な調理をすることができる。
(実施の形態4)
図5は、本発明の実施の形態4における組込み型誘導加熱調理器を示すものである。基本構成は実施の形態1と同様であるので、同一要素については同一符号を付してその説明を省略し、相違点を中心に説明する。
図に示すように、本実施の形態における組込み型誘導加熱調理器は、トップユニット41のトッププレートを一つのトッププレート42で構成している。
以上のように構成された組込み型誘導加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
トッププレート42が一枚のつなぎのない構成でできているため、キッチン天面13とトッププレート42の上面に段差がなく、割り線の少ない同一平面で構成され、調理面およびその周辺に凹凸がなく、割り線の少ないすっきりきれいなデザインとなり、調理時の汚れや吹きこぼれをむらなくきれいに清掃できるよう作用する。
このように、本実施の形態では、トップユニット上面に割り線が生じることなく、全面フラットですっきりしたデザインにすることができる。
(実施の形態5)
図6、図7は、本発明の実施の形態5における組込み型誘導加熱調理器を示すものである。基本構成は実施の形態1、2と同様であるので、同一要素については同一符号を付してその説明を省略し、相違点を中心に説明する。
図に示すように、本実施の形態における組込み型誘導加熱調理器は、トップユニットが三つのトップユニット51a、51b、51cで構成され、トップユニット51aはアンダーフレーム52aの上に載置されたトッププレート53aを接着固定してキッチン穴開口54に配設され、トップユニット51bはアンダーフレーム52b上に載置されたトッププレート53bを接着固定してキッチン穴開口54に配設され、トップユニット51cはアンダーフレーム52c上に載置されたトッププレート53cを接着固定してキッチン穴開口54に配設されている。そして、互いのトップユニット51a、51b、51cのキッチン穴開口54との隙間をシーリング剤16で埋めて固定する構成としている。
以上のように構成された組込み型誘導加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
トッププレート53a、53b、53cそれぞれに対応してアンダーフレーム52a、52b、52cを構成しているため、トッププレートのある部位が割れたり、異常が生じたりしてもシーリング剤16を取り除き、対象のトップユニット51a、51b、51cのいずれかを容易に交換することができ、効率的で低コストのサービスメンテができるように作用する。
このように、本実施の形態では、トッププレートが割れても対象のトップユニットのみキッチン天面から外してサービスメンテすることができる。また、キッチン天面に設けられたキッチン穴開口の大きさ、配置などに合わせてトップユニットを配設することができる。
(実施の形態6)
図8は、本発明の実施の形態6における組込み型誘導加熱調理器を示すものである。基本構成は実施の形態1と同様であるので、同一要素については同一符号を付してその説明を省略し、相違点を中心に説明する。
図に示すように、本実施の形態における組込み型誘導加熱調理器は、トッププレート61aとトッププレート61bを白とシルバーにしている。すなわち、トッププレート61a、61bは、それぞれの配色が異なる印刷色または生地色で構成されている。
以上のように構成された組込み型誘導加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
トッププレート61aは鉄鍋系加熱用の誘導加熱装置3aが配設され、トッププレート61bはアルミ鍋系加熱用の誘導加熱装置3bが配設されているため、使用者に加熱調理できる鍋の種類に合わせた機能区分を視覚で容易にわかりやすく判断でき、個性に合わせたオーダーメードで色を選定できるよう作用する。
このように、本実施の形態では、個性的なオーダーデザインとすることができる。また、各本体ユニットの消費電力違いを色で区分したり、仕様、機能違いを色で区分したりすることができる。
なお、トッププレートの印刷色は可能な色であればどのような組合せでもよく、またトッププレートの生地自体の色で区分してもよい。
(実施の形態7)
図9は、本発明の実施の形態7における組込み型誘導加熱調理器を示すものである。基本構成は実施の形態1と同様であるので、同一要素については同一符号を付してその説明を省略し、相違点を中心に説明する。
図に示すように、本実施の形態における組込み型誘導加熱調理器は、キッチン天面13の前垂れ部17に外気を取り込むための吸気パネル71を配設して、吸気パネル71から取り込んだ外気を外郭ケース2a、2bの前側面に配設された吸気口72で本体ユニット1a、1b内に取り込み、誘導加熱装置3a、3b、制御装置4a、4bなどを冷却装置5a、5bで冷却し、熱気を外郭ケース2a、2bの後ろ側面に配設された排気口73から排出し、キッチン天面13後方と壁75との間の壁面排気口74から外に排出するよう構成している。すなわち、本体ユニット1a、1bの吸気口72と排気口73をキッチンキャビネット12内に位置して設け、トップユニット6およびその周囲には開口部をなくした構成としている。
以上のように構成された組込み型誘導加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
吸気口72、排気口73がキッチンキャビネット12内に配設され壁面排気口74から排気しているため、キッチン天面13およびトップユニット6に開口穴や凹凸がなく、すっきりきれいなフラットデザインで清掃性向上かはかれるとともに、キッチン天面13およびトップユニット6に開口部がないため水や調理物の侵入を防止できるよう作用する。
このように、本実施の形態では、トップユニット上面に開口部を有しないフルフラットですっきりしたデザインとすることができ、清掃性を向上するとともに開口部から本体ユニットに水や物が入ることなく、安全で衛生的な誘導加熱調理器を提供することができる。
(実施の形態8)
図10は、本発明の実施の形態8における組込み型誘導加熱調理器を示すものである。基本構成は実施の形態1と同様であるので、同一要素については同一符号を付してその説明を省略し、相違点を中心に説明する。
図に示すように、本実施の形態における組込み型誘導加熱調理器は、加熱部11a、11b、11cそれぞれの制御を司る操作部ユニット81a、81b、81cの操作キー82a、82b、82cの略中心である中心点83a、83b、83cと加熱部11a、11b、11cの中心を相対した位置に配設している。
以上のように構成された組込み型誘導加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
多口同時加熱や指定の加熱部を使って調理する際に、操作部ユニット81a、81b、81cの操作キー82a、82b、82cの略中心である中心点83a、83b、83cと加熱部11a、11b、11cの中心を相対した位置に配設していることで、使い勝手がよく操作キー82a、82b、82cの誤使用を防止することができるよう作用する。
このように、本実施の形態では、多口同時加熱や指定の加熱部を使って調理する際にわかりやすく、操作キーの誤使用を防止することができる。
以上のように、本発明にかかる組込み型誘導加熱調理器は、フルフラットで、しかもキッチン手前の非調理スペースを広く確保し、使い勝手がよくデザイン性に優れたものであるので、組込み型誘導加熱調理器全般に適用できる。
本発明の実施の形態1における組込み型誘導加熱調理器のキッチン組込み時の要部断面図 同組込み型誘導加熱調理器のキッチン組込み時の斜視図 本発明の実施の形態2における組込み型誘導加熱調理器のキッチン組込み時の要部断面図 本発明の実施の形態3における組込み型誘導加熱調理器のキッチン組込み時の要部断面図 本発明の実施の形態4における組込み型誘導加熱調理器のキッチン組込み時の斜視図 本発明の実施の形態5における組込み型誘導加熱調理器のキッチン組込み時の要部断面図 同組込み型誘導加熱調理器のキッチン組込み時の斜視図 本発明の実施の形態6における組込み型誘導加熱調理器のキッチン組込み時の要部平面図 本発明の実施の形態7における組込み型誘導加熱調理器のキッチン組込み時の要部断面図 本発明の実施の形態8における組込み型誘導加熱調理器のキッチン組込み時の斜視図
符号の説明
1a、1b、21a、21b、21c、31a 本体ユニット
2a、2b、22a、22b、22c、32a 外郭ケース
3a、3b、23a、23b、23c、33a、33b、33c 誘導加熱装置
4a、4b、24a、24b、24c 制御装置
5a、5b、25a、25b、25c、35a 冷却装置
6、41、51a、51b、51c トップユニット
7a、7b、42、53a、53b、53c、61a、61b トッププレート
8、52a、52b、52c アンダーフレーム
10 誘導加熱調理器本体
11a、11b、11c 加熱部
12 キッチンキャビネット
13 キッチン天面
14、54 キッチン穴開口
15 段落ち部
16 シーリング剤
18 非調理スペース
19、81a、81b、81c 操作部ユニット
72 吸気口
73 排気口
74 壁面排気口
82a、82b、82c 操作キー

Claims (8)

  1. 外郭ケースの中に誘導加熱装置と冷却装置と制御装置を配設した本体ユニットと、
    トッププレート下面をアンダーフレームで支持したトップユニットとを備え、
    前記トップユニットは本体ユニットの上方開口部を覆うとともに、前記外郭ケースに固定された支持具と前記アンダーフレームとをビスで固定することで前記本体ユニットと一体化し、
    前記トッププレートを含む前記トップユニットの上面全体がキッチンキャビネットのキッチン天面と面一状態となるよう前記キッチン天面に設けた開口穴の段落ち部に前記アンダーフレームの下面を載置して組込むとともに、前記トッププレートと前記キッチン天面との間の隙間をシーリング剤で埋めて固定し、
    前記本体ユニットに配設した誘導加熱装置の複数個の加熱部をトッププレートの横方向中心よりも奥側に横列状態に配列し
    修理を行う場合には、前記ビスを緩めて外すことで前記本体ユニットを取り外すことができるようにした、組込み型誘導加熱調理器。
  2. 本体ユニットは一つの外郭ケースの中にそれぞれ一つの誘導加熱装置と制御装置と、少なくとも一つ以上の冷却装置とを配設して構成するとともに、この本体ユニットを複数個備えた請求項1に記載の組込み型誘導加熱調理器。
  3. 本体ユニットは一つの外郭ケースの中にそれぞれ複数の誘導加熱装置と制御装置と、少なくとも一つ以上の冷却装置とを配設して一つの本体ユニットとした請求項1に記載の組込み型誘導加熱調理器。
  4. トップユニットは一つのトップユニットで構成した請求項1〜3のいずれか1項に記載の組込み型誘導加熱調理器。
  5. トップユニットは複数個のトップユニットで構成した請求項1〜3のいずれか1項に記載の組込み型誘導加熱調理器。
  6. トッププレートは、それぞれの配色が異なる印刷色または生地色で構成された請求項5に
    記載の組込み型誘導加熱調理器。
  7. 本体ユニットの吸気口と排気口をキッチンキャビネット内に位置して設け、トップユニットおよびその周囲には開口部をなくした請求項1に記載の組込み型誘導加熱調理器。
  8. 誘導加熱装置の操作部ユニットは、それぞれの誘導加熱装置の加熱部と相対して操作キーを配設した請求項1〜5のいずれか1項に記載の組込み型誘導加熱調理器。
JP2007217951A 2007-08-24 2007-08-24 組込み型誘導加熱調理器 Active JP5076731B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007217951A JP5076731B2 (ja) 2007-08-24 2007-08-24 組込み型誘導加熱調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007217951A JP5076731B2 (ja) 2007-08-24 2007-08-24 組込み型誘導加熱調理器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009054338A JP2009054338A (ja) 2009-03-12
JP5076731B2 true JP5076731B2 (ja) 2012-11-21

Family

ID=40505255

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007217951A Active JP5076731B2 (ja) 2007-08-24 2007-08-24 組込み型誘導加熱調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5076731B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010262751A (ja) * 2009-04-30 2010-11-18 Panasonic Corp 複合誘導加熱調理器
JP5060519B2 (ja) * 2009-06-25 2012-10-31 パナソニック株式会社 コンロ付き調理台装置
JP5060524B2 (ja) * 2009-07-28 2012-10-31 パナソニック株式会社 コンロ付調理台装置
JP5845386B2 (ja) * 2011-01-11 2016-01-20 パナソニックIpマネジメント株式会社 誘導加熱調理器
JP5654667B2 (ja) * 2011-03-29 2015-01-14 三菱電機株式会社 誘導加熱調理器
JP5810281B2 (ja) * 2013-11-13 2015-11-11 パナソニックIpマネジメント株式会社 グリル調理容器
CN104433328A (zh) * 2014-12-02 2015-03-25 沈棋 一种模块式集成灶灶台
JP2021141023A (ja) * 2020-03-09 2021-09-16 三菱電機株式会社 加熱調理器

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57109291A (en) * 1980-12-26 1982-07-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd Induction heating cooking device
JPS61102140U (ja) * 1984-12-12 1986-06-30
JPH10185211A (ja) * 1996-12-25 1998-07-14 Toshiba Corp 組み込み式加熱調理器
JP2003115367A (ja) * 2001-08-01 2003-04-18 Yamaha Livingtec Corp 加熱調理器およびシステムキッチン
JP2005055111A (ja) * 2003-08-06 2005-03-03 Toshiba Corp 加熱調理器
JP2007268080A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Sun Wave Ind Co Ltd キッチン台

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009054338A (ja) 2009-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5076731B2 (ja) 組込み型誘導加熱調理器
JP5029489B2 (ja) 組込み型誘導加熱調理器
JP2009106592A (ja) 厨房家具
JP2008089229A (ja) ガス調理器
JP4930193B2 (ja) 加熱調理器
JP2008057802A (ja) 加熱調理器
US8569661B2 (en) Household appliance
JP4549930B2 (ja) ビルトイン式の3口こんろ
JP2003115367A (ja) 加熱調理器およびシステムキッチン
JP2007271210A (ja) 五徳
JP2009034221A (ja) システムキッチンの天板ユニット
JP2007317416A (ja) 加熱調理器
JP2014074572A (ja) 加熱調理器
JP2015137810A (ja) ガスこんろ
JP4939993B2 (ja) キッチンユニット
JP4939990B2 (ja) キッチンユニット
JP4939991B2 (ja) キッチンユニット
JP2008237504A (ja) キッチンユニット
JP6698478B2 (ja) 加熱調理器セット
TW201442669A (zh) 廚房裝置
JP5152071B2 (ja) 加熱調理器
EP2102559B1 (en) Built-in cooking appliance
JP3776946B2 (ja) ガス調理器
JP2007263520A (ja) システムキッチン
KR100826707B1 (ko) 빌트 인 조리기기

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091215

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20100113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111227

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120327

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120522

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120731

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120813

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150907

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5076731

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150907

Year of fee payment: 3