JP5073607B2 - ミシン - Google Patents

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本発明は、箱ポケットの縫製をすることができるミシンに関する。
身生地にフラップ布を縫いつける玉縁縫いミシンを用いて、スーツ等の箱ポケットの縫製を行うことができるミシンが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
箱ポケットの縫製を行う際には、ミシンテーブル上にポケットの開口部となる切れ目が形成された身生地が載置される。身生地は、大押さえによりミシンテーブルに押さえつけられている。大押さえ上には、箱ポケットを縫製するためのポケット生地と、ポケット袋地がバインダーを挟んで対向するように載置されている。ポケット生地、ポケット袋地は、フラップ押さえにより上方から大押さえに押さえつけられている。
このような状態で、ポケット生地及びポケット袋地を身生地に縫いつける。
縫製終了後、ポケット生地及びポケット袋地をめくり合わせ、これらの周縁を縫いつける。そして、身生地に形成されている切れ目より縫いつけられた身生地及びポケット袋地をめくり出し、箱ポケットを形成する。
このような箱ポケットの縫製を行う際において、ポケット生地及びポケット袋地は、一般的にフラップ布とサイズが異なるため、大押さえのサイズが合わない。そのため、ポケット生地及びポケット袋地を載置するために箱ポケットガイドを大押さえ上に設け、この箱ポケットガイド上にポケット生地及びポケット袋地を載置して縫製を行っていた。
箱ポケットガイドは、ポケット生地及びポケット袋地のサイズに合わせるため、大押さえに対して取り付け位置の調節が可能となっている。具体的には、図12に示すように、箱ポケットガイド101には、調節方向Aに延びる長孔101aが形成され、この長孔101aに挿通されるねじ102により大押さえ103に取り付けられている。すなわち、箱ポケットガイド101の取り付け位置を調節する際には、ねじ102を緩め、箱ポケットガイド101を長孔101aの延びる方向に移動させる。そして、位置が決まれば、ねじ102で箱ポケットガイド101を大押さえ103に固定する。
実用新案登録第2542804号公報
しかし、上記の箱ポケットガイド101は、ねじ102を緩めると、縫い方向に対して傾いてしまうという問題があった。そのため、縫製する箱ポケット用生地Cを交換して縫い仕様が変わるたびに縫い方向に対する箱ポケットガイド101の平行調整作業を行う必要があり、箱ポケット用生地Cのセットの作業性が悪いという問題があった。ここで、大押さえ103には、箱ポケットガイド101を平行にするための目印となる刻線Kが設けられているが、この刻線Kに合わせる作業も作業者の目で行われるため、正確な調整が困難であった。
そこで、本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、縫い仕様が変わっても箱ポケットガイドの縫い方向に対する傾きの調節作業を不要とすることができるミシンを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、二本の縫い針(21,21)をそれぞれ保持して主軸モータの駆動により上下動する二本の針棒と、
布地が載置されるミシンテーブル(1)と、
互いに対向するように配置され、前記ミシンテーブル上の布地を押さえつけると共に、布地を縫い方向に沿って送る一対の大押さえ(3,3)と、
互いに対向する大押さえ間で布地を上方から押さえつけるバインダー(4)と、
前記バインダーを挟んで互いに対向するそれぞれの大押さえの上面に前記バインダーに対して接離する方向かつ前記縫い方向に直交する方向に移動自在に設けられ、上面に箱ポケット用生地(P1,P2)が載置される箱ポケットガイド(5)と、
前記箱ポケットガイド上に載置された前記箱ポケット用生地を押さえつける押さえ(6)と、を備え、
前記押さえで前記箱ポケット用生地を押さえつつ、前記一対の大押さえにより前記布地を縫い方向に沿って送ることにより、前記布地に前記箱ポケット用生地を縫いつけるミシン(100)において、
前記箱ポケットガイドは、縫い方向に間隔をあけて形成され、互いの対向面が前記バインダーに対して接離する方向かつ前記縫い方向に直交する方向に延びるように形成された二つの突出部(51,52)を有し、
二つの突出部の対向面にそれぞれ平行かつ隣接する二つのガイド面(35a,35b)を有し、前記大押さえに傾き調整部材(3a,36)で固定されたガイド部材(35)と、
前記大押さえに対する前記箱ポケットガイドの固定位置を前記バインダーに対して接離する方向かつ前記縫い方向に直交する方向に調節自在とする調節機構(50)と、
を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、傾き調整部材で一度ガイドの並行調整を行えば大押さえには二つのガイド面を有するガイド部材が固定されているため、縫製される箱ポケット用布地の仕様が変わって、箱ポケットガイドを移動させる必要が生じた場合には、調節機構により箱ポケットガイドの固定位置をバインダーに対して接離する方向かつ縫い方向に直交する方向に調節すればよい。このとき、ガイド部材は、箱ポケットガイドの二つの突出部の対向面に平行かつ隣接しているので、箱ポケットガイドを移動させても突出部はガイド部材にガイドされながら移動するので、縫い方向に対して直角方向に移動させることができ、箱ポケットガイドが傾くことがない。
これにより、箱ポケット用生地の大きさの変更により縫い仕様が変わっても、箱ポケットガイドをガイド部に沿って移動させるだけでよいので、箱ポケットガイドの縫い方向に対する傾きの調節作業を不要とすることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のミシンにおいて、
前記調節機構(8)は、
基端側の外周が円筒状に形成され、先端側の外周にねじ溝が形成された段ねじ(85)と、
前記ガイド部材(80)に一体又は固定され、前記段ねじの基端部を回転自在に支持する支持部(86)と、
先端側のねじ溝に螺合され、前記段ねじの軸方向への移動を防止する移動防止部(87)と、
前記移動防止部よりも先端側のねじ溝に螺合され、前記段ねじの回転により前記バインダーに対して接離する方向かつ前記縫い方向に直交する方向に移動し、一方の突出部(71)の上面又は下面に対向する移動体(84)と、
前記移動体に設けられ、当該移動体に対向する前記一方の突出部を付勢する付勢部材(88,89)と、
前記一方の突出部の前記移動体との対向面における前記移動体の移動軌跡に対向する位置に所定間隔で並んで形成された複数のくぼみ(71a)と、
を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、箱ポケットガイドの固定位置を調節する際には、段ねじを回転させる。すると、移動体に設けられた付勢部材が箱ポケットガイドの一方の突出部のくぼみに嵌り込んでかかる突出部が押さえつけられるため、移動体は回転することなく、段ねじのみが回転し、移動体は段ねじの軸方向に沿って移動する。移動体の移動により、一方の突出部も同方向に移動するので、箱ポケットガイドを移動させることができる。このとき、移動防止部により段ねじの軸方向への移動は防止されているので、調節量にずれが発生することもない。
また、段ねじの回転量を調節すれば移動体の移動量を調節することができるので、調節操作が容易になると共に、微調整も可能となる。
また、調節量が大きな場合には、箱ポケットガイドを把持して、付勢部材の付勢力に抗してバインダーに対して接離する方向かつ縫い方向に直交する方向に引っ張ることにより調節することができる。このとき、一方の突出部に形成されたくぼみは、移動体の移動軌跡に対向する位置に並んで複数形成されているので、付勢部材が他のくぼみに嵌り込む感触を得るまで動かせばよいので、位置調節を容易に行うことができる。
これにより、箱ポケット用生地の大きさの変更により縫い仕様が変わっても、箱ポケットガイドをガイド部材に沿って移動させるだけでよいので、箱ポケットガイドの縫い方向に対する傾きの調節作業を不要とすることができる。
また、箱ポケットガイドの固定位置の調節を段ねじによる微調節と箱ポケットガイドを把持してのピッチの大きな調節とを行うことができるので、汎用性の高い調節機構を構成することができる。
請求項1に記載の発明によれば、箱ポケット用生地の大きさの変更により縫い仕様が変わっても、箱ポケットガイドをガイド部に沿って移動させるだけでよいので、箱ポケットガイドの縫い方向に対する傾きの調節作業を不要とすることができる。
請求項2に記載の発明によれば、箱ポケット用生地の大きさの変更により縫い仕様が変わっても、箱ポケットガイドをガイド部材に沿って移動させるだけでよいので、箱ポケットガイドの縫い方向に対する傾きの調節作業を不要とすることができる。
また、箱ポケットガイドの固定位置の調節を段ねじによる微調節と箱ポケットガイドを把持してのピッチの大きな調節とを行うことができるので、汎用性の高い調節機構を構成することができる。
以下、図面を参照して、本発明に係るミシンの最良の実施形態について詳細に説明する。本実施形態においては、各図中に示したXYZ軸を基準にしてミシンの各部の方向を定めるものとする。すなわち、ミシンを水平面に設置した状態で、Z軸方向は鉛直方向となる上下方向を示し、Y軸方向はミシンベッドの長手方向と一致する左右方向を示し、X軸方向は水平且つY軸方向に直交する前後方向を示す。
[第1の実施形態]
<ミシンの構成>
図1に示すように、ミシン100は、身生地Mに切れ目を入れながら二本の縫い針21,21により縫い目の形成を行う玉縁縫いミシンである。玉縁縫いミシンとは、身生地Mに対して玉布を縫着するとともにこれらの布地の送り方向に沿った直線状の切れ目とこの直線状の切れ目の両端部に略V字状の切れ目とを形成するミシンをいう。
ここで、本実施形態は、箱ポケットの縫製を玉縁縫いミシンを用いて行うものである。従って、図4,5に示すように、身生地Mに縫いつける玉布、フラップ布に代えて箱ポケット用生地Pが用いられる。箱ポケット用生地Pは、身生地M上に箱ポケットを形成するためのポケット生地P1と、身生地Mとポケット生地P1との間に収容空間を形成するためのポケット袋地P2とからなる。
図1〜図5に示すように、ミシン100は、縫製の作業台となるミシンテーブル1と、ミシンテーブル1に設けられたミシンフレーム2と、身生地及び箱ポケット用生地からなる布地の送りを行う大押さえ3と、大押さえ3に挟まれた位置で身生地を上方から押さえるバインダー4と、大押さえ3の正面に着脱自在に設けられ、上面に箱ポケット用生地が載置される箱ポケットガイド5と、箱ポケットガイド5に載置された箱ポケット用生地を大押さえ3に向けて押さえつける押さえとしての箱ポケット押さえ(いわゆるフラップ押さえ)6(図4参照)と、を備えている。
(ミシンテーブル及びミシンフレーム)
図1に示すように、ミシンテーブル1は、その上面がX−Y平面に平行であって、水平な状態で使用される。このミシンテーブル1の上面は布の送り方向F、すなわちX軸方向に沿って延びる長方形状に形成されている。ミシンテーブル1上には、大押さえ3とバインダー4とが配置されている。
ミシンフレーム2には、二本の縫い針21,21をそれぞれ支持し、主軸モータの駆動により主軸の回転が伝達されて上下動する二本の針棒と、かかる針棒への駆動伝達機構が設けられている。
(大押さえ)
図1に示すように、大押さえ3は、互いに対向するように一対で設けられ、バインダー4とともに身生地M(図4参照)を押さえ、押さえモータの駆動により、大押さえ3を支持する支持体31を介して身生地Mを布送り方向Fに移動させる。
各大押さえ3,3は、それぞれ長方形状の平板であり、それぞれが長手方向をX軸方向に沿わせた状態で支持体31に支持されている。また、各大押さえ3,3はその平板面がX−Y平面に平行となるように支持されている。そして、エアシリンダ(図示略)の駆動により上下の二位置に切替可能であり、上位置の時にはミシンテーブル1の上面から離間し、下位置でミシンテーブル1の上面高さとなる。また、二つの大押さえ3,3は、その間に、少なくともバインダー4を通すことができるように離間した状態で支持されている。
支持体31は、ミシンテーブル1上においてX軸方向に沿って移動可能に支持されており、一対の大押さえ3,3が二本針21,21の上下動経路の両側を通過するように配置されている。
図2に示すように、大押さえ3の上面には、当該大押さえ3に傾き調整部材で固定されたガイド部材35が設けられている。
ガイド部材35は、箱ポケットガイドの縫い方向に対する傾きを調整し、大押さえ3に対する箱ポケットガイド5の取り付け位置を調節する際に箱ポケットガイド5を布送り方向に対して直交する方向(Y方向)に移動させるためのガイドとして機能するものである。
ガイド部材35は、例えば、直方体状に形成されピン挿通穴35aが上下に開口し、そのうちの二つのガイド面35a,35bがY方向に沿うように大押さえ3に止めねじ36および大押えに打ち込んだピン(位置決め部材)3aが前記ピン挿通穴35aに挿通することによって位置決め固定されている。このうち前記ピン(位置決め部材)3a及び止めねじ36により傾き調整部材が構成される。二つのガイド面35a,35b同士は互いに面方向が平行となる関係にあり、これら二つのガイド面35a,35bで箱ポケットガイド5の移動調節をガイドしている。従って、この二つのガイド面35a,35bさえ有していれば、ガイドの傾き調整後は、ガイド部材35は、他の部分はどのような形状であってもよい。このガイド面35a,35bには、箱ポケットガイド5の二つの突出部51,52(詳細は後述する)の一側縁がそれぞれ平行かつ隣接するように対向配置されている。
(バインダー)
図1に示すように、バインダー4は、対向するように配置された一対の大押さえ3,3間で身生地を上方から押さえつけるものである。図1に示すように、バインダー4は、長尺状平板である底板部41と、底板部41の長手方向に沿ってその上面に垂直に立設された立板部42とを備えている。
また、バインダー2は、エアシリンダを備える図示しない支持機構に支持されており、非使用時には、図1に示すように、二本の縫い針21,21の針下の位置から離れて待避されている。そして、使用時には、エアシリンダの駆動により針板位置にセットされるようになっている。
(箱ポケットガイド)
図2に示すように、箱ポケットガイド5は、バインダー4を挟んで互いに対向するそれぞれの大押さえ3,3の上面にバインダー4に対して接離する方向かつ布送り方向(縫い方向)に直交する方向、言い換えると、Y方向に移動自在に設けられている。
箱ポケットガイド5における縫い針から遠い方の側縁には、箱ポケット用生地P1,P2の一側縁を突き当てて位置決めするための壁部5aが形成されている。
箱ポケットガイド5には、その一端部近傍において、Y方向に沿ってバインダー4から離間する方向に突出するように形成された二つの突出部51,52を有している。
二つの突出部51,52は、互いに布送り方向(箱ポケットガイドの長手方向)に間隔をあけて形成されている。この間隔は、大押さえ3に取り付けられたガイド部材35のガイド面35a,35b間の距離よりも若干広くなるように形成され、二つの突出部51,52でガイド部材35を挟み込むように形成されている。二つの突出部51,52のうち、ガイド部材35に対向する側縁は、ガイド面35a,35bの面方向に沿うように形成され、箱ポケットガイド5の移動により、突出部51,52はガイド面35a,35bに沿って移動する。
二つの突出部51,52には、その突出方向(Y方向)に沿って延びる長孔51a,52aがそれぞれ形成されている。この長孔51a,52a同士は、互いに平行に延びるように形成されている。長孔51a,52aには、それぞれ止めねじ53,54が挿通され、大押さえ3,3に着脱自在に固定されている。
止めねじ53,54を弛めることにより、箱ポケットガイド5の大押さえ3に対する固定が解除され、箱ポケットガイド5を長孔51a,52aに沿って移動させることができる。これにより、大押さえ3に対する箱ポケットガイド5の固定位置をY方向に調節自在とすることができる。従って、二つの突出部51,52に形成された長孔51a,52aと止めねじ53,54とを備えることによって調節機構50が構成される。
(箱ポケット押さえ)
図4に示すように、箱ポケット押さえ6は、玉縁縫いミシンでいうところのフラップ押さえであり、本実施形態においては、このフラップ押さえは、箱ポケット用生地P(P1,P2)を押さえる箱ポケット押さえ6として使用する。従って、箱ポケット押さえ6は、フラップ押さえと同じ機構であり、大押さえ3の上方から下降して箱ポケットガイド5上に載置された箱ポケット用生地Pを押さえつけることができる。
<箱ポケットガイドの固定位置の調節方法、箱ポケット用生地の縫いつけ方法>
次に、箱ポケットガイドの固定位置の調節方法、玉縁縫いミシンを用いて身生地に箱ポケット用生地を縫いつけるときの動作について説明する。
図4,5に示すように、ミシンテーブル1上に身生地Mを載置する。この身生地Mは、大押さえ3,3及びバインダー4によって押さえられる。身生地Mのセット後、大押さえ3,3に取り付けられている箱ポケットガイド5,5の一方にポケット生地P1を載置し、他方の箱ポケットガイド5にポケット袋地P2を載置する。
ここで、縫い針21,21の針落ち位置と、ポケット生地P1及びポケット袋地P2の縫い目形成位置とがずれている場合には、止めねじ53,54を弛め、箱ポケットガイド5を長孔51a,52aに沿って移動させる。そして、各生地の側端縁が壁部5aに当接し、かつ、縫い目形成位置と針落ち位置が一致するまで箱ポケットガイド5の固定位置を調節する。
このような手順で身生地M、ポケット生地P1及びポケット袋地P2のセットが終了すると、大押さえ3,3により身生地M、ポケット生地P1及びポケット袋地P2をX方向に沿った布送り方向Fに移動させるとともに、縫い針21,21を上下動させて箱ポケットの縫製を行う。また、縫い針21,21の布送り方向下流側に設けられているメス22により身生地Mに切れ目を形成する。
縫製が終了すると、図6に示すように、手作業により、ポケット生地P1を、その縫い目N1を支点として切れ目V側に折り返す。また、ポケット袋地P2を、その縫い目N2を支点として切れ目V側に折り返し、身生地Mの裏面側に挿入する。そして、左右の周縁を縫いつけることにより、図7に示すような箱ポケットが完成する。
<作用効果>
第1の実施形態におけるミシン100によれば、大押さえ3には二つのガイド面35a,35bを有するガイド部材35が固定されているため、縫製される箱ポケット用生地の仕様が変わって、箱ポケットガイド5を移動させる必要が生じた場合には、止めねじ53,54を弛めて箱ポケットガイド5をY方向に移動させて固定位置を調節した後、止めねじ53,54により箱ポケットガイド5を大押さえ3に固定すればよい。
このとき、ガイド部材35は、箱ポケットガイド5の二つの突出部51,52の対向面に平行かつ隣接しているので、箱ポケットガイド5を移動させても突出部51,52はガイド部材35にガイドされながら移動するので、箱ポケットガイド5をY方向に沿って移動させることができ、箱ポケットガイド5が布送り方向(X方向)に対して傾くことがない。
これにより、箱ポケット用生地の大きさの変更により縫い仕様が変わっても、箱ポケットガイド5をガイド部35に沿って移動させるだけでよいので、箱ポケットガイド5の傾きの調節作業を不要とすることができる。
[第2の実施形態]
続いて、第2の実施形態について説明する。なお、第2の実施形態が第1の実施形態と異なる点は、箱ポケットガイドの移動をガイドするガイド部材と、箱ポケットガイドの固定位置を調節する調節機構の構成であるため、その点を詳細に説明し、第1の実施形態と共通する構成要素には同一符号を付して説明を省略する。
<ミシンの構成>
(調節機構)
図8〜図11に示すように、ミシン200(図1参照)の大押さえ3には、大押さえ3に螺着される止めねじ81および大押さえ3から立設するピン(位置決め部材)3aによって構成された傾き調整部材により、ガイド部材80がピン挿通穴80aにピン3aを挿通し、さらに止めねじ81で大押さえ3に固定さられている。ガイド部材80は、箱ポケットガイド7の移動調節方向、すなわちY方向に沿って貫通するガイド溝82,83が形成されている。ガイド溝82,83は、ガイド部材80を大押さえ3に固定したときに布送り方向(X方向)に並ぶように形成されている。ガイド溝82の壁部82aとガイド溝83の壁部83a間の距離は箱ポケットガイド7の二つの突出部71,72間に形成された隙間の間隔より若干狭くなるように形成されている。一方のガイド溝82の下方は切り落とされ、この切り落とされてできた空間Sに調節機構8が設けられている。
調節機構8は、Y方向に移動自在の移動体84と、段ねじ85と、段ねじ85が挿通される支持部86と、段ねじ85に螺合される移動防止部としてのナット87と、移動体84に設けられた付勢部材としてのばね88と、ばね88の先端部に設けられた球体89と、一方の突出部71に形成され、球体89が嵌り込む複数のくぼみ71aと、を備えて構成される。
図9,10に示すように、移動体84は、ガイド部材80とは別個の部材であるが、支持部86は、ガイド部材80と一体に形成されている。段ねじ85は、基端部に設けられたドライバ等による操作部85cと、この操作部85cに連続し、外周が円筒状に形成された(ねじ溝が形成されていない)軸部85aと、この軸部85aに連続し、外周にねじ溝が形成されたねじ部85bと、を備えて一体に形成されている。
ガイド部材80に形成された支持部86は、段ねじ85を回転自在に支持する軸受となる部分であり、段ねじ85の軸部85aを回転自在に支持する挿通孔86aが形成されている。挿通孔86aは、Y方向に沿って支持部86を貫通するように形成されている。従って、段ねじ85もその軸線方向がY方向に沿うように設けられることとなる。なお、段ねじ85の軸部85a外径は、ねじ部85bの外径よりも大きくなるように形成されている。支持部86のY方向の幅は、段ねじ85の軸部85aの長さとほぼ等しくなるように形成されている。
支持部86の挿通孔86aに挿通された段ねじ85のねじ部85bには、段ねじ85の軸方向への移動を防止する移動防止部としてのナット87が螺合されている。すなわち、ねじ部85bにナット87を螺合させることにより、支持部86を操作部85cとナット87とで挟み込むことができ、段ねじ85のY方向への移動を防止している。段ねじ85のねじ部85bには、ナット87よりもさらに先端側に移動体84が螺合されている。
移動体84は、直方体状に形成され、その一端部には、ねじ部85bを螺合するためにねじ溝が形成されたねじ孔84aが形成されている
移動体84の他端部には、その上面に凹部84bが形成されている。この凹部84bには、移動体84の上面において、ガイド部材80のガイド溝82,83に挿入される一方の突出部71を上方に付勢する付勢部材としてのばね88と、ばね88の先端部に取り付けられ、突出部71の下面に当接してばね88の付勢力により突出部71を押圧する球体89が設けられている。球体89は、ばね88が自然長の状態において、その一部が移動体84の上面よりも上方に突出している。
突出部71の下面には、移動体84のY方向への移動の際に球体89の移動軌跡に対向する位置にくぼみ71aが形成されている。このくぼみ71aは、Y方向に沿って一定の間隔で複数並んで形成されている。各くぼみ71aは、球体89が嵌り込むような大きさに形成されており、かつ、突出部71だけをY方向に移動させた際にくぼみ71aから球体89がばね88の付勢力に抗して脱出できる程度の深さに形成されている。
<箱ポケットガイドの固定位置の調節方法>
次に、箱ポケットガイドの固定位置の調節方法について説明する。
大まかに固定位置を調節する場合には、箱ポケットガイド7を手で把持し、Y方向に沿って移動させるように力を加える。このとき、ばね88によって球体89は箱ポケットガイド7の突出部71のくぼみ71aを押圧しているため、小さい力では動かないが、この付勢力をはるかに超える力で箱ポケットガイド7を移動させようとすると、くぼみ71aは球体89の表面を滑り、徐々にくぼみ71aと球体89との係合が外れていく。やがて、くぼみ71aと球体89との係合が外れ、球体89は、隣接するくぼみ71a間の突出部71の下面に当接した状態となる。そのまま箱ポケットガイド7をY方向に移動させると、やがて球体89は隣接するくぼみ71aに嵌まり込み、ばね88の付勢力により箱ポケットガイド7は位置が固定される。このようにして、隣接するくぼみ71a間の距離を予め決めておけば、その決められたピッチ毎に箱ポケットガイド7をY方向に移動させることができる。また、球体89がくぼみ71aに嵌り込むことにより、作業者の手には隣接するくぼみ71aまで移動したことを感触により認識することができるので、移動が確実に終わったかを確認する必要がない。
一方、隣接するくぼみ71aのピッチ程の距離を移動させる必要のない微調整を行いたい場合には、段ねじ85の操作部85cをドライバ等で回転させる。操作部85cの回転により、操作部85cと一体形成されている軸部85a及びねじ部85bも回転する。軸部85aは、支持部86の挿通孔86a内で回転する。ねじ部85bは、螺合しているナット87及び移動体84を回転させようとする。ここで、ナット87は、ねじ部85bとともに回転するが、移動体84は、バネ88によりくぼみ71aに嵌り込んで突出部71を付勢する球体89により、回転が阻止される。そのため、ねじ部85bが回転すると、ねじ部85bは移動体84に対してさらにねじ込まれるか、移動体84から外れようとするので、移動体84は、ねじ部85bの軸方向(Y方向)に沿って移動することになる。移動体84がY方向に移動することにより、球体89が嵌り込んでいるくぼみ71aを有する突出部71も移動体84とともに同方向に移動する。突出部71は、箱ポケットガイド7に一体に形成されているので、突出部71の移動とともに箱ポケットガイド7も移動体84とともに同方向に移動する。これにより、箱ポケットガイド7の位置を調節することができる。また、段ねじ85の回転が移動体84のY方向への移動に変換されるので、操作部85cの回転量を無段階に調整することで箱ポケットガイド7の位置の微調整を行うことができる。
<作用効果>
第2の実施形態におけるミシン200によれば、箱ポケットガイド7の固定位置を調節する際には、段ねじ85の操作部85cを回転させる。すると、移動体84に設けられたばね88が箱ポケットガイド7の一方の突出部71のくぼみ71aに嵌り込んでかかる突出部71が押さえつけられるため、移動体84は回転することなく、段ねじ85のみが回転し、移動体84は段ねじ85の軸方向に沿って移動する。移動体84の移動により、一方の突出部71も同方向に移動するので、箱ポケットガイド7を移動させることができる。このとき、ナット87により段ねじ85の軸方向への移動は防止されているので、調節量にずれが発生することもない。
また、段ねじ85の回転量を調節すれば移動体84の移動量を調節することができるので、調節操作が容易になると共に、微調整も可能となる。
また、調節量が大きな場合には、箱ポケットガイド7を把持して、ばね88の付勢力に抗してバインダー4に対して接離する方向かつ縫い方向に直交する方向(すなわちY方向)に引っ張ることにより調節することができる。このとき、一方の突出部71に形成されたくぼみ71aは、移動体84の移動軌跡に対向する位置に並んで複数形成されているので、ばね88が他のくぼみ71aに嵌り込む感触を得るまで動かせばよいので、位置調節を容易に行うことができる。
これにより、箱ポケット用生地Pの大きさの変更により縫い仕様が変わっても、箱ポケットガイド7をガイド部材80に沿って移動させるだけでよいので、箱ポケットガイド7の縫い方向に対する傾きの調節作業を不要とすることができる。
また、箱ポケットガイド7の固定位置の調節を段ねじ85による微調節と箱ポケットガイド7を把持してのピッチの大きな調節とを行うことができるので、汎用性の高い調節機構を構成することができる。
<その他>
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではない。第2の実施形態において、移動体の上面で突出部と係合するように構成したが、移動体の下面で突出部に係合するような構造にしてもよい。また、箱ポケットガイドは、Y方向に移動調節が可能であれば、その形状、突出部の配置等は問わない。
ミシンの概略を示す斜視図。 第1の実施形態における箱ポケットガイド及び調節機構を示す斜視図。 第1の実施形態における箱ポケットガイド及び調節機構を示す分解斜視図。 第1の実施形態における箱ポケットガイド及び調節機構のX方向からみた断面図 第1の実施形態における身生地に縫いつけられるポケット生地及びポケット袋地を示す斜視図。 縫製後に箱ポケットを作る手順を示す図。 箱ポケットを示す図。 第2の実施形態における箱ポケットガイド及び調節機構を示す斜視図。 第2の実施形態における調節機構を示す分解斜視図。 第2の実施形態における箱ポケットガイド及び調節機構の一部を断面視した側面図。 第2の実施形態における箱ポケットガイド及び調節機構を示す斜視図。 従来の箱ポケットガイド及び調節機構を示す斜視図。
符号の説明
1 ミシンテーブル
3 大押さえ
4 バインダー
5 箱ポケットガイド
6 箱ポケット押さえ(押さえ)
7 箱ポケットガイド
8 調節機構
21 縫い針
35 ガイド部材
50 調節機構
51 突出部
52 突出部
71 突出部
71a くぼみ
72 突出部
84 移動体
85 段ねじ
86 支持部
87 ナット(移動防止部)
88 ばね(付勢部材)
89 球体
100 ミシン
200 ミシン
P 箱ポケット用生地
P1 ポケット生地
P2 ポケット袋地

Claims (2)

  1. 二本の縫い針をそれぞれ保持して主軸モータの駆動により上下動する二本の針棒と、
    布地が載置されるミシンテーブルと、
    互いに対向するように配置され、前記ミシンテーブル上の布地を押さえつけると共に、布地を縫い方向に沿って送る一対の大押さえと、
    互いに対向する大押さえ間で布地を上方から押さえつけるバインダーと、
    前記バインダーを挟んで互いに対向するそれぞれの大押さえの上面に前記バインダーに対して接離する方向かつ前記縫い方向に直交する方向に移動自在に設けられ、上面に箱ポケット用生地が載置される箱ポケットガイドと、
    前記箱ポケットガイド上に載置された前記箱ポケット用生地を押さえつける押さえと、を備え、
    前記押さえで前記箱ポケット用生地を押さえつつ、前記一対の大押さえにより前記布地を縫い方向に沿って送ることにより、前記布地に前記箱ポケット用生地を縫いつけるミシンにおいて、
    前記箱ポケットガイドは、縫い方向に間隔をあけて形成され、互いの対向面が前記バインダーに対して接離する方向かつ前記縫い方向に直交する方向に延びるように形成された二つの突出部を有し、
    二つの突出部の対向面にそれぞれ平行かつ隣接する二つのガイド面を有し、前記大押さえに傾き調整部材で固定されたガイド部材と、
    前記大押さえに対する前記箱ポケットガイドの固定位置を前記バインダーに対して接離する方向かつ前記縫い方向に直交する方向に調節自在とする調節機構と、
    を備えることを特徴とするミシン。
  2. 前記調節機構は、
    基端側の外周が円筒状に形成され、先端側の外周にねじ溝が形成された段ねじと、
    前記ガイド部材に一体又は固定され、前記段ねじの基端部を回転自在に支持する支持部と、
    先端側のねじ溝に螺合され、前記段ねじの軸方向への移動を防止する移動防止部と、
    前記移動防止部よりも先端側のねじ溝に螺合され、前記段ねじの回転により前記バインダーに対して接離する方向かつ前記縫い方向に直交する方向に移動し、一方の突出部の上面又は下面に対向する移動体と、
    前記移動体に設けられ、当該移動体に対向する前記一方の突出部を付勢する付勢部材と、
    前記一方の突出部の前記移動体との対向面における前記移動体の移動軌跡に対向する位置に所定間隔で並んで形成された複数のくぼみと、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のミシン。
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