JPS6335809A - 箱ポケツト形成方法およびその装置 - Google Patents

箱ポケツト形成方法およびその装置

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JPS6335809A
JPS6335809A JP17474786A JP17474786A JPS6335809A JP S6335809 A JPS6335809 A JP S6335809A JP 17474786 A JP17474786 A JP 17474786A JP 17474786 A JP17474786 A JP 17474786A JP S6335809 A JPS6335809 A JP S6335809A
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cloth
box
carriage
slit
box cloth
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JP17474786A
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吾妻 正敏
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Juki Corp
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Juki Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、箱ポケット形成方法およびその装置に係り、
特に箱布および向布を身頃に形成されるスリットを介し
てその両側位置に縫い付ける自動備装方式の改良に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、ポケット開口部の下縁に幅広の箱布がiい付けら
れる箱ポケットを形成する場合には、身頃のスリット形
成位置を介してその両側に、箱布および向布をそれぞれ
セットするとともに、これらを順次身頃に縫い付け、そ
の後、身頃のスリット形成位置にスリットを切込む方法
を採っている。そしてこれら一連の作業は、作業者が目
視しながら手で行なっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記従来の箱ポケット形成方法では、箱布および向布の
身頃上へのセット、画布を平行に身頃に縫い付ける作業
、およびスリットを切込む作業等の一連の作業を、作業
者が目視しながら手で行なっているため、作業能率が極
めて悪く、また形成される箱ポケットにバラ付きが生じ
て品質が安定しないという問題がある。
そこで一部では、箱蓋の身頃への鑓い付けと、玉布の縫
製とを同時に行なうことができるポケットシーマを用い
、箱ポケットを形成する試みがなされている。
ところが、箱布は一般に厚手の布地が用いられ、しかも
箱蓋等に比較して幅の狭い布地であるため、バインダの
布通し間隙内を通すことができなかったり、あるいはキ
ャリッジと布押さえとにより箱布を保持できず、従来の
ポケットシーマのままでは箱ポケットを形成することが
できないという問題がある。
本発明はかかる現況に鑑みなされたもので、箱ポケット
の形成、特に身頃への箱布および向布の縫い付は工程、
スリット形成工程、およびスリット両端の切込み形成工
程を自動化し、作業能率の向上および品質の安定を図る
ことができる箱ポケット形成方法およびその装置を提供
することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係る箱ポケット形成方法は、テーブル上に載置
された衣類の身頃をキャリッジにより押さえる工程と、
この身頃に形成すべきスリットを介してその両側に向布
および箱布をセットするとともに、少なくとも箱布をシ
テンペルにより上側から押さえる工程と、前記身頃、向
布および箱布を一体として搬送し、箱布の先端位置を検
出してミシン縫いの開始点およびスリット切込みの開始
点を決定する工程と、決定された開始点に基づき同市お
よび箱布を身頃に縫い付けるとともにセンタメスにより
スリットを切込む工程と、箱布の終端位置を検出してミ
シン縫いの終了点およびスリット切込みの終了点を決定
する工程と、決定された終了点に基づきミシン榊いを終
了させるとともにセンタメスによるスリットの切込みを
終了させる工程と、スリットの両端部に、コーナメスに
よりコーナ切込みを入れる工程とからなることを特徴と
する。
また本発明に係る箱ポケット形成装置は、同市がセット
される雨蓋置き台と;箱布がセットされる玉布置き台と
;テーブル上にセットされた身頃のスリット形成位置を
介しその両側を押さえる一対のキャリッジと;玉布置き
台上の箱布を取出し、前記スリット位置に先端を合わせ
て箱布を一方のキャリッジ上にセットするシテンベルと
;この箱布を一方のキャリッジ上にイ呆)今する箱布押
さえと:雨蓋置き台上の同市を取出して他方のキャリッ
ジ上にセットする取出し機構と;この同市を他方のキャ
リッジ上に41f’rする向布押さえと;キャリッジの
移動により身頃お上び同市とともに搬送される箱布の先
端位置および終端位置を検出する箱布検出手段と;この
箱布検出手段からの検出信号により箱布および同市を身
頃に縫い付けるミシンの縫製部と;前記箱布検出手段か
らの検出信号によりセンタメスを用いて身頃にスリット
を切込むとともに、コーナメスヲ用いてスリットの両端
部にコーナ切込みを入れるミシンの切込み部と;を備工
たことを特徴とする。
〔作用〕
本発明に係る箱ポケット形成方法においては、まずテー
ブル上に衣類の身頃が位置固定され、その上に同市およ
び箱布がセットされる。この同市および箱布のセット位
置は、身頃に形成すべきスリットを介してその両側位置
とされ、そのうちの少なくとも箱布は、シテンベルによ
り上面側から押さえられる。
このように重ね合わされた身頃、同市および箱布は、一
体として搬送される間に箱布の先端位置が検出され、向
布1箱布の身頃への縫い付けおよびスリットの切込みが
、箱布の先端位置を基準として開始される。そしてこの
動作中に、箱布の終端位置が検出され、前記帰い付けお
よびスリットの切込みが、箱布の終端位置を基準として
終了し、その後、コーナメスによりスリット両端にコー
ナ切込みが入れられる。
これら各動作は、その大部分が自動的になされ、したが
って、作業能率の大幅な向上および品質の安定が図られ
る。
また本発明に係る箱ポケット形成装置においては、雨蓋
置き台上にセットされた同市は取出し機構により、また
玉布置き台上にセットされた箱布はシテンペルによりそ
れぞれ取出され、テーブル上に身頃を押さえる一対のキ
ャリッジ上にセットされる。この際、箱布は身頃に形成
すべきスリットに先端を合わせてセットされるので、箱
布をミシンの縫製部において身頃に縫い(t[る際に、
バインダの布通し間隙内に通されることがなく、身頃上
に重ねられた状態で、バインダの下を通ってiい付けら
れる。このため、箱布がどのような厚手の素材で形成さ
れていても、何等支障なく自動的にもjい付けることが
可能となる。
また、向布2箱布の身頃への縫い付け、スリットの位置
、長さ、およびコーナ切込みの位置は、実際に身頃に縫
い付けられる箱布の位置および長さに合わせてその都度
自動的に設定される。このため、箱布の長さにバラ付き
があっても、このバラ付きに合わせて自動的に調節され
、箱布の長さに合った高品質の箱ポケットが得られる。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明に係る箱ポケット形成装置の一例を示す
全体構成図、第2図はその要部構成図であり、この箱ポ
ケット形成装置は、衣類の身頃2が+f2竹されるテー
ブル1を備えている。
このテーブル1上には、第1図および第2図に示すよう
に所定間隔で対向する左キャリッジ3aと右キャリッジ
3bとからなるキャリッジ3が配されており、前記身頃
2は、テーブル1の第1図における右端のセット位置上
方に配した2本のマーキングライト4によるマークに合
わせて位置決めを行なった後、始動ペダル5を操作する
ことにより前記両キャリッジ3a、3bによってテーブ
ル1上に押圧固定されるようになっている。
このキャリッジ3は、第1図に示すようにキャリッジ駆
動機構6により図中右端のセット位置から図中左端の排
出位置まで往復動するようになっており、このキャリッ
ジ3によりテーブル1上に押圧固定されている身頃2は
、後述する向布Tおよび箱布8とともにキャリッジ3の
往復動に伴なって搬送され、箱ポケットの縫製加工がな
されるようになっている。そして縫製加工が完了して第
1図における左端の排出位置まで搬送された身頃2.向
布7.および箱布8は、そのサイドのスタッカ9に排出
されるようになっている。
前記向布7は、第2図に示すようにテーブル1のセット
位置における上方に配された雨蓋置き台10上に後端を
基準面10aに合わせてセットされるようになっており
、この雨蓋置き台10の前方には、雨蓋置き台10上に
セットした向布7の前端を上下に把持して左キャリッジ
3a上にセットするための取出し機構11が設置されて
いる。
また、前記箱布8は、fs1図および第2図に示すよう
に前記雨蓋置き台10に対向して配された玉布置き台1
2上に後端を基準面12aに合わせてセットされるよう
になっており、この玉布置き台12上にセットされた箱
布8は、第1図および第2図に示すようにシテンベル1
3により取出され、その先端を身頃2に形成すべきスリ
ットの位置に合わせて右キャリッジ3b上にセットされ
るようになっている。
この右キャリッジ3bは、第2図に示すようにシテンペ
ル13により玉布を取扱う際には玉布折込み装置および
身頃押さえ用として用いられるキャリッジ本体14と、
先端がこのキャリッジ本体14の下面から左キャリッジ
3a側に突出する板状の箱布受は板15とから構成され
ており、箱布受は板15は、キャリッジ本体14に対し
て着脱可能となっているとともに、その先端上面には、
後述する7オトセンサ16からの光りを反射する反射テ
ープ(図示せず)が貼着されている。そして前記箱布8
は、前記箱布受は板15上に載置され、上下に作動する
箱布押さえ1Tにより箱布受は板15上に押圧固定され
るようになっている。
この箱布押さえ17は、前記箱布受は板15と同様、箱
ホ”ケラト形成時にのみ使用されるもので、キャリッジ
本体14上に袋布を押圧固定するための本来の袋布押さ
え(図示せず)に代えて装着されるようになっている。
したがって、本来の袋布押さえと箱布押さえ1Tとは、
駆動源を共用するようになっている。
なお前記向布7は、シテンベル13により箱布8を箱布
受は板15上にセットした後に、取出し機構11により
左キャリッジ3a上にセットされ、その先端は、第2図
に示すようにシテンペル13の側面にそって立上げられ
るようになっている。
モして向布Tは、この状態で上下に作動する向布押さえ
18により左キャリッジ3a上に押圧固定されるように
なっている。この向布押さえ18および左キャリッジ3
aは、図示しない雨着取扱い時の箱蓋押さえおよびキャ
リッジがそのまま用いられるようになっている。
一方前記7オドセンサ16は、第2図および第3図に示
すように前記箱布受は板15先端に対応したラテンペル
13下流端上方位置に設置されており、箱布受は板15
の先端上面に貼着した反射テープ(図示せず)からの反
射光の有無により箱布8の先端位置および終端位置を検
出するようになっている。
すなわち、箱布8は前述のように箱布受は板15上にセ
ットされるため、箱布8がセットされた部分は反射テー
プが隠れた状態となる。このため、箱布8の先端が7オ
トセンサ16の直下まで搬送されてくると反射光が得ら
れなくなり、これにより箱布8の先端位置が検出される
。また箱布8の搬送がさらに進み、その後端が7オトセ
ンサ16位置を通過すると、再び反射光が7オトセンサ
16で受光され、これにより箱布8の後端位置が検出さ
れる0 この検出信号は、第3図に示すように制御器19に与え
られるようになっており、この制御器19は、7オトセ
ンサ16からの検出信号に基づきミシン針20、センタ
メス21、およびセンタメス21の出側に位置する一対
のコーナメス22a 、 22bに制御信号を出力する
ようになっている。これう(7)動作については後に詳
述する。
前記ミシン針冗とシテンペル13との間には、第3図に
示すように縫製される布地厚に応じて自由に上下動する
バインダnが設置されており、このバインダnの両側部
には、第4図に示すように布通し間@ 23aがそれぞ
れ設けられ、前記向布7は、その先端を布通し間B[2
3aに通した状態でミシン針20側に搬送されるように
なっている。一方前記箱布8は、第4図に示すようにバ
インダ23の下面側を通してミシン針20側に搬送され
るようになっている。そしてこの状態で一体に搬送され
る身頃2.向布T、および箱布8は、左右の各ミシン針
20により向布7および箱布8が身頃2に縫い付けられ
るとともに、センタメス21により身頃2にスリットが
切込まれ、さらに一対のコーナメス22a 、 22b
によりスリットの両端にV形のコーナ切込みが入れられ
るようになっている。
なお第1図において符号Cはコントロールボックスであ
る。
次に、箱ポケットの形成方法について説明する。
まず、第2図に示すように向布7を、基準面10aを基
準として雨蓋置き台10上にセットするとともに、箱布
8を、基準面12aを基準として玉布置き台12上にセ
ットする。そしてその後、マーキングライト4によるマ
ークにスリット形成位置を合わせて身頃2をテーブル1
上にセットする。第5図(a)はこの状態を示す。
この状態で、第1図に示す始動ペダル5を1段踏み込む
。すると、キャリッジ3が図中右端のセット位置まで移
動してきて身頃2をテーブル1上に押圧固定する。これ
と同時に、シテンペル13が玉布置き台12上の箱布8
を掴み上げ、その先端を身頃2のスリット形成位置に合
わせて右キャリッジ3bの笥布受は板15上にセラ)す
る0 箱布8の箱布受は板15上へのセットが完了したならば
、シテンベル13を身頃2上に位置させたままの状態で
、取出し機構11により向布7が雨蓋置き台10上から
取出され、左キャリッジ3a上にセットされる。
次いで、始動ペダル5を再度踏み込む。すると、箱布押
さえ17が下降してきて第2図に示すように箱布8を箱
布受は板15上に保持する。
次いで、再度始動ペダル5を踏み込む。すると、向布押
さえ18が下降してきて向布7を左キャリッジ3a上に
保持する。第5図(b)はこの状態を示す。
向布押さえ18による向布7の保持が完了すると、これ
と同時にキャリッジ3が第1図における左方に移動し始
め、これにより、身頃2.向布7.および箱布8が一体
としてテーブル1上を搬送される。
ところで搬送当初においては、箱布受は板15の先端上
面に貼着した反射テープ(図示せず)が7オトセンサ1
6の直下に位置しており、したがって、7オトセンサ1
6からの光りは、反射テープで反射して7オトセンサ1
6で受光される。
搬送がさらに進んで、箱布8の先端が7オトセンサ16
の直下にくると、7オトセンサ16からの光りが箱布8
で吸収されてフォトセンサ16で反射光が受光されなく
なる。これにより、箱布8の先端位置が検出される。こ
の検出信号は、第3図に示すように制御器19に与えら
れ、制御器19からは、ミシン針ル、センタメス21.
およびコーナメス22a 、 22bの各駆動部に制御
信号が出力される。
すなわち、7オトセンサ1Gの直下を通過した箱布8の
先端が、ミシン針20の直下にくると、第5図(e)に
符号24で示すようにミシン針にが作の位置までくると
、第5図(d)に符号四で示すようにセンタメス21が
作動して身頃2にスリットが切込まれる。
身頃2.向布T、および箱布8がさらに搬送され、やが
て箱布8の終端が7オトセンサ16の直下位置を通過す
ると、フォトセンサ16は再び反射光を受光するように
なり、これにより、箱布8の終端位置が検出される。こ
の検出信号は、第3図に示すように制御器19に入力さ
れ、制御器19は、この検出信号に基づいて制御信号を
出力する。これにより、箱布8の終端がミシン針20の
直下にきた時点でミシン針筒が停止し、装置まできた時
点でセンタメス21が停止し、身頃2へのスリット25
の切込みが終了する。そしてその後、図示しない上糸切
りメスおよび下糸切りメスによりミシン糸が切断される
身頃2.向布T、および箱布8がさらに搬送されてフー
ナメス22a 、 22bの上方位置までくると、制御
器19からの信号により一方のフーナメス22bが第3
図に示す矢印方向にスライドし、センタメスガにより身
頃2に切込んだスリット25の長さに合わせて両コーナ
メス22a 、 22bの間隔が調節される。そしてそ
の後、両コーナメス22a 、 22bが上昇し、第6
図に符号26で示すようにスリン)25の両端部にV形
状のコーナ切込みが入れられる。
コーナ切込み26が入れられた身頃2.向布γ。
および箱布8は、第1図における左端の排出位置までさ
らに搬送された後、スタッカ9側に排出される。
以上の操作が順次繰返され、第6図に示す状態までの箱
ポケット形成が連続して行なわれる。
そして第6図に示す状態まで縫製された身頃2゜向布γ
、および箱布8は、第7図に示すようにスリット25を
介して向布7が身頃2の裏面側に引出されるとともに、
箱布8がスリットδ側に折返されてその両端が身頃2に
縫い付けられる。
その後、向布Tに袋布(図示せず)が繍い付けられて箱
ポケットが完成する。
しかして、向布Tを雨蓋置き台10上にセットするとと
もに、箱布8を玉布置き台12上にセットシ、その後テ
ーブル1上に身頃2をセットすれば、その後は始動ペダ
ル5を踏み込むだけで箱ポケットの形成が自動的に行な
われるので、すべての作業を作業員が行なう従来の方法
に比較して、作業能率を大幅に向上させることができ、
しかも品質を安定させることができる。
また、2回目以降の箱ポケット形成は、前回の縫製作業
中に、白布γ9箱布8.および身頃2のセットを行なう
ことができるので、前回の作業が完了したならば、始動
ペダ、/I15を踏み込む段階から作業を行なうことが
できる。すなわち、前回の作業工程と今回の作業工程と
が並行して行なわれることになり、作業の自動化と相俟
って作業能率の大幅な向上が可能となる。
また、箱布8は身頃2上に重ね合わされ、バインダ23
の下側を通してミシン針20に導びかれるので、箱布8
が厚手の素材で形成されていても、何等支障なく自動的
に縫製することができる。
また、箱布8がセットされる右キャリッジ3bは、キャ
リッジ本体14に箱布受は板15を着脱可能に装着して
構成されているので、箱布受は板15を取外せば、通常
の玉縁ポケットの部製も可能となる。
また、箱布8は1枚ずつフォトセンサ16によりその長
さが測定され、測定長さに合わせて縫い付は長さ、スリ
ット3の長さ、およびコーナ切込み26の位置が設定さ
れるので、箱布8の長さに多少バラ付きがあっても、縫
い付は長さ等に過不足が発生せず、常に良好な箱ポケッ
トが得られる。
なお前記実施例では、向布7を雨蓋置き台10上にセッ
トするとともに、箱布8を玉布曾き台12にセットし、
画布7.8のキャリッジ上、3)上へのセットは自動的
に行なうものについて説明したが、例えばシテンペル1
3が、玉布置き台12上の箱布8を右キャリッジ3b上
にセットする機能を有していないポケットシーマにおい
ては、箱布8を直接手で右キャリッジ3b上にセットす
るようにしてもよい。この際、箱布8の後端をキャリッ
ジ本体14の先端面に合わせることにより、先端がスリ
ット形成位置に合致するようにしておけば、手でセット
する場合でも作業は容易である。また、同市7について
も、同様に手で左キャリッジ3a上にセットするように
してもよい。
また前記実施例では、右キャリッジ3bがキャリッジ本
体14と箱布受は板15とにより構成されるものについ
て説明したが、箱ポケット専用機の場合には、一体構造
としてもよく、この場合には、箱布押さえ17は袋布押
さえと交換する必要はない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明に係る箱ポケット形成方法
によれば、箱ポケットの形成工程のうち、特に作業が困
難で熟練を要する同市9箱布の身頃への縫い付け、身頃
へのスリットの切込み、およびスリット両端へのコーナ
切込みの形成の各作業を自動化することができ、作業能
率の大幅な向上および品質の安定を図ることができる。
また本発明に係る箱ポケット形成装置によれば、同市お
よび箱布のキャリッジ上へのセットも自動化でき、しか
も同市の雨蓋置き台上へのセット、箱布の玉布置き台上
へのセット、および身頃のテーブル上へのセットは、既
に実施している向布1箱布および身頃の縫製作業と並行
して行なうことができるので、作業能率をさらに向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す箱ポケット形成装置の
全体構成図、第2図はそのテーブルのセット位置近傍の
詳細図、第3図は一部を省略した第2図の左側面図、第
4図は第1図のバインダ部分の詳細図、第5図(a)〜
(d)は本発明に係る箱ポケット形成方法を工程順に示
す説明図、第6図は本発明に係る箱ポケット形成方法お
よび装置で形成された箱ポケットを示す平面図、第7図
は第6図に示す状態から箱ポケットを完成させるまでの
方法を示す説明図である。 1・・・テーブル、  2・・・身頃、  3・・・キ
ャリッジ、3a・・・左キャリッジ、3b・・・右キャ
リッジ、6・・・キャリッジ駆動機構、 7・・・同市
、 8・・・箱布、 10・・・雨蓋置き台、11・・
・取出し機構、12・・・玉布置き台、13・・・シテ
ンペル、14・・・キャリッジ本体、15・・・箱布受
は板、16・・・7オト七ンサ、17・・・箱布押さえ
、18・・・向布押さえ、20・・・ミシン針、 ガ・
・・センタメス、22a 、 22b・・・コーナメス
、25・・・スリット、26・・・コーナ切込み。 第2図   z 8 第3!l!!! 第4図 第7WI 第5図 (a) 2(b) 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)a、テーブル上に載置された衣類の身頃をキャリッ
    ジにより押さえる工程と、 b、前記身頃に形成すべきスリットを介してその両側に
    向布および箱布をセットするとともに、少なくとも箱布
    をシテンペルにより上側から押さえる工程と、 c、前記身頃、向布および箱布を一体として搬送し、箱
    布の先端位置を検出してミシン縫いの開始点およびスリ
    ット切込みの開始点を決定する工程と、 d、決定された開始点に基づき、向布および箱布を身頃
    に縫い付けるとともに、センタメスによりスリットを切
    込む工程と、 e、箱布の終端位置を検出してミシン縫いの終了点およ
    びスリット切込みの終了点を決定する工程と、 f、決定された終了点に基づき、ミシン縫いを終了させ
    るとともに、センタメスによるスリットの切込みを終了
    させる工程と、 g、スリットの両端部に、コーナメスによりコーナ切込
    みを入れる工程と、 からなることを特徴とする箱ポケット形成方法。 2)箱布は、玉布置き台上にセットされ、シテンペルに
    より玉布置き台から取出され先端をスリット位置に合わ
    せて身頃上にセットされることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の箱ポケット形成方法。 3)向布は、雨蓋置き台上にセットされ、取出し機構に
    より雨蓋置き台から取出されて身頃上にセットされるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の箱ポケット
    形成方法。 4)向布がセットされる雨蓋置き台と;箱布がセットさ
    れる玉布置き台と;テーブル上にセットされた身頃のス
    リット形成位置を介しその両側を押さえる一対のキャリ
    ッジと;玉布置き台上の箱布を取出し、前記スリット位
    置に先端を合わせて箱布を一方のキャリッジ上にセット
    するシテンペルと;この箱布を一方のキャリッジ上に保
    持する箱布押さえと;雨蓋置き台上の向布を取出して他
    方のキャリッジ上にセットする取出し機構と;この向布
    を他方のキャリッジ上に保持する向布押さえと;キャリ
    ッジの移動により身頃および向布とともに搬送される箱
    布の先端位置および終端位置を検出する箱布検出手段と
    ;この箱布検出手段からの検出信号により箱布および向
    布を身頃に縫い付けるミシンの縫製部と;前記箱布検出
    手段からの検出信号によりセンタメスを用いて身頃にス
    リットを切込むとともに、コーナメスを用いてスリット
    の両端部にコーナ切込みを入れるミシンの切込み部と;
    を備えたことを特徴とする箱ポケット形成装置。 5)箱布がセットされるキャリッジは、身頃を上面側か
    ら押さえて搬送するキャリッジ本体と、このキャリッジ
    本体の下面側に着脱可能に装着され先端がキャリッジ本
    体の先端から他方のキャリッジ側に突出する板状の箱布
    受け板とを備え、箱布は、箱布受け板上に載置されると
    ともに、箱布押さえにより箱布受け板上に保持されるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の箱ポケット
    形成装置。 6)箱布押さえは、袋布縫製時にキャリッジ本体上に袋
    布を保持する袋布押さえに代えて取付けられていること
    を特徴とする特許請求の範囲第4項または第5項記載の
    箱ポケット形成装置。
JP17474786A 1986-07-26 1986-07-26 箱ポケツト形成方法およびその装置 Pending JPS6335809A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6056134A (ja) * 1983-09-07 1985-04-01 Mitsubishi Motors Corp エンジンのオ−バラン防止装置
US6907649B2 (en) 2002-12-13 2005-06-21 Newfrey Llc Setting apparatus for nut-type fastener such as blind nut
JP2010035680A (ja) * 2008-08-01 2010-02-18 Juki Corp ミシン

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