JP3516901B2 - ミシン用針板 - Google Patents

ミシン用針板

Info

Publication number
JP3516901B2
JP3516901B2 JP2000119409A JP2000119409A JP3516901B2 JP 3516901 B2 JP3516901 B2 JP 3516901B2 JP 2000119409 A JP2000119409 A JP 2000119409A JP 2000119409 A JP2000119409 A JP 2000119409A JP 3516901 B2 JP3516901 B2 JP 3516901B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
needle
sewing
sewing machine
needle plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000119409A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001300174A (ja
Inventor
茂治 蔦
Original Assignee
日邦ミシン株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日邦ミシン株式会社 filed Critical 日邦ミシン株式会社
Priority to JP2000119409A priority Critical patent/JP3516901B2/ja
Priority to US09/592,973 priority patent/US6244202B1/en
Priority to KR1020000048631A priority patent/KR20010098350A/ko
Publication of JP2001300174A publication Critical patent/JP2001300174A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3516901B2 publication Critical patent/JP3516901B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B73/00Casings
    • D05B73/04Lower casings
    • D05B73/12Slides; Needle plates
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B29/00Pressers; Presser feet
    • D05B29/06Presser feet
    • D05B29/08Presser feet comprising relatively-movable parts
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B35/00Work-feeding or -handling elements not otherwise provided for
    • D05B35/02Work-feeding or -handling elements not otherwise provided for for facilitating seaming; Hem-turning elements; Hemmers
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B35/00Work-feeding or -handling elements not otherwise provided for
    • D05B35/12Indicators for positioning work, e.g. with graduated scales
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B75/00Frames, stands, tables, or other furniture adapted to carry sewing machines
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B29/00Pressers; Presser feet
    • D05B29/06Presser feet

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば繊維製の
布地や皮革、樹脂シート等の被縫製物を縫製用ミシンに
より縫製するとき安定した状態に支持するミシン用針板
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述の布地を縫製する場合、例え
ば図13に示すように、縫製用ミシン(図示省略)を構
成する針板60と押え金61との対向面間に供給される
布地Aを、送り歯62の送り運動により送り方向に移送
しながら、ミシン針63を上下運動して、布地Aを所定
の縫い方で縫製する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の押え金
61を、針板60に押圧したままで次の布地Aを縫製す
る場合、布地Aに付与される接触抵抗が大きく、針板6
0と押え金61との対向面間に送り込んだとき、例えば
波打ち、連れ、皺等のパッカリングが起きやすく、押え
金61を一旦上昇させて、針板60から離間した後、布
地Aを、針板60上の針落ち位置Bに送り込まなければ
ならず、押え金61を上下動する操作及び作業に手間が
掛かるため、短い布地Aを連続して縫製するとき、作業
能率が悪くなるという問題点を有している。
【0004】また、針板60の針落ち位置Bに供給され
る布地Aを押え金61により押圧するので、供給前にパ
ッカリングが起きても補正することができない。且つ、
押え金61を交換したり、アタッチメント(図示省略)
を取付ける等して縫い方を変更する場合、パッカリンク
が防止される状態に押圧力を設定したり、位置を調節し
たりするのに手間及び時間が掛かるという問題点も有し
ている。
【0005】この発明は上記問題に鑑み、押え金を、針
板に押圧したままで縫製作業を行うことにより、被縫製
物を縫製する作業が連続して行え、所望する縫製状態に
支持することができるミシン用針板の提供を目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
縫製用ミシンを構成する押え金により押圧される被縫製
物を略水平に支持する針板であって、上記針板を構成す
る板本体の針落ち位置よりも手前側に、該板本体の略半
分の大きさを有する凹状の取付け部を形成し、上記取付
け部と略対応する大きさ及び形状に形成した受け板の手
前側縁部を、該取付け部よりも高位に形成した固定部に
固定し、上記針落ち位置に供給される被縫製物を支持す
る被縫製物支持部を、上記針落ち位置と対向する受け板
の後縁部に形成し、上記被縫製物支持部を、上記針板と
押え金との間に対して被縫製物の送り込みが許容される
状態に変位可能に設けたミシン用針板であることを特徴
とする。
【0007】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の構成と併せて、上記板本体の取付け部に固定される受
け板の被縫製物支持部を、上記針板の送り面よりも上方
に突出し、送り方向に対して徐々に高くなるように傾斜
又は湾曲したミシン用針板であることを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、上記請求項1又は
2記載の構成と併せて、上記被縫製物を送り方向と略平
行する方向にガイドする被縫製物ガイド部の一端側を、
上記板本体の取付け部と受け板との対向面間に挿入し、
上記被縫製物ガイド部の他端側を、上記受け板の送り側
縁部よりも上方に突出すると共に、該他端側に上記被縫
製物を送り方向と略平行する方向にガイドするガイド部
を形成したミシン用針板であることを特徴とする。
【0009】請求項4記載の発明は、上記請求項1又は
2記載の構成と併せて、上記被縫製物を幅方向に対して
折り返した状態に巻回する被縫製物巻回部の一端側を、
上記板本体の取付け部と受け板との対向面間に挿入し、
上記被縫製物巻回部の他端側を、上記受け板の送り側縁
部よりも上方に突出すると共に、該他端側に上記被縫製
物を送り方向に向けて巻回状態にガイドする巻回部を形
成したミシン用針板であることを特徴とする。
【0010】請求項5記載の発明は、上記請求項3又は
4記載の構成と併せて、上記被縫製物ガイド部及び又は
被縫製物巻回部の一端側を、上記板本体の取付け部と受
け板との対向面でスライド可能に保持して、上記針板の
送り面と略平行する方向に対して移動可能に設けたミシ
ン用針板であることを特徴とする。
【0011】
【作用及び効果】請求項1記載の発明によれば、被縫製
物を、針板と押え金との間に送り込むとき、縫製物支
持部が被縫製物の送り込みを許容する状態に変位するの
で、被縫製物を送り込む度に、押え金を上下動するよう
な操作及び手間が省け、上下動に要する時間を削減する
ことができる。且つ、押え金を、針板に押し付けたまま
で次の被縫製物を縫製することができるので、被縫製物
を縫製する作業が連続して行え、縫製作業の能率アップ
を図ることができる。
【0012】しかも、縫製物支持部を、被縫製物の厚
みに略対応して可撓するので、被縫製物に付与される接
触抵抗が小さく、パッカリングを起こすことなく、被縫
製物をスムースに縫製することができる。
【0013】請求項2記載の発明によると、被縫製物
を、受け板の被縫製物支持部に乗り上げさせて浮上した
状態に支持するので、縫製物支持部の弾性変位により
被縫製物に対して押圧力が適度に付与され、縫いズレや
目飛び等を生じさせることなく、スムースに縫製するこ
とができる。
【0014】請求項3記載の発明によると、縫製物支
持部を被縫製物の送り込みが許容される状態に弾性変位
させながら、被縫製物を、被縫製物ガイド部のガイド部
に当接して所定の縫い幅に規制するので、縫い幅が変位
するのを防止することができ、縫製作業が正確且つ容易
に行える。
【0015】請求項4記載の発明によると、縫製物支
持部を被縫製物の送り込みが許容される状態に弾性変位
させながら、被縫製物を、被縫製物巻回部の巻回部によ
り巻回状態にガイドするので、巻回幅が変位するのを防
止することができ、所望する状態に巻回した状態のまま
縫製する作業が正確且つ容易に行える。
【0016】請求項5記載の発明によると、被縫製物ガ
イド部及び被縫製物巻回部の一端側を、板本体の取付け
部と受け板との対向面でスライド可能に保持して、針板
の送り面と略平行する方向に移動するので、縫い幅や縫
い位置を変更することができ、所望する状態に縫製する
作業が安定して行える。
【0017】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。 図面は被縫製物の一例である化学繊維製又は
天然繊維製の布地を、縫製用ミシンにより縫製するとき
に用いられるミシン用針板の第1実施形態を示し、図1
及び図5に於いて、このミシン用針板10は、例えばア
ルミニウム合金やステンレス、合成樹脂等の単一材質又
は複合材質により形成した板厚の厚い板本体20と、板
バネのような弾性及び可撓性を有する板厚の薄い受け板
30とで構成される。また、板本体20及び受け板30
の送り面を、例えばフッ素樹脂(商品名=テフロン)等
の接触抵抗の小さい部材で被覆又は形成してもよい。
【0018】上述の板本体20は、図2、図3、図4に
も示すように、平面から見て略半円形状に形成され、板
本体20上に設定した針落ち位置Bに、縫製用ミシン
(図示省略)のミシン針41が挿通許容される針孔21
を形成し、その針孔21の両側及び後側に、送り歯42
が出没許容される長孔22を送り方向と略平行して並列
に形成している。
【0019】且つ、板本体20は、ミシン台44に形成
した針板嵌込み部45に嵌込まれ、ネジ24を、板本体
20の前後縁部に形成した取付け孔23を介して、針板
嵌込み部45のネジ孔(図示省略)に螺着して着脱可能
に固定する。
【0020】また、針落ち位置B側部の送り面には、縫
い幅の目安となる目盛り29を、送り方向と略直交する
方向に対して所定間隔に隔てて形成している。
【0021】一方、板本体20の針落ち位置Bよりも手
前側には、板本体20の送り面よりも低位となる高さ
で、受け板30が嵌込み固定される板本体20の略半分
の大きさを有する凹状の取付け部25を形成している。
【0022】取付け部25の手前側縁部には、受け板3
0の厚み分だけ低位となる高さで、受け板30の手前側
縁部が固定される固定部26を形成している。
【0023】板本体20の針落ち位置B直前には、受け
板30の支持部34と対向して、該支持部34が可撓許
容される深さ及び幅を有する凹状の溝部27を送り方向
と略直交して形成している。且つ、固定部26と溝部2
7との間に、固定部26よりも低位で、溝部27よりも
高位となる高さに段部28を形成している。
【0024】前述の受け板30は、平面から見て取付け
部25と略対応する大きさ及び形状に形成され、取付け
部25に嵌込んで、受け板30の手前側縁部に形成した
取付け孔31と、板本体20の固定部26に形成したネ
ジ孔25とを連通し、取付け孔31近傍に形成した挿通
孔33と、ネジ孔25近傍に形成した取付け孔23とを
連通した後、ネジ32を、取付け孔31を介して、ネジ
孔25に螺着して、受け板30を着脱可能に固定する。
また、取付け孔31は、外周側から内周側に向けて徐々
に小径となるテーパ形状に形成している。
【0025】且つ、板本体20の針落ち位置Bと対向す
る受け板30の送り側後縁部を、送り歯42が出没許容
される形状に切欠き形成すると共に、針落ち位置Bと対
向する後縁部に、布地Aを支持する支持部34を可撓可
能に形成し、その支持部34を含む受け板30の後縁部
全長を、溝部27と対向する下向き形状(側面から見て
略L字状)に折曲げている。
【0026】支持部34は、縫製用ミシン(図示省略)
を構成する押え棒46の下端部に固定した押え金43
と、ミシン台44の針板嵌込み部45に固定した板本体
20との対向面間に挿入される布地Aの厚みに略応じ
て、板本体20の送り面よりも下方に可撓される。布地
Aを、相互の対向面間から抜き取ったとき、板本体20
の送り面と略水平となる高さに復元するのに必要な弾性
を備えている。また、受け板30の弾性を、例えば布地
Aの厚みや硬さに応じて可変設定してもよい。
【0027】上述のミシン用針板10を、例えば落し縫
いや直線縫い等の縫製作業に用いる場合、図1、図4に
示すように、布地Aを、押え棒46の下端部に取付けた
ステッチガイド50により所定の縫い幅にガイドする。
【0028】ステッチガイド50は、支軸51の基端部
を、押え棒46の下端部に対して略水平に固定し、支軸
51上に取付けた支持部材52を、送り方向と略直交す
る左右方向に移動調節し、支持部材52下部に取付けた
ガイド板53を、送り方向と略平行する前後方向に移動
調節して、針落ち位置Bに対してガイド板53を所定間
隔に隔てた位置に設定した後、布地Aを、ガイド板53
により所定の縫い幅に規制しながら針落ち位置Bに供給
ガイドする。また、上述のステッチガイド50を用いず
に、布地Aの縫製作業を行うこともできる。
【0029】図示実施例は上記の如く構成するものにし
て、以下、上述のミシン用針板10を用いて落し縫い
(又は直線縫い)する方法を説明する。
【0030】先ず、図4、図5に示すように、未縫製の
布地Aを、ステッチガイド50のガイド板53に沿って
針板10上の針落ち位置Bに供給すると共に、針板10
と押え金43との対向面間に送り込むとき、受け板30
支持部34を布地A自体により下方に弾性変位させ、
受け板30と押え金43との間を布地Aの送り込みが許
容される間隔に離間する。
【0031】続いて、ミシン針41を上下運動させ、送
り歯42を送り運動させて、布地Aを送り方向に移送し
ながら縫製するので、布地Aを送り込む度に、押え金4
3を上下動するような操作及び手間が不要となり、上下
動に要する時間を削減することができる。
【0032】且つ、押え金43を、針板10に押し付け
たままで次の布地Aを縫製することができるので、布地
Aを縫製する作業が連続して行え、縫製作業の能率アッ
プを図ることができる。
【0033】しかも、受け板30支持部34を、布地
Aの厚みに略対応して可撓するので、布地Aに付与され
る接触抵抗が小さく、例えば波打ち、連れ、皺等のパッ
カリングを起こすことなく、布地Aをスムースに縫製す
ることができる。
【0034】図6は、受け板30の他の例を示し、受け
板30の支持部34を立ち上がらせ、板本体20の送り
面よりも上方に突出すると共に、送り方向に対して徐々
に高くなる形状に傾斜(又は湾曲)している。
【0035】この場合、布地Aを、支持部34に乗り上
げさせて浮上した状態に支持するとので、支持部34の
可撓と傾斜との相乗作用により、布地Aに対して押圧力
が適度に付与され、縫いズレや目飛び等を生じさせるこ
となく、スムースに縫製することができ、上述の実施例
と略同等の作用効果を奏することができる。なお、布地
Aを、支持部34の傾斜のみでガイドしてもよい。
【0036】図7、図8は、センター縫いに用いられる
ミシン用針板10の第2実施形態を示し、布地Aを、針
板10の針落ち位置B直前に取付けた布地ガイド35に
より略真っ直ぐにガイドする。
【0037】布地ガイド35の一端側は、板本体20に
形成した取付け部25の段部28と受け板30との対向
面間に挿入し、その一端側に形成した長孔35aを介し
て、ネジ36を、段部28に形成したネジ孔28aに螺
着している。
【0038】一方、布地ガイド35の他端側を、受け板
30の送り側縁部に形成した切欠き部よりも上方に突出
し、その突出側端部に、送り方向から見て略直角に起立
する方向に折曲げて、送り方向と略平行するガイド部3
5bを形成している。
【0039】センター縫い時において、図9に示すよう
に、ガイド部35bを、針落ち位置Bと対向する位置に
スライド調節した後、図中仮想線の布地Aを、ガイド部
35bに沿って所定の縫い幅に規制しながら針落ち位置
Bに対して略真っ直ぐに供給するので、縫い幅が変位す
るのを防止することができ、所定の縫い幅に縫製する作
業が正確且つ容易に行える。
【0040】且つ、受け板30と、支持部34と、ガイ
ド部35bとの相乗作用により、所定の縫い幅に規制し
ながら連続して縫製するので、所定寸法に縫製する作業
がスムースに行え、第1実施形態の針板10と略同等の
作用効果を奏することができる。
【0041】図10、図11は、三巻き縫いに用いられ
るミシン用針板10の第3実施形態を示し、布地Aを、
針板10の針落ち位置B直前に取付けた三巻きガイド3
7により三巻き状態に巻回ガイドする。
【0042】三巻きガイド37の一端側は、板本体20
に形成した取付け部25の段部28と受け板30との対
向面間に挿入し、その挿入側に形成した長孔37aを介
して、ネジ38を、段部28に形成したネジ孔28aに
螺着している。
【0043】一方、三巻きガイド37の他端側を、受け
板30の送り側縁部に形成した切欠き部よりも上方に突
出し、その突出側端部に、送り方向から見て略渦巻き状
で、送り方向に向けて徐々に小径となる巻回部37bを
形成している。
【0044】巻回部37bの側部に、布地Aを、板本体
20の送り面に対して略水平に支持する支持部37cを
連設している。
【0045】三巻き時において、図12に示すように、
巻回部37bを、針落ち位置Bと対向する位置にスライ
ド調節した後、図中仮想線の布地Aを、巻回部37bに
より三巻き状態に巻回しながら押え金43により押圧す
るので、巻回幅が変位するのを防止することができ、所
望する状態に巻回した状態のまま縫製する作業が正確且
つ容易に行える。且つ、受け板30が弾性変位するの
で、第1実施形態の針板10と略同等の作用効果を奏す
ることができる。
【0046】また、上述の布地ガイド35と三巻きガイ
ド37とを前後移動可能又は左右移動不可に設けたり、
三巻きガイド37の巻回部37bを、例えば二巻き縫い
や四巻き縫い等の巻回形状に変更してもよい。
【0047】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、 この発明の被縫製物は、実施例の布地Aに
対応し、 以下同様に、 被縫製物支持部は、支持部3
4に対応し、被縫製物ガイド部のガイド部は、布地ガイ
ド35のガイド部35bに対応し、被縫製物巻回部の巻
回部は、三巻きガイド37の巻回部37bに対応する
も、この発明は、上述の実施例の構成のみに限定される
ものではない。
【0048】実施例のミシン用針板10は、例えば皮革
や樹脂シート等の被縫製物を縫製する縫製用ミシンにも
用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ミシン用針板の取付け状態を示す斜視図。
【図2】 落し縫い又は直線縫いに用いられる針板の第
1形態を示す斜視図。
【図3】 針板の展開状態を示す斜視図。
【図4】 布地の縫製状態を示す平面図。
【図5】 布地の縫製状態及び支持部の可撓状態を示す
縦断側面図。
【図6】 受け板の支持部を立ち上がり方向に傾斜した
他の例を示す斜視図。
【図7】 センター縫いに用いられる針板の第2形態を
示す斜視図。
【図8】 針板の展開状態を示す斜視図。
【図9】 布地の縫製状態を示す平面図。
【図10】 三巻き縫いに用いられる針板の第3形態を
示す斜視図。
【図11】 針板の展開状態を示す斜視図。
【図12】 布地の縫製状態を示す平面図。
【図13】 従来例の針板と押え金とによる縫製状態を
示す縦断側面図。
【符号の説明】
A…布地 B…針落ち位置 10…ミシン用針板 20…板本体 21…針孔 25…取付け部 30…受け板 34…支持部 35…布地ガイド 35b…ガイド部 37…三巻きガイド 37b…巻回部 41…ミシン針 42…送り歯 43…押え金
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D05B 73/12 D05B 35/02 D05B 35/10

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】縫製用ミシンを構成する押え金により押圧
    される被縫製物を略水平に支持する針板であって、 上記針板を構成する板本体の針落ち位置よりも手前側
    に、該板本体の略半分の大きさを有する凹状の取付け部
    を形成し、 上記取付け部と略対応する大きさ及び形状に形成した受
    け板の手前側縁部を、該取付け部よりも高位に形成した
    固定部に固定し、 上記針落ち位置に供給される被縫製物を支持する被縫製
    物支持部を、上記針落ち位置と対向する受け板の後縁部
    に形成し、上記被 縫製物支持部を、上記針板と押え金との間に対し
    て被縫製物の送り込みが許容される状態に変位可能に設
    けたミシン用針板。
  2. 【請求項2】上記板本体の取付け部に固定される受け板
    の被縫製物支持部を、上記針板の送り面よりも上方に突
    出し、送り方向に対して徐々に高くなるように傾斜又は
    湾曲した請求項1記載のミシン用針板。
  3. 【請求項3】上記被縫製物を送り方向と略平行する方向
    にガイドする被縫製物ガイド部の一端側を、上記板本体
    の取付け部と受け板との対向面間に挿入し、上記被縫製
    物ガイド部の他端側を、上記受け板の送り側縁部よりも
    上方に突出すると共に、該他端側に上記被縫製物を送り
    方向と略平行する方向にガイドするガイド部を形成した
    請求項1又は2記載のミシン用針板。
  4. 【請求項4】上記被縫製物を幅方向に対して折り返した
    状態に巻回する被縫製物巻回部の一端側を、上記板本体
    の取付け部と受け板との対向面間に挿入し、上記被縫製
    物巻回部の他端側を、上記受け板の送り側縁部よりも上
    方に突出すると共に、該他端側に上記被縫製物を送り方
    向に向けて巻回状態にガイドする巻回部を形成した請求
    項1又は2記載のミシン用針板。
  5. 【請求項5】上記被縫製物ガイド部及び又は被縫製物巻
    回部の一端側を、上記板本体の取付け部と受け板との対
    向面でスライド可能に保持して、上記針板の送り面と略
    平行する方向に対して移動可能に設けた請求項3又は4
    記載のミシン用針板。
JP2000119409A 2000-04-20 2000-04-20 ミシン用針板 Expired - Fee Related JP3516901B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000119409A JP3516901B2 (ja) 2000-04-20 2000-04-20 ミシン用針板
US09/592,973 US6244202B1 (en) 2000-04-20 2000-06-12 Needle plate for the sewing machine
KR1020000048631A KR20010098350A (ko) 2000-04-20 2000-08-22 재봉틀용 바늘판

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000119409A JP3516901B2 (ja) 2000-04-20 2000-04-20 ミシン用針板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001300174A JP2001300174A (ja) 2001-10-30
JP3516901B2 true JP3516901B2 (ja) 2004-04-05

Family

ID=18630386

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000119409A Expired - Fee Related JP3516901B2 (ja) 2000-04-20 2000-04-20 ミシン用針板

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6244202B1 (ja)
JP (1) JP3516901B2 (ja)
KR (1) KR20010098350A (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1388601A3 (en) * 2002-08-09 2006-07-05 Hashima Co., Ltd. Sewing machine
US7240629B2 (en) * 2004-12-06 2007-07-10 Eagle Ottawa, Llc Method and apparatus for minimizing sew selvedge
CN102140736A (zh) * 2010-11-12 2011-08-03 苏州市青田企业发展有限公司 四线车上领定位装置
JP6327847B2 (ja) * 2013-12-18 2018-05-23 蛇の目ミシン工業株式会社 布ガイド付き押え装置
CN103668804A (zh) * 2013-12-19 2014-03-26 吴江市菀坪宝得利缝制设备机械厂 一种缝纫机卷边压脚
CN104088091A (zh) * 2014-07-22 2014-10-08 嘉兴莱天华服饰有限公司 缝纫机用编织物包边压脚
CN104499206A (zh) * 2014-12-15 2015-04-08 北京五木服装有限责任公司 新型衬衫袖口缝纫用针板
JP7219952B2 (ja) * 2018-10-05 2023-02-09 クロバー株式会社 ミシン縫い用ガイド具
CN110512368A (zh) * 2019-09-05 2019-11-29 盐城工业职业技术学院 一种服装缝制的辅助折边装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1526933A (en) * 1923-03-23 1925-02-17 Rhyon Robert Sewing-machine attachment
US2977911A (en) * 1959-08-11 1961-04-04 Samuel N Moore Sewing machine attachments
US3020864A (en) * 1959-08-18 1962-02-13 Katz Sam Quilter gauge
US3247819A (en) * 1963-09-05 1966-04-26 Forca James Combined sewing machine throat plate and seam guide
US4150633A (en) * 1978-02-28 1979-04-24 The Singer Company Snap-on darning and embroidery plate
DE3048198C2 (de) * 1980-12-20 1982-12-23 Pfaff Industriemaschinen Gmbh, 6750 Kaiserslautern Nähmaschine mit mindestens einem Stoffschieber und einer Führungsvorrichtung zum selbsttätigen Herstellen kurvenförmiger, randparalleler Nähte
JPS59105473U (ja) * 1983-01-06 1984-07-16 蛇の目ミシン工業株式会社 ジグザグミシンによる縁かがり縫装置
CH687029A5 (de) * 1993-04-29 1996-08-30 Fritz Gegauf Ag Bernina Naehmas Naehmaschine.

Also Published As

Publication number Publication date
US6244202B1 (en) 2001-06-12
KR20010098350A (ko) 2001-11-08
JP2001300174A (ja) 2001-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3516901B2 (ja) ミシン用針板
AU642051B2 (en) A presser foot having an adjustable guide for sequins and ribbon
TW554110B (en) Fabric presser foot device of sewing machine
JPH01135387A (ja) ミシン
JP2566273Y2 (ja) ミシンのガイド装置
JP6598662B2 (ja) ループ片縫製システム
CN211620815U (zh) 针车导向装置
US5226377A (en) Single and double toed pressure feet for sewing thick material
JP3908051B2 (ja) ミシンの布案内構造
CN218278774U (zh) 一种纽扣装订机
JPH0737050U (ja) オーバーロックミシンの巻き縫い切換え装置
US4395960A (en) Pocket positioning apparatus
JP3058839U (ja) 布地巻込みガイド
CN219930435U (zh) 一种应用于缝纫机的定规
US2841105A (en) Sewing machines
CN218175310U (zh) 一种织物缝纫机的包边机构
US3495559A (en) Blind stitch french piping
CN213739977U (zh) 缝纫用主动送带装置
JPH08206381A (ja) ミシンの布案内装置
JP2624510B2 (ja) 縁かがりミシン
JPS6231102Y2 (ja)
JPH0718381Y2 (ja) 奥まつり用ミシンの生地送りガイド
JPH0126369Y2 (ja)
JPH0642623Y2 (ja) ウエストベルト用生地送りガイド
JPH0418549Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040121

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090130

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100130

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110130

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees