JP5068107B2 - 露光装置用基板搬送機構及びその制御方法 - Google Patents

露光装置用基板搬送機構及びその制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、露光装置用基板搬送機構及びその制御方法に関し、より詳細には、浮上ユニットによって浮上・支持される基板の一端を、確実に吸着して所定方向に搬送することができる露光装置用基板搬送機構及びその制御方法に関する。
従来、大型の薄形テレビ等に用いられる液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ等の大型のフラットパネルディスプレイの製造方法として、基板を搬送しながら、基板上にマスクのパターンを露光転写するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に記載の露光装置では、基板の下側で、排気孔から気体を噴出及び吸気孔から噴出気体を吸引する吸排気エアパッド上で基板を浮上させ、この基板の一端を一対のグリップで把持する基板駆動ユニットによって基板を一定方向に搬送しながら、露光する。
特開2007−72267号公報
ところで、高価な基板を有効に利用するためには、できる限り露光領域を広く取ることが要求される。このため、特許文献1に記載の露光装置は、一対のグリップで基板の非露光領域である側縁部を把持することで基板を搬送するが、把持される基板の側縁部の面積が十分に確保されていないと、基板がグリップから外れてしまう可能性があった。万一、基板がグリップから外れると、基板は勿論のこと、露光装置にも損傷を及ぼすことが懸念される。特に、浮上ユニットからの空気流によって浮上・支持されている基板には摩擦力が作用せず、グリップによる拘束力がなくなった基板は、減速することなく慣性力によって搬送方向に高速で滑り、露光装置の各部に衝突して重大な損傷を与えるばかりでなく、作業者にとっても危険となる虞がある。
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、露光装置用基板搬送機構からの基板外れを防止することができる露光装置用基板搬送機構及びその制御方法を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1) 基板に対してマスクを介して露光用光を照射し、前記基板に前記マスクのパターンを露光する露光装置に適用される露光装置用基板搬送機構であって、
前記基板を浮上させて支持する浮上ユニットと、
該基板を吸着しながら所定方向に搬送する基板駆動ユニットと、
上下方向に昇降して前記基板の搬送経路中に進退自在とされた複数のストッパ部材と、
を備え、
前記基板駆動ユニットは、上面に前記基板を吸着するための複数の吸着孔が形成されるチャック部と、該チャック部の吸着孔内の空気圧を制御する空気圧回路と、を有し、
前記チャック部は、前記複数の吸着孔によってそれぞれ規定される少なくとも2つの吸着区分を構成し、
前記空気圧回路は、前記少なくとも2つの吸着区分を独立に制御可能であると共に、前記複数の吸着孔の圧力をそれぞれ検出する複数の圧力センサを有し、
前記チャック部が前記基板を真空吸着した状態で、前記複数の圧力センサが検出する圧力値の内、少なくとも1つが所定の真空圧以下である場合、前記マスクを上方に退避させ、前記基板駆動ユニットを停止させ、前記ストッパ部材を前記基板の搬送経路中に突出させることを特徴とする露光装置用基板搬送機構。
(2) 前記空気圧回路は、前記少なくとも2つの吸着区分ごとに別々に構成される複数の空気圧回路を有することを特徴とする(1)に記載の露光装置用基板搬送機構。
(3) 前記チャック部は、前記吸着された基板を挟み込むクランプ機構を有することを特徴とする(1)又は(2)に記載の露光装置用基板搬送機構。
) 基板に対してマスクを介して露光用光を照射し、前記基板に前記マスクのパターンを露光する露光装置に適用され、前記基板を浮上させて支持する浮上ユニットと、上面に前記基板を吸着するための複数の吸着孔が形成されるチャック部と、該チャック部の吸着孔内の空気圧を制御すると共に前記複数の吸着孔の圧力をそれぞれ検出する複数の圧力センサを有する空気圧回路と、を有して、該基板を吸着しながら所定方向に搬送する基板駆動ユニットと、上下方向に昇降して前記基板の搬送経路中に進退自在とされた複数のストッパ部材と、
を備える露光装置用基板搬送機構の制御方法であって、
前記複数の吸着孔によってそれぞれ規定される少なくとも2つの吸着区分ごとに複数の空気圧回路を構成する工程と、
前記チャック部が前記基板を真空吸着した状態で、前記各吸着区分の空気圧をそれぞれ検出する工程と、
前記検出された空気圧に異常がある場合、該異常が検出された吸着区分の空気圧回路を遮断して真空遮断回路に切り替え、基板保持不可のアラームを発生する工程と、
前記チャック部が前記基板を真空吸着した状態で、前記複数の圧力センサが検出する圧力値の内、少なくとも1つが所定の真空圧以下である場合、前記マスクを上方に退避させ、前記基板駆動ユニットを停止させ、前記ストッパ部材を前記基板の搬送経路中に突出させる工程と、
を有することを特徴とする露光装置用基板搬送機構の制御方法。
(5) 前記露光装置用基板搬送機構は、前記基板の下面の位置及び上面の位置を検出するギャップセンサをさらに備え、
前記ギャップセンサによって検出された前記基板の下面と前記浮上ユニットの上面との距離を前記基板の浮上量とし、該浮上量が正常かを判断する工程を有することを特徴とする(4)に記載の露光装置用基板搬送機構の制御方法。
(6) 前記浮上量が異常である場合、前記マスクを上方に退避させ、前記基板駆動ユニットを停止させ、前記ストッパ部材を前記基板の搬送経路中に突出させる工程を有することを特徴とする(5)に記載の露光装置用基板搬送機構の制御方法。
(7) 前記浮上量が正常である場合、前記浮上量が目標浮上量に対して許容値内にあるかを判断する工程を有することを特徴とする(5)に記載の露光装置用基板搬送機構の制御方法。
(8) 前記浮上量が目標浮上量に対して許容値内にない場合、浮上量制御カウンタをインクリメントした後、前記浮上量制御カウンタ値が許容値内にあるかを判断する工程を有することを特徴とする(7)に記載の露光装置用基板搬送機構の制御方法。
(9) 前記浮上量制御カウンタ値が許容値内にない場合、浮上量制御を行っても目標浮上量に制御されないと判断して、エラー処理とする工程を有することを特徴とする(8)に記載の露光装置用基板搬送機構の制御方法。
(10) 前記浮上量制御カウンタ値が許容値内である場合、前記浮上量と前記目標浮上量との差から補正すべき浮上量に対応する前記浮上ユニットのエア圧力及びエア流量を求め、該エア圧力及びエア流量を制御する工程を有することを特徴とする(8)に記載の露光装置用基板搬送機構の制御方法。
(11) 前記浮上量が目標浮上量に対して許容値内である場合、前記ギャップセンサによって検出された前記基板の上面と該基板の下面との距離を前記基板の板厚として、該板厚が許容値内にあるか否かを判断する工程を有することを特徴とする(7)に記載の露光装置用基板搬送機構の制御方法。
(12) 前記基板の板厚が許容値内にない場合、前記基板は補正不能な板厚であると判断し、エラー処理とする工程を有することを特徴とする(11)に記載の露光装置用基板搬送機構の制御方法。
(13) 前記基板の板厚が許容値内である場合、前記基板の浮上量と板厚に基づいて、前記基板と前記マスクとのギャップが所定の露光ギャップとなるように補正する工程を有することを特徴とする(11)に記載の露光装置用基板搬送機構の制御方法。
本発明の露光装置用基板搬送機構及びその制御方法によれば、基板を吸着するチャック部は、空気圧回路によって吸着孔内の空気圧をそれぞれ独立に制御可能である少なくとも2つの吸着区分を備えるので、1ヶ所の吸着区分で吸着不良が発生しても、残りの吸着区分で基板を吸着・保持することができる。これにより、基板がチャック部から外れることが防止され、基板及び露光装置の損傷を防止することができる。
以下、本発明に係る露光装置用基板搬送機構及びその制御方法が適用されるのに好適な近接スキャン露光装置の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、本実施形態の近接スキャン露光装置1は、基板(カラーフィルタ基板)Wを浮上させて支持すると共に、所定方向(図1のX方向)に搬送する基板搬送機構10と、複数のマスクMをそれぞれ保持し、所定方向と交差する方向(図1のY方向)に沿って千鳥状に二列配置された複数(図1に示す実施形態において、左右それぞれ6個)のマスク保持部11と、マスク保持部11を移動するためのマスク駆動部12と、複数のマスク保持部11の上部にそれぞれ配置されて露光用光を照射する複数の照射部14と、近接スキャン露光装置1の各作動部分の動きを制御する制御部15と、を主に備える。
基板搬送機構10は、基板WをX方向に搬送する領域、即ち、複数のマスク保持部11の下方領域、及びその下方領域からX方向両側に亘る領域に設けられた浮上ユニット16と、基板WのY方向一側(図1において上辺)を保持してX方向に搬送する基板駆動ユニット17とを備える。浮上ユニット16は、複数のフレーム19上にそれぞれ設けられた複数の排気エアパッド20及び吸排気エアパッド21を備え、ポンプ(図示せず)やソレノイドバルブ(図示せず)を介して排気エアパッド20や吸排気エアパッド21からエアを排気或いは、吸排気する。基板駆動ユニット17は、図1に示すように、浮上ユニット16によって浮上、支持された基板Wの一端を保持するチャック部である吸着パッド22を備え、モータ23、ボールねじ24、及びナット(図示せず)からなるボールねじ機構25によって、ガイドレール26に沿って基板WをX方向に搬送する。なお、基板Wは、ボールねじ機構25の代わりに、リニアサーボアクチュエータによって搬送されてもよい。
フレーム19には、上下方向(図1において紙面と垂直方向)に昇降して基板Wの搬送経路中に進退自在とされた複数のストッパ部材36が配設されている。そして、基板Wが吸着パッド22から外れたことが検出された時、ストッパ部材36を基板Wの搬送経路中に突出させて基板Wの端面と当接させ、慣性力による基板Wの走行を停止させる。複数のフレーム19は、地面にレベルブロック18を介して設置された装置ベース27上に他のレベルブロック28を介して配置されている。
マスク駆動部12は、フレーム(図示せず)に取り付けられ、マスク保持部11をX方向に沿って駆動するX方向駆動部31と、X方向駆動部31の先端に取り付けられ、マスク保持部11をY方向に沿って駆動するY方向駆動部32と、Y方向駆動部32の先端に取り付けられ、マスク保持部11をθ方向(X,Y方向からなる水平面の法線回り)に回転駆動するθ方向駆動部33と、θ方向駆動部33の先端に取り付けられ、マスク保持部11をZ方向(X,Y方向からなる水平面の鉛直方向)に駆動するZ方向駆動部34と、を有する。これにより、Z方向駆動部34の先端に取り付けられたマスク保持部11は、マスク駆動部12によってX,Y,Z,θ方向に移動可能である。なお、X,Y,θ,Z方向駆動部31,32,33,34の配置の順序は、適宜変更可能である。
また、図1に示すように、千鳥状に二列配置された搬入側及び搬出側マスク保持部11a,11b間には、各マスク保持部11a,11bのマスクMを同時に交換可能なマスクチェンジャー2が配設されている。マスクチェンジャー2により搬送される使用済み或いは未使用のマスクMは、マスクストッカ3,4との間でローダー5により受け渡しが行われる。なお、マスクストッカ3,4とマスクチェンジャー2とで受け渡しが行われる間にマスクプリアライメント機構(図示せず)によってマスクMのプリアライメントが行われる。
図2に示すように、マスク保持部11の上部に配置される照射部14は、光源6、ミラー7、オプチカルインテグレータ(図示せず)、シャッター(図示せず)等を備える。光源6としては、紫外線を含んだ露光用光ELを放射する、例えば超高圧水銀ランプ、キセノンランプ又は紫外線発光レーザが使用される。
このような近接スキャン露光装置1は、浮上ユニット16の排気エアパッド20及び吸排気エアパッド21の空気流によって基板Wを浮上させて保持し、基板Wの一端を基板駆動ユニット17の吸着パッド22で吸着してX方向に搬送する。そして、マスク保持部11の下方に位置する基板Wに対して、照射部14からの露光用光ELがマスクMを介して照射され、マスクMのパターンを基板Wに塗布されたカラーレジストに転写する。
ここで、図3に示すように、基板駆動ユニット17の吸着パッド22には、その上面に開口する複数の吸着孔41が形成されており、これら吸着孔41は、図4に示す空気圧回路40a,40b,・・・,40gと接続される。
また、吸着パッド22は、複数の吸着孔41(図3に示す実施形態において、それぞれ12個)によって規定される複数(図3に示す実施形態において、7つ)の吸着領域(吸着区分)35a,35b,・・・,35gに分割されている。また、空気圧回路40a,40b,・・・,40gも、各吸着領域35a,35b,・・・,35gに対応する数(図3に示す実施形態において、7つ)で、それぞれ独立に構成されている。
各空気圧回路40a,40b,・・・,40gには、ソレノイドバルブ43a,43b,・・・,43gを介して真空ポンプ44a,44b,・・・,44gと正圧ポンプ45a,45b,・・・,45gにそれぞれ接続されており、ソレノイドバルブ43a,43b,・・・,43gを切り替えることで、真空ポンプ44a,44b,・・・,44gによって吸着孔41からエアを吸引し、或いは正圧ポンプ45a,45b,・・・,45gによって吸着孔41にエアを供給する。吸着孔41からエアを吸引することによって、基板Wを吸着パッド22に真空吸着し、また、吸着孔41にエアを供給することによって、真空吸着した基板Wを吸着パッド22から解放する。
また、各吸気孔41とソレノイドバルブ43a,43b,・・・,43gとの間には、吸着孔41の圧力を検出するための圧力センサ46a,46b,・・・,46gが配設されている。そして、基板Wの真空吸着時、圧力センサ46a,46b,・・・,46gが、エアリーク等の理由でエア圧力が真空圧以下に低下したことを検出した場合には、対応するソレノイドバルブ43a,43b,・・・,43gをクローズとすることで、エアリークが発生した吸着領域35a,35b,・・・,35gに対応する空気圧回路40a,40b,・・・,40gを遮断して真空圧回路に切り替える。
また、図5に示すように、吸着パッド22の上方には、エアシリンダ等の駆動装置51によってクランパ52を吸着パッド22に近接又は離間し、吸着パッド22とクランパ52とで基板Wを機械的に挟持するクランプ機構50が配設されている。
次に、吸着パッド22の各空気圧回路40a,40b,・・・,40gによる基板保持状態を監視するためのシーケンスについて、図6を参照して説明する。図6に示すように、ステップS1で基板保持動作処理中か否かが判断され、基板保持動作処理中でなければ元のルートに戻って基板保持動作処理中となるまで待機する。基板保持動作処理中であれば、各吸着領域35a,35b,・・・,35gに制御部15から基板吸着指令が出力されているか否かを判断する(ステップS2)。
基板吸着指令が出力されている場合、各吸着領域35a,35b,・・・,35gの吸気孔41を、それぞれ対応する真空ポンプ44a,44b,・・・,44gに接続するように各ソレノイドバルブ43a,43b,・・・,43gが切り替えられているので、ステップS3で各吸着領域35a,35b,・・・,35gの圧力センサ46a,46b,・・・,46gが検出するエア圧力を確認する。そして、全ての圧力センサ46a,46b,・・・,46gの圧力値が正常であれば、即ち、所定の真空圧以上であれば、基板Wが正常に吸着パッド22によって真空吸着されていると判断してステップS2の前に戻り、以後基板吸着指令が解除されるまで同様の制御を繰り返す。
圧力センサ46a,46b,・・・,46gが検出する圧力値の内、1つでも所定の真空圧以下となっていると、基板保持異常と判断し、ステップS4でマスク駆動部12のZ方向駆動部34を作動させてマスクMをマスク保持部11と共に上方に退避させ、基板駆動ユニット17を停止させて基板Wの搬送を停止すると共に、ストッパ部材36を基板Wの搬送経路中に突出させる処理を行って、万一、基板Wが吸着パッド22から外れても基板Wと近接スキャン露光装置1の各部との干渉を防止する処理を行い、基板保持不可のアラームを発生する。また、同時に所定の真空圧以下となった吸着領域のソレノイドバルブ43をクローズとすることで、対応する空気圧回路を遮断して、他の真空圧回路に影響させない。
ステップS2に戻って、基板吸着指令が出力されていない、即ち、解除された場合、ステップS5で各圧力センサ46a,46b,・・・,46gが検出する圧力値を確認し、全ての圧力センサ46a,46b,・・・,46gの圧力値が0であれば正常であるので、ステップS1の前に戻る。1つでも圧力値が0でなければ(負圧が検出されれば)、ステップS6で圧力値が0でない吸着領域35a,35b,・・・35gのソレノイドバルブ43a,43b,・・・,43gに対して正圧ポンプ45a,45b,・・・,45gへの切り替えを指令する。次いで、ステップS7で再び、各圧力センサ46a,46b,・・・,46gが検出する圧力値を確認し、全ての圧力値が0であれば正常状態に復帰したと判断してステップS5の前に戻る。圧力センサ46a,46b,・・・,46gが検出する圧力値が、負圧のままであれば、ソレノイドバルブ43a,43b,・・・,43gが正常に切り替わらない虞があるので、基板解放異常のアラームを出力する。
上記したように、各吸着領域35a,35b,・・・,35gの吸着孔41の圧力を確認して、1つでも異常が検出された場合には、所定の異常処理が行われるので、吸着時に基板Wが外れたり、吸着解除時に基板Wが吸着したままといった、不測の事態を回避することができる。更に、吸着パッド22は、互いに独立した空気圧回路40a,40b,・・・,40gに接続された複数の吸着領域35a,35b,・・・,35gに分割されているので、万一、いずれかの吸着領域の空気圧回路にエアリークなどの不具合が発生して当該吸着領域の吸着孔41の圧力が所定の真空圧以下に低下しても、基板Wは、残りの吸着領域の吸着孔41に吸着されているので、基板Wが吸着パッド22から外れるのを防止することができる。
次に、基板Wの浮上量を監視する基板Wの浮上量制御によって基板Wの外れを防止する。即ち、基板Wが浮上量不足の状態で搬送された場合、基板Wの排気エアパッド20及び吸排気エアパッド21との接触による基板外れを防止する。また、浮上量過多の状態で搬送された場合、基板WがマスクMやマスク保持部11と干渉して発生する基板外れを防止する。
図7及び図8は、基板Wの浮上量の制御方法を説明するフローチャートである。基板Wが搬送されて基板ギャップセンサ(図示せず)の位置に達すると、基板ギャップセンサが基板Wの下面の位置及び上面の位置を検出して取り込み(ステップS10)、基板Wの浮上量と基板Wの板厚とを演算により求める(ステップS11)。
求められた浮上量が異常か否かを判別し(ステップS12)、異常であれば浮上量エラーと判断してマスク駆動部12のZ方向駆動部34を作動させてマスク保持部11を退避させ、基板WとマスクMとの干渉を防止すると共に、基板駆動ユニット17による基板Wの搬送を停止させる。さらに、ストッパ部材36を基板Wの搬送経路中に進出させ、万一、基板Wが吸着パッド22から外れてもストッパ部材36と当接させ、基板W及び露光装置1の損傷を防止する(ステップS13)。
浮上量が正常であれば、浮上量が目標浮上量に対して許容値内にあるかが判断され(ステップS14)、許容値内であれば制御カウンタ値をクリアし(ステップS15)、更に、基板Wの板厚が許容値内にあるか否かを判断する(ステップS16)。板厚が許容値内になければ、基板WはZ方向駆動部34にて補正不能な板厚であると判断し、基板板厚エラー処理とする(ステップS17)。また、基板Wの板厚が許容値内であれば、検出された基板Wの浮上量と板厚に基づいてマスク駆動部12のZ方向駆動部34を作動させ、基板WとマスクMとのギャップが所定の露光ギャップとなるように補正する(ステップS18)。これにより、基板Wの浮上量及び板厚が変動しても、該変動分の誤差を吸収することができる。
さらに、ステップS14において、浮上量が許容値内にないと判断されると、浮上量制御カウンタをインクリメントした後(ステップS19)、浮上量制御カウンタ値が許容値内にあるかが判断される(ステップS20)。浮上量制御カウンタ値が許容値内になければ、後述する浮上量制御を行っても目標浮上量に制御されないと判断して、浮上量制御不能エラー処理とする(ステップS21)。
一方、浮上量制御カウンタ値が許容値内であれば、浮上量制御シーケンスに移行する。具体的に、該シーケンスでは、図8に示すように、基板ギャップセンサで実測された基板Wの浮上量を確認し(ステップS22)、目標浮上量との差から、補正すべき浮上量に対応するエア圧力及びエア流量を求める(ステップS23)。
そして、制御部15は、圧力センサ及び流量センサによって吸排気エアパッド22の排気孔及び吸気孔から排気及び吸気される空気のエア圧力及びエア流量を検出しながら、所定のエア圧力及びエア流量となるようにソレノイドバルブを開閉してエア圧力及びエア流量を制御する(ステップS24)。
次いで、エア流量が許容範囲内にあるかを判断し(ステップS25)、許容範囲から外れているとエア流量エラー処理を行い(ステップS26)、許容範囲内であればエア圧力が許容範囲内にあるかが判断される(ステップS27)。そして、許容範囲から外れているとエア圧力エラー処理を行い(ステップS28)、許容範囲内であれば再びステップS10の前に戻って、同様の制御が繰り返し行われる。なお、上述する基板板厚エラー処理、浮上量制御不能エラー処理、エア流量エラー処理、エア圧力エラー処理は、上述した浮上量エラー処理と同様、Z方向駆動部34を作動させてマスク保持部11を退避させると共に、基板駆動ユニット17による基板Wの搬送を中止する等の処置を行う。
上記した基板Wの浮上量制御により、浮上ユニット16の排気エアパッド20及び吸排気エアパッド21から排気され、また吸気される空気の圧力、流量が制御されて、基板Wを目標浮上量に精度よく浮上させて搬送することができる。これにより、浮上量不足による基板Wと浮上ユニット16との接触及び干渉を防止すると共に、浮上量過多による基板Wとマスク保持部11と干渉を防止して、浮上量異常に起因する吸着パッド22からの基板外れが防止される。
従って、本実施形態の露光装置用基板搬送機構10及びその制御方法によれば、基板Wを吸着する吸着パッド22は、空気圧回路40a,40b,・・・,40gによって吸着孔41内の空気圧をそれぞれ独立に制御可能である複数の吸着領域35a,35b,・・・,35gに分割されているので、一部の吸着領域にエアリーク等の不具合が生じても、他の吸着領域での真空吸着機能に影響を及ぼすことが阻止され、基板Wを保持し続ける。これにより、基板Wが吸着パッド22から外れることが防止され、基板W及び露光装置1の損傷を防止することができる。
また、空気圧回路40a,40b,・・・,40gは、独立に構成されているので、不具合が発生した吸着領域によって他の吸着領域での真空吸着機能に影響を及ぼすことが確実に阻止される。
さらに、吸着パッド22に真空吸着された基板Wを、クランプ機構50によって挟み込むので、更に、確実に吸着パッド22からの基板外れを防止することができる。
加えて、基板Wが吸着パッド22から外れたことが検出された時、上下方向に昇降して基板Wの端面と当接するストッパ部材36を備えることで、万一、基板が吸着パッド22から外れても、直ちに基板を停止させることができ、損傷を最小限に止めて短時間で露光作業を回復させることが可能となる。
尚、本発明は、前述した各実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。
上記実施形態においては、チャック部である吸着パッド22の複数の吸着区分を、複数の吸着孔41がX方向に連続する吸着領域によって規定しているが、図9に示すように、複数の吸着区分35a,35b,・・・,35gは、複数の吸着孔41がY方向に延びる各吸着列を所定の間隔でグループ化して構成してもよい。
これにより、各吸着区分35a,35b,・・・,35gに属する各吸着列が、順序よく繰り返されて分散配置されているので、万一、一部の吸着区分の空気圧回路にエアリークなどの不具合が発生しても、基板Wの吸着力不足が発生する部位が分散している。従って、基板Wの纏まったある一部分の吸着力が集中的に低下して当該部位から基板Wが外れる可能性は低く、基板全体としては吸着力低下の影響を軽減することができる。なお、本発明の吸着区分は、これらの規定に限らず、設計仕様等に応じて、適当にグループ化されればよい。
また、上記実施形態においては、各空気圧回路40a,40b,・・・,40gが真空ポンプ44をそれぞれ有しているが、図10に示すように、単一の真空ポンプ44によって構成し、この真空ポンプ44と、真空圧と正圧切り替えを行うソレノイドバルブ43a,43b,・・・,43gとの間に、真空圧の遮断切り替えを行うソレノイドバルブ47a,47b,・・・,47gを設けるような構成としてもよい。なお、正圧ポンプ側も同様に、正圧ポンプと、真空圧と正圧切り替えを行う各ソレノイドバルブ43a,43b,・・・,43gとの間に、正圧の遮断切り替えを行う複数のソレノイドバルブを設けることで、単一の正圧ポンプによって構成してもよい。
さらに、上記実施形態においては、フレーム19にストッパ部材36を配置することで、搬送時の基板Wが外れた場合に基板Wを停止しているが、吸着パッドの基板端面付近にピンを配置することで、基板Wを停止させてもよい。
また、上記実施形態においては、マスクと基板が近接した状態で露光する近接スキャン露光装置について述べたが、本発明の基板搬送機構は、投影レンズを用いてマスクのパターンを基板に投影する投影スキャン露光装置であってもよい。
加えて、上記実施形態においては、基板Wがカラーフィルタ基板である場合について述べたが、これに限られず、所定の露光パターンを形成するものであれば半導体基板等如何なるものであってもよい。
本発明の実施形態である露光装置の平面図である。 図1における露光装置の正面図である。 第1実施形態の吸着領域の配置を示す吸着パッドの平面図である。 図3における吸着領域と空気圧回路の構成を示す構成図である。 クランプ機構の側面図である。 チャック部による基板吸着を確認する手順を示すフローチャートである。 基板の浮上量を制御する手順を示すフローチャートである。 基板の浮上量を制御する手順を示すフローチャートである。 吸着区分の他の配置を示す吸着パッドの平面図である。 吸着領域と空気圧回路の他の構成を示す構成図である。
符号の説明
1 近接スキャン露光装置(露光装置)
10 基板搬送機構
16 浮上ユニット
17 基板駆動ユニット
22 吸着パッド(チャック部)
35a,35b,・・・,35g 吸着領域(吸着区分)
36 ストッパ部材
40a,40b,・・・,40g 空気圧回路
41 吸着孔
43a,43b,・・・,43g ソレノイドバルブ
47a,47b,・・・,47g ソレノイドバルブ
50 クランプ機構
EL 露光用光
M マスク
W 基板

Claims (13)

  1. 基板に対してマスクを介して露光用光を照射し、前記基板に前記マスクのパターンを露光する露光装置に適用される露光装置用基板搬送機構であって、
    前記基板を浮上させて支持する浮上ユニットと、
    該基板を吸着しながら所定方向に搬送する基板駆動ユニットと、
    上下方向に昇降して前記基板の搬送経路中に進退自在とされた複数のストッパ部材と、
    を備え、
    前記基板駆動ユニットは、上面に前記基板を吸着するための複数の吸着孔が形成されるチャック部と、該チャック部の吸着孔内の空気圧を制御する空気圧回路と、を有し、
    前記チャック部は、前記複数の吸着孔によってそれぞれ規定される少なくとも2つの吸着区分を構成し、
    前記空気圧回路は、前記少なくとも2つの吸着区分を独立に制御可能であると共に、前記複数の吸着孔の圧力をそれぞれ検出する複数の圧力センサを有し、
    前記チャック部が前記基板を真空吸着した状態で、前記複数の圧力センサが検出する圧力値の内、少なくとも1つが所定の真空圧以下である場合、前記マスクを上方に退避させ、前記基板駆動ユニットを停止させ、前記ストッパ部材を前記基板の搬送経路中に突出させることを特徴とする露光装置用基板搬送機構。
  2. 前記空気圧回路は、前記少なくとも2つの吸着区分ごとに別々に構成される複数の空気圧回路を有することを特徴とする請求項1に記載の露光装置用基板搬送機構。
  3. 前記チャック部は、前記吸着された基板を挟み込むクランプ機構を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の露光装置用基板搬送機構。
  4. 基板に対してマスクを介して露光用光を照射し、前記基板に前記マスクのパターンを露光する露光装置に適用され、前記基板を浮上させて支持する浮上ユニットと、上面に前記基板を吸着するための複数の吸着孔が形成されるチャック部と、該チャック部の吸着孔内の空気圧を制御すると共に前記複数の吸着孔の圧力をそれぞれ検出する複数の圧力センサを有する空気圧回路と、を有して、該基板を吸着しながら所定方向に搬送する基板駆動ユニットと、上下方向に昇降して前記基板の搬送経路中に進退自在とされた複数のストッパ部材と、
    を備える露光装置用基板搬送機構の制御方法であって、
    前記複数の吸着孔によってそれぞれ規定される少なくとも2つの吸着区分ごとに複数の空気圧回路を構成する工程と、
    前記チャック部が前記基板を真空吸着した状態で、前記各吸着区分の空気圧をそれぞれ検出する工程と、
    前記検出された空気圧に異常がある場合、該異常が検出された吸着区分の空気圧回路を遮断して真空遮断回路に切り替え、基板保持不可のアラームを発生する工程と、
    前記チャック部が前記基板を真空吸着した状態で、前記複数の圧力センサが検出する圧力値の内、少なくとも1つが所定の真空圧以下である場合、前記マスクを上方に退避させ、前記基板駆動ユニットを停止させ、前記ストッパ部材を前記基板の搬送経路中に突出させる工程と、
    を有することを特徴とする露光装置用基板搬送機構の制御方法。
  5. 前記露光装置用基板搬送機構は、前記基板の下面の位置及び上面の位置を検出するギャップセンサをさらに備え、
    前記ギャップセンサによって検出された前記基板の下面と前記浮上ユニットの上面との距離を前記基板の浮上量とし、該浮上量が正常かを判断する工程を有することを特徴とする請求項4に記載の露光装置用基板搬送機構の制御方法。
  6. 前記浮上量が異常である場合、前記マスクを上方に退避させ、前記基板駆動ユニットを停止させ、前記ストッパ部材を前記基板の搬送経路中に突出させる工程を有することを特徴とする請求項5に記載の露光装置用基板搬送機構の制御方法。
  7. 前記浮上量が正常である場合、前記浮上量が目標浮上量に対して許容値内にあるかを判断する工程を有することを特徴とする請求項5に記載の露光装置用基板搬送機構の制御方法。
  8. 前記浮上量が目標浮上量に対して許容値内にない場合、浮上量制御カウンタをインクリメントした後、前記浮上量制御カウンタ値が許容値内にあるかを判断する工程を有することを特徴とする請求項7に記載の露光装置用基板搬送機構の制御方法。
  9. 前記浮上量制御カウンタ値が許容値内にない場合、浮上量制御を行っても目標浮上量に制御されないと判断して、エラー処理とする工程を有することを特徴とする請求項8に記載の露光装置用基板搬送機構の制御方法。
  10. 前記浮上量制御カウンタ値が許容値内である場合、前記浮上量と前記目標浮上量との差から補正すべき浮上量に対応する前記浮上ユニットのエア圧力及びエア流量を求め、該エア圧力及びエア流量を制御する工程を有することを特徴とする請求項8に記載の露光装置用基板搬送機構の制御方法。
  11. 前記浮上量が目標浮上量に対して許容値内である場合、前記ギャップセンサによって検出された前記基板の上面と該基板の下面との距離を前記基板の板厚として、該板厚が許容値内にあるか否かを判断する工程を有することを特徴とする請求項7に記載の露光装置用基板搬送機構の制御方法。
  12. 前記基板の板厚が許容値内にない場合、前記基板は補正不能な板厚であると判断し、エラー処理とする工程を有することを特徴とする請求項11に記載の露光装置用基板搬送機構の制御方法。
  13. 前記基板の板厚が許容値内である場合、前記基板の浮上量と板厚に基づいて、前記基板と前記マスクとのギャップが所定の露光ギャップとなるように補正する工程を有することを特徴とする請求項11に記載の露光装置用基板搬送機構の制御方法。
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